都市伝説・・・奇憚・・・blog
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もう一人
2010.07.02 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
254 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 01:44
これは俺が中学の時の話なんですが…
10時ごろ、学校(旧館木造校舎)に友人2名と忍び込んだ。
3階の廊下をギシギシ歩いていたら、廊下の向こう(反対側)のほうから
「く8rしきt~~~」
と奇声を出しながら【何か】が走ってくるのがわかった。
真っ暗で見えないが、ドカドカ走ってくる。
「逃げよ逃げよ!」
つって、そろそろと引き返し始めた。
程なくして外の明かり(街頭?)に照らされてソイツは姿を見せた。
白い着物を着て髪を振り乱しながらものすごい勢いで走ってくる女。
相変わらず奇声。
「ういkcるぇうjxcるえ5?!」
「うわぁぁぁぁああぁぁ??!!!!」
死に物狂いで俺たちは逃げた。
階段なんてひとっとび。あの時は必死だった。
校舎を脱出した後、散り散りになってそのまま帰宅。
結局、先生にも話せず仕舞い。
未だに謎。
255 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 01:46
>>254
保健室の先生だろ。 終了。
260 名前:254 投稿日:03/05/27 01:57
>>255
違います。多分。木造校舎は特別教室と空き教室のみで、保健室は新校舎(いつも使っていたほう)にあったんで。
実はさっき、その事件(?)を共有した悪友と電話で話してたんですが、俺とソイツ、二人ともあと最後の、「もうひとりの共有者」が思い出せないんですよ。
たしかにあの時は3人だったはず。
なのに、その最後のひとりがどうしても思い出せない。
顔は覚えてますが、名前が出てこない。アルバム引っ張ってきても、ピンとくるヤツがイナイ…引っ越したのかもしれないが。
とにかく、その3人目とのその事件(?)以外の思い出が無いんですよ。
「もしかしたら、俺たち2人だったのかもな。」
「いや、じゃああそこで門を見張ってる役がいなくなる…3人じゃないと無理」
とか、つじつまが合わない事が多いので、「記憶違い」で電話を切りました。
これは俺が中学の時の話なんですが…
10時ごろ、学校(旧館木造校舎)に友人2名と忍び込んだ。
3階の廊下をギシギシ歩いていたら、廊下の向こう(反対側)のほうから
「く8rしきt~~~」
と奇声を出しながら【何か】が走ってくるのがわかった。
真っ暗で見えないが、ドカドカ走ってくる。
「逃げよ逃げよ!」
つって、そろそろと引き返し始めた。
程なくして外の明かり(街頭?)に照らされてソイツは姿を見せた。
白い着物を着て髪を振り乱しながらものすごい勢いで走ってくる女。
相変わらず奇声。
「ういkcるぇうjxcるえ5?!」
「うわぁぁぁぁああぁぁ??!!!!」
死に物狂いで俺たちは逃げた。
階段なんてひとっとび。あの時は必死だった。
校舎を脱出した後、散り散りになってそのまま帰宅。
結局、先生にも話せず仕舞い。
未だに謎。
255 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 01:46
>>254
保健室の先生だろ。 終了。
260 名前:254 投稿日:03/05/27 01:57
>>255
違います。多分。木造校舎は特別教室と空き教室のみで、保健室は新校舎(いつも使っていたほう)にあったんで。
実はさっき、その事件(?)を共有した悪友と電話で話してたんですが、俺とソイツ、二人ともあと最後の、「もうひとりの共有者」が思い出せないんですよ。
たしかにあの時は3人だったはず。
なのに、その最後のひとりがどうしても思い出せない。
顔は覚えてますが、名前が出てこない。アルバム引っ張ってきても、ピンとくるヤツがイナイ…引っ越したのかもしれないが。
とにかく、その3人目とのその事件(?)以外の思い出が無いんですよ。
「もしかしたら、俺たち2人だったのかもな。」
「いや、じゃああそこで門を見張ってる役がいなくなる…3人じゃないと無理」
とか、つじつまが合わない事が多いので、「記憶違い」で電話を切りました。
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足音
2010.06.30 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
664 名前:1 投稿日:03/05/24 15:47
これは、3年ほど前に実際にあった話です。
冬のある日の夜中3時くらいだったと思います。
友達がいきなりドアをノックして
「開けてくれ!!」
と叫んでるので、急いでドアを開けました。
すると、真冬なのに汗びっしょりになってる友達の姿がありました。
取りあえず家に上がってもらいコーヒーを渡したんですが、入れたてのホットコーヒーを一気で飲むんです。
それを見てただ事では無いなと思いました。
話を聞くと、AM2:30くらいに他の友達と自分の家でゲームをやって遊んでたらしいんです。
すると、自分の部屋の一個挟んで隣の台所からペタペタと音がするらしいのです。
その日は友達と二人しかいなかったんですが、その足音は段々こちらに近づいて来るらしいのです、そして次に隣の部屋の和室の畳を這ってる音が聞こえてきた途端友達は思ったそうです
(あ、赤ちゃんだ!)
