都市伝説・・・奇憚・・・blog
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撃たれた!
2013.07.16 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
434 1/2 sage 04/09/23 02:13:58 ID:2Oyj78VF
九段下のホテルに泊まったときの話です。
電気を消してベッドに入りました。
すると、ドアが開く音がしました。
カツン、カツン、と誰かが入ってきます。
ここですでにおかしなことが三つ。
一つ、オートロックのはずなのに、なぜ入れるのか?
一つ、絨毯の上を歩いているのに、なぜカツンカツンと足音がするのか?
一つ、なぜ自分は起き上がれないのか?
ちなみにベッドに入って30秒ほどです。
まどろんですらいませんでした。
瞼だけは開きます。
暗闇にうっすらと姿形が見えてきました。
「!」
435 2/2 sage 04/09/23 02:15:22 ID:2Oyj78VF
その人影は、軍服を着ています。
どうやら旧日本軍の軍人のようです。
将校クラスのように見えました。
私を見おろしながら、何か言っています。
しかし、私には何も聞こえません。
表情から、怒っているようでした。
だんだんと口調は激しくなり、怒鳴っているようでした。
相変わらず私の耳には何も届きませんが、すさまじい怒気だけは伝わってきます。
軍人はやれやれというような表情をすると、おもむろにピストルを取り出しました。
銃口を私の頭に向けて、今度は穏やかな表情で話しています。
私は目で命乞いをするので精一杯です。
彼は、フッ、と笑うと、私に向けて、バン!と発砲しました。
翌朝、いつもどおりに目が覚めました。
けれど、もうそのホテルを利用することは一生ないでしょう。
九段下のホテルに泊まったときの話です。
電気を消してベッドに入りました。
すると、ドアが開く音がしました。
カツン、カツン、と誰かが入ってきます。
ここですでにおかしなことが三つ。
一つ、オートロックのはずなのに、なぜ入れるのか?
一つ、絨毯の上を歩いているのに、なぜカツンカツンと足音がするのか?
一つ、なぜ自分は起き上がれないのか?
ちなみにベッドに入って30秒ほどです。
まどろんですらいませんでした。
瞼だけは開きます。
暗闇にうっすらと姿形が見えてきました。
「!」
435 2/2 sage 04/09/23 02:15:22 ID:2Oyj78VF
その人影は、軍服を着ています。
どうやら旧日本軍の軍人のようです。
将校クラスのように見えました。
私を見おろしながら、何か言っています。
しかし、私には何も聞こえません。
表情から、怒っているようでした。
だんだんと口調は激しくなり、怒鳴っているようでした。
相変わらず私の耳には何も届きませんが、すさまじい怒気だけは伝わってきます。
軍人はやれやれというような表情をすると、おもむろにピストルを取り出しました。
銃口を私の頭に向けて、今度は穏やかな表情で話しています。
私は目で命乞いをするので精一杯です。
彼は、フッ、と笑うと、私に向けて、バン!と発砲しました。
翌朝、いつもどおりに目が覚めました。
けれど、もうそのホテルを利用することは一生ないでしょう。
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妖刀か?
2013.07.15 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
121: 本当にあった怖い名無し:2008/01/06(日) 02:58:28 ID:b+U7R9g50
先祖代々ではないが家に日本刀があったんだけど、親戚中で俺が俺がで誰かが持っていくと必ず癌に掛かって4箇所巡って家に戻ってきたな、
俺も手にしてみたがズッシリ重くカミソリのように良く切れる、ウチも不幸が続き結局処分したんだけど、普通なら神社とかお寺とかで供養でもしてもらえば良いのだが、親父は何を思ったのか鍛冶屋に直接持っていって処分してきた、
その後は平和です、親父の癌も完治、親戚は4人とも亡くなっています、
今思えば家の古い地下室取り壊しの時に日本刀発見しなければよかったな~と思う
122: 本当にあった怖い名無し:2008/01/06(日) 03:25:55 ID:RulAwCoAO
>>121
妖刀か?
123: 本当にあった怖い名無し:2008/01/06(日) 03:38:04 ID:b+U7R9g50
妖刀かどうか判らないが、そんなに古い刀ではなく軍刀とのことでした
キラキラしてるわけではなく鈍く光っていました切れ味は自分の腕の毛剃って見たけどカミソリのように剃る事が出来ました、結構腕力に自信ありますが、片手で振り回すのは絶対無理でした
153: 本当にあった怖い名無し:2008/01/15(火) 23:18:06 ID:4AfEPDJx0
>>123
日本刀を発見する前も、その刀、もともと家にあったわけだよね?
その間は不幸が無かったのかな。
私は、新宿の質屋で買ったルビーの指輪。
つけると確実に、数秒でガン!と頭痛がする。
ちなみに、他のアクセサリー類ではそんなこと、一生涯、一切なし。
綺麗な色だったけど、今思えば、日本のデザインじゃなかった。
場所柄、生活に困ったアジア系の女性とかがイライラしながら換金したのかな…。
あと人形。なぜか男の子の五月人形の小さい置物を気に入って、京都の古物屋で買った。
すると、うわ~、っと暗雲たちこめるようなイヤーなオーラが回りに立ち込めた気がした。
気のせいかな?…と思って家(兵庫県)に持って帰ると、また頭痛。
けっきょく、京都市内のお寺さんの娘さんの友人に、お店に返しに行ってもらった。
多分あの子は京都から出たくなかったんだと思う…。
154: 本当にあった怖い名無し:2008/01/16(水) 23:02:44 ID:JhJal/Pe0
>>153
>つけると確実に、数秒でガン!と頭痛がする
前の持ち主強盗に襲われて金品や指輪も奪われたんじゃ?
後ろから鉄パイプとかで殴られてさ。
外国だとよくあるよ、金持ってなさそうでも襲われる
運が悪いと殺される。
先祖代々ではないが家に日本刀があったんだけど、親戚中で俺が俺がで誰かが持っていくと必ず癌に掛かって4箇所巡って家に戻ってきたな、
俺も手にしてみたがズッシリ重くカミソリのように良く切れる、ウチも不幸が続き結局処分したんだけど、普通なら神社とかお寺とかで供養でもしてもらえば良いのだが、親父は何を思ったのか鍛冶屋に直接持っていって処分してきた、
その後は平和です、親父の癌も完治、親戚は4人とも亡くなっています、
今思えば家の古い地下室取り壊しの時に日本刀発見しなければよかったな~と思う
122: 本当にあった怖い名無し:2008/01/06(日) 03:25:55 ID:RulAwCoAO
>>121
妖刀か?
123: 本当にあった怖い名無し:2008/01/06(日) 03:38:04 ID:b+U7R9g50
妖刀かどうか判らないが、そんなに古い刀ではなく軍刀とのことでした
キラキラしてるわけではなく鈍く光っていました切れ味は自分の腕の毛剃って見たけどカミソリのように剃る事が出来ました、結構腕力に自信ありますが、片手で振り回すのは絶対無理でした
153: 本当にあった怖い名無し:2008/01/15(火) 23:18:06 ID:4AfEPDJx0
>>123
日本刀を発見する前も、その刀、もともと家にあったわけだよね?
その間は不幸が無かったのかな。
私は、新宿の質屋で買ったルビーの指輪。
つけると確実に、数秒でガン!と頭痛がする。
ちなみに、他のアクセサリー類ではそんなこと、一生涯、一切なし。
綺麗な色だったけど、今思えば、日本のデザインじゃなかった。
場所柄、生活に困ったアジア系の女性とかがイライラしながら換金したのかな…。
あと人形。なぜか男の子の五月人形の小さい置物を気に入って、京都の古物屋で買った。
すると、うわ~、っと暗雲たちこめるようなイヤーなオーラが回りに立ち込めた気がした。
気のせいかな?…と思って家(兵庫県)に持って帰ると、また頭痛。
けっきょく、京都市内のお寺さんの娘さんの友人に、お店に返しに行ってもらった。
多分あの子は京都から出たくなかったんだと思う…。
154: 本当にあった怖い名無し:2008/01/16(水) 23:02:44 ID:JhJal/Pe0
>>153
>つけると確実に、数秒でガン!と頭痛がする
前の持ち主強盗に襲われて金品や指輪も奪われたんじゃ?
後ろから鉄パイプとかで殴られてさ。
外国だとよくあるよ、金持ってなさそうでも襲われる
運が悪いと殺される。
山道から聞こえる音
2013.07.15 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
647 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/06/06 12:34
高校時代妙な体験をした。
あまりに妙なので、これまで一度もまわりから信じてもらったことがない。でもほんとうに体験した100%の事実。
高2の秋。私の通う高校は文化祭などはまったく無関心なくせに、体育祭(というよりその応援合戦)にだけは非常に力を入れていた。
各クラスが趣向を凝らした応援をするのだ。私のクラスは応援席のうしろに、おおきな立て看板をつくることになり、支柱にする木材を探すことになった。
クラスのAが
「木材ではないが竹ならただで手に入る」
というので竹に決まった。
なんでもAの家はちょっとした山を持っており、そこに竹薮もあるというのだ。
早速、土曜の午後に竹を伐採にいった。Aと私のほかに3人、合計5人。竹薮はちょうど山の一番低いところにあった。
竹薮のまんなかに細い道があり、(むろん舗装などしてない)山(といっても高さ100mくらいか?)に続いていた。
竹を切り始めたとき。山道の遠くの方から妙な音が聞こえてきた。
ミィーーーーン
人の声でもない。動物の吼える声でもない。機械がだすような音。だが、なんの音かわからない。
電動のこぎりかなにかかとも思ったが、Aは
「今日は誰もこの山に来てないはずだ」
という。
それに第一、電動のこぎりのようなエンジン音ではない、別の種類の機械から出る音だった。
木などを切っているのではない。でも誰かがなにかの機械を山のなかで使っている……5人は顔を見合わせて不思議がった。
648 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/06/06 12:36
ミィーーーーン
ふたたび音がしたとき、私はのこぎりを片手に、音のする方にむかっていた。気になってしかたなかったのだ。
ほかの四人もついてきた。同じ気持ちだったようだ。この山に詳しいAを先頭に、山道を登って行く。
ミィーーーーン
また聞こえてきた。音は山道から少しそれた林の方からしていた。
ほんの少し歩いた時、急に先頭のAが立ち止まり、全員を制すと右の方向を指さした。
指さす方向にあったのはドア。特撮番組の秘密基地さながらに、岩場にドアがついていた。
金属製の重そうなドアだが取っ手がない。どうやって開け閉めができるのか。
とにかく、へんな場所にへんなドアがついていた。そのドアは開け放たれていた。奥は暗くてよくは見えないが、なにやら通路が続いている。
この奥からあの音がした。確証はなかったが、誰もがそう思った。
「おいA、なんだこのドア?」
「知らない。こんなものいつできたんだ?」
Aはまったく知らないという。
「こんな変なものは見たことがない」
Aは中を覗きながら、ぶつぶつとそんなことばを繰返していた。
そしてこちらを振り返り、
「とりあえず中を確かめてみようぜ」
と言った。
649 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/06/06 12:37
ドアが突然閉まって閉じ込められたら洒落にならない、ということで、開いたドアの下に大きな石を置いて、閉まらないようにした。
そして、怖いからいやだというB、C2人を残して、3人で中に入ることにした。
通路に入るとかなり暗く、よく見えなかった。喫煙者だった私たちはジッポーを取り出し、蝋燭がわりにした。
壁を触ると、ごつごつとした岩の感触がした。しかし、自然にできたものでないことは明らかだった。
機械で掘ったような、直線的なあとがいくつもあったのだ。通路の広さはひとひとり通れるほど。
10mもいったら、すぐに『部屋』と呼べるような広い場所に出た。そこで終わり。なにもなかった。誰かがいた形跡すらない。
ここじゃなかったのかな、などと話をしていると、
「おーい、もどれ!もどってこい!」
と入り口から声がする。
残った2人が叫んでいた。あせったような叫び。尋常でない感じがして急いで戻ると、ドアが動いている。
