都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
鬼さんこちら、手の鳴る方へ
2016.07.27 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
410:本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火)11:36:13ID:PaCvrcKI0
幼い頃、祖母の家に行くと奥の間というところで遊んでいた。
奥の間はとても広く、家具が置かれていないので客間としても使われていたのだが、遊ぶには適した場所だった。
その日は年上のイトコも来ていて、一緒に遊んでくれた。
祖母の手拭いを借りて目隠しをして、目隠し鬼をすることになり、ジャンケンして俺がはじめに鬼をすることになった。
何も見えない恐怖と緊張、耳だけが敏感に音を拾う。
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」
イトコの声がする方に手を伸ばしながら歩き回る。
二人とも笑っていた。そのうち、変な感覚に陥った。
笑い声が、イトコのものなのか、自分のものなのか、知らない誰かなのか。
感覚が混ざり合うというか、とにかく変だった。
イトコのものらしき声が近くに、と思うと遠くから聞こえる。
とにかく声の方へ、と思って足を動かすと、突然冷たいものに触れた。
突然足がうまく動かなくなった。
走りたいのに走れない、夢の中に似ていた。
気づけば、誰かが手を掴んでいる。
「●(イトコ)ちゃん?」
呼びかけても耳元でクスクス笑う声が聞こえるだけだ。
甲高い女の声だった。
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」
楽しそうに笑っている。俺の身体はもう
自分の意思では動かなかった。
411:本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火)11:36:54ID:PaCvrcKI0
「○○(俺の名前)!」
突然イトコの声がして、目隠しが外された。
「なに、かくれんぼに変えるん?」
イトコは笑っていた。
なんと、俺は押入れの中に入っていたのだ。
どっと汗が吹き出し、涙があふれ出た。何が何だかわからなかった。
イトコは途中で母親に呼ばれ、俺に向かって
「ちょっと待ってて」
と言ったのだが、俺は部屋の中央をぐるぐる回っているだけで返事をしなかったので、すぐ戻るからいいか、と思って放置して出て行ったのだという。
もし、イトコが戻ってくるのが遅かったら、俺はどうなっていたのだろうか。
俺が押入れに入っていたことを聞いた祖母は驚いて、
「まあ、あの渋い戸をよく開けられたねえ。ばあちゃんより力持ちだぁ」
なんて笑っていた。
少なくとも子供の俺よりは力があった祖母でも押入れの戸を開けるのは難儀だったのだ。
しかも俺は押入れの上段にいた。
あのときはまだ上段には一人では上れなかったのに。
俺に何が起こったのか、どうなろうとしていたのか、わからない。
祖母の家の奥の間は、ひんやりとして薄暗く、今でも苦手だ。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?130
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148030911/410-411
.
幼い頃、祖母の家に行くと奥の間というところで遊んでいた。
奥の間はとても広く、家具が置かれていないので客間としても使われていたのだが、遊ぶには適した場所だった。
その日は年上のイトコも来ていて、一緒に遊んでくれた。
祖母の手拭いを借りて目隠しをして、目隠し鬼をすることになり、ジャンケンして俺がはじめに鬼をすることになった。
何も見えない恐怖と緊張、耳だけが敏感に音を拾う。
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」
イトコの声がする方に手を伸ばしながら歩き回る。
二人とも笑っていた。そのうち、変な感覚に陥った。
笑い声が、イトコのものなのか、自分のものなのか、知らない誰かなのか。
感覚が混ざり合うというか、とにかく変だった。
イトコのものらしき声が近くに、と思うと遠くから聞こえる。
とにかく声の方へ、と思って足を動かすと、突然冷たいものに触れた。
突然足がうまく動かなくなった。
走りたいのに走れない、夢の中に似ていた。
気づけば、誰かが手を掴んでいる。
「●(イトコ)ちゃん?」
呼びかけても耳元でクスクス笑う声が聞こえるだけだ。
甲高い女の声だった。
