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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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アザラシ

2008.03.24 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

南極越冬隊の人から聞いた話なんですが。 

南極では燃料や食料の節約のため、アザラシをちょくちょく捕獲するそうなんです。 
で、捕まえたアザラシは内臓を抜いて厚い皮下脂肪と食用になる肉とに分けるそうなんですが、ある日、捕まえたアザラシをいつものように解体したところ、胃の中に妙にゴツゴツとしたものが入っているのに気付いたと。
アザラシはペンギンを丸ごと食べる事もあるので未消化のペンギンでも入っているかと思ったけれどそれにしては形がおかしい。気になるので胃を開けてみたところ、なんと人間と思われる骸骨と背骨やあばらの一部が入っていたそうです。金髪の長めの髪が付いていたのでサルの類ではなく間違いなく人間だろうと。
 
しかし、他国の観測所に問い合わせてみても、該当する遭難者の類は存在しない、と。 
しかもその骸骨、冷静になって見てみると額のところに眼窩と同じ様な穴があいている。銃で撃たれたか槍で突かれたか、はたまた最初っからそういう骨の形をした人種なのか。いずれにしても違う意味で怖いため、報告はせずにそのまま海に流して葬ったそうです。

その人物はそれが不思議でたまらず、今でもちょくちょく夢に見るそうです(「憑かれてるのでは?」と訊いたら凄く厭がられた)。









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手紙

2008.03.22 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

ゆっくりと、内田は、話し始めた。
私は、内田の体験を聞く為に、彼のアパートへ出向き、こうしてソファーに座っている。
話を聞きながら、会話を録音し、相づちを打つ。
できるだけ正確に伝える意味もあり、会話を、ほぼそのままの形で書いてみようと思う。録音の最後、殆ど会話の最後なのだが、雑音と共に記録は失われていた。彼が体験した、不思議な話。

「彼女から手紙が届いたのは、このアパートに引っ越して来てから8日目の事でした。実は、私は彼女を知りません。差し出し人である彼女の住所は無く、名前が書いてあるだけだったのです。名前は、早苗と言います。問 題は、宛名の人物が私ではなかった事です。住所と名字は間違い無いのですが、名前が違っていました」 

「間違って届いた手紙だった訳ですね」
「ええ、私は引っ越して来たばかりでしたが、今までここに住んでいた人も、同姓だったのだと思います。恐らくその人は、郵便局で住所変更の手続きを取らなかったのでしょう。その時は理由が分かりませんでしたけど」
「どういった内容の手紙でしたか?」
「いえ、その時はまだ、内容を見るなんてことはしませんでした。差し出し人に送り返すのだと思いました」
「で、手紙をどうしたのですか?」
「引っ越し後のごたごたで、つい、そのままになっちゃったんです。ところが、一週間ほどしたある日、また手紙が届きました」
「その手紙にも、差し出し人の住所は無かった・・・」
「そうです、気が咎めたので郵便局に返そうと思いました。どのみち、差し出し人には戻らないでしょうけど、捨てる訳にもいきませんし。平日は、仕事があったので、土曜日に本局に出向く事にしたのです」

「返したのですか?」 
「返す前に、もう1通届いてしまいました。これだけ短い期間に手紙を書くのは、せっぱ詰まった理由でもあるんじゃないかという好奇心が湧いて来ました。それに、中を確かめれば住所が書いてあるかもしれないし」
「つまり、開けちゃったんですね?」
「開けてみました。内容は、自分から離れていきそうになっている男に宛てたものでした。彼女の住所は書かれてはいませんでした」

話を聞いていると、どうやらこういう事のようだ。引っ越し先のアパートには早苗が付き合っていた男が住んでいた。手紙の消印から 見て、遠距離恋愛中だったと思われる。しかし男は、早苗に別れを告げ、去っていった。 

転居する事は伝えずに・・・電話は転居先番号に変更された為、彼女は手紙を書くしか連絡の手段が無かった。偶然、同姓の内田が引 っ越して来たが、仮に出してあった表札は名字だけだった為に、手紙が誤って配達されたらしい。 

私は、その後の展開を尋ねた。
「手紙は翌週も来ました。一度開けてしまっ たので、郵便局に返す事も止めてしまいました。どうせ、差し出し人には戻らないという 思いもあります。本当は、気になって手紙を読んでみたくなったのかも知れません」
「内容はいつも同じ?」
「同じです。書き方、表現は変わって来ましたが、別れの理由を言わない事、会おうとしない事を責めるような内容です。時に、きつい書き方をした事を謝ってはいましたが・・・」
「手紙は、どのくらい続いたのですか?」
「6通来ました。最後の手紙には、“もう耐えられない”と一言だけ書いてありました」