そしてすぐそこまで這う音が来た途端部屋が激しくゴーっと音を立てて揺れだしたそうです。
その瞬間、自分たちが居る部屋のふすまがバンっと開いたそうです。
そしてそこにいたのは顔が赤紫色に腫れ上がって般若のような顔をした赤ちゃんでした。
そして、信じられない速さで壁や天井を
「きゃははははははははは」
と耳がやられそうなくらいの声を上げて笑いながらまるで蜘蛛のように這いずり回るらしいのです。
それを見た2人は腰を抜かしながらも家を飛び出していったらしいです。
これは、3年ほど前に実際にあった話です。
冬のある日の夜中3時くらいだったと思います。
友達がいきなりドアをノックして
「開けてくれ!!」
と叫んでるので、急いでドアを開けました。
すると、真冬なのに汗びっしょりになってる友達の姿がありました。
取りあえず家に上がってもらいコーヒーを渡したんですが、入れたてのホットコーヒーを一気で飲むんです。
それを見てただ事では無いなと思いました。
話を聞くと、AM2:30くらいに他の友達と自分の家でゲームをやって遊んでたらしいんです。
すると、自分の部屋の一個挟んで隣の台所からペタペタと音がするらしいのです。
その日は友達と二人しかいなかったんですが、その足音は段々こちらに近づいて来るらしいのです、そして次に隣の部屋の和室の畳を這ってる音が聞こえてきた途端友達は思ったそうです
(あ、赤ちゃんだ!)
そしてすぐそこまで這う音が来た途端部屋が激しくゴーっと音を立てて揺れだしたそうです。
その瞬間、自分たちが居る部屋のふすまがバンっと開いたそうです。
そしてそこにいたのは顔が赤紫色に腫れ上がって般若のような顔をした赤ちゃんでした。
そして、信じられない速さで壁や天井を
「きゃははははははははは」
と耳がやられそうなくらいの声を上げて笑いながらまるで蜘蛛のように這いずり回るらしいのです。
それを見た2人は腰を抜かしながらも家を飛び出していったらしいです。
安アパート
2010.06.28 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
30 名前:1 投稿日:03/05/21 17:24
これは昔、友人から聞いた話です。
その友人は以前、同棲しようとアパートを探していました。
割と気に入る部屋を見つけ、値段も相場と比べかなり安かったので決めたそうです。
しかしこのアパート、1ヶ月も居られなかったという話です。
自称「霊感は強い方」という友人は、ちょっとの事では驚かないそうですが、最初にちょっと気になったのは、
・家賃が安い
・電気(蛍光灯)が部屋の中央から少しずれたところに付いている
という事だったそうです。
で、ここから先は色々起こったのですが、順番はあまりよく憶えていませんので、だいたいで・・・
その1、逆さに・・・
わたしが話を聞いたのが19才の時であり、その友人はわたしより1~2才年上といっても話は更に過去の事なので、当然友人もその同棲相手も若いので、共働きだったそうです。
仕事を終えたどちらかが先に部屋に帰りつくと、灰皿が逆さまになっている。
しかも入っていた吸殻が逆さになった灰皿の上にある。
しかし何故か吸殻を片付けておくと大丈夫なのです。(これは何度も起こったそうです。)
友人は誰かがいたずらしてるとしか思えない、と、でかける前に気づかないほどの小さな小石をドアの前に並べたそうですが、誰もドアを開けた形跡は無かったそうです。
そして灰皿にとどまらず、色んなものが逆さになったそうです。
最初は色んな小物が、その内、ちゃぶ台くらいのテーブル(上に置いてあった物は逆さになったテーブルの上)、しまいには本人もあきれていましたが、タンス。
タンスが逆さになって、上にあったものが逆さになったタンスの上に置いてあったそうです。
男が2人いても大変な作業ですよね?
そこまでいくと恐いというより好奇心がわいてしまいます(人事だし^-^;)
その2、夜中の音
ここから先は「その1」と同時進行中です。
真夜中、猫が鳴いている。うるさいくらいの鳴き声で。
次の日、隣の住人に「夕べ猫うるさかったですね」と言ったが隣人は聞いてないという。
また別の日の夜中、雨が降ってきた。これもうるさいくらいの豪雨。隣人に聞いたが「夕べは徹夜で試験勉強してたが雨なんか降ってない」と・・・。
その3、服が落ちる
友人は部屋にロープをはり、そこへハンガーを掛けるようにしていたが、部屋に2人とも居る時に突然服が バサッ っと落ちる事が何度もあったそうです。
友人はクセでハンガーに服を掛け、1番上までボタンをはめていたのに「服だけ」が バサッ っと落ちるのです。
その4、最後の話
その時点でもちろん大家さんには「何かあったのか?」と聞いてはみたが、何も話してはくれなかったそうです。
そして部屋を出るきっかけになった話。
彼女はベッドの上で雑誌(ananかなんか)を読んでおり、友人はその横に布団を敷いて寝ていた。
友人、突然金縛りになる。足元が痛い・・・とてつもなく痛い。まるで人1人が足の上に立っているように・・・。
目を開ける、足元に霧だか「もや」だか煙だかわからないが、なんかある。
突然その「もや」みたいなものが集まって人の形になる。
友人、がばっと半身起こして(金縛りを振り払ったらしい。友人かなり好戦的な性格^_^;)、「誰だお前は~!」と叫んだらしい。(本人憶えておらず後日、彼女から聞いたらしい)その叫びで雑誌を読んでいた彼女も振り返り「きゃー」といったらしい。彼女もその人型を見たのだ。
で、その途端人型の「もや」もサッっと消えたそうだ。
もちろんこれ以上そこへ住むつもりは無く最後に大家さんに聞いたところ、首吊りがあったこと。首を吊ったロープの後が消えず、ごまかすため電気をずらしてることを話し、天井裏に貼ってあるお札も見せてもらったらしい。
これは昔、友人から聞いた話です。
その友人は以前、同棲しようとアパートを探していました。
割と気に入る部屋を見つけ、値段も相場と比べかなり安かったので決めたそうです。
しかしこのアパート、1ヶ月も居られなかったという話です。
自称「霊感は強い方」という友人は、ちょっとの事では驚かないそうですが、最初にちょっと気になったのは、
・家賃が安い
・電気(蛍光灯)が部屋の中央から少しずれたところに付いている
という事だったそうです。
で、ここから先は色々起こったのですが、順番はあまりよく憶えていませんので、だいたいで・・・
その1、逆さに・・・
わたしが話を聞いたのが19才の時であり、その友人はわたしより1~2才年上といっても話は更に過去の事なので、当然友人もその同棲相手も若いので、共働きだったそうです。
仕事を終えたどちらかが先に部屋に帰りつくと、灰皿が逆さまになっている。
しかも入っていた吸殻が逆さになった灰皿の上にある。
しかし何故か吸殻を片付けておくと大丈夫なのです。(これは何度も起こったそうです。)
友人は誰かがいたずらしてるとしか思えない、と、でかける前に気づかないほどの小さな小石をドアの前に並べたそうですが、誰もドアを開けた形跡は無かったそうです。
そして灰皿にとどまらず、色んなものが逆さになったそうです。
最初は色んな小物が、その内、ちゃぶ台くらいのテーブル(上に置いてあった物は逆さになったテーブルの上)、しまいには本人もあきれていましたが、タンス。
タンスが逆さになって、上にあったものが逆さになったタンスの上に置いてあったそうです。
男が2人いても大変な作業ですよね?
そこまでいくと恐いというより好奇心がわいてしまいます(人事だし^-^;)
その2、夜中の音
ここから先は「その1」と同時進行中です。
真夜中、猫が鳴いている。うるさいくらいの鳴き声で。
次の日、隣の住人に「夕べ猫うるさかったですね」と言ったが隣人は聞いてないという。
また別の日の夜中、雨が降ってきた。これもうるさいくらいの豪雨。隣人に聞いたが「夕べは徹夜で試験勉強してたが雨なんか降ってない」と・・・。
その3、服が落ちる
友人は部屋にロープをはり、そこへハンガーを掛けるようにしていたが、部屋に2人とも居る時に突然服が バサッ っと落ちる事が何度もあったそうです。
友人はクセでハンガーに服を掛け、1番上までボタンをはめていたのに「服だけ」が バサッ っと落ちるのです。
その4、最後の話
その時点でもちろん大家さんには「何かあったのか?」と聞いてはみたが、何も話してはくれなかったそうです。
そして部屋を出るきっかけになった話。
彼女はベッドの上で雑誌(ananかなんか)を読んでおり、友人はその横に布団を敷いて寝ていた。
友人、突然金縛りになる。足元が痛い・・・とてつもなく痛い。まるで人1人が足の上に立っているように・・・。
目を開ける、足元に霧だか「もや」だか煙だかわからないが、なんかある。
突然その「もや」みたいなものが集まって人の形になる。
友人、がばっと半身起こして(金縛りを振り払ったらしい。友人かなり好戦的な性格^_^;)、「誰だお前は~!」と叫んだらしい。(本人憶えておらず後日、彼女から聞いたらしい)その叫びで雑誌を読んでいた彼女も振り返り「きゃー」といったらしい。彼女もその人型を見たのだ。
で、その途端人型の「もや」もサッっと消えたそうだ。
もちろんこれ以上そこへ住むつもりは無く最後に大家さんに聞いたところ、首吊りがあったこと。首を吊ったロープの後が消えず、ごまかすため電気をずらしてることを話し、天井裏に貼ってあるお札も見せてもらったらしい。
顔見知りの男
2010.06.19 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
371 名前:長文1/5 投稿日:03/05/19 19:42
ある心霊番組の制作をやった時のこと。同じチームにDさんって先輩がいた。
ある日、視聴者から番組あてに送られてきた心霊写真を数人でチェックしていた。
その途中で回ってきた一枚の写真。
夜の路上、数人でガードレールにもたれて笑い合うその後ろ、あり得ない場所に男の姿。
30~40歳位のアゴのたるんだ中年男。そこまで分かるくらい鮮明に写っている。
「二重写しなんじゃねーの」
「ありがちだよね。パンチ不足」
確かにガイシュツっぽい印象だったし、一目見て怖いって思うような心霊写真じゃなかった。
「どれ・・・」
Dさんもその写真を手にとり、じっと睨み付けた。
「どうしたのDさん。それ使えそう?」
私の問いに、Dさんは写真を見つめたまま答えない。心なしか顔色が変わっている。
「・・・これ送ってきたの誰?」
スタッフの一人が封書の名前と住所を読み上げ、それを聞いたDさんは眉をひそめた。
「何?知ってる人?」
「いや、初耳だよ。送ってきた人に心当たりはない。だけど・・・」
Dさんは写真に写っている痩せ型の男の顔を指差してこう言った。
「こいつに見覚えがあるんだ。間違いない」
「それって知り合いの人の霊ってことなの?」
「そうじゃない。顔見知りの霊・・ってチョット違うか。いや、妙な話なんだけど─」
事の起こりは、Dさんがこの仕事を始めた頃、ある番組に送られてきた心霊写真だった。
冴えない中年男の顔が、子供の足下の地面からヌゥッと突き出ている。
クッキリと写ってはいるが、アングルがあり得ない上に顔のサイズも大きすぎる。
Dさんはその写真をモニター越しに見たのだが、その時は特に強い印象は受けなかった。
2度目の出会いは自身が制作に携わった番組のスタジオ収録でのこと。
酒蔵の中で撮影された女性の背後、パイプの隙間の暗闇にボンヤリと浮かぶ青白い影。
ズームされた瞬間、そこにあの男の顔を見たDさんは、思わず声を上げてしまった。
そして今回送られてきた写真。またもや、忘れようもないあの顔がハッキリと写っている。
「─というわけで、コイツの顔を拝むのはもう3回目なんだ。そう言う意味では顔見知り
って言えないこともないわな」
3枚の写真は、送り主もロケーションも撮影日もバラバラで、互いに何の接点もない。
ただ、その場に居るはずのない、ある男が写りこんでいる点だけが共通している。
そんな写真が3回もDさんの目に触れた。これは偶然なのだろうか?
