都市伝説・・・奇憚・・・blog
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公園の女の子
2011.04.27 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
426 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/24 19:47
私がまだ学生だった頃の話です。
夕食の前に、私は実家の近所にある公園のベンチでタバコを吸っていました。
目の前の砂場では数名の子供達が遊んでいて、反対側のベンチには、親と思われるおばちゃん達が座って互いにお喋りをしていました。
おばちゃん達が座っているベンチから少し離れた滑り台があったのですが、その下側、ちょうど滑り面が地面に接する鋭角のあたりに、座っている子供がいました。
体のほとんどが影になって見え難いのですが、どうやら女の子のようです。
(なぜ、あんなところに座っているんだろう?)
そう思っていると、おもむろに女の子がスッと立ち上がり、影から歩み出しました。
砂場を掠めて、こちらの方にゆっくりと近づいてきます。
その時、冷気が背筋を這い上がるのを感じました。
近づくにつれ、その子の姿の異様さに気付かされたのです。
丁度秋に差し掛かった頃で、夕暮れ時とはいえ辺りはかなり明るかったのですが、女の子の体は膝上までが影の中にあるように真っ黒で、そこから脛と裸足の足が白く伸びています。
全身がぼやけているというか、ピントがずれているような感じだったので、目を細めたりして焦点を合わそうとするのですが、次の瞬間にはフッとブレてしまう。
見るほどに気味が悪く、眩暈を起こしそうなのに、目を逸らすことが出来ません。
やがて目の前まで来た女の子が、ポツリとこう言いました
「おっちゃん。私、もう死んでるねんで」
ふと気が付くと女の子の姿は無く、そればかりか公園に居るのは私一人で、空はいつの間にか真っ暗になっていました。どうやら夜になってしまったようですが、女の子の言葉を聞いてからの時間の経過が、私の記憶から欠落しています。
不思議なことに、指に挟まれたタバコからは、まだ紫煙が立ち上っていました。
家に戻ると、玄関の所で鉢合わせした姉が、私の顔を見て怪訝そうな表情を浮かべました。
「鏡、見といで」
洗面所で鏡を覗くと、両の頬に黒い煤のようなもので小さな手形が付いていました。
私がまだ学生だった頃の話です。
夕食の前に、私は実家の近所にある公園のベンチでタバコを吸っていました。
目の前の砂場では数名の子供達が遊んでいて、反対側のベンチには、親と思われるおばちゃん達が座って互いにお喋りをしていました。
おばちゃん達が座っているベンチから少し離れた滑り台があったのですが、その下側、ちょうど滑り面が地面に接する鋭角のあたりに、座っている子供がいました。
体のほとんどが影になって見え難いのですが、どうやら女の子のようです。
(なぜ、あんなところに座っているんだろう?)
そう思っていると、おもむろに女の子がスッと立ち上がり、影から歩み出しました。
砂場を掠めて、こちらの方にゆっくりと近づいてきます。
その時、冷気が背筋を這い上がるのを感じました。
近づくにつれ、その子の姿の異様さに気付かされたのです。
丁度秋に差し掛かった頃で、夕暮れ時とはいえ辺りはかなり明るかったのですが、女の子の体は膝上までが影の中にあるように真っ黒で、そこから脛と裸足の足が白く伸びています。
全身がぼやけているというか、ピントがずれているような感じだったので、目を細めたりして焦点を合わそうとするのですが、次の瞬間にはフッとブレてしまう。
見るほどに気味が悪く、眩暈を起こしそうなのに、目を逸らすことが出来ません。
やがて目の前まで来た女の子が、ポツリとこう言いました
「おっちゃん。私、もう死んでるねんで」
ふと気が付くと女の子の姿は無く、そればかりか公園に居るのは私一人で、空はいつの間にか真っ暗になっていました。どうやら夜になってしまったようですが、女の子の言葉を聞いてからの時間の経過が、私の記憶から欠落しています。
不思議なことに、指に挟まれたタバコからは、まだ紫煙が立ち上っていました。
家に戻ると、玄関の所で鉢合わせした姉が、私の顔を見て怪訝そうな表情を浮かべました。
「鏡、見といで」
洗面所で鏡を覗くと、両の頬に黒い煤のようなもので小さな手形が付いていました。
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覗く目
2011.04.24 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
307 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/21 18:39
え~では、トイレで思い出した話をひとつ。友人から聞いた話。
夜中にトイレでふんばってた時、ふと顔をあげると小窓に人の目があった。
小窓は10cm四方の曇りガラスがはめられたもので、ドアの右上端についている。
そこに目があるということは、覗いてる人の頭は天井にめり込んでるってことで、友人は死ぬほどびっくりしたらしい。
しかしふとトイレ前には天井スレスレに洗濯物を干すためのポールがあり、そこに大量の洗濯物が干されていたことを思い出す。
洗濯物の柄が窓から見え、曇りガラスのせいで目に見えるのだ、と友人は安心した。
友人は視力が悪く、また、その時コンタクトを外していたので、柄だよな、と思った瞬間、まだ目は見えていたけど、全然気にならなくなった。
しかし用を済ましてトイレを出ると、ドア正面の頭上に干されていたのは真っ白なタオル。
柄がないじゃん!と驚き、再びトイレに入って見ると、窓の向こうは真っ白だった。
じゃああの目は・・・?と思った瞬間、全身さぶいぼが立って慌てて自室に戻ったとか。
話を聞いた漏れも全身さぶいぼが立って、その後トイレに入るのが恐くなったよ。
308 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/21 19:15
>307
うむむ・・。
こわいというより、何故人のトイレを覗くのか・・?
