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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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お狐様

2012.07.28 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

43:本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 02:48:46.47 ID:veGHgml+0
これは私が、いや、正確には母が半年前から9月の終わりごろまでに経験した話。長いです。

今年の7月某日、もろもろの事情で、私は結婚を前に実家へ一度帰省するためアパートから引越しすることになりました。
父は仕事の繁忙期でこれませんでしたが、母が有給をもらって、代わりに来てくれました。

母は去年から体の調子が芳しくなかったのですが、とにかく外で遊ぶのが大好きな人で、今年の5月にトルコ旅行なんぞに行くような、本当に活力あふれる虚弱体質の人です。
さらにいうなら何もないような場所でよく転ぶ、おっちょこちょいな人でもあります。
荷造りのときも10センチの段差しかないアパートの玄関で派手にスッ転んでました。



44: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 02:50:49.18 ID:veGHgml+0
私のアパートがあった某所は海と山に囲まれた比較的のどかな場所(相手の家の地域)で、高速を走らせればすぐにK野やおI勢さんにいけるような立地の場所でした。
そんな場所ですから、旅行好きで観光大好きな母親が行動を起さないはずもなく。

「M(私)さん!お母さんちょっとK野古道めぐりいきたい!」

ちょっとK野古道めぐりってアンタねぇ、なんて思いもしましたが、言い出したら聞かない人ですし、行かない!なんて私がごねて後からネチネチ文句言われるのもイヤだしなぁ、という思いもあり、とてもすごく遠回りですが引越しの荷物(クロネコさんの単身パックからあぶれ出た荷物)をひっさげて、K野古道とN智大社、周辺のお社へ行くことになりました。

旅なれた母はあれよあれよと言う間に宿を確保し、いきたい社と観光スポットをググって決め、出だし快調に出発しました。



45: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 02:53:02.66 ID:veGHgml+0
母は特定疾患の関係で少々膝を傷めていましたが、山岳用の杖を駆使してN智の滝とN智大社をすべて回り(私は翌日筋肉痛で泣きました)N智大社すぐしたのK野古道の看板(?)のところで記念撮影をしてからお宿へ行きました。

メインの道路からはずれたところにあるその宿、いや、宿というよりホテルに近い感じでしたけれど、とにかく泊まる予定の場所はリアス式港のすぐ横をせり出た感じに立っている古めのお宿でした。

本来なら16時にはチェックインできる予定でしたが、N智大社の階段を下りるのにおもったより時間を食ってしまったのでついたのは18時をまわっていました。
7月ですからちょうど夕暮れで、山間に沈む夕日が赤々と綺麗でした。
案内された宿は本当にオーシャンビューで、2人で泊まるにはちょっともったいないような、トイレとお風呂のついた和式のお部屋でした。



46: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 02:54:16.81 ID:veGHgml+0
ここでかなりテンションのあがった私と母は、お泊り荷物セットの片付けもそこそこに写真を撮り始めました。
とにかく部屋のいたるところを私はとり、母は窓から見える景色をしきりに撮っていました。

ちょうど夕日が完全に沈み込んで、母が夕日と海の写真を
「綺麗綺麗!!」
とキャイキャイいいながら撮っていたときです。
突然ピタッと不自然に、母は喋るのをやめました。

不審におもって
「どうしたの?」
と声をかけると、母は突然カーテンをシャッと閉めました。
無言で反対側のカーテンもシャッとしめて、母はニコッと笑いました。

「ん?ああ、ちょっとはしゃぎ疲れちゃったから、温泉いこうとおもって!」


(続きは『続きを読む』をクリック)





 








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―エレベーター― <毒男シリーズ>

2012.07.27 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象



29: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/11/21(月) 03:03:00.68 ID:G75lp4rB0
これは友人T君が体験したお話です

あれは、友人Aの自宅に遊びに行った時の事です
いつも土曜になると 競馬友達のAの家に行き競馬の予想などをしていました

Aの家は10階建て市営団地の9階にあり エレベーターを使ってAの家まで行ってました
いつもなら 仕事が終わり10時30分くらいにはAの家に着いていたのですが
その日は 仕事の以来が多く 一時間ぐらい残業したと思います

仕事が終わりそのままAの家に向かいました
Aの団地についたのが午後11時30くらいだったと思います

この、Aの団地のエレベーター
夜11時になると二台あるエレベーターの左側一台が
事故や事件防止などで各階に止まるようになっているのです
前にもこの団地で変質者が出て 女の子が襲われたそうです
その事を知っていた私は 左側ではなく右側のエレベーターに乗りこみました

ウィーーン・・・・ガチャン!

