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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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不思議な風俗嬢

2011.01.15 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

299 名前:すげ ◆MoMoPpKR5M 投稿日:03/09/02 02:43
長くなってしまうと思いますがお願いします。
スレ違いでしたらやめますので。

これは俺が20のときの話
俺は当時風俗店で働いていた。

俺以外にも店長(29歳)、Yさん(30歳)、Kさん(36歳)の男性社員がいてそれなりに楽しく働いていた。女の子とも仲良くて遊んだりしてたしね。

でもその楽しさも俺が働き始めて半年くらいまでだった。
俺が働き始めて仕事にもなれて半年くらいたったころ一人の女の子が面接にきたんだ。
その子はM衣という子で、顔も可愛くスタイルもそれなりによかった。

・・そうだなぁ芸能人でいうとモーニング娘のなっちをもっとかわいくした感じで長い黒髪が特徴的な子でした。

経験はないとのことだったけど店長もすぐに採用した。
経験があるよりも素人っぽい方が人気もあった時だったからね。

ただ彼女にはちょっと不思議なところがあった。
それに最初に気づいたのはYさんだった。

気配を感じないというのだ。

彼女が近くをとおってもまったくなにも感じない・・しかもなにかぞくっとする背筋が凍るような感じがして不気味だった。

その話を飲みの時に店長にしたけれども
「気のせいだろ。」
くらいでとりあってもらえなかった。あたりまえの反応だが。

それ以来、俺とYさんはなんとなくM衣が気になるようになった。
もちろん恋愛感情とかそういうものじゃなくて不気味さを感じてたからだった。
そして不思議なことは他にもあった。

うちの店では女の子は自分の部屋に待機しているシステムで客がくるとそのまま部屋を使用するようになってたけども彼女の部屋だけはまったく物音がしない。

一人でいるときならわかる。でも客が入っていても物音がしないんです。
普通はお客が入ってれば話し声やもしくは女の子の喘ぎ声が必ず聞こえてくるのに。

そして客が帰った後に使ったタオルとかは俺たちが回収するので外に出してもらうんだけど彼女だけは外に出さないんです。もちろん店がしまれば部屋に入って掃除をするからわかるんだけども使用した形跡のあるタオルとかイソジンがまったくない。

シャンプーや入浴剤もまったく減ってない・・・
朝に用意したままなのだ。
女の子が用意したものを使う場合もあるからそうなのか?と思ったけども彼女はそんなものはもってきてなかった。

しかも客自身も帰るときは普通は満足したりなにか表情にでるんだけども彼女についた客だけは最初はかわいいから喜んで入るのだがでてくるときはなぜか目が魚が死んだような目をして・・虚ろな表情ででてくる。

生気が感じられないのだ。
しかも・・リピーターがまったく存在しない・・。

彼女ほどのルックスとスタイルならリピーターがついて当然なはずなのに。
店長は
「ふしぎだなぁ。下手なのか?」
くらいの感想しかなったようだが俺とYさんは絶対に普通じゃないと思ってた。

それだけじゃない。
彼女の部屋はまず彼女が帰った後に掃除に入るとまったく用意したものを使用した形跡もないのに髪の毛だけは異常に落ちてるんです。

気持ち悪いくらいに。
ちょっと多いとかいうレベルじゃなくてまるで髪の毛を切ったんじゃないかというくらい必ず排水溝に詰まっている。

さらに部屋に入ると必ず腐臭がただよっているしお風呂の側面に赤い手形のような染みが必ずついている。彼女が使ったときだけ。

中で会話もせずになにをしてるんだ?と俺とYさんはすごく気になったけども部屋の中を客がいるときにのぞくことはできないからそのままになってた。

そして・・俺が実家で不幸があり帰省して3日ほど店を休んだときのことだった。
東京へ帰る前日の夜中の2時ごろにYさんから電話があった。
なぜだかよくわからないけども声が震えていた。

「はぁはぁはぁ・・・」
イタ電か?と思ってきろうとすると

「Sくん(俺)・・俺だ。やっぱりM衣は普通じゃなかった。絶対にかかわっちゃダメだ。」
「どうしたんですか?なにかあったんですか?」
「俺は霊とかそういうものは信じてないけどM衣は・・きっと生きてる人間じゃない」
「え?」
「俺・・やばいかもしれない。。どうしたらいいんだ」

Yさんは本気でおびえていたようだった。
詳しい話を聞こうとすると最初はかかわらない方がいいと言ってくれてたYさんだったが俺のしつこさに負けたようでぽつりぽつりと話してくれた。

どうやらYさんはM衣のことを少し調べたようだった。


店が終わった後に彼女の履歴書を見て住所などを調べていってみたらしい。
するとそこはマンションの一室だったが・・誰も住んでいなかった。

しかもそこの住人はつい数ヶ月前に手首を切って自殺したらしくそれ以来空室になってるとのこと。
そしてYさんが隣の人に彼女の写真(履歴書のコピー)を見せて
「この人が自殺したんですか?」
と聞くと
「そうですよ。可愛い子だったんですけどねぇ」
と答えたそうだ。

この時にYさんは本能的になにかやばいと感じたそうだけども次の日についに誘惑に負けて彼女の部屋をのぞいたそうなんです。

「俺・・みちゃったんだ・・・みちゃったんだよ。正直言って後悔してる」
「なっ・・・何を・・・見たんですか?」

俺はなにか得たいにしれない恐怖に駆られて声が震えていました。

「いいか。絶対にかか・・」
ざざっ・・ぐじゃぐじゃ・・・
そこまでYさんが言ったときに電波が乱れて不快な音がしたかと思ったら電話は切れました。

ここまで聞いただけで俺は恐怖感を感じていたけどもまだ正直信じきれていない部分があった。
確かにM衣の周囲には不気味なことが多いけども霊の存在を否定していた。
俺には理解できなかったからだった。

それにいくら気になったからとはいえ履歴書を見て家に行くだなんてと思った部分もあったし。
でもそう思ってられるのもこの時だけでした。

東京へ戻った初日、Yさんは何事もなかったように働いていた。
あれほどおびえていたのに-

俺は仕事が終わった後にYさんに話し掛けると
「聞くな・・頼むから聞かないでくれ」
と一言。

そして彼はその次の日-
「地獄谷で待ってる人がいる」
と謎の言葉を残して消えました。

Yさんが消息不明になってから約一ヵ月後。
彼はM衣の履歴書に書かれた場所から遺体で発見されました。

近所の住人の異臭がするとの通報で警察がかけつけたところYさんが死んでいたそうです。
最初は変死体ということで解剖もされたそうですが結局は死因は自殺。

死因自体は窒息死でめずらしいものではないそうですが大量の髪の毛が気道と食道につまっていたそうです。

そのときに俺は気づきました。
YさんがいなくなってすぐにM衣が髪型がショートになっていたことに。

まさか・・俺は恐怖でいっぱいになった。
初めてでした。全身が震えるような恐怖なんて。

あの子はいったい・・・。
それから二日後。今度は店長がいなくなりました。
「地獄谷で待ってる人がいる」
と同じ言葉を残して。

後で女の子から聞いたけども店長はM衣に迫っていたそうです・・。
そして店長がいなくなってから一週間くらいでM衣も店を辞めました。

一体M衣は霊だったのか?それとも違ったのか?
今となってはわかりません。

ただ後で知ったことは俺が働く2年前くらいにM衣と同姓同名の子があの店で自殺していたこと。M衣が使っていた部屋で。
それを改装したのが今の部屋とのことでした。

実際にあの子が霊かどうかはわからなかったけど初めて経験した恐怖だったしもう数年たったから打ち明けてもいいだろうと思って書きました。

つまらない話でしたがありがとうございました。
ではまたROMに戻ります。


 








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消えた友人

2011.01.14 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

272 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 21:41
さっき兄貴に聞いた話なんだけど、本当かな・・・


兄貴が大学いってる時っていうから10年くらい前。
同じコースの連中が10人くらいいて、結構みんな仲がよかったらしい。

夏休みが明けて、アツイダルイと言いながらもみんな授業に出てて、それで1週間たった。
兄貴が夜下宿でアイス食べてる時に
「あれ、○○はどうしてんだ」
と急に思ったんだと。

考えてみたらコースの仲間の○○を、夏休み明けから一度も見なかったそうだ。
夏休みも一緒に海に行ったりした仲で、そいつが顔を見せなかったら、心配して電話くらいしたはずなのに、どういうわけかそいつのことをすっかり忘れていたらしい。

それですぐ電話してみたけど、留守電。

まあ、いいやと思っていたら、次の日、大学で
「なあ、○○どうしたんだろうな」
と他の仲間に聞いてみると
「そういや、俺○○のこと完璧に忘れてた!」
とみんな言い出して騒然。

結局誰に聞いてもその日まで○○の存在を忘れていたらしい。

その日も○○はこなかったので、代表して兄貴が実家に連絡してみたけどこっちにはいないとのこと。
あとで知ったらしいけど、いつも出席とる授業の先生も、なぜか○○の名前は呼び忘れていたらしい。

その2日後に隣町の山道でふらふら歩いていた○○が発見された。

彼が言うには
「山で遭難して丸一昼夜歩きつづけていた」
でも日付がおかしいので確かめると
「今日は・・・だろ?」
と言って10日前の日付を言ったらしい。

一時的な記憶の混乱だとされて、普通に病院に入院してすぐに退院できたんだけど本人は釈然としなかったらしい。

兄貴たちの間では
「絶対、神隠し」
と言われて語り草になってると言う。

ちなみに10日前に山に散策にいったのは間違いないらしいんだけど、持っていった食料はオニギリだけ・・・・・
足りないよなあ。


 








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因果応報(1)

2011.01.10 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

93 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/08/30 20:10
ある知り合いの話。

彼は会社でも有能な奴だったのだが、同僚のある女性社員とその上司が組んで、昨年仕事上の失敗(本来の原因はその女性社員にあるのだが)の責任をその知り合いの奴に全てかぶせた。

そのため、結局知り合いは、会社にいられないようになってしまった。
体のいいリストラだったかもしれないが、温和なその友人は激怒して
「生まれて初めて、神社で奴ら二人の因果応報を願った」
らしい。

それも半年で数十回も参拝し、自分の再就職と共にお願いしたと。

その甲斐あってか知り合いは苦労を重ねて、今年春には別の会社に再就職できた。
一時は自殺も考えたとも言っていたが、まず良かった。

そして問題の二人だが、まず彼を首に追い込んだ上司は、その後またとんでもない失敗をやらかし、今度は責任転嫁が出来ずにクビ。
現在行方知れず。

そして女性社員の方は、今年になって外出中に自宅から出火。自宅&隣の家も全焼。
そのショックからか結局仕事が出来ず、会社も辞めてこれまた現在行方知れず。
焼け跡はそのままの状態らしい。

知り合いは今月その話を聞いた途端絶句。
「今後は二度とその神社には行かない・・・」
と話していた。

因果応報が現実になった実話でした。


 








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事故後の出来事

2011.01.09 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

47 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/08/30 17:33
会社の部下の話なので書くのをためらいましたが、あまりにも不可解なことなのでここに書くことにします。

自分は工場で働いてるのですが、先日その工場で大きな事故があり、部下が巻き込まれました。
詳しくは書けませんが、右腕の肩から先が切断され、右足も繋がってはいるものの、回復は不可能と言うことで切断を余儀なくされるほどの大きな事故でした。

彼は意識不明で、救急車で病院に運び込まれたときはかなりヤバイ状態ということで、処置のおかげで一命は取りとめたものの、依然意識は戻りませんでした。

自分は責任者なので、その夜は彼に付き添って病院で明かすことになりました。
まだ面会謝絶ということで、部屋の外で待機し、上層部との連絡に追われていた自分も相当の疲労からか、いつしか部屋の外のベンチで寝てしまいました。

夜中に人の声がして目が覚めました。
時計は3時を指してたことを覚えています。

その声は、昏睡状態の部下がいる部屋から聞こえる気がしたのでドア越しに覗いてみると、なんと彼が起き上がってベッドに腰掛けてるのです。

そこで、すぐに部屋に入って言葉をかけようと思ったのですが、なんか様子が変なのです。
彼が、ベッドに腰掛けたまま誰もいない空間に向かってしきりに何か話してるんです。
携帯電話かと思いましたが、そんなものは持ってませんでしたし、あるはずもありませんでした。

内容が聞き取りにくかったので、そっとドアを開けて聞くと、いよいよその異常な状況がはっきりとしてきました。

「はい・・・・ええ、そうです」
「ここから先を引き裂けばいいわけですか・・ええ」
「はい、だいぶ生えてきました。腕の上がまだ」
「足も2ヶ月で生えてくるんですか、ありがとうございます」

このようなことを彼は、身動きひとつせず、部屋の上の方を見ながらずっと喋り続けていたのです。

普通なら意識が戻ったと喜ぶところなのですが、そのあまりの異常な状況に逆に身動き1つ出来なくなってしまいました。

そして次の瞬間
「はい・・ええ、ちょっと待ってください。今誰か見てる奴がいますが」
と彼は言ったのです。背筋が凍りました。まさか自分のことを言ってるのか。

普段なら私のことを「奴」だなんて絶対に言うはずがありません。
しかも、それを言う間も彼は全く動かないのです。

私は恐る恐る彼の名前を呼んでみました。
すると、突然彼が喋るのをやめ、沈黙が流れたかと思うといきなり

「おい!」

とそのままの向きで言ったのです。
自分はその場から逃げていました。

怖くて気がどうにかなりそうでしたが、とりあえず宿直の看護婦のところへ行き今までのことを全部話しましたが、当然請け合ってもらえず、とにかく意識が戻ったのなら病室に行こうということになりました。
病室に戻ると、彼はベッドの中で寝込んでいました。
看護婦が一通りチェックくしたあと私に一言

「意識、戻ってませんよ」

そんなばかな、さっきまで起きて喋っていたんだ。といっても全く信じてもらえません。

現在彼は意識も戻り退院してますが、あの夜そんなことを言っていたことは覚えていないということです。


 








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螺旋階段の少女

2011.01.08 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

12 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/08/30 14:55
以前ブランコとかの話を書き込みした者です。
すげぇ~久しぶりに書き込みします。

6年ぐらい前の夏の日の話だ。
俺は会社の同僚達と飲みにいって、帰路についたのはもうAM1:00過ぎだった。
俺の住んでいたマンションは会社からも、皆で飲んでいた飲み屋からも近く皆がタクシーを拾って帰っていくのを見送ってから、一人で歩いて帰ることにした。

夏の夜のクソ暑さとアルコールのせいで、少し気分が悪くなった俺は、近くのビルの非常階段の陰で少し吐いちまおうとふらふらとビルの方に歩いていった。

非常階段はよくある螺旋状になったもので、その上り口には小さな門が付いていて一応鍵が掛けてあるようだった。

非常階段の下まで辿り着き、盛大なカーニバルを終えてスッキリした俺は非常階段の上からなんだか話し声が聞こえたような気がしてふと上を見上げた・・・

瞬間話し声は途絶えて、階段の上の方7階とか8階位の高さからこっちを見下ろす若い女の子(中学生とか高校生くらいに見えた)の姿が見えた。

一瞬頭の中が???だらけになったものの、こんな時間のオフィスビルに少女がいるというのはどう考えても普通ではない、それに階段入り口の門には鍵が付いてた。

なんかイヤな感じがした俺は上を向いたまま声を掛けた
「ねぇねぇ なにやってんの?こんな時間に勝手にそんなとこ上っちゃダメだって!!」

少女は俺の声など聞こえないとでも言うように、下にいる俺を見下ろしている。
「やばいなぁ まさか自殺でもする気じゃねぇ~だろうな」
こんなところで俺の目の前で自殺でもされたら一生トラウマになっちまうし、逆恨みされてあとで「出てこられる」のも御免なので(なんども体験してるからな)。

仕方なく俺は階段を上って上に行こうと思った。
思ったとおり、門には鍵が掛かっていたが門自体がたいした高さじゃないので、よじ登って階段を上り始めた。

上りながら上を見上げると階段の隙間から少女の姿が見える。
スカートの中身も見えたりして・・・などと思いながら、
「おーい 今行くからさ ちょっとそこで待っててよ」
などとなるべく軽い調子で話しかけてみたが、相変わらず返答はナシ。

あとちょっとってとこまで来たときに、もう一声掛けようと上を見上げると少女の姿が見えない!!
まさか飛び降りた!?咄嗟に下を見下ろしたが人が倒れている様子はないし、第一こんな夜中に人がビルから飛び降りれば衝撃音が聞こえないってことはないはずだ。

俺は少しパニくりながらも、いなくなった少女に声を掛けながら階段を上り続けた。
そして少女がいた場所まで来て、俺は凍りついた・・・
しおれた花束・タバコ・線香・・・

やばいっ!!と咄嗟に事態を飲み込んだ俺は階段を駆け下り始めた。
下り始めた直後(4~5段)いきなり後ろから声が聞こえた。

確かに女性の声ではあるが空気漏れしているような声で何を言っているのかは全く判らない、もちろん後ろなど振り返れない!!
俺はガクガク震える膝で必死に階段を下りた。

カツンッ カツンッ カツンッ カツンッ

女性のヒール特有の音が後ろから聞こえる・・・明らかに誰かが階段を下りてくる。
俺は耐え切れずに上を見上げた・・・

いた・・・さっきまで俺を見下ろしていた少女の姿が階段の隙間から見える、そして靴音のテンポとは裏腹にもうすぐそこまで来てた・・・。

俺は必死で階段を転がるように下りきり、門に飛びついてよじ登った。
その足をグイッと引っ張られた。

俺は絶叫しながら足をばたつかせて、なんとか振りほどくとそのまま走った。
後ろの門から1度だけ
「ガシャンッ」
という衝撃音が聞こえたが、それでお終いだった・・・と思っていた。

とてもじゃないが歩いて帰る気力が無くなった俺は駅前まで行き、タクシーを拾って家まで帰った。
マンションの前でタクシーを降り、エレベーターに乗り込もうとした俺は見ちまった。
ボタンを押してもいないのに下ってくるエレベーターの監視カメラに映るあの少女の姿を・・・。

その晩、そのままマンションから逃げ出した俺は友人のうちの転がり込んで、一晩を明かした。
それから、あのビルで少女を見かけることも無いし、あの階段に近寄りもしなかったがその日から異動がでて転居するまでの1年間、マンションのエレベーターは使わなかった。


 








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