都市伝説・・・奇憚・・・blog
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佐伯さん
2010.02.17 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
110 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/28 03:21
とある高層ビルでバイトをしていた時の話しです。
高層ビルには直通エレベーターがありますよね。
ここのビルは8で割れる階数ごとに直通エレベーターがありました。
例えば1~16階行きなら1階から8階までが直通で8階から16階まで各階に止まるという仕組みになっています。
7階まではテナントが入っていて夜8時になると営業終了になるのでセキュリティーのため1階からのエレベーターは全て8階までの各階止まりになり、8階で一度下りて守衛さんに社員証を見せて次のエレベーターに乗せてもらいます。
直通は8~24階になるので15階までの方はとても面倒です。
私の行っている会社は12階でした。
こんな面倒なシステムになってしまったのは理由があったんです。
その日、もう一人のバイトの男の子と一緒に印刷物を取りに行ったのですが3時間待たされてビルに辿りついた時には8時を3分ほど過ぎていました。
二人でダッシュしたら何とか最終直通エレベーターに間に合ったのです。
ゼイゼイいいながらドア付近に荷物を下ろし、男の子が12階のボタンを押しました。押しながら
「何階ですか?」
と聞いたんです。私たちだけかと思ったら定年間近ぐらいの小柄で細身の黒ブチ目がねをかけた真面目そうでとても優しい顔をした男性が奥に立っていました。
「すいません、9階を押して頂けますか?」
軽く頭を下げてとても礼儀正しい方でした。
男性は
「遅くまで大変ですね。体を壊さないようにほどほどにしなさいね。」
男の子に微笑みかけながら言ったんです。
仏様みたいな人、居るだけで癒されるようなそんな感じの男性でした。
エレベーターが止まりました。
私たちはドア付近に立っていたのでお互い左右に分かれる感じで道を空けました。
その時、
「おまえら、何やってんだ?ドア閉まるぞ?」
エレベーターホールは喫煙所にもなっていて印刷物を頼んだ課長がタバコを吸いながら覗いたんです。
????????
そこには見なれた風景と共に壁には12階のロゴが。
急いでエレベーターから下り、振り返ってみると男性の姿はありません。
私は確かに男の子が男性に言われて9階のボタンを押したのを見ました。
二人とも、かなり息を切らせていました。
エレベーターのドアに手をついてゼイゼイいっていたので止まる階近くになるとボタンのランプが消えるから
私はずっと9階のボタンを見ていたんです。
男の子も見ていたそうです。
課長にその話しをすると
「佐伯さんだよ。」
不思議がることもなく言いました。
課長がまだ若手社員だったバブルの頃、9階にあった証券会社に佐伯さんという定年間近の男性が居て、他の会社の方にも気配りするような本当に仏様みたいな人だったそうです。
その日、遅くに営業先から帰ったようで9階のエレベーターホールのところで亡くなっていたのを朝出社した社員が見つけたそうです。過労死だったそうです。
お葬式にはビル内の他の会社の方たちも行ったほどだったそうです。
守衛さんたちも社員が残っているかちゃんと確認できればと悔やんだそうです。
それがきっかけでビル内に社員が残っているかどうか確認するために夜8時になるとエレベーターが変わるシステムになったそうです。
課長の話しでは佐伯さんは働き過ぎで倒れそうな人がエレベーターに乗ると出るそうです。
「佐伯さんが来たんだからな。お前らも働きすぎだから今日はもう帰って休め。明日も休んでいいぞ。」
課長はそう言いました。
偶然かもしれませんが、一緒に居たバイトの男の子は佐伯さんと会った日、少し熱があったそうで、休んだ日に高熱が出たそうです。
課長が休めと言わなければ無理してその日も来ただろうと言っていました。
今でもハッキリと顔を覚えています。