エレベーターの中に入り Aが住んでいる9階のボタンを押しました


カチ

いつものようにエレベーターは動きだしました
僕はエレベーター内の各階表示灯を見ながら9階に着くのを待っていました



30: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/11/21(月) 03:03:47.97 ID:G75lp4rB0
ウィーーン・・


















ん?




ドッ!!

何故かエレベーターは5階と6階の間で止まってしまいました



32: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/11/21(月) 03:05:07.54 ID:G75lp4rB0
T「おいおい・・どないなってるんや・・」
とりあえず 私はそのうち動くだろうと思いジっと待っていました

数分経った頃でしょうか
T「あ、Aに電話すりゃいいんだ」
と思い、携帯でAの所に電話しようと思いました
T「あちゃ・・電波来てないやん・・」
しかし、そのエレベーター内では電波が届かず 電話ができなかったのです
T「しょうがないな、非常ボタンを押して誰かに助けてもらうか」

そう思った私はさっそく 非常ボタンを押しインターホン越しに話かけました
この非常ボタン この団地の管理人室と繋がってるみたいです
T「すいませぇん、すいませぇん 誰かいないですかぁ」
何回呼びかけても誰もでてきません
T「おいおい・・このまま朝まで待てって言うんかい・」

インターホン越しに呼びかけて3分くらい経った頃でしょうか
インターホンの先から何か音がしてきました

「ガチャ ガチャ はい もしもし」

T「はぁ。。助かった・・もしもし、すいませんエレベーター止まったみたいなんですけど」


「 そうですか  そのままお待ちください  」


T「お願いします」
T「はぁ・やっと出れるは・どうなることかと思った・」



33: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/11/21(月) 03:06:26.24 ID:G75lp4rB0
私は、インターホンの先から聞こえた言葉に感謝しそのまま待っていたのです
エレベーター内からは6階のエレベーターホールの部分が50cmほど見える程度でした
私は その50cmの部分を見ながら「早く来てくれ 早く来てくれ」と思っていました

数分後 誰かが6階のエレベーターホールに来たような足音がしました


コツ


コツ


コツ


「やっと来てくれたんやな、 すいませーーん!ここでーす!」
私は エレベーターホールに向かって来る人に向かって声をだしました
しかし6階にいてるだろうと思われる人は一向に姿を現しません
「すいませーーん! すいませーーん!」
何回か私は声をかけましたが 返事が返ってきません

しかし、しばらくして エレベーター内から見える6階部分の所に人影らしい姿が映ったのです
私はエレベーターの後方にさがり その隙間を見ていました
すると

!!

顔だったのです・・



35: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/11/21(月) 03:07:56.37 ID:G75lp4rB0
その隙間の右方向から 髪の毛らしき物が最初に見えだんだん顔全体が見えてきたのです
その時 私は直感で思ったのです
「この人・・この世の人ではない」と

顔に温度が感じられず 表情は無表情
そして目は私の方を見ず 私の右肩の方向を瞬き一つせず見ているのです

この時とてつもない恐怖を感じました
エレベーターと言う密室で逃げられない恐怖
そして目の前2mのガラスの向こうにある この世にいないはずの人がこちらを見ている恐怖
私は恐怖で動く事すらできずその場にたちつくすしかありませんでした


どれくらい時間が経ったんだろうか
その後その顔はスー・・っと静かに消えてしまいました
と、同時にエレベーターは動きだし9階についたのです
いそいで Aの家に駆け込み さっき起きた事をAに言おうとしましたが
しかし、言うのを止めました

Aの部屋で すこし落ち着き 冷静に考えました
「インターホン越しに話した人 来てくれなかったな・・」
ここで私はAに いつも管理人室には誰かいるのかを聞きました
するとAは
A「管理人なんか 昼までしかおれへんで 夜になったら自宅に戻ってるわ」
と言うのです

じゃ・・あの インターホン越しにしゃべった人って・・


みなさんも 夜一人で乗るエレベーターは気をつけてくださいね・・ 





 








