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なくした携帯電話
2011.02.18 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 11:10:01.76 ID:SuxVeclyO
家の中で携帯なくして、仕方なく家電から自分の携帯にかけて鳴らして探した
見つかって何の気なしに携帯に出たら、電話の向こうから俺の笑い声が聞こえてきた
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 11:22:55.53 ID:mzaynN5gO
>>350世にも奇妙な物語にでてきそうだなこぇえ
早朝に起きたら開けっぱにしてた窓から子供が覗きこんでた。ビックリしたら逃げた
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 11:26:30.48 ID:SuxVeclyO
>>352
当然電話出た瞬間俺は笑ってない、というか無言で出た。「もしもし」なんて言っても返ってくるわけないんだから
家に俺以外誰もいなかったしなんなんだろ、だんだん気のせいかと思うようになってきた
家の中で携帯なくして、仕方なく家電から自分の携帯にかけて鳴らして探した
見つかって何の気なしに携帯に出たら、電話の向こうから俺の笑い声が聞こえてきた
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 11:22:55.53 ID:mzaynN5gO
>>350世にも奇妙な物語にでてきそうだなこぇえ
早朝に起きたら開けっぱにしてた窓から子供が覗きこんでた。ビックリしたら逃げた
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 11:26:30.48 ID:SuxVeclyO
>>352
当然電話出た瞬間俺は笑ってない、というか無言で出た。「もしもし」なんて言っても返ってくるわけないんだから
家に俺以外誰もいなかったしなんなんだろ、だんだん気のせいかと思うようになってきた
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知らない駅
2011.02.17 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
746 :本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 14:00:10 ID:kRonFI020
流れぶったぎって悪いけど、書かせてもらっていいかな
だめならスルーして
よく時空をこえたとか、ちょっと違う異世界を垣間見たとかっていう体験談が書かれるけど俺もあるんだよね。っていうか今まさに…なんだけどさ。
2年前の7月28日、俺は大阪にいたんだよ。
憂鬱な月曜日で夏休みも貰えなくて実家にも帰れない。
イライラしていた朝だった。
狭山の金剛駅から天下茶屋まで向う道中に不思議な事が起ったんだよ。
携帯でゲームに夢中になっていると、なんか妙なんだよね。
集中してたのもあるんけど騒がしくて当然の車内が妙に静かでさ。
押し合いへしあいしていた車内が妙に空いてるような感じがして周りをみると誰もいないんだよ 誰も。
通勤時間の南海本線だ 絶対にありえない。電車も気付いたときには止まっていてドアが開いていた。駅なのは間違いないんだが、駅名がわからない というか読めないんだよ。
知ってる漢字に見えるんだけど、読み方が全く思い出せないし 字を記憶しようとしてもすぐ忘れて覚えられない。
しばらく悩んだあと、駅の外に向って歩きだしたんだ。
駅を出ると、町並み的には普通の大阪の下町っていう感じなんだが、俺はその町を知らない。
こんなところあったのかと思いながら、とりあえず会社に電話をしようと思ったんだ。
「電車が止った状態で動かない。事実確認をしようとしてもアナウンスもないし駅員も見えない」
と。
携帯は圏外になって、公衆電話もない。
大衆食堂のような小さな店があったの電話を借りようと思ったが中には誰もいない…そのとき劇場版ドラエモンの鏡面世界の話を思い出してしまった。
とりあえず、引きかえして駅に戻って改札を跨いで越えて(改札が動いてない)
まだ止まったままの電車の中に戻ろうとしたんだ。ホームについて電車をみると人が一人いるんだ。
形容しがたいんだけど、厚手のコートを着た紳士っぽい感じの風体で中年っぽい。
あっ、と思って声をかけようとしたんだ。そしたらそのオッサンが話し始めた。
いや、厳密にいうとそのおっさんの口は動いてないし、口から音が出ている感じじゃなくて両方の耳元で、それぞれ聞こえるみたいな そんな感じで聞こえるんだ。
おっさん曰く
「もう戻してあげられないから、代りにこちらで」
と一言。
なんのこっちゃ??と思ったけど、突然目の前でバクチクが弾けたみたいなちかっとした衝撃を受けたんだ。とっさに目をつぶって、そして開けると職場にいた。
仕事をしている途中だった。時間は9:02で遅刻はしてないみたいだ。
普段はどんなに急いでもギリギリなんだけど、俺に息の乱れもない。ない…あれ?なんか俺 いつもの俺じゃない…?
