忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆気がつけば1億PV☆☆

「まど」

2012.08.12 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

63 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/30 15:55 ID:94WwLmaq
そいつはもともと休みがちな奴だったんだけど、ある日を境に大学の友達が授業でてこなくなった。
まあ出てこなくなる前とかちょっと体調悪そうだったからなんか病気かなって思ってたんだけど、来なくなる前の講義中とか居眠りしてたと思ったら血相変えて急に立ち上がって講義室から出て行ったり、なんだか奇行が目立ってた。

知り合った当初とかはテンション高くて、まあ、よくいる普通の若者っぽいって言うか大学生らしい大学生してたんだけど今思うとちょっとおかしくなってたと思う。

で、前期のテストがすぐそこまで迫ってるのに全然学校来ないからとりあえず携帯に電話した。
普通に電話に出て
「朝起きれなくて」
みたいなことをぼそぼそ言ってた。
後ろで誰かが話してるみたいな雑音が聞こえたんで、まあ、友達と遊んでるようなら心配しなくてもいいなと少し安心したんだけどその後テスト始まってからもそいつは全然学校に来ない。

もう一回携帯に電話して通話になったんだけど今度は換気扇の音みたいのがうるさくて何か喋ってるようだけど全然聞き取れない。
メールとかもしたけど平仮名で「まど」って書いてあるだけの妙な返事が返ってきた。



104 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/30 16:54 ID:94WwLmaq
>>63から続き
そうこうしてるうちに前期のテストも最終日を迎えて俺はそいつの家に行ってみようと思った。
道順とかは曖昧にしか憶えてないけど以前飲み会の後にそいつのアパートに泊まったことがあったから、あんま深く考えずにそこに向かった。迷ったりしながらもなんとか辿り着いてチャイムを鳴らしたけど出ない。

メールも電話もまともにできないししょうがないから書置きでもしていこうかと思ってた矢先に、部屋の中で何か物を落としたようなゴトっていう鈍い音が聞こえた。
なんだいるんじゃん、と思ってドアをノックしたけど出てこない。
嫌な予感がしたから今度は直接ノブを回してみた。

鍵は開いていた。
ドアの隙間からひんやりとした空気漏れてきた。クーラーが入ってるようだ。電気はついてない。
名前を呼びながら中に入っていくとベッドの上でそいつは横になっていた。

とにかくクーラーが効きすぎていて暑い中歩いてきたというのに体からすでに汗も引いて少し寒くなってきていた。



117 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/30 17:18 ID:94WwLmaq
そんなくそ寒い部屋の中でそいつは薄い素材のパジャマみたいなのを着てるだけで布団も被っていない。
ひどく調子が悪そうで目の下には濃い隈が出来ていたしなんだか急に老人になったような感じでずいぶん小さく見えた。

俺を見上げるために首を動かすのもだるいようで随分緩慢な動きでやっと顔をこっちに向けてきた。
とりあえず俺は体調について聞くと独り言を言うように
「だるい」
だとか
「動けない」
だとかそんなことをぼそぼそと答えた。

続けてテストに出てこなかったことと携帯に電話やメールをしてもまともに返事が来ないことを尋ねると、
「携帯電話はとられた」
と答えた。
「は?誰に?」
と聞き返すとゆっくりと手をあげて窓のほうを指差した。
「ずっとそこにいるんだ」

そいつの言ってることの意味がわからなくてカーテンのかかった窓をずっと見つめていると外灯の光でカーテンに人型のシルエットが出来ていた。

俺はパニックになりそうだった。ベランダに誰かがいる。体中の毛穴が開き血の気が一気に引いていく。
俺はすぐに玄関まで引き返し靴を履いて逃げ出した。
後ろから
「置いていかないでくれ」
という悲鳴にも似た声が聞こえていたがとてもかまっていられなかった。