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」
楽しそうに笑っている。俺の身体はもう
自分の意思では動かなかった。
411:本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火)11:36:54ID:PaCvrcKI0
「○○(俺の名前)!」
突然イトコの声がして、目隠しが外された。
「なに、かくれんぼに変えるん?」
イトコは笑っていた。
なんと、俺は押入れの中に入っていたのだ。
どっと汗が吹き出し、涙があふれ出た。何が何だかわからなかった。
イトコは途中で母親に呼ばれ、俺に向かって
「ちょっと待ってて」
と言ったのだが、俺は部屋の中央をぐるぐる回っているだけで返事をしなかったので、すぐ戻るからいいか、と思って放置して出て行ったのだという。
もし、イトコが戻ってくるのが遅かったら、俺はどうなっていたのだろうか。
俺が押入れに入っていたことを聞いた祖母は驚いて、
「まあ、あの渋い戸をよく開けられたねえ。ばあちゃんより力持ちだぁ」
なんて笑っていた。
少なくとも子供の俺よりは力があった祖母でも押入れの戸を開けるのは難儀だったのだ。
しかも俺は押入れの上段にいた。
あのときはまだ上段には一人では上れなかったのに。
俺に何が起こったのか、どうなろうとしていたのか、わからない。
祖母の家の奥の間は、ひんやりとして薄暗く、今でも苦手だ。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?130
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148030911/410-411
.
PR
オタクは強し
2016.07.26 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
686:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/07/24(日)16:44:22.09ID:9ZGMIxMS0.net
五年ほど前のほんのり怖かった話。オタク要素があります、すみません。
就職できず大学を留年して学生寮を追い出されたので、親戚が持っていた空き家に住んでいました。
その親戚はケア施設に入っていて、母が時折見舞いやら世話やらをしていたので、一年だけということで、住む許可を貰ったんです。
その家は、築50年くらい、昔はアパートだったのを、何年か前に普通の家のように改築したものです。
アパートといっても風呂なし共同廊下だったので。
ちなみに部屋は全部で十二部屋ありましたが、そのうち私が使っていたのは二部屋だけです。
で、改築する前に、ずっと一部屋だけ住人のいる部屋がありました。
他の部屋はもうずいぶん昔に出て行ってしまったようですが、身寄りのない人なのか、家賃が安いそこに、ずっと二十年くらい住んでいたそうです。
その部屋は北向きで、なんとなくじめじめした感じであまり近づかないようにしていたのですが、ふと、大学で
「お化け屋敷みたいな家に住んでいる」
という話題を出して、携帯で撮った写真を見せました。
687:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/07/24(日)16:57:13.14ID:9ZGMIxMS0.net
色々な写真があったのですが、一人の友人が最後まで住人のいた部屋のすりガラスの窓のあるドアの写真を見て
「中からめっちゃ睨んでるよ」
と言いました。
割と物静かなタイプの友人ですが、そういった感覚が鋭いらしいという噂でした。
ちなみに、彼のおばあさんはもっと鋭いらしいです。
(どういう場所が一番怖い?と聞いた時に「古墳」と言われました……)
さすがに怖くなり、当時集めていたオタク関連グッズをその部屋の前に山積みにして、ポスターをすりガラスの上から目張りをするように貼っているうちに、忙しさに紛れて気にならなくなってしまいました。
それからも、何もないのに蛍光灯が外れたり、明らかに歩くような物音がしたりと色々ありましたが、就職活動が五十社受けても内定が決まらず、こっちだって大変なんだと、むしろ逆ギレさえしていました。
その後ようやく就職が決まり、大学も卒業してその家も出ましたが、さらに次に住んだ親戚の一家の奥さんは、それまで健康だったのに、ノイローゼなのか急に精神科に入院してしまったそうです。
私は今でも元気ですので、やっぱりオタクポスターが効いたのかもしれません。
引用元:ほんのりと怖い話スレ その118
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1468075799/
.
