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近づきたくない和室があった
2017.08.23 (Wed) | Category : ミステリー・不思議な話
247:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)20:41:10.56ID:KZLKucXf0.net
流れぶった切ってすまん。
そんなに大した話じゃないんだけど聞いてくれ。
以前おれ東大阪市の3LDKのマンションで一人暮らしをしてたんだわ。
和室一部屋、残りは洋室の3LDK。
当時の職場もそのマンションから近かったし築15年そこらで綺麗な物件な割に家賃も月七万円で掘り出し物の物件だと思ってた。
でもな。
どうにもそのマンションに一部屋ある和室が良く無かった。
日中はそうでもないんだけど夜はなんかその和室には入りたくないんだよ。
特に襖を開けたくない。
というか襖に近づきたくない。
幸い3LDKで一人暮らしだったからスペースは余ってたし、その和室は洗濯物を取り入れてアイロンをかけるまでの間しばしその洗濯物を置いておく為の専用の部屋にしてた。
248:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)20:44:39.09ID:KZLKucXf0.net
そんな感じで和室を持て余しながら生活してたんだけど、ある日おれ猫を拾ったんだよ。
その猫は今となってはおれの大事な相棒だし、おれは猫が大好きだからな。
半日張り付いて様子見たけど親もいなさそうだし迷う事なくうちに連れて帰ったよ。
サビ猫だから柄は一般受けしないかもだけど、おれからしたら愛らしくてマジ可愛い猫ちゃんだったしな。
でまあ動物病院連れて言ったりアレヤコレヤで拾ったサビ猫は我が家に居つく事になったわけだが、当時住んでたマンションはペットOKかどうか分からんのだわ。
大家にもそんな事は聞いてないしな。
広さ的には3LDKある訳だし猫一匹買うには十分だったんだけど、やっぱりあの和室も引っ掛かっててなぁ。
249:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)20:46:16.26ID:KZLKucXf0.net
そんな理由もあって猫と暮らせるマンションに引っ越しを決意した訳だ。
おれの猫(仮名サビとしようか)も家中しっちゃかめっちゃかにする癖に、やっぱりというか和室にだけは絶対入らなくてな。
俺が和室で洗濯物のアイロンがけしてるとサビの奴が遠目からコッチ見てニャーニャー鳴いてんだよ。
普段は鬱陶しいくらいに作業の邪魔しやがる癖に和室には絶対に入って来なかったな。
そんで今は無事引っ越して西区の猫と暮らせる2DKに越してきた。
サビもスクスク育って元気だ。
つか振り返って思うにあのマンションで暮らしてた頃の俺はやっぱりちょっと異常だったんじゃないかなぁと思う。
当時は仕事のストレスだと思ってたんだけど、あの時期サビと会うまでは何故かすごく気分が滅入っていた。
今でも腕とかに跡が残ってるんだけど、なんか当時二の腕とか脚の腿とか血が出てカサブタが出来るまで掻き毟ってたんだよな。
サビも当時は取り込んで和室に置いてた洗濯物とか全然近づきもしなかった癖に、いまのマンションだとまるでライフワークのように取り込んだ洗濯物に潜り込んで隠れてるし。
あのマンション…ってかあの和室、絶対やばかったんだろうなぁ。
サビを拾わなかったら逃れられたか分からん。
きっとおれってサビを救ったつもりでサビに救われたんだ。
251:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/08/18(金)09:12:14.96ID:qaBBRltF0.net
>>250
よかったな
サビに感謝して幸せにな
しかし独り暮らしで3LDKって広くない?
253:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/18(金)16:18:18.41ID:9rX1r7z30.net
>>251
着いてきてるから丁度いいんじゃね
254:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/18(金)20:54:27.69ID:ZBQQ+rCi0.net
>>251
ありがと
スペース余裕で余ってたよ
でも周辺のマンションの相場が1DKで6万円とかだったし3LDKで7万円って破格だったから決めたんだわ
>>253
やめてくれw
引用元:夏だしちょっぴり怖い話でもしてかない?
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1501853744/247-254
.
流れぶった切ってすまん。
そんなに大した話じゃないんだけど聞いてくれ。
以前おれ東大阪市の3LDKのマンションで一人暮らしをしてたんだわ。
和室一部屋、残りは洋室の3LDK。
当時の職場もそのマンションから近かったし築15年そこらで綺麗な物件な割に家賃も月七万円で掘り出し物の物件だと思ってた。
でもな。
どうにもそのマンションに一部屋ある和室が良く無かった。
日中はそうでもないんだけど夜はなんかその和室には入りたくないんだよ。
特に襖を開けたくない。
というか襖に近づきたくない。
幸い3LDKで一人暮らしだったからスペースは余ってたし、その和室は洗濯物を取り入れてアイロンをかけるまでの間しばしその洗濯物を置いておく為の専用の部屋にしてた。
248:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)20:44:39.09ID:KZLKucXf0.net
そんな感じで和室を持て余しながら生活してたんだけど、ある日おれ猫を拾ったんだよ。
その猫は今となってはおれの大事な相棒だし、おれは猫が大好きだからな。
半日張り付いて様子見たけど親もいなさそうだし迷う事なくうちに連れて帰ったよ。
サビ猫だから柄は一般受けしないかもだけど、おれからしたら愛らしくてマジ可愛い猫ちゃんだったしな。
でまあ動物病院連れて言ったりアレヤコレヤで拾ったサビ猫は我が家に居つく事になったわけだが、当時住んでたマンションはペットOKかどうか分からんのだわ。
大家にもそんな事は聞いてないしな。
広さ的には3LDKある訳だし猫一匹買うには十分だったんだけど、やっぱりあの和室も引っ掛かっててなぁ。
249:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)20:46:16.26ID:KZLKucXf0.net
そんな理由もあって猫と暮らせるマンションに引っ越しを決意した訳だ。
おれの猫(仮名サビとしようか)も家中しっちゃかめっちゃかにする癖に、やっぱりというか和室にだけは絶対入らなくてな。
俺が和室で洗濯物のアイロンがけしてるとサビの奴が遠目からコッチ見てニャーニャー鳴いてんだよ。
普段は鬱陶しいくらいに作業の邪魔しやがる癖に和室には絶対に入って来なかったな。
そんで今は無事引っ越して西区の猫と暮らせる2DKに越してきた。
サビもスクスク育って元気だ。
つか振り返って思うにあのマンションで暮らしてた頃の俺はやっぱりちょっと異常だったんじゃないかなぁと思う。
当時は仕事のストレスだと思ってたんだけど、あの時期サビと会うまでは何故かすごく気分が滅入っていた。
今でも腕とかに跡が残ってるんだけど、なんか当時二の腕とか脚の腿とか血が出てカサブタが出来るまで掻き毟ってたんだよな。
サビも当時は取り込んで和室に置いてた洗濯物とか全然近づきもしなかった癖に、いまのマンションだとまるでライフワークのように取り込んだ洗濯物に潜り込んで隠れてるし。
あのマンション…ってかあの和室、絶対やばかったんだろうなぁ。
サビを拾わなかったら逃れられたか分からん。
きっとおれってサビを救ったつもりでサビに救われたんだ。
251:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/08/18(金)09:12:14.96ID:qaBBRltF0.net
>>250
よかったな
サビに感謝して幸せにな
しかし独り暮らしで3LDKって広くない?
253:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/18(金)16:18:18.41ID:9rX1r7z30.net
>>251
着いてきてるから丁度いいんじゃね
254:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/18(金)20:54:27.69ID:ZBQQ+rCi0.net
>>251
ありがと
スペース余裕で余ってたよ
でも周辺のマンションの相場が1DKで6万円とかだったし3LDKで7万円って破格だったから決めたんだわ
>>253
やめてくれw
引用元:夏だしちょっぴり怖い話でもしてかない?
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1501853744/247-254
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自分が殺される夢を見た
2017.08.23 (Wed) | Category : ミステリー・不思議な話
259:*忍法帖【Lv=29,xxxPT】*[]投稿日:2012/04/24(火)23:23:45.02ID:0Ja8rvzf0
一人暮らししてから数ヵ月たったときの話なんだが、結構疲れてたみたいで、ソファに座って休んでたんだ
いつの間にか眠ってて、その時の夢が自分が殺される夢
舞台は全く一緒の新居¨自分の部屋¨
その時も疲れてて、いきなりチャイムがなり、『んだよこんな時に』って思いながら出ると全く知らない奴で、いきなり刺されたんだ
何故か一回刺された位じゃ死なず、もがいてる所に何かの怨みのように何回も刺される
その時に、壁と玄関のマットに血が飛んだんだよ
それでも死なない。痛みだけは鮮明に覚えてる
ふと目が覚めると、汗がダラダラで凄く気分が悪い状態になって、『あぁ、夢かぁ』なんて思って時計見ると、深夜1時位。
とりあえず風呂にはいって、明日の朝飯はどうするかなって考えながら、コンビニに行く仕度をして玄関に行くと、何故か玄関のマットが血だらけになってた。
勿論夢ではなく、夢で刺された所を見てみるとなんの傷もない。
とりあえず、気味悪いので玄関のマットは捨てて今は新しいマットしてあるけど、あれはなんだったんだろ?
引用元:おまえらの体験した怖い話
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1334574837/259
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一人暮らししてから数ヵ月たったときの話なんだが、結構疲れてたみたいで、ソファに座って休んでたんだ
いつの間にか眠ってて、その時の夢が自分が殺される夢
舞台は全く一緒の新居¨自分の部屋¨
その時も疲れてて、いきなりチャイムがなり、『んだよこんな時に』って思いながら出ると全く知らない奴で、いきなり刺されたんだ
何故か一回刺された位じゃ死なず、もがいてる所に何かの怨みのように何回も刺される
その時に、壁と玄関のマットに血が飛んだんだよ
それでも死なない。痛みだけは鮮明に覚えてる
ふと目が覚めると、汗がダラダラで凄く気分が悪い状態になって、『あぁ、夢かぁ』なんて思って時計見ると、深夜1時位。
とりあえず風呂にはいって、明日の朝飯はどうするかなって考えながら、コンビニに行く仕度をして玄関に行くと、何故か玄関のマットが血だらけになってた。
勿論夢ではなく、夢で刺された所を見てみるとなんの傷もない。
とりあえず、気味悪いので玄関のマットは捨てて今は新しいマットしてあるけど、あれはなんだったんだろ?
引用元:おまえらの体験した怖い話
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1334574837/259
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あれ?もう帰ってきたの?
2017.08.23 (Wed) | Category : ミステリー・不思議な話
835:本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木)00:22:48ID:2R8wJinxO
先月末の話。
私が会社の出張から帰宅すると妻が不思議そうな顔をしている。
「あれ?もう帰ってきたの?」
「もうって?ご主人様が三日ぶりに帰宅したのに?」
「いやいや・・・アンタこの三日ずっと家にいたじゃん!?んで、ついさっきちょっと飲み行くっつって出てったばっかじゃん!」
「ちょっと待て!話が噛み合わねぇ?」
・・・妻の話によると、私は三日前の朝出張が取り止めになったと言ってすぐに帰宅してきたらしい。
んでこの三日間久々に、家族で珍しく外食したり映画観に行ったり、そりゃまあ楽しく過ごしたとか。
・・・しかし私は確かに三日間出張に行っていたのだ!
嫁が嘘をついてるのか?だが何故!?
そこへ娘が起きてきて、私に礼を言った!
「欲しかったたま〇っち買ってくれてありがとう!」
・・・知らん!そんなもん買ってやった覚えはない!
親娘で私をかついでるんだろうと思いたま〇っちの裏を見ると親子三人で仲良く笑うプリクラが貼ってある!
・・・日付は今日!!
私は娘の笑顔に、この謎は私の胸にしまっておこうと思った。
・・・しかしわが妻と娘は三日間「誰」といっしょにいたのか?
840:本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木)01:14:41ID:1IujOA1N0
>>835
それあれだ。シュワちゃんの映画の主人公と同じジャマイカ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?139
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155136786/835-840
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先月末の話。
私が会社の出張から帰宅すると妻が不思議そうな顔をしている。
「あれ?もう帰ってきたの?」
「もうって?ご主人様が三日ぶりに帰宅したのに?」
「いやいや・・・アンタこの三日ずっと家にいたじゃん!?んで、ついさっきちょっと飲み行くっつって出てったばっかじゃん!」
「ちょっと待て!話が噛み合わねぇ?」
・・・妻の話によると、私は三日前の朝出張が取り止めになったと言ってすぐに帰宅してきたらしい。
んでこの三日間久々に、家族で珍しく外食したり映画観に行ったり、そりゃまあ楽しく過ごしたとか。
・・・しかし私は確かに三日間出張に行っていたのだ!
嫁が嘘をついてるのか?だが何故!?
そこへ娘が起きてきて、私に礼を言った!
「欲しかったたま〇っち買ってくれてありがとう!」
・・・知らん!そんなもん買ってやった覚えはない!
親娘で私をかついでるんだろうと思いたま〇っちの裏を見ると親子三人で仲良く笑うプリクラが貼ってある!
・・・日付は今日!!
私は娘の笑顔に、この謎は私の胸にしまっておこうと思った。
・・・しかしわが妻と娘は三日間「誰」といっしょにいたのか?
840:本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木)01:14:41ID:1IujOA1N0
>>835
それあれだ。シュワちゃんの映画の主人公と同じジャマイカ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?139
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155136786/835-840
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四つん這いの生き物
2017.08.22 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
243:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)14:07:01.03ID:EAapjPDI0.net
お盆だから一昨日まで実家に帰って、墓参りしたり、地元の友人と会ったりダラダラ過ごしてた。
その日も幼稚園から中学まで一緒だった幼馴染みと飲みながら他愛もない話をして、帰ったのが深夜1時過ぎ。
風呂入ったりなんだりして、布団に入ったのが2時くらいだった。
俺の部屋は出ていく前そのまま残ってて、そこで寝てたんだけど、どこからか線香の匂いが漂ってきたと思ったら、家からすぐ近くにある神社の辺りからかな?
うぁーんうぁーん!
