都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ご飯だよ
2010.07.14 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
534 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/06 16:26
10年近く経つのに気になってしょうがない話。
中学生の時、俺はいつも通り学校から帰ってから部屋でテレビを見てた。
2時間位経った7時位に廊下から
母親「○○ー ご飯だよー!」
俺「まだいい」(確か、好きな番組見てたから)
15分程経った時、ふいに部屋のドアを叩く音。
母親「○○!ご飯食べちゃいなさいよ!」
俺「まだいいって!」
当時、俺の隣の部屋は妹の部屋で、その時妹も隣にいた。
母親は妹にもご飯を食べるようにせかしてる。
母親「×× ご飯食べないの?」
妹「後で食べる」
こんなやりとりが聞こえてた。
1時間位経って、電話が鳴った。
誰も出なかったから俺が二階で出たんだけど、その電話母親からで
母親「おばーちゃん家にいるから、10時位に帰るから。」
俺「は・・・?何時からばーちゃん家いるの?」
母親「昼間からずっと来てるよ。」
俺「? わかった」
下に行ってみたけど真っ暗。勿論、ご飯の用意なんてしてない。
妹に
「さっきお母さんご飯呼びに来たよな?」
って聞いたら
「うん。」
だって。
妹はめちゃくちゃ怖がってたけど、俺は不思議と怖くなかった。
でもいまだに気になる。
誰?行ったらどうなってた?メニューは何だった? って。
10年近く経つのに気になってしょうがない話。
中学生の時、俺はいつも通り学校から帰ってから部屋でテレビを見てた。
2時間位経った7時位に廊下から
母親「○○ー ご飯だよー!」
俺「まだいい」(確か、好きな番組見てたから)
15分程経った時、ふいに部屋のドアを叩く音。
母親「○○!ご飯食べちゃいなさいよ!」
俺「まだいいって!」
当時、俺の隣の部屋は妹の部屋で、その時妹も隣にいた。
母親は妹にもご飯を食べるようにせかしてる。
母親「×× ご飯食べないの?」
妹「後で食べる」
こんなやりとりが聞こえてた。
1時間位経って、電話が鳴った。
誰も出なかったから俺が二階で出たんだけど、その電話母親からで
母親「おばーちゃん家にいるから、10時位に帰るから。」
俺「は・・・?何時からばーちゃん家いるの?」
母親「昼間からずっと来てるよ。」
俺「? わかった」
下に行ってみたけど真っ暗。勿論、ご飯の用意なんてしてない。
妹に
「さっきお母さんご飯呼びに来たよな?」
って聞いたら
「うん。」
だって。
妹はめちゃくちゃ怖がってたけど、俺は不思議と怖くなかった。
でもいまだに気になる。
誰?行ったらどうなってた?メニューは何だった? って。
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ばあさんが来る
2010.07.13 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
ある老夫婦がいた。
じいさんはばあさんをいじめていた。
殴る蹴るなどを日常的に行っていたらしい。
いまで言うDVってヤツだな。
それでも二人きりの夫婦。ばあさんは我慢していた。
殴られても蹴られても。
ある年の夏、ばあさんは亡くなってしまった。
それがDVによるものなのか病によるものなのかはわからないが。
ばあさんが亡くなってからしばらくが過ぎた。
じいさんが親戚の男に「死んだばあさんが来るんだよ」と相談した。
「頼む、一度家に泊まりにきてくれ」と。
親戚の男はじいさんが何を言ってるのか要領を得なかったが泊まりにいくことにした。
じいさんは酒に酔ったからなのかそれとも安堵したからなのか親戚の男に自分はばあさんをいじめていたという話をした。
そんな話をしながら二人は酔い潰れて寝てしまった。夜中隣からじいさんの呻き声と「ぴちゃぴちゃ」と何かを叩く音で親戚は目を覚ました。
「頼むばあさん許してくれ顔を叩かないでくれ」
じいさんはこんな呻き声を上げていた。
姿は見えないが何者かがじいさんの顔をぴちゃぴちゃと叩く音だけが聞こえている。
助けようにも体は金縛りで動かない。
その音は夜明けまで続いていた。
夜が明けてからじいさんに聞いた、昨日一体何があったのかと。
今までの復讐なのだろうか?、亡くなってからばあさんはじいさんの顔を叩きにくるのだという。
毎晩毎晩。
「頼む助けてくれ」
じいさんはすがるように言った。
しかし自分には何も出来ない。
親戚の男はすいませんと謝り逃げるようにじいさんの家を後にした。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
じいさんはばあさんをいじめていた。
殴る蹴るなどを日常的に行っていたらしい。
いまで言うDVってヤツだな。
それでも二人きりの夫婦。ばあさんは我慢していた。
殴られても蹴られても。
ある年の夏、ばあさんは亡くなってしまった。
それがDVによるものなのか病によるものなのかはわからないが。
ばあさんが亡くなってからしばらくが過ぎた。
じいさんが親戚の男に「死んだばあさんが来るんだよ」と相談した。
「頼む、一度家に泊まりにきてくれ」と。
親戚の男はじいさんが何を言ってるのか要領を得なかったが泊まりにいくことにした。
じいさんは酒に酔ったからなのかそれとも安堵したからなのか親戚の男に自分はばあさんをいじめていたという話をした。
そんな話をしながら二人は酔い潰れて寝てしまった。夜中隣からじいさんの呻き声と「ぴちゃぴちゃ」と何かを叩く音で親戚は目を覚ました。
「頼むばあさん許してくれ顔を叩かないでくれ」
じいさんはこんな呻き声を上げていた。
姿は見えないが何者かがじいさんの顔をぴちゃぴちゃと叩く音だけが聞こえている。
助けようにも体は金縛りで動かない。
その音は夜明けまで続いていた。
夜が明けてからじいさんに聞いた、昨日一体何があったのかと。
今までの復讐なのだろうか?、亡くなってからばあさんはじいさんの顔を叩きにくるのだという。
毎晩毎晩。
「頼む助けてくれ」
じいさんはすがるように言った。
しかし自分には何も出来ない。
親戚の男はすいませんと謝り逃げるようにじいさんの家を後にした。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
土の小山
2010.07.12 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
405 名前:コピペ 投稿日:03/06/05 21:45
その日は朝から暑かった。
自室でテレビゲームに興じていた少年の耳に、母親の叱責交じりの声が飛び込んできた。
「ほら、ゲームばっかりやってないで、草むしりしちゃいなさい。お母さんとの約束でしょ?」
少年は、誕生日に欲しかったゲームソフトを買ってもらう代わりに、夏休みになったら毎朝庭の草むしりをすることを約束していたのである。
テレビ画面から視線を外して窓を見ると、雲一つ無い抜けるような青空が広がっていた。
うんざりしたような表情になった少年だが、観念したのであろう、ゲーム機の電源を落とすと、後片付けもそこそこに小走りで階下へと降りていった。
「猫の額程の」という形容詞がしっくり来るほどの狭い庭ではあったが、それでも庭掃除の作業は小さな子の少年にとっては重労働であった。
慣れない体勢に加え、真夏の日射がじりじりと熱い。
ものの十分も経たないうちに、少年は全身汗まみれになっていた。
1メートル四方もむしり終えないうちに少年は音を上げ、よろめきながら庭の片隅で青々と葉を茂らせているイチョウの木へと歩み寄っていった。
母屋の東側にあるこの庭で、唯一日陰が出来ている場所である。
木の根元に腰を下ろし、少年は息をついた。
風はほとんど吹いていなかったが、それでも直射日光の下に居るよりは幾分もましであった。
人心地ついたところで、少年は自分が座っている場所がいくらか隆起しているのに気付いた。
こんもりと、まるで何かが埋まっているかのような形状であり、少年は物は試しにとその場所を掘り始めた。
先程の草むしりより短い時間で、「それ」は地面の中から現れた。
異様なまでに白く、だが斑に紫色に変色した細い腕。
その手の薬指には、プラチナのリングが嵌められていた。
少年は、そのリングに見覚えがあった。
それを認めた途端、少年の思考は完全に混乱した。
では、先程自分を草むしりに急き立てたあの「声の主」は、一体……?
