都市伝説・・・奇憚・・・blog
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応援更新No018 ―ポケモン好きなあの子―
2012.09.26 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
538 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:46:23.62 ID:gjX0o+VR0
中学生時代も混ざってるのでこのスレでいいのか分らないけど投下。
うちの両親は共働きで小学の頃、夏休みは7月の終わりから8月の下旬まで祖父の家に預けられていたのだが。
祖父の家は湖のほとりの小さな集落にあって、上流は道沿いに清流が流れていた。
小学4年までは、川に遊びに行く時は祖父か祖母と一緒に行っていたのだが小5になってからは
「1人でも大丈夫」
と言って1人で川に遊びに行くようになった。
まぁ本音は川遊びなんかよりも、当時流行っていたポケモンを隠れてやりたかっただけなのだが・・・。
そんなある日、川辺でポケモンをやってると後ろから
「ねぇねぇ」
と女の子から声をかけられたので振り向いてみるとセミロングぐらいの髪の毛に赤い髪留めみたいのをつけワンピースを着た同級生ぐらいの女の子がいた。
当時、クラスの女子は学校に持込んだカードやゲームボーイを先生にすぐチクるので、俺のいた男子グループは女子と結構不仲で内心うぜぇとか思って気にせずポケモンをやっていたんだが、その子は俺とゲームボーイに随分興味があるみたいで隣に座って画面を見ながら色々質問をしてきた。
539 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:47:39.69 ID:gjX0o+VR0
ポケモンに興味を示す女子は珍しかったので、俺もついつい舞い上がり、どや顔してたのかどうかがは分らんが得意げに説明して、その説明を聞いて女の子は凄く嬉しそうだった。
10分ぐらいそんな状態が続いて、見てるだけじゃかわいそうだなーと思った俺は
「君もやってみる?」
と聞いてみると100万ドルの笑顔で
「うんっ!」
と喜んでくれた。その笑顔は今でも忘れられない。
昼前にはゲームボーイの電池が切れていたので、一旦別れて昼食を取る為俺は祖父の家に戻った。
昼からは女の子と一緒に川辺で釣りをしたり、虫をとったりして遊んでいた。
夕暮れ時になり、俺は家に帰らなければならない事を伝えると、女の子は
「また明日も遊ぼうね」
と言い俺も二つ返事でOKし、お互い名前を名乗って分かれた。以後女の子の名前はA子と呼ぶようになった
その日から毎日のように朝はポケモン、昼は川遊びをするようになった。
A子は川や山の事に凄く詳しく、俺1人では行けないような沢にも案内してくれたり泳ぎが得意じゃなかった俺に手取り足取り泳ぎを教えてくれたり(ただし平泳ぎ)釣り人が捨てた仕掛け針やテングスを上手く結んで釣竿を作ったり魚の釣れる場所をピンポイントで当てたりしていた。
当然夕方祖父の家に戻る時はヤマメやイワナを持ち帰っていたので、祖父からは釣り名人とか言われていた。
今にして思えば小学生がヤマメやイワナをあんなに釣るなんておかしな話なんだよな・・・。
そして自宅に帰る前の日来年もまた来ると約束してA子とは別れた。
540 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:48:50.54 ID:gjX0o+VR0
次の年は俺も中学受験で忙しかった事もあり8月の中旬に1週間程度しか祖父の家にはいられなかったが川辺に行くとやはりA子と再開でき、一緒に遊ぶことが出来た。
しかし自宅へ帰る前日の別れ際、A子から
「来年はここにきちゃダメ」
と言われ理由を聞くと優しかったA子が急に怒ったような顔をして
「絶対ダメ!来たら悲しい事になるから絶対来ないで!」
と言われ、納得できないので俺も
「そんな怒らなくてもいいじゃないか」
っと怒りっぽく返すとA子は泣きながら
「俺君の事なんて大嫌い!もう会いたくない!」
と言って上流側の林道へ走り去ってしまった。
