都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ずるい影
2011.09.01 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
120 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/02 02:47
小学生の頃の体験なんだけどね。
夕日やライトに照らされてできる『影』についての不思議な話。
小学生の頃、冬間近の夕暮時のこと。友達と3人仲良く帰ってました。
お互いの影を踏みながら鬼ごっこをする感じで・・ある時友達のI君がK君の影を踏もうとした時のこと。
「k君ずるいよ~」
との声。えっ?!と思い私とK君が振り向いたらI君が
「だってK君の影は動くんだもん!」
との声。
自分とk君はその返事に当たり前だと思ってました。
だって歩いてるんだし影だって向きによって変わるんですから。
そのことを言うと
「違うよ!影が伸びたり消えたりするからだよ!」
との返事。訳がわからずその時は相手にしなかったんです。
それから15年後同窓会でその話で盛りあがりました。
K君がI君を馬鹿にする感じで。その同窓会の帰りI君がボソっと一言・・
「アイツ・・まだ生きてたんだ。」
それを聞いて意味がよくわからなかった私は
「なんで?」
聞くと・・
「あの時、影が無いと言ったのは頭の部分だけだったんだよ」
と・・それ聞いてから2年後、K君は事故で亡くなりました。
深夜、仕事帰りに停車中のトラックの荷台に食い込む感じで追突して。
k君の遺体は葬式では見せてくれませんでした・・なぜなら頭部が完全に潰れてしまい無かったから。
小学生の頃の体験なんだけどね。
夕日やライトに照らされてできる『影』についての不思議な話。
小学生の頃、冬間近の夕暮時のこと。友達と3人仲良く帰ってました。
お互いの影を踏みながら鬼ごっこをする感じで・・ある時友達のI君がK君の影を踏もうとした時のこと。
「k君ずるいよ~」
との声。えっ?!と思い私とK君が振り向いたらI君が
「だってK君の影は動くんだもん!」
との声。
自分とk君はその返事に当たり前だと思ってました。
だって歩いてるんだし影だって向きによって変わるんですから。
そのことを言うと
「違うよ!影が伸びたり消えたりするからだよ!」
との返事。訳がわからずその時は相手にしなかったんです。
それから15年後同窓会でその話で盛りあがりました。
K君がI君を馬鹿にする感じで。その同窓会の帰りI君がボソっと一言・・
「アイツ・・まだ生きてたんだ。」
それを聞いて意味がよくわからなかった私は
「なんで?」
聞くと・・
「あの時、影が無いと言ったのは頭の部分だけだったんだよ」
と・・それ聞いてから2年後、K君は事故で亡くなりました。
深夜、仕事帰りに停車中のトラックの荷台に食い込む感じで追突して。
k君の遺体は葬式では見せてくれませんでした・・なぜなら頭部が完全に潰れてしまい無かったから。
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水神を祭った祠
2011.08.31 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
90: 本当にあった怖い名無し:2011/08/02(火) 06:03:49.24 ID:h0lDQ7Mn0
ちょうどこの時期だし自分が体験した不思議で気味の悪い話。
21歳の時だから3年前の夏。たしか8月の二週目だった。
上京して大学に行っていた俺は夏休みを利用して実家に里帰りしてた。
地元はド田舎で、田んぼばかりが広がるコンビニすら満足にない場所。
何日かたって、近所を散歩していたら幼馴染に偶然会ったので暇だったし二人で飲みに行ったんだ。
家から自転車で30分くらいかかる川沿いに小さな飲み屋がぽつんと一軒あるからそこに二人乗りして行って、帰りは飲酒してるし自転車を押して歩いて帰っていた。
帰り際に田んぼの脇の舗装されてない砂利道を歩いていると幼馴染が
「水神様に寄ろう」
と言い出した。
水神様っていうのは、まあその名の通りなんだけど水神を祀ってる小さな神社があるんだ。
田園のど真ん中にポツンと一画だけ森みたくなっていて入口に古い鳥居がある。
実はこの水神社が少し特殊で、禁忌ってほどではないけど子供の頃は遊びに行ってはいけないとされてたんだ。
小学生の頃は正直に守って近づかないようにしてたんだけど、中学に上がると悪戯心で友だちと侵入したことがあった。
広さは学校によくある25mのプールとほぼ同じくらいの広さだと思う。
入口に大きな木で出来た鳥居があって、剥がれて所々失くなっている石畳が祠(ほこら)?にまで続いている。
それ以外は空も見えないくらい鬱蒼とした木々に覆われている。
大人も滅多に入らないから手入れも全くされてない。
だから中心の祠にまで行くのに枝とか草を払いのけながら行くしかないんだ。
石畳も雑草を掻き分けないと見えないレベル。何回か入ってみたものの特になにもなかった。
強いていえば祠の裏手に回って、森と田んぼの境界線にある用水路が異様に綺麗だったくらい。
湧き水が湧いていてそこだけ綺麗な水が流れてたんだ。
だからなのか蛍の季節になると沢山蛍が見れる。
(続きは『続きを読む』をクリック)
ちょうどこの時期だし自分が体験した不思議で気味の悪い話。
21歳の時だから3年前の夏。たしか8月の二週目だった。
上京して大学に行っていた俺は夏休みを利用して実家に里帰りしてた。
地元はド田舎で、田んぼばかりが広がるコンビニすら満足にない場所。
何日かたって、近所を散歩していたら幼馴染に偶然会ったので暇だったし二人で飲みに行ったんだ。
家から自転車で30分くらいかかる川沿いに小さな飲み屋がぽつんと一軒あるからそこに二人乗りして行って、帰りは飲酒してるし自転車を押して歩いて帰っていた。
帰り際に田んぼの脇の舗装されてない砂利道を歩いていると幼馴染が
「水神様に寄ろう」
と言い出した。
水神様っていうのは、まあその名の通りなんだけど水神を祀ってる小さな神社があるんだ。
田園のど真ん中にポツンと一画だけ森みたくなっていて入口に古い鳥居がある。
実はこの水神社が少し特殊で、禁忌ってほどではないけど子供の頃は遊びに行ってはいけないとされてたんだ。
小学生の頃は正直に守って近づかないようにしてたんだけど、中学に上がると悪戯心で友だちと侵入したことがあった。
広さは学校によくある25mのプールとほぼ同じくらいの広さだと思う。
入口に大きな木で出来た鳥居があって、剥がれて所々失くなっている石畳が祠(ほこら)?にまで続いている。
それ以外は空も見えないくらい鬱蒼とした木々に覆われている。
大人も滅多に入らないから手入れも全くされてない。
だから中心の祠にまで行くのに枝とか草を払いのけながら行くしかないんだ。
石畳も雑草を掻き分けないと見えないレベル。何回か入ってみたものの特になにもなかった。
強いていえば祠の裏手に回って、森と田んぼの境界線にある用水路が異様に綺麗だったくらい。
湧き水が湧いていてそこだけ綺麗な水が流れてたんだ。
だからなのか蛍の季節になると沢山蛍が見れる。
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絞められた跡
2011.08.31 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
115 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/02 02:23
怖くはないけど、つい3日前の事です。
いつものように子供二人を保育園に送って家に帰ったら、いつもは起きている筈の旦那が仕事着のまま倒れていました。
最初は二度寝してると思い、揺り起こそうとしましたが、その時妙な事に気付きました。
旦那の首に何かの紐で絞められた跡があったんです。
まさかっ!と思い、脈を確認したらきちんとありました。
ほっとしてもう一度首を見ると跡が消えてました。
間もなく旦那が目覚め、何があったのか聞いてみると、
「息が出来なくなって急に意識が飛んだ」
とのこと。未だになんだったのか、二人ともわかりません。
怖くはないけど、つい3日前の事です。
いつものように子供二人を保育園に送って家に帰ったら、いつもは起きている筈の旦那が仕事着のまま倒れていました。
最初は二度寝してると思い、揺り起こそうとしましたが、その時妙な事に気付きました。
旦那の首に何かの紐で絞められた跡があったんです。
まさかっ!と思い、脈を確認したらきちんとありました。
ほっとしてもう一度首を見ると跡が消えてました。
間もなく旦那が目覚め、何があったのか聞いてみると、
「息が出来なくなって急に意識が飛んだ」
とのこと。未だになんだったのか、二人ともわかりません。
Aちゃんという同級生
2011.08.30 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
7:本当にあった怖い名無し:2011/07/29(金) 22:00:39.92 ID:1yPxE+mX0
小学生の頃にAちゃんという同級生がいた。
俺は同じクラスになったことないんだが、当時すごく珍しかったピンクのランドセルを学年で唯一背負ってて(俺は今20代後半)学年に150人くらいいる中で入学式から目立ってる子だったからかなり早い段階で○組のAちゃんとして有名だった。
Aちゃんが有名だったのはランドセルだけじゃなくてものすごく変わった子だったのもある。
運動神経がすごく良くて、50m走は4年生に匹敵するくらいの速さで走るし入学直後から昇り棒のてっぺんまでスルスルと昇って行ってしまう。
そしてそのてっぺんで空を見上げながらポエムを歌う。
でも勉強はできるできない以前の問題で、ピンクのランドセルの中にはいつも教科書は入っておらず、兄弟のゲームの攻略本などを持ってきては
「わたし、○○(キャラ名)が好き~」
とか言いだしたりしていた。らしい。
(同じクラスじゃなかったので友達に聞いた)
字もいつまでたっても上手くならず、3年くらいに見かけた時には鉛筆をクレヨンみたいな持ち方しながら書いていた。
小学校のテストなのに10点などが当たり前だった。
今考えると発達障害とかそういうものだったんだと思う。
話し方が全部台本を読みあげてるみたいというか、棒読みな喋り方をする子だった。
男子も女子も関係なく、学年のみんながAちゃんと呼び、
「あの子はああいう子」
という独特な扱いをしていた。
いじめとかはなかった。
好きになった男子にはストレートに好意を表すので、ちょっと嫌がられることはあったけど。
4年生の時にAちゃんが転校した。
理由は普通に親の都合で、関東から関西に引っ越すことになったのだ。
さすがに
「あいつなんであんな馬鹿なの?」
という冷めた見方が出始めた年頃だったのもあり、Aちゃんの引っ越しを喜ぶ連中もいた。
それからしばらく、Aちゃんはネタキャラになった。
A追っかけて引っ越せよ~、とか夜にAがくるぞ~、とか。
そんなブーム?も半年せずに消え、Aちゃんは皆の記憶から消えた。
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小学生の頃にAちゃんという同級生がいた。
俺は同じクラスになったことないんだが、当時すごく珍しかったピンクのランドセルを学年で唯一背負ってて(俺は今20代後半)学年に150人くらいいる中で入学式から目立ってる子だったからかなり早い段階で○組のAちゃんとして有名だった。
Aちゃんが有名だったのはランドセルだけじゃなくてものすごく変わった子だったのもある。
運動神経がすごく良くて、50m走は4年生に匹敵するくらいの速さで走るし入学直後から昇り棒のてっぺんまでスルスルと昇って行ってしまう。
そしてそのてっぺんで空を見上げながらポエムを歌う。
でも勉強はできるできない以前の問題で、ピンクのランドセルの中にはいつも教科書は入っておらず、兄弟のゲームの攻略本などを持ってきては
「わたし、○○(キャラ名)が好き~」
とか言いだしたりしていた。らしい。
(同じクラスじゃなかったので友達に聞いた)
字もいつまでたっても上手くならず、3年くらいに見かけた時には鉛筆をクレヨンみたいな持ち方しながら書いていた。
小学校のテストなのに10点などが当たり前だった。
今考えると発達障害とかそういうものだったんだと思う。
話し方が全部台本を読みあげてるみたいというか、棒読みな喋り方をする子だった。
男子も女子も関係なく、学年のみんながAちゃんと呼び、
「あの子はああいう子」
という独特な扱いをしていた。
いじめとかはなかった。
好きになった男子にはストレートに好意を表すので、ちょっと嫌がられることはあったけど。
4年生の時にAちゃんが転校した。
理由は普通に親の都合で、関東から関西に引っ越すことになったのだ。
さすがに
「あいつなんであんな馬鹿なの?」
という冷めた見方が出始めた年頃だったのもあり、Aちゃんの引っ越しを喜ぶ連中もいた。
それからしばらく、Aちゃんはネタキャラになった。
A追っかけて引っ越せよ~、とか夜にAがくるぞ~、とか。
そんなブーム?も半年せずに消え、Aちゃんは皆の記憶から消えた。
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ねぇ、どこ?
