都市伝説・・・奇憚・・・blog
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古い民家
2010.04.15 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
467 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/04 21:06
小学6年生の頃。
近所の公民館の裏手に古い民家があった。
朽ち果てて建物自体は不気味なんだけど周りが民家で人通りも少なく無かったし怖さより好奇心が湧いた。
で、学校で10人くらい友達集めて「探検しよう!」ってなったの。
実行時間は土曜の真昼間。
公民館も人が沢山いて怖い雰囲気ゼロ。
よって勇気100倍×10。
家はあちこち板で打ちつけられていて、侵入場所を探しウロウロ。
家の裏手に台所の窓が見えたので中を覗くと入れそうだった。
んで、友達集めて探検装備のエアガンに弾を込める。
「よーし、入ろうぜ!」
とリーダー格の奴の合図と同時に10人が独りづつ中へ侵入する。
中は流石に真っ暗だった。
公民館の裏とはいえ丘の上に建っているせいか物音聞こえない。
しかもこの家周りは木で覆われており、窓からの光も頼りない。
「懐中電灯持って来てよかったな。さあ、探検しよう。」
とリーダーについてぞろぞろと歩いていく。
10分くらい探検した後、地下室っぽい所に続く階段を見つけ、降りる。
そこにも部屋があるようだが懐中電灯で照らすとどうやら和室らしい。
皆、先頭のリーダーが照らす灯りの先を凝視する。
心臓が止まるかと思った。
ライトで照らされた先には
日本人形がこっち向いて立っていた。
しかも和室のど真ん中で。
みんな驚いて一斉に逃げ出す。
が、逃げた先頭の奴が急に止まってこっちを向く。
「何か聞こえる・・・!!」
全員静まりかえると・・・・・・。
ドン・・・ドン・・・ドン・・・ドン!!
先ほどの和室から音が段々近づいてくる・・・!!
もうパニックになって我先にと台所の窓を目指した。
逃げる途中、俺はかなり後方だったので「ひょっとして最後尾!?」と思い泣きそうになっていた。
だが何とか辿り着き、急いで台所の流しを駆け上る!!
もうみんな外へ非難していた。
俺は外へ出たと同時に窓を勢いよく閉め、振りかえる!!
・・・もう独り友達が俺の後ろにいたらしく窓を閉められたショックからか泣いていた。
でも何とかそいつも脱出でき、皆、疲れと興奮を味わいながらも家路につく。
しかし、その晩俺は高熱を出し3日寝こんだ。
何とか回復して学校へも通えるようになり、楽しい小学校生活を終えて中学・高校・大学へと進学。
で、大学3回生の時、たまたま当時の友人と会ってあの時の話題で盛り上がった。
しかし話しによると
「あの家、最近老女の白骨死体が見つかったらしいぜ。しかも場所はあの時俺達が見た人形の部屋だったって・・・。」
取り壊しの際に発見されたらしい。
「じゃあ・・・あの音は・・・?」
「わかんねえけど・・・・・・何かのメッセージとか・・・?」
「・・・・・・・・。」
実話です。
尚、異変は今のところありません。
小学6年生の頃。
近所の公民館の裏手に古い民家があった。
朽ち果てて建物自体は不気味なんだけど周りが民家で人通りも少なく無かったし怖さより好奇心が湧いた。
で、学校で10人くらい友達集めて「探検しよう!」ってなったの。
実行時間は土曜の真昼間。
公民館も人が沢山いて怖い雰囲気ゼロ。
よって勇気100倍×10。
家はあちこち板で打ちつけられていて、侵入場所を探しウロウロ。
家の裏手に台所の窓が見えたので中を覗くと入れそうだった。
んで、友達集めて探検装備のエアガンに弾を込める。
「よーし、入ろうぜ!」
とリーダー格の奴の合図と同時に10人が独りづつ中へ侵入する。
中は流石に真っ暗だった。
公民館の裏とはいえ丘の上に建っているせいか物音聞こえない。
しかもこの家周りは木で覆われており、窓からの光も頼りない。
「懐中電灯持って来てよかったな。さあ、探検しよう。」
とリーダーについてぞろぞろと歩いていく。
10分くらい探検した後、地下室っぽい所に続く階段を見つけ、降りる。
そこにも部屋があるようだが懐中電灯で照らすとどうやら和室らしい。
皆、先頭のリーダーが照らす灯りの先を凝視する。
心臓が止まるかと思った。
ライトで照らされた先には
日本人形がこっち向いて立っていた。
しかも和室のど真ん中で。
みんな驚いて一斉に逃げ出す。
が、逃げた先頭の奴が急に止まってこっちを向く。
「何か聞こえる・・・!!」
全員静まりかえると・・・・・・。
ドン・・・ドン・・・ドン・・・ドン!!
先ほどの和室から音が段々近づいてくる・・・!!
もうパニックになって我先にと台所の窓を目指した。
逃げる途中、俺はかなり後方だったので「ひょっとして最後尾!?」と思い泣きそうになっていた。
だが何とか辿り着き、急いで台所の流しを駆け上る!!
もうみんな外へ非難していた。
俺は外へ出たと同時に窓を勢いよく閉め、振りかえる!!
・・・もう独り友達が俺の後ろにいたらしく窓を閉められたショックからか泣いていた。
でも何とかそいつも脱出でき、皆、疲れと興奮を味わいながらも家路につく。
しかし、その晩俺は高熱を出し3日寝こんだ。
何とか回復して学校へも通えるようになり、楽しい小学校生活を終えて中学・高校・大学へと進学。
で、大学3回生の時、たまたま当時の友人と会ってあの時の話題で盛り上がった。
しかし話しによると
「あの家、最近老女の白骨死体が見つかったらしいぜ。しかも場所はあの時俺達が見た人形の部屋だったって・・・。」
取り壊しの際に発見されたらしい。
「じゃあ・・・あの音は・・・?」
「わかんねえけど・・・・・・何かのメッセージとか・・・?」
「・・・・・・・・。」
実話です。
尚、異変は今のところありません。
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最後尾の車両
2010.04.14 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
283 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/03 23:34
昨日、旧友と帰り道にばったり会い、少し呑んでから一緒に電車に乗った。
最終電車ではなかったと思う。
でもそれに近いくらいの遅い電車だった。
時間ぎりぎりに最後尾の車両に乗ったため、遅いのに結構混んでいて、座ることはできなかった。
仕方がないので立とうと思っていたら、酔っ払っているのか、友人が他人の座っている席に座ろうとしていた
私「おい!ヒト、座ってるやろ!何すんねん!」
友人「おまえ、なにゆうてんねん。」
と言ったまま座ってしまった。・・・おかしい。
「最初から座ってたヒト」と友人が重なってる。
友人は「他人」の上に座るべきはずなのに、その「他人」を まとう様にしてシートの上に座っている。
慌てて友人の手を取り、隣の車両に行く。
・・・と、ぱらぱら位にしかヒトはいない。十分座れる。
さっきの車両の方を見る。いっぱいヒトがいる。
友人「どないしたんや?」
私「・・・・・」「降りよう」
できるだけ前の車両に行き、次の駅で降りた。
ホームでその電車を見送る時、見たくなかったけど、つい最後尾の車両を見てしまった。
やっぱり混んでいた。
私「なんで後ろだけ混んでてんやろ・・・」
友人「なに?ガラガラやったやん。」
聞きたくない一言でした。
昨日、旧友と帰り道にばったり会い、少し呑んでから一緒に電車に乗った。
最終電車ではなかったと思う。
でもそれに近いくらいの遅い電車だった。
時間ぎりぎりに最後尾の車両に乗ったため、遅いのに結構混んでいて、座ることはできなかった。
仕方がないので立とうと思っていたら、酔っ払っているのか、友人が他人の座っている席に座ろうとしていた
私「おい!ヒト、座ってるやろ!何すんねん!」
友人「おまえ、なにゆうてんねん。」
と言ったまま座ってしまった。・・・おかしい。
「最初から座ってたヒト」と友人が重なってる。
友人は「他人」の上に座るべきはずなのに、その「他人」を まとう様にしてシートの上に座っている。
慌てて友人の手を取り、隣の車両に行く。
・・・と、ぱらぱら位にしかヒトはいない。十分座れる。
さっきの車両の方を見る。いっぱいヒトがいる。
友人「どないしたんや?」
私「・・・・・」「降りよう」
できるだけ前の車両に行き、次の駅で降りた。
ホームでその電車を見送る時、見たくなかったけど、つい最後尾の車両を見てしまった。
やっぱり混んでいた。
私「なんで後ろだけ混んでてんやろ・・・」
友人「なに?ガラガラやったやん。」
聞きたくない一言でした。
動く人形
2010.04.13 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
181 名前:148 投稿日:03/04/02 01:45
あれは、僕が幼い頃(5~6歳だったと思う)の体験です。
僕の家には和室があるのですが、その部屋には京人形らしきものがあります。その人形の話なんですが、毎晩動くんですよ・・・。
僕は幼い頃はいつも10時ごろに寝ていました。
そして僕はかなりのおばぁちゃんっ子だったので、その部屋で一緒に寝ていたんです。そして僕は毎晩のように、3時になると目が覚めて横をみると廊下の奥からその人形がこちらにむかって歩いてくるんですよ!