霊のモチベーションの方が気になってしまった私でつた
え~では、トイレで思い出した話をひとつ。友人から聞いた話。
夜中にトイレでふんばってた時、ふと顔をあげると小窓に人の目があった。
小窓は10cm四方の曇りガラスがはめられたもので、ドアの右上端についている。
そこに目があるということは、覗いてる人の頭は天井にめり込んでるってことで、友人は死ぬほどびっくりしたらしい。
しかしふとトイレ前には天井スレスレに洗濯物を干すためのポールがあり、そこに大量の洗濯物が干されていたことを思い出す。
洗濯物の柄が窓から見え、曇りガラスのせいで目に見えるのだ、と友人は安心した。
友人は視力が悪く、また、その時コンタクトを外していたので、柄だよな、と思った瞬間、まだ目は見えていたけど、全然気にならなくなった。
しかし用を済ましてトイレを出ると、ドア正面の頭上に干されていたのは真っ白なタオル。
柄がないじゃん!と驚き、再びトイレに入って見ると、窓の向こうは真っ白だった。
じゃああの目は・・・?と思った瞬間、全身さぶいぼが立って慌てて自室に戻ったとか。
話を聞いた漏れも全身さぶいぼが立って、その後トイレに入るのが恐くなったよ。
308 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/21 19:15
>307
うむむ・・。
こわいというより、何故人のトイレを覗くのか・・?
霊のモチベーションの方が気になってしまった私でつた
北大のトイレ
2011.04.24 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
285 名前:279 投稿日:03/10/21 15:19
37 名前: なまら名無し 投稿日: 2003/08/14(木) 19:56:35
>18, 24
北大旧教養部の南の部分はどうも怖い
20年以上前、卒論を教養部の研究室でやった。
提出期限がせまると夜遅くまで残っていた。夜中にもう帰ろうとおもって、そのトイレに入った。
もちろん明かりつけて。
我慢していた小の方をたして、手を洗って明かりを消してかえろ、と思ったとき。
入ったときまったく気がつかなかったんだが、一つの個室のドアが閉まっていた。
そのドアの下の隙間から、けっこう長い黒い髪の毛の束が外に出ていた。
その髪は湿っていて床にはりついていたが、ゆっくりと個室の中にずるずるとひっこんでいるようにみえた(この点は記憶あいまい:見て動揺したので)。
トイレに入ったときには明かりは消えていたはず、そんな髪の毛もなかったはず、明かりを消して(たぶん、あまり記憶なし)、あわててトイレを飛び出して足をもつらせながらその前の階段を駆け下りて、建物をでた。
冬だったので寒かったけど、じっとりと汗をかいて下宿に戻ったときは気分がわるかった。
夜遅くにあのトイレにはいくなよ。
37 名前: なまら名無し 投稿日: 2003/08/14(木) 19:56:35
>18, 24
北大旧教養部の南の部分はどうも怖い
20年以上前、卒論を教養部の研究室でやった。
提出期限がせまると夜遅くまで残っていた。夜中にもう帰ろうとおもって、そのトイレに入った。
もちろん明かりつけて。
我慢していた小の方をたして、手を洗って明かりを消してかえろ、と思ったとき。
入ったときまったく気がつかなかったんだが、一つの個室のドアが閉まっていた。
そのドアの下の隙間から、けっこう長い黒い髪の毛の束が外に出ていた。
その髪は湿っていて床にはりついていたが、ゆっくりと個室の中にずるずるとひっこんでいるようにみえた(この点は記憶あいまい:見て動揺したので)。
トイレに入ったときには明かりは消えていたはず、そんな髪の毛もなかったはず、明かりを消して(たぶん、あまり記憶なし)、あわててトイレを飛び出して足をもつらせながらその前の階段を駆け下りて、建物をでた。
冬だったので寒かったけど、じっとりと汗をかいて下宿に戻ったときは気分がわるかった。
夜遅くにあのトイレにはいくなよ。
中庭
2011.04.22 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
162 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/18 20:49
少々長いですが…
以前、「標本室」という話を投稿させていただいた者です。
今回も、私が所属するある地方大学の医学部にまつわる不思議な話をさせていただきます。
私どもの医学部キャンパスには、その長い歴史を物語るように、新旧様々な建物が混在しています。
敷地内にある大学病院も三度目の移転新築工事が行われており、それまでの建物はそれぞれ他の目的に使用されています。
旧病院の中で最も古い建物は、現在基礎医学研究棟として使用されているのですが、ここが、この話の舞台です。
基礎研究棟は明治期に建築された、キャンパスの中でも最も古い部類に属しています。
当時の建築様式を踏襲し、古風な噴水跡のある中庭を囲んで、上から見ると「口」の字になっている、五階建ての建築物。
当時を偲ばせるなかなか風格のある建物ですが、手入れもされず雑草が伸び放題になっている中庭、ところどころ剥げているリノリウムの床、光の届きにくい廊下と、うら寂しい雰囲気も漂っています…
その建物の研究室に籍を置く講師のある先生は、その日も夜遅くまでご自身の研究に精を出しておられました。もう夜もふけ、周りの研究室の電気も消えていましたが、先生はちょうど定期的に数字を取らなければならない実験をなさっており、その時期は休日も返上で臨んでおられました。
やっと今日の分の数字も取り終わり、やれやれ帰ろうと研究室の電気を消し、月明かりに照らされるのみの暗い廊下を、コツコツと階段に向かわれました。
その夜は実に月明かりが美しく、先生はふと、窓辺から月でも眺めてみようかと思いつかれたそうです。廊下の中庭側の窓辺にふらりと近づき、窓を開け、上を眺める…
澄んだ月明かりは冷たく、連日の勤務に疲れていた先生も、我を忘れて射さす光に魅入られてしまったそうです。
ふと、建物の反対側の窓辺に目を移すと、そこにも自分と同じ白衣姿を認めました。
先生は、まだ残っている人が自分と同じように月明かりに誘われて…と思い、愛想に手でも振ろうかと思い、手を上げかけたとき…先生は眼前に広がるたくさんの窓辺に、同じような白衣姿がポツリ、ポツリと見えることに気がつかれました。
こんな時間に研究員たちが大勢残っていることも不思議ですが、さらにおかしなことに、誰も月明かりなどには目もくれず、一様に「下」を眺めているのです。
つまり…「中庭」を。
先生の背中に急に冷たい汗が流れました。「中庭」は雑草が生い茂り、見るべきものなどはなにもない…いや、彼らは見ている…いやちがう…
見たくもないのに視線が中庭に降りていく。
月光に青白く照らされる中庭。真ん中には朽ちかけた石造りの噴水。生い茂る雑草。
誰もいない。何もない。何も、「見えない」。
しかし「彼ら」は見ている。いや「看ている」?誰を?誰もいない中庭。
見えない、いや、見える。「中庭」にいる、たくさんの、人。あの人たちは…
寝巻き姿、浴衣姿、咳き込む少年、車椅子の老女、うつむく青年、佇む看護婦…
それを見下ろす、白衣姿の、あれは、医師たち?
見えないのに?見える、看られている、もう二度と、家には帰れない、あの人たち。
それを見下ろす、白衣姿の、満足げな、笑み。
「あの人たちは帰れないのだ。帰りたくても、「彼ら」がそれを許さない…」
この話をなさった時の先生は、とても悲しそうなお顔をなさっていました。
医学部ではさまざまな不思議な話が語り継がれています。
機会があればまた、お話させていただきたいと思います。
少々長いですが…
以前、「標本室」という話を投稿させていただいた者です。
今回も、私が所属するある地方大学の医学部にまつわる不思議な話をさせていただきます。
私どもの医学部キャンパスには、その長い歴史を物語るように、新旧様々な建物が混在しています。
敷地内にある大学病院も三度目の移転新築工事が行われており、それまでの建物はそれぞれ他の目的に使用されています。
旧病院の中で最も古い建物は、現在基礎医学研究棟として使用されているのですが、ここが、この話の舞台です。
基礎研究棟は明治期に建築された、キャンパスの中でも最も古い部類に属しています。
当時の建築様式を踏襲し、古風な噴水跡のある中庭を囲んで、上から見ると「口」の字になっている、五階建ての建築物。
当時を偲ばせるなかなか風格のある建物ですが、手入れもされず雑草が伸び放題になっている中庭、ところどころ剥げているリノリウムの床、光の届きにくい廊下と、うら寂しい雰囲気も漂っています…
その建物の研究室に籍を置く講師のある先生は、その日も夜遅くまでご自身の研究に精を出しておられました。もう夜もふけ、周りの研究室の電気も消えていましたが、先生はちょうど定期的に数字を取らなければならない実験をなさっており、その時期は休日も返上で臨んでおられました。
やっと今日の分の数字も取り終わり、やれやれ帰ろうと研究室の電気を消し、月明かりに照らされるのみの暗い廊下を、コツコツと階段に向かわれました。
その夜は実に月明かりが美しく、先生はふと、窓辺から月でも眺めてみようかと思いつかれたそうです。廊下の中庭側の窓辺にふらりと近づき、窓を開け、上を眺める…
澄んだ月明かりは冷たく、連日の勤務に疲れていた先生も、我を忘れて射さす光に魅入られてしまったそうです。
ふと、建物の反対側の窓辺に目を移すと、そこにも自分と同じ白衣姿を認めました。
先生は、まだ残っている人が自分と同じように月明かりに誘われて…と思い、愛想に手でも振ろうかと思い、手を上げかけたとき…先生は眼前に広がるたくさんの窓辺に、同じような白衣姿がポツリ、ポツリと見えることに気がつかれました。
こんな時間に研究員たちが大勢残っていることも不思議ですが、さらにおかしなことに、誰も月明かりなどには目もくれず、一様に「下」を眺めているのです。
つまり…「中庭」を。
先生の背中に急に冷たい汗が流れました。「中庭」は雑草が生い茂り、見るべきものなどはなにもない…いや、彼らは見ている…いやちがう…
見たくもないのに視線が中庭に降りていく。
月光に青白く照らされる中庭。真ん中には朽ちかけた石造りの噴水。生い茂る雑草。
誰もいない。何もない。何も、「見えない」。
しかし「彼ら」は見ている。いや「看ている」?誰を?誰もいない中庭。
見えない、いや、見える。「中庭」にいる、たくさんの、人。あの人たちは…
寝巻き姿、浴衣姿、咳き込む少年、車椅子の老女、うつむく青年、佇む看護婦…
それを見下ろす、白衣姿の、あれは、医師たち?
見えないのに?見える、看られている、もう二度と、家には帰れない、あの人たち。
それを見下ろす、白衣姿の、満足げな、笑み。
「あの人たちは帰れないのだ。帰りたくても、「彼ら」がそれを許さない…」
この話をなさった時の先生は、とても悲しそうなお顔をなさっていました。
医学部ではさまざまな不思議な話が語り継がれています。
機会があればまた、お話させていただきたいと思います。
猟銃
2011.04.20 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
434 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2011/03/31(木) 21:13:19.48 ID:Jp1OLhwu0
知り合いの話。
彼がまだ若い頃、猟のため山に籠もっていた時のこと。
夜、焚き火の側で猟銃の手入れをしていたという。
作業が終わり、小用を足そうと近くの繁みに足を向けた。
背後で物音がした。
振り向くと、手入れを終えたばかりの銃がない。
木立の奥に目をやると、細長い物を手にした人のような影が走り去っていく。
慌てて追い掛けたが、影はあっという間に暗い山の中に逃げ込んでしまった。
「一体アレは何だったんだ?」
全身が黒い毛で覆われていて、若干前屈み気味だったが、間違いなく二本の脚で走っていた。
体付きからして人ではない。
腕が長く、それに比べて脚は大層短かった。
しかし、猿にしては大き過ぎる。
パッと見、寸足らずなゴリラを連想したそうだ。
胸騒ぎがした。
焚き火の周りには、まだ片付けていない剥き出しの糧食があった。
なのにそれには目もくれず、アレは銃だけを掴み山へと逃げたのだ。
とても眠り込む気にはなれなかった。
火を絶やさないように気を付け、翌朝早々に山を下りることにする。
護身用の山刀を握りしめ、夜が明けるのを待った。
無事に朝を迎え、山を下っているその途中―。
どこかで乾いた破裂音がした。
間髪おかず、すぐ傍らの木の幹が爆ぜる。
「狙撃された!?」
理由はないが、昨晩盗られたあの銃で撃たれたと思った。
というか、それ以外考えられなかった。
頭を低くし、小走りでジグザグに木々の間を駆け下りる。
銃で狙ったことはあっても、狙われた経験などない。
獲物が狙いにくかった状況を頭の中に思い浮かべ、その時の獲物の真似をして必死で逃げた。
また破裂音が聞こえると、離れた繁みが揺れた。
幸い、狙撃手は腕が宜しくないようだ。
必死で逃げながらも、しっかりと発射の回数を数えていく。
弾倉内に装填した数だけ音が聞こえた後は、思わず安堵で足がもつれた。
もうこれ以上の弾は無いはずだ。
緊張の糸が切れ、その場にへたり込む。
息を弾ませていると突然、嫌な可能性を思い付いてしまった。
「・・・まさか他に弾をくすねていて、リロードしたりしないよな・・・そこまで知恵、持ってないよな・・・」
慌てて再び走り出そうとした時、何かが勢いよく横手に落ちてきた。
銃身が途中でひん曲げられた、彼の猟銃だった。
狙撃してきたモノが何かはわからないが、どうやら、換えの弾までは入手していなかったらしい。
それ以降、何かが彼を襲ってくることはなかった。
無事に下山できたものの、しばらくは山に入る気になれなかったそうだ。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
知り合いの話。
彼がまだ若い頃、猟のため山に籠もっていた時のこと。
夜、焚き火の側で猟銃の手入れをしていたという。
作業が終わり、小用を足そうと近くの繁みに足を向けた。
背後で物音がした。
振り向くと、手入れを終えたばかりの銃がない。
木立の奥に目をやると、細長い物を手にした人のような影が走り去っていく。
慌てて追い掛けたが、影はあっという間に暗い山の中に逃げ込んでしまった。
「一体アレは何だったんだ?」
全身が黒い毛で覆われていて、若干前屈み気味だったが、間違いなく二本の脚で走っていた。
体付きからして人ではない。
腕が長く、それに比べて脚は大層短かった。
しかし、猿にしては大き過ぎる。
パッと見、寸足らずなゴリラを連想したそうだ。
胸騒ぎがした。
焚き火の周りには、まだ片付けていない剥き出しの糧食があった。
なのにそれには目もくれず、アレは銃だけを掴み山へと逃げたのだ。
とても眠り込む気にはなれなかった。
火を絶やさないように気を付け、翌朝早々に山を下りることにする。
護身用の山刀を握りしめ、夜が明けるのを待った。
無事に朝を迎え、山を下っているその途中―。
どこかで乾いた破裂音がした。
間髪おかず、すぐ傍らの木の幹が爆ぜる。
「狙撃された!?」
理由はないが、昨晩盗られたあの銃で撃たれたと思った。
というか、それ以外考えられなかった。
頭を低くし、小走りでジグザグに木々の間を駆け下りる。
銃で狙ったことはあっても、狙われた経験などない。
獲物が狙いにくかった状況を頭の中に思い浮かべ、その時の獲物の真似をして必死で逃げた。
また破裂音が聞こえると、離れた繁みが揺れた。
幸い、狙撃手は腕が宜しくないようだ。
必死で逃げながらも、しっかりと発射の回数を数えていく。
弾倉内に装填した数だけ音が聞こえた後は、思わず安堵で足がもつれた。
もうこれ以上の弾は無いはずだ。
緊張の糸が切れ、その場にへたり込む。
息を弾ませていると突然、嫌な可能性を思い付いてしまった。
「・・・まさか他に弾をくすねていて、リロードしたりしないよな・・・そこまで知恵、持ってないよな・・・」
慌てて再び走り出そうとした時、何かが勢いよく横手に落ちてきた。
銃身が途中でひん曲げられた、彼の猟銃だった。
狙撃してきたモノが何かはわからないが、どうやら、換えの弾までは入手していなかったらしい。
それ以降、何かが彼を襲ってくることはなかった。
無事に下山できたものの、しばらくは山に入る気になれなかったそうだ。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
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