石だけでは押さえにならなかったようで、ふたりも必死にドアを押しもどしていた。私たちが外に出て、5人ともがドアから離れると、
ミィーーーーン
という大音響ともにドアが閉まった。止め石が通路をごろっと落ちていくのが見えた。
あの音は、このドアが開閉するときの音だったのだ。Bが言うには、なんの前触れもなく突然動き始めたという。
それで慌てて押さえていたが、ドアの力はだんだん強くなっていったそうだ。
もう少し私たちが遅かったら、閉じ込められていたかもしれない。夕方になっていたこともあり、翌日もう一度調べようということになった。
翌日、5人でもう一度この場所に行った。しかし、なぜかドアは見つけられなかった。むろん通路もなくなっていた。
Aとはいまも付き合いがあるが、その後一度もドアについては見ていないという。岩場も異常がないし、あの音ももうしないという。
高校時代妙な体験をした。
あまりに妙なので、これまで一度もまわりから信じてもらったことがない。でもほんとうに体験した100%の事実。
高2の秋。私の通う高校は文化祭などはまったく無関心なくせに、体育祭(というよりその応援合戦)にだけは非常に力を入れていた。
各クラスが趣向を凝らした応援をするのだ。私のクラスは応援席のうしろに、おおきな立て看板をつくることになり、支柱にする木材を探すことになった。
クラスのAが
「木材ではないが竹ならただで手に入る」
というので竹に決まった。
なんでもAの家はちょっとした山を持っており、そこに竹薮もあるというのだ。
早速、土曜の午後に竹を伐採にいった。Aと私のほかに3人、合計5人。竹薮はちょうど山の一番低いところにあった。
竹薮のまんなかに細い道があり、(むろん舗装などしてない)山(といっても高さ100mくらいか?)に続いていた。
竹を切り始めたとき。山道の遠くの方から妙な音が聞こえてきた。
ミィーーーーン
人の声でもない。動物の吼える声でもない。機械がだすような音。だが、なんの音かわからない。
電動のこぎりかなにかかとも思ったが、Aは
「今日は誰もこの山に来てないはずだ」
という。
それに第一、電動のこぎりのようなエンジン音ではない、別の種類の機械から出る音だった。
木などを切っているのではない。でも誰かがなにかの機械を山のなかで使っている……5人は顔を見合わせて不思議がった。
648 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/06/06 12:36
ミィーーーーン
ふたたび音がしたとき、私はのこぎりを片手に、音のする方にむかっていた。気になってしかたなかったのだ。
ほかの四人もついてきた。同じ気持ちだったようだ。この山に詳しいAを先頭に、山道を登って行く。
ミィーーーーン
また聞こえてきた。音は山道から少しそれた林の方からしていた。
ほんの少し歩いた時、急に先頭のAが立ち止まり、全員を制すと右の方向を指さした。
指さす方向にあったのはドア。特撮番組の秘密基地さながらに、岩場にドアがついていた。
金属製の重そうなドアだが取っ手がない。どうやって開け閉めができるのか。
とにかく、へんな場所にへんなドアがついていた。そのドアは開け放たれていた。奥は暗くてよくは見えないが、なにやら通路が続いている。
この奥からあの音がした。確証はなかったが、誰もがそう思った。
「おいA、なんだこのドア?」
「知らない。こんなものいつできたんだ?」
Aはまったく知らないという。
「こんな変なものは見たことがない」
Aは中を覗きながら、ぶつぶつとそんなことばを繰返していた。
そしてこちらを振り返り、
「とりあえず中を確かめてみようぜ」
と言った。
649 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/06/06 12:37
ドアが突然閉まって閉じ込められたら洒落にならない、ということで、開いたドアの下に大きな石を置いて、閉まらないようにした。
そして、怖いからいやだというB、C2人を残して、3人で中に入ることにした。
通路に入るとかなり暗く、よく見えなかった。喫煙者だった私たちはジッポーを取り出し、蝋燭がわりにした。
壁を触ると、ごつごつとした岩の感触がした。しかし、自然にできたものでないことは明らかだった。
機械で掘ったような、直線的なあとがいくつもあったのだ。通路の広さはひとひとり通れるほど。
10mもいったら、すぐに『部屋』と呼べるような広い場所に出た。そこで終わり。なにもなかった。誰かがいた形跡すらない。
ここじゃなかったのかな、などと話をしていると、
「おーい、もどれ!もどってこい!」
と入り口から声がする。
残った2人が叫んでいた。あせったような叫び。尋常でない感じがして急いで戻ると、ドアが動いている。
石だけでは押さえにならなかったようで、ふたりも必死にドアを押しもどしていた。私たちが外に出て、5人ともがドアから離れると、
ミィーーーーン
という大音響ともにドアが閉まった。止め石が通路をごろっと落ちていくのが見えた。
あの音は、このドアが開閉するときの音だったのだ。Bが言うには、なんの前触れもなく突然動き始めたという。
それで慌てて押さえていたが、ドアの力はだんだん強くなっていったそうだ。
もう少し私たちが遅かったら、閉じ込められていたかもしれない。夕方になっていたこともあり、翌日もう一度調べようということになった。
翌日、5人でもう一度この場所に行った。しかし、なぜかドアは見つけられなかった。むろん通路もなくなっていた。
Aとはいまも付き合いがあるが、その後一度もドアについては見ていないという。岩場も異常がないし、あの音ももうしないという。
今も昔も
2013.07.15 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
429 今は昔 (1/5) 04/09/23 02:02:25 ID:gnyEtgT1
京から、美濃・尾張の方面に下ろうとする身分卑しい男があった。まだ夜中の内から、起き出して家を後にした。
歩いて行くと、四辻の大路に、青味がかった衣を着た女房が、裾を取って、ただ一人で立っている。
男は、(一体あの女はどういう女だろう。こんな夜中にまさか一人で立っているはずがない、男の連れがあるのだろう)と思って、そのまま通り過ぎようとすると、
「もし、そこをお通りのお方はどちらへいらっしゃるのですか」
と女が問いかける。
430 今は昔 (2/5) 04/09/23 02:03:51 ID:gnyEtgT1
男が「美濃尾張の方へ下る者です」と答えると、
「それはお急ぎの事でしょう…お急ぎとは存じますが、申し上げたい事があります。ちょっとばかり、お立ち止まり下さい」
と言うので、男が「何事でしょうか」と言って立ち止まると、女は
「この辺りにある、民部大夫某という人の家はどちらでございましょう。そこに行こうと思っておりますが、道に迷ってしまいました。私を、そこへ連れて行っては下さいませんか」
と言った。
431 今は昔 (3/5) 04/09/23 02:05:14 ID:gnyEtgT1
男はしぶしぶ、女を連れて歩き出したが、女はというと、
「ほんとに嬉しいこと」
と言いながら随いてくる。その様子が、どうにも薄気味悪いように思われるが、ただ、何でもないことだだろうと思って、言われた民部大夫の門まで送り届けると、女は
「急いでお出かけのところ、わざわざ引き返して、ここまで送って頂いて…返す返す嬉しく存じます。私は近江の某所に住む、某という者の娘でございます。東国へおいででしたら、その街道から近くでございますから、是非お立ち寄りになって下さいまし。色々申し上げたい事がございますので」
などと言ったかと思うと、今まで門の前に立っていたはずの女が、不意にかき消え失せてしまった。
男は、(門が開いてでもいれば、門のうちに入ったとでも思いもしようが、門は閉まったままだ。これは一体どうしたことだ)と考えると、髪の毛が太るように恐ろしくなって、その場に突っ立ったまま足がすくんで動けなくなった。
すると、この家の内から、にわかに泣き騒ぐ声が聞こえてきた。
何事かと耳を澄まして聞き入ると、人が死んだ気配である。
432 今は昔 (4/5) 04/09/23 02:06:12 ID:gnyEtgT1
(不思議な事だ)と思って、しばらくその辺をうろうろしている内に、夜も明けたので、一つ、この事のわけを尋ねてみようと思った。夜がすっかり明けはなれてから、その家に仕えている者で、ちょっと知っている人があったので、その人を訪ね会って、今朝の様子を聞いてみた。
するとその人は、
「近江国においでになる女房が、生霊となって執り憑いたと言って、こちらの殿様がこの二、三日患っておられましたが…、今朝の明け方に、その生霊が現れた様子がある、などと仰っているうちに、急にお亡くなりになってしまわれた。してみると、生霊というのは、こんなにあらたかに人を取り殺すものなのでしょうか」
と語った。
それを聞くと、この男も何だか頭が痛くなってきた。
(女は礼を言ってはいたが、やはりその毒気に当てられたのだろう)と思い、その日は旅立ちを止めて家に帰った。
その後、三日ばかりして東国へ下ったが、女の教えた辺りを通りかかった時、男は、一つ、あの女が言った事を確かめてやろうと思って、尋ねて行くと、本当にそういう家があった。
433 今は昔 (5/5) 04/09/23 02:07:10 ID:gnyEtgT1
立ち寄って、人を通じて、しかじかと来意を告げると、確かにそういうことがあったはずだ、と言って呼び入れられ、女は御簾越しに対面して
「この間の夜の喜びは永久に忘れる事ができません」
などと言って食事を出し、絹布などをくれるのだった。
男は恐ろしくてならなかったが、様々な品物などを貰って、やがて東国へ下った。
思うに、生霊と言うものは、ただ魂が乗り移ってすることかと思っていたが、なんと、現に、その当人も自覚している事であったのだ。これは、かの民部大夫が妻にしていた女房で、大夫が捨ててしまったものだから、恨みの一念から生霊となって取り殺してしまったのだった。
されば、女の心は恐ろしいものだ、と語り伝えたとのことである。
京から、美濃・尾張の方面に下ろうとする身分卑しい男があった。まだ夜中の内から、起き出して家を後にした。
歩いて行くと、四辻の大路に、青味がかった衣を着た女房が、裾を取って、ただ一人で立っている。
男は、(一体あの女はどういう女だろう。こんな夜中にまさか一人で立っているはずがない、男の連れがあるのだろう)と思って、そのまま通り過ぎようとすると、
「もし、そこをお通りのお方はどちらへいらっしゃるのですか」
と女が問いかける。
430 今は昔 (2/5) 04/09/23 02:03:51 ID:gnyEtgT1
男が「美濃尾張の方へ下る者です」と答えると、
「それはお急ぎの事でしょう…お急ぎとは存じますが、申し上げたい事があります。ちょっとばかり、お立ち止まり下さい」
と言うので、男が「何事でしょうか」と言って立ち止まると、女は
「この辺りにある、民部大夫某という人の家はどちらでございましょう。そこに行こうと思っておりますが、道に迷ってしまいました。私を、そこへ連れて行っては下さいませんか」
と言った。
431 今は昔 (3/5) 04/09/23 02:05:14 ID:gnyEtgT1
男はしぶしぶ、女を連れて歩き出したが、女はというと、
「ほんとに嬉しいこと」
と言いながら随いてくる。その様子が、どうにも薄気味悪いように思われるが、ただ、何でもないことだだろうと思って、言われた民部大夫の門まで送り届けると、女は
「急いでお出かけのところ、わざわざ引き返して、ここまで送って頂いて…返す返す嬉しく存じます。私は近江の某所に住む、某という者の娘でございます。東国へおいででしたら、その街道から近くでございますから、是非お立ち寄りになって下さいまし。色々申し上げたい事がございますので」
などと言ったかと思うと、今まで門の前に立っていたはずの女が、不意にかき消え失せてしまった。
男は、(門が開いてでもいれば、門のうちに入ったとでも思いもしようが、門は閉まったままだ。これは一体どうしたことだ)と考えると、髪の毛が太るように恐ろしくなって、その場に突っ立ったまま足がすくんで動けなくなった。
すると、この家の内から、にわかに泣き騒ぐ声が聞こえてきた。
何事かと耳を澄まして聞き入ると、人が死んだ気配である。
432 今は昔 (4/5) 04/09/23 02:06:12 ID:gnyEtgT1
(不思議な事だ)と思って、しばらくその辺をうろうろしている内に、夜も明けたので、一つ、この事のわけを尋ねてみようと思った。夜がすっかり明けはなれてから、その家に仕えている者で、ちょっと知っている人があったので、その人を訪ね会って、今朝の様子を聞いてみた。
するとその人は、
