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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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時空の歪み三題(7)

2009.07.22 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

772 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/07/11 11:09

学生時代、私は八王子に一人暮らしをしていました。
ある時、埼玉の久喜にある友人の家に遊びに行きました。
友人の家に着き、インターフォンを押すと、中から、
「カギ開いてるから入ってこいよ」
と、友人の声。

玄関を開け、入るとそこはなぜか私の部屋だったんです。
ビックリして、外に出るとやっぱり八王子の私の家の玄関前なんです。
訳が分からない状況で困惑していると、友人から携帯に電話が入り、
「お前、どこいったの?コンビニ?」
と、聞いてきました。

後々、説明して理解してもらうのにすごく骨が折れました。と言うか、多分友人は未だに納得してないと思います。
まさに"どこでもドア"的な体験でした。


289 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/07/30 04:27

休みなんでこんな変な時間になっちゃったけど・・
俺もひとつ書いとこう

俺の親父は教師で俺は小学校二年まで教員住宅に住んでたんだ
俺のウチの裏は林になっていてそこに「そこなし沼」って俺らの間で呼ばれてた沼があったんだ
ほんとはちょっとした水溜りのようなもんだったんだけどその周りではクワガタがたくさん捕れるんでよく友達と遊びに行ってた

ある日の事いつものように友達とクワガタ捕りにいくとその沼の奥になにやら白い人影が見える。白いワンピース着た中学生くらいの女の子。
普段人気のまったくない所だし道なき道を泥まみれになりながらすすまないと来れないような場所だってんで不信に・・・は思わなかった^^; 小学生だしね

「遊ぶ?」
って尋ねるとその女の子は
「ちょっといい所しってるんだ。カエルがいっぱいいて面白いよ」
って言って俺の手を引っ張って工事現場みたいな所に連れて行かれた
近くには田んぼがあって確かにカエルがウヨウヨいた

その女の子とカエル捕まえたりして遊んでるうちに遅くなったんでその子と別れて家に帰る事にした
始めて来た場所とはいえ「そこなし沼」からはそう離れてなかったし沼までたどり着けば後は勝手知ったる土地。

暗くなり始めてはいたけど10分もあればつけるだろと思ってた
んで沼も通りすぎて我が家が見えてきた


290 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/07/30 04:28
「ただいまー」
いつものように玄関を開けるとなんだか様子がおかしい・・
まだ帰ってきてないはずの父がいる。いつもの我が家とは違う変な空気
「お前・・・・何処いってたの!!!」
突然母に怒鳴られた。わけがわからない。
「探したんだから!近所中で!」
時計を見てみるとなんと深夜の二時。外を見て愕然とした。


闇。


とても林の中を歩いてきたとは思えないくらい真っ暗
さっきまでちょっと日が落ちかけたくらいだったのに・・

結局そのあとさんざん怒られてこの事は俺が道に迷ったって事でかたがついた
あまりに不思議な出来事だったんで俺と一緒に遊んでた友達にも聞いてみた所
「昨日お前と遊んでないじゃん」
と言われた

確かに思い出してみても友達との記憶は沼までで途切れてるんだよね・・
そこからはなぜか俺と女の子との記憶しかない。沼から帰ってきた時も一人

このスレ見ててこの話思い出したんで親にも聞いてみた
「全然知らなかった・・・気持ちわる・・・あの時さあビービー泣くと思ってたんだよ
怒った時さ。でもあんたなんかボーっとしてるんだよね。確かにちょっと気味悪かったよ
それにあそこ工事現場も田んぼもないよ。唯の山だもん」

俺が深夜遅く一人で帰って来て様子が変だったって所までは事実っていえるんだけど・・
その他の記憶はいったいなんなんだ


107 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:01
私が小学校三年生位の時の話です。
そのころ、とても仲よしだった、
きよみちゃんという女の子が、クラスにいました。
彼女と私は、毎日のように学校が終わると、
お互いの家を行き来しては、ふたりで遊んでいました。
その日は、彼女の家の台所のキッチンテーブルで、
ふたりでドラえもんを読んでいました。
その内容は、ドラえもんが、のび太に切抜き絵本
のようなものを出してあげます。