と思ってトイレにいって鏡をみると、俺なんだけどなんか違うんだよね。目元の印象とか髪型とか。
若返ったとか老けたとかじゃなくて、非常にそっくりな他人みたいな…そんな感じ。職場の人達もそう なんかみんな微妙に違う。
その仕事をやめて今は故郷で働いているが、親もなんか記憶と違うんだ。老けたとかじゃない…。
全てに違和感を感じてるが何の支障もなく平穏で幸せ、でも俺が元々いた世界とは絶対に違う。
それが今のこっちの世界…
流れぶったぎって悪いけど、書かせてもらっていいかな
だめならスルーして
よく時空をこえたとか、ちょっと違う異世界を垣間見たとかっていう体験談が書かれるけど俺もあるんだよね。っていうか今まさに…なんだけどさ。
2年前の7月28日、俺は大阪にいたんだよ。
憂鬱な月曜日で夏休みも貰えなくて実家にも帰れない。
イライラしていた朝だった。
狭山の金剛駅から天下茶屋まで向う道中に不思議な事が起ったんだよ。
携帯でゲームに夢中になっていると、なんか妙なんだよね。
集中してたのもあるんけど騒がしくて当然の車内が妙に静かでさ。
押し合いへしあいしていた車内が妙に空いてるような感じがして周りをみると誰もいないんだよ 誰も。
通勤時間の南海本線だ 絶対にありえない。電車も気付いたときには止まっていてドアが開いていた。駅なのは間違いないんだが、駅名がわからない というか読めないんだよ。
知ってる漢字に見えるんだけど、読み方が全く思い出せないし 字を記憶しようとしてもすぐ忘れて覚えられない。
しばらく悩んだあと、駅の外に向って歩きだしたんだ。
駅を出ると、町並み的には普通の大阪の下町っていう感じなんだが、俺はその町を知らない。
こんなところあったのかと思いながら、とりあえず会社に電話をしようと思ったんだ。
「電車が止った状態で動かない。事実確認をしようとしてもアナウンスもないし駅員も見えない」
と。
携帯は圏外になって、公衆電話もない。
大衆食堂のような小さな店があったの電話を借りようと思ったが中には誰もいない…そのとき劇場版ドラエモンの鏡面世界の話を思い出してしまった。
とりあえず、引きかえして駅に戻って改札を跨いで越えて(改札が動いてない)
まだ止まったままの電車の中に戻ろうとしたんだ。ホームについて電車をみると人が一人いるんだ。
形容しがたいんだけど、厚手のコートを着た紳士っぽい感じの風体で中年っぽい。
あっ、と思って声をかけようとしたんだ。そしたらそのオッサンが話し始めた。
いや、厳密にいうとそのおっさんの口は動いてないし、口から音が出ている感じじゃなくて両方の耳元で、それぞれ聞こえるみたいな そんな感じで聞こえるんだ。
おっさん曰く
「もう戻してあげられないから、代りにこちらで」
と一言。
なんのこっちゃ??と思ったけど、突然目の前でバクチクが弾けたみたいなちかっとした衝撃を受けたんだ。とっさに目をつぶって、そして開けると職場にいた。
仕事をしている途中だった。時間は9:02で遅刻はしてないみたいだ。
普段はどんなに急いでもギリギリなんだけど、俺に息の乱れもない。ない…あれ?なんか俺 いつもの俺じゃない…?