駅についてから大分落ち着き、警察に電話しようかどうかしばらく迷ったがあれは犯罪とかそんなもんじゃなくもっと異質な別の何かだと思い連絡しなかった。
家へ帰るとまずカーテンを開き窓を開け放して布団に入った。
とにかく怖かった。



119 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/30 17:41 ID:94WwLmaq
布団の中で考えまいとしてもどうしても頭に浮かんでくることがあった。
確かそいつの家のエアコンの室外機はあの人影を見た窓の外にあったはずだ。
俺が電話で聞いた換気扇のような音はその室外機の音だったのかもしれない。

俺は携帯のメールから例の「まど」と書かれたメールと着信履歴発信履歴を削除してそいつを着信拒否に設定した。
後期に入ってももうそいつは学校に来なかった。
気になったので学生課に聞きに行くとやめたということだった。

学生課の中年は
「まーテストとか休んじゃうとねー結構そのまんまやめちゃう子が多くてねえ」
と苦笑いしながら言っていた。

あれからちょうど一年。今年もテスト期間が近づいてきている。
今年の春に入ってからはカーテンを閉めていても眠れるようになった。
なんだかんだバイトや学校で忙しくて、最近は寝に帰るだけだからカーテンを開けてすらいない。

昨日の朝携帯をチェックしたらそいつの番号から着信が入っていた(拒否にしても履歴には残る)。
当然かけ返したりはしていないがどうもここのところ窓の外に何かがいるような気がする。
俺はカーテンを開けたほうがいいだろうか? 




 








拍手[3回]

PR

返却BOX

2012.08.10 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

24 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/30 11:38 ID:MUYff3j/
しまった!今日がDVD返す日だった!!
夜中布団の中で、はっと気付いた。
時計を見ると1時ちょうど。店は深夜1時までなのでまだ間に合うかも!

私は飛び起きてレンタル店へ走った。
店に着くと、もう中は真っ暗で営業は終わってしまったようだ。
え~どうして?いくらなんでも1時ちょっと過ぎまでは営業するだろ、普通。
仕方ない、返却BOXに入れとくか。

返却BOXにDVDを入れようとしたら、入れ口に何か白いものがあった。
なんだこれ?ビニール袋の持つ部分?
あっ、そうか、私の前に返却した人がちゃんと入れずに引っ掛かったんだ。
・ ・ ・もしかしてこれってチャンス?
いいDVDとかだったらもらっちゃおうかな。

周りに防犯カメラや人が居ないのを確認してから、私は入れ口から少しだけのぞいているビニール袋の端を引っ張り、引き出そうとした。
「ズルッ」
勢い余ってかなり乱暴になってしまい、ビニールは破け、中身は飛んで私にぶつかってバラッと落ちた。
結構大きな音がした。

「カラッ、カラッ・・・」
まずいな、誰かに見つからなかっただろうな?
少しその場を離れて見回してみたが、大丈夫、誰も居ないようだ。
さて、何のDVDかな?ケースは見当たらず、中身だけ落ちている。
傷がついてなければ良いけど。
私は拾い上げようとして手を伸ばしたが、そのまま固まった。
それはDVDではなく、鏡だった。

手鏡の取っ手部分をむりやり折って丸い部分だけになった鏡だった。
なんで?!私は意味が解らず、しばらくその鏡を見つめていた。
その時、店の前を車が通りすぎた。一瞬だがヘッドライトの光がこちらに向いた。

(続きは『続きを読む』をクリック)





 








拍手[15回]

マンション暮らし

2012.08.09 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

950 名前:ガーリレーオ 投稿日:04/06/30 00:36 ID:0GJmTlL9
俺が小学校から住んでいるマンションは4LDKで5万5千円という格安。
同じマンションでも一番広い部屋で、この安さは何かあって当然だよなぁ…ということを今更になって痛感している。

最初に「あれ?」と思ったのは小学校3年の時だった。
今は家庭を持って家を出た兄貴達も一緒に暮らしていた頃。
まだ小さかった+部屋が足りなかった為、俺は自室を持たせてもらえなく、両親と布団を並べて眠っていた。