「お母さ……」
呟きかけたところで、いつの間にか縁側に出てきていた「母親」と眼が合った。
ほとんど垂直近くまで吊りあがった眼。耳の辺りまで哄笑の形で裂けた口。
異形の表情の「母親」と。
その日も朝から暑かった。
少年は母親との約束通りに、今日も汗だくになりながら草むしりに精を出している。
その甲斐あってか、庭は以前よりもずっとスッキリし、見栄えのするものに変わりつつあった。
イチョウは今日も木陰を作り、少年が涼みに来るのを待っている。
その根元には、こんもりと盛り上がった土の小山が二つ。
---「オカルトな話募集」スレよりコピペ
その日は朝から暑かった。
自室でテレビゲームに興じていた少年の耳に、母親の叱責交じりの声が飛び込んできた。
「ほら、ゲームばっかりやってないで、草むしりしちゃいなさい。お母さんとの約束でしょ?」
少年は、誕生日に欲しかったゲームソフトを買ってもらう代わりに、夏休みになったら毎朝庭の草むしりをすることを約束していたのである。
テレビ画面から視線を外して窓を見ると、雲一つ無い抜けるような青空が広がっていた。
うんざりしたような表情になった少年だが、観念したのであろう、ゲーム機の電源を落とすと、後片付けもそこそこに小走りで階下へと降りていった。
「猫の額程の」という形容詞がしっくり来るほどの狭い庭ではあったが、それでも庭掃除の作業は小さな子の少年にとっては重労働であった。
慣れない体勢に加え、真夏の日射がじりじりと熱い。
ものの十分も経たないうちに、少年は全身汗まみれになっていた。
1メートル四方もむしり終えないうちに少年は音を上げ、よろめきながら庭の片隅で青々と葉を茂らせているイチョウの木へと歩み寄っていった。
母屋の東側にあるこの庭で、唯一日陰が出来ている場所である。
木の根元に腰を下ろし、少年は息をついた。
風はほとんど吹いていなかったが、それでも直射日光の下に居るよりは幾分もましであった。
人心地ついたところで、少年は自分が座っている場所がいくらか隆起しているのに気付いた。
こんもりと、まるで何かが埋まっているかのような形状であり、少年は物は試しにとその場所を掘り始めた。
先程の草むしりより短い時間で、「それ」は地面の中から現れた。
異様なまでに白く、だが斑に紫色に変色した細い腕。
その手の薬指には、プラチナのリングが嵌められていた。
少年は、そのリングに見覚えがあった。
それを認めた途端、少年の思考は完全に混乱した。
では、先程自分を草むしりに急き立てたあの「声の主」は、一体……?
「お母さ……」
呟きかけたところで、いつの間にか縁側に出てきていた「母親」と眼が合った。
ほとんど垂直近くまで吊りあがった眼。耳の辺りまで哄笑の形で裂けた口。
異形の表情の「母親」と。
その日も朝から暑かった。
少年は母親との約束通りに、今日も汗だくになりながら草むしりに精を出している。
その甲斐あってか、庭は以前よりもずっとスッキリし、見栄えのするものに変わりつつあった。
イチョウは今日も木陰を作り、少年が涼みに来るのを待っている。
その根元には、こんもりと盛り上がった土の小山が二つ。
---「オカルトな話募集」スレよりコピペ
おねがいします
2010.07.12 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
403 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/05 21:14
五年前新築のマンションに越してきた。
某有名武将が死んだ地だ。
入居と同時に、身体を壊した。
回復すると同時に、見えてきたものがある。
昼日中、廊下を歩く、黒い足。
うわさに聞く、こつこつと床を叩く天井の音。
壁に耳をつけても、響く音は無い。
部屋の机の位置を替えたら、闖入者が現れるようになった。
ゆっくりと足音重く部屋に入る、背の高い男。
のどに生暖かい指を当てられたこともある。
どちらも、夢うつつの状態で現れ、あわてて電気をつけても姿はない。
昨晩は、左の肩から、小さな手で登ってこられ、ささやかれた。
「こどものことをおねがいします」
やけに滑舌の良い女の声だった。
夢だと断定するには、奇妙なリアル感。
なぜあの声は、ガラスの玉のなかで発声されたかのように、ちいさく広がり、くぐもったのだろう。
そして不審に思うこと。
わたしは何を託されたのだろう?
五年前新築のマンションに越してきた。
某有名武将が死んだ地だ。
入居と同時に、身体を壊した。
回復すると同時に、見えてきたものがある。
昼日中、廊下を歩く、黒い足。
うわさに聞く、こつこつと床を叩く天井の音。
壁に耳をつけても、響く音は無い。
部屋の机の位置を替えたら、闖入者が現れるようになった。
ゆっくりと足音重く部屋に入る、背の高い男。
のどに生暖かい指を当てられたこともある。
どちらも、夢うつつの状態で現れ、あわてて電気をつけても姿はない。
昨晩は、左の肩から、小さな手で登ってこられ、ささやかれた。
「こどものことをおねがいします」
やけに滑舌の良い女の声だった。
夢だと断定するには、奇妙なリアル感。
なぜあの声は、ガラスの玉のなかで発声されたかのように、ちいさく広がり、くぐもったのだろう。
そして不審に思うこと。
わたしは何を託されたのだろう?
解剖実習
2010.07.11 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
350 名前:医大で・・・ 1/3 投稿日:03/06/05 11:28
三年前に大学で体験したことなんだけど聞いてください。
オレは某地方医大に通ってる学生なんだけど、その頃ちょうど解剖実習をやってました。
そのときの話。
実習はなかなか定刻どおりに終わることがなくて、結構夜中の8時くらいまでかかることがあったんですが、その日はたまたまウチの班が最後まで実習室に残ってシコシコ解剖してました。
教官たちも遅くても7時くらいには帰宅するので、だだっぴろい解剖実習室に4人(僕、A君、B君、Cさん)だけ・・・・。
まあそんなことは全然気にしなくて普通に実習してたんだけど、ふいに扉がガチャっと開いてバタンと閉まる音が聞こえてきたんです。
ああ、先生か忘れ物した学生かなくらいに思っていたんですが、その後だれも入ってくる様子がありませんでした。実習室に入るには扉を2つ通らないといけないし、間にある廊下は途中で折れているので向こう側の扉は実習室からは見えないので確認もできないしまだこのときは別段なにもおもっていませんでした。
で、数分後に今度は実習室の入り口近くで足音が聞こえました。
で、僕たちは入り口のほうに視線を送りましたが誰もいません。
「いま誰か来んかった?」
とみんな言ったので気のせいではなかったようです。
でもまだこのときはそんなに気にすしていなかったんですが、また数分後には足音が聞こえて、振り返るとやはりだれもいない・・・。
ちょっと気味が悪いので僕が
「ちょっと見てくるけん」
と言って実習室を出て、廊下や更衣室などをさっと見回したんだけど誰もいない。
「誰もおらんかったよ」
と言ってまた解剖にとりかかったんですけど、今度はさっきよりもはっきりと足音が聞こえました。
キュッ、キュッという音で、雨の日に長靴履いて廊下を歩いたときみたいな音でした。
さすがに4人とも顔が青ざめてきて、無言でお互い見合わせました。
Cさんは泣きそうな顔をしてオレの腕をつかんできました。
「なんやろ?」
「マジ?」
と小声で話していると、また足音がします。
今度は実習室の中から聞こえてきました。
もう正気じゃいられません。4人ともガタッと席を立ち、音がした辺りを凝視していました。
「やばい!これ絶対やばい!」
「帰ろう!」
4人とも震える手で急いでご遺体にカバーをかけ、そのまま実習室を飛び出しました。
その2日後また解剖実習がありました。
僕たち4人は憂鬱な気持ちでしたが、欠席するわけにもいかないので仕方なく実習にでました。
実習室に入るといつもとちょっと雰囲気が違っていてザワついていました。
理由はすぐわかりました。実習室の床が水浸しになっていたのです。
教授がマイクでカンカンに怒って
「前回最後までいた班は出て来い!」
と怒鳴っていました。