正直な所、A子の事が好きになってた俺はフられたみたいで悲しくなり、泣きながら祖父の家に帰った。
受験に成功し、私立中学に入学できた俺は入学祝に当時最新のハードだったドリキャスを買ってもらった事や部活動で忙しかった事もあり、夏休みは部活動と友達とバーチャファイターやダイナマイト刑事をやり込んでいたので中1の頃は祖父の家に行く事は無かった。だがその年に川では大きな水難事故が発生した事は忘れられない。
ニュース映像で出ていた増水した川は、A子と遊んでいた場所でもあったからだ。
その翌年、両親と共に祖父の家に3泊4日で行く事になったので、俺はあの時の事をA子に謝ろうと思ってもうやらなくなったゲームボーイとA子が好きだったゼニガメのぬいぐるみを持って川へ行ったのだがA子はおらず、待ちぼうけしてるのもヒマなのでA子が作ってくれたように自作の釣り竿を作って釣りをやってみたが当然カスリもせず、フル装備な釣り人にバカにされる始末だった。
541 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:50:09.03 ID:gjX0o+VR0
翌日、両親は温泉に行くから一緒にこないか?と誘われたが、釣りがしたい、と嘘をついて断った。
それを聞いた祖父は大喜びで、納戸から古い釣竿と仕掛けセットを持ってきてくれた。
しかし、これは海釣り用の竿と仕掛けだ・・・じいちゃん。
結局その日もA子には会えず、じいちゃんから渡された釣竿で釣りをしてみるも当然1本も当たらず、またしてもフル装備な釣り人に笑われる。畜生が・・・・。
その翌日、川辺に行けるのは最後の日。これで会えなかったら諦めようと思ってた。
しかし、その日は小雨が降っており、両親は引き止めたが祖父は
「釣り名人の血が騒ぐんだな!」
と言って俺の背中を押してくれた。
川辺に行くと、A子どころか釣り人もおらず、仕方ないので木陰で雨宿りしていると
「俺君、こんな所にいたら風邪引くよ」
と後ろからA子の声がした。
すぐに振り向くとびしょ濡れのA子の姿があった。
だが、一昨年会った時より体はずっと成長していて特におっぱいはかなり大きかった。
俺はそんなA子を見て緊張してしまい、体が硬直してしまったのだが
A子は
「私、俺君に謝らないといけない。あの時あんな事言ってごめんね」
と頭を下げた。
俺は謝ろうとしてた筈なのだが何故かとっさにゲームボーイとぬいぐるみの入ったバッグを
「い、いや!きにしないで!これあげる!」
と、押し付けるように渡してしまった。
A子は喜んでくれたが、凄く悲しそうな顔をしていた。そして
「もう会えないと思う、会っちゃいけないと思う。でも私は俺君の事絶対忘れないから、俺君は私の事忘れて」
と言われた。
俺は意味が分らなかった。だけどこの言葉ははっきり覚えている。
何故なら
「え?」
と言った時にはA子はもうどこにもいなかったから。
それ以降、祖父の家に行っても二度とA子に会うことは無かった。
542 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:51:58.39 ID:gjX0o+VR0
んで話は昨日の合コンに飛ぶ。
合コンでこの体験を話すと、参加メンバーは一様にうそくせーとか面白半分に山の神様とかじゃねーの?とか言っていたんだが、合コン相手のオカルト好きな子が1人だけ
「A子さんは河童だと思う、それなら全部納得行くし」
と大真面目な顔で言われてしまった。
河童って頭に皿あってクチバシついてるアレじゃねぇの?似てねぇよ・・・。
とにかく今となってはA子は何者だったのか、俺にはもう確かめる術はないが俺はすっかりおっぱい星人になってしまった。
中学生時代も混ざってるのでこのスレでいいのか分らないけど投下。
うちの両親は共働きで小学の頃、夏休みは7月の終わりから8月の下旬まで祖父の家に預けられていたのだが。
祖父の家は湖のほとりの小さな集落にあって、上流は道沿いに清流が流れていた。
小学4年までは、川に遊びに行く時は祖父か祖母と一緒に行っていたのだが小5になってからは
「1人でも大丈夫」
と言って1人で川に遊びに行くようになった。
まぁ本音は川遊びなんかよりも、当時流行っていたポケモンを隠れてやりたかっただけなのだが・・・。
そんなある日、川辺でポケモンをやってると後ろから
「ねぇねぇ」
と女の子から声をかけられたので振り向いてみるとセミロングぐらいの髪の毛に赤い髪留めみたいのをつけワンピースを着た同級生ぐらいの女の子がいた。
当時、クラスの女子は学校に持込んだカードやゲームボーイを先生にすぐチクるので、俺のいた男子グループは女子と結構不仲で内心うぜぇとか思って気にせずポケモンをやっていたんだが、その子は俺とゲームボーイに随分興味があるみたいで隣に座って画面を見ながら色々質問をしてきた。
539 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:47:39.69 ID:gjX0o+VR0
ポケモンに興味を示す女子は珍しかったので、俺もついつい舞い上がり、どや顔してたのかどうかがは分らんが得意げに説明して、その説明を聞いて女の子は凄く嬉しそうだった。
10分ぐらいそんな状態が続いて、見てるだけじゃかわいそうだなーと思った俺は
「君もやってみる?」
と聞いてみると100万ドルの笑顔で
「うんっ!」
と喜んでくれた。その笑顔は今でも忘れられない。
昼前にはゲームボーイの電池が切れていたので、一旦別れて昼食を取る為俺は祖父の家に戻った。
昼からは女の子と一緒に川辺で釣りをしたり、虫をとったりして遊んでいた。
夕暮れ時になり、俺は家に帰らなければならない事を伝えると、女の子は
「また明日も遊ぼうね」
と言い俺も二つ返事でOKし、お互い名前を名乗って分かれた。以後女の子の名前はA子と呼ぶようになった
その日から毎日のように朝はポケモン、昼は川遊びをするようになった。
A子は川や山の事に凄く詳しく、俺1人では行けないような沢にも案内してくれたり泳ぎが得意じゃなかった俺に手取り足取り泳ぎを教えてくれたり(ただし平泳ぎ)釣り人が捨てた仕掛け針やテングスを上手く結んで釣竿を作ったり魚の釣れる場所をピンポイントで当てたりしていた。
当然夕方祖父の家に戻る時はヤマメやイワナを持ち帰っていたので、祖父からは釣り名人とか言われていた。
今にして思えば小学生がヤマメやイワナをあんなに釣るなんておかしな話なんだよな・・・。
そして自宅に帰る前の日来年もまた来ると約束してA子とは別れた。
540 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:48:50.54 ID:gjX0o+VR0
次の年は俺も中学受験で忙しかった事もあり8月の中旬に1週間程度しか祖父の家にはいられなかったが川辺に行くとやはりA子と再開でき、一緒に遊ぶことが出来た。
しかし自宅へ帰る前日の別れ際、A子から
「来年はここにきちゃダメ」
と言われ理由を聞くと優しかったA子が急に怒ったような顔をして
「絶対ダメ!来たら悲しい事になるから絶対来ないで!」
と言われ、納得できないので俺も
「そんな怒らなくてもいいじゃないか」
っと怒りっぽく返すとA子は泣きながら
「俺君の事なんて大嫌い!もう会いたくない!」
と言って上流側の林道へ走り去ってしまった。
正直な所、A子の事が好きになってた俺はフられたみたいで悲しくなり、泣きながら祖父の家に帰った。
受験に成功し、私立中学に入学できた俺は入学祝に当時最新のハードだったドリキャスを買ってもらった事や部活動で忙しかった事もあり、夏休みは部活動と友達とバーチャファイターやダイナマイト刑事をやり込んでいたので中1の頃は祖父の家に行く事は無かった。だがその年に川では大きな水難事故が発生した事は忘れられない。
ニュース映像で出ていた増水した川は、A子と遊んでいた場所でもあったからだ。
その翌年、両親と共に祖父の家に3泊4日で行く事になったので、俺はあの時の事をA子に謝ろうと思ってもうやらなくなったゲームボーイとA子が好きだったゼニガメのぬいぐるみを持って川へ行ったのだがA子はおらず、待ちぼうけしてるのもヒマなのでA子が作ってくれたように自作の釣り竿を作って釣りをやってみたが当然カスリもせず、フル装備な釣り人にバカにされる始末だった。
541 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:50:09.03 ID:gjX0o+VR0
翌日、両親は温泉に行くから一緒にこないか?と誘われたが、釣りがしたい、と嘘をついて断った。
それを聞いた祖父は大喜びで、納戸から古い釣竿と仕掛けセットを持ってきてくれた。
しかし、これは海釣り用の竿と仕掛けだ・・・じいちゃん。
結局その日もA子には会えず、じいちゃんから渡された釣竿で釣りをしてみるも当然1本も当たらず、またしてもフル装備な釣り人に笑われる。畜生が・・・・。
その翌日、川辺に行けるのは最後の日。これで会えなかったら諦めようと思ってた。
しかし、その日は小雨が降っており、両親は引き止めたが祖父は
「釣り名人の血が騒ぐんだな!」
と言って俺の背中を押してくれた。
川辺に行くと、A子どころか釣り人もおらず、仕方ないので木陰で雨宿りしていると
「俺君、こんな所にいたら風邪引くよ」
と後ろからA子の声がした。
すぐに振り向くとびしょ濡れのA子の姿があった。
だが、一昨年会った時より体はずっと成長していて特におっぱいはかなり大きかった。
俺はそんなA子を見て緊張してしまい、体が硬直してしまったのだが
A子は
「私、俺君に謝らないといけない。あの時あんな事言ってごめんね」
と頭を下げた。
俺は謝ろうとしてた筈なのだが何故かとっさにゲームボーイとぬいぐるみの入ったバッグを
「い、いや!きにしないで!これあげる!」
と、押し付けるように渡してしまった。
A子は喜んでくれたが、凄く悲しそうな顔をしていた。そして
「もう会えないと思う、会っちゃいけないと思う。でも私は俺君の事絶対忘れないから、俺君は私の事忘れて」
と言われた。
俺は意味が分らなかった。だけどこの言葉ははっきり覚えている。
何故なら
「え?」
と言った時にはA子はもうどこにもいなかったから。
それ以降、祖父の家に行っても二度とA子に会うことは無かった。
542 : 本当にあった怖い名無し : 2011/06/25(土) 15:51:58.39 ID:gjX0o+VR0
んで話は昨日の合コンに飛ぶ。
合コンでこの体験を話すと、参加メンバーは一様にうそくせーとか面白半分に山の神様とかじゃねーの?とか言っていたんだが、合コン相手のオカルト好きな子が1人だけ
「A子さんは河童だと思う、それなら全部納得行くし」
と大真面目な顔で言われてしまった。
河童って頭に皿あってクチバシついてるアレじゃねぇの?似てねぇよ・・・。
とにかく今となってはA子は何者だったのか、俺にはもう確かめる術はないが俺はすっかりおっぱい星人になってしまった。
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祖母の箪笥
2012.09.12 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
533 名前: 本当にあった怖い名無し 04/08/22 15:32 ID:cptghigw
高校生のとき、隣の席に座っていた女子に聞いた話です。
彼女が中学生の時、母方の祖母が亡くなり、既に祖父も亡くなっていた為祖父母の家は取り壊し、使えそうな家財は彼女の家で引き取ったそうです。
それらの中に、木でできた箪笥がありました。
大きめであったため置き場所が彼女の部屋にしかなく、本人は嫌がったのですが無理やり押し付けられる形で彼女の部屋に運び込まれました。
彼女と祖母はあまり仲が良くなく、祖母は二つ違いの弟ばかり可愛がり話すにしてもたまに電話で挨拶をする程度であり、その挨拶も非常に素っ気無いものでした。
だから祖母が無くなった時も、悲しいという感情は殆んど無く箪笥も渋々部屋に置いたものの、中には何も入れなかったそうです。
534 名前: 533 04/08/22 15:33 ID:cptghigw
その箪笥が部屋に来てから一週間ほど経った頃に奇妙なことが起こりました。
夜、彼女が机に向かって勉強をしていると「ガタン!」と大きな音が背後で起こりました。
目の前の窓に反射する部屋の様子を見て彼女は硬直しました。
彼女の机の真後ろにその箪笥はあるのですが、上段右側の小物入れの引出しが無いのです。
彼女はすぐに先程の音はその引出しが床に落ちた音であると察しましたが驚きと恐怖のためしばらく動くことができず、窓に映った箪笥を見続けました。
しかしその後は何も起こらなかったため、気を取り直した彼女は引出しを元の場所に戻し家族にそのことを話しました。
しかし取り合ってもらえず、そのままうやむやになったそうです。
535 名前: 533 04/08/22 15:34 ID:cptghigw
奇妙な出来事からまた一週間ほど経った時の事です。
その間は何も起こらず、恐怖も忘れかけていました。
その夜も彼女は机に向かって勉強をしていると、例の引出しが床に落ちる音が突然起こりました。
ハッと顔を上げ窓に映る箪笥を見ると、やはり上段右の部分がぽっかり開いており、暗い闇となっていました。
彼女は心の中で「何で?どうして?」と繰り返し、呼吸困難に陥る中必死にその箪笥を見続けました。
縦15cm程の暗闇の中、白い物がゆっくりと姿を現しました。
それは人間の額でした。箪笥の天井に頭頂部が付いたところで動きが止まりました。
彼女がじっと見つめる中、それはゆっくりと時計の反対周りに回転を始め横向きに顔全体が現れました。
それは祖母でした。
声は聞こえないけれども、その口は動いており
「憎らしい、憎らしい」
と言っていました。
彼女はかすれる声で叫び声をあげました。
その声を聞いた隣の部屋の弟が入ってくると顔は消えたそうです。
536 名前: 533 04/08/22 15:35 ID:cptghigw
その後、彼女は家族に起きた事の一部始終を話し、何故自分はそんなにも祖母に憎まれていたのか尋ねました。
すると、母親が渋々その理由を話してくれたそうです。
彼女がまだ小学校中学年だった頃、家族で祖母の家に行った際、祖母が姉弟にそれぞれプレゼントをくれました。
彼女には古い子供用の手鏡、弟には亡くなった祖父の大きな虫眼鏡でした。
当時、男勝りだった彼女は弟の虫眼鏡が非常にうらやましく、それを弟から取り上げようとしたところ祖母に怒られ、
悲しくなった彼女はもらった手鏡を壁に向かって投げ割りました。
祖母は激怒し、それから祖母との関係は冷えたものになったという事です。
実はその手鏡はまだ幼かった祖母に、戦争で命を落とした祖母の姉がくれたものでした。
その話を聞いた彼女は後日、祖母の墓に行き、心の中で「ごめんなさい」と何度も唱え花と自分が愛用している鏡をお供えしました。
箪笥はまだ彼女の部屋にあるそうですが、それ以来恐ろしいことは起らなくなったそうです。
高校生のとき、隣の席に座っていた女子に聞いた話です。
彼女が中学生の時、母方の祖母が亡くなり、既に祖父も亡くなっていた為祖父母の家は取り壊し、使えそうな家財は彼女の家で引き取ったそうです。
それらの中に、木でできた箪笥がありました。
大きめであったため置き場所が彼女の部屋にしかなく、本人は嫌がったのですが無理やり押し付けられる形で彼女の部屋に運び込まれました。
彼女と祖母はあまり仲が良くなく、祖母は二つ違いの弟ばかり可愛がり話すにしてもたまに電話で挨拶をする程度であり、その挨拶も非常に素っ気無いものでした。
だから祖母が無くなった時も、悲しいという感情は殆んど無く箪笥も渋々部屋に置いたものの、中には何も入れなかったそうです。
534 名前: 533 04/08/22 15:33 ID:cptghigw
その箪笥が部屋に来てから一週間ほど経った頃に奇妙なことが起こりました。
夜、彼女が机に向かって勉強をしていると「ガタン!」と大きな音が背後で起こりました。
目の前の窓に反射する部屋の様子を見て彼女は硬直しました。
彼女の机の真後ろにその箪笥はあるのですが、上段右側の小物入れの引出しが無いのです。
彼女はすぐに先程の音はその引出しが床に落ちた音であると察しましたが驚きと恐怖のためしばらく動くことができず、窓に映った箪笥を見続けました。
しかしその後は何も起こらなかったため、気を取り直した彼女は引出しを元の場所に戻し家族にそのことを話しました。
しかし取り合ってもらえず、そのままうやむやになったそうです。
535 名前: 533 04/08/22 15:34 ID:cptghigw
奇妙な出来事からまた一週間ほど経った時の事です。
その間は何も起こらず、恐怖も忘れかけていました。
その夜も彼女は机に向かって勉強をしていると、例の引出しが床に落ちる音が突然起こりました。
