都市伝説・・・奇憚・・・blog
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☆☆気がつけば1億PV☆☆
レンゲ畑
2012.08.08 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
922 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:31 ID:LkrRqeP6
話の流れをぶった切ってカキコ
今度は父方の実家での昔の話。
「レンゲ畑」
-1-
俺がまだ5歳の時のことでその頃はなんでそういうことが起きたかわからなかったが、いま考えるとその訳が分かるような気がする話。
父方の郷里は和歌山県。
内陸の方で海は無かったが周囲は田んぼが多く春になるとレンゲの花が咲き乱れる素晴らしい所だった。
父の夏休みを利用して、父も久方ぶりに帰郷したのだと思う。
息子に故郷を見せてあげたかったんだろう。
折しも季節は春でレンゲ草が田んぼ一面に広がっていた。
写真もあるがここでの記憶はいまでもありありと心に再現出来るぐらい幼心にとって天国のような記憶だった。
ただ、一つだけ当時は納得いかなかったことを除いては。
925 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:43 ID:LkrRqeP6
-2-
一面のレンゲ畑で父方の伯父と叔母、従姉妹と4人で夢中で花を摘んだ。
従姉妹は手先が器用だったので花輪を作ってくれたり腕輪を作ってくれたりと2人で大はしゃぎだった。
その内、俺は広いレンゲ畑を真ん中の方まで花を摘み摘み歩き回っていた。
レンゲの花の蜜は甘いことも知った。
遠くに伯父叔母、従姉妹が見える場所まで来て流石にちょっと遠くまで来てしまった。と思った俺は戻ろうと両手一杯のレンゲ草を抱えて元来た道を引き返していこうとした。
ふと、背後に目をやるとそこにさっきまでは居なかった筈の人が居た。
詳細までは覚えていないが青のワンピースを着た女性だった。
「僕?その花お姉さんにくれるかな?」
そう問いかけられた。
927 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:45 ID:LkrRqeP6
-3-
俺は両手一杯のレンゲのうち半分だけその女性にあげたと記憶している。
やはりこれだけ摘んだのだから全部は惜しかったのだろう。
女性は、
「ありがとう。僕は一人かな?」
と俺に尋ねた。
首を縦に振って一人だということをアピール。
正直な話、お姉さんが奇麗だったのでませガキの俺はその頃からこんな調子だった。
お姉さんは俺がどこから来たのか、とかいくつだ、とかいろいろな事を質問した。
お姉さんも手先が器用で花輪とかネックレスだとかを作ってくれた。
少し奇妙だったのは、お姉さんの匂いが土のような湿った匂いがしていたことが子供心に変だと思った。
「あっちへ行こうか?」
お姉さんは田んぼの真ん中にあるちょっとした木立を指差して俺を促した。
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話の流れをぶった切ってカキコ
今度は父方の実家での昔の話。
「レンゲ畑」
-1-
俺がまだ5歳の時のことでその頃はなんでそういうことが起きたかわからなかったが、いま考えるとその訳が分かるような気がする話。
父方の郷里は和歌山県。
内陸の方で海は無かったが周囲は田んぼが多く春になるとレンゲの花が咲き乱れる素晴らしい所だった。
父の夏休みを利用して、父も久方ぶりに帰郷したのだと思う。
息子に故郷を見せてあげたかったんだろう。
折しも季節は春でレンゲ草が田んぼ一面に広がっていた。
写真もあるがここでの記憶はいまでもありありと心に再現出来るぐらい幼心にとって天国のような記憶だった。
ただ、一つだけ当時は納得いかなかったことを除いては。
925 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:43 ID:LkrRqeP6
-2-
一面のレンゲ畑で父方の伯父と叔母、従姉妹と4人で夢中で花を摘んだ。
従姉妹は手先が器用だったので花輪を作ってくれたり腕輪を作ってくれたりと2人で大はしゃぎだった。
その内、俺は広いレンゲ畑を真ん中の方まで花を摘み摘み歩き回っていた。
レンゲの花の蜜は甘いことも知った。
遠くに伯父叔母、従姉妹が見える場所まで来て流石にちょっと遠くまで来てしまった。と思った俺は戻ろうと両手一杯のレンゲ草を抱えて元来た道を引き返していこうとした。
ふと、背後に目をやるとそこにさっきまでは居なかった筈の人が居た。