怖くなって僕は
「おばぁちゃん!人形が・・・。!!」
と言って起こすと、おばぁちゃんは、廊下に向かって行きその人形を押し返すような仕草をするんです。
すると人形はまた廊下の奥の方へ消えていくんですよ!
朝になってその人形をみるといつものように、ショーケースに収まっているのです。
それが、毎晩のように続いたんですよ。
あれから10年以上過ぎたある日おばぁちゃんと家族で怪談というほどのものでもないですがそういった話をしているときに
「そう言えば僕は、幼い頃に人形が来る夢をよく見ていたよ」
と家族全員にいうと、おばぁちゃんが
「そういや~アンタは小さい頃、人形がくる!人形がくる!っていうからおばぁちゃん毎晩3時ごろおこされて、見えもせぇ~へんもんを押し返しとったわ!」
って言ったんです。
僕は凍りつきました。
「アレは夢じゃないんだ・・・。」
というような体験です。
あれは、僕が幼い頃(5~6歳だったと思う)の体験です。
僕の家には和室があるのですが、その部屋には京人形らしきものがあります。その人形の話なんですが、毎晩動くんですよ・・・。
僕は幼い頃はいつも10時ごろに寝ていました。
そして僕はかなりのおばぁちゃんっ子だったので、その部屋で一緒に寝ていたんです。そして僕は毎晩のように、3時になると目が覚めて横をみると廊下の奥からその人形がこちらにむかって歩いてくるんですよ!
怖くなって僕は
「おばぁちゃん!人形が・・・。!!」
と言って起こすと、おばぁちゃんは、廊下に向かって行きその人形を押し返すような仕草をするんです。
すると人形はまた廊下の奥の方へ消えていくんですよ!
