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【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1(2)
2018.12.14 (Fri) | Category : ミステリー・不思議な話
1::本当にあった怖い名無し 2017/08/12(土)21:41:48.82ID:tFvP4+cN0
海山怖い話復活!
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
652:本当にあった怖い名無し 2018/06/08(金)19:47:47.33ID:+o2KHUL50
石じじいの話です。
じじいは、山奥の川で淵の中を泳ぎ回る人間を見たことがあったそうです。
水面から高い崖から川面を見おろすと、その淵を人が長い手足を動かして、すいすいと泳ぎ回っていたそうです。
白い裸体(?)で、緑黒い淵から浮き出るようだったと。
ずっと見ていても、息継ぎのために睡眠に顔をだす気配がありません。
気持ちよさそうに手足を動かして泳ぎつづけていたそうです。
そのうち、その白いスイマーは、ふっと泳ぐのをやめて、気をつけの姿勢をとって淵の中に停止しました。
水は流れているのにそのスイマーは流されませんでした。
それを見ていたじじいは、なにか、それが自分を見つめているのではないか?と思い、恐ろしくなってその場を立ち去りました。
それに顔らしきものはなかったのですが。
そのあと、川の近くで野営するのがためらわれたそうです。
魚が跳ねたりして大きな水音がすると、ぎくっとしたと。
『頭はあったが顔は見えんかったなあ。髪の毛もなかったような気がするが。おなごやったらxoffsdfasasooとったかもしれんなあw』
653:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:35:08.44ID:XdB9zOHY0
石じじいの話です。
人にとり憑き禍をなす悪霊として「ミサキ」というものがあります。
じじいの故郷の近くの土佐などでは「七人ミサキ」という話がありました。
名前は、今では全国でも知られているでしょう。
じじいがミサキについて私に語ってくれたことや、私の祖父母が語ってくれたことを書いてみましょう。
この死霊は、非業の死をとげた人が成仏できずにさまよっているものらしいのです。
水死者、焼死者、自殺者、行き倒れの霊
地方によって違いがありますが、ミサキには、海の沖や磯、川で出会うことが多く、水と縁が深いようです。
これに取り憑かれると、医者にかかるのは二の次で、呪禁によりとり払うとか。
送り念仏、神職による祓い、僧侶による祈祷などで落とし、その後に医者にかかります。
結局、医者の手当を受けることは外せない、ということが現代的です。
巫女によって、そのとり憑いたミサキの無念を語らせることもあったそうです。
ミサキは、夕方暗くなった時に海の近くの山を歩いているととり憑いて海へ誘い込むのだそうです。
犬の鳴き声がすると、それに憑かれたことに気がつくとか。
654:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:35:26.96ID:XdB9zOHY0
ミサキのためには、お盆に、軒下に芭蕉の葉っぱを置いて、その上に、おしょらいだなでお供えするものと同じものをお供えするのだそうです。
また、あるところでは、寺の近くの丘の東南の斜面にある墓地の端に、墓石ではない自然石を積んで塚とし、ミサキを祀っていたそうです。
「七人ミサキ」とは、山に狩りにいった七人の狩人が遭難して死んだのを弔うためのものだったという話もあったそうです。
七人塚とも言った。その時に、犬が七匹同時に死んだそうです。
また、昔、殿様の鷹狩のさいに、無礼があったとして七人の村人が殺害されましたが、そうしてむごたらしい殺されかたをした人は成仏できず人を道づれに殺すのだそうです。
そうすることで成仏できるのだそうです。七人の6倍、42人殺すのだとか。
この言い伝えがある地方には、「七霊の合祀」という碑が建っているそうです。
『昔はな、お遍路さんの行き倒れもようけあったんで。健康な人ばっかりやなかったけんね。死に場所を探して歩きよった人もおんさったようよ。わしが子供の頃も、行き倒れた人が何人もおってな、村でお葬式したもんよ。』
655:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:36:56.83ID:XdB9zOHY0
石じじいの話です。
じじいのふるさと(=私のふるさと)には、ミサキという悪霊の他に、「ドウロクジン」、「ホウカイ様」という存在があります。
これらも無縁仏です。
「ミサキ」と同じ存在ですね。
『おやじらがな、道の四辻で「道の端のドウロクジン」いうて唱えよったい。それなに?いうてきいたら、行き倒れのお遍路さんのことよ、いうて教えてくれたい。』
ドウロクジンは、無縁仏で、家に帰れない人、帰っても誰も祀ってくれない人の霊が道の四辻に、うろうろしているものなのだそうです。
四辻には、おにぎりなどの食べ物を供えます。これは、その霊が餓鬼である、という認識があったからだと。
四辻におにぎりが供えてあっても絶対にとってはいけない::というのが親からの言いつけだったそうです。太平洋戦争はるか以前の話ですからね。
「ホウカイ様」も同じような存在です。うら盆に焚く松明をホウカイと呼んでいました。
葬式の帰りは、悪霊が家についてくる危険性のある時だったそうです。
「七人ミサキがついちょるかもしれん」といって、からだを箕で扇いでもらうことがあったそうです。
また、外で具合が悪くなって帰って家に入る時に、その直前に、おなじように箕で扇いでもらう風習もありました。
これは七人ミサキがいる四辻を通ったから、それにとり憑かれたのだ:ということでした。
『犬神はとり憑くわ、ミサキは来るわ、ホウカイ様は四辻に待ち伏せしとるわ、油断できんかったで。昔わな。戦争があって、みんなおらんなったなw』
656:本当にあった怖い名無し 2018/06/10(日)01:57:00.25ID:MbqpKX7+0
>>655
狸に馬鹿された話とかは聞いてないですか?四国は隠神刑部とか狸の王国
ですよね、空海様が本州と鉄の橋でつながったら狐が帰って来ると予言してたから
今はわかりませんが。
657:本当にあった怖い名無し 2018/06/10(日)12:20:12.60ID:ebWYf5jo0
狸による怪異の話は、石じじいからとりたてて聞いたことがありません。
化け狸の話は愛媛県なら、瀬戸内沿岸の地方で(のみ)ポピュラーなものでしょう。
四国南西部ではあまり聞きませんでした。
佐田岬、八幡浜の方には、話があるようですが、いずれも松山の影響力の強いエリアです。
石じじいの話です。
池の水面ぎりぎりに円形の口が開いていたそうです。
じじいは、そこに女性が入っていくのをみました。
気がついた時には、もう下半身は穴に入っていたそうです。
周りが水面なのに、どうやってそこまで行ったのか?
不思議な光景でした。
水に潜るのではない。水面にあいた穴に入っていくのです。
じじいに、いたずらごころが起こって、その穴に向かって小石を投げました。
石は穴の近くに落ちて水面に波紋を作りました。
すると、穴から若い女性が顔を出してじじいをにらんだそうです。
真っ白な、困ったような顔だったそうです。
恐ろしくなったじじいは、
『すんませなんだなあ、こらえてやんなせよ』
と謝って、走り逃げたそうです。
その池は、里のため池だったそうです。
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海山怖い話復活!
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
652:本当にあった怖い名無し 2018/06/08(金)19:47:47.33ID:+o2KHUL50
石じじいの話です。
じじいは、山奥の川で淵の中を泳ぎ回る人間を見たことがあったそうです。
水面から高い崖から川面を見おろすと、その淵を人が長い手足を動かして、すいすいと泳ぎ回っていたそうです。
白い裸体(?)で、緑黒い淵から浮き出るようだったと。
ずっと見ていても、息継ぎのために睡眠に顔をだす気配がありません。
気持ちよさそうに手足を動かして泳ぎつづけていたそうです。
そのうち、その白いスイマーは、ふっと泳ぐのをやめて、気をつけの姿勢をとって淵の中に停止しました。
水は流れているのにそのスイマーは流されませんでした。
それを見ていたじじいは、なにか、それが自分を見つめているのではないか?と思い、恐ろしくなってその場を立ち去りました。
それに顔らしきものはなかったのですが。
そのあと、川の近くで野営するのがためらわれたそうです。
魚が跳ねたりして大きな水音がすると、ぎくっとしたと。
『頭はあったが顔は見えんかったなあ。髪の毛もなかったような気がするが。おなごやったらxoffsdfasasooとったかもしれんなあw』
653:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:35:08.44ID:XdB9zOHY0
石じじいの話です。
人にとり憑き禍をなす悪霊として「ミサキ」というものがあります。
じじいの故郷の近くの土佐などでは「七人ミサキ」という話がありました。
名前は、今では全国でも知られているでしょう。