詳細までは覚えていないが青のワンピースを着た女性だった。
「僕?その花お姉さんにくれるかな?」
そう問いかけられた。
927 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:45 ID:LkrRqeP6
-3-
俺は両手一杯のレンゲのうち半分だけその女性にあげたと記憶している。
やはりこれだけ摘んだのだから全部は惜しかったのだろう。
女性は、
「ありがとう。僕は一人かな?」
と俺に尋ねた。
首を縦に振って一人だということをアピール。
正直な話、お姉さんが奇麗だったのでませガキの俺はその頃からこんな調子だった。
お姉さんは俺がどこから来たのか、とかいくつだ、とかいろいろな事を質問した。
お姉さんも手先が器用で花輪とかネックレスだとかを作ってくれた。
少し奇妙だったのは、お姉さんの匂いが土のような湿った匂いがしていたことが子供心に変だと思った。
「あっちへ行こうか?」
お姉さんは田んぼの真ん中にあるちょっとした木立を指差して俺を促した。
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「カン、カン」後日談
2012.08.07 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
管理人注:元記事は2002年の【「カン、カン」】に後日談がありましたので、掲載します。
まずは元記事からお読みいただくとわかりやすいかと思います。
470: カン、カンその後 1 :2010/01/04(月) 16:46:17 ID:+c8UOsBv0
以前このスレで『カン、カン』という話を投稿した者です。
あれから8年近くもの月日が経ちました。
またも恐ろしい出来事がありましたので、皆様にお伝えします。
拙い文章であることに加え、前回の話を読んでいない方には少々伝わりにくいかもしれませんが、ご了承下さい。
現在、私の実家のアパートには母と妹が住んでおり、2つ上の姉は実家からだいぶ離れた場所で就職し、私は隣県の大学に通いつつ一人暮らしをしています。
父は単身赴任で、8年前と変わらず全国を転々としています。
去年の冬、久しぶりに実家から連絡があり、母から
「家に戻ってきなさい」
と声を掛けられました。
私はとにかく家に帰るのが嫌で、せっかくの休日をあのおぞましい場所で過ごしてたまるものかと思い、母の誘いを毎年頑なに断っていました。
しかし、今年は滅多に戻ることのない姉と父が帰ってくることもあり、母の怒声にも押され、卒論を間近に控えつつも、しぶしぶ帰省することにしました。
恐ろしい目にあった家に再び戻ることにも、抵抗は十分にあったんですが、実はそれよりも怖いことがありました。
母には申し訳ないことなのですが、母と対面するのが何よりも怖かったのです。
かつて母と電話越しで会話をした時、母が明らかにおかしな様子だったのを、今でも覚えています。
母の声なのに、母じゃないモノと会話をしていたあの瞬間。今でも忘れられません。
…とはいえ、全ては過去のこと。
アレを見た後でも、私の身の周りでは特におかしな事はなく、幸運なことに、家族の中で病気をしたりケガしたりする人もいませんでした。
姉も妹も元気そうにしてるし、母も父も、ここ8年で変わったことはないようです。
もはやあの「家族がお終い」という呪いの言葉だけではなく、白い着物姿の女を見たことさえも夢だったのではないか、と思い始めていたところでした。
耳にこびりついているあのイヤな音だって、いつかきっと忘れるに違いありません。
絶対に大丈夫!!と自分に強く言い聞かせ、私は実家に向かいました。
帰省を避けていた本当の理由を母に悟られないよう、せめて実家にいる間は明るく振舞おうと心に決めていました。
471: カン、カンその後 2 :2010/01/04(月) 16:47:09 ID:+c8UOsBv0
家に帰った私はほっとしました。
父も母も、妹も姉も元気そうで、久しぶりに帰省した私を見て、卒業は大丈夫なのか、彼氏はできたのか、などと、お約束のお節介を焼くのでした。
あれほど気にしていた母も変わった様子はなく、ホテルの清掃業のパートで日々忙しいとの事でした。
しかし姉に話しかけることだけは気まずく、躊躇われました。
その理由は、8年前のあの出来事があってから、姉は私のことを、今日まで徹底的に無視し続けたからです。
幼い時、あの真っ暗な居間で、私が大声で叫んだことが絶交のきっかけに違いなく、私に対する姉の冷たさは、尋常なものではありませんでした。
そんな姉が実家で発した言葉に、私は耳を疑いました。
「あんたのこと、ずっと無視しててごめん」