ハッと顔を上げ窓に映る箪笥を見ると、やはり上段右の部分がぽっかり開いており、暗い闇となっていました。
彼女は心の中で「何で?どうして?」と繰り返し、呼吸困難に陥る中必死にその箪笥を見続けました。
縦15cm程の暗闇の中、白い物がゆっくりと姿を現しました。
それは人間の額でした。箪笥の天井に頭頂部が付いたところで動きが止まりました。
彼女がじっと見つめる中、それはゆっくりと時計の反対周りに回転を始め横向きに顔全体が現れました。
それは祖母でした。
声は聞こえないけれども、その口は動いており
「憎らしい、憎らしい」
と言っていました。
彼女はかすれる声で叫び声をあげました。
その声を聞いた隣の部屋の弟が入ってくると顔は消えたそうです。
536 名前: 533 04/08/22 15:35 ID:cptghigw
その後、彼女は家族に起きた事の一部始終を話し、何故自分はそんなにも祖母に憎まれていたのか尋ねました。
すると、母親が渋々その理由を話してくれたそうです。
彼女がまだ小学校中学年だった頃、家族で祖母の家に行った際、祖母が姉弟にそれぞれプレゼントをくれました。
彼女には古い子供用の手鏡、弟には亡くなった祖父の大きな虫眼鏡でした。
当時、男勝りだった彼女は弟の虫眼鏡が非常にうらやましく、それを弟から取り上げようとしたところ祖母に怒られ、
悲しくなった彼女はもらった手鏡を壁に向かって投げ割りました。
祖母は激怒し、それから祖母との関係は冷えたものになったという事です。
実はその手鏡はまだ幼かった祖母に、戦争で命を落とした祖母の姉がくれたものでした。
その話を聞いた彼女は後日、祖母の墓に行き、心の中で「ごめんなさい」と何度も唱え花と自分が愛用している鏡をお供えしました。
箪笥はまだ彼女の部屋にあるそうですが、それ以来恐ろしいことは起らなくなったそうです。
光の粒子の名前だよ
2012.09.11 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
267:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 14:05:11.51 ID:pziY5QJ60
高校生の頃のある休日。
仲良かったオタ友が自宅に遊びにきた。
オカルト話にも興味のある子だったので自分が見た気になる夢の話をした。
「つい最近自分の夢の中に『マ○○○○オン』という言葉がでてきたけどなにを意味するのか、調べても全然解んないんだよねw」
そう言ったとたん、友と二人きりの客間の右上天井隅のあたりから、けっこう大きな若い男の声で
「光の粒子の名前だよ」
と聞こえてきた。
声音はなんだか笑いをこらえているような悪戯っぽい感じだった。
あまりのことに一瞬固まってしまったが、すぐに
「今の声聞こえた!?」
と友に確認したところ彼女にはまったく聞こえていなかった。
その日は父も弟も外出中で家には女性しかいなかったので家族のいたずらではあり得ない。
高校時代を思い出すのも難しいくらいの年齢になったけれど、あの出来事とあの声はいまだに忘れられない。
ちなみにその後「光の粒子」で調べてみても検索しても夢の中のその単語が書かれている(ヒットする)本やサイトは
一度も見たことがない。
268:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 14:13:10.22 ID:hZQLWyKMO
>>267
声の主はハイヤーセルフかな。面白い話だねえ。
まだ発見されてないことなのかもね。
もし覚えてたら、ここに「マ○○○○オン」の伏せ字部分も書いといてほしいな。
何ヶ月後か何年後かに伝説になるよ。
269:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 14:52:19.54 ID:pziY5QJ60
>>268
もう少し晒すと「マクロ○○オン」
単語ははっきりと覚えているんですが、すべて晒していいものかなんとなくもやもやしています。
リアルでこの話と単語を教えたのは件のオタ友だけですが、数ヵ月後にこの時の話を持ち出したところ出来事は覚えていても問題の単語についてはきれいさっぱり忘れていました。
そんな彼女を見て
「なんだか軽々しく口にしていいものじゃないのかな?」