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二人の笑顔

2012.07.27 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

88: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 04:49:37.18 ID:QT9oV4Li0
ついさっき、もしかすると今もかもしれない話

私は今、母と弟と同じ部屋で寝ています
二人は既に寝ていました
電気は、完全に消すのではなく、豆球?(淡いオレンジの光)の状態です
和室で、位置関係は

ふ|       |
す| 母 弟 私 |か
ま|       |べ

こんな感じです
さっきまで私は壁の方を向いて寝ながら、怖い話のサイトや洒落怖を見ていました
夜中に見ると余計怖いwなんて思っていました
そしてふと、寝返りを打って母と弟の方に向いたんです


心臓が止まるかと思いました



89: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 04:50:22.14 ID:QT9oV4Li0
二人とも顔がこちらに向いてました
別にそれは変じゃない

ですが、二人とも
目が開いていて、
笑顔なんです

小声で弟の名前を呼ぶけれども返事はない、というか寝息が聞こえる

なのに、笑顔で私を見ている。
無言で微動だにしないまま。

笑顔、と言っても口角が不自然にニヤッと上がっていて、まるで仮面が張り付いているみたいでした
弟だけだったら、妙な寝相って事にできるけどなあ
弟の向こうで、母親も寝息をたてたまま歪んだ笑顔で私を見つめてるしなあ



90: 本当にあった怖い名無し:2011/12/04(日) 04:51:00.48 ID:QT9oV4Li0
どーしよーかなー
なんて、冷静に考えようと努めました
怖くてたまりませんが、私が何らかの反応を見せて、もしソレが話したら。
とにかくそれが怖かった
家族に見えるけどこれは家族じゃない
一体ナニなんでしょう

私はそっと布団に潜り込み、壁の方を向きました
そして今、布団に全身潜って震えながらこれを打っています
今この瞬間も、母と弟は目を開けて、笑顔で私を見つめているのでしょうか
もう寝返りを打つ勇気はありません

こんな時間まで起きてなきゃよかった
夜中に洒落怖なんか見るんじゃなかった
そうしなきゃ、家族の形をしたものにここまで恐怖を感じなくてすんだはず

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
背後が怖くて仕方ありません
速やかに、何もなかったと思って寝ようと思います
おやすみなさい





 








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町内会での肝試し

2012.07.27 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

720 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/28 18:10 ID:FktZfAzz
俺が厨房の頃、町内会で肝試し大会をやる事になった。
本当は小学生だけなんだけど、弟は小学生だったので一緒に参加する事に。
肝試しっても、山奥とか廃屋とかじゃなくて、町内にあるお寺のちょっと広い墓地を一周するだけという簡単なもの。

で、俺は裏方役に。幽霊役をなる事になった。
子供たちがいっぱい来るので、本気で怖がらせてやろうと意気込んだ。
他の幽霊役の女の子とかは浴衣着て、赤い絵の具で口から血を流してるようにしたり包帯ぐるぐる巻きやら、マントはおったりやら、西洋っぽいのもいる。
まあ、町内会ですから。

俺はというと、考えたあげく家にあった銀色の宇宙人のマスク。
地球に不時着した宇宙人が、帰れずに遠く離れた星で死んだという設定である。
宇宙服はダンボールで作った黄金聖衣。我ながら素晴らしいと自画自賛。
あとは肝試し本番を待つだけだ。



721 名前:720 投稿日:04/06/28 18:11 ID:FktZfAzz
そして、夜8時になり肝試し開始。
俺はみんなと離れた、墓石と墓石の間に身を潜めた。
あっちこっちで悲鳴が聞こえる。絶叫する子もいるみたいだった。
俺のとこに来た子供らも、ものすごい勢いでびっくりしていた。
幽霊役はかなりおもしろい。

しばらくして、一通り参加者も途絶えた頃、ふと気づいた事が。
ちょっと離れた、10mぐらいの距離の墓のところに人影が。
幽霊役だろうけど、あんなとこに誰か居たっけか?と考えた。

だがその人影は何かがおかしい。
まず、そこは肝試しのコースではない。そこで待つ意味が無い。
それと、幽霊役はみんな子供だったのに、人影は明らかに大人であった。
墓石の高さと比べても、当時厨房だった俺より大きい。
俺はその人影をじっと見つめた。