ていう猫の発情期の唸り声が聞こえてきた。
ずっと唸ってるんで、
「うるせーなー」
と思いつつ、下に飲み物飲みに行こうと電気はつけずに階段を降りた。
その階段の窓から神社が見えるんで、(直線距離25m位)まだ唸ってる猫が見えるかも知れんと思い、ふと神社の方を見てみたのが間違いだった。
唯一社にある灯りに照らされて、四つん這いの生き物がいるのが見えた。
だか、明らかに猫でも犬でもなかった。
全身が青白いおかっぱの女の子が四つん這いで、猫のように唸っていたのだ。
やばい!見ちゃいけない!と思いつつも、身体が動かず、ただそれを見ていた。
あれと目があったらどうなってしまうんだと思いつつも、身体が動かない。
と思っていたら、パッと階段の電気が付いた。
母だった。
「あんた何やってんの?」
俺は
「いや、何でもない」
と言ったが、明らかに様子がおかしい事を察したのか、
「神社のあれ、この時期この時間になるといつもいるから気にしちゃだめだよ」
と言って寝室に戻っていった。
この時期?俺は毎年来ているがあれを見たのも、声を聞いたのも初めてだった。
悶々としつつも、飲み物を飲み、布団に戻ったが、どうもあの女の子に見覚えがある。
いや、俺は幽霊など今まで見たことがない。でも何かひっかかる、、
俺は一晩中考えていたがとうとう思い出せず、そのまま寝てしまった。
244:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)14:07:45.90ID:EAapjPDI0.net
次の日、母に夜の事を聞いてみたら、
「いつか忘れたけど、15年くらい前、●●さん家の隣の・・・」
そこまで聞いて昨夜の女の子が誰なのか分かった。
15年くらい前、神社のすぐ近くに空き家があった。
俺が神社で友達と遊んでいると、ゴムボールを持ったおかっぱの女の子がいつの間にか立っていた。
一緒に遊ぼうとしたのだが、その子の言うことが、お兄ちゃんが木にぶつかって目が見えなくなっちゃったんだよ!だの他にも訳のわからない支離滅裂な事を言い、学校などにも行ってないようで、不気味なのですぐ離れようとした。
しかし、
「私の家、そこなの。ちょっと来て!」
とこの前まで空き家だったはずの家を差し、仕方なくいき、縁側に座ると、数十匹の猫とお婆さん。
その他に人がいる気配はなかった。
動物があまり好きではないこともあり、すぐに立ち去ったのだが、数日後、その家は空き家になっていた。
神社で見たのはあの日の女の子だった。
彼女は一体あそこで何をしているのだろうか。
245:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)14:16:09.59ID:EAapjPDI0.net
後半超雑・・・
けど、俺が実家で体験してきた話です。
母曰く、
「悪さはしないみたいだけど、近寄ったり見たりしない方が良い」
とのことでした。
ちなみに母も俺も霊感はありません。
ですが父には見えても聞こえてもないようです。
妹は声だけは聞こえるそうです。
なぜ自分が今年から見えだしたのかは分かりませんが、15年前のあの少女とお婆さんの事自体も、父は知らないようでした。
(妹は幼かった)
ちなみに、向かいの家の幼馴染みはその子の事を覚えてて(しかも当時おもちゃで頭を叩いた)やはり毎年見えるそうです。
引用元:夏だしちょっぴり怖い話でもしてかない?
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1501853744/243-245
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お盆だから一昨日まで実家に帰って、墓参りしたり、地元の友人と会ったりダラダラ過ごしてた。
その日も幼稚園から中学まで一緒だった幼馴染みと飲みながら他愛もない話をして、帰ったのが深夜1時過ぎ。
風呂入ったりなんだりして、布団に入ったのが2時くらいだった。
俺の部屋は出ていく前そのまま残ってて、そこで寝てたんだけど、どこからか線香の匂いが漂ってきたと思ったら、家からすぐ近くにある神社の辺りからかな?
うぁーんうぁーん!
ていう猫の発情期の唸り声が聞こえてきた。
ずっと唸ってるんで、
「うるせーなー」
と思いつつ、下に飲み物飲みに行こうと電気はつけずに階段を降りた。
その階段の窓から神社が見えるんで、(直線距離25m位)まだ唸ってる猫が見えるかも知れんと思い、ふと神社の方を見てみたのが間違いだった。
唯一社にある灯りに照らされて、四つん這いの生き物がいるのが見えた。
だか、明らかに猫でも犬でもなかった。
全身が青白いおかっぱの女の子が四つん這いで、猫のように唸っていたのだ。
やばい!見ちゃいけない!と思いつつも、身体が動かず、ただそれを見ていた。
あれと目があったらどうなってしまうんだと思いつつも、身体が動かない。
と思っていたら、パッと階段の電気が付いた。
母だった。
「あんた何やってんの?」
俺は
「いや、何でもない」
と言ったが、明らかに様子がおかしい事を察したのか、
「神社のあれ、この時期この時間になるといつもいるから気にしちゃだめだよ」
と言って寝室に戻っていった。
この時期?俺は毎年来ているがあれを見たのも、声を聞いたのも初めてだった。
悶々としつつも、飲み物を飲み、布団に戻ったが、どうもあの女の子に見覚えがある。
いや、俺は幽霊など今まで見たことがない。でも何かひっかかる、、
俺は一晩中考えていたがとうとう思い出せず、そのまま寝てしまった。
244:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)14:07:45.90ID:EAapjPDI0.net
次の日、母に夜の事を聞いてみたら、
「いつか忘れたけど、15年くらい前、●●さん家の隣の・・・」
そこまで聞いて昨夜の女の子が誰なのか分かった。
15年くらい前、神社のすぐ近くに空き家があった。
俺が神社で友達と遊んでいると、ゴムボールを持ったおかっぱの女の子がいつの間にか立っていた。
一緒に遊ぼうとしたのだが、その子の言うことが、お兄ちゃんが木にぶつかって目が見えなくなっちゃったんだよ!だの他にも訳のわからない支離滅裂な事を言い、学校などにも行ってないようで、不気味なのですぐ離れようとした。
しかし、
「私の家、そこなの。ちょっと来て!」
とこの前まで空き家だったはずの家を差し、仕方なくいき、縁側に座ると、数十匹の猫とお婆さん。
その他に人がいる気配はなかった。
動物があまり好きではないこともあり、すぐに立ち去ったのだが、数日後、その家は空き家になっていた。
神社で見たのはあの日の女の子だった。
彼女は一体あそこで何をしているのだろうか。
245:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/08/17(木)14:16:09.59ID:EAapjPDI0.net
後半超雑・・・
けど、俺が実家で体験してきた話です。
母曰く、
「悪さはしないみたいだけど、近寄ったり見たりしない方が良い」
とのことでした。
ちなみに母も俺も霊感はありません。
ですが父には見えても聞こえてもないようです。
妹は声だけは聞こえるそうです。
なぜ自分が今年から見えだしたのかは分かりませんが、15年前のあの少女とお婆さんの事自体も、父は知らないようでした。
(妹は幼かった)
ちなみに、向かいの家の幼馴染みはその子の事を覚えてて(しかも当時おもちゃで頭を叩いた)やはり毎年見えるそうです。
引用元:夏だしちょっぴり怖い話でもしてかない?