朝になってその人形をみるといつものように、ショーケースに収まっているのです。
それが、毎晩のように続いたんですよ。
あれから10年以上過ぎたある日おばぁちゃんと家族で怪談というほどのものでもないですがそういった話をしているときに
「そう言えば僕は、幼い頃に人形が来る夢をよく見ていたよ」
と家族全員にいうと、おばぁちゃんが
「そういや~アンタは小さい頃、人形がくる!人形がくる!っていうからおばぁちゃん毎晩3時ごろおこされて、見えもせぇ~へんもんを押し返しとったわ!」
って言ったんです。
僕は凍りつきました。
「アレは夢じゃないんだ・・・。」
というような体験です。
桜の木
2010.04.12 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
49 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/01 06:29
私は親の都合で生まれてから中学に上がるまでは伯父に育てられ、実家に行くのは初めてでした。
最初の頃は初めて会う弟と両親に緊張していたのを覚えてます。
弟は二つ下で友達のように遊びました。
家は日本家屋で、庭には桜の木が植えてあり、子供ながらに綺麗なものだと思っていました。
しかし毛虫が嫌いで木に近づかなかったのです。
夏、蚊帳の中で弟とこそこそとじゃれ合いながら眠らずにゴロゴロしてると遊んで興奮してきたのか暑くなり、襖をあけることにしました。
当時家に飛び込んできた身だったので立場の低い僕が行くことになり、ふすまを開けました。
すると桜の木が咲いていました。当時植物の事などまったく知らない僕は
「夜になると桜が咲くんだな」
と勝手に納得してました。
桜の周りには子供達が居てかごめかごめをしています。
「かぁーごーめーかーごーめー、かーごのなーかのとーりぃは」
その子供達が楽しそうに桜の周りを回っているのを見て僕もいれて欲しいと考えたのですが、弟が後ろで呼んでいるので蚊帳の中に戻りました。
そのまま眠ると次の日恐る恐る母親に聞きました。
当時知らない人だった母親が暗い日本家屋で料理している姿が非常に恐ろしく見えたのです。
「その話は弟には言っちゃいけないよ」
しかし子供の僕はそんな約束守れるわけも無く、その日の夜、弟に話しました。
その日は襖が閉めてあり、それほど暑くなく蚊帳の中でグッスリと眠りました。
次の日、桜の木の下で弟が冷たくなっていたのを父が見つけ、母が僕に怒鳴り散らしました。
「言うなと言っただろ!なんのためにあんたを義兄さんに預けたかわかんないじゃないか!」
次の日、半年振りくらいで会う伯父の家に帰りました。
僕は何故か怖くなり伯父夫婦に何も言えませんでした。
それ以来父と母には会っていません。
先日行われた伯母の葬儀にも二人は現れませんでした。
怖くて伯父に聞けないのですが、あれは何だったんでしょうか?
私は親の都合で生まれてから中学に上がるまでは伯父に育てられ、実家に行くのは初めてでした。
最初の頃は初めて会う弟と両親に緊張していたのを覚えてます。
弟は二つ下で友達のように遊びました。
家は日本家屋で、庭には桜の木が植えてあり、子供ながらに綺麗なものだと思っていました。
しかし毛虫が嫌いで木に近づかなかったのです。
夏、蚊帳の中で弟とこそこそとじゃれ合いながら眠らずにゴロゴロしてると遊んで興奮してきたのか暑くなり、襖をあけることにしました。
当時家に飛び込んできた身だったので立場の低い僕が行くことになり、ふすまを開けました。
すると桜の木が咲いていました。当時植物の事などまったく知らない僕は
「夜になると桜が咲くんだな」
と勝手に納得してました。
桜の周りには子供達が居てかごめかごめをしています。
「かぁーごーめーかーごーめー、かーごのなーかのとーりぃは」
その子供達が楽しそうに桜の周りを回っているのを見て僕もいれて欲しいと考えたのですが、弟が後ろで呼んでいるので蚊帳の中に戻りました。
そのまま眠ると次の日恐る恐る母親に聞きました。
当時知らない人だった母親が暗い日本家屋で料理している姿が非常に恐ろしく見えたのです。
「その話は弟には言っちゃいけないよ」
しかし子供の僕はそんな約束守れるわけも無く、その日の夜、弟に話しました。
その日は襖が閉めてあり、それほど暑くなく蚊帳の中でグッスリと眠りました。
次の日、桜の木の下で弟が冷たくなっていたのを父が見つけ、母が僕に怒鳴り散らしました。
「言うなと言っただろ!なんのためにあんたを義兄さんに預けたかわかんないじゃないか!」
次の日、半年振りくらいで会う伯父の家に帰りました。
僕は何故か怖くなり伯父夫婦に何も言えませんでした。
それ以来父と母には会っていません。
先日行われた伯母の葬儀にも二人は現れませんでした。
怖くて伯父に聞けないのですが、あれは何だったんでしょうか?
宿直
2010.04.11 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
37 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/01 00:19
その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い 9階建てのビルの6階あった。
坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。
以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が起きており、 霊感のある部下『N』に言わせれば 『霊道』なる幽霊の通り道がこの事務所の部屋を横断しており、怪異現象の原因はすべてこれがが関係しているらしい。
吸っていた煙草が突然灰皿から消える。
事務所内に誰もいないのに机や椅子がバンバン叩かれる音がする。
揚げ句のはては6階の窓ガラスが突然うなり声をあげ、外から誰かがこじ開ける様にバタバタ震える…。
また、こういった話を事務所でしていると、部下の言う「霊道」の中に座って仕事をしている同僚が影響を受け、突然頭痛を起こし倒れるというようなハプニングが起きたりした。
様々な怪異の中で一番頻繁にあったのが仕事中に突然、耳もとで女性のささやき声がする、と言ったものであった。
それは、注意していないと何と言っているのか分からないような声なのだが、テレビもラジオもついていない窓を締め切った室内で聞こえるのだ。
外から聞こえる街頭のアナウンスの声などとははっきり違うのは、耳元でささやくその息づかいまでもが肩越しに聞こえる事であった。
さすがに、これには大半の社員がまいった。
普段、霊魂などとは無縁の者もこの声を耳を理由に事務所へ の待機を拒否しはじめた。
しかし、悲しいかなここは警備会社という特殊な職業のため、各事務所は『24時間体制』が義務付けられており、昼間はもちろん、夜間の宿直者も毎晩置かなければならなかった。
セクションの違う私は、夜間宿直のローテーションには含まれておらず安心していたのだが、8月中旬のある夜にどうしても当番の都合が着かず、運命の当番が私にまわってきてしまった…。
当日、初めのうちは昼間勤務の同僚などが残業で何人も残っており、何事もなく通常の夜間勤務をおこなっていた。
しかし、10時を過ぎる頃から一人、二人と同僚が帰宅し、ふと気付くと事務所には私ひとりが残されていた。
加えて、省エネの為なのか室内は頭上の蛍光灯2灯のみを残し消されている。
本来怖がりの私は、暗がりの中にある蛍光灯のスイッチを入れに行く勇気もなく、
「あーあ。とうとう一人か…。取り敢えず軽く仮眠を取っておこうか。」
などと、自分に都合の良い理屈を言うと打ちかけのワープロの電源切り、そのまま机に突っ伏し仮眠にはいった…。
リーン・リーン・リーン・リーン
現場からの定時連絡の電話に起こされた。
時計を見ると、針は2時を差している。
寝ぼけたままトイレへ駆け込み用事を済ませ、再び席に座り直したその時…。
バン・バン・ババン・バン・バン・ババン・バン・バン・ババン!
突然、窓ガラスを素手で叩く様な音が起こった。
「あーっ。まただよ…。」
私は慌てて頭から備付けの毛布をかぶり、机の上で両耳を塞ぎ早く眠てしまおうとした…。
窓を叩く音が始まって、4~5分程たった頃だろうか…、
バンッ!ババンッ!バン!!
今度は私周りの机が激しく、まるでドラムを叩く様に早く激しく鳴り始めた。
「こりゃ、やばい…!。」
私は危険を感じ、毛布を払い周りを見回した。
しかし、もちろん事務所の中には私以外の誰もおらず、今の今まで鳴っていた音もピタリと止んでいた。
恐怖が頭の中も全身をも支配していた。
私には、机を離れ室内を調べる勇気もなく再び机に突っ伏し、頭から毛布をかぶった。
コツ・コツ・コツ……
間髪いれず、今度は何者かの足音が私の机の周りをぐるぐると周り始めた。
さすがに耐えられなくなった私は、大宮支社に助けを求めた。
この日、大宮支社は霊的体験のある(自称、霊的修羅場経験者)というO氏が泊まり番だった。
O氏が電話に出た。彼は、すぐ様電話から異変を感じ取ったらしく、ゆっくりと私に聞いた。
「どうしたんだ!?」
私は今までのいきさつと現状を、電話の向こうのO氏に説明した。
「分かった…………。いいか、よく聞けよ…。」
パシィーーーーーーーン!!