「やっぱ偶然・・・ですかね」
「さぁな。ただ、世の中に心霊写真がどれだけあるのか知らないけど、俺はこんな心霊写真を他に見たことがないし、そんな写真があるって話を聞いたこともない」
Dさんは、何か文句があるなら言ってみろ、というような顔つきで私を睨んだ。
「・・で、何かあったんですか?」
「何が?」
「だから・・よくあるじゃないですか、霊障だとか何とか」
「どうかなぁ。身体はどこも具合悪くないし、特に不幸事もないしなぁ」
「じゃあ、その男がDさんの写真に写ってたとかはない?」
「うーん、覚えはないなぁ。オレ写真写り悪いから嫌いなんだよ、撮られるの」
「写す側にしてもそそられませんよ。40過ぎのむさい野郎なんて」
「悪かったな・・・つーか、この年で独身ってのはコイツの祟りなのか?オイ・・」
後は、いつものようにDさんの愚痴を聞くハメになった。
それからしばらくして、Dさんに女の子を紹介する事になった。
とりあえず写真を見たい、という先方の要望を伝えると、Dさんは写真の束を私に押しつけ、
「適当に選んどいてくれ」
とロケに行ってしまった。
しかたなく、私はDさんの「適当な」写真を選ぶという不毛な作業を始めた。
写真を撮られるのが嫌いと言うだけあって、スナップ写真ですら数が少ない。
パラパラと写真を繰っていると、後ろからポンポンと肩を叩かれた。
振り返ると、番組の女性スタッフが坊さんを一人連れて立っていた。
「今良いかな?この人、○○寺の住職さん」
「あーハイハイ」
「今度番組に出てもらうんで打合せに来てもらったんだ。ちょと部屋借りれる?」
「ちょっと待って下さい・・・」
席を立とうとして、坊さんの視線がDさんの写真に向いているのに気づいた。
「この人・・・」
「ああ、番組のスタッフですよ。今はちょっと出てるんですけど」
ちょっといいですか、と断ってから、坊さんは写真の束を取り上げた。
「おかしな写真ですね。この人、大丈夫なんですか?」
眉間にしわを寄せて、そんな事を言う。
「どういう事ですか?」
「この人、写真の顔と実際の顔が違う感じがしませんか?・・ホラ、これもだ」
坊さんはDさんの写真を次々と机に並べる。言われてみればそんな気もしてきた。
「そうですね。そう言えば、本人も写真写りが悪いって気にしてましたよ」
「そんなレベルじゃないでしょう。例えばこれ、別人の顔でしょう?」
そう言って、坊さんはDさんのアゴのあたりを指差した。だらしなくたるんだアゴ。
「あれ?Dさんってどっちかっていうと痩せてる方ですよね?」
女性スタッフが頓狂な声を上げた。
確かに、実際に見るDさんの顔はもっとシャープな印象だ。
少なくとも、こんなにアゴがたるんでいるようには見えない。
「何なんですか、これ?」
「顔の下半分が別人と重なってるんです。ほら、この写真は鼻から下ですね。」
坊さんは手の平で顔の下半分を隠した。すると、実際のDさんの印象にグッと近づく。
「・・・で、これは目から上」
別の写真の、今度は顔の下半分を覆う。
「本当だ・・・こっちのほうがしっくりきますね」
そこで、私はあることを思いついた。
2枚の写真のカラーコピーを取り、それぞれの顔の上半分と下半分を切り抜いた。
それをつなげてみる・・・すると、例の中年男の顔が現れた。
背筋が急に寒くなる。
「・・・これって生きている人の仕業ですか?」
「違います。霊ですね。死霊です。ここまで綺麗に重なっているのは記憶にありませんが」
坊さんはあっさりとそう言った。
「たまにあるんですよ、こういう現象って。写真写りが悪い時なんかは要注意です」
「要注意って・・・霊障とか、そーいうのはあるんですか」
「さあ分かりません。ケースバイケースでしょう。ただ、こうなってしまうと─」
そこで一呼吸置き、Dさんの写真を指差した。
「─何にせよ、もう手遅れです」
夜になって帰ってきたDさんには、坊さんとのやりとりは何も話さなかった。
その後、Dさんの仕事振りに変わりはない。
ただ、紹介した女の子には見事に振られたようだ。
ある心霊番組の制作をやった時のこと。同じチームにDさんって先輩がいた。
ある日、視聴者から番組あてに送られてきた心霊写真を数人でチェックしていた。
その途中で回ってきた一枚の写真。
夜の路上、数人でガードレールにもたれて笑い合うその後ろ、あり得ない場所に男の姿。
30~40歳位のアゴのたるんだ中年男。そこまで分かるくらい鮮明に写っている。
「二重写しなんじゃねーの」
「ありがちだよね。パンチ不足」
確かにガイシュツっぽい印象だったし、一目見て怖いって思うような心霊写真じゃなかった。
「どれ・・・」
Dさんもその写真を手にとり、じっと睨み付けた。
「どうしたのDさん。それ使えそう?」
私の問いに、Dさんは写真を見つめたまま答えない。心なしか顔色が変わっている。
「・・・これ送ってきたの誰?」
スタッフの一人が封書の名前と住所を読み上げ、それを聞いたDさんは眉をひそめた。
「何?知ってる人?」
「いや、初耳だよ。送ってきた人に心当たりはない。だけど・・・」
Dさんは写真に写っている痩せ型の男の顔を指差してこう言った。
「こいつに見覚えがあるんだ。間違いない」
「それって知り合いの人の霊ってことなの?」
「そうじゃない。顔見知りの霊・・ってチョット違うか。いや、妙な話なんだけど─」
事の起こりは、Dさんがこの仕事を始めた頃、ある番組に送られてきた心霊写真だった。
冴えない中年男の顔が、子供の足下の地面からヌゥッと突き出ている。
クッキリと写ってはいるが、アングルがあり得ない上に顔のサイズも大きすぎる。
Dさんはその写真をモニター越しに見たのだが、その時は特に強い印象は受けなかった。
2度目の出会いは自身が制作に携わった番組のスタジオ収録でのこと。
酒蔵の中で撮影された女性の背後、パイプの隙間の暗闇にボンヤリと浮かぶ青白い影。
ズームされた瞬間、そこにあの男の顔を見たDさんは、思わず声を上げてしまった。
そして今回送られてきた写真。またもや、忘れようもないあの顔がハッキリと写っている。
「─というわけで、コイツの顔を拝むのはもう3回目なんだ。そう言う意味では顔見知り
って言えないこともないわな」
3枚の写真は、送り主もロケーションも撮影日もバラバラで、互いに何の接点もない。
ただ、その場に居るはずのない、ある男が写りこんでいる点だけが共通している。
そんな写真が3回もDさんの目に触れた。これは偶然なのだろうか?
「やっぱ偶然・・・ですかね」
「さぁな。ただ、世の中に心霊写真がどれだけあるのか知らないけど、俺はこんな心霊写真を他に見たことがないし、そんな写真があるって話を聞いたこともない」
Dさんは、何か文句があるなら言ってみろ、というような顔つきで私を睨んだ。
「・・で、何かあったんですか?」
「何が?」
「だから・・よくあるじゃないですか、霊障だとか何とか」
「どうかなぁ。身体はどこも具合悪くないし、特に不幸事もないしなぁ」
「じゃあ、その男がDさんの写真に写ってたとかはない?」
「うーん、覚えはないなぁ。オレ写真写り悪いから嫌いなんだよ、撮られるの」
「写す側にしてもそそられませんよ。40過ぎのむさい野郎なんて」
「悪かったな・・・つーか、この年で独身ってのはコイツの祟りなのか?オイ・・」
後は、いつものようにDさんの愚痴を聞くハメになった。
それからしばらくして、Dさんに女の子を紹介する事になった。
とりあえず写真を見たい、という先方の要望を伝えると、Dさんは写真の束を私に押しつけ、
「適当に選んどいてくれ」
とロケに行ってしまった。
しかたなく、私はDさんの「適当な」写真を選ぶという不毛な作業を始めた。
写真を撮られるのが嫌いと言うだけあって、スナップ写真ですら数が少ない。
パラパラと写真を繰っていると、後ろからポンポンと肩を叩かれた。
振り返ると、番組の女性スタッフが坊さんを一人連れて立っていた。
「今良いかな?この人、○○寺の住職さん」
「あーハイハイ」
「今度番組に出てもらうんで打合せに来てもらったんだ。ちょと部屋借りれる?」
「ちょっと待って下さい・・・」
席を立とうとして、坊さんの視線がDさんの写真に向いているのに気づいた。
「この人・・・」
「ああ、番組のスタッフですよ。今はちょっと出てるんですけど」
ちょっといいですか、と断ってから、坊さんは写真の束を取り上げた。
「おかしな写真ですね。この人、大丈夫なんですか?」
眉間にしわを寄せて、そんな事を言う。
「どういう事ですか?」
「この人、写真の顔と実際の顔が違う感じがしませんか?・・ホラ、これもだ」