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1501853744/243-245
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祖母がキジムナーを見た話
2017.08.22 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
55:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:02:37.95ID:TDBklIiv0.net
祖母がキジムナーを見た話
俺の母方の出自は沖縄の○×島、母も幼少期をその島で過ごした。
成長して、父と結婚した母は沖縄本島に移住したが、俺が子供の頃は毎年夏休みを久米島で過ごすのがお決まりだった。
俺が4年生になった年からは、俺と妹が父母より先に島に渡った。
釣り、海水浴、親戚の家での宴会、もちろん島の生活は楽しい。
ただ、それが毎日続くとさすがに飽きる。
釣りとか自分で気晴らしの出来る俺はまだしも、釣りに連れて行くのを禁じられていた妹は、何かの拍子にぐずる事が多くなって、本当に困った。
56:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:04:15.47ID:TDBklIiv0.net
そんなある日のこと。
俺は年の近い親戚の子(島在住)から面白い情報を仕入れた。
祖母の家のある集落から少し山側に入った所にパイナップル畑が沢山ある。
畑の外れには傷付いて売り物にならないパイナップルが捨ててあって、その山の中に大きなカブトムシやクワガタがいるという。
「でもな~、ホントに朝早いぞ。明るくなるとすぐにいなくなるから。」
「朝早くって、何時だよ?」
正確な時間が分からないとどうにもならない。
「う~ん、オレたちはラジオ体操の前に行くな。」
島に来た後も、ラジオ体操は何度か行った事がある。
祖母はもっと早く起きて出かけるから、たまたま眼が覚めた日に。
「ラジオ体操って6時半だろ。じゃあ、6時頃行けば間に合うかな?」
「明日の朝、一緒に行こう。初めてだと、危ないし。」
その子は得意そうに笑った。
57:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:05:49.41ID:TDBklIiv0.net
翌朝、6時少し前にセットした目覚ましで俺は眼を覚ました。
寝ぼけ眼の妹を起こし、6時5分には祖母の家を出た。
祖母は何時も通り既に出かけた後だったから、色々聞かれる事もない。
待ち合わせ場所は集落の外れ、バス停の前だ。
車もほとんど通らない道路を渡り、山側に続く道に入る。
妹もすっかり眼を覚まして元気に歩いていた。やがて、パイナップル畑。
58:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:06:51.28ID:TDBklIiv0.net
「良いか。直ぐに手を伸ばしちゃ駄目だぞ。」
「え、じゃあどうするの?」
「こうするんだ。」
運動靴のかかとで、捨てられたパイナップルの山を勢いよく蹴った。
バシッ!!、と湿った音の後に甘ったるい、ジャムみたいな匂い。
「こんな所には虫が集まって、それを食べる鳥も集まる。そんでたまに、鳥を狙ってハブがいる。まあ、今日は大丈夫だな。」
上の空で、俺はその子の声を聞いていた。
だって、蹴り飛ばしたパイナップルの影に見えていたんだ。
大きなカブトムシ、赤茶色のノコギリクワガタ。その他にも色々。
デパートで売っているのを見た事しか無かったのに、それが眼の前に。
俺と妹は夢中になってカブトムシやクワガタを捕まえた。
上機嫌で祖母の家に帰った時。
59:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:10:56.25ID:TDBklIiv0.net
「◎、ラジオ体操行かなかったんだね。★子も。早起きしたのに、何処行ってた?まさか★子連れて、釣りに。」
見た事も無い、祖母の厳しい表情。
「違うよ。これ。○坊と一緒に。」
虫籠のカブトムシとクワガタを見せる。
「パイナップル畑に行ったんだね?」
「うん。」
「だから、まだ★子連れて水場に行っちゃ駄目だと言ったろう。あんなに。」
「でも、水場は。」
その時、思い出した。
確かに、パイナップル畑に続く道に沿って、小さな川が流れていた。
小さな橋が架かっていたけれど、その先が何処に行く道なのかは知らない。
「...ゴメン、でも、川があるなんて。オレ。」
★子を釣りに連れて行ったらダメなのは、まだ小さいから万が一の事故で溺れたらいけないって事で、まさか、あんな小さな、浅い川の事なんて。
60:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:12:53.06ID:TDBklIiv0.net
「パイナップル畑の少し前に、橋があったろ?」
「うん、あった。」
それは古い、小さな木造の橋だったと思う。
「橋の近くで、何か変な音が聞こえなかったかい?」
「いや。何も。水の流れる音だけで。」
「そう。でも、これからは気を付けるんだよ。」
「何に、気を付けるの。」
もしかして、ハブよりも怖いものが?
