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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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不可解な電話

2011.02.14 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

308 名前:友人A 投稿日:03/09/12 03:37
私の携帯にある友人Aから一年ぶりくらいに電話がありました。
なにやら相談してほしい事があるらしいのです。

正直不思議でした、他の友人の又聞きですが、Aは精神を病んで実家で療養中だからです。
私は仕事中だったので、仕事が終わった後に、とある駅で落ち合う約束をしました。
しかし、仕事が思ったより長引いて、私は約束の時間に間に合いませんでした。

電話をかけても繋がらないので、一応、待ち合わせ場所に向いました。
そこにはAはいませんでした。

私は、お腹が空いたので、近くのラーメン屋に行きました。
そして注文して待ってる間に電話がありました。

それはAからでした。
私はなにか不思議に感じましたが、遅れたことを謝りました。

しかしAは
「いや、待ってたんだけど・・」
と言います。

あれ?待ち合わせ場所を間違えたのかな?と思い、再度場所を待ち合わせ確認しました。
しかしAは
「じゃ、家の方に行くから」
と言いました。

しかし、それでは帰りは終電に間に合わないだろうと思い、明日の夜に会うのでは駄目か?と聞きました。
あまり煮え切らない態度でしたが、了解してくれたようでした。

その日の深夜2時頃に家の電話が鳴りました。
正直な所、熟睡していた所を起こされ少し腹が立ちました。

私は名前も告げずに
「どちらさまですか?」
と言いました。

しかし返答はなく、ボソボソと聴き取りづらい声が聞こえます。
ザーザーと雨のような音も聞こえます。しかし雨は降っていません。
それは女性の声だとおもいます。

「ボソボソ・・・」
と同時にツ-ツ-と電話は切れました。
間違い電話かいたずら電話か知りませんが、腹が立ちました。

少し気味が悪い感じもしましたが、また私は眠りにつきました。

気持ちよく寝ていたのですが、私は急に目が覚めました。
反射的に時計を見ると、眠りについてからまだ30分も経っていませんでした。
また眠ろうとしたのですが、今度はなかなか寝つけません。

すると廊下(古いアパートでしたので部屋のドアが外ではなく、内側にあります)から何か引きずるような音が聞こえるのです。
夜中でもいつも人の出入りする音は聞こえますが、引きずるような音は初めてでした。
気味が悪いです。ズルズル~ズルズル~と聞こえるんですから。

あと、ポチャポチャと水滴の垂れるような音もしました。
しかも、その音はだんだん私の部屋の前に近付いてきます。
私の頭の中で、さっきの気味の悪い電話とその音が繋がって妙に恐くなりました。

私は布団の中で息を殺してその音を聞いていました。
その音は私の部屋の前で止まりました。

ドアを開けて確かめるか否か。
私は迷いましたが思いきってドアの方に向いました。
台所に出て電気を付けました(ドア、台所、引き戸をはさんで部屋があります)

そしてドアの方に顔を向けた、その向ける瞬間に部屋の方に何か見えた気がします。
見直すと、部屋の角の鏡が置いてある所に人らしきものが立っています。
目の錯覚かと思いマジマジと見ましたが、やはり人の後ろ姿です。

下半身は光りが届いているので見えますが、上の方は暗くてぼんやりとしか見えません。
体も硬直して動けません。声も出ず息をするのがやっとです。
私はこれが金縛りなのかと思いました。

後ろ姿なので顔は見えませんが、すごく睨まれてる気がしてしょうがないのです。
それからしばらく沈黙が続きました。時間は分かりませんが非常に長く感じました。

私は必死に相手を睨みました。
その相手は女性だったと思います。丈は膝までの赤っぽいスカートが見えました。
すねの下くらいから足がありません。色は白く普通よりは細い感じがしました。
上半身はよく見えませんがシルエットはぼんやりと見えました。

髪は背中まであるロングで濡れている感じがします。
足を肩幅ぐらいに開いて立っていて、手はまっすぐと垂らしてました。
それは確かに人の形をしていました。

しかし無機質というか言葉では言い表せません。
声も出ず体も動かず、私はただ必死に睨んでいました。
ふと気がつくとコンコン、コンコンとドアを誰かがノックしていました。

首も動かないのですが、台所の窓を横目で見ると人陰があります。


そのノックする人陰も初めは恐かったです。
長い間、ノックの音は続きました。
しかしその影が動いた時に(しまった!)と思いました。
普通の人の足音と気配がしたからです。

その音はだんだん小さくなりました。
その間、はっと女の影から目を離していたのに気がつきました。
恐る恐る視線を戻しましたが、そこには誰もいませんでした。
急に体が軽くなった瞬間に、腰が抜けてその場にへたりこみました。

頭が混乱しボーっとしていました。そしてそのまま朝を迎えました。
その日は仮病を使って仕事を休みました。

なんとか我にかえったものの、依然ボーっとしていました。
昼頃に私はAとの約束を思い出しました。
予定は夜でしたが、今すぐに誰かに相談したかったのです。

あとAの相談の内容も気になるし、病気は直ったのかも分からなかったからです。
Aは実家で療養中だとの噂なので、仕事もしてはいないだろうと思い、早速電話をかけました。
しかしAの携帯にかけたはずなのですが、Aの父親らしき人が電話に出ました。

そしてAの父親の話しを聞いた時、私はショックで頭が真っ白になりました。
Aが自殺したと言うのです。
・・・私は少し迷いましたが、前日に相談を持ちかけられていたので、
「今から伺っても良いですか?」
と聞きました。Aの父親は少し考えていましたが了承してくれました。

Aの実家には、車で一時間くらいかかりました(私の地元でもあります)
私は応接間へと案内されました。そこでAの母親から聞いた話ですが、夜中に一人出掛けたAは、4時少し前に帰ってきたらしいのですが、朝になって母親がAの部屋を覗くと、Aは血だらけになって倒れていたというのです。

私はハッとなりました。あのノックはAだったのかもしれない・・・。
しかし、それをAの両親に話すには、あの晩の女の事にも触れなければならないと思い止めました。

帰る間際、ずっとトイレに行ってなくて、駅まで持ちそうもなかったので、Aの家のトイレを借りました。
トイレから応接間に戻る途中、少しふすまが開いている部屋がありました。
10cm開いてるか開いてないかですが、嫌な気分になりながらも、隙間から覗いてしまいました。
やはり見ない方がよかったかもしれません・・・。

血が辺りに飛び散っていました。Aは文字どおり壮絶な最後を遂げたのでしょう。
私は心からAの成仏を願いました。
しかし何か妙に不思議な感じがします。
Aの部屋のテレビに目を移した時、モニターには光りの反射で部屋が映っているのですが、不自然な位置によく見ると人のようなものが映っているです。

部屋には誰もいない。目の錯覚かとよく見てもやはりそこにいる。
あのスカートには確かに見覚えがあります。
私はとっさにあの夜の女だと思いました。
モニターには後ろ姿が映っています。

私は当然、テレビとは直線上にいるのですが、普通そこに人が立っていたらテレビ全体が見えるはずがない。
しかしモニターには後ろ姿が映っている・・・。
しかし、部屋には私以外いない。

私はとっさに応接間に走りました。Aの家族は不思議そうな顔で私を見てました。
そして私は足早にAの家を後にしました。

Aの葬式の日、久々に友人が集まりました。
葬式の帰りにとある居酒屋に寄りました。

そこで一番Aと親しかった友人Bの話しですが要約すると、Aは女に誘われて入水心中をはかった。
Aは途中で恐くなり生き残ってしまった。
そこで偶然に通りかかった人に助けられた。
しばらく入院していたが、その時は別に変わった所はなかった。

自殺未遂から2週間ほど経って、ようやく女の遺体が発見された。
女の遺体は身元不明で何も手がかりがなかった。
Aが女について知っている事は全てデタラメだった。
その辺りからAの様子がおかしくなり始めた。

・・・私は直感ですが、その死んだ女は、あの夜の女ではないのか?と思いました。
私はBや他の友人達にあの夜の出来事を全て話しました。
他の友人は半信半疑な態度でしたが、Bだけは違いました。

Bは言いました
「俺もそいつを見たかもしれない」

Bの話しではBはAの相談を受けて、深夜に二人で近所のファミレスに行ったそうです。
そこで明け方まで話していたのですが、その間ずっと店内で突っ立ている女がいたそうです。

Bも恐ろしい気分になりましたが、その事はAに内緒にしていたそうです。
と話している時にBが突然、壁の方を指して言いました。

「おい、あの壁に映っている影はなんだ?」
私達は一斉に壁の方を見ました。


私もすぐに分かりましたが、皆もすぐに理解できたようです。
そこには私達の影がぼやけて映っているのですが、一つだけはっきりとした影があるのです。
それは一目で女とわかる影でした。そして皆は一斉にその場からどきました。
しかし、その時には影は消えていました。

後日、私とBは、私の祖母の知り合いの霊能者にお払いをしてもらいました。
これ以上、長くなると悪いので、その時の内容は省略させていただきます。
それ以来、その女を見る事はなくなりました。

後々、気がついたのですが、鏡やテレビに映っていた女はこちらを見ていたのではないでしょうか?
後ろ姿だけが、鏡などに映っていただけなのでは・・・?

あと推測ですがAはこの女に怯えていたのだと思います。
長くなりましたが、以上です。

315 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/12 04:00
>これ以上、長くなると悪いので、その時の内容は省略させていただきます。
大事な部分なのでお願いします。何を言われたのか気になる


317 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/12 04:15
>>315
一言で言うと、一緒についてきていると言われました。


 








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婚約者

2011.02.13 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

301 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/12 00:52
前に、どこかで見たか聞いたかした話。ガイシュツだっったらスマソ。

ある男が、年下の婚約者を両親に紹介するために実家へ帰った。
婚約者は、容姿、家柄、学歴等申し分の無い女性であったが、どうも両親の態度が芳しくない。
結婚に反対する訳ではないのだが、婚約者を見る目が何となく暗い。

男は、夜になって母親と二人きりになった際に、何か気になる事でもあるのか?と聞いてみた。
母親はそれには答えず、箪笥の引き出しから1枚の写真を取りだした。

初めて見る写真だった。
「お前が生まれたときの写真だ」
産湯に浸かった赤ん坊を、産婆と父親らしき男性が覗き込んでいる。
「…ここ見てみ」
母親は赤ん坊の足元あたりの水面を指差した。

そこには、笑顔で赤ん坊の方に手を延ばす婚約者の姿が写り込んでいた。


 








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姉の家の電話

2011.02.12 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

208 名前:長文1/4 投稿日:03/09/11 14:08
高校2年の夏、姉が死んだ。21歳だった。

一人暮らしをしていたマンションの屋上からの飛び降り自殺。動機は不明。
家族の中で姉と最も親しかった私にも、自殺の原因は全く見当がつかなかった。

葬儀の翌日、姉の住んでいた部屋を引き払うため、朝から母と私で荷物の整理をしていた。
二人して黙々と働いたので、夕方にはほとんど段ボールに詰め終わり、それを玄関先に積み上げてから自宅に戻った。

夕食後、姉の部屋に携帯を忘れたことに気付いた私は一人家を出た。
9時頃だった。マンションは自宅から自転車で10分くらいのところにある。

部屋に上がり明かりを点けると、携帯はすぐに見つかった。床の真ん中に落ちている。
腰をかがめて拾い上げると、電話のベルが鳴った。私の携帯の着信音ではない。
振り返ると、台の上に置いてある電話が光っていた。一瞬迷ったが、受話器を取る。

「もしもし…」

最初は何も聞こえなかった。ノイズが酷い。電波状態の悪い携帯から掛けているみたいに。
なぜか、誰かが息を殺しているイメージが頭に浮かんだ。
果たして、しばらくそのままでいると雑音の向こうから微かな息づかいが聞こえてきた。

「誰?」

返事はない。
ただ、息づかいが少し荒くなったような気がした。
その背景、少し離れたところで何かの声。雑音にまぎれて、
『…クス‥クスクス…』
小さく笑い合う声が、受話器越しに聞こえた。

急に寒気を感じた。背中がゾクゾクする。
なま暖かい空気がうなじのあたりを撫でた。窓は閉まっているはずなのに…

「もしもし?」

足もとが急激に冷えてきた。足首から下が冷水に浸かっているような感覚。
明かりは灯っているし、外の通りを通る車の音も聞こえるのに、怖い─

ふと、壁の差し込み口に目がいった。ジャックには何も繋がっていない。
電話線は台の上から床に向かってダラリと垂れ下がっていた。
電話を切ろうとしたその時、受話器の向こうから声がした。

『うしろ』

ハッキリとした女の声だった。それが姉の声だったのかは分からない。
しかし、その声を聞いた瞬間、私は反射的に後ろを振り向こうとした─

ザワ…

全身の皮膚が粟だった。背後に何ものかの気配。

受話器を握る手に力が入る。全身が硬直して、息ができない。
いま振り向いてはいけない。本能がそう告げているような気がした。

…クスクス…クス…
どこからか、小さな笑い声が聞こえてくる。
それが電話からなのか、それとも部屋のなかから聞こえるのか、もう判別がつかない。
足元の冷気が水面のように波打ちはじめたような気がした…

「お姉…ちゃん?」

ようやく、その言葉だけを絞り出した。
途端に笑い声が止んだ。
一瞬の空白の後、

『アハハハハハハハハハハハハ…』

けたたましい笑い声。
足元の冷気が、ぬるり、といった感じでうごめき、最後に、粘り気のあるゼリーのような感触を残して足首から離れた。
背後の気配がスーっと薄れていく…

『ハハハハハハハハハ─・・・・
不意に声が途切れた。後は発信音もなく、無音。
その一瞬前、笑い声の彼方に、女の声がかすかに聞こえた。
消え入りそうに小さな声で、

『…バカ…』

徐々に全身の力が抜け、私は床にへたり込んだ。
しばらくは、そのままの姿勢で何も考えられなかった。

やがて、安堵感がゆっくりと体を満たしはじめた頃、また電話が鳴った。
一瞬、鼓動が跳ね上がったが、自分の携帯の着信音だと気付いた。
手を伸ばし、通話ボタンを押す。母親からだった。

『すぐに戻ってきてッ』

電話口からも分かるくらい、母はうろたえていた。
姉の遺影が真っ黒になったのだ、と言う。

『声が聞こえたような気がして部屋に行ったら…さっきまで何ともなかったのに…』

私は電話を切ると立ち上がり、部屋のドアを開けた。

「ばーか」

今度はハッキリと男の声が聞こえた。


 








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小さな集落

2011.02.10 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

141 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/11 00:21
昔、バイクでツーリングしてたときの話。

田舎のほうに出かけるのが好きでその日も林道を走っていました。
そして、その林道を抜けると目の前に小さな集落が現れました。

村人と思われる人もいて、農作業や家事をしている様子でした。
気にもせず、その集落を横切る細い道をバイクで通り過ぎようとしました。
ところが、私が近づくと村人がみんな私の方を見ます。全員です。

農作業をしているおじさんも作業を中断し、井戸端会議をしているおばさんも話をやめてこっちを見ます。
しかも『凝視』しているといった印象を受けました。

不審に思い、自分自身やバイクを見ましたが変わったところはありません。
で、今度は村人の方を見ました。よーく見てみるとみんなの服装が少し変わっていました。
もんぺ(?)のような服装で、手ぬぐいを頭からかけています。

さらによく見てみると立ち並ぶ家が全てトタンやバラックです。瓦屋根なんて一つもありません。
さっきまであったアスファルトも泥土に変わっています。

すると前方から騒ぎ声が聞こえてきました。
そのままバイクを走らせていると近づいてきました、軍服を着た4,5人の方が。

お互いがお互いに気づいた瞬間、軍人の方は肩にかけていた銃剣に手を伸ばし、私はそれを見て急ブレーキ状態で横の小道に逃げました。

帰りにもう一度確認しようと思い、そこを通りましたがそれらしき集落がありません。
どう考えても行きに見つけた集落はここだ、と思える場所にはトタンやバラックで出来た瓦のないボロボロの廃屋が立ち並び、 一集落が完全に衰退した跡が残っているだけでした。人の気配は微塵もありませんでした。


 








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時空のお姉さん

2011.02.10 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

344 :本当にあった怖い名無し :2011/02/01(火) 20:22:27 ID:7epRpRpk0
12月の中旬ごろに、おそらくこれだろうと思われる体験をしたのでレスさせてもらいます。
創作でもなく確かに体験した実話です。

私はコスプレイヤーで、その日は友達と4人で地元のコスプレイベントに出掛けていました。
会場は屋内と屋外を両方使えるようになっていたんだけど、当日は大寒波で物凄く寒い日だったので、私達は屋内で撮影を楽しんでました。

お昼過ぎ、そろそろお昼ご飯を食べようと言う事になって私達4人は受付へ。
どうやらその会場は屋内では飲食禁止らしく、外のテラスみたいな所へ出ないと飲食が出来ないとのこと。
クソ寒い中、コートを着てしかたなく外へ出て昼食を楽しんでいた時にそれは起こったんです。

私以外の3人は、当日予定していたボーカロイドの大型併せに行くと言う事で早めに昼食を済ませてそっちに行ってしまいました。

残された私は寒さにも慣れ、テラスでパックのジュースを飲みながら色んなレイヤーさんを眺めていました。

何分か経って、「そうだ、今日撮った写真を見よう」という事で暇つぶしに一眼レフを取り出し、写真を見始める事に。

一眼をいじり始めてからおそらく5分も経ってないんですが、気づけば周りがえらく静かになっている事に気が付きました。

当日あまりの寒さの所為か、結構人気のイベントの割には人数も少なくてもともと静かだったんですが、いくらなんでも静かすぎる。

気がつけば近くで写真を撮っていたレイヤーさんも皆居なくなっていました。
皆寒くて屋内に避難したのかな、とか、スタッフさんの指示かな、とか思いながら屋内へ行こうと立ち上がると私は眩暈がするほど震えあがりました。

空が、緑色なんです。
雲も含めて全部緑。
グラデーションも何もない真緑で、私の目がおかしくなったのかと思って目を閉じたりしたもののやはり緑。

私が居たのは中庭で、四方を壁が覆っていたんですが、その壁に映る光や地面を照らす日光も全部緑で気持ちが悪かったのを覚えています。

あまりの非現実さに、イベントだという事を忘れて号泣しながら受付へ行こうと何とか屋内に入りました。

誰もいない。
撮影用に設置されていたセットは、列が出来る程人気だったものまでもぬけの殻。

椅子はさっきまで人が座っていたかのようにずらされていたりして、それが余計に怖くて足が竦みました。

こんな事もあるものか、と大パニックを起こしながらスタッフルームへ行ってみようと廊下に出ると、白いカーディガンに青いブラウス、裾を折ったジーンズを履いた女の人が立っていました。

確か右手首か二の腕かに、黄色い腕章みたいなもの(キャプテンマークみたいな形で、何か文字が書いてあったけど読めなかった)をつけていたと思います。
黒いサンバイザーを被っていて、顔はよく見えませんでした。

とにかく人を見つけたので、衣装のまま声を掛けてみる事に。

「すいません、何かあったんですか?」

声を掛けた途端その女性は私に気付き、そして血相を変えてこう言ったんです。

「どうしたの!?なんで此処にいるの!」

その時私は、あぁ、自分がコスプレ衣装を着ているからびっくりしたのかなと思って慌てて、
「コスプレのイベントがあって来たんですけど、急に皆居なくなってしまって…人の気配がしないんです。もしかして貴方も迷われたんですか?」
「ちょっと待ってね、時間掛かるかもしれないけどそこ座っててくれるかな」

話がかみ合いません。
幼稚園の先生みたいな優しい笑みを浮かべた女性は、私を近くのソファに座らせて携帯で何やら話しています。

「遭難者」とか「今年で6人目」とか言っていて、何のことやらさっぱりなままその話を聞いていました。

しばらくして電話を終えた女性が私の方を向き、にっこり笑って、

「怖かったね」

とだけ言って携帯を閉じ、私の肩に手を当てた途端目の前がバチッと弾けたようになりました。
花火が弾けたような、そんな衝撃でした。
ふと気がつくと私はさっきまでいたテラスに座っていたんです。

友達は!?と思って探してみると、大型合わせできちんと写真を撮っていました。
あれは何だったんだろう、夢にしてはリアルすぎる、と不思議に想いつつ帰りのスタバで友達にそれとなく話してみると、

「それ時空のおっさんだよ!」
と言われ、このスレの事も教えてもらいました。

友達の一人がオカ板によく行くらしく、めちゃくちゃ羨ましがられたんですが正直怖いだけでした。
私が会ったのは、たぶん時空のおっさんの仲間か何かだと思います。
きれいな女性でしたよ。


(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)


 








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