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都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆気がつけば1億PV☆☆

守られている

2007.12.10 (Mon) Category : 誰も信じない人へ

学生の時、爺さんが末期癌でこの世を去った。
悲しかった。ただ、葬式では泣かなかった。泣けなかった。
「人前で泣くな」が、爺さんの教えだったから。

数日後、母から思わぬ話を聞いた。
「爺さんは、あんたにキツく接していたけど、実は一番可愛がられていたのはあんたなんだよ」と。
「爺さんが肩車したのは、子供・孫の中であんただけだったんだから」と。
この話を聞いた時、物凄い後悔をした。
なんでもっと孝行出来なかったんだと、自分を責めた。
ただ、泣くことはしなかった。

さらに数日後、交通事故にあった。
自転車 対 自動車(自分が自転車)で、自分は10メートル近く吹っ飛ばされた。
しかし、地面に激突する、という時に、凄い力で自分の体が支えられた。
大事故だというのに、すり傷程度で済んでいた。

何かの気配を感じ、顔を上げた・・・。
爺さんだった。生前には見たことも無い優しい笑顔で、こっちを見ていた。

守られている・・・と言うのが分かった時、涙が止まらなかった。止めれなかった。
爺さんに心の中で謝った。
「出来の悪い孫でごめん・・・泣いちゃったよ」
爺さんは優しい笑顔のままだった・・・・。


爺さんが、俺の夢か幻でなければ、全て実話です。







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友軍機

2007.12.09 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

太平洋戦争当時、彼は飛行機乗りだった。
海上で敵戦闘機との交戦がはじまり、彼は必死で戦った。
気がつけば周りの友軍機は次々と撃墜され、ついには自分ひとりになる。
彼はなんとか雲の中へと逃げ込み、敵の追撃をまぬがれた。
しかし雲から出てみれば自分の現在地がよくわからない、必死でまわりを見渡すと、さきほど撃墜されたはずの友軍機ががいる。「よくも、無事で」と思っていると「こっちだ」といわんばかりに友軍機は旋回を始めた。
その友軍機に付いていくと間もなく飛行場が見え始めた。
着陸しようと機の体制を変えているとと、さっきまでいた友軍機がいない事に気付く。
変に思ったものの、ひとまず着陸を終えた。それからしばらくさきほどの友軍機の着陸をまつが、降りてこない。不思議に思い、近くにいた整備兵に尋ねて見ると、彼以外に先にも後にも誰も帰還していない事を聞かされる。
それから何日か後に彼のいた飛行隊は彼以外は全員戦死したとの報告をうけた。








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回顧

2007.12.08 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

やっと仕事から開放され、3日ぶりに家に帰る。
3日間ほとんど眠っていない。
駅を降り人の波に紛れ、住宅街を歩く。
角を曲がるたびに人は減っていき、細い路地に入ったときには周りに人気はない。
とにかく疲れている。来年は40歳。もう若くもない。
家に帰ったら熱い風呂に入ってぐっすり眠ろう。
明日からまた過酷な仕事が始まる。

朦朧としながら、ポツンポツンと街頭のある薄暗い路地を曲がる。
さらに薄暗い道がまっすぐ続いている。
少し歩いて違和感を感じる。
こんな道だったっけ?
だが、全く知らない道ではない。

三つ目の街頭の下を通り過ぎたとき前から走ってくる人に気づいた。
高校生だろうか。白のTシャツに黒っぽいジャージをはいている。
近づいてきた彼を見たときトクンと心臓が鳴った。
理由はすぐわかった。
伏目がちに走ってきたその少年は昔の自分にそっくりなのだ。
体格、長めの髪、顔のつくり、そして顎のほくろの位置までも。
呆然とすれ違った彼の後姿を見送った。
そのとき気づいた。ここは高校の頃、夜走っていた道だ。

走り去っていく彼はまだ若く、サッカーの事しか考えていなかった。
人生はこれからだった。
何でもできると思っていた。
怖いものはなかった。
薄暗い道を走り去っていく彼の後姿を、闇に飲み込まれるまで見送る。
振り返るとそこはいつもの道だった。







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エンゼルケア

2007.12.07 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

「おばあちゃん、やっと楽になれたね」
「苦しかったものね」
「一年もお付き合いしちゃったんだね」
「いろいろ相談にのってくれてありがとう」
「ボーイフレンドの事、両親の事」
白い髪に櫛を通し、死化粧を整える。
細くなってしまった腕に新しい浴衣を通し、左前にして襟をあわせる。
最後にやさしく手を胸の上に組む。
最後のお化粧だからとファンデーションをほほにかける。
「本当に眠っているようだ・・・」

そして顔にシーツをかけようとしたとき 



閉じた瞼から,ひとすじの涙がつたわるのがみえた。







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後悔と感謝

2007.12.05 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

不思議・・・かどうかわかりませんが。 

俺は高校を出てから一人暮らしを始めて、実家にはたまにしか帰りませんでした。 
27歳の時、婆ちゃんに電話して、『1月2日には帰るから。』と言っていたのですが、1月2日に友達と遊んでいて帰るのがメンドくさくなっていました。 
その時、普段旅行なんぞ絶対に行きたがらない友達が、『どこか旅行でも行きたいねぇ』等と言うのでびっくりしたんですが、俺の親類に旅館を経営している人がいるので、それを話すと『いいねぇ!』ということになり、予約を入れようと思ったんですが、電話番号がわからない。 

そうだ!実家の婆ちゃんなら知っている! 

そう思った俺は婆ちゃんに、1月2日(今日)は実家に帰らない事と、旅館を経営している親類の電話番号を教えてくれという電話をしました。 
婆ちゃんは寂しそうに『帰らないのかい・・・』って言っていたので申し訳なく思ったんですが、又今度帰ればいいやぐらいに考えていました。 

その日の夜、婆ちゃんは心臓発作で亡くなりました。 
最後に会話したのは俺でした。 

何日もずっと自分を責めました。その日に俺が実家に帰っていれば婆ちゃんが亡くなることは無かったかもしれない。 
婆ちゃんのつくった『ぜんざい』(おしるこのようなもの)を食べることはもうできない。 

葬式が終わって2週間ぐらいした後、夢に婆ちゃんが出てきました。 
何も言わず、ニコニコと笑っているだけでした。 

1年ぐらい経った後、霊能者の方に見てもらったことがあり、その時、『あなたにはお婆ちゃんがついている』と言われました。 
『あなたはすぐに無茶な事をしたりするので心配してるわよ』とも。 
散々心配かけた挙句、看取ってあげることもできなかった婆ちゃんがついてくれている。本当に嬉しかった。 

そんな俺も、この前子供が生まれました。 
大好きだった婆ちゃんから1字もらいました。







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