都市伝説・・・奇憚・・・blog
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義理堅い人
2012.03.20 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
685 名前: そんな怖い話じゃないけど① 04/05/20 12:59 ID:fVY+mi63
今から15年前の話
その日、当時の彼女と部屋でまったりしてた
夜も更けて駅まで彼女を見送ろうとしたら叔母から電話
「今さっき八王子の叔父さんが亡くなったわよ」
ガンで入院してた叔父がとうとう死んでしまった
詳しい話を聞きたかったが、帰りの時間が迫っていたしあらためて電話すると伝えいったん切った
バタバタと帰り支度をし急いで部屋を出た
部屋の扉を締める時一瞬彼女が変な顔をした
早足で駅まで向かう途中彼女は何かを伝えようとした
「あの」「その」
どうもはっきりしない感じ
無事時間前に駅に着き電車を待っているとようやく彼女が口を開いた
彼女「さっきの電話、誰か亡くなったの?」
漏れ「叔父さん ガンで今さっき死んじゃったみたい」
彼女「その叔父さんってどんな感じ? 背高い?」
漏れ「顔俺に似てるかも 背高いよ」
すると彼女は俯いてそれきり黙ってしまった
686 名前: そんな怖い話じゃないけど② 04/05/20 13:00 ID:fVY+mi63
漏れ「何だよ 気になんじゃん 言えよ」
彼女「けど 後で言うから 電話する」
漏れ「今言えよ」
彼女「えっ だって嫌な話かも」
漏れ「いいから言え」
彼女「あのね さっきドア閉める時ね 部屋の中に背高い人がいたの」
漏れ「あっ? 何それ?」
彼女「黒いスーツ着て部屋ん中に立ってた 顔似てたかも」
漏れ「頭ハゲてた?」
彼女「ウン 薄かった ジーッてこっちみてた 笑ってた」
どうやら叔父さんがお別れの挨拶に来たらしい
彼女を見送った後叔母に電話でそのことを伝えた
叔母「義理堅い人だったからねぇ」
世の中不思議なこともあるもんだと思った
687 名前: そんな怖い話じゃないけど③ 04/05/20 13:01 ID:fVY+mi63
後日八王子へ出向いた
叔母も一緒 よけいなことは言わないでおこうとなった
お焼香を済ませ、思い出話に花咲かせ帰りは八王子の叔母さん(亡くなった叔父さんの娘)が駅まで見送ってくれることとなった
その車中での話
八王子の叔母「お父さんが亡くなった時犬が吠えてねぇ」
「誰もいないところに向かってワンワン吠えてんのよ」
「わたしの娘なんかおじいちゃんって手振ってるし」
「見ても誰もいないでしょ 変な感じだったわよ」
それを聞いて漏れはペラッと口を滑らせてしまった
漏れ「叔父さんウチに来ました 彼女が見たって」
次の瞬間、八王子の叔母さんはハンドルを握ったまま突然号泣してしまった 危ないので車を停め落ち着かせた
娘としては感極まったのだろう
やはり叔父さんは最後の挨拶に回ってたみたいだ
漏れには霊感などコレっぽっちもないんでわからなかったが飼い犬や孫娘や当時の漏れの彼女には見えてたようだ
少しだけあの世のことを信じるようになった
688 名前: そんな怖い話じゃないけど④ 04/05/20 13:17 ID:fVY+mi63
さらに後日談
叔母と八王子の話をしてる時
今度は叔母がペラッと口を滑らせた
叔母「あんたのお母さん死んだ人見えるんだよ」
「死んだ人が挨拶に来るんだって」
「小さい頃そこにいるとかよく言ってて怖かったわよ」
初耳だった みんなが怖がるから言わなくなったらしい
お袋に電話して問いただしたら「さぁ~ねぇ」と誤魔化された
けど遠まわしにいまだに見えるとか言ってた
思い返せばユリゲラーと一緒に「動け!」とかやってた時お袋の体が金色に光りだしたことがある
金粉を吹いていた
わが母親ながらおかしな人だ
あまり怖い話じゃなくてスマソ
今から15年前の話
その日、当時の彼女と部屋でまったりしてた
夜も更けて駅まで彼女を見送ろうとしたら叔母から電話
「今さっき八王子の叔父さんが亡くなったわよ」
ガンで入院してた叔父がとうとう死んでしまった
詳しい話を聞きたかったが、帰りの時間が迫っていたしあらためて電話すると伝えいったん切った
バタバタと帰り支度をし急いで部屋を出た
部屋の扉を締める時一瞬彼女が変な顔をした
早足で駅まで向かう途中彼女は何かを伝えようとした
「あの」「その」
どうもはっきりしない感じ
無事時間前に駅に着き電車を待っているとようやく彼女が口を開いた
彼女「さっきの電話、誰か亡くなったの?」
漏れ「叔父さん ガンで今さっき死んじゃったみたい」
彼女「その叔父さんってどんな感じ? 背高い?」
漏れ「顔俺に似てるかも 背高いよ」
すると彼女は俯いてそれきり黙ってしまった
686 名前: そんな怖い話じゃないけど② 04/05/20 13:00 ID:fVY+mi63
漏れ「何だよ 気になんじゃん 言えよ」
彼女「けど 後で言うから 電話する」
漏れ「今言えよ」
彼女「えっ だって嫌な話かも」
漏れ「いいから言え」
彼女「あのね さっきドア閉める時ね 部屋の中に背高い人がいたの」
漏れ「あっ? 何それ?」
彼女「黒いスーツ着て部屋ん中に立ってた 顔似てたかも」
漏れ「頭ハゲてた?」
彼女「ウン 薄かった ジーッてこっちみてた 笑ってた」
どうやら叔父さんがお別れの挨拶に来たらしい
彼女を見送った後叔母に電話でそのことを伝えた
叔母「義理堅い人だったからねぇ」
世の中不思議なこともあるもんだと思った
687 名前: そんな怖い話じゃないけど③ 04/05/20 13:01 ID:fVY+mi63
後日八王子へ出向いた
叔母も一緒 よけいなことは言わないでおこうとなった
お焼香を済ませ、思い出話に花咲かせ帰りは八王子の叔母さん(亡くなった叔父さんの娘)が駅まで見送ってくれることとなった
その車中での話
八王子の叔母「お父さんが亡くなった時犬が吠えてねぇ」
「誰もいないところに向かってワンワン吠えてんのよ」
「わたしの娘なんかおじいちゃんって手振ってるし」
「見ても誰もいないでしょ 変な感じだったわよ」
それを聞いて漏れはペラッと口を滑らせてしまった
漏れ「叔父さんウチに来ました 彼女が見たって」
次の瞬間、八王子の叔母さんはハンドルを握ったまま突然号泣してしまった 危ないので車を停め落ち着かせた
娘としては感極まったのだろう
やはり叔父さんは最後の挨拶に回ってたみたいだ
漏れには霊感などコレっぽっちもないんでわからなかったが飼い犬や孫娘や当時の漏れの彼女には見えてたようだ
少しだけあの世のことを信じるようになった
688 名前: そんな怖い話じゃないけど④ 04/05/20 13:17 ID:fVY+mi63
さらに後日談
叔母と八王子の話をしてる時
今度は叔母がペラッと口を滑らせた
叔母「あんたのお母さん死んだ人見えるんだよ」
「死んだ人が挨拶に来るんだって」
「小さい頃そこにいるとかよく言ってて怖かったわよ」
初耳だった みんなが怖がるから言わなくなったらしい
お袋に電話して問いただしたら「さぁ~ねぇ」と誤魔化された
けど遠まわしにいまだに見えるとか言ってた
思い返せばユリゲラーと一緒に「動け!」とかやってた時お袋の体が金色に光りだしたことがある
金粉を吹いていた
わが母親ながらおかしな人だ
あまり怖い話じゃなくてスマソ
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鈴の音
2012.03.19 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
44 本当にあった怖い名無し 2008/03/13(木) 14:44:25 ID:bDgPDSU60
10年数前、20年近く飼っていた猫が死んでしまった。
お葬式を出し、まめにお墓参りも行っていたのだが年月が経つに連れて、たまにしか行かなくなった。
そんな中、夜中に母が居間でテレビを一人で見ていた時のこと。
ふと鈴の音が聞こえてきた。
母は最初、気にもしていなかったのだが、それが何日も続いた。
決まって、母が夜中に一人の時に。
その居間で、母は死んでしまった猫と一緒に寝ていた。
「もしかしたら、○○ちゃんが呼んでいるのかも・・・。」
と母。
猫の首輪には、母が鈴を取り付けていた。
母と私でお参りに行くと、鈴の音は止んだ。
それからしばらく、定期的に鈴の音がするようになったのでそのたびにお参りに行くようになった。
そんな数年を送り、ふとしたことで新しい猫を迎えることになった。
新しい猫も居間で母と寝るようになった。
そんなある晩、初めて死んでしまった猫が、母の夢に出てきたそう。
「お母さん、ずっと私のことを大事にしてくれてありがとう。私のことは忘れて、新しい猫を大事にしてね。」
そう母に言ったんだとか。
それ以来、母は鈴の音を聞くことがなくなった。
10年数前、20年近く飼っていた猫が死んでしまった。
お葬式を出し、まめにお墓参りも行っていたのだが年月が経つに連れて、たまにしか行かなくなった。
そんな中、夜中に母が居間でテレビを一人で見ていた時のこと。
ふと鈴の音が聞こえてきた。
母は最初、気にもしていなかったのだが、それが何日も続いた。
決まって、母が夜中に一人の時に。
その居間で、母は死んでしまった猫と一緒に寝ていた。
「もしかしたら、○○ちゃんが呼んでいるのかも・・・。」
と母。
猫の首輪には、母が鈴を取り付けていた。
母と私でお参りに行くと、鈴の音は止んだ。
それからしばらく、定期的に鈴の音がするようになったのでそのたびにお参りに行くようになった。
そんな数年を送り、ふとしたことで新しい猫を迎えることになった。
新しい猫も居間で母と寝るようになった。
そんなある晩、初めて死んでしまった猫が、母の夢に出てきたそう。
「お母さん、ずっと私のことを大事にしてくれてありがとう。私のことは忘れて、新しい猫を大事にしてね。」
そう母に言ったんだとか。
それ以来、母は鈴の音を聞くことがなくなった。
出られないジャングルジム
2012.03.07 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
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