108 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:01
それには、ケーキやおかし、車など色々なものがあり
切り抜いて組み立てると、本物のように、
食べれたり、乗れたりするというものでした。
きよみちゃんと私は早速、
「おもしろい!まねしてみようよ!」
と、画用紙や、ハサミ、色鉛筆を持ち出しました。
もちろん本物になることなどありえないと、
理解できる年齢でしたが、とても楽しかった
のを覚えています。
そして、日も暮れかかり、私が家に帰らなければ
いけない時間になりました。



109 名前: & ◆tHsziLno 投稿日: 02/08/20 02:02
きよみちゃんは、いつもそうするように、
玄関の外まで、私を見送りました。
そのとき、きよみちゃんが言いました。
「ぶるぶるちゃん。今日のこと、
大人になっても忘れないで」
私はきよみちゃんが、いきなり変なことを
言うのには慣れていたのですが、
そのときは、彼女の様子がいつもと違うので、
なんでー?と聞き返しました。
今こうしてふりかえると、確かにあの日の
きよみちゃんは、いつもと雰囲気が違ったような
気がします。



110 名前: & ◆tHsziLno 投稿日: 02/08/20 02:03
きよみちゃんは続けました。
「今日の私、32才の私なんだ」
ますます私には、訳が分かりません。
でも彼女は続けます。
「2002年だよ。32才。ぶるぶるちゃんのこと
思い出してたら、心だけが子供の私に飛んでっちゃった」
はっきりいって、聡明とはほど遠かった(今もね)
子供の私は、なんだかわからないけど、
2002年と行ったら、超未来で、車なんか空飛んでたりする、
という考えしかないくらい遠い遠い未来。



111 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:04
「ふーん。ドラえもんの未来からかー!」
なんて、ばかな受け答えしかできませんでした。
きよみちゃんは、そんな私を笑いながら、
「それが全然!マンガの世界とはちがうよー」
と言いました。
そして、私ときよみちゃんは、また明日遊ぶ
約束をして、別れました。
今考えると、なんであのときもっと問い詰めなかったんだろう
と後悔しますが、なんせ子供だったし、
きよみちゃんも私と同様、ドラえもんの影響で、
ふたりでよくSFチックなことを、夢見ていたので、
別にきよみちゃんが私に言ったことが、
そんなに変とも思わなかった。



112 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:05
翌朝、学校に行くと、いつものように
きよみちゃんが私に、話しかけてきます。
まるっきり、いつものきよみちゃんでした。
そして、私もまた、きよみちゃんが私に
言ったことなど、すっかり忘れて、
そのまま毎日が過ぎて行きました。
そして、私たちは5年生になり、それと同時に
私は地方へ引っ越すことになりました。
そしてそのまま、きよみちゃんと、二度と
会うことはありませんでした。



114 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:06
今年、2002年。私は32才になりました。
そしてハッとします。
あの日のきよみちゃんの言葉を思い出して。
もしかして、もしかして、もしかして..と。
私はその後も、引っ越しを繰り返し、
今では海外在住です。
きよみちゃんを探したいのですが、
結婚してれば名字も変わっているだろうし、
どうやって見つけられるか。
あの頃の私は、片親だったので
(当時はまだ珍しく、世間からは白い目で
見られがちだった)、
「ぶるぶるちゃんと遊んじゃだめよ。片親なんだから」
と、思いっきりよその子供の親が、
私の目の前で言うなんてことも、珍しくなかったし、
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。



115 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:07
ごめん省略されちゃった。
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。
そんな中、きよみちゃんだけが、私の友だちで、
子供時代の唯一の理解者であったと思う。
会いたいと思う気持ちがそうさせたのか、
2週間ほど前に、"あの日"の夢を見た。
あの日と同じ、きよみちゃんのおうちの台所。
イッチンテーブルいっぱいに、画用紙と色鉛筆。
私が自分の家から持ってきた、コロコロコミック
が二冊置いてある。



116 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:08
(当時コロコロコミックは、結構高価だったので、
私ときよみちゃんは、かわりばんこに買って、
ふたりで回し読みをしていた)
台所からは、6畳ほどの今が見え、
きよみちゃんのお母さんが、緑色の座椅子に座って
テレビを観ている後ろ姿が見えます。
本当に、何もかもが、私がこの夢を見るまで
忘れていたことまでが、はっきりと、目の前にありました。
きよみちゃんが、ケーキの絵を画用紙に描いて、
色を塗り、私はその横で、ハサミを持って、
きよみちゃんが描くケーキを見つめています。



117 名前: & ◆i.GDT3f. 投稿日: 02/08/20 02:09
私は、夢の中で、
「これは夢だ」
と自覚していました。
きよみちゃんが、ふと手をやすめて、私を見ます。
そのとき、私は彼女に言いました。
「きよみちゃん。今日の私も、32才!」
きよみちゃんは、びっくりした顔をしたと思うと、
私を見つめて言いました。
「忘れなかったんだ。ぶるぶるちゃん..」
きよみちゃんは、半分泣き笑いような表情です。



118 名前: ぶるぶる 投稿日: 02/08/20 02:09
私も、泣きそうになるのをこらえながら、言いました。
「ドラえもんの未来じゃなかったねー!」
そして、ふたりで泣きながらも、大笑いしました。
そして...私は目が覚めました。32才の私の体で。
私は、泣いていました。
ただの夢だったと思う。でも、私は
時空を超えて、あのときのきよみちゃんに、
会いに行ったのだと思いたい。
きよみちゃんが、そうしてくれたように。

 








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残業

2009.07.22 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

227 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/08/31 09:47
だいぶ前に聞いた話。
ある新人社員が一人で深夜残業をしていた。
次の日、仕事していた書類その他がそのまま放置された状態で彼の姿が無かった。
彼は、独身で両親もなく身内といえば兄弟のみだったがそれほど仲が良くなかったのか、兄弟は会社に御願いします。 とのことだった。

会社は、仕事が終らなくてノイローゼか何かで失踪したのでは?と思ったがもしもの事を考えて警察に失踪願いをだした。
警察も状況を見て失踪ではないかと思ったが、家に帰った形跡も銀行からお金を引き出した形跡もなかった。

それから約一年後警察から彼の社員証、定期等を会社に持ってきた。
それらは、かなりぼろぼろになっていたのだがなんとか彼のものだと確認できた。

警察の話だと近くのビルの地下ピットがネズミの巣になっていてそこでネズミの駆除で作業員が入った時にぼろぼろの背広をきた骸骨が数体見つかり、その一体の背広の中から見つかったものだとの事だった。

事件に巻き込まれ殺されてから其処に報知されたのか、失踪した後何かの理由で其処に入った後死亡したのかは不明だとの事で、捜査は細々と続けられたけどその内うやむやになった.

ただ、うちの会社では一人での深夜残業は控えるように通達が出て、深夜残業する人たちには
「ねずみに引かれるなよ。」
と言うのが合言葉として残っている。

 








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もうひとつのトイレ

2009.07.21 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

122 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 02:56
これは今から10年前、私が大学生だった頃の話です。

私が通っていたのは地方、と言うかかなり田舎の大学で、学生たちも地味な人間が多かった。
そんな地味な学生達でも、やはり4年生になる頃には卒業の為の単位もそろい、それまでのバイトで貯めた金で、海外に卒業旅行に出かけたりするのだが私はかなり怠けた生活を送ったツケで、4年になっても単位が足りず、またバイト代も殆ど使い切ってしまっていた為、卒業旅行どころではなかった。

しかし、似たようなヤツはいるもので、結局はいつもつるんでいる4人で、そのうちの一人の親父さんが勤める会社の保養所、と言うか研修センターにただで泊めてもらうことになった。
たいした施設ではないのだが、最近では会社で利用する機会も少ないとの事で掃除と布団干しを条件に、何泊でも好きに使って良いとのことだった。

貧乏学生4人は、とりあえず1週間程の滞在をすることにし、1台の車に乗り込みその研修センターに向かった。

地図を頼りに、約2時間半程山間へ走ったところにその研修センターはあった。
確かにここ最近利用されておらず、また管理人も特に設置していないとの事で、パッと見た感じでは廃屋の様であった。

また、中に入れば入ったで、かび臭さが漂っており、本当にこんなところに寝泊りするのかとゾッとしたが、掃除をすれば何とかなるレベルであった。

まずは状況確認も含めて、親父さんから借りたカギの束を使い、一部屋ずつ皆で建物内を散策していった。


123 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 02:57
つづき

建物内の間取りはいたってこじんまりとしており、親父さんの説明どおり宿泊用の4人部屋が1階に2部屋、2階に4部屋、共同の風呂が1つ、トイレが1つ、それに食堂、キッチン、といったつくりであった。

しかし1箇所だけ開くことの出来ないドアがある。

それは2階の廊下の突き当たり(廊下の両脇に宿泊室が2部屋ずつある)なのだが、特に変わった様子、つまり封印してあるとか、そういう感じではない。
ただ、カギの束のどのカギでもあけることが出来ないのだ。

建物を周りから見た様子、また部屋の構造などから容易にそこがトイレであることが解るのだが、親父さんの説明では『トイレは1つ』である。
既に1階を見たときにトイレは確認している。じゃあここは・・・。

単に親父さんの記憶違いと、故障か何かで使用不可なんだろうくらいに考え、それ以上その『開かずのドア』を気にとめるものはなかった。その時点では・・・。

その後各自割り当てられた分担場所の掃除に取り掛かり、日が暮れる頃にはなんとか生活できる状態にはなっていた。
部屋割りについては、2階の4部屋に一人ずつが宿泊することになった。
その日は掃除の疲れとアルコールのおかげで、割と早い時間に各部屋に入り眠りについたのだった。



125 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 02:59
つづき

ベッドに入りどれくらいの時間がたったのだろう、体は疲れ起きているのが辛い程なのだが、なかなか寝付くことが出来ない。夢うつつの状態にあったその時

びちゃ
廊下の方に足を向けた格好でベッドに入っていたのだが、その足元、ドアの向こうからその音は聞こえた。あの音はいったい、何? 気のせい、・・・なのか?

びちゃ、・・・・・びちゃ・・・。
今度は確かにはっきりと2回聞こえた。

びちゃ、・・・・びちゃ、・・びちゃ、びちゃ・・・。
その音はだんだん間隔が狭くなりながら確かに聞こえてくる。
水分、それも粘着性の高い何かが、廊下の床に滴り落ちる、そんな感じの音である。

時計をみると午前三時。
こんな時間に、他のメンバーが何かをしているのか?
何かって、・・・何をしているんだ? 思いつかない。

びちゃ、・・びちゃ、びちゃびちゃびちゃ。
もはや恐怖に耐えかね、ベッドに半身だけを起こし、廊下に向かって問い掛ける。

『だ、誰か居るのか?・・・・おいっ!』
返事は無い。ベッドから降り、恐る恐るドアを開け、頭だけを出してゆっくりと廊下を見回すと、廊下の突き当たり、例の『開かずのドア』の前にソレは立っていた。

・・!!! 

私の叫びは、叫びにはならず、息を呑む音だけが廊下に響いた。
しかし私は足がすくみ、逃げることも出来ず、でもソレから目が離せなかった。



126 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 03:00
つづき

ソレは薄汚れた浴衣に身を包んでいる、浴衣の前は無様にはだけ女性用の下着が見えている。
浴衣から伸びている腕、足は異様なまでに痩せ細り、腹だけが異様な感じに膨れている。

その細い腕の一つが顔に伸び、片手がしっかりと口元を抑えている。
目はカッと見開かれ、一瞬白目になったかと思うと、口元を抑えた手の指の間から
吐瀉物が滲み出し、床に滴り落ちてゆく。

びちゃ、・・・・びちゃ、びちゃ・・・びちゃびちゃびちゃ・・・。

それは、床に吐瀉物を撒き散らしながら、ゆっくりとこちらに近づいてくる。

何こいつ、誰だよ。おい、おいっ、やばい逃げろ!

私の頭の中はいろんな思考がごちゃごちゃになり、体が思うように動かせなくなっていた。
しかし、目だけはソレを見つめている。

不意にソレの目がよりいっそう見開かれたかと思うと、口元を抑えていた手を押し破り一気に吐瀉物が噴出してきた。

びちゃびちゃ、びびびちゃびちゃぶちゃどちゃどびちゃっ・・・。

その吐瀉物の飛沫が私の顔にかかった様な気がして、ふっと我に返り

ぎぃゃあああああああっ!!!

けたたましい悲鳴をあげてドアを猛烈な勢いで締め、ベッドにもぐりこんだ。


127 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 03:01
つづき

すると、私の悲鳴を聞き向かいの部屋から友人が出てくる気配がした。

『なんだよ夜中にうる・・・ぎゃぁあああ!』

けたたましい悲鳴、廊下を走る音、そして階段を転げ落ちる激しい音。
その音で残り2人の友人も目を覚まし、廊下に出てきたらしい。
しかし今度は悲鳴をあげることもなく、私の部屋をノックしてきた。
私は半泣きになりながら、部屋を出ると、掠れた声で

『か、階段、階段っ!』

と階段方向を指差すと、その場にしゃがみこんでしまった。
友人の一人が階段に行くと、派手に転げ落ちたもう一人を発見し、直ぐに救急車を呼んだ。
程なくして救急車が到着、階段を落ちた友人は数箇所骨折している様子で、また意識もないことからそのまま病院に運ばれることとなった。
私はこれ以上この場所に居ることが絶えられず、付き添いとして救急車に乗り込んだ。

翌日、そのまま入院となった友人(病院で意識を取り戻したが、まだ処置の途中と言うことでろくに会話は出来なかった)を残し、一人研修所にもどった。
待っていた友人2人に昨夜の出来事を話したが、やはりこの2人は何も見ておらず見たのは、入院中の友人と私だけだったらしい。

とにかく、これ以上ここには宿泊したくも無く、荷物をまとめ、研修所を後にした。

いったい、あいつはなんだったんだろう。あの開かずのドアって・・・。


128 名前:ボウズ 投稿日:02/08/29 03:02
つづき

帰宅後、研修所を所有する会社に勤めている親父さんに、事の経緯を説明したところ親父さんは、ハッとした顔をした後、ぽつりぽつりと語り始めた。

3年程前、まだ頻繁に研修所を使用していた頃、社外講師を招いて、その年度に入社した新入社員12名を対象に2週間の自己啓発セミナーを実施した。
その内容はかなりハードなもので、社会人としてのマナーは勿論のこと、生活面でも全てを規則で縛り付けていた。その12名の参加者の中に一人の女性がいた。

かなり華奢な体つきをした彼女は、相当の偏食家で好き嫌いが多いといったレベルではなかった。当然、この講師が食べ残しを許すはずも無く、口の中に食べ残しを押し込み、水で流し込むように食べさせていたのだった。

彼女は夜な夜な、2階のトイレで胃のものを吐き出す生活を続け、半ばノイローゼ状態に追い込まれていた。

研修も後半に入ったある夜、やはり夜中に2階のトイレで嘔吐を繰り返していたところを講師に見つかってしまった。講師から、研修所中に聞えるような大声で激しい叱責を受け、最後には、お前みたいな精神が弱い人間は生きている価値が無い、とまで言われたそうだ。

自分の吐瀉物にまみれ、呆然と座り込む彼女を心配し、同期の何人かが声をかけたが何の反応も無かったそうだ。

翌朝、同期の一人が用を足そうと2階のトイレに入ったところ、彼女が浴衣の紐を個室のドアの鴨居にかけ、首を吊って死んでいたそうだ・・・。

私たちがあの研修所を利用した半年後、建物は取り壊された。

 








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心霊写真(2)

2009.07.18 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

46 名前:油蝉 ◆KEnPLBuE 投稿日:02/08/27 17:08
心霊写真などという現象が取り沙汰されるようになったのは一体、いつ頃からなのでしょうか。
 
私には知る由もありませんが、少なくとも20年近く昔、私の通っていた小学校ではすでにオカルトブームなるものが存在し、生徒達は花子さんや赤マントの話、こっくりさん遊びなど様々な噂を聞きつけては、皆それらに興じていました。

私が当時仲良しだったA子ちゃんに、心霊写真集なるものを貸してもらったのも丁度その頃です。

苦痛に歪む顔…に見えなくもない壁の染み。
怨念の篭った女の姿…に見えなくもない焚火の炎。

それらの写真は、まだ幼かった私でさえも少しばかり期待はずれで落胆させる内容、かに思えました。
しかし本を閉じたあと、一抹の違和感が私に残るのです。



48 名前:油蝉 ◆KEnPLBuE 投稿日:02/08/27 17:14
その違和感の正体を私は考え続けました。

(そうだ)
(この表紙の写真だ)

その本の表紙には、赤い水着の女の子がひとり。
海水浴に来ているのでしょう、浜を背景に浮き袋を抱いてにこやかに笑う彼女の頭に、包丁のようなものがささっている。

と、いうものでした。

この写真自体は特にインパクトの強いものでもないのですが、表紙を飾る肝心のこの写真が、本の中に納められてないようなのです。
私はもう一度、最初のページからその写真を探し始めることにしました。


半分ばかり読み進めた頃でしょうか。
私の耳元に生暖かい感触と共に



「探すな」

という声がしました。

 








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時空の歪み三題(6)

2009.07.17 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

737 名前:理系の道を選んだ理由投稿日:01/12/26 00:46
消防の時、昼休みの校庭で、
10秒ほど周囲が1/10秒シャッタで写真を撮ったように止まったことがあった。

パニクリながらも「あっ,止まってる」っという思考を頭の中でなんとか搾り出した頃、再びズンと周りが動き始めた。

止まっただけなら良かったが、その前後で友人関係が変化していたからあの時は参った。
今でもあれは単なる妄想だったんだと言い聞かせている。


744 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:01/12/26 23:50

単に止まったと言うのは少し語弊があったかも。
止まっている映像が見える以外、一切の感覚器官からの入力は無かった。
(体が固まったとか動かないなどということなど感じ取る能力は喪失していた)
自身も含め、慣性の法則を無視して静止。

動きが戻るときも同様に体は何の違和感も無く、バランスを崩すことも無く、事が起こる前と同様に走り続けていた。
友人関係に関しては、顕著なところでは仲の良かった仲間3人組みが解体しており、各々友達以前の只のクラスメートに、また一番いがみ合っていたやつは違和感無く普通にしゃべりかけてくる、ちょっと仲のいいやつになってた。

263 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/02/15 15:23
山間のホテルで行われた、高校の宿泊研修2日目のこと

ちょっとした空き時間が出来たので、研修中ずっと邪魔だった手荷物を部屋に戻してこようと思いホテルの一階からひとりでエレベーターに乗り、階のボタンを押した。

私の泊まっていた部屋は5階の一室。
ちなみに一部屋を5~6人で使っている。

いつも混み合っているはずのエレベーターには、何故か私だけしか乗っていない。
途中で止まることもなく、あっという間に5階へとついた。

廊下を歩き割り当てられている部屋の前につくと、不安症の私は扉に貼ってあるルームメンバー一覧でしつこく何度も自分や同室の子の名前を確認すると扉を開けて入り口の所に手荷物を置き、再びエレベーターで一階へと戻った。

その後研修が終わり部屋に入ってみると、置いたはずの荷物がない。
あれ?と思い同じ部屋のクラスメイトとに手伝ってもらい部屋中を探すが見つからなかった。

翌日の昼間、その荷物は4階の部屋で見つかった。
私の泊まっていた部屋の、ちょうど真下の部屋で。

もしも過去が覗けるなら、私はこの時の様子を見てみたい。
部屋番号もメンバー表もあれだけ確認したのに。


469 名前:202投稿日:02/06/28 16:42
弟の不思議な話

もう20年ほど前の事。
弟は父方の実家で「かくれんぼう」をしておりました。
2階立ちの日本家屋で、2階部分は使っていない部屋ばかりで、2階全体が子供の遊び場のようなものでした。

弟はその時、2階廊下の突き当たりの開き戸に隠れたそうです。
絶対に隠れたそうです。
間違いないと言っていますが、

うちにそんな開き戸はありません。

 








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