都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ワープ
2007.12.06 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
会社の後輩に聞いた、その子の友人(Aさんとしますね)のお話。
Aさんが小学生の時、行動的だったAさんは、休み時間に校庭で皆とドッジボールをして、チャイムが鳴ったので1番に教室にかけ込んで行った。
クラスの子全員で遊んでいたので、当然自分が1番だと思って教室の扉を開くと、全員が着席をしていて、担任の先生が(すでに授業が始まってる様子だった)心配そうに
「Aさん、何処いってたの?皆心配してさがしたんだよ?」
と言う。
Aさんはワケが分からずに、
「え、でもチャイムが鳴ったので校庭から教室に戻りました・・」
と答えたけど、実はその時Aさんは1日行方不明の状態で、この日も家に帰ってこなければ捜索願をだそうとしていたそうです。結局原因は謎のまま、時は過ぎてAさんが大きくなって看護婦さんになってから、夜勤が終わって、1人で車を運転して家に帰ろうとしていたとき、真夜中で周りにあまり車が走っていない、いつも通るトンネルを通りぬけたら途端に、目の前に海が広がっていて、海沿いの道路に出ていた。
Aさんは神戸在住で、山方面に向かって走っているのに、突然の
海に驚き、場所を聞こうと近くのコンビニに入って確認したところ、そこは日本海沿いの町だった。仕方なくコンビニで地図を買って、半泣きで一晩かけて自宅まで戻ったそうです。ちなみに、Aさんは地図を買ったコンビニのレシートを取ってあって、どう考えても仕事が終わってからレシートにあるコンビニまで、レシートに記載された時間には行けるはずがなかったそうです。
それから、Aさんは仕事を辞めて、オーストラリアに留学したそうです。
私の後輩はずっとAさんと手紙のやり取りをしていたそうで、それがある日突然連絡が取れなくなってしまって、心配した後輩がAさんの彼氏に連絡を取ったところ、彼氏にも音信不通になってしまったので実家に問い合わせてみたら、オーストラリアで行方不明になってしまったそうだとのことでした。Aさんの家族は、オーストラリアの警察も行方不明だけじゃ捜査できないと取り合ってくれず、直接現地に赴いて周辺を調べて見たけれど、元々積極的で明るいAさんは、周囲の人にも好かれていて、計画的な事件に巻き込まれる可能性は考えられないとのこと。残るは突発的事件に巻き込まれた可能性だけだけど、住んでいた部屋の様子を見ても、「ふと」いなくなったようなカンジで、強盗とか出先で・・とか言ったカンジではなかったそうです。
結局Aさんは今も帰ってきてないそうなんですが、その彼氏も私の後輩も、元々がそんな過去を持ってる子なので、いつか「ふと」帰ってきそうな気がするそうです・・。私、これ会社で聞いたときさぶ肌立ちました・・。
Aさんが小学生の時、行動的だったAさんは、休み時間に校庭で皆とドッジボールをして、チャイムが鳴ったので1番に教室にかけ込んで行った。
クラスの子全員で遊んでいたので、当然自分が1番だと思って教室の扉を開くと、全員が着席をしていて、担任の先生が(すでに授業が始まってる様子だった)心配そうに
「Aさん、何処いってたの?皆心配してさがしたんだよ?」
と言う。
Aさんはワケが分からずに、
「え、でもチャイムが鳴ったので校庭から教室に戻りました・・」
と答えたけど、実はその時Aさんは1日行方不明の状態で、この日も家に帰ってこなければ捜索願をだそうとしていたそうです。結局原因は謎のまま、時は過ぎてAさんが大きくなって看護婦さんになってから、夜勤が終わって、1人で車を運転して家に帰ろうとしていたとき、真夜中で周りにあまり車が走っていない、いつも通るトンネルを通りぬけたら途端に、目の前に海が広がっていて、海沿いの道路に出ていた。
Aさんは神戸在住で、山方面に向かって走っているのに、突然の
海に驚き、場所を聞こうと近くのコンビニに入って確認したところ、そこは日本海沿いの町だった。仕方なくコンビニで地図を買って、半泣きで一晩かけて自宅まで戻ったそうです。ちなみに、Aさんは地図を買ったコンビニのレシートを取ってあって、どう考えても仕事が終わってからレシートにあるコンビニまで、レシートに記載された時間には行けるはずがなかったそうです。
