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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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つんぼゆすり

2010.07.31 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

※管理人注
「つんぼ(聾)」は現在、いわゆる「差別用語」として扱われていますが、時代背景や固有名詞であることと、差別的な用法ではなく「耳が聞こえない」という状態を指し示すために使われているため、そのまま掲載します。

不快に思われる方は読むのをご遠慮ください。


703 名前: つんぼゆすり 投稿日:03/06/17 17:07
こどものころ伯父がよく話してくれたことです。

僕の家は昔から東京にあったのですが戦時中、本土空爆がはじまるころに祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親類を頼って疎開したそうです。

まだ僕の父も生まれていないころでした。
戦争が終わっても東京はかなり治安が悪かったそうで、すぐには呼び戻されなかったそうです。
そのころ疎開先では色々と不思議なことが起こったそうです。

そこだけではなく、日本中がそうだったのかもしれません。
時代の変わり目には奇怪な噂が立つ、と聞いたことがあります。

伯父たちの疎開先は小さな村落だったそうですが、村はずれの御神木の幹にある日突然大きな口のような「うろ」が出来ていたり、5尺もあるようなお化け鯉が現れたり。

真夜中に誰もいないにもかかわらず、あぜ道を提灯の灯りが行列をなして通りすぎていったのを多くの人が目撃したこともあったそうです。
今では考えられませんが狐狸の類が化かすということも、真剣に信じられていました。
そんな時、伯父は「つんぼゆすり」に出くわしたのだと言います。


村のはずれに深い森があり、そこは「雨の森」と呼ばれていました。
森の中で雨に遭っても、森を出れば空は晴れているという不思議な体験を多くの人がしていました。
伯父はその森の奥にうち捨てられた集落を見つけて、仲間たちと秘密の隠れ家にしていました。

4、5戸の小さな家が寄り集まっている場所で、親たちには当然内緒でした。
チャンバラをしたりかくれんぼをしたりしていましたが、あるとき仲間の一人が見つからなくなり、夕闇も迫ってきたので焦っていました。

日が落ちてから雨の森を抜けるのは独特の恐さがあったそうです。
必死で「お~い、でてこ~い」と探しまわっていると誰かが泣きべそをかきはじめました。

伯父は「誰じゃ。泣くなあほたれ」と怒鳴ったが、しだいに異変に気付きました。
仲間の誰かが泣き出したのだと思っていたら、見まわすと全員怪訝な顔をしている。

そしてどこからともなく聞こえてくる泣き声が次第に大きくなり、それは赤ン坊の泣き声だとはっきり分るようになった。

ほぎゃ ほぎゃ ほぎゃ ほぎゃ

火のついたような激しい泣き方で、まるで何かの危機を訴えているような錯覚を覚えた。
その異様に驚いて、いたずらで隠れていた仲間も納屋から飛び出してきた。

そして暮れて行く夕闇のなかで、一つの家の間口あたりに人影らしきものがうっすらと見えはじめた。


子供をおぶってあやしているようなシルエットだったが、どんなに目を凝らしても影にしか見えない。
人と闇の境界にいるような存在だと、伯父は思ったと言う。

日が沈みかけて、ここが宵闇に覆われた時あの影が蜃気楼のようなものから、もっと別のものに変わりそうな気がして、鳥肌が立ち、伯父は仲間をつれて一目散に逃げだした。


この話を大人に聞いてもらいたかったが家の者には内緒にしたかった。
近所に吉野さんという気の良いおじさんがいて、話しやすい人だったのであるときその話をしてみた。

すると「そいつは、つんぼゆすりかいなあ」という。

「ばあさまに聞いた話じゃが、あのあたりではむかしよく幼子が死んだそうな。
 つんぼの母親が子供をおぶうて、おぶい紐がずれてるのに気付かずにあやす。
 普通は子供の泣き方が異常なのに気付くけんど、つんぼやからわからん。
 それでめちゃめちゃにゆすったあげく子供が死んでしまうんよ」

伯父は寒気がしたという。
「可哀相に。せっかくさずかった子供を自分で殺してしまうとは、無念じゃろう。
 それで今でも子供をあやしてさまよい歩いてるんじゃなかろうか」