五年ほど前のほんのり怖かった話。オタク要素があります、すみません。
就職できず大学を留年して学生寮を追い出されたので、親戚が持っていた空き家に住んでいました。
その親戚はケア施設に入っていて、母が時折見舞いやら世話やらをしていたので、一年だけということで、住む許可を貰ったんです。
その家は、築50年くらい、昔はアパートだったのを、何年か前に普通の家のように改築したものです。
アパートといっても風呂なし共同廊下だったので。
ちなみに部屋は全部で十二部屋ありましたが、そのうち私が使っていたのは二部屋だけです。
で、改築する前に、ずっと一部屋だけ住人のいる部屋がありました。
他の部屋はもうずいぶん昔に出て行ってしまったようですが、身寄りのない人なのか、家賃が安いそこに、ずっと二十年くらい住んでいたそうです。
その部屋は北向きで、なんとなくじめじめした感じであまり近づかないようにしていたのですが、ふと、大学で
「お化け屋敷みたいな家に住んでいる」
という話題を出して、携帯で撮った写真を見せました。
687:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/07/24(日)16:57:13.14ID:9ZGMIxMS0.net
色々な写真があったのですが、一人の友人が最後まで住人のいた部屋のすりガラスの窓のあるドアの写真を見て
「中からめっちゃ睨んでるよ」
と言いました。
割と物静かなタイプの友人ですが、そういった感覚が鋭いらしいという噂でした。
ちなみに、彼のおばあさんはもっと鋭いらしいです。
(どういう場所が一番怖い?と聞いた時に「古墳」と言われました……)
さすがに怖くなり、当時集めていたオタク関連グッズをその部屋の前に山積みにして、ポスターをすりガラスの上から目張りをするように貼っているうちに、忙しさに紛れて気にならなくなってしまいました。
それからも、何もないのに蛍光灯が外れたり、明らかに歩くような物音がしたりと色々ありましたが、就職活動が五十社受けても内定が決まらず、こっちだって大変なんだと、むしろ逆ギレさえしていました。
その後ようやく就職が決まり、大学も卒業してその家も出ましたが、さらに次に住んだ親戚の一家の奥さんは、それまで健康だったのに、ノイローゼなのか急に精神科に入院してしまったそうです。
私は今でも元気ですので、やっぱりオタクポスターが効いたのかもしれません。
引用元:ほんのりと怖い話スレ その118
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1468075799/
.
レンタルビデオ店のポスト
2016.07.26 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
402:本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火)03:41:44ID:RJsYtLuIO
前にバイトしてた店で体験した話。
普段は2人でバイトに入っている日だった。
しかし、その日はちょっとした事情で、オレ一人だった。
いつもなら二人でやる仕事を一人でこなしたオレは、めちゃめちゃ疲れてぐったりしながら店を閉めて、外に出た。
その店はレンタルビデオ店で、営業時間外の返却用に返却ポストが外に用意してあった。
営業時間中はポストが使えないようにしてあるから、中の鍵を開けてあるか最後にポストの入り口を突いて、ポストが空くことを確かめる。
その日は、なんとなく…本当になんとなくポストを覗いた。
中の誰かと目が合った。
それから家の近くのコンビニまで必死に走った。
次の日、確かめてみたが何の異常もなかった。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?130
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148030911/402
.
前にバイトしてた店で体験した話。
普段は2人でバイトに入っている日だった。
しかし、その日はちょっとした事情で、オレ一人だった。
いつもなら二人でやる仕事を一人でこなしたオレは、めちゃめちゃ疲れてぐったりしながら店を閉めて、外に出た。
その店はレンタルビデオ店で、営業時間外の返却用に返却ポストが外に用意してあった。
営業時間中はポストが使えないようにしてあるから、中の鍵を開けてあるか最後にポストの入り口を突いて、ポストが空くことを確かめる。
その日は、なんとなく…本当になんとなくポストを覗いた。
中の誰かと目が合った。
それから家の近くのコンビニまで必死に走った。
次の日、確かめてみたが何の異常もなかった。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?130
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148030911/402
.
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター