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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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憑依

2011.07.20 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 62 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 17:01

「幽霊よりも生きてる人間の方が怖い」と言う奴もいるが、それは違うな。
幽霊は理不尽な事で精神的に追い詰める上に訳の解らない力も使う。
そこへいくと人間のなんと脆弱な事か。

さて、俺も少し前にあった怪異について話しておこう。

五月頃に修学旅行で青森・秋田・岩手に行った。
当然、女子も男子も超うざい位に張り切っていた。

電車を途中で乗り換える時、女子の最後尾でノロノロと歩いてる奴らが立ち止まった。
先生が
「どうしたんだ!速く来い!」
と言いながらその女供の所へ走って行ったんだな。

そしたらいきなり女子の『あっちの人が見える』という噂の子が
「先生!止まって!」
と金切り声を上げた。尚も先生は女子の所へ走り続ける。

なので、仕方なく俺と友人が先生の後に付いていった。
立ち止まってる女子の所へ行ったら、三人の女子の一人がなんか胸抑えてうずくまってるように見えた。

他の二人が心配そうに見てる中で、先生がそのうずくまってる女子に話しかけていた。
すると、件の女子がいきなり
「若造が!私に何をする気だ!」
と別人のような声で怒鳴った。その後俺をなんと線路に突き落としやがった。

その時、俺は
「ああ、俺死ぬんだな・・・」
とか思いながら落ちていた。まるで一瞬が永遠のようにも感じた。んで、女子の方に偶然目が向いて、俺は恐ろしいものを見た。

まるで、黒い球体が円錐を出して、女子に突きたてているような。
そこまで理解して、俺は背中から線路に落ちて気を失った。
その後、運良く電車は来なくて、先生達に助けられたらしい。
ちなみに女子は、その後俺が証言した事によりそのまま恐山直行だった。


ネタではない。未だに思い出すと身震いが起こる。読みづらくても許してくれ。



 








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神様の卵

2011.07.20 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 39 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 01:43

俺が子供の頃、母方の祖父が養鶏場をやっていた。
祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。

どういう経緯だったか前後がはっきりしないのだが、俺が手に卵を持っていてそして祖父がこう言った。
「それは神様だから渡しなさい」
祖父に卵を手渡すとき、「ギョロ」という、音というか気配のようなものが卵の中で動いてそれに驚いた俺は
落としてしまった。

割れた卵から真っ黒い毛のようなものが見えて、それを祖父はすぐに踏みつけた。
嫌な音がした。

俺はその出来事を気にしていたらしく、その次か、次の次の夏あたりに祖父が教えてくれた。

この養鶏場があるあたりはむかし沼がちだった土地で、なにかの神様を祭る社があったらしい。
祖父の先代が土地を買い取った時にその社を裏の山に移したのだがそれ以来、ごくまれに無精卵の中に奇妙なものが混ざり始めたそうだ。

それはどういうものなのか、祖父は教えてくれなかったが
「神様」
なのだと言う。

俺はそれを聞いてやたら怖くなって体が震えた。
今にして思うと、
「それは神様で、そして殺す」
という文法が怖かったのだと思う。
「悪霊だから、殺す」
と言われれば納得したかもしれないのに。

祖父の葬式の日、出棺の最中に鋭い笛の音が響いた。
まわりにいた全員が耳を塞いで騒然となったけど、俺はなぜか心のつかえが取れたような気がした。
説明できないが、納得した。

ごめん。わけわかんないな。



 








