都市伝説・・・奇憚・・・blog
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2011.06.26 (Sun) | Category : 誰も信じない人へ
先輩はヤンキー。
2011.06.21 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
778 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 22:07:19.20 ID:+29wXrW/0
笑えるかわかんないけど先輩と霊の話
ちょうど2年前の今頃、地元に帰ったとき久しぶりに先輩に会った
先輩は地元でちょっと有名なくらいのヤンキーだった
よく考えたら、ヤンキーらしいことは何もしてないんだけど、頭の悪さがヤンキーだったからみんな先輩のことをヤンキーだと思ってた
久しぶりに会った先輩は相変わらず頭が悪くて
「よう!久しぶり!きもだめし行かね?」
って脈絡の無い提案をしてきた
俺が
「他に誰が行くんですか?」
って聞いたら
「二人っしょ俺と」
っていうから
「えー」
って言ったら先輩は
「いやマジお勧め後悔させないってかハズレ無し」
と何が当たりなんだかわからないことを言う
「まじすか?」
と聞くと先輩は
「マジマジ俺もう10回見たウヘヘ」
という
ちょっと気になって待ち合わせの時間に先輩の家に行くと先輩は既に家の前でスタンバってレーザーポインターで遊んでた
先輩の車で「出る」という湖に行くと確かに雰囲気がある
いきなり先輩が後ろで
「霊!」
といったので俺がびっくりして振り向くと先輩は湖に向かって
「霊!おい!霊!」
って霊に呼びかけている
ダメだこの人w
だけど先輩が
「見ろあれ見ろ」
っていいながらレーザーポインタで湖を照らすと確かにその辺に白い人が歩いてる影が見える
湖の上なのに
先輩は満足そうに
「なっなっ?」
と俺にドヤ顔をしながらタバコをふかし始めた
レーザーポインタでひとしきり霊と遊んだ先輩は
「腹減ったし行くか」
と霊を放置しながら歩き出した
俺は
「ああ、この人にとっては霊も蛍も区別が無いんだ」
と思った
笑えるかわかんないけど先輩と霊の話
ちょうど2年前の今頃、地元に帰ったとき久しぶりに先輩に会った
先輩は地元でちょっと有名なくらいのヤンキーだった
よく考えたら、ヤンキーらしいことは何もしてないんだけど、頭の悪さがヤンキーだったからみんな先輩のことをヤンキーだと思ってた
久しぶりに会った先輩は相変わらず頭が悪くて
「よう!久しぶり!きもだめし行かね?」
って脈絡の無い提案をしてきた
俺が
「他に誰が行くんですか?」
って聞いたら
「二人っしょ俺と」
っていうから
「えー」
って言ったら先輩は
「いやマジお勧め後悔させないってかハズレ無し」
と何が当たりなんだかわからないことを言う
「まじすか?」
と聞くと先輩は
「マジマジ俺もう10回見たウヘヘ」
という
ちょっと気になって待ち合わせの時間に先輩の家に行くと先輩は既に家の前でスタンバってレーザーポインターで遊んでた
先輩の車で「出る」という湖に行くと確かに雰囲気がある
いきなり先輩が後ろで
「霊!」
といったので俺がびっくりして振り向くと先輩は湖に向かって
「霊!おい!霊!」
って霊に呼びかけている
ダメだこの人w
だけど先輩が
「見ろあれ見ろ」
っていいながらレーザーポインタで湖を照らすと確かにその辺に白い人が歩いてる影が見える
湖の上なのに
先輩は満足そうに
「なっなっ?」
と俺にドヤ顔をしながらタバコをふかし始めた
レーザーポインタでひとしきり霊と遊んだ先輩は
「腹減ったし行くか」
と霊を放置しながら歩き出した
俺は
「ああ、この人にとっては霊も蛍も区別が無いんだ」
と思った
実家の犬
2011.06.21 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
212 名前:ダストマン○浅型 投稿日:03/11/25 01:55
お盆に帰省したとき、飼い犬が死んだ。けっこうな老犬だった。
この犬とおれははっきり言って仲が悪かった。
おれが小学4年か5年のときだ。
散歩先の土手で一休みしていると、そいつおれの頭に飛びかかってきやがった。
最初は野球帽にじゃれついているのかと思ったが、脱いでも執拗に飛びかかってくる。
怖くなったおれはその日を境に散歩当番をさぼるようになった。
だっこもしてやらない。お手なんかもってのほか。隙を見せると飛びかかってきやがる。
犬は集団内の序列を重んじる動物だと知ったのは実家を離れてずいぶん経ったころだ。
おれは一番下っ端に見られていたのかもしれないな。
そいつは兄貴分のつもりでおれを締めてたのかも。それはそれで腹が立つが。
結局そいつとは仲直りすることもなく、先のお盆を迎えることになった。
実家に帰ると、そいつは玄関に寝かされていた。おしめ姿が妙に笑えた。
電話では聞かされていたけど、まさに余命幾許もないって感じだ。
腐ったような舌を投げ出して、薄目を開けてこっちを見上げてやがる。
おれは上がり框に座ると、つま先でそいつの前脚を小突いた。
「おしめ替えてやろうか?」
むっとしたんだろうな。そいつは目やにだらけの目を見開くと小さく唸った。
靴を脱ごうとしたときだ。死にぞこないとは思えない勢いで飛びかかってきやがった。
ふいを突かれたおれはただ身をすくませた。いやはや大した爺さまだよ。
気がつくとそいつは下駄箱の方にすっとんで、苦しそうにのたうっていた。
年寄りの冷や水ってやつか。が、どうも様子がおかしい。口になにか咥えているようだ。
ネズミ? いや違う。魚のようにも見えるが野菜のようにも思えた。なんだあれは!
おびただしい血が流れ出した。次の瞬間、得体の知れないなにかは掻き消えてしまった。
そいつは息をぜーぜー切らしながらしばらくおれを見ていたが、そのまま息を引き取った。
血の跡は吐血ということにした。得体の知れないなにかのことは家族には伏せたままだ。
お盆に帰省したとき、飼い犬が死んだ。けっこうな老犬だった。
この犬とおれははっきり言って仲が悪かった。
おれが小学4年か5年のときだ。
散歩先の土手で一休みしていると、そいつおれの頭に飛びかかってきやがった。
最初は野球帽にじゃれついているのかと思ったが、脱いでも執拗に飛びかかってくる。
怖くなったおれはその日を境に散歩当番をさぼるようになった。
だっこもしてやらない。お手なんかもってのほか。隙を見せると飛びかかってきやがる。
犬は集団内の序列を重んじる動物だと知ったのは実家を離れてずいぶん経ったころだ。
おれは一番下っ端に見られていたのかもしれないな。
そいつは兄貴分のつもりでおれを締めてたのかも。それはそれで腹が立つが。
結局そいつとは仲直りすることもなく、先のお盆を迎えることになった。
実家に帰ると、そいつは玄関に寝かされていた。おしめ姿が妙に笑えた。
電話では聞かされていたけど、まさに余命幾許もないって感じだ。
腐ったような舌を投げ出して、薄目を開けてこっちを見上げてやがる。
おれは上がり框に座ると、つま先でそいつの前脚を小突いた。
「おしめ替えてやろうか?」
むっとしたんだろうな。そいつは目やにだらけの目を見開くと小さく唸った。
靴を脱ごうとしたときだ。死にぞこないとは思えない勢いで飛びかかってきやがった。
ふいを突かれたおれはただ身をすくませた。いやはや大した爺さまだよ。
気がつくとそいつは下駄箱の方にすっとんで、苦しそうにのたうっていた。
年寄りの冷や水ってやつか。が、どうも様子がおかしい。口になにか咥えているようだ。
ネズミ? いや違う。魚のようにも見えるが野菜のようにも思えた。なんだあれは!
おびただしい血が流れ出した。次の瞬間、得体の知れないなにかは掻き消えてしまった。
そいつは息をぜーぜー切らしながらしばらくおれを見ていたが、そのまま息を引き取った。
血の跡は吐血ということにした。得体の知れないなにかのことは家族には伏せたままだ。
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