突如背後で何かがはじける音がした。
振り向くと、額縁のガラスが割れていた。
しかも、額は壁に掛かったままガラスだけがまるで何かに叩き割られたようにこなごなに飛び散っている。
「Oさん! ガラスが…ガラスが…。」
私は、錯乱していた。
「落ち着け!事務所に塩はないか? 塩…。それを水に溶かして部屋の中に撒け!入口の所には塩を盛れ! いいか、ただの食塩じゃねぇぞ。あら塩だ、あら塩!」
「えっ…、そんな塩、事務所にないですよ…。」
「だったら急いで買ってこい!!」
「買いに行けったって、それじゃあこっちの事務所、誰もいなくなっちゃいますよ!?」
「何もお前が出ていく必要はねえじゃねぇかよ。」
「えっ?」
「さっきから、電話口で笑っている女に買いに行かせりゃいいだろ!第一、こんな夜中に事務所へ女を引き摺り込んで、何やってたんだ?お前はっ!。」
「…………………………!!」
私は絶句した…。
彼には女性が私とO氏の会話に笑いながら相づちをうっているのが聞こえていた。
私はパニックになりながらも、電話の大宮支社への転送切り替えを行い、塩を買いに近くのコンビニまで飛び出していった。
そして、戻るなり尋常とは思えない程の食塩水を作り、床が水浸しになる程撒いたのだった。
驚く事にその直後からピタリと怪異現象は治まり、何事も無く朝を迎えた。
しかし私は、とうとう朝まで寝ることも出来ず、夏の暑い日だというのにガタガタ震えながら、翌朝代りの者に引き継いだのだった。
後日、当夜の夜間電話の録音テープは、処分された。
理由は、職場に無用の混乱を招く恐れがあるためとの事であり、表向きは、「機械の故障による録音不備のため消去」となった・・・・・。
そして、その後も幾度となく宿直当番に恐怖はふりかかった。
しかし、幸いな事にそれから程なく、リストラによる統合のため事務所移転となった。
従業員は、皆もろ手を上げてリストラを歓迎した。
その後事務所は借手を二転三転したが、長期の入居者も無く、現在は次の借手が来るのを待っている…。
その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い 9階建てのビルの6階あった。
坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。
以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が起きており、 霊感のある部下『N』に言わせれば 『霊道』なる幽霊の通り道がこの事務所の部屋を横断しており、怪異現象の原因はすべてこれがが関係しているらしい。
吸っていた煙草が突然灰皿から消える。
事務所内に誰もいないのに机や椅子がバンバン叩かれる音がする。
揚げ句のはては6階の窓ガラスが突然うなり声をあげ、外から誰かがこじ開ける様にバタバタ震える…。
また、こういった話を事務所でしていると、部下の言う「霊道」の中に座って仕事をしている同僚が影響を受け、突然頭痛を起こし倒れるというようなハプニングが起きたりした。
様々な怪異の中で一番頻繁にあったのが仕事中に突然、耳もとで女性のささやき声がする、と言ったものであった。
それは、注意していないと何と言っているのか分からないような声なのだが、テレビもラジオもついていない窓を締め切った室内で聞こえるのだ。
外から聞こえる街頭のアナウンスの声などとははっきり違うのは、耳元でささやくその息づかいまでもが肩越しに聞こえる事であった。
さすがに、これには大半の社員がまいった。
普段、霊魂などとは無縁の者もこの声を耳を理由に事務所へ の待機を拒否しはじめた。
しかし、悲しいかなここは警備会社という特殊な職業のため、各事務所は『24時間体制』が義務付けられており、昼間はもちろん、夜間の宿直者も毎晩置かなければならなかった。
セクションの違う私は、夜間宿直のローテーションには含まれておらず安心していたのだが、8月中旬のある夜にどうしても当番の都合が着かず、運命の当番が私にまわってきてしまった…。
当日、初めのうちは昼間勤務の同僚などが残業で何人も残っており、何事もなく通常の夜間勤務をおこなっていた。
しかし、10時を過ぎる頃から一人、二人と同僚が帰宅し、ふと気付くと事務所には私ひとりが残されていた。
加えて、省エネの為なのか室内は頭上の蛍光灯2灯のみを残し消されている。
本来怖がりの私は、暗がりの中にある蛍光灯のスイッチを入れに行く勇気もなく、
「あーあ。とうとう一人か…。取り敢えず軽く仮眠を取っておこうか。」
などと、自分に都合の良い理屈を言うと打ちかけのワープロの電源切り、そのまま机に突っ伏し仮眠にはいった…。
リーン・リーン・リーン・リーン
現場からの定時連絡の電話に起こされた。
時計を見ると、針は2時を差している。
寝ぼけたままトイレへ駆け込み用事を済ませ、再び席に座り直したその時…。
バン・バン・ババン・バン・バン・ババン・バン・バン・ババン!
