都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
応援更新No078 ―お爺さんの微笑み―
2012.09.29 (Sat) | Category : 誰も信じない人へ
46:あきちゃん:2012/04/12(木) 21:16:54.41 ID:rJTBIAQA0
ある日、私は地元メンバーでオールをしていた。
明け方になって、家の方向が同じ友達と、二人で帰っていた。
横断歩道を渡ろうとした時、私は、確かに見た。
横断歩道の向こう側に、お爺さんがニッコリ笑って立っている。
田舎の薄暗い明け方。
人の姿も珍しいくらいの時間。
私は横にいる友達のほうを見た。が、友達は何も気付いていない様子。
私は、またお爺さんのほうを見た。
すると、お爺さんは明らかに、私ではなく、横にいる友達のほうを見て笑っていた。
私は、友達に、
「知り合い?」
と聞いてみた。
すると友達は、
「何が?」
と答えた。
私が指差しながら、お爺さんの方を見ると、お爺さんはいなかった。
私は寒気がした。
そして、友達に話した。
「さっき、あそこにお爺さんが、〇〇(友達)の方見て笑ってたんやって!」
それを聞いた友達は、目をまるくして、一言。
「うちのお爺さん、私が産まれる前に、ここの横断歩道で車にひかれて死んでん」
私は固まった。
そんな私に対し、友達は笑顔で言った。
「うちが産まれるん、楽しみにしてたらしい。見守ってくれてるんかな」
何だかせつなく、涙があふれた
ある日、私は地元メンバーでオールをしていた。
明け方になって、家の方向が同じ友達と、二人で帰っていた。
横断歩道を渡ろうとした時、私は、確かに見た。
横断歩道の向こう側に、お爺さんがニッコリ笑って立っている。
田舎の薄暗い明け方。
人の姿も珍しいくらいの時間。
私は横にいる友達のほうを見た。が、友達は何も気付いていない様子。
私は、またお爺さんのほうを見た。
すると、お爺さんは明らかに、私ではなく、横にいる友達のほうを見て笑っていた。
私は、友達に、
「知り合い?」
と聞いてみた。
すると友達は、
「何が?」
と答えた。
私が指差しながら、お爺さんの方を見ると、お爺さんはいなかった。
私は寒気がした。
そして、友達に話した。
「さっき、あそこにお爺さんが、〇〇(友達)の方見て笑ってたんやって!」
それを聞いた友達は、目をまるくして、一言。
「うちのお爺さん、私が産まれる前に、ここの横断歩道で車にひかれて死んでん」
私は固まった。
そんな私に対し、友達は笑顔で言った。
「うちが産まれるん、楽しみにしてたらしい。見守ってくれてるんかな」
何だかせつなく、涙があふれた
PR
応援更新No065 ―おばあちゃんち―
2012.09.29 (Sat) | Category : 誰も信じない人へ
292: 本当にあった怖い名無し:2012/04/23(月) 22:47:30.67 ID:xhj3K7uC0
おばあちゃんの家は東北の物凄い山奥にあって、隣の家まで数キロある。
ひぐらしみたいないい感じの田舎じゃなくて山の斜面にあって、築150年くらい経った屋敷。
以前は学校として使われていたこともあって、俺は子供の頃から怖くてイヤだった。
奥の使わない部屋には何故か天照大神の絵とかあったりして。
俺のおじいちゃんが死んだのがお盆の頃の8月15日なのさ。
だからウチではお盆と爺ちゃんの命日とを同時に行うのさ。
もっとも爺ちゃんは俺が生まれた二年後の平成元年に亡くなったから俺は全く記憶にないんだが。
俺が小学生の頃のお盆、俺は家族とおばあちゃんの家にお盆に参った。
爺ちゃんの無くなった時間が確か午後八時半くらい。
晩飯を皆で食べていて、爺ちゃんの分も机に置かれていた。
そして、爺ちゃんのなくなった時間になったそのときだった。
机がガタガタガタガタと物凄い勢いで揺れだした。
家族全員ビビって、始めは地震かと思ったが他のものは揺れていない。
俺と姉はマジ泣きし、母さんや親父もビビっていた。
ふとそのとき、いろりの横にある廊下を、誰かがタタタと走っていく音がした。
「ケケケッ」とはっきりと高い声が聞こえた。俺大泣き。
293: 本当にあった怖い名無し:2012/04/23(月) 22:48:21.31 ID:xhj3K7uC0
やがて声も音も聞こえなくなり、机も揺れなくなった。
皆が安堵しつつもパニックであった。そのときブレーカーが落ちた。
俺発狂寸前。普段は照れて嫌がるのに母さんに抱きつく。
母さんも泣き親父もパニック。おばあちゃんは何故か冷静。
