都市伝説・・・奇憚・・・blog
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形見の市松人形
2010.04.26 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
892 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2010/04/25(日) 10:43:05 ID:IhBiVGU5O
長文ですが。
高校生の時に婆ちゃんが亡くなり、形見で市松人形を頂いた。
かなり古いが可愛い顔で、良い品だと見て取れるような市松さん。
「華ちゃん」と名前を付けて、髪飾り作って付けてあげたり、まあ可愛がってた。
大学進学で一人暮らしになる時、華ちゃんも連れてきた。
そのうちサークルの友達や先輩を部屋に上げるようになったが、ふと気付くと、時折華ちゃんがマジギレしていた。
他人にはわからないらしいが、目をつり上げ眉間に皺を寄せた顔はまさにマジギレ。
暫くして、ある特定の先輩が来た時のみマジギレしてる、と気付いた。
その頃、部屋から細々したものがたまに紛失していた。
必ずサークル内の人が複数で来た後で、波風立てたくないし、無くなってもすぐ困るものでもなかったからずっと黙っていたのだが。
まさか……と思ってA先輩に(華ちゃんの事は言わず、ただ物がなくなる事だけ)相談すると、A先輩が華ちゃんがキレた先輩を問詰めてくれた。
結果的に、私は華ちゃんがキレた先輩から惚れられてたらしい。
把握してた紛失物はヘアピン、髪ゴム、小さなマスコット等だったが、A先輩の家捜しにより
「箸」「リップクリーム」「下着」
というダメージ大きい物も発見。
窃盗で警察行く前に相手の親が出てきて、示談金と相手の退学、「今後一切関わらない」の念書で済ませた。
この時は、気付かせてくれた華ちゃんに凄く感謝した。
A先輩や友達からは「下着無くなってんの気付けよ!」と総ツッコミを頂いた。
その後、A先輩が部屋に来ると、華ちゃん超えびす顔。
もう今にも
「よく来たな、ゆっくりしていけ!」
とか言いそうなえびす顔。
マジギレ顔と違い、これについてはA先輩も
「なんか華ちゃん笑ってない?」
とか言ってた。
A先輩とはなんだかんだで付き合う事になり、そのまま結婚した。
婆ちゃんの霊が華ちゃんに……?とも一時期思ってたが、やっぱり華ちゃんは「華ちゃん」という人格(?)だと今は思う。
何年かしたら、今まだお腹の中の娘の御守りになってもらう予定です。
長文ですが。
高校生の時に婆ちゃんが亡くなり、形見で市松人形を頂いた。
かなり古いが可愛い顔で、良い品だと見て取れるような市松さん。
「華ちゃん」と名前を付けて、髪飾り作って付けてあげたり、まあ可愛がってた。
大学進学で一人暮らしになる時、華ちゃんも連れてきた。
そのうちサークルの友達や先輩を部屋に上げるようになったが、ふと気付くと、時折華ちゃんがマジギレしていた。
他人にはわからないらしいが、目をつり上げ眉間に皺を寄せた顔はまさにマジギレ。
暫くして、ある特定の先輩が来た時のみマジギレしてる、と気付いた。
その頃、部屋から細々したものがたまに紛失していた。
必ずサークル内の人が複数で来た後で、波風立てたくないし、無くなってもすぐ困るものでもなかったからずっと黙っていたのだが。
まさか……と思ってA先輩に(華ちゃんの事は言わず、ただ物がなくなる事だけ)相談すると、A先輩が華ちゃんがキレた先輩を問詰めてくれた。
結果的に、私は華ちゃんがキレた先輩から惚れられてたらしい。
把握してた紛失物はヘアピン、髪ゴム、小さなマスコット等だったが、A先輩の家捜しにより
「箸」「リップクリーム」「下着」
というダメージ大きい物も発見。
窃盗で警察行く前に相手の親が出てきて、示談金と相手の退学、「今後一切関わらない」の念書で済ませた。
この時は、気付かせてくれた華ちゃんに凄く感謝した。
A先輩や友達からは「下着無くなってんの気付けよ!」と総ツッコミを頂いた。
その後、A先輩が部屋に来ると、華ちゃん超えびす顔。
もう今にも
「よく来たな、ゆっくりしていけ!」
とか言いそうなえびす顔。
マジギレ顔と違い、これについてはA先輩も
「なんか華ちゃん笑ってない?」
とか言ってた。
A先輩とはなんだかんだで付き合う事になり、そのまま結婚した。
婆ちゃんの霊が華ちゃんに……?とも一時期思ってたが、やっぱり華ちゃんは「華ちゃん」という人格(?)だと今は思う。
何年かしたら、今まだお腹の中の娘の御守りになってもらう予定です。
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かわいいですね
2010.04.13 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
148 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/02 01:16
自衛隊に入隊している友人が語ってくれた悲話である。
以前、彼はN県の駐屯地に駐屯しており、山岳レンジャー(特殊部隊)に所属していた。
この話はその上官(A氏)の身に起こった事である。
十数年前の夕方、付近の山中において航空機事故が発生した。
山岳部における事故であったため、ただちにA氏の部隊に救助命令が発令された。
それは道すらない山中で、加えて事故現場の正確な座標も分からぬままの出動であった。
彼らが現場に到着したのは事故から半日以上も経った翌朝の事だった。
彼等の必死の救出作業も空しく、事故の生存者はほとんどいなかった…。
* * *
事故処理が一通り終了し、彼が駐屯地に戻れたのは、事故発生から実に1週間以上も経っての事であった。
『辛いことは、早く忘れなければ…。』
後味の悪い任務の終えた彼は駐屯地に戻るなり、部下たちを引き連れ、行きつけのスナックヘと直行した。
「ヤッホー!ママ、久し振り。」
「あら、Aさん。お久し振り!。さあさあ、皆さんこちらへどうぞ。」
彼等は、めいめい奥のボックス席に腰を降ろし飲み始めた。久し振りのアルコールと、任務終了の解放感から彼等が我を忘れ盛上がるまで、そう時間はかからなかった。
しばらくして、A氏は自分の左隣の席に誰も座らない事に気が付いた。
スナックの女の子達は入れ替わり立ち替わり席を移動し部下達の接客をしている。
しかし、その中のひとりとして彼の左隣へと来ない。
『俺もオジサンだし、女の子に嫌われちゃったかな…。』
少々寂しい思いで彼は、右隣で彼の世話をやいてくれているスナックのママの方を向いた。
「Aさん、とてもかわいらしいわね。」
彼と目のあったママが、思いっきりの作り笑顔を浮かべそう言った。
『かわいい?。俺が?。』
かわいいと言われ、妙な気分になった彼は慌てて左隣へと視線を戻した。
誰も座っていない左隣のテーブルの上にはいつから置かれていたのか、場違いな『オレンジジュース』の入ったグラスが一つ置かれていた…。
その日から、彼の周りに奇妙な事が起こり始めた。
一人で食堂や喫茶店に入ると、決まって冷水が2つ運ばれてくる。
また、どんなに混雑している列車やバスの中でも、彼の左隣の席は決まって空席のままで誰も座ろうとしない。
極めつけは、一人街中を歩いていると見知らぬ人に声を掛けられる様になったことであった。
しかも決まって、
『まあ…。かわいいですね。』
と、皆が口を揃えて言うのだ。
これには、部下から鬼だと言われている彼も、ひと月しないうちに参ってしまった。
ある日、彼は部下に自分の周りに起きている奇妙な事実を話し、そしてこの件について何か知っている事はないかと問いただした。
すると部下は言いにくそうに、こう言った。
「これは、あくまでも噂話なんですが…。最近、Aさんのそばを小さな女の子がついてまわっているのを同僚たちが見たっていうんです。」
「小さな女の子?。」
「ええ、駐屯地の中でも外でも、ずっとAさんの側を離れずに、ついてるらしいんです。」
A氏の背中に電流が走った。
「最近って…。いったい、それはいつからなんだ?。」
「じ、自分が見た訳ではないので…。 ただ皆、例の事故処理から帰ってきた頃からと…。」
「………………………………。」
A氏は思い出した。
あの時、散乱する残骸の中で彼が抱き上げた小さい遺体の事を…。
その後、A氏は近くのお寺へと行き少女の魂を手厚く供養してもらった。
以後、ふたたび彼の周りに少女は現れていない。
自衛隊に入隊している友人が語ってくれた悲話である。
以前、彼はN県の駐屯地に駐屯しており、山岳レンジャー(特殊部隊)に所属していた。
この話はその上官(A氏)の身に起こった事である。
十数年前の夕方、付近の山中において航空機事故が発生した。
山岳部における事故であったため、ただちにA氏の部隊に救助命令が発令された。
それは道すらない山中で、加えて事故現場の正確な座標も分からぬままの出動であった。
彼らが現場に到着したのは事故から半日以上も経った翌朝の事だった。
彼等の必死の救出作業も空しく、事故の生存者はほとんどいなかった…。
* * *
事故処理が一通り終了し、彼が駐屯地に戻れたのは、事故発生から実に1週間以上も経っての事であった。
『辛いことは、早く忘れなければ…。』
後味の悪い任務の終えた彼は駐屯地に戻るなり、部下たちを引き連れ、行きつけのスナックヘと直行した。
「ヤッホー!ママ、久し振り。」
「あら、Aさん。お久し振り!。さあさあ、皆さんこちらへどうぞ。」
彼等は、めいめい奥のボックス席に腰を降ろし飲み始めた。久し振りのアルコールと、任務終了の解放感から彼等が我を忘れ盛上がるまで、そう時間はかからなかった。
しばらくして、A氏は自分の左隣の席に誰も座らない事に気が付いた。
スナックの女の子達は入れ替わり立ち替わり席を移動し部下達の接客をしている。
しかし、その中のひとりとして彼の左隣へと来ない。
『俺もオジサンだし、女の子に嫌われちゃったかな…。』
少々寂しい思いで彼は、右隣で彼の世話をやいてくれているスナックのママの方を向いた。
「Aさん、とてもかわいらしいわね。」
彼と目のあったママが、思いっきりの作り笑顔を浮かべそう言った。
『かわいい?。俺が?。』
かわいいと言われ、妙な気分になった彼は慌てて左隣へと視線を戻した。
誰も座っていない左隣のテーブルの上にはいつから置かれていたのか、場違いな『オレンジジュース』の入ったグラスが一つ置かれていた…。
その日から、彼の周りに奇妙な事が起こり始めた。
一人で食堂や喫茶店に入ると、決まって冷水が2つ運ばれてくる。
また、どんなに混雑している列車やバスの中でも、彼の左隣の席は決まって空席のままで誰も座ろうとしない。
極めつけは、一人街中を歩いていると見知らぬ人に声を掛けられる様になったことであった。
しかも決まって、
『まあ…。かわいいですね。』
と、皆が口を揃えて言うのだ。
これには、部下から鬼だと言われている彼も、ひと月しないうちに参ってしまった。
ある日、彼は部下に自分の周りに起きている奇妙な事実を話し、そしてこの件について何か知っている事はないかと問いただした。
すると部下は言いにくそうに、こう言った。
「これは、あくまでも噂話なんですが…。最近、Aさんのそばを小さな女の子がついてまわっているのを同僚たちが見たっていうんです。」
「小さな女の子?。」
「ええ、駐屯地の中でも外でも、ずっとAさんの側を離れずに、ついてるらしいんです。」
A氏の背中に電流が走った。
「最近って…。いったい、それはいつからなんだ?。」
「じ、自分が見た訳ではないので…。 ただ皆、例の事故処理から帰ってきた頃からと…。」
「………………………………。」
A氏は思い出した。
あの時、散乱する残骸の中で彼が抱き上げた小さい遺体の事を…。
その後、A氏は近くのお寺へと行き少女の魂を手厚く供養してもらった。
以後、ふたたび彼の周りに少女は現れていない。
何かの存在
2010.03.31 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
68 駄文 sage 2008/04/05(土) 04:56:57 ID:UHsWSHkRO
拙いながらも投下させてもらいます。
うちはマンションの一室なのだが、色々な何かが居るし通る。
お盆は更に賑やか。
昔はそれにビクビクして居たのだが…或る出来事を境に、無闇と怖がる事はなくなった。
数年前ハムスターを飼っていた時の事。
放課後、寄り道して帰ろうと思って居たのだが、電車に乗っている間に急いで帰ろうという気になりそのまま帰宅。
うちの階の廊下が焦げ臭い(中廊下だから臭いがこもる)。
"どこかの家が魚でも焦がしたのだろう"
そう思い自宅玄関を開けると、家の中が真っ白。
冬場で閉め切っていた事も有り、本当に目の前が見えない位に煙が充満していた。
慌てて台所に行くと、火にかけられたままの鍋には炭化したロールキャベツが入っていた。
母が火を切り忘れて外出したのだ。
幸いな事に出火はしていなくて、取り敢えず鍋の火を止めた。
"ハムスター!!"
水槽型ではなく、金網のケージに入っていた彼を思い出し、絶望した。
彼のケージの周りも勿論、真っ白だったから。
慌てて駆け寄り声を掛けると、彼は寝ぼけ眼で小屋から出て来た。
そののんきな様子に胸をなで下ろしたが、同時に目の前の光景に違和感を感じた。
ケージの中だけ空気が澄んで居たのだ。周りは真っ白なのに。
前述の通りケージは金網で空気がスカスカと通り抜ける状態。
そこだけ煙が避けるなんて有る訳が無い。
その時フと、ハムスターが頻繁に誰も居ない同じ場所を見つめたり、前足や鼻を突き出して構って貰おうとしていた事を思い出した。
その場所は家族全員が人影を見たり、気配を感じて居た場所だった。
"ああ、守ってくれたんだなあ…"
何故か確信した。
とても有り難くて嬉しくて、無闇に怖がって居た事を心から謝った。
何度となく謝罪と感謝の言葉を繰り返す間、とてもあたたかい気持ちになり涙が止まらなかった。
今、その"何か"は居なくなってしまった。
他の部屋に居たモノも、何故か気配を感じなくなった。
家族も「最近居ないね」と言うので私の気の所為じゃないと思う。
通りすがりは結構いるし甥がよく見たり(?)怯えたりしているが、私はその一件以来怖いとは思わなくなった。
姿が見えずともコミュニケーションがとれずとも、一緒に暮らして行く事が出来ると教えて貰ったから。
拙いながらも投下させてもらいます。
うちはマンションの一室なのだが、色々な何かが居るし通る。
お盆は更に賑やか。
昔はそれにビクビクして居たのだが…或る出来事を境に、無闇と怖がる事はなくなった。
数年前ハムスターを飼っていた時の事。
放課後、寄り道して帰ろうと思って居たのだが、電車に乗っている間に急いで帰ろうという気になりそのまま帰宅。
うちの階の廊下が焦げ臭い(中廊下だから臭いがこもる)。
"どこかの家が魚でも焦がしたのだろう"
そう思い自宅玄関を開けると、家の中が真っ白。
冬場で閉め切っていた事も有り、本当に目の前が見えない位に煙が充満していた。
慌てて台所に行くと、火にかけられたままの鍋には炭化したロールキャベツが入っていた。
母が火を切り忘れて外出したのだ。
幸いな事に出火はしていなくて、取り敢えず鍋の火を止めた。
"ハムスター!!"
水槽型ではなく、金網のケージに入っていた彼を思い出し、絶望した。
彼のケージの周りも勿論、真っ白だったから。
慌てて駆け寄り声を掛けると、彼は寝ぼけ眼で小屋から出て来た。
そののんきな様子に胸をなで下ろしたが、同時に目の前の光景に違和感を感じた。
ケージの中だけ空気が澄んで居たのだ。周りは真っ白なのに。
前述の通りケージは金網で空気がスカスカと通り抜ける状態。
そこだけ煙が避けるなんて有る訳が無い。
その時フと、ハムスターが頻繁に誰も居ない同じ場所を見つめたり、前足や鼻を突き出して構って貰おうとしていた事を思い出した。
その場所は家族全員が人影を見たり、気配を感じて居た場所だった。
"ああ、守ってくれたんだなあ…"
何故か確信した。
とても有り難くて嬉しくて、無闇に怖がって居た事を心から謝った。
何度となく謝罪と感謝の言葉を繰り返す間、とてもあたたかい気持ちになり涙が止まらなかった。
今、その"何か"は居なくなってしまった。
他の部屋に居たモノも、何故か気配を感じなくなった。
家族も「最近居ないね」と言うので私の気の所為じゃないと思う。
通りすがりは結構いるし甥がよく見たり(?)怯えたりしているが、私はその一件以来怖いとは思わなくなった。
姿が見えずともコミュニケーションがとれずとも、一緒に暮らして行く事が出来ると教えて貰ったから。
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