幽霊と言われたって信じられないほどハッキリとした姿で人がそこに立っている感じでしたから。
でも真冬だったのに半袖ワイシャツだったんですよね。
長文なのに怖い話しじゃなくてごめんね。
とある高層ビルでバイトをしていた時の話しです。
高層ビルには直通エレベーターがありますよね。
ここのビルは8で割れる階数ごとに直通エレベーターがありました。
例えば1~16階行きなら1階から8階までが直通で8階から16階まで各階に止まるという仕組みになっています。
7階まではテナントが入っていて夜8時になると営業終了になるのでセキュリティーのため1階からのエレベーターは全て8階までの各階止まりになり、8階で一度下りて守衛さんに社員証を見せて次のエレベーターに乗せてもらいます。
直通は8~24階になるので15階までの方はとても面倒です。
私の行っている会社は12階でした。
こんな面倒なシステムになってしまったのは理由があったんです。
その日、もう一人のバイトの男の子と一緒に印刷物を取りに行ったのですが3時間待たされてビルに辿りついた時には8時を3分ほど過ぎていました。
二人でダッシュしたら何とか最終直通エレベーターに間に合ったのです。
ゼイゼイいいながらドア付近に荷物を下ろし、男の子が12階のボタンを押しました。押しながら
「何階ですか?」
と聞いたんです。私たちだけかと思ったら定年間近ぐらいの小柄で細身の黒ブチ目がねをかけた真面目そうでとても優しい顔をした男性が奥に立っていました。
「すいません、9階を押して頂けますか?」
軽く頭を下げてとても礼儀正しい方でした。
男性は
「遅くまで大変ですね。体を壊さないようにほどほどにしなさいね。」
男の子に微笑みかけながら言ったんです。
仏様みたいな人、居るだけで癒されるようなそんな感じの男性でした。
エレベーターが止まりました。
私たちはドア付近に立っていたのでお互い左右に分かれる感じで道を空けました。
その時、
「おまえら、何やってんだ?ドア閉まるぞ?」
エレベーターホールは喫煙所にもなっていて印刷物を頼んだ課長がタバコを吸いながら覗いたんです。
????????
そこには見なれた風景と共に壁には12階のロゴが。
急いでエレベーターから下り、振り返ってみると男性の姿はありません。
私は確かに男の子が男性に言われて9階のボタンを押したのを見ました。
二人とも、かなり息を切らせていました。
エレベーターのドアに手をついてゼイゼイいっていたので止まる階近くになるとボタンのランプが消えるから
私はずっと9階のボタンを見ていたんです。
男の子も見ていたそうです。
課長にその話しをすると
「佐伯さんだよ。」
不思議がることもなく言いました。
課長がまだ若手社員だったバブルの頃、9階にあった証券会社に佐伯さんという定年間近の男性が居て、他の会社の方にも気配りするような本当に仏様みたいな人だったそうです。
その日、遅くに営業先から帰ったようで9階のエレベーターホールのところで亡くなっていたのを朝出社した社員が見つけたそうです。過労死だったそうです。
お葬式にはビル内の他の会社の方たちも行ったほどだったそうです。
守衛さんたちも社員が残っているかちゃんと確認できればと悔やんだそうです。
それがきっかけでビル内に社員が残っているかどうか確認するために夜8時になるとエレベーターが変わるシステムになったそうです。
課長の話しでは佐伯さんは働き過ぎで倒れそうな人がエレベーターに乗ると出るそうです。
「佐伯さんが来たんだからな。お前らも働きすぎだから今日はもう帰って休め。明日も休んでいいぞ。」
課長はそう言いました。
偶然かもしれませんが、一緒に居たバイトの男の子は佐伯さんと会った日、少し熱があったそうで、休んだ日に高熱が出たそうです。
課長が休めと言わなければ無理してその日も来ただろうと言っていました。
今でもハッキリと顔を覚えています。
幽霊と言われたって信じられないほどハッキリとした姿で人がそこに立っている感じでしたから。
でも真冬だったのに半袖ワイシャツだったんですよね。
長文なのに怖い話しじゃなくてごめんね。
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熊が出た