まさか、かれこれ8年も無視されていた姉から、謝罪の言葉があるとは思わなかった。
「私こそごめんなさい。でも、突然どうしたの?もしかして、何かあった?」
驚きのあまり、聞かない方がよい事まで聞いてしまったような気がしました。
姉はどこかぎこちない表情を浮かべましたが、昔使っていた姉と私の共用部屋に私を招いて、話をしてくれました。
「あたしのうちでね、あの音が聞こえた」
あの音、という言葉を聞いただけで、私は何かひんやりとしたものが背筋を伝うのを感じました。
姉はそんな私の様子を見てから、話を続けました。
「あの日、仕事から帰ってきたのが夜9時頃。で、部屋でテレビ観てたんだけど、風呂場のほうでカン、カンって。
ちっちゃい頃、あんたと一緒にその音を聞いたことがあったから、すぐに分かったよ。これはやばいって。
近くに同僚が住んでたから、ソッコーで家を出て、その友達のところに行ったの。
その友達んちで話をしてたら、また風呂場のほうからカン、カンって。おかしな鉄の音だった。
友達も私もパニックになって、部屋を出て警察を呼んだ。
結局風呂場には何も無かったし、一応部屋も調べてもらったけど何もなかった」
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まずは元記事からお読みいただくとわかりやすいかと思います。
470: カン、カンその後 1 :2010/01/04(月) 16:46:17 ID:+c8UOsBv0
以前このスレで『カン、カン』という話を投稿した者です。
あれから8年近くもの月日が経ちました。
またも恐ろしい出来事がありましたので、皆様にお伝えします。
拙い文章であることに加え、前回の話を読んでいない方には少々伝わりにくいかもしれませんが、ご了承下さい。
現在、私の実家のアパートには母と妹が住んでおり、2つ上の姉は実家からだいぶ離れた場所で就職し、私は隣県の大学に通いつつ一人暮らしをしています。
父は単身赴任で、8年前と変わらず全国を転々としています。
去年の冬、久しぶりに実家から連絡があり、母から
「家に戻ってきなさい」
と声を掛けられました。
私はとにかく家に帰るのが嫌で、せっかくの休日をあのおぞましい場所で過ごしてたまるものかと思い、母の誘いを毎年頑なに断っていました。
しかし、今年は滅多に戻ることのない姉と父が帰ってくることもあり、母の怒声にも押され、卒論を間近に控えつつも、しぶしぶ帰省することにしました。
恐ろしい目にあった家に再び戻ることにも、抵抗は十分にあったんですが、実はそれよりも怖いことがありました。
母には申し訳ないことなのですが、母と対面するのが何よりも怖かったのです。
かつて母と電話越しで会話をした時、母が明らかにおかしな様子だったのを、今でも覚えています。
母の声なのに、母じゃないモノと会話をしていたあの瞬間。今でも忘れられません。
…とはいえ、全ては過去のこと。
アレを見た後でも、私の身の周りでは特におかしな事はなく、幸運なことに、家族の中で病気をしたりケガしたりする人もいませんでした。
姉も妹も元気そうにしてるし、母も父も、ここ8年で変わったことはないようです。
もはやあの「家族がお終い」という呪いの言葉だけではなく、白い着物姿の女を見たことさえも夢だったのではないか、と思い始めていたところでした。
耳にこびりついているあのイヤな音だって、いつかきっと忘れるに違いありません。
絶対に大丈夫!!と自分に強く言い聞かせ、私は実家に向かいました。
帰省を避けていた本当の理由を母に悟られないよう、せめて実家にいる間は明るく振舞おうと心に決めていました。
471: カン、カンその後 2 :2010/01/04(月) 16:47:09 ID:+c8UOsBv0
家に帰った私はほっとしました。
父も母も、妹も姉も元気そうで、久しぶりに帰省した私を見て、卒業は大丈夫なのか、彼氏はできたのか、などと、お約束のお節介を焼くのでした。
あれほど気にしていた母も変わった様子はなく、ホテルの清掃業のパートで日々忙しいとの事でした。
しかし姉に話しかけることだけは気まずく、躊躇われました。
その理由は、8年前のあの出来事があってから、姉は私のことを、今日まで徹底的に無視し続けたからです。
幼い時、あの真っ暗な居間で、私が大声で叫んだことが絶交のきっかけに違いなく、私に対する姉の冷たさは、尋常なものではありませんでした。
そんな姉が実家で発した言葉に、私は耳を疑いました。
「あんたのこと、ずっと無視しててごめん」
まさか、かれこれ8年も無視されていた姉から、謝罪の言葉があるとは思わなかった。
「私こそごめんなさい。でも、突然どうしたの?もしかして、何かあった?」