722 名前:720 投稿日:04/06/28 18:12 ID:FktZfAzz
すると、俺のそばを親子連れが通りかかった。(参加者)
我に返った俺は、取り敢えず「うおおー!」と脅かして、親子連れをやりすごして再びさっきの人影に目をやった。

が、そこに人影は無かった。
一瞬で消えてしまった。
間違いない、この墓地に眠ってる人だ。俺は瞬時に理解した。
本物を見てしまった俺は、さすがに怖くなって逃げようとした。
だが、恐怖で足が動かなかった。
墓石に目が釘付けの状態で動けなかった。

すると、墓石から黒いものが出てきた。
スーっと浮き上がるように、黒い人影が出てきた。
「き、来た!」
俺は恐怖のあまりその場にへたりこんだ。



723 名前:720 投稿日:04/06/28 18:13 ID:FktZfAzz
墓石から出てきた人影に目を奪われ、その場から動けない。
ちょうどその時、雲の切れ間から月が顔を出し、人影を照らした。
女だった。髪の毛はそこそこ肩ぐらいまで。若い女だった。

そして、その女がこちらを振り向いた。
さすがに心臓が止まるかと思った。今までに味わった事のない恐怖。
女は数歩だけ俺の方に進みだしたかと思うと、ぴたりと止まり、再び闇に姿を消した。

俺はダッシュでみんなのところに戻った。
これまでの事を話したが、「幽霊が幽霊怖がってどうする」などと笑われ相手にしてくれなかった。



724 名前:720 投稿日:04/06/28 18:17 ID:FktZfAzz
以上で終わり。
人相はよく見えなかったけど、消える間際になんか笑ってたみたいだった。
(そんな風に見えた。)
悪い霊とかそんなんじゃなく、子供たちがキャーキャーしてるのを見て楽しんでいるような印象を受けた。
せっかく静かに眠っていたところを起こしてしまったみたいで、今思うとなんだか申し訳なくなってしまった。

乱文スマソ。 





 








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事故物件

2012.07.26 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

25 :名無し不動さん:2007/08/13(月) 20:09:07 ID:rw3DnDZg
地元で結構有名な物件なのですが、5階建てで地区15~17年ぐらいの3DKのマンションで7,8年前でしょうか303号で30代後半の水商売の女が自殺しました。
原因や自殺の方法はわかりませんが大家がその後、風呂場を改装したというのを聞いたので、風呂で手首でも切ったのでしょう。

まもなく302号が引っ越していき、304号も越していきました。
その後うちの会社で304に客付けしたのですが、そこの奥さんが半年もしないうちに亡くなってしまいました(多分偶然だと思いますが)。
変な噂はあっという間に広まります。夜人影が見えるだの、3階にはいると死ぬだの、とうとう3階に入居者がいなくなってしまいました。馬鹿な話です。大家大迷惑。



26 :名無し不動さん:2007/08/13(月) 20:09:56 ID:rw3DnDZg
しかしここからがなかなか面白いのですが近所のすし屋の新米がすしとうなぎの白焼きの出前を受けて、届けたそうです。チャイムを押すと女性の声で
「はーい」
と返事があり部屋の前で待っていたがなかなか出てこない。

痺れを切らして
「すみませーん」
と声をかけるとすりガラスのすぐ向こうに女の姿がある。
新米君は変なとこきちゃったなーと思いつつその場ですし屋に電話したそうです。



27 :名無し不動さん:2007/08/13(月) 20:10:36 ID:rw3DnDZg
大将にその状況と場所を伝えるとすぐに戻って来いといわれすし屋に帰ったそうです。

そうですその部屋は問題の303号。
すし屋の大将はそのビルの3階に人がいないのは当然知っていましたが、出前の場所なんか詳しく聞かないので新米君の話を聞いてゾッとして呼び戻したそうです。
すしと白焼きの組み合わせも生前その女がよく出前で取っていたそうです。

当時私も20代前半で若かったのも手伝って、よせばいいのに新米君ともう一人連れを連れ3人で深夜303にはいってみようということにしてしまったのでした。
(当時事務所に3階のかぎが幾つかあったのです)



28 :名無し不動さん:2007/08/13(月) 20:11:39 ID:rw3DnDZg
すし屋で盛り上がった日の二日後、新米君の仕事上がりを待って深夜1時に3人(私と連れ、そして新米君)でマンションに向かいました。