突然、窓ガラスを素手で叩く様な音が起こった。
「あーっ。まただよ…。」
私は慌てて頭から備付けの毛布をかぶり、机の上で両耳を塞ぎ早く眠てしまおうとした…。
窓を叩く音が始まって、4~5分程たった頃だろうか…、
バンッ!ババンッ!バン!!
今度は私周りの机が激しく、まるでドラムを叩く様に早く激しく鳴り始めた。
「こりゃ、やばい…!。」
私は危険を感じ、毛布を払い周りを見回した。
しかし、もちろん事務所の中には私以外の誰もおらず、今の今まで鳴っていた音もピタリと止んでいた。
恐怖が頭の中も全身をも支配していた。
私には、机を離れ室内を調べる勇気もなく再び机に突っ伏し、頭から毛布をかぶった。
コツ・コツ・コツ……
間髪いれず、今度は何者かの足音が私の机の周りをぐるぐると周り始めた。
さすがに耐えられなくなった私は、大宮支社に助けを求めた。
この日、大宮支社は霊的体験のある(自称、霊的修羅場経験者)というO氏が泊まり番だった。
O氏が電話に出た。彼は、すぐ様電話から異変を感じ取ったらしく、ゆっくりと私に聞いた。
「どうしたんだ!?」
私は今までのいきさつと現状を、電話の向こうのO氏に説明した。
「分かった…………。いいか、よく聞けよ…。」
パシィーーーーーーーン!!
突如背後で何かがはじける音がした。
振り向くと、額縁のガラスが割れていた。
しかも、額は壁に掛かったままガラスだけがまるで何かに叩き割られたようにこなごなに飛び散っている。
「Oさん! ガラスが…ガラスが…。」
私は、錯乱していた。
「落ち着け!事務所に塩はないか? 塩…。それを水に溶かして部屋の中に撒け!入口の所には塩を盛れ! いいか、ただの食塩じゃねぇぞ。あら塩だ、あら塩!」
「えっ…、そんな塩、事務所にないですよ…。」
「だったら急いで買ってこい!!」
「買いに行けったって、それじゃあこっちの事務所、誰もいなくなっちゃいますよ!?」
「何もお前が出ていく必要はねえじゃねぇかよ。」
「えっ?」
「さっきから、電話口で笑っている女に買いに行かせりゃいいだろ!第一、こんな夜中に事務所へ女を引き摺り込んで、何やってたんだ?お前はっ!。」
「…………………………!!」
私は絶句した…。
彼には女性が私とO氏の会話に笑いながら相づちをうっているのが聞こえていた。
私はパニックになりながらも、電話の大宮支社への転送切り替えを行い、塩を買いに近くのコンビニまで飛び出していった。
そして、戻るなり尋常とは思えない程の食塩水を作り、床が水浸しになる程撒いたのだった。
驚く事にその直後からピタリと怪異現象は治まり、何事も無く朝を迎えた。
しかし私は、とうとう朝まで寝ることも出来ず、夏の暑い日だというのにガタガタ震えながら、翌朝代りの者に引き継いだのだった。
後日、当夜の夜間電話の録音テープは、処分された。
理由は、職場に無用の混乱を招く恐れがあるためとの事であり、表向きは、「機械の故障による録音不備のため消去」となった・・・・・。
そして、その後も幾度となく宿直当番に恐怖はふりかかった。
しかし、幸いな事にそれから程なく、リストラによる統合のため事務所移転となった。
従業員は、皆もろ手を上げてリストラを歓迎した。
その後事務所は借手を二転三転したが、長期の入居者も無く、現在は次の借手が来るのを待っている…。
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