驚きのあまり、聞かない方がよい事まで聞いてしまったような気がしました。
姉はどこかぎこちない表情を浮かべましたが、昔使っていた姉と私の共用部屋に私を招いて、話をしてくれました。
「あたしのうちでね、あの音が聞こえた」
あの音、という言葉を聞いただけで、私は何かひんやりとしたものが背筋を伝うのを感じました。
姉はそんな私の様子を見てから、話を続けました。
「あの日、仕事から帰ってきたのが夜9時頃。で、部屋でテレビ観てたんだけど、風呂場のほうでカン、カンって。
ちっちゃい頃、あんたと一緒にその音を聞いたことがあったから、すぐに分かったよ。これはやばいって。
近くに同僚が住んでたから、ソッコーで家を出て、その友達のところに行ったの。
その友達んちで話をしてたら、また風呂場のほうからカン、カンって。おかしな鉄の音だった。
友達も私もパニックになって、部屋を出て警察を呼んだ。
結局風呂場には何も無かったし、一応部屋も調べてもらったけど何もなかった」
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線路を走る落ち武者
2012.08.07 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
夏の夜。トモ子はいつも通り、10時に家を抜け出した。
「今夜10時、いつものコンビニにな」
学校で集合の約束を交わしてから、待ちに待った時間。部屋に鍵をかけ、裏口からこっそり外に出る。
門限の時間に娘がしている事に、両親は気付いているのか、それとも知らぬふりをしているのか、居間からはテレビの音しか聞こえない。後者だとしても、男の友達に会いに行く事を知ったら、一騒動起こるだろう。
だが、別に非難される覚えはないとトモ子は思う。自分達はなにも悪い事をしていない。コンビニの駐車場に座って話をしているだけなのだから。
大声で騒ぎ立てないよう注意しているし、ゴミも散らかさない。集まるのも入口から離れた区画を選んでいるし、車が来たら、邪魔にならないようコンビニ店内に一時避難する。
何も問題はないはずだ。
一緒に行く約束をしていた女の子と合流してから、トモ子はコンビニの駐車場に到着した。
既に何人かが集まり、話題の花を咲かせている。
ここに集まっている事を、学校の皆は知らない。コンビニで清涼飲料を買って、トモ子も話の輪に加わった。
ここでする事は、学校にいる時と変わりない。流行りの曲や最新の映画の話などで盛り上がるだけ。
それでも、トモ子は毎回の集まりで、違った自分がここにいるような優越感を感じてしまう。
都会の学生達はどうなのだろう。ジュースを飲みながら、トモ子は考えてみた。繁華街やクラブなど、もっと楽しい場所に出かけているに違いない。
しかし、楽しさの本質としては、自分達も劣っていない事を確信していた。夜中に家を抜け出し、仲間達と会っているという事が、自分が大人に近付いている様な感覚を与えてくれるのだから。
何かをやるのが楽しいのではない。違う自分になるのが嬉しいのだ。
夜が深まる中、トモ子達はもうすぐ来る夏休みの話題など、他愛もない話に熱中していた。
夜気が温く感じたが、ずっと外にいれないという程ではない。時折コンビニで何か買う時以外、誰もその場から動かない。
既に深夜の二時を回り、コンビニのすぐ近くの踏切もさっきから沈黙し続けている。それでも、帰ってしまうのが勿体ない気がして、皆時間に気付かないふりをしていた。
明日は休み。多少遅くなっても大丈夫だろうと。
終電からしばらく経った頃、喉の渇きを覚えたトモ子はジュースでも買おうと立ち上がった。
その時、突然、踏切の警報が鳴り、遮断機が下がった。
「なんだこんな時間に」
男子が驚いて声を上げ、女子は不安そうに顔を見合わせる。コンビニの店員も、不思議そうに踏切の方に視線を向けるのが見えた。
「幽霊電車でも通るんじゃないか」
誰かの冗談混じりな言葉。
幽霊だけが使う電車が、深夜の町をこっそり走っている。その想像に興奮した皆は、踏切の前まで歩いていった。
赤色が点灯し、音がやかましい。しかし何も通る様子がない。
幽霊電車は目に見えないのではないか、と話し合いながら、線路の先を見つめた。レールが溶け込む闇の向こうには、何も見えない。
いや、何かがやってくる。一歩一歩、重い金属が擦れ合う音を立てて走ってくる。
「何だ……?」
心に不安を掻き立てるそれに、全員が思わず踏切から一歩退いてしまう。
荒い息の様な音も響いてきた頃、街灯の光にその姿が浮かび上がった。
頭の頭上を剃り上げ、脇に長い髪の毛を垂らした落ち武者だった。黒い鎧は所々で糸がほつれ、金属片が落ちかかっている。
血と泥に汚れた足袋で砂利を踏みしめながら、落ち武者はトモ子達の前を走り過ぎていった。