「今日大丈夫だったんだから...でも、念には念を、だ。」
早起きして興奮したから疲れたのか、妹は畳の上で寝息を立てている。
祖母は遠い眼をした。
祖母の夫は病気で早死にしたから、祖母や母たち(祖母の娘たち)は随分苦労したらしいのだけど、その前は山沿いの斜面に広い棚田を持っていたと聞いた。
61:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:15:01.84ID:TDBklIiv0.net
ここからが、祖母から聞いた昔話だ。
「あのパイナップル畑は元々みんな田んぼだったんだよ。休みの日は自分も手伝いに行ったさ。遊ぶ暇なんか無かった。それで、あれは、お盆の少し前だったかねぇ。」
背筋が冷える、でも今更『止めて』とは言えない。
「そう、小学校も夏休みで。何時も通りに、朝早くお握りを持って田んぼの手伝いに行ったんだ。それで、あの橋の傍を通った時、変な水音が聞こえた。」
「変な、水音?」
「そう、誰かが川の中で水遊びをしてるんだと思ったよ。」
「それで?」
「赤茶色の、絣の着物を着た姿が見えた。小さな子供くらいの背丈で。」
「そんな朝早い時間に、小さな子供が川で遊んでたの?」
祖母は小さく首を横に振った。
62:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:17:51.67ID:TDBklIiv0.net
「今から、もう60年近くも前の話だから、今とは村の様子が違う。村の人達はみんな顔見知りだし、顔を見れば何処の子か分かる。親戚の子が遊びに来たとしても、その話は直ぐに島中に拡がるしね。」
そう言えば、俺と妹の事もその日の内に。
「でも、どうしても顔が見えないんだよ。着物の柄はハッキリ見えるし。川の中で遊ぶ水音も聞こえるのに。何処の子か、分からなかった。」
「それで...どうしたの?」
「遠いのか、と思った。近付けば見えるかと。橋を渡れば川に降りる道がある。それが、悪かったんだろうねぇ。次に気が付いた時は家の布団に寝かされていたよ。いつまでも手伝いに来ないのを訝った父親が探しに来て、川の中に倒れているのを見つけたと聞かされた。」
63:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:19:56.59ID:TDBklIiv0.net
「『それ』は一体、何だったの?」
「キジムナーって知ってるかい?」
「話は、聞いた事がある。」
「『お前はキジムナーに呼ばれて遊んだ。たまたま一人だったから。今回は間に合ったけど。もう、変な水音を聞いても川の方を見てはいけない。』ユタにきつ~く言われたよ。お陰で少し、朝の手伝いは楽になったけどね。」
「それからキジムナーを見た事は?」
「ない。一度も。」
オカルトに興味があった俺は、思わず祖母に問いかけた。
「じゃあ、キジムナーと遊んだ時の事、何か憶えてる?」
祖母はまた、遠い眼をした。
「何だか楽しかった、気がするよ。でも。」
マズい。これは、ヤバイ奴だ。オカルト的に。
「一緒に行こうって言われたから...駄目って。」
やっばり、そうか。
64:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:22:33.04ID:TDBklIiv0.net
「それで?」
『それじゃ、お前の子か、孫と。』
嘘を言っている顔じゃ無い。
既に陽は高く、クマゼミの声は祖母の声を飲み込む程で、それが益々怖い。
「きっとキジムナーなんて、迷信なんだよ。あの日の事は何もかも、気の迷い。でも、もし、万が一にも◎や★子がキジムナーに。だから念には念をと言うんだよ。分かるだろ?」
「うん。」
俺は大きく頷いた。
もちろん、それからは早朝の虫取りに行く事もなかった。
その後、俺たちより遅れて島に従姉妹(双子)が島に遊びに来た。
二人は俺より一つ年上。妹よりずっと美人で、俺は有頂天。
毎日毎日楽しく過ごして、祖母からそんな話を聞いた事はすっかり忘れていた。
虫取りでパイナップル畑に行く事も無かったから、思い出す必要も無かったんだ。
65:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:23:32.72ID:TDBklIiv0.net
それから数年後。
ずっと本土で働いていた叔父(母の弟・祖母の末子で長男)が結婚して沖縄に戻った。
翌年、叔父の嫁が妊娠して、それを聞いた祖母はとても喜んでいたらしい。
初めての内孫、
『生まれたら一番に会いに行く。』
と島中で話していたと聞いた。
でも、それを聞いた時、俺は思い出したんだ。あの日の事を。
『その子が生まれた。』
と知らせがあった日の午後、俺は母親と病院を訪ねた。とても可愛い赤ちゃんで、女の子。でも。
もちろん根拠なんか無い。でも、その子の顔を見た瞬間
『祖母ちゃんはこの子に会えない。』
心の奥深くから沸き上がるその思いをどうしても消せなくて、とても憂鬱だった。
66:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:26:22.83ID:TDBklIiv0.net
翌日、一便で沖縄本島に来るはずだった祖母が飛行機に乗る事は無かった。
オレの父親がたまたま○×島に長期出張していて、出勤前に様子を見に行ったら、畑の畦道で倒れている祖母を見つけた。
父に聞いた話では、祖母は既に事切れていて、その畑はあの川沿いの小さな橋を渡った所にあったらしい。
正式な死因は心臓発作。それまでそんな兆候は聞いた事も無かったのに。
多分、朝一番。祖母は孫へのお土産に新鮮な野菜を取りに行ったのだ。
父親には霊感らしいものが全く無いから、その時何があったのか知る事は出来ないけれど、祖母はきっと初めての内孫を、その女の子を護ったのだと、俺は今でもそう思ってる。
そうでないと、とても心が安まらないから、ね。
お終い。
67:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/08/19(土)01:29:20.14ID:Bu2WV+gr0.net
とても興味深い話でした
長文乙でした
引用元:【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話 1
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1502541708/55-67
.
祖母がキジムナーを見た話
俺の母方の出自は沖縄の○×島、母も幼少期をその島で過ごした。
成長して、父と結婚した母は沖縄本島に移住したが、俺が子供の頃は毎年夏休みを久米島で過ごすのがお決まりだった。
俺が4年生になった年からは、俺と妹が父母より先に島に渡った。
釣り、海水浴、親戚の家での宴会、もちろん島の生活は楽しい。
ただ、それが毎日続くとさすがに飽きる。
釣りとか自分で気晴らしの出来る俺はまだしも、釣りに連れて行くのを禁じられていた妹は、何かの拍子にぐずる事が多くなって、本当に困った。
56:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:04:15.47ID:TDBklIiv0.net
そんなある日のこと。
俺は年の近い親戚の子(島在住)から面白い情報を仕入れた。
祖母の家のある集落から少し山側に入った所にパイナップル畑が沢山ある。
畑の外れには傷付いて売り物にならないパイナップルが捨ててあって、その山の中に大きなカブトムシやクワガタがいるという。
「でもな~、ホントに朝早いぞ。明るくなるとすぐにいなくなるから。」
「朝早くって、何時だよ?」
正確な時間が分からないとどうにもならない。
「う~ん、オレたちはラジオ体操の前に行くな。」
島に来た後も、ラジオ体操は何度か行った事がある。
祖母はもっと早く起きて出かけるから、たまたま眼が覚めた日に。
「ラジオ体操って6時半だろ。じゃあ、6時頃行けば間に合うかな?」
「明日の朝、一緒に行こう。初めてだと、危ないし。」
その子は得意そうに笑った。
57:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:05:49.41ID:TDBklIiv0.net
翌朝、6時少し前にセットした目覚ましで俺は眼を覚ました。
寝ぼけ眼の妹を起こし、6時5分には祖母の家を出た。
祖母は何時も通り既に出かけた後だったから、色々聞かれる事もない。
待ち合わせ場所は集落の外れ、バス停の前だ。
車もほとんど通らない道路を渡り、山側に続く道に入る。
妹もすっかり眼を覚まして元気に歩いていた。やがて、パイナップル畑。
58:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:06:51.28ID:TDBklIiv0.net
「良いか。直ぐに手を伸ばしちゃ駄目だぞ。」
「え、じゃあどうするの?」
「こうするんだ。」
運動靴のかかとで、捨てられたパイナップルの山を勢いよく蹴った。
バシッ!!、と湿った音の後に甘ったるい、ジャムみたいな匂い。
「こんな所には虫が集まって、それを食べる鳥も集まる。そんでたまに、鳥を狙ってハブがいる。まあ、今日は大丈夫だな。」
上の空で、俺はその子の声を聞いていた。
だって、蹴り飛ばしたパイナップルの影に見えていたんだ。
大きなカブトムシ、赤茶色のノコギリクワガタ。その他にも色々。
デパートで売っているのを見た事しか無かったのに、それが眼の前に。
俺と妹は夢中になってカブトムシやクワガタを捕まえた。
上機嫌で祖母の家に帰った時。
59:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:10:56.25ID:TDBklIiv0.net
「◎、ラジオ体操行かなかったんだね。★子も。早起きしたのに、何処行ってた?まさか★子連れて、釣りに。」
見た事も無い、祖母の厳しい表情。
「違うよ。これ。○坊と一緒に。」
虫籠のカブトムシとクワガタを見せる。
「パイナップル畑に行ったんだね?」
「うん。」
「だから、まだ★子連れて水場に行っちゃ駄目だと言ったろう。あんなに。」
「でも、水場は。」
その時、思い出した。
確かに、パイナップル畑に続く道に沿って、小さな川が流れていた。
小さな橋が架かっていたけれど、その先が何処に行く道なのかは知らない。
「...ゴメン、でも、川があるなんて。オレ。」
★子を釣りに連れて行ったらダメなのは、まだ小さいから万が一の事故で溺れたらいけないって事で、まさか、あんな小さな、浅い川の事なんて。
60:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:12:53.06ID:TDBklIiv0.net
「パイナップル畑の少し前に、橋があったろ?」
「うん、あった。」
それは古い、小さな木造の橋だったと思う。
「橋の近くで、何か変な音が聞こえなかったかい?」
「いや。何も。水の流れる音だけで。」
「そう。でも、これからは気を付けるんだよ。」
「何に、気を付けるの。」
もしかして、ハブよりも怖いものが?
「今日大丈夫だったんだから...でも、念には念を、だ。」
早起きして興奮したから疲れたのか、妹は畳の上で寝息を立てている。
祖母は遠い眼をした。
祖母の夫は病気で早死にしたから、祖母や母たち(祖母の娘たち)は随分苦労したらしいのだけど、その前は山沿いの斜面に広い棚田を持っていたと聞いた。
61:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:15:01.84ID:TDBklIiv0.net
ここからが、祖母から聞いた昔話だ。
「あのパイナップル畑は元々みんな田んぼだったんだよ。休みの日は自分も手伝いに行ったさ。遊ぶ暇なんか無かった。それで、あれは、お盆の少し前だったかねぇ。」
背筋が冷える、でも今更『止めて』とは言えない。
「そう、小学校も夏休みで。何時も通りに、朝早くお握りを持って田んぼの手伝いに行ったんだ。それで、あの橋の傍を通った時、変な水音が聞こえた。」
「変な、水音?」
「そう、誰かが川の中で水遊びをしてるんだと思ったよ。」
「それで?」
「赤茶色の、絣の着物を着た姿が見えた。小さな子供くらいの背丈で。」
「そんな朝早い時間に、小さな子供が川で遊んでたの?」
祖母は小さく首を横に振った。
62:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:17:51.67ID:TDBklIiv0.net
「今から、もう60年近くも前の話だから、今とは村の様子が違う。村の人達はみんな顔見知りだし、顔を見れば何処の子か分かる。親戚の子が遊びに来たとしても、その話は直ぐに島中に拡がるしね。」
そう言えば、俺と妹の事もその日の内に。
「でも、どうしても顔が見えないんだよ。着物の柄はハッキリ見えるし。川の中で遊ぶ水音も聞こえるのに。何処の子か、分からなかった。」
「それで...どうしたの?」
「遠いのか、と思った。近付けば見えるかと。橋を渡れば川に降りる道がある。それが、悪かったんだろうねぇ。次に気が付いた時は家の布団に寝かされていたよ。いつまでも手伝いに来ないのを訝った父親が探しに来て、川の中に倒れているのを見つけたと聞かされた。」
63:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:19:56.59ID:TDBklIiv0.net
「『それ』は一体、何だったの?」
「キジムナーって知ってるかい?」
「話は、聞いた事がある。」
「『お前はキジムナーに呼ばれて遊んだ。たまたま一人だったから。今回は間に合ったけど。もう、変な水音を聞いても川の方を見てはいけない。』ユタにきつ~く言われたよ。お陰で少し、朝の手伝いは楽になったけどね。」
「それからキジムナーを見た事は?」
「ない。一度も。」
オカルトに興味があった俺は、思わず祖母に問いかけた。
「じゃあ、キジムナーと遊んだ時の事、何か憶えてる?」
祖母はまた、遠い眼をした。
「何だか楽しかった、気がするよ。でも。」
マズい。これは、ヤバイ奴だ。オカルト的に。
「一緒に行こうって言われたから...駄目って。」
やっばり、そうか。
64:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:22:33.04ID:TDBklIiv0.net
「それで?」
『それじゃ、お前の子か、孫と。』
嘘を言っている顔じゃ無い。
既に陽は高く、クマゼミの声は祖母の声を飲み込む程で、それが益々怖い。
「きっとキジムナーなんて、迷信なんだよ。あの日の事は何もかも、気の迷い。でも、もし、万が一にも◎や★子がキジムナーに。だから念には念をと言うんだよ。分かるだろ?」
「うん。」
俺は大きく頷いた。
もちろん、それからは早朝の虫取りに行く事もなかった。
その後、俺たちより遅れて島に従姉妹(双子)が島に遊びに来た。
二人は俺より一つ年上。妹よりずっと美人で、俺は有頂天。
毎日毎日楽しく過ごして、祖母からそんな話を聞いた事はすっかり忘れていた。
虫取りでパイナップル畑に行く事も無かったから、思い出す必要も無かったんだ。
65:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:23:32.72ID:TDBklIiv0.net
それから数年後。
ずっと本土で働いていた叔父(母の弟・祖母の末子で長男)が結婚して沖縄に戻った。
翌年、叔父の嫁が妊娠して、それを聞いた祖母はとても喜んでいたらしい。
初めての内孫、
『生まれたら一番に会いに行く。』
と島中で話していたと聞いた。
でも、それを聞いた時、俺は思い出したんだ。あの日の事を。
『その子が生まれた。』
と知らせがあった日の午後、俺は母親と病院を訪ねた。とても可愛い赤ちゃんで、女の子。でも。
もちろん根拠なんか無い。でも、その子の顔を見た瞬間
『祖母ちゃんはこの子に会えない。』
心の奥深くから沸き上がるその思いをどうしても消せなくて、とても憂鬱だった。
66:夏休み@\(^o^)/[]2017/08/19(土)01:26:22.83ID:TDBklIiv0.net
翌日、一便で沖縄本島に来るはずだった祖母が飛行機に乗る事は無かった。
オレの父親がたまたま○×島に長期出張していて、出勤前に様子を見に行ったら、畑の畦道で倒れている祖母を見つけた。
父に聞いた話では、祖母は既に事切れていて、その畑はあの川沿いの小さな橋を渡った所にあったらしい。
正式な死因は心臓発作。それまでそんな兆候は聞いた事も無かったのに。
多分、朝一番。祖母は孫へのお土産に新鮮な野菜を取りに行ったのだ。
父親には霊感らしいものが全く無いから、その時何があったのか知る事は出来ないけれど、祖母はきっと初めての内孫を、その女の子を護ったのだと、俺は今でもそう思ってる。
そうでないと、とても心が安まらないから、ね。
お終い。
67:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/08/19(土)01:29:20.14ID:Bu2WV+gr0.net
とても興味深い話でした
長文乙でした
引用元:【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話 1
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