2011.08.30 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
28 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/01 21:57
ある夜、ふと気配を感じ、目が覚めた。
天井近くに、白くぼんやり光ものが浮かんでいた。
目を凝らして見てみると、白い顔をした女の頭だけがぷかぷか浮いていた。
ぎょっとして、体を起こそうとするが、動かない。
目を閉じたくても、何故だか閉じることができない。
冬だというのに、脂汗が滲んできた。
その女は、無表情のまま、目だけを動かして部屋をきょろきょろ眺めていた。
こっちを見ないだけ、救いだった。
固まったまま、どうすることもできず、女を見つめていると急に、こっちを見てつぶやいた。
「どこ?」
何が何だかわからない。
何を探しているんだ。
俺の部屋に何かあるのか?
さっぱり見当もつかない。
震えていると、浮かんだ顔がずいっとこっちへ近づいた。
すぐ目の前、息がかかるほどの距離で
「ねぇ、どこ?」
目を見開き、口をかっと開けたその表情に恐怖が増し、とっさに、
「今はない!」
と答えた途端、意識を失ったのか、気がつけば朝だった。
夢とは思えない感触に、震えは止まらず、すぐに家を出て、友達のAの家に行った。
そのままAの家に泊めてもらおうかと思ったが、その日は良くても、次の日家に帰って出たらどうしようと不安になり結局、Aに、うちに泊まってもらうようにした。
夜更けまで話をして気をまぎらわしていたが睡魔には勝てず、いつしか眠ってしまっていた。
再び、あの気配がして、目を覚ました。
いた。
俺の上ではなく、Aの上に。
Aの顔を覗き込み、じっとしている。
Aは気付かず眠っているようだった。
がたがた震えながら、目を逸らすこともできず凝視しているとふーっとこっちへ寄って来て目の前で
「違う。ねぇ、どこ?」
息がかかるのがわかる。
「今はない!」
また気を失ったようで、Aに起こされて、目が覚めた。
夕べの話をしても、Aは何も感じなかった、夢だろうと笑った。
俺にはそう思えなかった。
心当たりは何もない。
部屋にはたいした荷物もないし、何を探しているのかさっぱりわからない。
今日も泊まっていってくれとAに懇願したが、用事があると断られた。
仕方がないので別の友人Bに、泊まりに来ないかと電話をかけた。
結果は同じだった。
Bの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
「今はない」
俺は意識を失う。
恐くなった俺は、友人Cのところへ泊まりに行った。
部屋を替えれば何ごとも起こらないだろう。
友人Cは快く泊めてくれた。
しかし、Cの部屋にもあいつはやってきた。
眠ったCの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
少し慣れたのか、思わず
「知らねーよ!」
と答えた途端、顔がぶわっと視界一面に広がり、弾けたように消えた。
良かった。いなくなった…
そう安堵して、自分の部屋へ帰った
甘かった。
その夜、また
「ねぇ。どこ?」
今までと違ったのは、顔に怒りの表情が見えることだ。
俺を責めるように、問い掛ける。
「ねぇ、どこ?」
「ねぇ、知ってるんでしょ?どこにいるの?」
神経がおかしくなりそうだった。
あいつは誰かを探しているんだ。
俺に関係するのか?
何もわからない。
それから俺は、友人を片っ端からうちの部屋に泊めた。
誰も何も見ない。何も感じない。
しかし、あの女は毎晩俺に尋ねてきた。
「ねえ。どこ?」
そんな毎日が続いた。
気が狂いそうだった。
しばらくして、友人のHが泊まった時のこと。
目が覚めるといつもの女。
もうだいぶ慣れてしまった俺は、女を見つめていた。
Hの顔を覗き込み、じっとしていたが俺の方に顔を向け、ぐぐっと寄って来た。
しばらく俺の顔を見つめ
「み~つけた」
と、にたりと笑った。
歪んだ笑みは何とも言いがたい、不気味さだった
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫ぶと体が動き、思わず外へ飛び出した。
近くの友人のとこへ飛び込み、がたがた震えて今までの話をした。
一旦、家に行こうと言われ、一緒に部屋へ帰ってみると寝ているはずのHの姿はなかった。
それ以来、Hの行方は知れない。
Hの家族にいろいろ聞かれたりもしたが、正直に話をしても頭のおかしな奴だと思われたようだ。
俺が殺して埋めたんじゃないかという噂もあった。
当時の友人も離れて行ってしまった。
俺のせいなのか。
こんなことになるとは思っていなかったんだ。
Hとその女の関係はわからないまま。
Hはどこへ行ってしまったのだろう…
ある夜、ふと気配を感じ、目が覚めた。
天井近くに、白くぼんやり光ものが浮かんでいた。
目を凝らして見てみると、白い顔をした女の頭だけがぷかぷか浮いていた。
ぎょっとして、体を起こそうとするが、動かない。
目を閉じたくても、何故だか閉じることができない。
冬だというのに、脂汗が滲んできた。
その女は、無表情のまま、目だけを動かして部屋をきょろきょろ眺めていた。
こっちを見ないだけ、救いだった。
固まったまま、どうすることもできず、女を見つめていると急に、こっちを見てつぶやいた。
「どこ?」
何が何だかわからない。
何を探しているんだ。
俺の部屋に何かあるのか?
さっぱり見当もつかない。
震えていると、浮かんだ顔がずいっとこっちへ近づいた。
すぐ目の前、息がかかるほどの距離で
「ねぇ、どこ?」
目を見開き、口をかっと開けたその表情に恐怖が増し、とっさに、
「今はない!」
と答えた途端、意識を失ったのか、気がつけば朝だった。
夢とは思えない感触に、震えは止まらず、すぐに家を出て、友達のAの家に行った。
そのままAの家に泊めてもらおうかと思ったが、その日は良くても、次の日家に帰って出たらどうしようと不安になり結局、Aに、うちに泊まってもらうようにした。
夜更けまで話をして気をまぎらわしていたが睡魔には勝てず、いつしか眠ってしまっていた。
再び、あの気配がして、目を覚ました。
いた。
俺の上ではなく、Aの上に。
Aの顔を覗き込み、じっとしている。
Aは気付かず眠っているようだった。
がたがた震えながら、目を逸らすこともできず凝視しているとふーっとこっちへ寄って来て目の前で
「違う。ねぇ、どこ?」
息がかかるのがわかる。
「今はない!」
また気を失ったようで、Aに起こされて、目が覚めた。
夕べの話をしても、Aは何も感じなかった、夢だろうと笑った。
俺にはそう思えなかった。
心当たりは何もない。
部屋にはたいした荷物もないし、何を探しているのかさっぱりわからない。
今日も泊まっていってくれとAに懇願したが、用事があると断られた。
仕方がないので別の友人Bに、泊まりに来ないかと電話をかけた。
結果は同じだった。
Bの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
「今はない」
俺は意識を失う。
恐くなった俺は、友人Cのところへ泊まりに行った。
部屋を替えれば何ごとも起こらないだろう。
友人Cは快く泊めてくれた。
しかし、Cの部屋にもあいつはやってきた。
眠ったCの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
少し慣れたのか、思わず
「知らねーよ!」
と答えた途端、顔がぶわっと視界一面に広がり、弾けたように消えた。
良かった。いなくなった…
そう安堵して、自分の部屋へ帰った
甘かった。
その夜、また
「ねぇ。どこ?」
今までと違ったのは、顔に怒りの表情が見えることだ。
俺を責めるように、問い掛ける。
「ねぇ、どこ?」
「ねぇ、知ってるんでしょ?どこにいるの?」
神経がおかしくなりそうだった。
あいつは誰かを探しているんだ。
俺に関係するのか?
何もわからない。
それから俺は、友人を片っ端からうちの部屋に泊めた。
誰も何も見ない。何も感じない。
しかし、あの女は毎晩俺に尋ねてきた。
「ねえ。どこ?」
そんな毎日が続いた。
気が狂いそうだった。
しばらくして、友人のHが泊まった時のこと。
目が覚めるといつもの女。
もうだいぶ慣れてしまった俺は、女を見つめていた。
Hの顔を覗き込み、じっとしていたが俺の方に顔を向け、ぐぐっと寄って来た。
しばらく俺の顔を見つめ
「み~つけた」
と、にたりと笑った。
歪んだ笑みは何とも言いがたい、不気味さだった
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫ぶと体が動き、思わず外へ飛び出した。
近くの友人のとこへ飛び込み、がたがた震えて今までの話をした。
一旦、家に行こうと言われ、一緒に部屋へ帰ってみると寝ているはずのHの姿はなかった。
それ以来、Hの行方は知れない。
Hの家族にいろいろ聞かれたりもしたが、正直に話をしても頭のおかしな奴だと思われたようだ。
俺が殺して埋めたんじゃないかという噂もあった。
当時の友人も離れて行ってしまった。
俺のせいなのか。
こんなことになるとは思っていなかったんだ。
Hとその女の関係はわからないまま。
Hはどこへ行ってしまったのだろう…
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