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むかえにきました!
2013.04.12 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
118:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:05:55.96 ID:t4qKPEpb0
ごめん、あんまり怖くないかもだけど。
昨年の夏の話。
その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。
終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすかーって話だったんだけど、私は次の日用事があったので帰ることにしたんだ。
私の自宅は新宿からそう遠くなく、タクシーに乗ればすぐに着くけど、まあ歩けない距離じゃないし酔い覚ましがてら歩いて帰るかってことで、暗い夜道を一人で歩いた。
119:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:10:02.74 ID:t4qKPEpb0
賑やかな繁華街を離れ、住宅街に入る。
夜風が気持ちいなあなんて考えながら歩いていると、突然、暗がりから小学校低学年くらいの全身黒ずくめの男の子が現れて
「むかえにきました!」
って私に言うんだ。
私がえ?って戸惑っていると男の子は私の顔をじーっと見つめた後
「あっ、ごめんなさい!間違えました」
って走って行っちゃった。
120:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:12:19.36 ID:t4qKPEpb0
なんなの、あれ…
時刻は午前2時を回ったところ。
こんな夜中に小さな男の子が一人で外をうろついているなんて、どう考えてもおかしい。
不審に思いながらも、その日は無事に帰宅。
まだ起きていた弟に今あったことを話すと、
「死神だったんじゃねーの?持ってかれなくて良かったなw」
と笑われた。
私もそーだねなんて笑いながら、さして気にも留めていなかったんだ。
121:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:14:53.64 ID:t4qKPEpb0
数日後、近所で不幸があった。
亡くなったのは私と同じ年頃の女の子。原因不明の突然死だったらしい。
そしてその子の家は、あの日の夜、男の子が走って行った方向。
単なる偶然かもしれないけど、本当にあの男の子は死神だったのかもしれない。
もしあの夜、私が間違われたままだったら…そう思うと背筋が寒くなった。
124:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:10:42.78 ID:QNMsNbqKO
>>122
全身黒ずくめって、どんな服装だった?
学ランに黒の短パンとか?
125:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:26:47.67 ID:kuSn5LVK0
>>124
いや、上は長袖トレーナーに下は長ズボンだった
真夏なのに変だなあと感じたのを覚えてる
あと、顔は暗くてよく見えなかったけど、凄く色白な子だと思った
126:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:35:09.21 ID:QNMsNbqKO
>>125
ふむ、人によって見え方が違うのですね。
僕の友達は般若の顔で白い着物を着たのを観たって言ってましたね。
128:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:44:12.77 ID:kuSn5LVK0
>>126
般若の顔に白い着物…それは怖いですね。
そんなのに夜道で出くわしたら失神してしまいそうです
そのお友達は霊感のある方なのでしょうか?
私は生まれてこの方、霊の類を一度も見たことは無かったので…
129:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:56:34.62 ID:QNMsNbqKO
>>128
正確には友達の母親です。
その母親が小さい頃に祖父(だったかな?)が危篤状態で寝込んでいるところに、枕元にそれが正座した状態で現れ祖父を見ていたそうです。
そして、ふっと息を祖父に吹きかけると一瞬で亡くなったそうです。
146:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 21:59:33.91 ID:UEDKmXu60
>>126
病院勤務だったうちの母はサラリーマン風の眼鏡をかけた人を見ていたそうだ。
書類みたいなのを手にしながらウロウロし、その人が近づいたベッドの人はその日に亡くなるらしい。
ある時、母が心臓を悪くして入院した。
手術前に
「あの男がきた、お母さん助からないよ。今までごめん。あまりいい親じゃなかったね」
母は手術中に亡くなった。
だから嘘ではないと思ってる。
ごめん、あんまり怖くないかもだけど。
昨年の夏の話。
その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。
終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすかーって話だったんだけど、私は次の日用事があったので帰ることにしたんだ。
私の自宅は新宿からそう遠くなく、タクシーに乗ればすぐに着くけど、まあ歩けない距離じゃないし酔い覚ましがてら歩いて帰るかってことで、暗い夜道を一人で歩いた。
119:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:10:02.74 ID:t4qKPEpb0
賑やかな繁華街を離れ、住宅街に入る。
夜風が気持ちいなあなんて考えながら歩いていると、突然、暗がりから小学校低学年くらいの全身黒ずくめの男の子が現れて
「むかえにきました!」
って私に言うんだ。
私がえ?って戸惑っていると男の子は私の顔をじーっと見つめた後
「あっ、ごめんなさい!間違えました」
って走って行っちゃった。
120:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:12:19.36 ID:t4qKPEpb0
なんなの、あれ…
時刻は午前2時を回ったところ。
こんな夜中に小さな男の子が一人で外をうろついているなんて、どう考えてもおかしい。
不審に思いながらも、その日は無事に帰宅。
まだ起きていた弟に今あったことを話すと、
「死神だったんじゃねーの?持ってかれなくて良かったなw」
と笑われた。
私もそーだねなんて笑いながら、さして気にも留めていなかったんだ。
121:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 12:14:53.64 ID:t4qKPEpb0
数日後、近所で不幸があった。
亡くなったのは私と同じ年頃の女の子。原因不明の突然死だったらしい。
そしてその子の家は、あの日の夜、男の子が走って行った方向。
単なる偶然かもしれないけど、本当にあの男の子は死神だったのかもしれない。
もしあの夜、私が間違われたままだったら…そう思うと背筋が寒くなった。
124:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:10:42.78 ID:QNMsNbqKO
>>122
全身黒ずくめって、どんな服装だった?
学ランに黒の短パンとか?
125:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:26:47.67 ID:kuSn5LVK0
>>124
いや、上は長袖トレーナーに下は長ズボンだった
真夏なのに変だなあと感じたのを覚えてる
あと、顔は暗くてよく見えなかったけど、凄く色白な子だと思った
126:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:35:09.21 ID:QNMsNbqKO
>>125
ふむ、人によって見え方が違うのですね。
僕の友達は般若の顔で白い着物を着たのを観たって言ってましたね。
128:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:44:12.77 ID:kuSn5LVK0
>>126
般若の顔に白い着物…それは怖いですね。
そんなのに夜道で出くわしたら失神してしまいそうです
そのお友達は霊感のある方なのでしょうか?
私は生まれてこの方、霊の類を一度も見たことは無かったので…
129:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 15:56:34.62 ID:QNMsNbqKO
>>128
正確には友達の母親です。
その母親が小さい頃に祖父(だったかな?)が危篤状態で寝込んでいるところに、枕元にそれが正座した状態で現れ祖父を見ていたそうです。
そして、ふっと息を祖父に吹きかけると一瞬で亡くなったそうです。
146:本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 21:59:33.91 ID:UEDKmXu60
>>126
病院勤務だったうちの母はサラリーマン風の眼鏡をかけた人を見ていたそうだ。
書類みたいなのを手にしながらウロウロし、その人が近づいたベッドの人はその日に亡くなるらしい。
ある時、母が心臓を悪くして入院した。
手術前に
「あの男がきた、お母さん助からないよ。今までごめん。あまりいい親じゃなかったね」
母は手術中に亡くなった。
だから嘘ではないと思ってる。
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目の錯覚かなんなのか…
2013.04.12 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
612 本当にあった怖い名無し New! 04/08/16 21:02 ID:t4Jxk7F6
五年以上も前の話ですが、俺を含む三人で山本(仮名)のマンションへ遊びに行ったとき。
そいつの部屋で無駄話とかしていた。
タバコの煙をおいだそうと、山本が窓をあけた。
山本はタバコは吸わないので、部屋ににおいがこもるって神経質になっていた。
そしたら、山本は開いた窓辺でじ~っと立って動かない。
「どうした?」ってきいたら、山本は「いや・・・ちょっとあれ」
山本は向かいのマンションの窓を指差した。
たしか、おなじ階の窓だったと思う(一段下に見えたが)女の人が窓をあけて、カーテン越しにこっちを見ている。
別に不思議でもなんでもなかったが、山本はちょっと変だった。
急に、山本が叫んだ
「おい!あれ!」
俺たちはもう一度窓によってその女性を見た。
「あれがどうした?」
「でかすぎる!」
俺たちはやっと山本が感じていた違和感に気づいた。
「ええ~!」
誰かが叫んだ。窓の大きさは(アルミサッシ)人間が出入りできるぐらい大きく、左右に開かれたカーテンからみても、その女性の大きさは以上。頭は24インチのテレビぐらいあることになる。
とっさに窓をしめ、四人で震えていた。
一時間ぐらいして、そ~っと窓からのぞくと、もう向こう側の窓もしまっていて、みることはできなかった。
目の錯覚にしても、リアルな感じがする、めちゃくちゃ怖い体験だった。
山本は今もそのマンションにすんでいます。
五年以上も前の話ですが、俺を含む三人で山本(仮名)のマンションへ遊びに行ったとき。
そいつの部屋で無駄話とかしていた。
タバコの煙をおいだそうと、山本が窓をあけた。
山本はタバコは吸わないので、部屋ににおいがこもるって神経質になっていた。
そしたら、山本は開いた窓辺でじ~っと立って動かない。
「どうした?」ってきいたら、山本は「いや・・・ちょっとあれ」
山本は向かいのマンションの窓を指差した。
たしか、おなじ階の窓だったと思う(一段下に見えたが)女の人が窓をあけて、カーテン越しにこっちを見ている。
別に不思議でもなんでもなかったが、山本はちょっと変だった。
急に、山本が叫んだ
「おい!あれ!」
俺たちはもう一度窓によってその女性を見た。
「あれがどうした?」
「でかすぎる!」
俺たちはやっと山本が感じていた違和感に気づいた。
「ええ~!」
誰かが叫んだ。窓の大きさは(アルミサッシ)人間が出入りできるぐらい大きく、左右に開かれたカーテンからみても、その女性の大きさは以上。頭は24インチのテレビぐらいあることになる。
とっさに窓をしめ、四人で震えていた。
一時間ぐらいして、そ~っと窓からのぞくと、もう向こう側の窓もしまっていて、みることはできなかった。
目の錯覚にしても、リアルな感じがする、めちゃくちゃ怖い体験だった。
山本は今もそのマンションにすんでいます。
モザイク模様
2013.04.11 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
718 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/03/10(日) 01:24:50.79 ID:G32j4l6Xi
一昨年くらいの話なんだけど、近所の塀に変なモザイク模様の落書きが散見されることがあった。
多分紙とか切り抜いて上からスプレー吹いて壁に転写したんだろう。
そういう手口で量産されるコーヒーのBOSSの顔や阿部さんの落書きとかニュースで見たことあったし。
で、肝心のそれは遠目からみると黒いシミなんだけど、近くでみるといかにもな感じ。
iPhoneのアプリに読み込んでみたらやはりQRコードだった。
URL繋いでみると解像度小さい動画で、それぞれの落書きの場所の夜の風景を撮ったもの。30秒くらい。
ちなみにURL見た限りどの動画の置き場も懐かしいことに鳥だった。
全く意図不明だし特に事件性も無いので(落書きは軽犯罪だけど)放置した。
で、そんな落書き巡りをしてから一週間後くらいに、自宅脇の電柱にも同じ落書きがされてたのにはちょっと寒気がしたね。
たまたまだと自分に言い聞かせながらQRを開いたら、昼間の明るい映像で、今回初めて人間が映っていた。
動画はコロコロと場面を切り替えていたが似たような内容で、毎場面様々な人が、皆一様に壁に向かって携帯をいじっているシーン。
ただしどのシーンでも壁を指差してる同一人物がいて、その横でもう一人がケータイをいじっている。
ケータイをいじる人間の中には自分もいた。"指差してる奴"がすぐ横にいた。
きっとそいつが仕掛け人なんだろうが、落書き巡りしてる時の俺はこんな奴は見てない。
気味が悪かったんでしばらく戸締りには気をつけた。
一昨年くらいの話なんだけど、近所の塀に変なモザイク模様の落書きが散見されることがあった。
多分紙とか切り抜いて上からスプレー吹いて壁に転写したんだろう。
そういう手口で量産されるコーヒーのBOSSの顔や阿部さんの落書きとかニュースで見たことあったし。
で、肝心のそれは遠目からみると黒いシミなんだけど、近くでみるといかにもな感じ。
iPhoneのアプリに読み込んでみたらやはりQRコードだった。
URL繋いでみると解像度小さい動画で、それぞれの落書きの場所の夜の風景を撮ったもの。30秒くらい。
ちなみにURL見た限りどの動画の置き場も懐かしいことに鳥だった。
全く意図不明だし特に事件性も無いので(落書きは軽犯罪だけど)放置した。
で、そんな落書き巡りをしてから一週間後くらいに、自宅脇の電柱にも同じ落書きがされてたのにはちょっと寒気がしたね。
たまたまだと自分に言い聞かせながらQRを開いたら、昼間の明るい映像で、今回初めて人間が映っていた。
動画はコロコロと場面を切り替えていたが似たような内容で、毎場面様々な人が、皆一様に壁に向かって携帯をいじっているシーン。
ただしどのシーンでも壁を指差してる同一人物がいて、その横でもう一人がケータイをいじっている。
ケータイをいじる人間の中には自分もいた。"指差してる奴"がすぐ横にいた。
きっとそいつが仕掛け人なんだろうが、落書き巡りしてる時の俺はこんな奴は見てない。
気味が悪かったんでしばらく戸締りには気をつけた。
試験勉強中の出来事
2013.04.11 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
603 本当にあった怖い名無し sage New! 04/08/16 20:07 ID:Q5r7ki7+
幽霊に直接会った事は無いんですが、試験勉強中の話です。
私は試験勉強は、昼間にはあまりしません。
夜の10時以降から初めて明け方までやる、と言うのが普通でした。
その日も、夜中の2時くらいまで机の小さな明かりだけ付けて一夜漬けに勤しんでいました。
特に何も考えずに黙々とペンを走らせていたのですが、ふっと左の壁の方から嫌な感じがしました。
私はペンを止め、パッと左側の壁をみると、そこには天上まで届く巨大な影が・・・
私は『・・・何だよ自分の影か、ビビらすなよ』などと思いながら勉強を再開しました。
ところが、5分くらい経ってから気付いてしまったのです。
明かりは左から右方向に照らしていたので、左側に影が出来る筈はないと言う事に。
その事実に気付いてもう一度左側の壁を見ると、そこには何もありません。
ただ静かに、白い壁が自己の存在を主張をしていました。
幽霊に直接会った事は無いんですが、試験勉強中の話です。
私は試験勉強は、昼間にはあまりしません。
夜の10時以降から初めて明け方までやる、と言うのが普通でした。
その日も、夜中の2時くらいまで机の小さな明かりだけ付けて一夜漬けに勤しんでいました。
特に何も考えずに黙々とペンを走らせていたのですが、ふっと左の壁の方から嫌な感じがしました。
私はペンを止め、パッと左側の壁をみると、そこには天上まで届く巨大な影が・・・
私は『・・・何だよ自分の影か、ビビらすなよ』などと思いながら勉強を再開しました。
ところが、5分くらい経ってから気付いてしまったのです。
明かりは左から右方向に照らしていたので、左側に影が出来る筈はないと言う事に。
その事実に気付いてもう一度左側の壁を見ると、そこには何もありません。
ただ静かに、白い壁が自己の存在を主張をしていました。
物乞い
2013.04.09 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
938 :続きます。?@:2013/03/27(水) 18:06:03.57 ID:XMTvCNbI0
オカルトと言って良いかどうか判らない上に、
「それはお前が悪い」
と言われておしまいな気もするが、ちょっと書いてみます。
規制が心配なので大分端折ったら創作っぽくなってしまいましたが、文章のまずさはあんま気にしないでください。
もう大分前のことになるが、学生時代に一度だけ妙な体験をしたことがある。
高二の春だった。
その日はたまたま早く帰ることが出来たため、ちょっと散歩でもしようと三つも前の駅で降りて、知らない道を周って帰ることにした。
いざとなれば、途中途中のスーパーやファミレスの看板でも頼りにすれば家に着けるだろうと考え、路地裏や通学路をフラフラ歩いていた。
すると何個目かの曲がり角で、
「お嬢さん」
と声がする。
振り返ってみると、失礼ながらかなりみすぼらしい(所謂浮浪者?ではなく、小綺麗なんだけどその全体が古ぼけ、ぼろのようになっている)格好のおじいさんが座り込んでいた。
皺だらけの顔を、ニコニコさせている。
「すまないが、水をくれませんか」
とおじいさんが呟いた。
呻くでもなく、嗄れ声でもなく、言うなればジワッとした明瞭な声だった。
重ね重ね失礼ながら、水なら公園や駅前にもある。
これは訳アリだなと思った自分は、よせばいいのにペットボトルの水を渡した。
偶然にも、学食のコップについで飲んでいたので、口自体は付けていないから良いかと思っての判断だった。
この時は、プチ善行とすら思っていた。
おじいさんは大儀そうに腕を伸ばして瓶の下方を受け取ると、蹲るように礼をする。
自分も会釈をして、またしばらく歩いた。
939 :続きます。?A:2013/03/27(水) 18:06:38.78 ID:XMTvCNbI0
涼しくて良い散歩日和だと思った。
猫が居たのでそれを眺め、もう桜が咲き始めていたのでそれも眺め、視線を降ろすと道の脇に老人が居た。
ギギギと音がしそうなテンポで首をこちらに向け、
「すまないが、飴をくれませんか」
と呟いた。
これまた失礼ながら、この町こんなホームレス多いのか?と思いつつ、飴は無いので、先日友人からもらったキャラメルをそのまま横流しした。
しわくちゃの手にそれを落とすようにして渡し、そろそろ知ってる道まで戻ろうと少し歩くスピードを速めた。
工場の裏に、老人が居た。
「紙をくれませんか」
と聞かれたので、授業で配られたファイルの中紙として挟まっていた藁半紙を渡した。
民家の軒下に、老人が居た。
「鉛筆をくれませんか」
と聞かれたので、教室で拾ってそのまま持ってきてしまったチビ鉛筆を渡した。
石塀に寄りかかった老人が居た。
「鈴をくれませんか」
という言葉には内心焦った。
そう言えば、マスコットがぶっちぎれたのでやると押しつけられた、鈴だけ付いている根付けがある。
何年も前に誰かから押しつけられたものだが、その誰かが思い出せなかったので時効だと思い渡した。
次あの老人だったら断ろうと思っていたが、会うたび会うたびどうしても前に会ったおじいさんの容姿が思い出せなくて、返答に詰まった。
イメージは大体重なるのだが、細かいパーツや服装自体がどうしても思い出せない。
上の方に書いたのも、大分時間を掛けてなんとか思い出した要素だ。
940 :最後です。?B:2013/03/27(水) 18:11:19.78 ID:XMTvCNbI0
あと一本、この路地を抜けたら絶対自分の知っている道に出る。それはよく判っていた。
だから、そのアーケードには誰もいなくて、その出口の場所におじいさんがうずくまっているのだろうと思った。
「お嬢さん。花を、花を私にくれませんか」
ここまでかいくぐって来られた運が、とうとう尽きたと本気で思った。
向こうに見える植え込みに何とかタンポポが見えたような気もしたが、それはこの老人の前を素通りすることになる。
『取ってきます』と言うだけの度胸が自分にはなかった。
とっととこの難題を片づけて、まともな方へ帰りたいと本気で思った。
花はどこにあるのか。
その時、ハッとした。去年の入学式で渡された造花のコサージュが、鞄のポケットに突っ込みっぱなしになっている筈だ。
あった、これだって花だ!
おじいさんの前までツカツカと歩み寄り、目の前にその若干ヨレヨレになったコサージュを示してやった。
「こんなのしかありませんけど!」
と思いっきり震えた声で見得を切る自分に、おじいさんは
「お有難う御座います」
と初めて礼を口にし、品物を両手で受け取った。
ダッシュで家に帰った時から、こうしてまた桜を眺めている何年も経った今まで、あれから自分には何のオカルト的な異常も起きていない。
今はただ、あの難題をふっかけられた時に、一つも自分に深く関わる物を要求されなかった己の運の強さに、感心するばかりである。
乱文長文失礼しました。
あのアーケードにはその後行く機会が多々ありましたが、何のトラブルもない普通のアーケードでした。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
オカルトと言って良いかどうか判らない上に、
「それはお前が悪い」
と言われておしまいな気もするが、ちょっと書いてみます。
規制が心配なので大分端折ったら創作っぽくなってしまいましたが、文章のまずさはあんま気にしないでください。
もう大分前のことになるが、学生時代に一度だけ妙な体験をしたことがある。
高二の春だった。
その日はたまたま早く帰ることが出来たため、ちょっと散歩でもしようと三つも前の駅で降りて、知らない道を周って帰ることにした。
いざとなれば、途中途中のスーパーやファミレスの看板でも頼りにすれば家に着けるだろうと考え、路地裏や通学路をフラフラ歩いていた。
すると何個目かの曲がり角で、
「お嬢さん」
と声がする。
振り返ってみると、失礼ながらかなりみすぼらしい(所謂浮浪者?ではなく、小綺麗なんだけどその全体が古ぼけ、ぼろのようになっている)格好のおじいさんが座り込んでいた。
皺だらけの顔を、ニコニコさせている。
「すまないが、水をくれませんか」
とおじいさんが呟いた。
呻くでもなく、嗄れ声でもなく、言うなればジワッとした明瞭な声だった。
重ね重ね失礼ながら、水なら公園や駅前にもある。
これは訳アリだなと思った自分は、よせばいいのにペットボトルの水を渡した。
偶然にも、学食のコップについで飲んでいたので、口自体は付けていないから良いかと思っての判断だった。
この時は、プチ善行とすら思っていた。
おじいさんは大儀そうに腕を伸ばして瓶の下方を受け取ると、蹲るように礼をする。
自分も会釈をして、またしばらく歩いた。
939 :続きます。?A:2013/03/27(水) 18:06:38.78 ID:XMTvCNbI0
涼しくて良い散歩日和だと思った。
猫が居たのでそれを眺め、もう桜が咲き始めていたのでそれも眺め、視線を降ろすと道の脇に老人が居た。
ギギギと音がしそうなテンポで首をこちらに向け、
「すまないが、飴をくれませんか」
と呟いた。
これまた失礼ながら、この町こんなホームレス多いのか?と思いつつ、飴は無いので、先日友人からもらったキャラメルをそのまま横流しした。
しわくちゃの手にそれを落とすようにして渡し、そろそろ知ってる道まで戻ろうと少し歩くスピードを速めた。
工場の裏に、老人が居た。
「紙をくれませんか」
と聞かれたので、授業で配られたファイルの中紙として挟まっていた藁半紙を渡した。
民家の軒下に、老人が居た。
「鉛筆をくれませんか」
と聞かれたので、教室で拾ってそのまま持ってきてしまったチビ鉛筆を渡した。
石塀に寄りかかった老人が居た。
「鈴をくれませんか」
という言葉には内心焦った。
そう言えば、マスコットがぶっちぎれたのでやると押しつけられた、鈴だけ付いている根付けがある。
何年も前に誰かから押しつけられたものだが、その誰かが思い出せなかったので時効だと思い渡した。
次あの老人だったら断ろうと思っていたが、会うたび会うたびどうしても前に会ったおじいさんの容姿が思い出せなくて、返答に詰まった。
イメージは大体重なるのだが、細かいパーツや服装自体がどうしても思い出せない。
上の方に書いたのも、大分時間を掛けてなんとか思い出した要素だ。
940 :最後です。?B:2013/03/27(水) 18:11:19.78 ID:XMTvCNbI0
あと一本、この路地を抜けたら絶対自分の知っている道に出る。それはよく判っていた。
だから、そのアーケードには誰もいなくて、その出口の場所におじいさんがうずくまっているのだろうと思った。
「お嬢さん。花を、花を私にくれませんか」
ここまでかいくぐって来られた運が、とうとう尽きたと本気で思った。
向こうに見える植え込みに何とかタンポポが見えたような気もしたが、それはこの老人の前を素通りすることになる。
『取ってきます』と言うだけの度胸が自分にはなかった。
とっととこの難題を片づけて、まともな方へ帰りたいと本気で思った。
花はどこにあるのか。
その時、ハッとした。去年の入学式で渡された造花のコサージュが、鞄のポケットに突っ込みっぱなしになっている筈だ。
あった、これだって花だ!
おじいさんの前までツカツカと歩み寄り、目の前にその若干ヨレヨレになったコサージュを示してやった。
「こんなのしかありませんけど!」
と思いっきり震えた声で見得を切る自分に、おじいさんは
「お有難う御座います」
と初めて礼を口にし、品物を両手で受け取った。
ダッシュで家に帰った時から、こうしてまた桜を眺めている何年も経った今まで、あれから自分には何のオカルト的な異常も起きていない。
今はただ、あの難題をふっかけられた時に、一つも自分に深く関わる物を要求されなかった己の運の強さに、感心するばかりである。
乱文長文失礼しました。
あのアーケードにはその後行く機会が多々ありましたが、何のトラブルもない普通のアーケードでした。
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
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