それがつんぼゆすりか。と伯父がつぶやくと
「鬼ゆすりとも言うな」

「鬼ゆすり?」
「なんでそう言うかは知らんが・・・。まあそうしたことがよくあった場所らしい」
伯父はなんとなくあそこはそうした人たちが住んだ集落なのだろうと思った。


ほとぼりがさめたころ、伯父は仲間と連れ立ってまたあの集落にやってきた。
一軒一軒まわって念仏を唱え、落雁を土間にそなえて親子の霊をなぐさめた。

そしてまた以前のように遊びまわってから夕暮れ前に帰ろうとしたとき異変が起きた。
森に入ってから雨が降り出したのだ。さっきまで完全に晴れていて綺麗な夕焼けが見えていたのに。

伯父たちは雨の降る森を駆け抜けようとした。
しかしどうしてそうなったのか分らないが、方角がわからなくなったのだという。
一人はこっちだといい、一人はあっちだという。

それでもリーダー格だった伯父が
「帰り道はこっちだ間違いない」
と言って先導しようとしたとき、その指挿す方角からかすかに赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

一人が青くなって
「あっちは元来た方だ」
と喚いた。

頭上を覆う木の枝葉から雨がぼたぼたと落ちてくる中で伯父たちは立ち尽くした。
仲間はみんな耳を塞いで泣き声の方角からあとずさりはじめた。

「違う違う。だまされるな。帰り道はこっちなんだ。間違いない。逆にそっちにはあの集落があるぞ」


伯父は必死に叫んだ。
そうしている間にも泣き声は不快な響きをあたりに漂わせていた。
伯父は一人を殴りつけてむりやり引っ張った。

「耳を塞いでろ。いいから俺の後について来い」

そうして伯父たちは泣き声のする方へ歩いて行った。
やがて木立が切れて森を抜けた時、そこはいつもの村外れだった。
みんな我を忘れてそれぞれの家に走って帰ったという。

僕はその話を聞いて伯父に
「雨は?やっぱり降ってなかったんですか」
と聞いたが、伯父は首をかしげて
「それがどうしても思いだせんのよ」
と言った。


これにはさらに後日談がある。
伯父が家に泣きながら帰ってきたとき、なにがあったのか聞かれてこっぴどく怒られたらしい。

当然もうあの森に入ってはいけないと、きつく戒められたそうだ。
そしてしばくたって伯父はその家の当主でもあった刀自の部屋に呼ばれた。


刀自は伯父を座らせて言った。
「つんぼゆすりとはそうしたものではない」
この刀自は僕にも遠縁になるはずだが、凄く威厳のある人だったという。
一体誰に吹きこまれたか知らぬが、と一睨みしてから刀自は語りじめた。

この村はむかし、どこでもあったことだが生まれたばかりの子供を口減らしのために殺すことがあった。
貧しい時代の止むをえない知恵だ。

本来はお産のあと、すぐに布で首を締めるなりして殺し、生まれなかったことにするのだが、おぶるくらいに大きくなってから殺さなければならなくなったときには世間というものがある。

そこで母親はつんぼがあやまって赤子を揺すり殺してしまうように、わざとそういうあやしかたをして殺すのだ。
事故であると、そういう建前で。
業の深い風習である。
それゆえに鬼ゆすりとも呼ばれ忌避されるのだ。

「おぬし、弔いの真似事をしたそうだが、そのとき母親に情をうつしておったろう」
伯父はおもわずうなずいた。

「あのあたりに昔あった集落はどれも貧しい家だった。とりたてあそこでは鬼ゆすりが行なわれたはず。いいか、浮ばれぬのは母親ではなく殺された赤子のほうじゃ。助けをもとめて泣き叫び、それもかなわずに死んだ赤子の怨念が、泣き声が呪詛となって母親の魂をとらえ、この世に迷わせて離さぬのだ」


伯父はそれを聞いて総毛立ったという。やはりあの時森の中で聞いた声は伯父たちを誘っていたのだ。
『母親の成仏を願ったから』
あのまま元来た道を行っていたら、とり殺されていたのかもしれない。

刀自は静かに言った。
「鬼ゆすりのことを伝え継ぐのはわしら女の役割じゃ。産むことも殺すこともせぬ男はぐっと口を閉ざし、見ざる言わざる聞かざるで過ごすものだ」
伯父は恐れ入って、もうこのことは一切忘れると刀自に誓ったそうだ。


時代が大きく変わる時、廃れていく言い伝えや風習が最後の一灯をともすように怪異をなすのだと、伯父はいつもそう締めくくった。


 








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高い煙突

2010.07.30 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

576 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/16 07:13
数年前のことですが、私の職場にKさんという人が転勤してきました。

Kさんは、私と同じ社員寮に住むことになったのですが、しばらくして、私と雑談している時に、
「寮の窓から見える高い煙突は何だ?」
と訊いてきました。その時のKさんは心なしか青ざめていたようでした。

私には心当たりはなかったのですが、同じ社員寮でも、私とKさんの部屋は離れていましたし、Kさんの部屋の窓から見える風景と、私の部屋から見える風景が同じとは限りません。

それに私もその土地では余所者でしたし、詳しい地理を知っていたわけでもありませんので、銭湯か何かの煙突でしょう、と適当に話を合わせ、その話はそれきりになっていたのです。

ところが、それからひと月ほど経って、Kさんが寮から程近い住宅街で死んでいるのが発見されました。
死体の状態は無惨なものだったそうです。

奇妙なことに、Kさんはかなり高い所から、墜落して死んだらしいのですが、Kさんの遺体が発見された付近は、住宅ばかりで墜死するほどの高所は見当たりません。

とはいえ、自動車事故でもなく、他殺の疑いはまったくなく、結局事故死として処理されたようです。


さて、私はKさんの本葬に参列するため、Kさんの郷里を訪れました。
Kさんの郷里というのは、九州のある海辺の町だったのですが、遺族の方の車に乗せてもらって、Kさんの実家に向かう途中、海沿いの道路に差し掛かった時、現れた風景に目を奪われました。

そこには、古びた工場に、巨大な煙突が立っていたのです。
遺族の方によると、それはお化け煙突と言われる煙突で、かなり昔から町のシンボルとしてそこに建っているそうです。

私は何となく、Kさんが寮の窓から見た煙突というのが、この煙突ではないかと思えてなりませんでした。


ところで、私は最近たいへん不安な日々を送っています。
私の寮の部屋の窓から、高い煙突が見えるようになったのです。

心なしかKさんの郷里で見た、あのお化け煙突に似ているような気がしました。
煙突はかなり遠くに見えますので、以前からあったのに気づかなかった可能性もないとは言えません。

また、最近になってできた建造物かもしれませんが、私にはその煙突が最近になって忽然と現れたようにしか思えないのです。

職場の同僚に訊いてみてもあいまいな答しか返ってきません。

私には、あの煙突の近くまで行って確かめてみる勇気はありません。
皆さん、お願いです。今すぐあなたの家の窓から、外を覗いてみてほしいのです。

それまで見たこともなかった煙突が見えるということが、あったら教えてほしいのです。
いったいそんなことが、あり得ることなのでしょうか?


 








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ネコ

2010.07.29 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

2ちゃんねるオカ板より転載

ネコ。

あまり怖くない話ですまん。
飼い猫が交通事故で死んだんだわ。

まだ三歳の可愛い盛りだったのにな。
それから俺はしばらく飲んだくれる日々が続いた。

ある日寝てたら部屋のすみでなにかがススっと動いた。
「きっと飼い猫が俺のことを心配して会いにきてくれたんだな」
っと思って探したけどそれっきりだった。

でべつの日に部屋で寝てたらすみのほうで何が動く気配がした。
今度はベッドのうえに乗っかってきた。
「また会いにきてくれたのか」
と思って目を開けたら・・・。

飼い猫じゃなかった。

四つん這いの女がベッドのうえでこっちをみてた。
俺は気を失って気がついたら朝になってた。

(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)



 








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起きてるの?