2010.02.17 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
99 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/27 22:29
高尾山に登ったときの話です。
高尾山に登るにはケーブルカーやリフトがありますが、まぁ僕は歩いて登ったわけです。
下山してくる人はすれ違うときに軽く挨拶をしてくれます。
まだ朝の八時頃でしたから下山者は少なく、半分ほど登っても1人しかすれ違いませんでした。
やがて中腹にある見晴台に到着し、五分程度休憩を取りました。
上の方から人が下りてきました。かなり急いでいました。
どうも様子がおかしい。なにか恐ろしい物でも見たような引きつった顔で、一人でなにか叫びながら走り去っていきます。
「熊だ~熊が出たぞ~」
はぁ?熊なんて八王子にいるわけがありません。
わけのわからんヘンな奴はほっといて、さらに登山を続けました。
やがて頂上に到着。
平日だったからか先客はまだ一人しかいませんでした。
背の低い、見覚えのある顔。
レオナルド熊さんでした。
そう、さっきの変人は彼のことを言っていたのす。
そういえば最近あまりテレビに出ないけど、ヒマなのかな、とか思いながらも、
「どーもー」
とか言って会釈をし、
「良い天気ですね」
「どっからきたの」
等など、2、3分よもやま話をしました。
それからしばらく熊さんにあの独特の訛りで解説してもらいながら(彼はとても詳しかった)一緒に景色を眺めていましたが、僕が缶ジュースを飲み干すほんの数秒のうちに熊さんはどこかへ居なくなってしまいました。
なんだか不思議な人でした。
うちに帰って、嫁に
「レオナルド熊と会ったよ~」
と自慢げに言うと、嫁は怪訝そうな顔をしてこう言いました
「はぁ?何言ってんの?レオナルド熊なら先週死んだじゃん」
高尾山に登ったときの話です。
高尾山に登るにはケーブルカーやリフトがありますが、まぁ僕は歩いて登ったわけです。
下山してくる人はすれ違うときに軽く挨拶をしてくれます。
まだ朝の八時頃でしたから下山者は少なく、半分ほど登っても1人しかすれ違いませんでした。
やがて中腹にある見晴台に到着し、五分程度休憩を取りました。
上の方から人が下りてきました。かなり急いでいました。
どうも様子がおかしい。なにか恐ろしい物でも見たような引きつった顔で、一人でなにか叫びながら走り去っていきます。
「熊だ~熊が出たぞ~」
はぁ?熊なんて八王子にいるわけがありません。
わけのわからんヘンな奴はほっといて、さらに登山を続けました。
やがて頂上に到着。
平日だったからか先客はまだ一人しかいませんでした。
背の低い、見覚えのある顔。
レオナルド熊さんでした。
そう、さっきの変人は彼のことを言っていたのす。
そういえば最近あまりテレビに出ないけど、ヒマなのかな、とか思いながらも、
「どーもー」
とか言って会釈をし、
「良い天気ですね」
「どっからきたの」
等など、2、3分よもやま話をしました。
それからしばらく熊さんにあの独特の訛りで解説してもらいながら(彼はとても詳しかった)一緒に景色を眺めていましたが、僕が缶ジュースを飲み干すほんの数秒のうちに熊さんはどこかへ居なくなってしまいました。
なんだか不思議な人でした。
うちに帰って、嫁に
「レオナルド熊と会ったよ~」
と自慢げに言うと、嫁は怪訝そうな顔をしてこう言いました
「はぁ?何言ってんの?レオナルド熊なら先週死んだじゃん」
写真
2010.02.15 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
954 写真 1/2 sage 2008/02/28(木) 02:08:00 ID:H1aPtVY+0
昨日バイト先で客から聞いた話。
上手くまとめられてなくてすまん。
パスポート用の証明写真を撮りに来た(バイト先はDPE)60代のおばあちゃんだったんだが、写真繋がりと言うことで面白い話をしてくれた。仮にAさんとでもしておく。
Aさんは最近、友人数名と一緒に箱根の旅館に泊まりに言ったそうだ。
そこはかつて新婚旅行の時に訪れたことがある旅館で、部屋に案内してもらった時にその事を従業員に告げたら、それなら写真が残っているはずだ、と言って年月日を聞くと部屋まで写真を持ってきてくれたそうだ。
そこでは新婚旅行で来た客の写真を取って置いているらしい。
Aさんはアルバムの中の他の多くの人たちの写真のなかに若かりし頃の自分の写真を見つけて、思い出話に興じながら亡き夫との写真を懐かしんでいると友人の一人がデジカメで撮ってくれるというので頼んだそうだ。
ところが、何故か夫だけが白くなってしまって写らない。
不思議に思いながらも、夫は照れ屋だったからもしかしたら撮られたくないのかも知れないわね、と言いながら自分でも携帯で撮って見た。
すると一応は写ったものの、やはり携帯なので画質はいまいち。
もう一人の友人が、私のカメラのほうが新しいし性能が良いから撮って見ましょうか、と言うので何枚か試してもらうと、良いものが撮れたので喜んだそうだ。
そしてアルバムは旅館に返して寝た、その翌朝。
予想はつくかもしれないけれど、朝起きると全員のカメラのデータからその写真のデータだけが綺麗に消えてしまっていたそうだ。
Aさんは、
「夫は余程嫌だったに違いないわ、50年も前の写真なのにねえ。それとも、もしかしたら昔ばかり振り返っているな、と言いたかったのかもしれないわね。 こんな不思議なことって本当にあるのねえ」
と、笑っていた。
自営業で、お店を閉められないから海外旅行に行く時は別々。
70を過ぎたら一緒に行こうと言いながら、旦那さんは60代半ばで数年前に亡くなってしまったそうだ。
「一緒に海外旅行に行けなかったことが心残り、やれる時にやれることはやらなくちゃね」
そう言いながら明日更新するためのパスポートの写真を手にAさんは帰っていった。
話を聞きながらこれは良いネタwと思っていてすみませんでした、Aさん。
昨日バイト先で客から聞いた話。
上手くまとめられてなくてすまん。
パスポート用の証明写真を撮りに来た(バイト先はDPE)60代のおばあちゃんだったんだが、写真繋がりと言うことで面白い話をしてくれた。仮にAさんとでもしておく。
Aさんは最近、友人数名と一緒に箱根の旅館に泊まりに言ったそうだ。
そこはかつて新婚旅行の時に訪れたことがある旅館で、部屋に案内してもらった時にその事を従業員に告げたら、それなら写真が残っているはずだ、と言って年月日を聞くと部屋まで写真を持ってきてくれたそうだ。
そこでは新婚旅行で来た客の写真を取って置いているらしい。
Aさんはアルバムの中の他の多くの人たちの写真のなかに若かりし頃の自分の写真を見つけて、思い出話に興じながら亡き夫との写真を懐かしんでいると友人の一人がデジカメで撮ってくれるというので頼んだそうだ。
ところが、何故か夫だけが白くなってしまって写らない。
不思議に思いながらも、夫は照れ屋だったからもしかしたら撮られたくないのかも知れないわね、と言いながら自分でも携帯で撮って見た。
すると一応は写ったものの、やはり携帯なので画質はいまいち。
もう一人の友人が、私のカメラのほうが新しいし性能が良いから撮って見ましょうか、と言うので何枚か試してもらうと、良いものが撮れたので喜んだそうだ。
そしてアルバムは旅館に返して寝た、その翌朝。
予想はつくかもしれないけれど、朝起きると全員のカメラのデータからその写真のデータだけが綺麗に消えてしまっていたそうだ。
Aさんは、
「夫は余程嫌だったに違いないわ、50年も前の写真なのにねえ。それとも、もしかしたら昔ばかり振り返っているな、と言いたかったのかもしれないわね。 こんな不思議なことって本当にあるのねえ」
と、笑っていた。
自営業で、お店を閉められないから海外旅行に行く時は別々。
70を過ぎたら一緒に行こうと言いながら、旦那さんは60代半ばで数年前に亡くなってしまったそうだ。
「一緒に海外旅行に行けなかったことが心残り、やれる時にやれることはやらなくちゃね」
そう言いながら明日更新するためのパスポートの写真を手にAさんは帰っていった。
話を聞きながらこれは良いネタwと思っていてすみませんでした、Aさん。
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