と思ってトイレにいって鏡をみると、俺なんだけどなんか違うんだよね。目元の印象とか髪型とか。
若返ったとか老けたとかじゃなくて、非常にそっくりな他人みたいな…そんな感じ。職場の人達もそう なんかみんな微妙に違う。
その仕事をやめて今は故郷で働いているが、親もなんか記憶と違うんだ。老けたとかじゃない…。
全てに違和感を感じてるが何の支障もなく平穏で幸せ、でも俺が元々いた世界とは絶対に違う。
それが今のこっちの世界…
私がやったんじゃないんです。
2011.02.17 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
590 :本当にあった怖い名無し :2011/02/08(火) 23:26:34 ID:udF8y38B0
2年位前の話です。
僕は、当時一人暮らしをしていました。
借りていたアパートは1DKで、リビングとキッチン両方にテレビがありました。
平日は、会社から帰ると、風呂に入ってキッチンでテレビを見ながら食事をするのが習慣で、そのあいだ、リビングの電気は消してあります。
ある夜、いつものようにテレビを見ながらキッチンで夕食をとっていました。
すると、暗闇のリビングから、カシャカシャと何か金属の鎖か何かが落ちるような小さな物音がしました。
なんだろうと、リビングに行きましたが、何も変わったところはありません。
そのときは特に気にすることもなく、そのまま夕食をとり終えました。
しばらくたった夜、同じようにキッチンで夕食をとっていると、暗闇のリビングから、ズズーーーと、今度は壁を木の棒で軽く擦るような物音が聞こえてきます。
ん?とリビングを覗き込み、今度は電気もつけましたが、やはり変わった様子はありません。
そのときも、気のせいだと思い、やり過ごしました。
さらにそれから数日たったある夜の夕食中、またしても電気を消したリビングから物音です。
カタッと今度は小さなビンが倒れるような音です。これははっきりと聞き取れました。
隣の部屋とか、上階とかではなく、明らかにうちのリビングの中の音です。
速攻で、リビングの電気つけました。しかし、やはり見た限り異常なし。
そもそも、そのような音をさせるビンすらリビングに置いていません。
得体の知れなさで、ここで初めて、僕は怖くなりました。
その後しばらくは、そのようなことは起こりませんでしたが、ついにその日は来ました。
その日は、仕事が繁忙期の残業で夕食は、午前1時過ぎでした。
コンビニの弁当を食べながらテレビを眺めていると、ドサドサドサっと大量の本か何かが床に落ちるような物音が、リビングで発生です。
椅子から飛び上がって、リビングに駆け込み電気をつけるも、やはり何もなし。
音の主と思われる本すらありません。いつのもまま。でも、明らかにこのリビングから音は聞こえたのです。
全身に鳥肌が立つような恐怖に襲われ、呆然と立ち尽くしていると、突然リビングにある電話が鳴りました。
そのとき、僕は電話といえば、携帯で事足りており、プライベートも仕事も、すべて電話は携帯を使用していて、家の電話は、ひいてはいたものの、まったく使っていません。そもそも、この家の電話番号を知らせているのは実家と会社の人事部だけです。友人や知り合いは誰も知りえるはずの無い番号です。もちろん電話帳にも登録していません。
僕は、反射的に電話を取りました。
「・・・はい?」
電話の向こうは沈黙しています。
「もしもし、○○ですが?」
無言状態が続いています。
僕が電話を切ろうとした、そのとき、受話器の向こうから声がしました。ナビゲーターのような、年齢が推測できない感情のこもっていない女性の声です。
「・・・いまの、いまのは私がやったんじゃないんです。」
「えっ?」
「これまでのも、私がやったことじゃありません。」
「・・・? あのどちらにおかけでしょうか?」
「私じゃないんです」
「・・・」
「ただ、もし今度音がしても、もう見に行ったりしないでください。そうすれば音はなくなります」
「・・・」
それから5秒くらい無言状態で、そのまま電話は切れました。
その晩は恐怖で眠れませんでした。
次の日からリビングは夜は常に電気をつけ、テレビもスイッチオンにした状態にしておりました。
電話の相手が言ったような、「次に音がする」ようなことも、それ以来ありませんでした。