うちの会社では鍵の管理などあってないようなものなので鍵の持ち出しも楽勝です。

一応、懐中電灯を1つ、霊は鉛が苦手だというのがつれの自論で、彼が用意してきた鉛の板を細長くきった短剣風のもの、(こんなことばかりやってる奴だった)そして逃げるとき財布などを落とすとアツイのでそういうものはすべて車において臨戦態勢で望みました。



29 :名無し不動さん:2007/08/13(月) 20:12:30 ID:rw3DnDZg
このマンションは5階建てですがエレベーターがありません(今は5階建てなんかだと必ずエレベーターをつけなくちゃいけないんですが古い建物にはないものが結構あった)

階段をのぼって3階に出ました。3階フロアはたまに怖いもの見たさの奴らが冷やかしに来ていたようですがさほど荒れてはいませんでした。
階段際の壁についている電灯のほかには明かりはありません。



30 :名無し不動さん:2007/08/14(火) 17:10:44 ID:xsrPkcMR
新米君は出前のときのリアルな体験を思い出してしまったらしくかなり及び腰になっています。

私も夜中に見る303のドアのすぐ向こうに女がいるのでは、と思うとかなり近づくのに抵抗がありました。
3人でやばいよ、やばいよ、とかいいながら303号の前まで来ました。

つれが
「この覗き穴から向こうから覗いてたらこええな」
なんていうものですから、もう3人とも覗き穴付近をまともに見れません。



31 :名無し不動さん:2007/08/14(火) 17:11:45 ID:xsrPkcMR
とりあえず気を取り直してチャイムを押してみることにしました。誰が押すかでもめました。

2人は当然言い出しっぺで不動産業者の私が押すべきだと言い張ったのですが、どうしても嫌だったので、霊に遭遇するためには新米君が出前したときと同じようにチャイムを押して声をかけるべきだ、と言ったあとで

うあーこえーこといっちゃったー

と後悔するようなことを提案してしまったのでした。

これには二人も反論できなかったらしく、新米君にすべてが任されることになりました。
意を決してとうとうチャイムを押しました。
‘ピン・ポーン‘・・・無人のフロアにチャイムの音が響きます・・・変化なし。



32 :名無し不動さん:2007/08/14(火) 17:12:45 ID:xsrPkcMR
つれにつつかれて新米君が口を開きます
・・・***でーす・・出前をー・・・
とても小さな声。

んなもん聞こえるかと3人とも思いましたがそれ以上要求しませんでした。
しばらくしても何も起こりません。

3人ともほっとしつつ次の段階、ここからが本番、鍵を開けて中に入るのです。
当然それは私の役目、逃げるわけにはいきません。

ポケットから鍵を探り出し鍵穴に近づけそこで二人に目で確認すると、二人とも力強くうなずきました。

ああコイツラとは長い付き合いになりそうな気がする・・・
と考えながら鍵を挿し込み・・カチャリ・・と開錠し鍵を引き抜きました。



33 :名無し不動さん:2007/08/14(火) 17:13:51 ID:xsrPkcMR
ノブに手をかけドアを軽く少しだけ開こうとしたら動きません。
どうやら長い間開けていなかったため縁が錆びているようです。
厄介なことになりました。結構な力を入れて開けないとなりません。

ぐっとドアを引くとズズッとドアが開くようです、ぐいっと引くとドアが開きましたが直後に‘ガシャン‘とすごい音とともにドアが引っかかりました。

「ひっ・・チ・チェーンかかってる・・・」

なんとドアの内側からチェーンがかかっていたのです!もう十分でした。

私たちは口も聞かずに階段を駆け下りると、車に乗りその場を離れました。
鍵を閉めてくるのを忘れましたがどうでもよかったです。



34 :名無し不動さん:2007/08/14(火) 17:14:46 ID:xsrPkcMR
新米君は翌日熱が出てすし屋を休んでしまったようです。

私はもうその物件を斡旋するのはさすがにいやになりその後一度も行っていませんが、ほかの業者が3階に何人か外人を入れたという噂を聞きました。  

後からすし屋で聞いた話ですがあの後もすしと白焼きの出前の注文が2回ほどあったそうです。
あの部屋から・・・ 




 








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