と思えたため、以降家族や他の友人・知人にも話したことはありません。
その後あの声が聞こえたこともありませんし…
たぶん考えすぎで別に大したことはないんでしょうが他人に話して大丈夫!という保障か何かがほしいですよね、無理だとわかっていますがw
270:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 15:00:29.81 ID:QkfXEBC4P
マクロタキオン
273:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 16:00:07.60 ID:pziY5QJ60
確かに最初調べたとき真っ先に出てきたのが「タキオン」でしたが、残念ながら「タキオン」ではありません。
カナ2文字の組み合わせで奇をてらったものでなく、人名としても読めるものです。
キリスト教の聖人にも同じ名前の人がいます。
あとは推測でお願いします 。
高校生の頃のある休日。
仲良かったオタ友が自宅に遊びにきた。
オカルト話にも興味のある子だったので自分が見た気になる夢の話をした。
「つい最近自分の夢の中に『マ○○○○オン』という言葉がでてきたけどなにを意味するのか、調べても全然解んないんだよねw」
そう言ったとたん、友と二人きりの客間の右上天井隅のあたりから、けっこう大きな若い男の声で
「光の粒子の名前だよ」
と聞こえてきた。
声音はなんだか笑いをこらえているような悪戯っぽい感じだった。
あまりのことに一瞬固まってしまったが、すぐに
「今の声聞こえた!?」
と友に確認したところ彼女にはまったく聞こえていなかった。
その日は父も弟も外出中で家には女性しかいなかったので家族のいたずらではあり得ない。
高校時代を思い出すのも難しいくらいの年齢になったけれど、あの出来事とあの声はいまだに忘れられない。
ちなみにその後「光の粒子」で調べてみても検索しても夢の中のその単語が書かれている(ヒットする)本やサイトは
一度も見たことがない。
268:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 14:13:10.22 ID:hZQLWyKMO
>>267
声の主はハイヤーセルフかな。面白い話だねえ。
まだ発見されてないことなのかもね。
もし覚えてたら、ここに「マ○○○○オン」の伏せ字部分も書いといてほしいな。
何ヶ月後か何年後かに伝説になるよ。
269:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 14:52:19.54 ID:pziY5QJ60
>>268
もう少し晒すと「マクロ○○オン」
単語ははっきりと覚えているんですが、すべて晒していいものかなんとなくもやもやしています。
リアルでこの話と単語を教えたのは件のオタ友だけですが、数ヵ月後にこの時の話を持ち出したところ出来事は覚えていても問題の単語についてはきれいさっぱり忘れていました。
そんな彼女を見て
「なんだか軽々しく口にしていいものじゃないのかな?」
と思えたため、以降家族や他の友人・知人にも話したことはありません。
その後あの声が聞こえたこともありませんし…
たぶん考えすぎで別に大したことはないんでしょうが他人に話して大丈夫!という保障か何かがほしいですよね、無理だとわかっていますがw
270:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 15:00:29.81 ID:QkfXEBC4P
マクロタキオン
273:本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 16:00:07.60 ID:pziY5QJ60
確かに最初調べたとき真っ先に出てきたのが「タキオン」でしたが、残念ながら「タキオン」ではありません。
カナ2文字の組み合わせで奇をてらったものでなく、人名としても読めるものです。
キリスト教の聖人にも同じ名前の人がいます。
あとは推測でお願いします 。
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