転勤より、それから4ヵ月くらいで実家に戻ってきましたが、いまでもあの時のことを思うと、怖くなります。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
2年位前の話です。
僕は、当時一人暮らしをしていました。
借りていたアパートは1DKで、リビングとキッチン両方にテレビがありました。
平日は、会社から帰ると、風呂に入ってキッチンでテレビを見ながら食事をするのが習慣で、そのあいだ、リビングの電気は消してあります。
ある夜、いつものようにテレビを見ながらキッチンで夕食をとっていました。
すると、暗闇のリビングから、カシャカシャと何か金属の鎖か何かが落ちるような小さな物音がしました。
なんだろうと、リビングに行きましたが、何も変わったところはありません。
そのときは特に気にすることもなく、そのまま夕食をとり終えました。
しばらくたった夜、同じようにキッチンで夕食をとっていると、暗闇のリビングから、ズズーーーと、今度は壁を木の棒で軽く擦るような物音が聞こえてきます。
ん?とリビングを覗き込み、今度は電気もつけましたが、やはり変わった様子はありません。
そのときも、気のせいだと思い、やり過ごしました。
さらにそれから数日たったある夜の夕食中、またしても電気を消したリビングから物音です。
カタッと今度は小さなビンが倒れるような音です。これははっきりと聞き取れました。
隣の部屋とか、上階とかではなく、明らかにうちのリビングの中の音です。
速攻で、リビングの電気つけました。しかし、やはり見た限り異常なし。
そもそも、そのような音をさせるビンすらリビングに置いていません。
得体の知れなさで、ここで初めて、僕は怖くなりました。
その後しばらくは、そのようなことは起こりませんでしたが、ついにその日は来ました。
その日は、仕事が繁忙期の残業で夕食は、午前1時過ぎでした。
コンビニの弁当を食べながらテレビを眺めていると、ドサドサドサっと大量の本か何かが床に落ちるような物音が、リビングで発生です。
椅子から飛び上がって、リビングに駆け込み電気をつけるも、やはり何もなし。
音の主と思われる本すらありません。いつのもまま。でも、明らかにこのリビングから音は聞こえたのです。
全身に鳥肌が立つような恐怖に襲われ、呆然と立ち尽くしていると、突然リビングにある電話が鳴りました。
そのとき、僕は電話といえば、携帯で事足りており、プライベートも仕事も、すべて電話は携帯を使用していて、家の電話は、ひいてはいたものの、まったく使っていません。そもそも、この家の電話番号を知らせているのは実家と会社の人事部だけです。友人や知り合いは誰も知りえるはずの無い番号です。もちろん電話帳にも登録していません。
僕は、反射的に電話を取りました。
「・・・はい?」
電話の向こうは沈黙しています。
「もしもし、○○ですが?」
無言状態が続いています。
僕が電話を切ろうとした、そのとき、受話器の向こうから声がしました。ナビゲーターのような、年齢が推測できない感情のこもっていない女性の声です。
「・・・いまの、いまのは私がやったんじゃないんです。」
「えっ?」
「これまでのも、私がやったことじゃありません。」
「・・・? あのどちらにおかけでしょうか?」
「私じゃないんです」
「・・・」
「ただ、もし今度音がしても、もう見に行ったりしないでください。そうすれば音はなくなります」
「・・・」
それから5秒くらい無言状態で、そのまま電話は切れました。
その晩は恐怖で眠れませんでした。
次の日からリビングは夜は常に電気をつけ、テレビもスイッチオンにした状態にしておりました。
電話の相手が言ったような、「次に音がする」ようなことも、それ以来ありませんでした。
転勤より、それから4ヵ月くらいで実家に戻ってきましたが、いまでもあの時のことを思うと、怖くなります。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
コダマ
2011.02.16 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
361 名前:たむら 投稿日:03/09/12 18:32
昔、山で仕事をしてた時のこと。
仕事を終えて作業道を歩いて下っていたら、上の方で妙な声がした。
「ホゥ」とか「ウォ」みたいに聞こえるんだけど、呼ぶ時にそんな声。
(山でよく通る声)を出す人もいるから、誰かいるのかな?と思って上を見たら、尾根の方に小さな人影が見えた。
逆光でシルエットしか見えないんだけど、こっちを見てる様子。
俺も「オオゥ」みたいな声で答えたんだけど、じっと動かない。
と思ったら、こっちに手を振ってジャンプし始めた。ワケわからんしこっちも疲れてたから
「降りるぞー」
ってそのまま林道へ降りた。
先に降りてたおっさんが
「誰かいたのか?」
と聞くので説明すると、ちょっと嫌な顔をした。
「コダマかも知れん」
と言う。
「何それ?」
と問うと
「人に化けて悪さをする」
「昔はコダマを見たらその日は家に帰って一歩も外へ出るなって言われてた」
「夜中に呼ばれたり、戸を叩かれても絶対返事をしてはいけない」
「今はそんなことないかもしれないが…」
おっさんは、ひとしきりそんなことを言った後
「念のため、今晩はお前も外へ出ない方がいいぞ」
俺はその頃、駅そばの飲み屋へ毎晩のように通っていたけれど、やっぱり気になって、その夜はおとなしく家に居た。
が、別に名前を呼ばれたり、戸を叩かれたりはしなかった。
次の日の朝、仕事の続きをしに作業道の入口までくると、おっさんが先に来ていた。
いつもは先に来てさっさと足拵えを済まし、火を焚いて待っているのに、なぜか軽トラの中でタバコを吸っている。
俺が近づくと降りてきて、作業道の入口を指差した。
ウサギ2匹と鹿の死体が重なって置かれていた。
内臓が抜かれている。一目見て吐きそうになった。
「今日は山へ入らない方がいい」
そう言われたが、俺も仕事をする気にならなかったので、これ幸いと引き返した。
その後も、その山の仕事を続ける気にならなかったので、おっさんに頼み込んで他の仕事師に代わってもらった。
おかげで年末にかけて金が足らなくなり、飲み屋に行く回数も減ったけれど、おっさんから、代わりの仕事師が大けがをしたという話を聞いて本気でゾッとした。
何かに気をとられていて、倒れてくる木の下敷きになったらしい。
もしかして「コダマ」に呼ばれたのか?
昔、山で仕事をしてた時のこと。
仕事を終えて作業道を歩いて下っていたら、上の方で妙な声がした。
「ホゥ」とか「ウォ」みたいに聞こえるんだけど、呼ぶ時にそんな声。
(山でよく通る声)を出す人もいるから、誰かいるのかな?と思って上を見たら、尾根の方に小さな人影が見えた。
逆光でシルエットしか見えないんだけど、こっちを見てる様子。
俺も「オオゥ」みたいな声で答えたんだけど、じっと動かない。
と思ったら、こっちに手を振ってジャンプし始めた。ワケわからんしこっちも疲れてたから
「降りるぞー」
ってそのまま林道へ降りた。
先に降りてたおっさんが
「誰かいたのか?」
と聞くので説明すると、ちょっと嫌な顔をした。
「コダマかも知れん」
と言う。
「何それ?」
と問うと
「人に化けて悪さをする」
「昔はコダマを見たらその日は家に帰って一歩も外へ出るなって言われてた」
「夜中に呼ばれたり、戸を叩かれても絶対返事をしてはいけない」
「今はそんなことないかもしれないが…」
おっさんは、ひとしきりそんなことを言った後
「念のため、今晩はお前も外へ出ない方がいいぞ」
俺はその頃、駅そばの飲み屋へ毎晩のように通っていたけれど、やっぱり気になって、その夜はおとなしく家に居た。
が、別に名前を呼ばれたり、戸を叩かれたりはしなかった。
次の日の朝、仕事の続きをしに作業道の入口までくると、おっさんが先に来ていた。
いつもは先に来てさっさと足拵えを済まし、火を焚いて待っているのに、なぜか軽トラの中でタバコを吸っている。
俺が近づくと降りてきて、作業道の入口を指差した。
ウサギ2匹と鹿の死体が重なって置かれていた。
内臓が抜かれている。一目見て吐きそうになった。
「今日は山へ入らない方がいい」
そう言われたが、俺も仕事をする気にならなかったので、これ幸いと引き返した。
その後も、その山の仕事を続ける気にならなかったので、おっさんに頼み込んで他の仕事師に代わってもらった。
おかげで年末にかけて金が足らなくなり、飲み屋に行く回数も減ったけれど、おっさんから、代わりの仕事師が大けがをしたという話を聞いて本気でゾッとした。
何かに気をとられていて、倒れてくる木の下敷きになったらしい。
もしかして「コダマ」に呼ばれたのか?
7月7日の晩
2011.02.15 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
332 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/12 11:05
体験談です。まとめようとしたのですが、長くなりました。正直、すまん。
小学校のクラスメイトにMというのがいて、父親は地元の名士で、有名な産婦人科医でした。
外壁に蔦がはっているような、かなり古い2階建ての洋館を病院にしていて、近所の子供たちの間では、お化け屋敷などと言うものもありました。
何でも、関東大震災後に建てられた建物だということでした。
実際は、医師として大変評判のいい父親のおかげで、病院はとても繁盛していたようですが。
ところが、小学校の卒業をひかえた頃、Mの父親は突然亡くなり、病院はやめることになりました。
あとには、Mとその母親と妹、そしてお祖母さんが残されました。
何年か経て地元の高校に入学し、当時、またクラスメートになっていたMたちと話している時、誰が言い出すともなく、Mの家の、今は使っていない病院だった洋館で、怪談大会でもやろうということになり、泊まりに行っていいかと、尋ねたところ、いいけど、今度の7月7日の晩ならいい、と、わけのわからないことを言うのでした。
何で?と聞くと、その日はオヤジが死んでから、毎年、幽霊が出るようになったから、家の人は誰もいなくなる、親戚の家に行くんだ、と、ことも無げに言うのです。
そんなKの話が火に油を注ぎ、また、その年の7月7日が土曜だったこともあり、大変な盛り上がりようで7~8人の参加者が集い、待望の7日、つまり七夕の晩、夕方から家人のいないMの家へ集まったぼくたちは、飲めもしないビールをちびちびやりながら、大いに楽しんでいました。
じゃあ、そろそろ病室で怪談をやろうということになり、Mの家族が生活している母屋から、中庭を隔て、渡り廊下の先、元病院だった洋館へと移動しました。
蝋燭を一本、元病室の真ん中に置き、思い思いに、つたない怪談を始めたわけです。
で、Mの番になり、7月7日に毎年出るという幽霊について、話してもらおうじゃないの、ということになりました。
Mが言うことには、別に父親の幽霊が出るというのではなく、だいたい、Mのお父さんが亡くなったのは冬ですし、脳溢血で亡くなったとも聞いてます。
じゃあ、どんな幽霊が出るのと聞くと、お父さんが亡くなる前、同じ年の7月7日の夜、その日は雨が降っていて、誰とも知れぬズブ濡れになった妊婦が、たった一人で、もう、ほとんど赤ちゃんが生まれそうになった状態で、病院を訪れたということでした。Mの父はとりあえず、妊婦を病室に運んだのですが、結局、赤ちゃんは死産でした。女の子だったそうです。
母体の方もかなり衰弱が激しく、危ない状態だったそうですが、ともかく一命は取り止め、朝方、徹夜となった看護婦さんと一休みしていると、ほんの30分ほど、病室を空けただけなのに、その瀕死と思われた女は病室から、消えていたそうです。
もともと何の持ち物もなかったそうですが、ズブ濡れの服とともに、名前も素性も何もわからないまま、いなくなったということで、警察に連絡し、近所を探したりしたそうですが、最終的に女は見つからず、それっきりになってしまいました。
じゃあ、その消えた女が幽霊になって出るの?と聞くと、Mは、いや、その時の死産だった赤ん坊が出る、と言うのです。
出るというよりも、泣くんだ、と言うのです。
いずれ、その消えた女が戻って来るのではないかと考えたMの父は、その赤ちゃんを葬らず、お骨にして、病院の空き室というか、物置のような部屋へ、置きっぱなしにしたまま亡くなってしまったそうで、
それからというもの、毎年、7月7日の深夜、その空き部屋から、赤ちゃんの泣き声がするようになった、と言うのです。
誰も幽霊を見てはいないけれど、確かに赤ちゃんの泣き声はする。
だから、その夜は、気味が悪いので家族は外泊するようになった、ということです。
Mというのは、度胸がすわっているというか、何も感じないというか、今、思えば変な奴で、その晩、ぼくたちが怪談をしていた部屋は、ご丁寧にも、その赤ちゃんの骨を安置した空き部屋の隣ということでした。
日頃、何かれとなく実直なMが作り話をしているとも思えず、その話を聞いた段階で、友だちの何人かは帰ると言い出し、結局、残ったのは、Mとぼくと、もう一人でしたが、とりあえず、隣の部屋というのはヤバイということで、母屋の方へ移動しようとすると、さっき帰ったはずの友だちのうち二人が、血相を変えて戻って来ました。
どうした?
出た!出た!
何が?
病院の入り口の方に、ズブ濡れの女がいたんだ!
マジ?
本当だよ、あとの奴は逃げた。
それなりに高い塀で囲まれたMの家は、母屋の裏の勝手口か、その元病院の正面玄関横の通用口を通らないと、外に出れないようになっていたので、正面にまわった二人はパニック状態で戻って来たわけです。
とにかくすぐに外へ出ようということになり、手近にあった自転車を踏み台に、塀をよじ登った瞬間、
確かに、赤ちゃんの泣き声が聞こえて来ました。
すすり泣くような声?遠くで急ブレーキをかけているような音?
猫の鳴き声?いろんな風に聞こえましたが、確かに、赤ちゃんの泣き声というのが、一番ぴったりするような音でした。
その時、塀の上に腰掛けるような姿勢になっていたぼくは、確かに、病院の窓に、ガラス越しにこちらを見ている髪の長い女が、何か箱のようなものを持っているのを見たと思います。
そして、ぼくは塀から落ちました。
一瞬、気を失ったんだと思います。
その後、すぐに後から塀を越えて来たM達に、道に倒れていたぼくは起こされました。
不思議と塀を隔てた外側では、赤ちゃんの泣き声は聞こえませんでした。
それでも、ぼくたちは夜の道をひた走り、とりあえずMの家からはそこそこ離れて、息を切らして互いを確認し合い、そして、Mを罵りました。
バカヤロー、こえーじゃんか!アホー!などと、皆でMに当たっていると、Mはポツリと、うん、怖えな...、と言いました。
そして、さっき見た女を思い出しながら、ねえ、赤ちゃんの骨って箱にいれてあんの?
と、Mに聞くと、うん、桐の箱、と答えました。殴ってやろうかと思いました。
今となっては、いい思い出ですが...?
Mは、その後、高校を卒業すると家族で引っ越し、今は、もうあの洋館のあった場所はコンビニになっています。
そして彼は、家族の期待を裏切り、医者にはならなかったそうです。
体験談です。まとめようとしたのですが、長くなりました。正直、すまん。
小学校のクラスメイトにMというのがいて、父親は地元の名士で、有名な産婦人科医でした。
外壁に蔦がはっているような、かなり古い2階建ての洋館を病院にしていて、近所の子供たちの間では、お化け屋敷などと言うものもありました。
何でも、関東大震災後に建てられた建物だということでした。
実際は、医師として大変評判のいい父親のおかげで、病院はとても繁盛していたようですが。
ところが、小学校の卒業をひかえた頃、Mの父親は突然亡くなり、病院はやめることになりました。
あとには、Mとその母親と妹、そしてお祖母さんが残されました。
何年か経て地元の高校に入学し、当時、またクラスメートになっていたMたちと話している時、誰が言い出すともなく、Mの家の、今は使っていない病院だった洋館で、怪談大会でもやろうということになり、泊まりに行っていいかと、尋ねたところ、いいけど、今度の7月7日の晩ならいい、と、わけのわからないことを言うのでした。
何で?と聞くと、その日はオヤジが死んでから、毎年、幽霊が出るようになったから、家の人は誰もいなくなる、親戚の家に行くんだ、と、ことも無げに言うのです。
そんなKの話が火に油を注ぎ、また、その年の7月7日が土曜だったこともあり、大変な盛り上がりようで7~8人の参加者が集い、待望の7日、つまり七夕の晩、夕方から家人のいないMの家へ集まったぼくたちは、飲めもしないビールをちびちびやりながら、大いに楽しんでいました。
じゃあ、そろそろ病室で怪談をやろうということになり、Mの家族が生活している母屋から、中庭を隔て、渡り廊下の先、元病院だった洋館へと移動しました。
蝋燭を一本、元病室の真ん中に置き、思い思いに、つたない怪談を始めたわけです。
で、Mの番になり、7月7日に毎年出るという幽霊について、話してもらおうじゃないの、ということになりました。
Mが言うことには、別に父親の幽霊が出るというのではなく、だいたい、Mのお父さんが亡くなったのは冬ですし、脳溢血で亡くなったとも聞いてます。