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俺達の神様

2011.07.17 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 445 :1:2011/02/22(火) 20:36:05.45 ID:vyOtTP1u0
以下、祖父の体験談。

~~~~

小学校6年生の頃、夏休みに友達と二人で川遊びを始めた。
川遊びは危険なので、学校では厳しく禁止を呼び掛けていたが、当時土手は、綺麗に整備されて無く木で覆われていて、隠れて遊ぶ事が出来た。

その時、遊びの一環で、土手の木々の陰に川石で『神様の祠』を作った。
川石で壁と天井を作って土で固定して、子供の膝くらいまでの小さな祠を組み立てた。

その中に適当な流木の破片を置いて、御神体に見立てた。
冗談で、野苺や花を供えたり、願掛けの真似事をして遊んだ。
ごっこ遊びとはいえ、手を合わせて目を瞑ると、神妙な気分になったものだった。

川で遊んで3週間経ったころ、同級生の告げ口で川遊びが学校にバレた。
友達と共に、親と同伴で学校に呼び出され猛烈に怒られた。

さらに、夏休み期間、家の畑仕事などの手伝いが終わった後、毎日学校に来て、校長が指定した本の書き写しをする、という罰も与えられた。
勿論、もう川に行く訳にはいかない。

川に行かなくなって1週間程経った時、一緒に罰を受けてる友人が言った。
「あの俺達の神様、俺たちが行かないから怒ってる」
と。

友人曰く、川通いをやめてから、夢に棒きれの様に痩せ細った男が毎日現れる。
そして、酷い地元なまりの口調で、
「もう知らないふりはできないぞ、川に来い」
「腕が惜しいか足が惜しいか」
と繰り返し言ってくる。

「あれはきっと、あの祠に居る神様だ」
との事だった。
眠れない事と、ずっと腹を下している、という事も言っていた。

俺は
「きっと神様の祟りだ」
と『神様』に恐怖を感じ、家族に相談した。
父と母は、
「くだらない…」
と聞き流したが、祖母は、
「また川に行きたいからそういう話作るんだろ。この不良共!」
と激怒。

次の日祖母は、その日の罰を終えた俺と友人を連れて川原に行き、俺たちの目の前で『神様の祠』を破壊し、
「ほらこれでもう神様いない!川の遊びはお終いな!」
と、俺と友人の頭を一発ずつ殴った。

その日の夜、俺の夢にボロを着た骸骨の様な男が現れた。
顔の肉は殆ど無く、骨の形がはっきり浮き出ていた。窪んだ眼窩に目玉は無い。
前屈みに胡坐をかいて座っている。

その骸骨は、酷い地元なまりの口調でこう言った。
「子を喰らってまで生き永らえようとしたが叶わず、野に骸を晒したるは無念。もう片方の童には唾をかけた。いつでも喰えるぞ」
当時、その言葉の意味は分からなかったが、言葉自体は今も忘れられない。
俺が骸骨男の夢を見たのは、その一度きりだった。

後から知ったが、周囲一帯は、歴史的な大飢饉で深刻な被害がでた土地だった。
自分が見た夢の事は、友人には言わなかった。

その後、友人の家族は家業に失敗し、抵当に当てていた家を競売に出され、周囲にろくに挨拶もしないまま、ひっそりと他所へ移った。
だから、友人の安否は分からない。

~~~~

という祖父から聞いた話。


(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)



 








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消えた友達

2011.07.16 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 875 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/21 14:34
子供の頃、毎年夏休みに入るとおじいちゃんの家に泊まりに行ってた。
おじいちゃんの家は島根のすごい山の中で、周りの集落はほとんど親戚みたいな感じ。
そこには同い年くらいの従兄弟が何人もいて、いつもみんなで一日中遊んでた。

俺が小6の年、従兄弟達と缶けりと鬼ごっこが混ざったようなルールの陣取り遊びをしていた。
おじいちゃんの家の敷地は馬鹿みたいに広く隠れるところはたくさんあった。

俺は物陰で2つ下の信二と、俺が先に飛び出しておとりになり、その間に信二が相手の陣地を取る作戦を立てた。そして俺は大声を上げながら敵陣に向かって突進した。
陣地を守っていた敵が俺を捕まえようとして走り出したのを見て、信二が敵陣に突進したが、寸前のところで敵に気付かれ、信二はUターンして逃げ出した。

敵の従兄弟の方が逃げる信二より数段脚が早く、信二がすぐ近くに建っていた
蔵の裏に逃げ込もうとした時には捕まる寸前で、二人はほぼ同時に蔵の裏へ消えていった。
その隙に俺は楽々と相手陣地を取ることができた。

俺が相手陣地に立って大声で歓声を上げると、隠れていたいとこ達がぞろぞろと出てきた。
蔵の後ろから信二を追いかけていた従兄弟も出てきたが、信二はいなかった。
「信二は?」
と俺が聞くと、その従兄弟はぽかんとした顔で、
「消えちゃった。」
と答えた。

その従兄弟が言うには、手を伸ばせば届くくらいの目の前を走っていた信二が、蔵の角を曲がったとたんいなくなってしまったというんだ。
俺も二人が蔵の裏に走って行くのは見ていたので、俺達はぞろぞろと蔵の裏まで行ってみたが、信二はどこにもいなかった。

俺達が隠れるところはだいたい決まってたんで、いろいろ探してみたんだけど結局信二は見つからなかった。

日が暮れ始める頃になると大人達もだんだん騒ぎ出して、集落のみんなが懐中電灯を持って裏山とか近所を捜索し始めた。
俺達はおじいちゃんの家に集められ、留守番をさせられた。

重苦しい空気の中、従兄弟が、
「見つかるはずないよ。消えちゃったんだよ。」
といつまでも泣きながら言っていた。

その後警察がやってきて事情を聞かれ、俺達はあるがままに答えた。
警察は怪訝な顔をしていた。

その日の夜中、どうしても我慢できずに便所に起きた。 
広間からは明かりがもれていて大人たちの話し声が小さく聞こえていた。

ちょっと安心して便所で用を足していると、静けさの中に何だか信二の声が聞こえるような気がしてきた。
俺の心臓が鼓動もだんだん大きくなってきて、用を足し終えるころには鼓膜の横の血管のドクンドクンという音の合間に、はっきりと
「助けて!」
という信二の声が俺には聞こえていた。

俺は絞り出すように信二の名前を呼んだ、ような気がする。
すると信二は
「誰?見えないよ、ここはどこなの?」
と答えた。

声はまるで四方の壁から聞こえてくるようだった。
多分、本当は全て恐怖からくる俺の頭の中での想像の会話だったのかもしれない。
便所を出た俺はその後朝まで大人と居てもらった。

翌日もみんな総出で古い井戸や汲み取り便所の中まで(蔵の中はもちろん)探したが、結局信二は見つからなかった。警察は不審者の目撃情報なんかを集めていて、誘拐と事故の両方で調べていた。
俺達の意見は当然ながら無視された。

俺は予定より早く東京に帰ることになった。帰る日におじいちゃん家の縁側から庭を見ていたら、おじいちゃんが飼ってた犬が、尻尾を丸めておびえたように蔵の壁に向かって吼えながら、気が狂ったように下の土を掘っていた。

その後も犬の様子があまりにもおかしいので、その蔵は解体され、蔵のあったまわりの土も1mくらいの深さに掘って調べてみたが、何も出なかったらしい。

翌年俺は中学生になり、夏休みにおじいちゃんの家に泊まりにいくのはやめた。
信二の消息は不明のままだ。

もう10年前の話だけど、いまだに信二はどこか別の次元で生きていて、帰れずにさまよっているような気がする。



 








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海の近くでかくれんぼだけはやってはいけない

2011.07.15 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 206 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23:48:41.65 ID:WgFZzPTu0
じゃあ。ガチ実話投下。

俺が小学校低学年の頃の話、つってももう30年以上前になるけどな。
東北のA県にある海沿いの町で育った俺らにとって、当然海岸近くは絶好の遊び場だった。

海辺の生き物を探して無意味にいじくってみたり、釣り人に餌を売りつけて小遣いもらったりとまあ、無邪気に遊ぶ毎日だったよ。
しかし、かくれんぼだけは海の近くでやってはいけないと周りの大人にきつく言われていた。

まあ、海は危険な場所が一杯あるからな、変な所に隠れられて大怪我や命を落とす事故を心配してのものだろうと子供ながらに理解していた。

しかし、理解しているとか何とかいったってそこはしょせん子供、周りに誰もいなけりゃやっちゃうもんなんだよね。
俺と、近所のくそがき、A太B朗C子の四人でかくれんぼをしたことがある。

当時のガキにしちゃあ丸々と太っていた実質ガキ大将のC子がどうしてもかくれんぼしたいって聞かなかったんで、俺ら男はなんか臆病者扱いされるのも嫌だったんで付き合うことしたんだわ。
しぶしぶ始めたとはいえ海の近くで変なくぼみとか一杯あって、めちゃくちゃ楽しかった、てのを今でも覚えてる、危険な場所ってのは基本的に楽しいものだよね。

かくれんはじめて1時間くらいたったころ、A太が鬼だったんだけどC子がどうしても見つからない。
仕方なくかくれんぼを中断して三人でC子を探すことにしたが、なかなか見つからないから、3人で手分けして探すことにした。

それでも見つからないからもうあきらめて帰ろうと思ったとき、さっき調べても見つからなかった岩場のくぼみににC子を見つけた。
ただC子一人じゃなくてなんかやたらと立派な和服をきた爺さんが一緒だった。

ガキだった俺は、家の人間が迎えに来たから勝手にかくれんぼ中断しやがったなと一瞬思ったが、どうも様子がおかしい。
普段は大人相手だろうが子供相手だろうがのべつまくなしに騒ぎまくるC子がやけにおとなしい、和服の爺さんが何か話てるのにも反応せずに一点を見つめて動かない。

これはやべーんじゃねーのと思った俺は、幸い二人ともこっちに気づいてないようだったので気づかれないように様子をうかがうことにした。



207 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23:49:01.05 ID:WgFZzPTu0
よく見てみると和服の爺さんは、こんなうみっぺりだって言うのにぜんぜん濡れていなかった。
爺さんはひとしきりC子の体をべたべたと触ったあと、懐から鉄製の串のようなものを取り出すとおもむろにC子のわき腹に突き刺した。

俺は爺さんの行動にびびって固まった、正直しょんべんももらしていた。
しかも爺さんはその串を一本ではなく次々とC子に差し込んでいく、しかし奇妙な事に血はぜんぜん流れてこない。

C子も串を刺されまくって黒ひげ危機一髪みたいになってるのにピクリとも動かない。
そのうち、串を伝って黄色っぽい白いどろどろとしたものが流れ出してきた、すると爺さんは串の根元のほうに白い袋のようなものを取りつけはじめた。
どうやら、そのドロドロを袋に集めているようだった。

多分ものの2~3分くらいだとおもうが、どうやら袋が一杯になったらしく爺さんは一つ一つ口を縛り袋を纏めていく。

一方のC子はあんなに丸々と太っていたのにいつの間にか干からびたミミズのようになったいた。
これは、冗談抜きでやばいものを見てしまったと俺が思っていると、爺さんが不意に俺のほうを向いた、そして何か言おうとしたのか口を大きく「あ」の形にした。

と思うと、後ろから大人の声で
「コラー、ドくそがきが!あんだけここでかくれんぼすんなっていってんだろ!」
と怒鳴る声がした、振り返るとA太の父。

どうやらC子が見つからなくてあせった二人が大人に報告しに行ったようだ。
俺はC子が干物になってしまったことを伝えるのと変な爺さんから逃げるのにでA太父のほうへ駆け出していた。

かなり本気の拳骨ともう一怒鳴り食らっておれが、C子のところまでひっぱってA太父をつれていくと、干物ではなく太ったままのC子が倒れていた。
あの爺さんも、串で刺された跡もきれいさっぱりもなくなっていた。



208 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23:49:41.12 ID:WgFZzPTu0
結局C子はかくれんぼ中にこけて頭打って気絶していたと言うことで病院に運ばれた、その日の夕方には目を覚ましたらしい。

一方で俺ら3人は死ぬほど説教食らったが、俺はさっきの光景が目に焼きついていてろくに説教も聴いていなかった。

それから数日はC子は何もなくぴんぴんしていて近所のクソガキの上に君臨していた、おれも、アレは暑さでおかしくなってみた幻だろうと思い込み始めていた。
しかし一週間ほどしたころからガキの俺らの目にも見えてやせ始め、しまいにはかその姿を見なくなっていた。

どうやら、何かの病気をしたらしく俺は母親に連れられてA太B朗やらと一緒にC子の見舞いへ行った、そこにいたC子は以前の憎たらしく太っていたC子ではなくずい分とやせ細った姿だった、しかもやせているのではなく見るからに肌に水気がなく、子供とは思えないほどしわだらけになっていた。

あの時の干物の2,3歩手前というかんじだった、俺はもうこいつ死ぬんだなと思った。
見舞いから帰るとにおれは母親に例の爺さんと串に刺されたC子のことを話した。

母は俺の話を聞き終えると、そう、と一言だけ言ってどこかに電話をかけた、そして電話が終わると。明日その時のことを聞きに人が来るから正直に答えなさいと俺に言った、普段にもまして辛気臭いな、と俺は思った。



209 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23:51:52.03 ID:WgFZzPTu0
次の日、学校の授業の途中に校長に呼び出され校長室で見知らぬおっさんに爺さんとC子の話を聞かれた。
そのおっさんは古い絵を見せてきて、その爺さんはこんな格好じゃなかった?と聞いてきた。

その絵にはみすぼらしい格好をして頭が不自然に三角な男と、例の爺さんみたいなきれいな和服をきた男がが描かれていたので俺はこっち和服の男の格好に似ていると答えた。

すると、おっさんはため息を一つ吐いて、校長にどうやらアカエ様ではないようなのでこれ以上の心配はないでしょうと言った。
校長も何か安心したような感じだった。

そのあと、俺を無視して、今年は豊漁になるだとか、漁協からC子の家に見舞金を出すとか言う話をしていたが、俺がまだいることに気づき、すぐに追い出され俺は授業に戻った。

C子は結局そのあとわりとすぐ死んだ。
C子の葬式では悲しそうなのはC子の家族だけで、他の大人はみんなニコニコにしていてうれしそうな感じだった。

正直、俺もC子が嫌いだったので心のそこではうれしかったが、今まで経験した葬式との違いにすこし不気味におもっていた。
俺の父親もC子の両親に、神様が持っていったようなものだから。と変な慰めをしていたのを覚えている。

その年の秋は、あの時の盗み聞いたおっさんと、校長の話どおりここ数十年で一番の豊漁になった。
しかし俺の町以外の港ではそれほどでもなかったらしく、俺の町は大分潤ったらしい。
俺もA太もB朗も、栄養状態がよくなったせいかみんなころころと太った。



(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)



 








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