「なるほど、それで全て終わった訳ですね」
「いいえ、始まりだったのです。
ある夜、アパートに戻ってみると、鍵が開いています。
手紙の彼女が頭に浮かび、少し怖くなったんです。付き合っていた男のアパートですから、合鍵を持っていてもおかしくはないですよ。
部屋に入ってみると、電灯は消えていて、彼女も居ませんでした。ところが、風呂から上がってみると、居間に誰か座っています。女でした。見知らぬ女が背を向けて座っていたのです。」

「それで、彼女は今何処に?」
ザー・・・・・・・・・・

これでテープは途切れています。









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隣の車の中

2008.03.21 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

私が幼い頃、私の家族は毎年夏休みになると栃木県の那須にある親類の別荘を借り、そこを避暑地としておりました。
この話はその旅行中に起きたなんとも恐ろしい体験です。

私が小学校5年の夏。この年も恒例でその別荘に来ておりました。
かなり山奥にあり電気も通っておらず、人気も無く、のんびりと夏を過ごすには絶好の場所でした。

滞在4日目。
カラオケ好きの私の両親はこんな場所に来てまでもどうしても唄が歌いたくなってしまったらしく、山を少しおりた場所にあるカラオケスナックへと向かいました。
カラオケスナックとは言えども名ばかりで、畑の真中にポツンと1件建ってるだけの寂れた所でした。

2時間もそこに居た頃だったでしょうか。
時計は11時をまわり、私は必死に睡魔と格闘していました。
そんな私を見て父が車の中で眠る事をすすめてくれたので、私は父から車のキーを借り駐車場へと向かったのです。
しかし車の中に入り、いざ眠ろうとすると面白いものでまったく眠気が襲って来ません。 

私はする事も無く車の中に置かれていた懐中電灯を手にし、それで辺りを何の気なく照らしていました。
すると我が家の車の隣に止まっていた車の中に人影があることに気がついたのです。
子供心に懐中電灯で照らすなんて失礼に当たると思い懐中電灯を別の方向に向け、ゆっくりと電気を消しました。
しかしながらどうしてもその人影が気になり、横になり眠ったフリをしながらその車をジッと凝視していました。
確かに人がいるようですがその人も私に背を向けているようで顔などはまったくわかりません。
でも・・・・・。何かおかしい・・・・・。
その人はまったく動かないのです。 

横になっているでもない、かといってなにか人と見間違えるような物にも見えない・・・・・。
私は少し背中に寒いものを感じ、その場を離れる決意をしました。
その時です、今まで何の動きも見せなかったその人が徐々にその体をこちらに向けようとしているではありませんか!
いや、それは正確な表現ではありません。
体ではないのです。
首から上の頭部だけがゆっくりとこちらを向こうとしてるのです!!
私は動こうにもその場から身動きがとれなくなってしまいました。
長く暗闇にいたせいで目が慣れ、今まさにこちらを向こうとしているその人の顔の輪郭さえもハッキリとうかがえるようになっていました。
徐々に、徐々に・・・・・・。
顔が半分もこちらを向いた時、私は絶句したまま完全に固まってしまいました。
振り向いたその人の顔は全面がケロイド状態になっており、どこが鼻でどこが目なのかすら判別がつきかねるようなものだったのです。
『逃げなければ!!』
瞬間的にそう思ったのですが、体が金縛りのようになり、まったく身動きが取れないのです!!
とにかく目をつぶり
『夢なら醒めてくれ!』
と、何度念じた事でしょうか。
4、5分後。ゆっくりと目を開きました・・・・・。
そこで私が見たものは・・・・・・。 

私の眼前までせまったその人の顔!!!

その後の記憶はまったく無いのです。
気絶したのでしょう・・・・・。
父に揺り起こされて目を覚ましました。
その事を父に話すと夢でも見たんだろうとまったく取り合ってくれません。
しかし私のあまりの狂乱振りに母がお店の人に誰か車に乗っていたか聞きに行ってくれました。
数分後店からは母と共に店のマスターが出てきました。
そして私にこう尋ねたのです。
『その人はどんな人でしたか?』
私は夢中でその人の特徴を彼に伝えました。
するとマスターの目から一筋の涙がこぼれたのです。
そして彼は淡々とした口調で語り始めました。
『それはおそらく4年前に焼身自殺をしたうちの娘です・・・・・。』
マスターの娘さんは高校でいじめらたのを苦に自殺してしまっていたのでした。
彼女は駐車場にあったガソリンをかぶり自らの身を焼いたのだそうです・・・・・。

その時、私は思い出しました。
気絶する前に彼女が言葉を発した事を・・・・・。
『憎い・・・・・。』と・・・・・・。









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野宿

2008.03.19 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

私は趣味で長距離サイクリングをしています。
ある時、私は某山の峠ドライブインの駐車場で野宿をするはめになってしまいました。
本来峠を越えた先で宿を予約していたのですが、予定を誤ってしまったのです。
まぁ、こういう時のために寝袋も用意してあったので問題は無いと思っていました。

ドライブインは当然閉店しており、峠と言っても僻地で走り屋などは居ず、通りかかる車もまれでした。夜の静けさの中、寝袋に潜りこんで眠り始めました。

ふと何かが聞こえたような気がして目がさめました。何時頃なのか、周囲はまだ真暗です。
耳をすませてみると、何と遠くで男性の叫ぶ声がかすかに聞こえるのです。 

 『・・・・・!・・・・・・・・・!・・・・・!』 

悲鳴のようなものではなく、何かの言葉をを繰り返し言っているようですが、遠過ぎて何を言っているか判別できません。

最初は正直かなり恐怖を感じましたが、かなり山奥だし、近くには有名なハイキングコースもある。もしかしたら遭難者が助けを求めているのかもしれない。そう思った私は、大声で返しました。 

 「どーーうーーしーーまーーしーーたーーー?!」 

しかし、こちらの声が届いているのかいないのか、変わらぬ感じで男性は叫び続けています。 

 『・・・・・!・・・・!・・・・!・・・・・!・・・・!』 

やはり遠過ぎるので判別できませんが、さっきより近くに聞こえるような気がしました。もしかしたら私の声に気づいているのかも。

「だーーいーーじょーーうーーぶーーでーーすーーかーー?!」
「みーーちーーはーーちーーかーーいーーでーーすーーよーーー!」 

私は繰り返し彼に向かって声をかけました。

『・・・・・!・・・・!て・・・・!・・・・・!え・・・・!』 

さっきよりさらに声が近くなってきました。かすかに叫びが声になって伝わってきますが、まだ何を言っているのかまではわかりません。
私はさらに呼びかけました。 

「けーーがーーはーーあーーりーーまーーせーーんーーかーー?!」

途端、相手の声が止みました。
しばらく待って耳をすませてみても、何も聞こえてきません。どうしたのだろう。
もしや暗い中を夢中で進んで何かあったのでは?
心配になった私はもう1度声をかけようと、大きく息を吸いこんだ、その時

『お・・・・・!・・・・!て・・・・!・・・・!い・・・・・・!・・・・・!え・・・・!』 

声が聞こえ始めました。ただ、その声は先ほどまでと全く逆方向、私の背後から聞こえてきたのです!

「・・・?!」
私は一瞬わけがわからなくなりました。あっけに取られている間にも声は繰り返し叫んでいます。
距離はずいぶん近くなっています。何を叫んでいるのか判別できるほどに。

『おーー!いーー!てーー!かーー!なーー!いーー!でぇーーー!』

次の瞬間、私は寝袋をそこに放置したまま、全速力で自転車を漕いで峠を下り始めました・・・









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人の気配

2008.03.18 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

夜中にベッドで寝ていると、人の気配がして、ふと目が覚めました。

家族の者が部屋で何か探し物をしていると思い、すごく眠かった私はそのまま目をつむっていました。
しばらく経っても、私の足元の方をウロウロしているようで、全く出て行きません。
何をしているのだろうと声をかけようとすると、いきなり興奮した子供のような大きな声がしました。

それは全く聞き覚えのないものだったので、私はすごく怖くなり、目も開けられず、ずっと布団の中で震えていました。
ベッドの横から足元の方へ、また横に来て・・・・の繰り返し。
ぶつぶつ言いながら、ベッドの周りを行ったり来たりしているよう。
声は小さく、何を言っているのかはわかりません。

恐怖に凍りついた私は、やがて寝入ったようでした。
翌朝、家族にその話をすると、昨夜誰も私の部屋に入ってない、と言います。
でも母が時々、私が横になった後で、私の部屋のドアを少し開け様子を見に来たりするのに気付いていたので、気味が悪いからこれからはやめて欲しい、と頼みました。

すると母は、今までそんな事は一度もしていないと言うのです!
でも確かに、そして今でも、私の部屋のドアがたまに開いて、誰かがこちらをうかがっているのですが・・・・・・。







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