「近江国においでになる女房が、生霊となって執り憑いたと言って、こちらの殿様がこの二、三日患っておられましたが…、今朝の明け方に、その生霊が現れた様子がある、などと仰っているうちに、急にお亡くなりになってしまわれた。してみると、生霊というのは、こんなにあらたかに人を取り殺すものなのでしょうか」
と語った。
それを聞くと、この男も何だか頭が痛くなってきた。
(女は礼を言ってはいたが、やはりその毒気に当てられたのだろう)と思い、その日は旅立ちを止めて家に帰った。
その後、三日ばかりして東国へ下ったが、女の教えた辺りを通りかかった時、男は、一つ、あの女が言った事を確かめてやろうと思って、尋ねて行くと、本当にそういう家があった。
433 今は昔 (5/5) 04/09/23 02:07:10 ID:gnyEtgT1
立ち寄って、人を通じて、しかじかと来意を告げると、確かにそういうことがあったはずだ、と言って呼び入れられ、女は御簾越しに対面して
「この間の夜の喜びは永久に忘れる事ができません」
などと言って食事を出し、絹布などをくれるのだった。
男は恐ろしくてならなかったが、様々な品物などを貰って、やがて東国へ下った。
思うに、生霊と言うものは、ただ魂が乗り移ってすることかと思っていたが、なんと、現に、その当人も自覚している事であったのだ。これは、かの民部大夫が妻にしていた女房で、大夫が捨ててしまったものだから、恨みの一念から生霊となって取り殺してしまったのだった。
されば、女の心は恐ろしいものだ、と語り伝えたとのことである。
祟り尽くしてやる!
2013.07.13 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
382 380 sage 04/09/22 12:56:59 ID:tc3rOwHr
戦中にはよく都会から、やむにやまれぬ事情で物売りになって米を買うために田舎に訪れる方が多くいたそうです。
あるとき、母親と娘の物売りが村にきたそうです。
山村では手に入りにくい干し魚で、米を買おうとしたそうです。
ところが、その駐在代わりの家の夫婦が、
「米を一すくい多くとった」
と言いがかりをつけ親子を座敷牢に閉じ込めてしまいました。
その夫婦がした拷問はかな酷く、娘は死んでしまい、母親は盲目になりました。
釈放された母親は、手探りで石を掴むとそれを自分の小指に叩き込み、引きちぎり、その家の正面に埋め込むと拷問のせいでしゃがれた声で、
「この家を末代まで祟って祟って祟り尽くしてやる。」
と言い立ち去ったそうです。
その後、この家では孫が一人うまれたんですが長男は叔父と共に事故で死亡、長男の嫁は病死、孫は身ごもると子供ともに死んだそうです。
結局、残った夫婦は祟りを恐れ、いろんな宗教に手を出したそうです。
結果、田畑を手放す事になり、死んでいるのが見つかった時には、米どころか家には着るもの一つ無く、カサカサに渇いて餓死していたそうです。
いまだにこの家は廃墟として残っており、子供のときには近寄らないように親に言われたものです。
戦中にはよく都会から、やむにやまれぬ事情で物売りになって米を買うために田舎に訪れる方が多くいたそうです。
あるとき、母親と娘の物売りが村にきたそうです。
山村では手に入りにくい干し魚で、米を買おうとしたそうです。
ところが、その駐在代わりの家の夫婦が、
「米を一すくい多くとった」
と言いがかりをつけ親子を座敷牢に閉じ込めてしまいました。
その夫婦がした拷問はかな酷く、娘は死んでしまい、母親は盲目になりました。
釈放された母親は、手探りで石を掴むとそれを自分の小指に叩き込み、引きちぎり、その家の正面に埋め込むと拷問のせいでしゃがれた声で、
「この家を末代まで祟って祟って祟り尽くしてやる。」
と言い立ち去ったそうです。
その後、この家では孫が一人うまれたんですが長男は叔父と共に事故で死亡、長男の嫁は病死、孫は身ごもると子供ともに死んだそうです。
結局、残った夫婦は祟りを恐れ、いろんな宗教に手を出したそうです。
結果、田畑を手放す事になり、死んでいるのが見つかった時には、米どころか家には着るもの一つ無く、カサカサに渇いて餓死していたそうです。
いまだにこの家は廃墟として残っており、子供のときには近寄らないように親に言われたものです。
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