それから、Aさんは仕事を辞めて、オーストラリアに留学したそうです。
私の後輩はずっとAさんと手紙のやり取りをしていたそうで、それがある日突然連絡が取れなくなってしまって、心配した後輩がAさんの彼氏に連絡を取ったところ、彼氏にも音信不通になってしまったので実家に問い合わせてみたら、オーストラリアで行方不明になってしまったそうだとのことでした。Aさんの家族は、オーストラリアの警察も行方不明だけじゃ捜査できないと取り合ってくれず、直接現地に赴いて周辺を調べて見たけれど、元々積極的で明るいAさんは、周囲の人にも好かれていて、計画的な事件に巻き込まれる可能性は考えられないとのこと。残るは突発的事件に巻き込まれた可能性だけだけど、住んでいた部屋の様子を見ても、「ふと」いなくなったようなカンジで、強盗とか出先で・・とか言ったカンジではなかったそうです。
結局Aさんは今も帰ってきてないそうなんですが、その彼氏も私の後輩も、元々がそんな過去を持ってる子なので、いつか「ふと」帰ってきそうな気がするそうです・・。私、これ会社で聞いたときさぶ肌立ちました・・。
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ドアノブ
2007.12.06 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
ドアノブと言う単語を見て嫌な体験を思い出した。
キーボードを叩く手がなんか変な感じがする。
生唾を飲み込む音が頭の中に響く。
タバコに火をつけた。
少し今迷ったが書いてみようと思う。
つたない文章だけど興味のある人は読んで欲しい。
以前、ある地方にあるアパートに住んでいたことがある。
霊感とかは自分では全く無いと思うし、幽霊とか見た事は無かった。
自分の住んでいた部屋は、6畳と、4畳半の2部屋があって一階の端の部屋、それまでは、ホントに何も無く、普通に暮らしてた。
でもある日から突然、おかしい事がおき始めた。
奇妙な音、4畳半の部屋で寝ていると6畳の部屋でだれかがボソボソしゃべっているような音。
最初は気にしなかった。
というより、気味が悪くて考えないようにしてた。
電気もつけっぱなしで寝るようになった。
でもそれが、一週間、十日と続いてくると流石に気がまいってしまった。
ノイローゼになりそうだった。
仕事先から家には帰らずに同僚や、上司の家に泊まり歩く日が続いた。
人には話せなかった。
根性なし、度胸なしと言われるのが恥ずかしかったから。
5日ぐらい帰らなかった。
でも流石に訳を隠して人の家に泊まる続けるのもそろそろ限界だった。
で、思い切って一人の同僚に訳を話した。
不思議とすんなり信じてくれた。
たぶん、自分に気を使ってくれたのだと思う。
マジメにノイローゼ寸前だったから。
次の日は休日だったし、同僚も一緒に自分の家に来てくれる事になった。
同僚がドアをあけようとした。
普通に中に入ろうとドアノブを廻しんだと思う。
その瞬間、同僚がふっ、と立ち止まった。
「今・・・向こうでノブ、誰か廻したぞ・・・」
鳥肌が立った。同僚も身じろぎ一つせず立ちすくんでいる。
同僚が小さな悲鳴のようなものを立てバッ、と言う感じでノブから手を離した。
自分達が見たものは独りでにガチャガチャ言うドアノブ。
明らかにドアの向こうには誰かがいて自分達が部屋に入る事を拒んでいるような感じだった。
同僚と自分は、怖くなりそこを駆け足で逃げ出した。
しかし、冷静に考えるともしかすると誰か中にいたんじゃないか・・そんなことも思い、思い切って同僚と警察に行った。
何者かが部屋の中にいるようなんです。と言うとお巡りさんが2人、一緒に来てくれた。
連絡も受けて、管理人さんも来てくれる事になった。
お巡りさんと一緒に自分の家まで行った。
お巡りさんは中を見てきますので・・・と言うと家の中に入っていった。
鍵は開けたままだった。
お巡りさんに部屋の中に入るよう言われて部屋に入った。
盗まれたものは何か無いか?荒らされてはいないか?