「まってな、今ろうそく持ってくるから」
暗闇に消えるおばあちゃん。
先にも述べたが家の周りは山。林を風が通る音が怖い。
おばあちゃん何故か蝋燭持ってくるの遅い。
そのとき外で、救急車のサイレンが聞こえる。
おばあちゃんの家は斜面にあり、砂利道でコンクリートの道路まで数キロあり、救急車などはここまで来れない。
なぜかすぐ側に聞こえる救急車のサイレンがなかなか止まない。
家族四人抱き合ってひたすら時が過ぎるのを待った。親父も自分の家なのに怖かったらしい。
今考えたら蝋燭じゃなくて懐中電灯持ってきて欲しかったよ。
ばあちゃんが蝋燭を持ってきた。「南無阿弥陀仏」と書かれた。俺それ見て泣く。
やがてブレーカーが直り、サイレンもいつの間にか消えていた。
家族みな放心状態だった。おばあちゃんが言う。
「さっきのありゃじいちゃんの友達だねえ。子供の頃川で死んだ」
親父「なんでわかんだ」
ばあちゃん「さっき蝋燭取りにいったらじいちゃんがいてねえ、ケンゾウ君に悪戯するなって怒っておいた、って言ってたよ」
それ以来じいちゃんには悪いけどお盆の時期はおばあちゃんの家行かないようにしてる。
おばあちゃんの家は東北の物凄い山奥にあって、隣の家まで数キロある。
ひぐらしみたいないい感じの田舎じゃなくて山の斜面にあって、築150年くらい経った屋敷。
以前は学校として使われていたこともあって、俺は子供の頃から怖くてイヤだった。
奥の使わない部屋には何故か天照大神の絵とかあったりして。
俺のおじいちゃんが死んだのがお盆の頃の8月15日なのさ。
だからウチではお盆と爺ちゃんの命日とを同時に行うのさ。
もっとも爺ちゃんは俺が生まれた二年後の平成元年に亡くなったから俺は全く記憶にないんだが。
俺が小学生の頃のお盆、俺は家族とおばあちゃんの家にお盆に参った。
爺ちゃんの無くなった時間が確か午後八時半くらい。
晩飯を皆で食べていて、爺ちゃんの分も机に置かれていた。
そして、爺ちゃんのなくなった時間になったそのときだった。
机がガタガタガタガタと物凄い勢いで揺れだした。
家族全員ビビって、始めは地震かと思ったが他のものは揺れていない。
俺と姉はマジ泣きし、母さんや親父もビビっていた。
ふとそのとき、いろりの横にある廊下を、誰かがタタタと走っていく音がした。
「ケケケッ」とはっきりと高い声が聞こえた。俺大泣き。
293: 本当にあった怖い名無し:2012/04/23(月) 22:48:21.31 ID:xhj3K7uC0
やがて声も音も聞こえなくなり、机も揺れなくなった。
皆が安堵しつつもパニックであった。そのときブレーカーが落ちた。
俺発狂寸前。普段は照れて嫌がるのに母さんに抱きつく。
母さんも泣き親父もパニック。おばあちゃんは何故か冷静。
「まってな、今ろうそく持ってくるから」
暗闇に消えるおばあちゃん。
先にも述べたが家の周りは山。林を風が通る音が怖い。
おばあちゃん何故か蝋燭持ってくるの遅い。
そのとき外で、救急車のサイレンが聞こえる。
おばあちゃんの家は斜面にあり、砂利道でコンクリートの道路まで数キロあり、救急車などはここまで来れない。
なぜかすぐ側に聞こえる救急車のサイレンがなかなか止まない。
家族四人抱き合ってひたすら時が過ぎるのを待った。親父も自分の家なのに怖かったらしい。
今考えたら蝋燭じゃなくて懐中電灯持ってきて欲しかったよ。
ばあちゃんが蝋燭を持ってきた。「南無阿弥陀仏」と書かれた。俺それ見て泣く。
やがてブレーカーが直り、サイレンもいつの間にか消えていた。
家族みな放心状態だった。おばあちゃんが言う。
「さっきのありゃじいちゃんの友達だねえ。子供の頃川で死んだ」
親父「なんでわかんだ」
ばあちゃん「さっき蝋燭取りにいったらじいちゃんがいてねえ、ケンゾウ君に悪戯するなって怒っておいた、って言ってたよ」
それ以来じいちゃんには悪いけどお盆の時期はおばあちゃんの家行かないようにしてる。
応援更新No060 ―風邪で早退した―
2012.09.28 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
185: 本当にあった怖い名無し:2012/03/15(木) 23:28:26.75 ID:uCM1yXam0
この間風邪をこじらせ、会社を早退した。
一晩寝たら治ると思ってたが、次の日目が覚めたら体が動かなかった。
枕もとのポカリ飲むのがやっとで、マジで這う事も出来ない。
鞄の中で携帯が鳴ってても、そこまでたどり着けない。
その内目の前が真っ白になってきて、あーこれヤバいと思いつつ意識が飛んだ。
そしたら思いっきり鼻を噛まれて目が覚めた。
忘れてたんだが俺は一人暮らしで、猫(メス・推定5歳)と住んでいる。
不規則な仕事なんでこいつのメシと水は、三日分くらいストック出来る自動給餌機使ってるんだが、起こしに来たって事はメシが無くなったって事だ。それにトイレ掃除もしてない。
これはいかん、と思って死に物狂いで布団から這い出した。
時々ふっと意識が途切れたが、その度猫に噛まれて覚醒。
何とか部屋の真ん中まで来たところでまた携帯が鳴った。
必死で出たら会社の同僚だった。
何か言ってるが、全然頭に入ってこない。
とにかく体が動かない事を伝えた所で本当に意識が飛んだ。
186: 本当にあった怖い名無し:2012/03/15(木) 23:28:49.46 ID:uCM1yXam0
次にハッキリ目が覚めたら病院にいた。
医者の話を聞いて驚いたんだが、俺は過労と栄養失調から風邪がこじれて肺炎になりかけていたらしい。
ついでに早退した次の日と思ってたら、既に三日経っていた。
熱で意識がぶっ飛んでいたらしい。
同僚が来て救急車を呼んでくれなかったら、本当に死んでいたそうだ。
付き添っていてくれた同僚に礼を言った後、猫の世話を頼んだ。
迷惑とは思うが、メシと水とトイレの始末してもらえば後は何とかなるから。
そう言ったら、同僚がちょっと変な顔をした。
「いや、猫いなかったぞ?つーか、猫の物なんか無かったぞ」
覚えてないが救急車で運ばれる前、俺はずーっと猫の事を言い続けていたそうだ。
だから世話をしようとしてくれたそうだが、猫もいなければ給餌機もトイレも見当たらなかったらしい。
「仕方ないから、コンビニで猫缶買って開けてきたけどさ」
そんな訳無いだろ、と言い掛けてぞっとした。
何で忘れてたのか分からんが、猫はもういなかった。
3月の頭に車に轢かれて死んで、あいつの使っていたも物全部処分した。
その事言ったら、今度は同僚が青くなった。
俺が電話に出た後ろで、猫がでかい声で鳴いていたそうだ。
俺は今朝退院して所だが、連休に入ったら墓参りに行く事にした 。
この間風邪をこじらせ、会社を早退した。
一晩寝たら治ると思ってたが、次の日目が覚めたら体が動かなかった。
枕もとのポカリ飲むのがやっとで、マジで這う事も出来ない。
鞄の中で携帯が鳴ってても、そこまでたどり着けない。
その内目の前が真っ白になってきて、あーこれヤバいと思いつつ意識が飛んだ。
そしたら思いっきり鼻を噛まれて目が覚めた。
忘れてたんだが俺は一人暮らしで、猫(メス・推定5歳)と住んでいる。
不規則な仕事なんでこいつのメシと水は、三日分くらいストック出来る自動給餌機使ってるんだが、起こしに来たって事はメシが無くなったって事だ。それにトイレ掃除もしてない。
これはいかん、と思って死に物狂いで布団から這い出した。
時々ふっと意識が途切れたが、その度猫に噛まれて覚醒。
何とか部屋の真ん中まで来たところでまた携帯が鳴った。
必死で出たら会社の同僚だった。
何か言ってるが、全然頭に入ってこない。
とにかく体が動かない事を伝えた所で本当に意識が飛んだ。
186: 本当にあった怖い名無し:2012/03/15(木) 23:28:49.46 ID:uCM1yXam0
次にハッキリ目が覚めたら病院にいた。
医者の話を聞いて驚いたんだが、俺は過労と栄養失調から風邪がこじれて肺炎になりかけていたらしい。
ついでに早退した次の日と思ってたら、既に三日経っていた。
熱で意識がぶっ飛んでいたらしい。
同僚が来て救急車を呼んでくれなかったら、本当に死んでいたそうだ。
付き添っていてくれた同僚に礼を言った後、猫の世話を頼んだ。
迷惑とは思うが、メシと水とトイレの始末してもらえば後は何とかなるから。
そう言ったら、同僚がちょっと変な顔をした。
「いや、猫いなかったぞ?つーか、猫の物なんか無かったぞ」
覚えてないが救急車で運ばれる前、俺はずーっと猫の事を言い続けていたそうだ。
だから世話をしようとしてくれたそうだが、猫もいなければ給餌機もトイレも見当たらなかったらしい。
「仕方ないから、コンビニで猫缶買って開けてきたけどさ」
そんな訳無いだろ、と言い掛けてぞっとした。
何で忘れてたのか分からんが、猫はもういなかった。
3月の頭に車に轢かれて死んで、あいつの使っていたも物全部処分した。
その事言ったら、今度は同僚が青くなった。
俺が電話に出た後ろで、猫がでかい声で鳴いていたそうだ。
俺は今朝退院して所だが、連休に入ったら墓参りに行く事にした 。
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター