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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.24 (Sun) Category : 

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お婆さんと柴犬

2014.08.16 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

973: 本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 14:08:10 ID:4/Pz/1BE0
昔の話だが、近所に、ダンナさんに先立たれて独り暮らしの婆ちゃんが居た。
室内で柴犬を飼っていた。
嫁いだ娘さんや孫たちが、しょっ中様子見に来ていたからそう寂しくは無かったとは思うが、 ちょい心臓を患っていて、親族には心配の種だったようだ。

ある日、婆ちゃんの柴犬が、窓ガラスに体当たりして血塗れで道に走り出し、偉い勢いで吠えつつ近所中を駆け巡ったそうだ。

近所の人は驚き、婆ちゃんに何か?と思って駆け付けてみると案の定,婆ちゃん心臓発作起こして、台所で苦しみ悶えていた。
即救急車。入院。手術。
その間、当時まだ若かった俺の爺ちゃんが柴犬を預かっていた関係でこの話は何度も聞かされたのだ。

婆ちゃん目出たく退院し、数年。柴犬もすっかり年を取ったある日婆ちゃんちの雨戸が、昼になっても開かない事を心配して隣家のおばさんが、婆ちゃんの娘さんに連絡。

娘さんが駆けつけ、俺の爺ちゃんら、近所の人も一緒に家に入ってみると婆ちゃんは寝床で既に冷たくなっていた。
苦しんだ痕は無く、死に顔は安らかだったと言う。
眠ってる間に心臓が止まってしまったのだろう、との事だった。
枕元では、柴犬が、婆ちゃんに顔を寄せて冷たくなっていた。

愛犬が主人と共に逝く話は,割と良く聞くが、あいつらは自分の死をコントロールできるのか?
柴犬は年老いていたが、大事にされていて栄養状態も良かったからまだまだ元気だったはずだと、俺の爺ちゃんは言っていた。

それが、人間みたいに首吊ったりとかではなく蝋燭の火を吹き消すように、自分の命を終える事ができるのか?
それが、なんとも不思議だな。



 








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忠犬チュリ

2014.08.15 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

105 1/2 sage New! 2005/07/29(金) 15:01:41 ID:4MYEgAg90
俺、昔犬を飼ってたんだ。
名前はチュリって言う雑種なんだけど。
賢い犬でまだ小さかった俺のお守りをしていてくれたらしい。
両親は共働きで小学校1年のときから鍵っ子だった。
家にはチュリがいたから寂しくはなかったんだ。
そんなチュリも俺が小5のときに死んでしまったんだ。

俺は、もう悲しくて悲しくてそれが元でちょっと体調を崩してしまったんだ。
熱を39度くらい出てしまって脱水症状を起こして、病院に短期入院した。
そこの病院が幽霊がよく出るって言う噂の悪名高い病院で俺は嫌だった。
でも、仕方なくそこに入院したんだ。

その夜、案の定幽霊に遭遇。
出た幽霊は、16歳くらいの男の幽霊だった。
メガネかけてて、坊主で目の辺りが窪んでて気味が悪い幽霊だった。
そいつは、俺の横に立って壁に向かってぶつぶつ言ってんだよ。
もう怖くて怖くて、布団を頭からかぶってぶるぶる震えてたわけなんだが、ふっ、とそいつの気配がなくなったと思って、恐る恐る布団から頭を出すと、坊主頭の幽霊の変わりに、今度は着物着た女がドアの隙間から、俺のほうをジーっと見てんだよ。
俺はもう怖くてどうしようもなかった時に、ふとチュリに助けを求めてみた。


(続きは『続きを読む』をクリック)

 









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飼い主とペットの絆

2014.08.14 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

154 :本当にあった怖い名無し:2009/03/24(火) 01:28:56 ID:FE4z9O0h0
向かいの家の犬が死んだ。
ちょうど飼い主だったお爺さんの一周忌の日だった。
犬の散歩の途中。曲がり角でお爺さんは倒れこみ、そのまま帰らぬ人となった。脳出血だったらしい。

それから一年。主の来ない庭で、何を思ってその犬は生きたのだろう。
お爺さんの最初の命日に、お爺さんの息子が、犬を散歩に連れて行った。
気を利かせたつもりだったのだろうか。お爺さんが死んでからは違う道順を辿るようになっていたのに、その日は、お爺さんと犬が十年以上、ずっと辿っていた散歩道を歩かせた。

お爺さんが倒れた曲がり角を通った時、犬はそこで急に立ち止まり、座り込んだ。
しばらくそのままでいさせてやったが、さすがにずっと座っているわけにもいかず、息子さんは犬を引っ張ろうとした。
けれどもその犬は、そのまま眠るように死んでいた。

飼い主とペットには、少なからず、不思議な縁と絆が宿る。
たぶん、その曲がり角で犬は、お爺さんに再会できたのだと、僕は思うのだ。


 








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