仕方がないので僕ら4人で教授の所に行きました。
事情を話すと教授の顔色が変わり、
「ちょ、ちょっと来なさい」
と教官室に連れて行かれました。
じつは解剖学教室の先生方も昔同じ体験をしたらしいのです。
この話は学長まで及び、けっこう騒動になりましたが、御祓いをしてもらうことになり、その後はおかしなことはありません。
もちろんウチの班の担当のご遺体は代えてもらいました。
あの足音がご遺体のものだったのか、他のものだったのかは今となっては分かりません。
三年前に大学で体験したことなんだけど聞いてください。
オレは某地方医大に通ってる学生なんだけど、その頃ちょうど解剖実習をやってました。
そのときの話。
実習はなかなか定刻どおりに終わることがなくて、結構夜中の8時くらいまでかかることがあったんですが、その日はたまたまウチの班が最後まで実習室に残ってシコシコ解剖してました。
教官たちも遅くても7時くらいには帰宅するので、だだっぴろい解剖実習室に4人(僕、A君、B君、Cさん)だけ・・・・。
まあそんなことは全然気にしなくて普通に実習してたんだけど、ふいに扉がガチャっと開いてバタンと閉まる音が聞こえてきたんです。
ああ、先生か忘れ物した学生かなくらいに思っていたんですが、その後だれも入ってくる様子がありませんでした。実習室に入るには扉を2つ通らないといけないし、間にある廊下は途中で折れているので向こう側の扉は実習室からは見えないので確認もできないしまだこのときは別段なにもおもっていませんでした。
で、数分後に今度は実習室の入り口近くで足音が聞こえました。
で、僕たちは入り口のほうに視線を送りましたが誰もいません。
「いま誰か来んかった?」
とみんな言ったので気のせいではなかったようです。
でもまだこのときはそんなに気にすしていなかったんですが、また数分後には足音が聞こえて、振り返るとやはりだれもいない・・・。
ちょっと気味が悪いので僕が
「ちょっと見てくるけん」
と言って実習室を出て、廊下や更衣室などをさっと見回したんだけど誰もいない。
「誰もおらんかったよ」
と言ってまた解剖にとりかかったんですけど、今度はさっきよりもはっきりと足音が聞こえました。
キュッ、キュッという音で、雨の日に長靴履いて廊下を歩いたときみたいな音でした。
さすがに4人とも顔が青ざめてきて、無言でお互い見合わせました。
Cさんは泣きそうな顔をしてオレの腕をつかんできました。
「なんやろ?」
「マジ?」
と小声で話していると、また足音がします。
今度は実習室の中から聞こえてきました。
もう正気じゃいられません。4人ともガタッと席を立ち、音がした辺りを凝視していました。
「やばい!これ絶対やばい!」
「帰ろう!」
4人とも震える手で急いでご遺体にカバーをかけ、そのまま実習室を飛び出しました。
その2日後また解剖実習がありました。
僕たち4人は憂鬱な気持ちでしたが、欠席するわけにもいかないので仕方なく実習にでました。
実習室に入るといつもとちょっと雰囲気が違っていてザワついていました。
理由はすぐわかりました。実習室の床が水浸しになっていたのです。
教授がマイクでカンカンに怒って
「前回最後までいた班は出て来い!」
と怒鳴っていました。
仕方がないので僕ら4人で教授の所に行きました。
事情を話すと教授の顔色が変わり、
「ちょ、ちょっと来なさい」
と教官室に連れて行かれました。
じつは解剖学教室の先生方も昔同じ体験をしたらしいのです。
この話は学長まで及び、けっこう騒動になりましたが、御祓いをしてもらうことになり、その後はおかしなことはありません。
もちろんウチの班の担当のご遺体は代えてもらいました。
あの足音がご遺体のものだったのか、他のものだったのかは今となっては分かりません。
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