「……何? 今の……」
高校生達は、その後ろ姿を呆然と見送った。落ち武者がいなくなっても、遮断機は上がらない。警報器の音も鳴り続く。
全員が誘われる様に、再び落ち武者が走ってきた方に視線を向ける。すると、再び闇の中から、何かが近づいてくるのが見えた。距離が縮まるにつれ、白い色がどんどんはっきり見えてくる。
今度は、髪を振り乱した女だった。死に装束を着て、体長が2mもある。
どうやら落ち武者を追いかけているようだ。両手を前に突き出しながら、足音も立てずに落ち武者が消えた方へ走り去っていく。
誰も、何も言えないまま、お互いの顔を見合わせた。
遮断機の警報が止み、夜の町に再び静寂が戻った。
(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
「今夜10時、いつものコンビニにな」
学校で集合の約束を交わしてから、待ちに待った時間。部屋に鍵をかけ、裏口からこっそり外に出る。
門限の時間に娘がしている事に、両親は気付いているのか、それとも知らぬふりをしているのか、居間からはテレビの音しか聞こえない。後者だとしても、男の友達に会いに行く事を知ったら、一騒動起こるだろう。
だが、別に非難される覚えはないとトモ子は思う。自分達はなにも悪い事をしていない。コンビニの駐車場に座って話をしているだけなのだから。
大声で騒ぎ立てないよう注意しているし、ゴミも散らかさない。集まるのも入口から離れた区画を選んでいるし、車が来たら、邪魔にならないようコンビニ店内に一時避難する。
何も問題はないはずだ。
一緒に行く約束をしていた女の子と合流してから、トモ子はコンビニの駐車場に到着した。
既に何人かが集まり、話題の花を咲かせている。
ここに集まっている事を、学校の皆は知らない。コンビニで清涼飲料を買って、トモ子も話の輪に加わった。
ここでする事は、学校にいる時と変わりない。流行りの曲や最新の映画の話などで盛り上がるだけ。
それでも、トモ子は毎回の集まりで、違った自分がここにいるような優越感を感じてしまう。
都会の学生達はどうなのだろう。ジュースを飲みながら、トモ子は考えてみた。繁華街やクラブなど、もっと楽しい場所に出かけているに違いない。
しかし、楽しさの本質としては、自分達も劣っていない事を確信していた。夜中に家を抜け出し、仲間達と会っているという事が、自分が大人に近付いている様な感覚を与えてくれるのだから。
何かをやるのが楽しいのではない。違う自分になるのが嬉しいのだ。
夜が深まる中、トモ子達はもうすぐ来る夏休みの話題など、他愛もない話に熱中していた。
夜気が温く感じたが、ずっと外にいれないという程ではない。時折コンビニで何か買う時以外、誰もその場から動かない。
既に深夜の二時を回り、コンビニのすぐ近くの踏切もさっきから沈黙し続けている。それでも、帰ってしまうのが勿体ない気がして、皆時間に気付かないふりをしていた。
明日は休み。多少遅くなっても大丈夫だろうと。
終電からしばらく経った頃、喉の渇きを覚えたトモ子はジュースでも買おうと立ち上がった。
その時、突然、踏切の警報が鳴り、遮断機が下がった。
「なんだこんな時間に」
男子が驚いて声を上げ、女子は不安そうに顔を見合わせる。コンビニの店員も、不思議そうに踏切の方に視線を向けるのが見えた。
「幽霊電車でも通るんじゃないか」
誰かの冗談混じりな言葉。
幽霊だけが使う電車が、深夜の町をこっそり走っている。その想像に興奮した皆は、踏切の前まで歩いていった。
赤色が点灯し、音がやかましい。しかし何も通る様子がない。
幽霊電車は目に見えないのではないか、と話し合いながら、線路の先を見つめた。レールが溶け込む闇の向こうには、何も見えない。
いや、何かがやってくる。一歩一歩、重い金属が擦れ合う音を立てて走ってくる。
「何だ……?」
心に不安を掻き立てるそれに、全員が思わず踏切から一歩退いてしまう。
荒い息の様な音も響いてきた頃、街灯の光にその姿が浮かび上がった。
頭の頭上を剃り上げ、脇に長い髪の毛を垂らした落ち武者だった。黒い鎧は所々で糸がほつれ、金属片が落ちかかっている。
血と泥に汚れた足袋で砂利を踏みしめながら、落ち武者はトモ子達の前を走り過ぎていった。
「……何? 今の……」
高校生達は、その後ろ姿を呆然と見送った。落ち武者がいなくなっても、遮断機は上がらない。警報器の音も鳴り続く。
全員が誘われる様に、再び落ち武者が走ってきた方に視線を向ける。すると、再び闇の中から、何かが近づいてくるのが見えた。距離が縮まるにつれ、白い色がどんどんはっきり見えてくる。
今度は、髪を振り乱した女だった。死に装束を着て、体長が2mもある。
どうやら落ち武者を追いかけているようだ。両手を前に突き出しながら、足音も立てずに落ち武者が消えた方へ走り去っていく。
誰も、何も言えないまま、お互いの顔を見合わせた。
遮断機の警報が止み、夜の町に再び静寂が戻った。
(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
マリエ
2012.08.06 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
859 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:35 ID:hLSEB2YB
ウチの近所にまことしやかに囁かれている「マリエ」というお話です
オッチャンは焦っていた。今日も仕事の接待で深夜になってしまった。
いつものT字路を曲がるとそこには古びた神社があった。
ほろ酔い加減のオッチャンはには見慣れた風景だったがその日は何かが違っていた
ぽーん、ぽーん・・・
一定の間隔で音が刻まれている。
不思議に思いながらもオッチャンは歩調をはやめたのだがふと、神社に目をやると浴衣を着た小学生くらいの女の子がボールをついて遊んでいる。
深夜の神社の境内で少女がたった一人でだ・・・
違和感を感じて目をこらすとまだ昼間の熱気がのこっている深夜だというのに、浴衣ではなく古い着物をきていたのだ
余り深くかかわらない方がいい。オッチャンは薄ら寒いものが背筋を通り抜けるのを感じたのか感じていないのか、そのまま神社の前を通り過ぎた。
860 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:36 ID:hLSEB2YB
ぽーん、ぽーん・・・
音がオッチャンの後ろをついてくる。
酒のせいで上がっていた体温は急速にさめて行き、いままでかいていた汗が冷や汗になるのがわかる。
・・・後ろを振り返ると少女がついてきていた。
うつむいてボール、いや、古風なマリをつきながら。
その少女の脚は前に進んでいるにもかかわらず全く動いていなかった。
そのまま脚を動かさず、マリをついている手だけを動かしながらオッチャンに近づいてきたのだった。
死に物狂いではしる。走る。疾る。
息が続かない身体にムチをうってはしる。
しかし「その音」は確実に近づいてきている。
「その音」がおっちゃんの近くまで来たときオッチャンは振り向いてしまったのだ。
ぽーん、ぽーん・・・
すぐ背後に少女がいた。ソレはずーーとうつむいていたのだがゆっくりと顔を上げ、吸い込まれそうな漆黒のまなざしをオッチャンのつま先から膝、腰、胴・・・
そのまま視線を上げながら首まできた時
オッチャンはまだ暗い明け方に道端にぶっ倒れて気絶していたところを発見された。
あのまま眼があっていたらどうなっていたのかは誰にも判らない。
861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:40 ID:hLSEB2YB
後日談
ひとりのバイク乗りが「マリエ」の話をきいていた。
地元の峠でも名の知れた走り屋でした。
CBR600という、とてつもなく速いバイクを操る彼は若すぎたのだ。
下りの峠をバイクで攻め込むときの恐怖は並大抵のものではない。
しかし、それでも速い彼は怖いもの知らずと呼ばれた。
その彼が神社の前に居た。
ぽーん、ぽーん・・・
軽快なエンジン音とともにこの世のものと思えない不思議な音もそこにあった。
3秒もあれば時速120km/hを出すことのできるバイクに乗る彼は「ソレ」がバイクにはついてこれないとタカをくくっていた。
アクセルを開ける。近所の家の窓ガラスが震えるような咆哮が上がる。
クラッチを繋げる。古びたアスファルトでタイヤの表面をちぎりながら黒々とマークをつける。
つぎの瞬間、意識ごと身体を置いて行きそうな強烈な加速で神社の前から疾走する。
863 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:46 ID:hLSEB2YB
ヘルメット越しなのに「その音」は聞こえてきた。
「その音」は確実に近づいてきたのだった。
エンジンの調子が悪いわけではない。快調そのものだ。
しかしやがて「その音」がすぐ背後まで迫ってきたのだった。
バックミラーには何も写っていない。
バイクに伏せながら彼は後方を振り返ってしまった。
そこには脚を全く動かさず。
髪を振り乱しながら、前傾姿勢になって必死にドリブルをしている少女の姿があった。
なにを祀っているっているかはよくわからない道祖神の横を通り過ぎたところで少女の速度が落ちた。
肩で息をしながらうつむいたままマリをついていたがその姿のままゆっくりと夜の闇に溶けていったそうな・・・・
ウチの近所にまことしやかに囁かれている「マリエ」というお話です
オッチャンは焦っていた。今日も仕事の接待で深夜になってしまった。
いつものT字路を曲がるとそこには古びた神社があった。
ほろ酔い加減のオッチャンはには見慣れた風景だったがその日は何かが違っていた
ぽーん、ぽーん・・・
一定の間隔で音が刻まれている。
不思議に思いながらもオッチャンは歩調をはやめたのだがふと、神社に目をやると浴衣を着た小学生くらいの女の子がボールをついて遊んでいる。
深夜の神社の境内で少女がたった一人でだ・・・
違和感を感じて目をこらすとまだ昼間の熱気がのこっている深夜だというのに、浴衣ではなく古い着物をきていたのだ
余り深くかかわらない方がいい。オッチャンは薄ら寒いものが背筋を通り抜けるのを感じたのか感じていないのか、そのまま神社の前を通り過ぎた。
860 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:36 ID:hLSEB2YB
ぽーん、ぽーん・・・
音がオッチャンの後ろをついてくる。
酒のせいで上がっていた体温は急速にさめて行き、いままでかいていた汗が冷や汗になるのがわかる。
・・・後ろを振り返ると少女がついてきていた。
うつむいてボール、いや、古風なマリをつきながら。
その少女の脚は前に進んでいるにもかかわらず全く動いていなかった。
そのまま脚を動かさず、マリをついている手だけを動かしながらオッチャンに近づいてきたのだった。
死に物狂いではしる。走る。疾る。
息が続かない身体にムチをうってはしる。
しかし「その音」は確実に近づいてきている。
「その音」がおっちゃんの近くまで来たときオッチャンは振り向いてしまったのだ。
ぽーん、ぽーん・・・
すぐ背後に少女がいた。ソレはずーーとうつむいていたのだがゆっくりと顔を上げ、吸い込まれそうな漆黒のまなざしをオッチャンのつま先から膝、腰、胴・・・
そのまま視線を上げながら首まできた時
オッチャンはまだ暗い明け方に道端にぶっ倒れて気絶していたところを発見された。
あのまま眼があっていたらどうなっていたのかは誰にも判らない。
861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:40 ID:hLSEB2YB
後日談
ひとりのバイク乗りが「マリエ」の話をきいていた。
地元の峠でも名の知れた走り屋でした。
CBR600という、とてつもなく速いバイクを操る彼は若すぎたのだ。
下りの峠をバイクで攻め込むときの恐怖は並大抵のものではない。
しかし、それでも速い彼は怖いもの知らずと呼ばれた。
その彼が神社の前に居た。
ぽーん、ぽーん・・・
軽快なエンジン音とともにこの世のものと思えない不思議な音もそこにあった。
3秒もあれば時速120km/hを出すことのできるバイクに乗る彼は「ソレ」がバイクにはついてこれないとタカをくくっていた。
アクセルを開ける。近所の家の窓ガラスが震えるような咆哮が上がる。
クラッチを繋げる。古びたアスファルトでタイヤの表面をちぎりながら黒々とマークをつける。
つぎの瞬間、意識ごと身体を置いて行きそうな強烈な加速で神社の前から疾走する。
863 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/29 15:46 ID:hLSEB2YB
ヘルメット越しなのに「その音」は聞こえてきた。
「その音」は確実に近づいてきたのだった。
エンジンの調子が悪いわけではない。快調そのものだ。
しかしやがて「その音」がすぐ背後まで迫ってきたのだった。
バックミラーには何も写っていない。
バイクに伏せながら彼は後方を振り返ってしまった。
そこには脚を全く動かさず。
髪を振り乱しながら、前傾姿勢になって必死にドリブルをしている少女の姿があった。
なにを祀っているっているかはよくわからない道祖神の横を通り過ぎたところで少女の速度が落ちた。
肩で息をしながらうつむいたままマリをついていたがその姿のままゆっくりと夜の闇に溶けていったそうな・・・・
心霊写真(4)
2012.08.04 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
856 名前:心霊写真 1/2 投稿日:04/06/29 14:50 ID://jqPnln
お袋から聞いた話なんだが、お袋は昔、写真屋で働いていたらしい。
といっても、現像などの仕事ではなく、現像ミスや、二重写しになった写真について説明する係、まあ、いわゆる苦情処理のような物を担当していたらしい。
当然、そんな職業をしていると、いろいろな写真に出会うことが多くなるわけで、年に数回ぐらいは、心霊写真のような物が客によって持ち込まれていたらしい。
もっとも、そのほとんどが二重写しや感光などが原因だったそうだが。
さて、そんなお袋が出会った写真達の中で、どうしても原因が分からなかったものが二枚あったらしい。
そのうちの一枚、お袋が一番最初に出会った心霊写真らしき物はいつものように客の手によって持ち込まれたらしい。
その日、お袋がいつものように仕事をしていると、若い女性が店に入ってきて、写真に変な物が写っていると言ったそうだ。
お袋は、またかと思いつつも、おそらく二重写しの類だろうと思いながら、差し出された写真を受け取った。
その写真には客の女性と、恋人とおぼしき男性が手をつないで写っていたそうだ。
そして男のジャンパーの懐から、真っ白な手が、まるでおいでおいでをするような形で覗いていたそうだ。
それを見てお袋は相当混乱したらしい。
男性の手も女性の手もちゃんと写っていて、周りに人がいる様子もない。
二重写しにしては、はっきり写りすぎている・・・
結局お袋は、わかりませんと言って、客に写真を返したらしい。
858 名前:心霊写真 2/2 投稿日:04/06/29 15:05 ID://jqPnln
お袋が出会った二枚目の写真、それは自分で撮った写真、それも俺を撮った写真だったらしい。
ある日、お袋は幼い俺を撮った写真を整理していたそうだ。
そして、整理もそろそろ終わろうかという頃に一枚の写真に目が止まったらしい。
その写真には玄関先で無邪気に遊んでいる、俺の姿が写っていたらしいが、その俺の後に同じくらいの背格好の影が、重なっていたらしい。
最初、お袋は俺の影かと思ったそうだが、その影とは別に、ちゃんとした俺の影が足下から伸びていたそうだ。
その上、その影には角のような物が生えており、角度的な関係で、まるで俺から角が生えているように見えたそうだ。
俺はそこまで聞いて、体をぶるっと震わせながら聞いた。
「その写真、どうしたの?」
するとお袋は、
「あまりにも気味が悪かったから、破いて捨てた。」
結論、一番怖いのはお袋だ。
お袋から聞いた話なんだが、お袋は昔、写真屋で働いていたらしい。
といっても、現像などの仕事ではなく、現像ミスや、二重写しになった写真について説明する係、まあ、いわゆる苦情処理のような物を担当していたらしい。
当然、そんな職業をしていると、いろいろな写真に出会うことが多くなるわけで、年に数回ぐらいは、心霊写真のような物が客によって持ち込まれていたらしい。
もっとも、そのほとんどが二重写しや感光などが原因だったそうだが。
さて、そんなお袋が出会った写真達の中で、どうしても原因が分からなかったものが二枚あったらしい。
そのうちの一枚、お袋が一番最初に出会った心霊写真らしき物はいつものように客の手によって持ち込まれたらしい。
その日、お袋がいつものように仕事をしていると、若い女性が店に入ってきて、写真に変な物が写っていると言ったそうだ。
お袋は、またかと思いつつも、おそらく二重写しの類だろうと思いながら、差し出された写真を受け取った。
その写真には客の女性と、恋人とおぼしき男性が手をつないで写っていたそうだ。
そして男のジャンパーの懐から、真っ白な手が、まるでおいでおいでをするような形で覗いていたそうだ。
それを見てお袋は相当混乱したらしい。
男性の手も女性の手もちゃんと写っていて、周りに人がいる様子もない。
二重写しにしては、はっきり写りすぎている・・・
結局お袋は、わかりませんと言って、客に写真を返したらしい。
858 名前:心霊写真 2/2 投稿日:04/06/29 15:05 ID://jqPnln
お袋が出会った二枚目の写真、それは自分で撮った写真、それも俺を撮った写真だったらしい。
ある日、お袋は幼い俺を撮った写真を整理していたそうだ。
そして、整理もそろそろ終わろうかという頃に一枚の写真に目が止まったらしい。
その写真には玄関先で無邪気に遊んでいる、俺の姿が写っていたらしいが、その俺の後に同じくらいの背格好の影が、重なっていたらしい。
最初、お袋は俺の影かと思ったそうだが、その影とは別に、ちゃんとした俺の影が足下から伸びていたそうだ。
その上、その影には角のような物が生えており、角度的な関係で、まるで俺から角が生えているように見えたそうだ。
俺はそこまで聞いて、体をぶるっと震わせながら聞いた。
「その写真、どうしたの?」
するとお袋は、
「あまりにも気味が悪かったから、破いて捨てた。」
結論、一番怖いのはお袋だ。
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