その日はオヤジ様が当直で家には俺とオカン、兄貴達しか居なかった。
布団につき、ウトウトしているとどこからとも無くオルゴールの音が微かに聞こえた。
夏だったので、暑くて窓を開けっ放しにしている違う家のどこからかだろうと思ってたいして気にはしていなかった。



951 名前:ガーリレーオ 投稿日:04/06/30 00:37 ID:0GJmTlL9
今も昔も寝つきの悪い俺は30分ほどウトウトしたままだった。
ウチの母は眠る時に光熱費節減の為にクーラーは消していた。
(兄貴はそんなこと知ったこっちゃないバリに朝までガンガンにつけてた。しかも着ている布団はクーラーで冷える所為か毛布だった。ざけんな《゚Д゚》ゴルァ!)

そろそろ暑くなってきたのか、オカンが窓を開けに起きた。
そう、窓は閉めっぱなしになっていたのだ。
外の音、それもオルゴールのような小さな音が閉めっぱなしの窓をくぐって部屋まで届くはずがない。
ちょっとだけビクーリした俺はオカンに
「なぁ、オルゴールの音聞こえへん?」
と聞いたがオカンは気にする様子もなく
「そんなん聞こえへんわ」
と言ってサッサとまた寝てしまった。

俺はビビリながら
「いや、そんなはずはない…。きっとちょっとオルゴールの音が大きいだけなのだ!」
と決め付け、確認するために外に顔を出した。
…聞こえない。
部屋に顔を戻し耳をすませると聞こえる。

………???(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
もう一度外に顔を出して今度はよ~く確認。
…聞こえない。
顔を戻す。
…聞こえる。
一瞬兄貴かと思ったがウチの兄貴がそんなメルヘンなものを持っているはずもなく、しかもすでに就寝していた。
小さかった俺はそれだけで半べそかきながら布団に戻り、震えながら眠った。

しかしこれはこのマンション暮らしをしていくに当たって、全然怖くない部類の話になっていくのだった。



952 名前:ガーリレーオ 投稿日:04/06/30 00:38 ID:0GJmTlL9
俺の次はオトンだった。
俺が厨房に上がり、兄貴が家を出た頃。
俺は夏休み中で、兄貴が出て行ったことで持たせてもらった自室で熟睡中だった。

今では考えられないが、俺は良く面倒臭がって部屋着のTシャツ、ジーパンで寝ることが多かった。
しかしその日は珍しく短パン、Tシャツで眠っていたのだ。
目が覚め、喉が渇いたのでお茶でも飲もうと居間に行くと居間の隣の部屋(オルゴールが聞こえた部屋)でオヤジが手持ちのLDを手入れしている所だった。

俺が自室から出てくるところを見るとオヤジはビクーリした表情で
「お前、今トイレ行かんかったか?」
と聞いてきた。
当然俺は眠っていたので
「いや、部屋で寝てたけどなんで?」
と聞いた。

部屋には大きなテレビが置いてあり、テレビは丁度消されていた。
消されたテレビは鏡のように景色が映る。
オヤジは部屋の入り口に背中を向けていたが、テレビには部屋の入り口と居間が見えていた。
トイレは居間の隣にあるのでどうしても居間を通らなければならないが、その居間を俺の部屋のある方向からジーパンをはいた人が出てきてトイレに向かうのをテレビ越しに見たそうだ。
しかし俺はトイレなどには行っていない。

仮に行ったとしても、先ほど書いたように俺はその日着ていたものは短パンにTシャツ。
ジーパンははいていなかった。
勝手に家に入ってくるような不躾な友達は居ないし、入ってきたとしても居間のすぐ隣に玄関があるので家に入ってきたら当然オトンにも見つかる。

何だよ、また怪奇現象かよヽ(`Д´)ノウワァン!
と思ったが2つとも実害がないのでそのままほって置くことにした。

(続きは『続きを読む』をクリック)





 








拍手[7回]

レンゲ畑

2012.08.08 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

922 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:31 ID:LkrRqeP6
話の流れをぶった切ってカキコ
今度は父方の実家での昔の話。

「レンゲ畑」

-1-

俺がまだ5歳の時のことでその頃はなんでそういうことが起きたかわからなかったが、いま考えるとその訳が分かるような気がする話。
父方の郷里は和歌山県。
内陸の方で海は無かったが周囲は田んぼが多く春になるとレンゲの花が咲き乱れる素晴らしい所だった。
父の夏休みを利用して、父も久方ぶりに帰郷したのだと思う。

息子に故郷を見せてあげたかったんだろう。
折しも季節は春でレンゲ草が田んぼ一面に広がっていた。
写真もあるがここでの記憶はいまでもありありと心に再現出来るぐらい幼心にとって天国のような記憶だった。
ただ、一つだけ当時は納得いかなかったことを除いては。



925 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:43 ID:LkrRqeP6
-2-
 
一面のレンゲ畑で父方の伯父と叔母、従姉妹と4人で夢中で花を摘んだ。
従姉妹は手先が器用だったので花輪を作ってくれたり腕輪を作ってくれたりと2人で大はしゃぎだった。
その内、俺は広いレンゲ畑を真ん中の方まで花を摘み摘み歩き回っていた。
レンゲの花の蜜は甘いことも知った。

遠くに伯父叔母、従姉妹が見える場所まで来て流石にちょっと遠くまで来てしまった。と思った俺は戻ろうと両手一杯のレンゲ草を抱えて元来た道を引き返していこうとした。
ふと、背後に目をやるとそこにさっきまでは居なかった筈の人が居た。
詳細までは覚えていないが青のワンピースを着た女性だった。
「僕?その花お姉さんにくれるかな?」
そう問いかけられた。



927 名前:クワズイモ ◆mwvVwApsXE 投稿日:04/06/29 22:45 ID:LkrRqeP6
-3-

俺は両手一杯のレンゲのうち半分だけその女性にあげたと記憶している。
やはりこれだけ摘んだのだから全部は惜しかったのだろう。
女性は、
「ありがとう。僕は一人かな?」
と俺に尋ねた。

首を縦に振って一人だということをアピール。
正直な話、お姉さんが奇麗だったのでませガキの俺はその頃からこんな調子だった。
お姉さんは俺がどこから来たのか、とかいくつだ、とかいろいろな事を質問した。
お姉さんも手先が器用で花輪とかネックレスだとかを作ってくれた。
少し奇妙だったのは、お姉さんの匂いが土のような湿った匂いがしていたことが子供心に変だと思った。
「あっちへ行こうか?」
お姉さんは田んぼの真ん中にあるちょっとした木立を指差して俺を促した。

(続きは『続きを読む』をクリック)




 








拍手[6回]

「カン、カン」後日談

2012.08.07 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

管理人注:元記事は2002年の【「カン、カン」】に後日談がありましたので、掲載します。
まずは元記事からお読みいただくとわかりやすいかと思います。




470: カン、カンその後 1 :2010/01/04(月) 16:46:17 ID:+c8UOsBv0
以前このスレで『カン、カン』という話を投稿した者です。
あれから8年近くもの月日が経ちました。
またも恐ろしい出来事がありましたので、皆様にお伝えします。
拙い文章であることに加え、前回の話を読んでいない方には少々伝わりにくいかもしれませんが、ご了承下さい。

現在、私の実家のアパートには母と妹が住んでおり、2つ上の姉は実家からだいぶ離れた場所で就職し、私は隣県の大学に通いつつ一人暮らしをしています。
父は単身赴任で、8年前と変わらず全国を転々としています。

去年の冬、久しぶりに実家から連絡があり、母から
「家に戻ってきなさい」
と声を掛けられました。
私はとにかく家に帰るのが嫌で、せっかくの休日をあのおぞましい場所で過ごしてたまるものかと思い、母の誘いを毎年頑なに断っていました。