2010.07.24 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

305 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/13 06:38
友達の話。

夜中にふと目が覚めたY子が、何気なく隣で寝ていた弟を見ると瞬きもしないで天井を見つめていました。
「起きてるの?」
話し掛けますが弟は黙って天井を凝視しています。

無視されたと思って腹が立ったY子はもう一度
「起きてるのっ!?」
と言いながら布団をバシッと叩きました。

すると弟の首がゴロンとはずれて転がり、1メートルぐらい行った所でスーっと宙に浮いて部屋を出て行きました。ビビったY子は頭の上まで布団をかぶり朝が来るのを待っていました。

夜が開け、恐る恐る弟を見てみると普通に寝ており、その後事故ったり病気になる事も無く元気に暮らしているそうです。

オチ無いからあんま面白くないか。


 








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いるなら出て来い

2010.07.21 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

220 名前:210 投稿日:03/06/12 21:11
幽霊とかUFOとかを全く信じない友人Eが、この間、凄い慌てた様子で私に電話してきました。
 
『お願いだからとにかく早く来て!!』
パニック状態のEに
『解ったから待ってて!!』
と告げると私は電話を切りました。

一体どうしたのだろう?と言う疑問よりも心配が先立って食べかけの夕飯もそのままに急いでEのマンションに掛けつけました。

Eのマンションに着くと全身濡れたままのEがタオルを一つ纏っただけで出てきました。
『お願い!!今晩一緒に居て!!』
と懇願するEにまさか変な男に強姦された!?と逆にパニックになった私。

とりあえず部屋に入ってEに服を着せ、冷蔵庫から適当な飲み物取り出し飲ませると落ち着きを取り戻したのかEは順を追って話を始めました。

その日、実は大学でEと他の友人とで怪談話をしていたんです。その時もEは
『ワケないじゃん!!』
と全ての怪談話を否定。場をシラケさせておりました。

『アンタねぇ・・・そんな事言ってるといつか怖い思いするよ~』
と友人達とEに言うと
『絶対居ない!!だって見た事ないもん!!見てたらそんな事言わないよ!!』
ともっともらしい事を言われ
『水周りは出やすいから気を付けなよ!!』
と悔し紛れに吠えると
『ハイハイ、水周りね~』
とEはせせら笑ってました。

そしてその日の夜、彼女が風呂場でシャワーを浴びている時に、フと『水周り』と言う言葉を思い出したのです。身体も髪も洗い終わったEが最後に顔を洗いながら、

『もし、本当に幽霊が居るなら顔を洗い終わった途端に目の前に現れなよ・・・なら認めてやるし・・・』
と心の中で囁き、顔を洗い終えて目を開きました。

『・・・やっぱり居る訳ないっての・・・w』
目を開いても現れない幽霊にEは得意げに、そして自分のバカさ加減にクスクスと笑い出すと後ろを振り返り、風呂場のドアを開けようと手を伸ばしました。

しかし、ドアが開きません。
グイグイ引っ張ってもドアが軋むだけでウンともスンとも言わないのです。
『あれ?鍵が掛かっちゃったのかな?』
そう思いながらドアの下についている捻って掛ける鍵に手を掛けようとしたその時、Eは異変に気付きました。


ドアの下の換気窓から誰かが覗いている・・・


その窓は風呂場でのシャワーや掛け湯で脱衣所が濡れない様に複雑な造りに成っているので風呂場からも脱衣所からも覗く事なんて出来ません。

(大体何処の風呂場の換気窓でもそうだと思います。マンション住まいの方なら解り易いかも)
しかし縦3cm、横20cm、奥行き1cm程のそのとんでもない隙間に人が居るんです。

どう考えたってオカシイ。どうしてこんな所で人が覗いてるのか・・・
それ以前に床から顔が生えていないと絶対無理な体勢でその人は覗いていました。

目だけ見えるその異物にEは声も上げる事が出来ず、凝視されるその目と見つめ合ってしまいました。
そしてEは意を決した様にドアを思いっきり開きました。

脱衣所には誰も居ません。もう一度その換気窓を覗いてみましたがあの目はありませんでした。
そして我に返ったEは、あまりの恐怖心でパニくりながら急いで携帯を手に私に電話を掛けてきたと言う事でした。


それから5日経ちますがその風呂場にはもうあの目は出てきて無いらしいです。
そしてEはそれから怪談話を煽ったりしなくりました。と言うか嫌うように成りました。

あの目は一体何だったのか今でも意味不明です。


 








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