坊さんはDさんの写真を次々と机に並べる。言われてみればそんな気もしてきた。
「そうですね。そう言えば、本人も写真写りが悪いって気にしてましたよ」
「そんなレベルじゃないでしょう。例えばこれ、別人の顔でしょう?」
そう言って、坊さんはDさんのアゴのあたりを指差した。だらしなくたるんだアゴ。
「あれ?Dさんってどっちかっていうと痩せてる方ですよね?」
女性スタッフが頓狂な声を上げた。
確かに、実際に見るDさんの顔はもっとシャープな印象だ。
少なくとも、こんなにアゴがたるんでいるようには見えない。
「何なんですか、これ?」
「顔の下半分が別人と重なってるんです。ほら、この写真は鼻から下ですね。」
坊さんは手の平で顔の下半分を隠した。すると、実際のDさんの印象にグッと近づく。
「・・・で、これは目から上」
別の写真の、今度は顔の下半分を覆う。
「本当だ・・・こっちのほうがしっくりきますね」
そこで、私はあることを思いついた。
2枚の写真のカラーコピーを取り、それぞれの顔の上半分と下半分を切り抜いた。
それをつなげてみる・・・すると、例の中年男の顔が現れた。
背筋が急に寒くなる。
「・・・これって生きている人の仕業ですか?」
「違います。霊ですね。死霊です。ここまで綺麗に重なっているのは記憶にありませんが」
坊さんはあっさりとそう言った。
「たまにあるんですよ、こういう現象って。写真写りが悪い時なんかは要注意です」
「要注意って・・・霊障とか、そーいうのはあるんですか」
「さあ分かりません。ケースバイケースでしょう。ただ、こうなってしまうと─」
そこで一呼吸置き、Dさんの写真を指差した。
「─何にせよ、もう手遅れです」
夜になって帰ってきたDさんには、坊さんとのやりとりは何も話さなかった。
その後、Dさんの仕事振りに変わりはない。
ただ、紹介した女の子には見事に振られたようだ。
無線
2010.06.18 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
243 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/18 15:00
俺はトラック運転手だった。いつものように山奥までの道のり。
しかし、その日だけはなにかいつもと違うのだ。
上司から無線に連絡が来た。
「今日○○線で事故があったそうだ。気をつけろよ。じゃな。」
それは今日通る道、俺が通らなくはならない道だった。
正直いって俺は霊感がつよい。その道に差し掛かった。なにもないだろうと思い切って通り過ぎた。
やはりなにも起こらなかった。
「ホッ・・・。」
俺はそのままアクセルを踏んで進んだ。
そして上司に連絡してみることにした。
「事故現場はなにも起こらなくてよかったっすよ。ほん・・・」
プチッ・・・
いきなり通信が途絶えた。
「俺の話すんなよ。」
・・・・「お~いどうしたぁ?」
そして上司の声が戻った。
そうそれは聞き覚えのない声・・・とても悲しい声だった・・・
それっきり俺はトラックを運転できなくなった。
無線を通じて幽霊と会話してしまったから・・・
俺はトラック運転手だった。いつものように山奥までの道のり。
しかし、その日だけはなにかいつもと違うのだ。
上司から無線に連絡が来た。
「今日○○線で事故があったそうだ。気をつけろよ。じゃな。」
それは今日通る道、俺が通らなくはならない道だった。
正直いって俺は霊感がつよい。その道に差し掛かった。なにもないだろうと思い切って通り過ぎた。
やはりなにも起こらなかった。
「ホッ・・・。」
俺はそのままアクセルを踏んで進んだ。
そして上司に連絡してみることにした。
「事故現場はなにも起こらなくてよかったっすよ。ほん・・・」
プチッ・・・
いきなり通信が途絶えた。
「俺の話すんなよ。」
・・・・「お~いどうしたぁ?」
そして上司の声が戻った。
そうそれは聞き覚えのない声・・・とても悲しい声だった・・・
それっきり俺はトラックを運転できなくなった。
無線を通じて幽霊と会話してしまったから・・・
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