しかし、今年は滅多に戻ることのない姉と父が帰ってくることもあり、母の怒声にも押され、卒論を間近に控えつつも、しぶしぶ帰省することにしました。
恐ろしい目にあった家に再び戻ることにも、抵抗は十分にあったんですが、実はそれよりも怖いことがありました。

母には申し訳ないことなのですが、母と対面するのが何よりも怖かったのです。
かつて母と電話越しで会話をした時、母が明らかにおかしな様子だったのを、今でも覚えています。
母の声なのに、母じゃないモノと会話をしていたあの瞬間。今でも忘れられません。

…とはいえ、全ては過去のこと。
アレを見た後でも、私の身の周りでは特におかしな事はなく、幸運なことに、家族の中で病気をしたりケガしたりする人もいませんでした。
姉も妹も元気そうにしてるし、母も父も、ここ8年で変わったことはないようです。

もはやあの「家族がお終い」という呪いの言葉だけではなく、白い着物姿の女を見たことさえも夢だったのではないか、と思い始めていたところでした。
耳にこびりついているあのイヤな音だって、いつかきっと忘れるに違いありません。
絶対に大丈夫!!と自分に強く言い聞かせ、私は実家に向かいました。
帰省を避けていた本当の理由を母に悟られないよう、せめて実家にいる間は明るく振舞おうと心に決めていました。



471: カン、カンその後 2 :2010/01/04(月) 16:47:09 ID:+c8UOsBv0
家に帰った私はほっとしました。
父も母も、妹も姉も元気そうで、久しぶりに帰省した私を見て、卒業は大丈夫なのか、彼氏はできたのか、などと、お約束のお節介を焼くのでした。
あれほど気にしていた母も変わった様子はなく、ホテルの清掃業のパートで日々忙しいとの事でした。

しかし姉に話しかけることだけは気まずく、躊躇われました。
その理由は、8年前のあの出来事があってから、姉は私のことを、今日まで徹底的に無視し続けたからです。
幼い時、あの真っ暗な居間で、私が大声で叫んだことが絶交のきっかけに違いなく、私に対する姉の冷たさは、尋常なものではありませんでした。

そんな姉が実家で発した言葉に、私は耳を疑いました。
「あんたのこと、ずっと無視しててごめん」
まさか、かれこれ8年も無視されていた姉から、謝罪の言葉があるとは思わなかった。
「私こそごめんなさい。でも、突然どうしたの?もしかして、何かあった?」
驚きのあまり、聞かない方がよい事まで聞いてしまったような気がしました。

姉はどこかぎこちない表情を浮かべましたが、昔使っていた姉と私の共用部屋に私を招いて、話をしてくれました。
「あたしのうちでね、あの音が聞こえた」
あの音、という言葉を聞いただけで、私は何かひんやりとしたものが背筋を伝うのを感じました。

姉はそんな私の様子を見てから、話を続けました。

「あの日、仕事から帰ってきたのが夜9時頃。で、部屋でテレビ観てたんだけど、風呂場のほうでカン、カンって。
ちっちゃい頃、あんたと一緒にその音を聞いたことがあったから、すぐに分かったよ。これはやばいって。
近くに同僚が住んでたから、ソッコーで家を出て、その友達のところに行ったの。
その友達んちで話をしてたら、また風呂場のほうからカン、カンって。おかしな鉄の音だった。
友達も私もパニックになって、部屋を出て警察を呼んだ。
結局風呂場には何も無かったし、一応部屋も調べてもらったけど何もなかった」

(続きは『続きを読む』をクリック)





 








拍手[2回]

カレンダー
05 2026/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4
7 8 9 10 11 13
14 15 16 17 18 20
21 22 24 26 27
28 29 30
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[06/26 砕天]
[06/25 七篠]
[06/25 七篠]
アクセス解析

Powered by [PR]

忍者ブログ