等の質問をされたが部屋の様子は以前と変わらなかった。
お巡りさんは近頃この辺も物騒ですのでもし何かあったらかまわずに通報してくれと言い残すと帰っていった。
それから少し遅れて管理人さんがやって来た。
自分は単刀直入に聞いた。
この部屋で以前何か無かったのか?と自分の体験した事を全て話した。
しかし、管理人さんは何も思いつかないと言う。
こういう仕事をしてればそういう怪談めいた話は聞くこともあるが自分が見ているところにはそういう因縁めいた所は一つも無い!と言う。
私と同僚と管理人さん、3人で私の部屋の前の廊下でそんな話をしているとまたドアノブがガチャガチャ言い始めた。
気が狂いそうになった。
そのあと自分はすぐ引っ越した。
業者に全部頼み、自分は引越しには立ち会ったが部屋には一歩も入らなかった。
管理人さんに挨拶に行くとお払いを頼んだよと言っていた。
同僚は今でもドアノブをつかむ事に何ともいえない恐怖を感じるそうだ。
自分も今になるとだいぶ落ち着いたと思うけれどいまだにドアノブをみる事が怖い。
ココにこうして書き込む事によって自分の恐怖心は薄れるかと思ったが鮮明に思い出してしまい心臓が今でも高鳴っている。
長々と失礼しました。
キーボードを叩く手がなんか変な感じがする。
生唾を飲み込む音が頭の中に響く。
タバコに火をつけた。
少し今迷ったが書いてみようと思う。
つたない文章だけど興味のある人は読んで欲しい。
以前、ある地方にあるアパートに住んでいたことがある。
霊感とかは自分では全く無いと思うし、幽霊とか見た事は無かった。
自分の住んでいた部屋は、6畳と、4畳半の2部屋があって一階の端の部屋、それまでは、ホントに何も無く、普通に暮らしてた。
でもある日から突然、おかしい事がおき始めた。
奇妙な音、4畳半の部屋で寝ていると6畳の部屋でだれかがボソボソしゃべっているような音。
最初は気にしなかった。
というより、気味が悪くて考えないようにしてた。
電気もつけっぱなしで寝るようになった。
でもそれが、一週間、十日と続いてくると流石に気がまいってしまった。
ノイローゼになりそうだった。
仕事先から家には帰らずに同僚や、上司の家に泊まり歩く日が続いた。
人には話せなかった。
根性なし、度胸なしと言われるのが恥ずかしかったから。
5日ぐらい帰らなかった。
でも流石に訳を隠して人の家に泊まる続けるのもそろそろ限界だった。
で、思い切って一人の同僚に訳を話した。
不思議とすんなり信じてくれた。
たぶん、自分に気を使ってくれたのだと思う。
マジメにノイローゼ寸前だったから。
次の日は休日だったし、同僚も一緒に自分の家に来てくれる事になった。
同僚がドアをあけようとした。
普通に中に入ろうとドアノブを廻しんだと思う。
その瞬間、同僚がふっ、と立ち止まった。
「今・・・向こうでノブ、誰か廻したぞ・・・」
鳥肌が立った。同僚も身じろぎ一つせず立ちすくんでいる。
同僚が小さな悲鳴のようなものを立てバッ、と言う感じでノブから手を離した。
自分達が見たものは独りでにガチャガチャ言うドアノブ。
明らかにドアの向こうには誰かがいて自分達が部屋に入る事を拒んでいるような感じだった。
同僚と自分は、怖くなりそこを駆け足で逃げ出した。
しかし、冷静に考えるともしかすると誰か中にいたんじゃないか・・そんなことも思い、思い切って同僚と警察に行った。
何者かが部屋の中にいるようなんです。と言うとお巡りさんが2人、一緒に来てくれた。
連絡も受けて、管理人さんも来てくれる事になった。
お巡りさんと一緒に自分の家まで行った。
お巡りさんは中を見てきますので・・・と言うと家の中に入っていった。
鍵は開けたままだった。
お巡りさんに部屋の中に入るよう言われて部屋に入った。
盗まれたものは何か無いか?荒らされてはいないか?
等の質問をされたが部屋の様子は以前と変わらなかった。
お巡りさんは近頃この辺も物騒ですのでもし何かあったらかまわずに通報してくれと言い残すと帰っていった。
それから少し遅れて管理人さんがやって来た。
自分は単刀直入に聞いた。
この部屋で以前何か無かったのか?と自分の体験した事を全て話した。
しかし、管理人さんは何も思いつかないと言う。
こういう仕事をしてればそういう怪談めいた話は聞くこともあるが自分が見ているところにはそういう因縁めいた所は一つも無い!と言う。
私と同僚と管理人さん、3人で私の部屋の前の廊下でそんな話をしているとまたドアノブがガチャガチャ言い始めた。
気が狂いそうになった。
そのあと自分はすぐ引っ越した。
業者に全部頼み、自分は引越しには立ち会ったが部屋には一歩も入らなかった。
管理人さんに挨拶に行くとお払いを頼んだよと言っていた。
同僚は今でもドアノブをつかむ事に何ともいえない恐怖を感じるそうだ。
自分も今になるとだいぶ落ち着いたと思うけれどいまだにドアノブをみる事が怖い。
ココにこうして書き込む事によって自分の恐怖心は薄れるかと思ったが鮮明に思い出してしまい心臓が今でも高鳴っている。
長々と失礼しました。
階上の住人
2007.12.06 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
大学の友達から聞いた話だけど・・・
自動車事故にあって鞭打ち症になったAさんは、仕事もできなさそうなので、会社を一週間ほど休むことにした。
Aさんは結婚しているが、奥さんは働いてて、昼間は一人だった。
最初の数日は気楽だったが、さすがに3日目くらいになると暇をもてあましてきた。
それでも、どこかへ出かけるには体がつらいので家でじっとしていなければならなかった。
そんなある日、お昼も過ぎた頃、ぼんやりとテレビを見ていると、上の階の部屋からドスンドスンと音がして、子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。
学校が休みなのかと、いぶかしく思ったけれど、気にもとめなかった。
そして翌日も昼頃から子どもの声が聞こえてきた。
どうやら上の家には子どもが2人いるようだ。
Aさんが住んでいるのは、大規模なマンション住宅地だが、昼間は意外とひっそりとしており、子どもたちの声は階下のAさんのところにもよく聞こえた。
しかし、うるさく感じることもなく、むしろ退屈さと団地の気味の悪い静けさを紛らしてくれるので、ありがたかった。
そして翌日、暇をもてあまし、昼食を作る気もうせたAさんはピザを注文した。
30分ほどでやってきたピザは、思ったより量が多く、Aさんは結局、まる一枚残してしまった。普通なら奥さんのために、とっておくのだが、ふと階上の子どもたちのことを思い出し、親切心も手伝ってAさんは、上でに持っていってやることにした。
Aさんは自分の真上の部屋に誰が住んでいるのか知らなかったが、呼び鈴を押した。
気配を感じたが、応答がない。もう一度呼び鈴を押した。
のぞき窓から見られているような気がした。
かすかに「どなたですか・・・」という声がドアのむこうからした。
Aさんは、階下のものであること、ピザがあまったのでもらってほしいことを、話すと、ドアがかすかに開いた。
家の中はやけに暗かった。
5センチほどのすきまから女性が顔を半分のぞかせた。
女性はひややかに言った。
「ありがとうございます。でもいりません」
うす暗くて顔の表情がよく見えない。
Aさんは急に自分が場違いなところにいるような気がしてきたが、
もう一度、わけを話し、子どもたちにあげてくれるよう頼んだ。
ドアのすきまからなまあたたかい空気が流れてきた。嫌なにおいがする。
ふと、女性の顔の下に、子どもの顔がふたつ並んだ。
ドアはほんのわずかに開いたまま。
2人の子どものうつろな目がこっちをじっと見ている。
三人の顔がたて一列に並んでいる。
「じゃあ・・・そう・・・いただくわ」
Aさんはドアのすきまにピザの箱を入れると、すっと真横から手がのびてきてうけとった。
3つの顔はドアのすきまからAさんを見つめている。
「ありがとう・・・」
かすかな声が聞こえた。
Aさんはそそくさと退散した。
気味が悪かった。何かが違和感が頭の片隅にあった。
子どもの顔が脳裏に焼き付いている。
顔・・・
背中がぞくぞく震えだした。
・・顔、ならんだ・・・
足早になる。いっこくもあの家から遠ざかりたかった。