じゃあ、どんな幽霊が出るのと聞くと、お父さんが亡くなる前、同じ年の7月7日の夜、その日は雨が降っていて、誰とも知れぬズブ濡れになった妊婦が、たった一人で、もう、ほとんど赤ちゃんが生まれそうになった状態で、病院を訪れたということでした。Mの父はとりあえず、妊婦を病室に運んだのですが、結局、赤ちゃんは死産でした。女の子だったそうです。
母体の方もかなり衰弱が激しく、危ない状態だったそうですが、ともかく一命は取り止め、朝方、徹夜となった看護婦さんと一休みしていると、ほんの30分ほど、病室を空けただけなのに、その瀕死と思われた女は病室から、消えていたそうです。
もともと何の持ち物もなかったそうですが、ズブ濡れの服とともに、名前も素性も何もわからないまま、いなくなったということで、警察に連絡し、近所を探したりしたそうですが、最終的に女は見つからず、それっきりになってしまいました。
じゃあ、その消えた女が幽霊になって出るの?と聞くと、Mは、いや、その時の死産だった赤ん坊が出る、と言うのです。
出るというよりも、泣くんだ、と言うのです。
いずれ、その消えた女が戻って来るのではないかと考えたMの父は、その赤ちゃんを葬らず、お骨にして、病院の空き室というか、物置のような部屋へ、置きっぱなしにしたまま亡くなってしまったそうで、
それからというもの、毎年、7月7日の深夜、その空き部屋から、赤ちゃんの泣き声がするようになった、と言うのです。
誰も幽霊を見てはいないけれど、確かに赤ちゃんの泣き声はする。
だから、その夜は、気味が悪いので家族は外泊するようになった、ということです。
Mというのは、度胸がすわっているというか、何も感じないというか、今、思えば変な奴で、その晩、ぼくたちが怪談をしていた部屋は、ご丁寧にも、その赤ちゃんの骨を安置した空き部屋の隣ということでした。
日頃、何かれとなく実直なMが作り話をしているとも思えず、その話を聞いた段階で、友だちの何人かは帰ると言い出し、結局、残ったのは、Mとぼくと、もう一人でしたが、とりあえず、隣の部屋というのはヤバイということで、母屋の方へ移動しようとすると、さっき帰ったはずの友だちのうち二人が、血相を変えて戻って来ました。
どうした?
出た!出た!
何が?
病院の入り口の方に、ズブ濡れの女がいたんだ!
マジ?
本当だよ、あとの奴は逃げた。
それなりに高い塀で囲まれたMの家は、母屋の裏の勝手口か、その元病院の正面玄関横の通用口を通らないと、外に出れないようになっていたので、正面にまわった二人はパニック状態で戻って来たわけです。
とにかくすぐに外へ出ようということになり、手近にあった自転車を踏み台に、塀をよじ登った瞬間、
確かに、赤ちゃんの泣き声が聞こえて来ました。
すすり泣くような声?遠くで急ブレーキをかけているような音?
猫の鳴き声?いろんな風に聞こえましたが、確かに、赤ちゃんの泣き声というのが、一番ぴったりするような音でした。
その時、塀の上に腰掛けるような姿勢になっていたぼくは、確かに、病院の窓に、ガラス越しにこちらを見ている髪の長い女が、何か箱のようなものを持っているのを見たと思います。
そして、ぼくは塀から落ちました。
一瞬、気を失ったんだと思います。
その後、すぐに後から塀を越えて来たM達に、道に倒れていたぼくは起こされました。
不思議と塀を隔てた外側では、赤ちゃんの泣き声は聞こえませんでした。
それでも、ぼくたちは夜の道をひた走り、とりあえずMの家からはそこそこ離れて、息を切らして互いを確認し合い、そして、Mを罵りました。
バカヤロー、こえーじゃんか!アホー!などと、皆でMに当たっていると、Mはポツリと、うん、怖えな...、と言いました。
そして、さっき見た女を思い出しながら、ねえ、赤ちゃんの骨って箱にいれてあんの?
と、Mに聞くと、うん、桐の箱、と答えました。殴ってやろうかと思いました。
今となっては、いい思い出ですが...?
Mは、その後、高校を卒業すると家族で引っ越し、今は、もうあの洋館のあった場所はコンビニになっています。
そして彼は、家族の期待を裏切り、医者にはならなかったそうです。
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