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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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娘の記憶

2009.07.29 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

318 名無しの心子知らず sage New! 2007/04/21(土) 00:55:22 ID:pmhn8ArH

携帯から&長文でスマソ。
4歳の娘に聞いてみたんですけど、たくさん記憶してました。
お腹の中にいた時は、
「お腹の中は暖かくてお風呂みたい。ちゃんと座ってたのに、ママが体操したら逆さまになっちゃった。でも、逆さまの方が気持ち良くなって、そのまま寝てた。」
実際、逆子だったので、逆子を直す体操やってました。

胎内に来る前は、やっぱり空の上にいたみたいです!
たくさんのお友達と遊んでたら神様が来て、どのママがいいか神様と決めてから来たらしい。

あと、前世の記憶(?)もあるらしくって、聞いてみました。
「お母さん(私じゃない)がいなくなって泣いてたら、パパが来た。一緒に帰ったらママがいた。そしたらパパがシャワーで体洗ってくれた。病気でしんどかったけど、ママがイイコイイコしてくれたから嬉しかった。でもお母さんに会いたくなって走って探してたら、頭からガブッて噛まれて血がいっぱい出て死んじゃったの。でもママにはまた会えるって知ってたよ。」
これ聞いて本当にびっくり!

昔、旦那が子猫を拾ってきた事があるんですけど、状況がまるっきり同じでした!
玄関開けた時に逃げだしていなくなっちゃって、探したら犬に噛まれてて…。

こんな話、今まで娘にした事なかったから、本当にあの時の子猫なのかな?
不思議すぎる。

 








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SF好き

2009.07.25 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

614 名前:1/2 投稿日:2007/08/04(土) 15:28:16 ID:lzIpLcby
去年の今頃の話だが

その頃俺は、昔のSF小説にはまってた
ノリが良くて勧善懲悪なところが、何かスカッとして面白くて、復刻版の文庫を買ってきては読んでいた

ある晩、本を読みながら眠ってしまった俺は、ふと気配を感じて目を覚ました
部屋の隅に人が居た

30過ぎくらいの女で、夏なのにセーターと長くて分厚いスカート
壁にもたれて座り、本を読んでいる
ものすごく驚いたが、寝ぼけているせいか不思議と怖くなかった

おばさんだがよく見ると、前に見たアメリって映画の主人公に似ていて結構見られる
何となくぼーっと見ていると、女がこっちを向いて笑った
「こういうの好きなら○○に聞いてごらん。まだあるから」
そう言って持ってた本をこちらに見せた

寝る前に読んでたスペースオペラだった
そこで目が覚めた。朝になってた

変な夢だなーと思ったが、部屋の隅をみてびっくりした
俺のSF本が数冊重ねて置いてあった
そして一番上に寝る直前まで読んでた本が、きちんと置いてあった


615 名前:2/2 投稿日:2007/08/04(土) 15:29:37 ID:lzIpLcby
マジかよ、としばらく頭を抱えたが、ふと気になった
女が言っていた○○って誰だ?
俺の周りで○○って名前は父親だけだ

他に思い当たる相手もいないし、早速仕事から帰ってきたら聞いてみた
一応夕べの文庫本と、姉からアメリのDVDも借りておいた

最初父はお前大丈夫か?と言う顔をしていたが、本とDVDを見た途端、態度が変わった
「姉ちゃんか・・・そういやもうじき盆だったな。よし、今度の休み墓参りに行くぞ。お前も来いよ」

その姉ちゃんは、正確には父の従姉だったそうだ
父より10歳近く年上で、良く面倒を見てもらったらしい

何か変わった人で本と香水と古い香水ビンが大好きで、35で死ぬまで独身だったそうだ、
だけどすごく優しくて、父も周りの人にも好かれていたそうだ
母とも仲が良かったらしく、そういえば何か話を聞いた覚えもある

母が宝物にして飾ってあるビンのコレクションが、その人の形見だったとか
絶版品で貴重品とか言ってて、昔姉が勝手に触って怒られていた

何で俺のとこに出てきたんだろうと聞くと父は、
「嬉しかったんだろ。姉ちゃんこういう話好きだったからな」
それから休みになって父の実家に行くと、父の言葉通りに物置からどっさり本が出てきた
その中に昔のハヤ○ワSF文庫の初版も山ほど混ざってた
俺の読んでた本もそこにあった

時々、この人が生きててくれたら、今頃どんな本を読んでたのかと考える

 








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高野豆腐

2009.07.23 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

229 名前: 本当にあった怖い名無し Mail: sage 投稿日: 07/08/05(日) 12:18:19 ID: oLkIhit7 [ 0 ]

数年前の出来事だけど
じいちゃんが危篤だと連絡を受けて、家族で病院へ向かった。
「いよいよか」
と誰もが覚悟を決めながらじいちゃんを見守っているとうっすら目を開き、ハッキリした声で
「高野はなんぼにしょ?」
と言ってきた。

じいちゃんの周りで顔を覗き込んでいた家族は、それぞれに顔を見合わせ じいちゃんの意思を探っていると
またもや ハッキリした声で
「葬式の高野豆腐は、なんぼにしょ?」
っと…

どうやら 自分の葬式の精進落としで用意する高野豆腐の数を気にしていたらしい。
その後数日は持ち直したものの「高野豆腐」以来ハッキリした会話はせずあの世に旅立った。

その後 通夜が終わるまで、高齢の両親の代わりに 私も兄も忙しく動きまくっていた。
通夜の弔問客が途絶え 両親が別室に下がった後、私は じいちゃんの遺体の傍に座り半ば放心状態で
「親族は、こんな時にしか泣けないんだなぁ。」
っと思っていると兄が横に来た。

「お疲れ。。。泣きたいなら、今泣いていいぞ。」
と 何時に無く優しい言葉にホロッとしかけた時

「高野は、足りたか?」
っと じいちゃんの声が・・・

ビックリして兄の方を見ると、兄も聞こえたらしくビックリした顔でコッチを見てる。
兄:「今・・・じいちゃんの声…だよな。」
私:「高野は…」
兄&私「足りたか?」
ビックリしたと同時に 可笑しくなって二人で笑いながら
兄:「足りたよ。」
私:「美味しかったって。」
とじいちゃんの遺体に向かって言うと。

「ほなぁ。(そうか)」
と またまたじいちゃんの声。

じいちゃん そんなに「高野豆腐」が気になっていたのかなぁ。

 








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