都市伝説・・・奇憚・・・blog
ノコギリ
2008.07.06 (Sun) | Category : 人を信じすぎる人へ
金縛り観察
2008.07.01 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
ん年前・・私は腐れ縁のO君といつものように飲み、いつものようにはしゃぎ語らい、そして終電もなくなりO君の家にタクシーで帰りました。
部屋でHなビデオ、音楽などを聴きながらだべっているとO君が
「眠いからねる!」
といい、さっさと寝息をかいていました。
O君の部屋は4畳半ですが、実際あいているスペースは一畳半ほどしかなく、体の大きな二人がねるのはオイルサーデン状態になるしかなく
「こいつ足臭いのう」
と思いながら一人ぼーっと音楽などを聴いておりました。
ものの一分もしないうちにO君が突然
「あ~あああああああ・・・・!!」
とオペラ歌手を思わせる高音~低音へわたる叫び声を張り上げ
「なにねぼけとんねん」
っと思った私はむくっと起きあがりO君をみると、体を小刻みにふるわせながら
「ふん・ふん・」
と白目でうなっておりました。
私は
「ハ、ハ~ン ^.^ これが噂の金縛りか」
ぴーんときてさらに観察しようとO君に近づきしばらく笑っておりました。
相変わらず白目でふるえているO君に私は
「やばいんちゃうん」
と思いだし、O君を起こそうとしたその瞬間、白目だったO君が目を見開き、(そのときのO君と私の顔の距離約30cm)重力を無視したように起きあがり、腰をぬかして後ずさりする私をものすごい形相で追いかけてきました。
私はパニックをおこし、腰を抜かしているにもかかわらず戦闘体制に入ろうとしたとき、O君は私の膝にしがみつき、一言消え入りそうな声で
「こ、怖かったあああ。」
二秒後・・・大爆笑している私をみながら懇々と語ってくれました。 笑い泣きしながら聞いたことなので思い違いはあるとは思いますが、O君いわく、ベランダで白いドレスを着た女性がたっているのが見えた瞬間金縛りにあい
「うわあああ」
と思ったとき
「そうや、ぷうう(私)がいてる、助けてもらおう」
と必死になって声を張り上げたそうですが、いつまでたっても助けてくれない私に愛想?をつかし、自力で金縛りをといたとのこと。
あとにもさきにも、他人の金縛り?を観察できたことはラッキー?だったと思い、今でも酒の肴にしている私です。(^_^)・・・・
気持ちの悪い男
2008.06.28 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
会社の近くの博物館に昼食を食べに出かけた。
博物館の中の喫茶店は、おいしいけどみんなに知られていないせいか、あまりこんでいないからゆっくり食べれるので、数回来た事がある。
いつもは、ロビーの近く席だけど初めて窓側の席に案内された。
席に座ると、視線を感じたので右側を見た。
ひとつ隣の席に暗い男がじっとこちらを見ていた。
顔は青白く、髪は顔の半分ぐらい覆いかぶさって表情ははっきり見えなかったが、こちらをじっと見ていた。
サイコみたいな感じでかかわりあいたくないので無視しようと思ったが、なんか気になるのでつい、チラチラ見てしまった。
相手は、こちらをじっと見ていた。
その表情は、何かおどおどしているようでもありなんだかこっちを小ばかにしている感じもした。
変なヤツだなぁと思っていたが、もっと変なことに気づいた。
彼は、私と同じ服を着ていた。
よく見ると、彼のいる場所は、一面鏡張りになっていてそこに私が写っていたのだった。
こんな風に人に見られているのかと思ったら、情けないやら、悲しいやらで・・・そのまま鏡を見つめていた。
鏡の中の気持ちの悪い男はにやりと笑った。
確かに、にやりと笑った。
兄
2008.06.25 (Wed) | Category : 人を信じすぎる人へ
交通事故で突然の不幸だった渡辺君は17歳でした。彼の通夜・葬式にクラスメイト・友人があつまった。彼は母子家庭で3歳上の兄がいて、泣きじゃくる私たちに笑顔で
「皆が泣いてたらアイツ天国行けないじゃないか~アハハ」
なんて気丈な兄だろうと感心してたら、この兄貴どうも行動が妙だ。
渡辺君の事故死を載せている新聞を山のように買ってきて
「ほらほらすげェ!名前でてるじゃんか」
と嬉しそう・・・
さらには渡辺君の親友の彼女(超美少女)になんと通夜の席で、自分の弟の棺の前で、皆が泣きじゃくって、母親も慟哭しているまえでこの女の子に
「ねぇ。。。俺と思い出を作らない。。。。?」
ナンパを始め出した・・・
相手にされないと悟ると、私や周りの女の子に
「携帯教えて♪」
だと。。
洒落にならなさすぎる・・・
読経
2008.06.23 (Mon) | Category : 人を信じすぎる人へ
その夏、僕は友人の帰省先の自宅に泊めて貰う事になりました。
離れの一階にある部屋で、僕等は酒を飲みながらあれこれ話こんでいました。
夜もすっかり更けたので、僕等は休むことにしました。
友人がいいました。
「二階にうちのバアチャン居るだろ?ジイチャンと死に別れてから、ちょっとな・・・。突然夜中に大声で御経読んだりするんだよ」
僕は深く聞くことを避け、いつのまにか眠りにつきました。
どのくらい経ったか、真夜中、
「ドンッ!」
という大きな音で目を覚ましました。どうやら天井が鳴ったようです。
ついで、低くて抑揚のない呻き声のような読経の声が聞こえてきました。
微かに
『ぬぅえ~、ぬぅえ~』
と聞こえてくるのです。
「どうしようもない。あれが終わるまで起きていよう」
そう決心した矢先、僕はあることに気付きギョッとしました。
先程から聞こえてくるお婆さんの読経の声は、ある言葉を紡いでいたのです。
それは
『ぬぅえ~、ぬぅえ~』
ではなく、
明らかに
『死~ねぇ~、死~ねぇ~』
と言っていたのです。
「なんだ、この声は?」
僕は慌てて上半身を起こしました。
縁側に老人の顔が見えたのです。
「あれ?」
そうです。どうやら、お婆さんはまだ二階に居るのです。
いや、二階にいるのがお婆さんだとしたら、
目の前にいるのは誰なんだ?
僕の身体は精神ごと完全に固まってしまいました。
縁側に居たはずの老人がこちらに近づいてくるのです。
それも頭の部分だけが・・・。
僕は恐怖と混乱で、隣で寝ている友人を叩き起こすことすら出来ません。
少しでも目を離したらいけない、離せばさらに近づいてくるかもしれない。
そんな気がしていると、視界の端に友人が体を起こすのが見えました。
「じいちゃん!!」
「え?」
僕は友人に目をやりました。
ズザザザザッ!
その瞬間を待っていたかのように、老人の頭が畳の上を物凄い勢いで僕に近づいてきました。
そして、そのまま大きく口を開けて僕の左足の踵にガブリッ とかじりついたのです。
「ぎゃあっ!」
あまりの驚きに声をあげると、老人の頭はスーッと消えてしまいました。
しばらくの放心の後、僕は友人に言いました。
「お前のお婆さん、今みたいに、お爺さんを毎晩見てるんじゃないのか?」
「おじいさん」に噛まれたあの感触をいまだに忘れる事が出来ません。
生暖かく、ぬるりととしたあの嫌な感触。
そう、あの「おじいさん」の口は、すべて歯が抜け落ちていたのです。