エレベーターがこない。
・・・ならんだ・・・縦に・・・
ボタンを何度も押すがいっこうに来る気配にない。
非常階段にむかう。
ひどく頭痛がした。吐き気もする。
非常階段の重い扉をあけるとき、Aさんは背中に視線を感じた。
ふりむくと、10メートルほどむこうの廊下の角に、3人の顔があった。
ドアのすきまから見たときと同じように、顔を半分だけだして、うつろな目で、こちらを見つめている。
冷え冷えした真昼のマンションの廊下にさしこむ光は、3人の顔をきれいに照らし出した。
Aさんは首周りのギブスもかまわず階段を駆け下りだした。
普段は健康のためエレベーターを使わずいっきに4階まで階段を駆け上がることもあるAさんだが、地上までがとほうもなく長く感じられた。
・・・・縦にならんだ顔・・・・ありえない・・・・・・
・・からだが・・・ない・・・
そして、顔のうしろにあった奇妙なものは・・・
頭を・・・支える・・・手・・・
そのあとAさんは近くのコンビ二で警察を呼んでもらった。
警察の大捜査によれば、Aさんの階上の家では、その家の母親と子どもの死体がふろおけの中からみつかった。死体には首がなかった。首はのこぎりで切断されており死後3日ほどたっていた。
その日のうちに、夫が指名手配され、やがて同じ建物内で隠れているところを逮捕された。
母親と子どもの首もその男が一緒に持っていた。
男が発見されたのは、彼の家ではなかった。
警官が血痕をたどっていったところ彼が隠れているのを見つけたのだった。
警察によると、彼はAさんの家の押入れの中にひそんでいたそうだ。
自動車事故にあって鞭打ち症になったAさんは、仕事もできなさそうなので、会社を一週間ほど休むことにした。
Aさんは結婚しているが、奥さんは働いてて、昼間は一人だった。
最初の数日は気楽だったが、さすがに3日目くらいになると暇をもてあましてきた。
それでも、どこかへ出かけるには体がつらいので家でじっとしていなければならなかった。
そんなある日、お昼も過ぎた頃、ぼんやりとテレビを見ていると、上の階の部屋からドスンドスンと音がして、子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。
学校が休みなのかと、いぶかしく思ったけれど、気にもとめなかった。
そして翌日も昼頃から子どもの声が聞こえてきた。
どうやら上の家には子どもが2人いるようだ。
Aさんが住んでいるのは、大規模なマンション住宅地だが、昼間は意外とひっそりとしており、子どもたちの声は階下のAさんのところにもよく聞こえた。
しかし、うるさく感じることもなく、むしろ退屈さと団地の気味の悪い静けさを紛らしてくれるので、ありがたかった。
そして翌日、暇をもてあまし、昼食を作る気もうせたAさんはピザを注文した。
30分ほどでやってきたピザは、思ったより量が多く、Aさんは結局、まる一枚残してしまった。普通なら奥さんのために、とっておくのだが、ふと階上の子どもたちのことを思い出し、親切心も手伝ってAさんは、上でに持っていってやることにした。
Aさんは自分の真上の部屋に誰が住んでいるのか知らなかったが、呼び鈴を押した。
気配を感じたが、応答がない。もう一度呼び鈴を押した。
のぞき窓から見られているような気がした。
かすかに「どなたですか・・・」という声がドアのむこうからした。
Aさんは、階下のものであること、ピザがあまったのでもらってほしいことを、話すと、ドアがかすかに開いた。
家の中はやけに暗かった。
5センチほどのすきまから女性が顔を半分のぞかせた。
女性はひややかに言った。
「ありがとうございます。でもいりません」
うす暗くて顔の表情がよく見えない。
Aさんは急に自分が場違いなところにいるような気がしてきたが、
もう一度、わけを話し、子どもたちにあげてくれるよう頼んだ。
ドアのすきまからなまあたたかい空気が流れてきた。嫌なにおいがする。
ふと、女性の顔の下に、子どもの顔がふたつ並んだ。
ドアはほんのわずかに開いたまま。
2人の子どものうつろな目がこっちをじっと見ている。
三人の顔がたて一列に並んでいる。
「じゃあ・・・そう・・・いただくわ」
Aさんはドアのすきまにピザの箱を入れると、すっと真横から手がのびてきてうけとった。
3つの顔はドアのすきまからAさんを見つめている。
「ありがとう・・・」
かすかな声が聞こえた。
Aさんはそそくさと退散した。
気味が悪かった。何かが違和感が頭の片隅にあった。
子どもの顔が脳裏に焼き付いている。
顔・・・
背中がぞくぞく震えだした。
・・顔、ならんだ・・・
足早になる。いっこくもあの家から遠ざかりたかった。
エレベーターがこない。
・・・ならんだ・・・縦に・・・
ボタンを何度も押すがいっこうに来る気配にない。
非常階段にむかう。
ひどく頭痛がした。吐き気もする。
非常階段の重い扉をあけるとき、Aさんは背中に視線を感じた。
ふりむくと、10メートルほどむこうの廊下の角に、3人の顔があった。
ドアのすきまから見たときと同じように、顔を半分だけだして、うつろな目で、こちらを見つめている。
冷え冷えした真昼のマンションの廊下にさしこむ光は、3人の顔をきれいに照らし出した。
Aさんは首周りのギブスもかまわず階段を駆け下りだした。
普段は健康のためエレベーターを使わずいっきに4階まで階段を駆け上がることもあるAさんだが、地上までがとほうもなく長く感じられた。
・・・・縦にならんだ顔・・・・ありえない・・・・・・
・・からだが・・・ない・・・
そして、顔のうしろにあった奇妙なものは・・・
頭を・・・支える・・・手・・・
そのあとAさんは近くのコンビ二で警察を呼んでもらった。
警察の大捜査によれば、Aさんの階上の家では、その家の母親と子どもの死体がふろおけの中からみつかった。死体には首がなかった。首はのこぎりで切断されており死後3日ほどたっていた。
その日のうちに、夫が指名手配され、やがて同じ建物内で隠れているところを逮捕された。
母親と子どもの首もその男が一緒に持っていた。
男が発見されたのは、彼の家ではなかった。
警官が血痕をたどっていったところ彼が隠れているのを見つけたのだった。
警察によると、彼はAさんの家の押入れの中にひそんでいたそうだ。
一人多い
2007.12.06 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
山キャンプの話、二つ目。
高校生のグループと一緒にナイトハイクに出かけました。私と、もう一人別のリーダーのグループも一緒でした。星を見たり、わざと明かりをつけずに歩いたりとしているうち、湧き水の所まで行きました。
もう一人のリーダーが気を利かせてキャンディをみんなに配りました。でも、1個足りません。
「14人のはずだけど。誰か1個余分にとってない?」
「えっ一人多いの?」
「お前、誰だ!?」
とみんな面白がって収拾がつきません。
「全員その場を動くな!人数を数える!」
私も冗談めかして言いました。向かって左からあだ名(キャンプ中のコードネーム)を呼んでいきます。
「ジャック、ポカリ、マーブル、・・・サスケ、」
9人目まで呼んで次の一人を指差そうとした時、みんながわぁっと逃げ出しました。私も遅れてダッシュ。
キャンプ場に戻って点呼をとると、人数は元通りに。みんな口をそろえて言うのは、「顔が分からなかった」。
みんな月明かりで誰だか分かったのに、そいつだけ分からなかった。とにかく10人目を見た瞬間、その場から逃げ出したくなったのです。私も含めて。
高校生のグループと一緒にナイトハイクに出かけました。私と、もう一人別のリーダーのグループも一緒でした。星を見たり、わざと明かりをつけずに歩いたりとしているうち、湧き水の所まで行きました。
もう一人のリーダーが気を利かせてキャンディをみんなに配りました。でも、1個足りません。
「14人のはずだけど。誰か1個余分にとってない?」
「えっ一人多いの?」
「お前、誰だ!?」
とみんな面白がって収拾がつきません。
「全員その場を動くな!人数を数える!」
私も冗談めかして言いました。向かって左からあだ名(キャンプ中のコードネーム)を呼んでいきます。
「ジャック、ポカリ、マーブル、・・・サスケ、」
9人目まで呼んで次の一人を指差そうとした時、みんながわぁっと逃げ出しました。私も遅れてダッシュ。
キャンプ場に戻って点呼をとると、人数は元通りに。みんな口をそろえて言うのは、「顔が分からなかった」。
みんな月明かりで誰だか分かったのに、そいつだけ分からなかった。とにかく10人目を見た瞬間、その場から逃げ出したくなったのです。私も含めて。
死相(1)
2007.12.06 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
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