じじいがミサキについて私に語ってくれたことや、私の祖父母が語ってくれたことを書いてみましょう。
この死霊は、非業の死をとげた人が成仏できずにさまよっているものらしいのです。
水死者、焼死者、自殺者、行き倒れの霊
地方によって違いがありますが、ミサキには、海の沖や磯、川で出会うことが多く、水と縁が深いようです。
これに取り憑かれると、医者にかかるのは二の次で、呪禁によりとり払うとか。
送り念仏、神職による祓い、僧侶による祈祷などで落とし、その後に医者にかかります。
結局、医者の手当を受けることは外せない、ということが現代的です。
巫女によって、そのとり憑いたミサキの無念を語らせることもあったそうです。
ミサキは、夕方暗くなった時に海の近くの山を歩いているととり憑いて海へ誘い込むのだそうです。
犬の鳴き声がすると、それに憑かれたことに気がつくとか。
654:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:35:26.96ID:XdB9zOHY0
ミサキのためには、お盆に、軒下に芭蕉の葉っぱを置いて、その上に、おしょらいだなでお供えするものと同じものをお供えするのだそうです。
また、あるところでは、寺の近くの丘の東南の斜面にある墓地の端に、墓石ではない自然石を積んで塚とし、ミサキを祀っていたそうです。
「七人ミサキ」とは、山に狩りにいった七人の狩人が遭難して死んだのを弔うためのものだったという話もあったそうです。
七人塚とも言った。その時に、犬が七匹同時に死んだそうです。
また、昔、殿様の鷹狩のさいに、無礼があったとして七人の村人が殺害されましたが、そうしてむごたらしい殺されかたをした人は成仏できず人を道づれに殺すのだそうです。
そうすることで成仏できるのだそうです。七人の6倍、42人殺すのだとか。
この言い伝えがある地方には、「七霊の合祀」という碑が建っているそうです。
『昔はな、お遍路さんの行き倒れもようけあったんで。健康な人ばっかりやなかったけんね。死に場所を探して歩きよった人もおんさったようよ。わしが子供の頃も、行き倒れた人が何人もおってな、村でお葬式したもんよ。』
655:本当にあった怖い名無し 2018/06/09(土)17:36:56.83ID:XdB9zOHY0
石じじいの話です。
じじいのふるさと(=私のふるさと)には、ミサキという悪霊の他に、「ドウロクジン」、「ホウカイ様」という存在があります。
これらも無縁仏です。
「ミサキ」と同じ存在ですね。
『おやじらがな、道の四辻で「道の端のドウロクジン」いうて唱えよったい。それなに?いうてきいたら、行き倒れのお遍路さんのことよ、いうて教えてくれたい。』
ドウロクジンは、無縁仏で、家に帰れない人、帰っても誰も祀ってくれない人の霊が道の四辻に、うろうろしているものなのだそうです。
四辻には、おにぎりなどの食べ物を供えます。これは、その霊が餓鬼である、という認識があったからだと。
四辻におにぎりが供えてあっても絶対にとってはいけない::というのが親からの言いつけだったそうです。太平洋戦争はるか以前の話ですからね。
「ホウカイ様」も同じような存在です。うら盆に焚く松明をホウカイと呼んでいました。
葬式の帰りは、悪霊が家についてくる危険性のある時だったそうです。
「七人ミサキがついちょるかもしれん」といって、からだを箕で扇いでもらうことがあったそうです。
また、外で具合が悪くなって帰って家に入る時に、その直前に、おなじように箕で扇いでもらう風習もありました。
これは七人ミサキがいる四辻を通ったから、それにとり憑かれたのだ:ということでした。
『犬神はとり憑くわ、ミサキは来るわ、ホウカイ様は四辻に待ち伏せしとるわ、油断できんかったで。昔わな。戦争があって、みんなおらんなったなw』
656:本当にあった怖い名無し 2018/06/10(日)01:57:00.25ID:MbqpKX7+0
>>655
狸に馬鹿された話とかは聞いてないですか?四国は隠神刑部とか狸の王国
ですよね、空海様が本州と鉄の橋でつながったら狐が帰って来ると予言してたから
今はわかりませんが。
657:本当にあった怖い名無し 2018/06/10(日)12:20:12.60ID:ebWYf5jo0
狸による怪異の話は、石じじいからとりたてて聞いたことがありません。
化け狸の話は愛媛県なら、瀬戸内沿岸の地方で(のみ)ポピュラーなものでしょう。
四国南西部ではあまり聞きませんでした。
佐田岬、八幡浜の方には、話があるようですが、いずれも松山の影響力の強いエリアです。
石じじいの話です。
池の水面ぎりぎりに円形の口が開いていたそうです。
じじいは、そこに女性が入っていくのをみました。
気がついた時には、もう下半身は穴に入っていたそうです。
周りが水面なのに、どうやってそこまで行ったのか?
不思議な光景でした。
水に潜るのではない。水面にあいた穴に入っていくのです。
じじいに、いたずらごころが起こって、その穴に向かって小石を投げました。
石は穴の近くに落ちて水面に波紋を作りました。
すると、穴から若い女性が顔を出してじじいをにらんだそうです。
真っ白な、困ったような顔だったそうです。
恐ろしくなったじじいは、
『すんませなんだなあ、こらえてやんなせよ』
と謝って、走り逃げたそうです。
その池は、里のため池だったそうです。
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タイムカプセル
2018.12.14 (Fri) | Category : ミステリー・不思議な話
159:タイムカプセル:2008/02/17(日)10:55:18ID:L1LQiSZx0
俺の知り合いの超霊感体質女性(42歳)から聞いた不思議な話。
ことの起こりは彼女が中学三年の卒業前まで遡る。
卒業を間近に控えていた彼女のクラスでは卒業記念にとクラス全員で未来の自分に宛てた手紙を書き校庭の桜の木の下に埋めたのだそうだ。
時は流れ、彼女が30歳の時、中学当時の旧友が集まり同窓会があり、その時、彼女は他のクラスメイト達に卒業前に埋めたタイムカプセルのことを、
「覚えてる?懐かしいよね!」
ってな感じで聞いてみた。
ところがその場にいた、全員が全員、
「はあ?おまえ何言ってんの?そんなことしてないだろ」
とタイムカプセルの存在を全否定する。
彼女としては自分の記憶に確信があったし、他のみんなが覚えてないことの方が不思議だったので、その場では
「絶対にタイムカプセル埋めたよ!」
って言い張ったのだが、やはりみんなの記憶にはそんなものは存在していない。
まあ、そんなカプセルの存在など実生活では何の影響もないわけで、結局、その話は流れてしまったそうだが、彼女は一人、その存在を確信していた。
160:タイムカプセル:2008/02/17(日)10:59:19ID:L1LQiSZx0
「確かにあの時、校庭のあの場所に埋めた」
のだ、と。
ただ、彼女自身が未来の自分に宛てた手紙にどんなことを書いたのかだけは、どうしても思い出せなかった。
更に時は流れて10年後、彼女が40歳の時に、その母校の中学校では校舎の増築工事が行われることになった。
新校舎が建設されるのは、彼女の記憶にある、タイムカプセルを埋めた場所、校庭に植えられていた桜の木のある場所だった。
「あの木を切って、その上に校舎を建てたら、カプセルは二度と取り出せない」
彼女はそう思ったのだが、どうすることもできなかった。
ところが工事の進捗に合わせて、そのタイムカプセルが工事関係者の手によって発見されたのだ。
早速、同窓会名簿を通じて、当事者たちが母校に集結した。
彼女以外のクラスメイトは彼女が30歳の時の同窓会で、タイムカプセルのことを話したことだけは覚えており、
「なんでお前だけ覚えてて、他のやつの記憶にはないんだ?」
と不思議がりはしたものの、とりもなおさず、各々自分の手紙を開封して読んだそうだ。
その時、クラスメイトの中で二十歳の若さで夭折したY君という男子生徒の手紙を、担任だった先生が代わりに開封したところ、その場が凍りついた。
そして更に、彼女が自分に宛てた書いた手紙を他のクラスメイト達に見せた時、その場にいた全員が顔面蒼白になった。
161:タイムカプセル:2008/02/17(日)11:09:44ID:L1LQiSZx0
Yくんの手紙
「このカプセルはみんなが二十歳になった時、その存在が記憶から消えさるだろう。そしてその20年後に再び思い出される。しかし俺は二十歳で死んでいるのだ、イエイ!」
彼女の手紙
「40歳の私へ。私は他のみんながカプセルの存在を忘れたとしても、私一人だけは絶対に忘れない。やったね!」
予言どおり二十歳で亡くなっていたYくん、また、死んだYくんの手紙に呼応するかのような、彼女の手紙。
その手紙は書いた当時、各々が家で書き、封をし持ち寄ったものだし、彼女とYくんは示し合わせたわけでもなく、お互いの手紙の内容を知っていたわけでもない。
そして手紙を書いた彼女自身でさえ、自分がそんなこと書いていたという記憶が欠落していたそうだ。
一同、皆、不思議なこともあるもんだ、と妙に感心した様子。
担任の先生は
「これは本当に言霊の力だなあ。書いてあることが現実になっている」
とのたまったそうだが、実は彼女の母校であるこの中学校があった場所は、戦時中、大きな病院が建っていたとのことで、空襲で学徒動員の生徒たちが何十人も犠牲になった場所でもあった。そのため校内には慰霊碑までたっているという、いわくつきの土地。
実際、彼女が在学中、霊感が強い彼女は何度も校内で心霊体験をしたとのことだが、それはスレ違いになるので割愛。
168:本当にあった怖い名無し:2008/02/18(月)01:57:08ID:ZcCVGRGM0
>>159-161
面白い
言霊と考えるかー
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/159-168
.
俺の知り合いの超霊感体質女性(42歳)から聞いた不思議な話。
ことの起こりは彼女が中学三年の卒業前まで遡る。
卒業を間近に控えていた彼女のクラスでは卒業記念にとクラス全員で未来の自分に宛てた手紙を書き校庭の桜の木の下に埋めたのだそうだ。
時は流れ、彼女が30歳の時、中学当時の旧友が集まり同窓会があり、その時、彼女は他のクラスメイト達に卒業前に埋めたタイムカプセルのことを、
「覚えてる?懐かしいよね!」
ってな感じで聞いてみた。
ところがその場にいた、全員が全員、
「はあ?おまえ何言ってんの?そんなことしてないだろ」
とタイムカプセルの存在を全否定する。
彼女としては自分の記憶に確信があったし、他のみんなが覚えてないことの方が不思議だったので、その場では
「絶対にタイムカプセル埋めたよ!」
って言い張ったのだが、やはりみんなの記憶にはそんなものは存在していない。
まあ、そんなカプセルの存在など実生活では何の影響もないわけで、結局、その話は流れてしまったそうだが、彼女は一人、その存在を確信していた。
160:タイムカプセル:2008/02/17(日)10:59:19ID:L1LQiSZx0
「確かにあの時、校庭のあの場所に埋めた」
のだ、と。
ただ、彼女自身が未来の自分に宛てた手紙にどんなことを書いたのかだけは、どうしても思い出せなかった。
更に時は流れて10年後、彼女が40歳の時に、その母校の中学校では校舎の増築工事が行われることになった。
新校舎が建設されるのは、彼女の記憶にある、タイムカプセルを埋めた場所、校庭に植えられていた桜の木のある場所だった。
「あの木を切って、その上に校舎を建てたら、カプセルは二度と取り出せない」
彼女はそう思ったのだが、どうすることもできなかった。
ところが工事の進捗に合わせて、そのタイムカプセルが工事関係者の手によって発見されたのだ。
早速、同窓会名簿を通じて、当事者たちが母校に集結した。
彼女以外のクラスメイトは彼女が30歳の時の同窓会で、タイムカプセルのことを話したことだけは覚えており、
「なんでお前だけ覚えてて、他のやつの記憶にはないんだ?」
と不思議がりはしたものの、とりもなおさず、各々自分の手紙を開封して読んだそうだ。
その時、クラスメイトの中で二十歳の若さで夭折したY君という男子生徒の手紙を、担任だった先生が代わりに開封したところ、その場が凍りついた。
そして更に、彼女が自分に宛てた書いた手紙を他のクラスメイト達に見せた時、その場にいた全員が顔面蒼白になった。
161:タイムカプセル:2008/02/17(日)11:09:44ID:L1LQiSZx0
Yくんの手紙
「このカプセルはみんなが二十歳になった時、その存在が記憶から消えさるだろう。そしてその20年後に再び思い出される。しかし俺は二十歳で死んでいるのだ、イエイ!」
彼女の手紙
「40歳の私へ。私は他のみんながカプセルの存在を忘れたとしても、私一人だけは絶対に忘れない。やったね!」
予言どおり二十歳で亡くなっていたYくん、また、死んだYくんの手紙に呼応するかのような、彼女の手紙。
その手紙は書いた当時、各々が家で書き、封をし持ち寄ったものだし、彼女とYくんは示し合わせたわけでもなく、お互いの手紙の内容を知っていたわけでもない。
そして手紙を書いた彼女自身でさえ、自分がそんなこと書いていたという記憶が欠落していたそうだ。
一同、皆、不思議なこともあるもんだ、と妙に感心した様子。
担任の先生は
「これは本当に言霊の力だなあ。書いてあることが現実になっている」
とのたまったそうだが、実は彼女の母校であるこの中学校があった場所は、戦時中、大きな病院が建っていたとのことで、空襲で学徒動員の生徒たちが何十人も犠牲になった場所でもあった。そのため校内には慰霊碑までたっているという、いわくつきの土地。
実際、彼女が在学中、霊感が強い彼女は何度も校内で心霊体験をしたとのことだが、それはスレ違いになるので割愛。
168:本当にあった怖い名無し:2008/02/18(月)01:57:08ID:ZcCVGRGM0
>>159-161
面白い
言霊と考えるかー
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/159-168
.
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1(1)
2018.12.12 (Wed) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し 2017/08/12(土)21:41:48.82ID:tFvP4+cN0
海山怖い話復活!
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
539:本当にあった怖い名無し 2018/05/07(月)13:47:00.49ID:sXVstYCi0
石じじいの話です。
彼は石を求めて山を歩く時に、テントを持参して数泊することもめずらしくなかったそうです。
ある山でテントで寝ている時に、テントの床(布地)からぐっと、何かが背中を突いてきたそうです。
じじいは驚いて飛び起きて床を見ましたがその後何も起こらない。
触ってみましたが固いものはない。
動物でもいたのかと考えて、床を叩いてからまた寝ましたが、いっときするとまた突いてくる。
ぐいっと。飛び起きて見ると何もない。
『背中のツボを押してくれるけん気持ちよかったが、これが刃物で刺されるかもしれんと思うたらおちおちねてもおられんかったわい』
とじじいは考えて、テントから出て倒木の上に座って一夜を明かしたそうです。
『地べたに座っとっても尻刺されるかもしれんけんね』
『おおごとよ』
朝になってテントをたたんでみると別に変わったところはありませんでしたが、バショウと思われる大きな枯葉があったそうです。近くにバショウなどないのに。
540:本当にあった怖い名無し 2018/05/08(火)18:40:59.12ID:ZvJpssTK0
じじい和む
ぶっすり肛門とか刺されたらたまんないもんあ
541:本当にあった怖い名無し 2018/05/08(火)21:53:45.60ID:VsFYwnA50
和むねー日本昔話みたいで好き
常田富士男に朗読してもらいたい
546:本当にあった怖い名無し 2018/05/12(土)09:18:59.42ID:D4X+/Brv0
石ジジイの新作?
久し振りにに見たなぁ
555:本当にあった怖い名無し 2018/05/13(日)19:20:29.08ID:a1/FhTnp0
石じじいの話です。
じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、とても短い走り書きのような断片から。
(1)
じじい、山中で上空に飛行機30機以上の編隊をみる。
音せず、すべての飛行機が白い色
戦時中のB29もこのようなものか?
そのような多くの飛行機が飛ぶのだろうか?と思った。
:とのこと
(2)
触ると痛い石があるとのこと。
なめらかな表面で、色は青白色
熱なし
触ると皮膚にするどい痛みが走ると。
:とのこと
(3)
市の役人が妻を石を使って撲殺。
その男曰く:
『妻が、この石で殺してくれるように頼んだのだ。石も、そう言っていた。』
:とのこと
##
556:本当にあった怖い名無し 2018/05/14(月)15:52:07.41ID:YXhyF58l0
触ると痛いのやだな
557:本当にあった怖い名無し 2018/05/16(水)21:46:50.87ID:Szh+Lw520
石じじいの話です。
じじいは、滝つぼに落ちたことがあるそうです。
石を詰めたリュックを背負って、滝巻きをしていた
ときに掴んだ木が折れて、かなり下の滝つぼにドボン。
もちろん石のように底に沈みましたが、上から水がどんどん落ちてくるのでその力(重さ)で上には浮き上がれない。リュックを捨て横に泳いで浅瀬に逃げて這い上がったそうです。
石の入ったリュックを滝つぼの中に置いてきてしまったので、腰に結わえていたロープを持ってもう一度水中に潜って、ローブを縛り付けてそれを引いて徐々に滝つぼから取り出したと。
げに恐ろしきは、石マニアの執念。
『怖い思いしたで。打ちどころわるかったらおだぶつで』
『滝つぼに落ちたら横に泳いで逃げんさいよ』
まあ、怖い話やけど、おばけは出てこんのかな?
562:本当にあった怖い名無し 2018/05/18(金)11:59:43.86ID:y/fzU3+dO
我は海山でも特に何にも感じないけど石じじいみたいに石の詰まったリュックサックを背負ったまま溺死したら覚悟の入水自殺として処理されちゃうねぇ
564:本当にあった怖い名無し 2018/05/18(金)20:22:02.58ID:6tPDVssT0
石じじいの話です。
山中で不思議な女性に会ったそうです。
山を登っていると、上から山仕事姿の女性が降りてきました。
風体は大原女のようだったと。
しかし、その女性は真っ黒な布帯で目隠しをしていました。
それでも、すいすいと山道を下りてきたそうです。
じじいはわきに寄って道を譲りましたが、女性は手をちょっとあげて、『こんにちわ』と挨拶したと。
『こ、こんにちは、気いつけていきんさいや』
じじいはかえしましたが、女性は、
『はあい、だんだん』
とこたえてすたこらとおりて行ったそうです。
後ろ姿を見ていましたが、黒い帯は後頭部でしっかりと結ばれていました。
「あれは女の仙人やったかもしれんがのう。」
悪い人だったら怖いね:と当時のノートには自分の感想が
568:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)11:44:51.87ID:MeWb0/jy0
石じじいの話です。
じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、とても短い、走り書きのようなものから。
(1)
野良犬が、石を咥えて歩いていた。
餌を与えて、その石を取り上げたが普通の泥岩
犬はそのまま立ち去るが、他の野良犬が石を欲しがりあとをついてきた。
:とのこと
(2)
山で脚が生えて四つ足(ママ)で走る石を2つ見た。
:とのこと
[書き込み者註]
今考えると、『アポロ18』みたいですね。
(3)
ものすごく芳しい匂いを放つ石を拾ったことがある。
香木のようないい匂い。嗅いでいると恍惚となる。
しかし、次の日、大量の鼻血がでた。
因果関係不明。
『他の人にあげちしもうたわい』
:とのこと
569:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)16:07:14.73ID:R0IcoK4K0
走る石かわいいなあ
ペットにしたい
570:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)18:23:32.04ID:Hp+bm0GBO
>>568
石に擬態した生物(妖怪?)なのかと思った
捕まえて調べてみたい
572:本当にあった怖い名無し 2018/05/20(日)21:10:42.69ID:8MpiKDS00
石じじいの話です。
石を求めての山行では、いろいろな人に出会ったそうです。
仙人や浦島太郎のような人がいたということは以前お話ししましたね。
じじいが峠路を歩いていると、自分とおなじような服装と装備をした男性が前から歩いてくる。
地下足袋にゲートル、リュックを背負って岩石ハンマーを持っている。
同業者かと思い声をかけたところ、その人物は、東日本にある某帝国大学の学生でした。
この辺りはめずらしくたくさん化石が出るので卒業研究で調査しているのだと。
彼が作ったその地域の詳しい地質図を見せてもらったそうです。
理知的な男性だったそうです。
『その人がのう、あとになってのう、野党の議員になって国会で活躍したやけんね。たまげたい。』
574:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)11:58:53.32ID:rwSGpg8m0
石じじいの話です。
じじいの歩く山には猿がたくさんいましたが、なかなか賢いやつもいたようです。
山で石集めをして、石をハンマーで叩いて、小さく割っていた時に(形ではなく中身重視なときは軽くするために割ったとか)、猿の群れと遭遇したそうです。
猿は弁当を盗るので警戒しました。
その場を離れて遠くで見ていると、群れのなかから、一匹、ひ弱そうな、やさがたの個体がおずおずとじじいが石を割っていたところに近寄ってきて、石の破片をひとかけら取り上げたそうです。
『それは食いもんやないがぁ』
と思って見てるとその猿は、その石片を持って群れに戻って、それでいきなり、近くの猿に切りつけたそうです。
すぐに群れは騒然となりました。その刃物猿は別の個体にも襲いかかったようでしたが、群れの混乱で、じじいはその後を見失ってしまいました。
『あがいなちいさな猿が、がいなことするもんよ。』
『猿まね、ゆうけど、あがいなことお、どがいしておぼえたんやろうのう』
そのあと、猿を山で見かけるとちょっと怖かったそうです。
575:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)12:17:05.69ID:kmnor3q7O
>>574
もしかして進化を見たのか?
576:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)13:37:44.02ID:iYrgMaJO0
動物モノのいい話かと思ったら怖いなそれ
578:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)14:10:24.90ID:W46q7g5C0
ボスになれたのか気になる所
579:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)16:59:07.63ID:kmnor3q7O
その猿が、その後しばらくして、火を起こしていたりしてな
580:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)17:52:39.56ID:+A+7l+Z30
殺人を見ていて覚えたってことか
581:本当にあった怖い名無し 2018/05/23(水)23:20:07.17ID:FOGlrKlF0
石じじいの話です。
不思議な火事に出会ったそうです。
山を歩いている時に、ものが焼ける匂いがしてきました。
木材などが焼ける匂いで、
「これは山火事ではないか?!」
と思ったじじいは緊張してあたりを見渡しましたが、山の木々が燃えている気配はない。
匂いは強くなります。
警戒しながら歩いていると谷間にでました。そこに狭い田畑があって家が建っていました。
その家が全焼していました。燃えた家屋木材がくすぶって煙を出していたそうです。
大変なことだと思って近寄ってみると、周りが水浸しで消火活動をした形跡がある。
水で柔らかくなった地面にたくさんの足跡が残っていました。
しかし、周りに誰もいない。誰もいない。
家畜も犬も見当たらない。
じじいは、大声で人を呼んでみましたが、応えはない。
夕闇が迫る静けさのなか、くすぶっている木材がはぜる音だけが聞こえていたそうです。
『まだ火は残っちょったが、だれもおらんのよ。あれやったら、まだ延焼してもおかしゅうないようなことやったで。人がおったんかのう?』
582:本当にあった怖い名無し 2018/05/24(木)00:00:20.87ID:sgGHPZZq0
サンカだろうかね
586:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)01:30:20.69ID:kf9ytblJ0
石じじいの話です。
彼のホームグランドは四国でしたが、そこでの話です。
じじいは、南から北へのルートを辿って化石を集めていたそうです。
彼の話を聞いたときの子供の私が書いたメモには「あんもらいと」とありますが、これはいま調べたら、おそらく「アンモナイト」の間違いでしょう。
彼はアンモナイトや貝の化石を集めて北に向かって山を登りました。
高い山脈があって、その北側にはサンゴの化石がとれる石灰岩があったのだそうです。
その山脈を超える道を歩いて登ろうとすると、麓の農家の畑で作業をしていたおばあさんがじじいを呼び止めたそうです。
彼女曰く:この道を登ると、山を超える峠に小さなトンネルがある。
そのトンネルをくぐって通ると、死ぬ人がいる。
「そやけん気をつけんさいや」
じじいは驚いて詳しく尋ねたそうです。
「そのトンネルを通るとな、死ぬひとがおるんよ。ひと月以内に死ぬな。」
「そがいなもんやったらあぶのうてみなつかえんのやないかな?」
「いや、死なんもんもおるんよ。死なんかったもんは何度通っても死なんのよ」
「なんぞそれ?」
と思いつつ、じじいは道を登りました。
587:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)01:31:00.75ID:kf9ytblJ0
砂や泥の岩に化石を探しながら、山を登りきると小さなトンネルが口を開けていました。
当時の軽自動車一台がぎりぎり通れるくらい。
短いので、向こう側の口が見えていました。
迷信など信じないじじいでしたが、麓のばあさんの冗談とは思えない真面目な顔を思い出してトンネルをくぐるのを躊躇したそうです。
「遠回りになるけんど脇に昔の道があるけん、そこを回りんさい」
という言葉を思い出しましたが、脇の斜面をまっすぐ上がってトンネルをやりすごすことにしました。
斜面を登りきると尾根で樹木はなく草っ原で風が強かったそうです。
ちょうどトンネルの上でした。
そこで、石積みのようなものが目にはいりました。それは、すごく古い墓だったそうです。
砂岩の墓石は風化して刻んである文字はほとんど消えてて、かすかに、「~子」と読めたことから子供の墓だろうと。
水を供えるためのものか綺麗な花模様の唐津の椀が土に埋もれて残っていたそうです。
相変わらず強い風は吹いていました。
じじいは飴玉を一つおいて立ち去りました。
峠を下りてからの化石探しは豊作だったそうです。
588:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)12:20:54.37ID:ErxkDCxS0
ええ話や
589:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)14:42:32.93ID:+/QUq87D0
>>587
四国なんだね、徳島の剣山とかの話は無いのかな?
(続きは『続きを読む』をクリック)
海山怖い話復活!
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
539:本当にあった怖い名無し 2018/05/07(月)13:47:00.49ID:sXVstYCi0
石じじいの話です。
彼は石を求めて山を歩く時に、テントを持参して数泊することもめずらしくなかったそうです。
ある山でテントで寝ている時に、テントの床(布地)からぐっと、何かが背中を突いてきたそうです。
じじいは驚いて飛び起きて床を見ましたがその後何も起こらない。
触ってみましたが固いものはない。
動物でもいたのかと考えて、床を叩いてからまた寝ましたが、いっときするとまた突いてくる。
ぐいっと。飛び起きて見ると何もない。
『背中のツボを押してくれるけん気持ちよかったが、これが刃物で刺されるかもしれんと思うたらおちおちねてもおられんかったわい』
とじじいは考えて、テントから出て倒木の上に座って一夜を明かしたそうです。
『地べたに座っとっても尻刺されるかもしれんけんね』
『おおごとよ』
朝になってテントをたたんでみると別に変わったところはありませんでしたが、バショウと思われる大きな枯葉があったそうです。近くにバショウなどないのに。
540:本当にあった怖い名無し 2018/05/08(火)18:40:59.12ID:ZvJpssTK0
じじい和む
ぶっすり肛門とか刺されたらたまんないもんあ
541:本当にあった怖い名無し 2018/05/08(火)21:53:45.60ID:VsFYwnA50
和むねー日本昔話みたいで好き
常田富士男に朗読してもらいたい
546:本当にあった怖い名無し 2018/05/12(土)09:18:59.42ID:D4X+/Brv0
石ジジイの新作?
久し振りにに見たなぁ
555:本当にあった怖い名無し 2018/05/13(日)19:20:29.08ID:a1/FhTnp0
石じじいの話です。
じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、とても短い走り書きのような断片から。
(1)
じじい、山中で上空に飛行機30機以上の編隊をみる。
音せず、すべての飛行機が白い色
戦時中のB29もこのようなものか?
そのような多くの飛行機が飛ぶのだろうか?と思った。
:とのこと
(2)
触ると痛い石があるとのこと。
なめらかな表面で、色は青白色
熱なし
触ると皮膚にするどい痛みが走ると。
:とのこと
(3)
市の役人が妻を石を使って撲殺。
その男曰く:
『妻が、この石で殺してくれるように頼んだのだ。石も、そう言っていた。』
:とのこと
##
556:本当にあった怖い名無し 2018/05/14(月)15:52:07.41ID:YXhyF58l0
触ると痛いのやだな
557:本当にあった怖い名無し 2018/05/16(水)21:46:50.87ID:Szh+Lw520
石じじいの話です。
じじいは、滝つぼに落ちたことがあるそうです。
石を詰めたリュックを背負って、滝巻きをしていた
ときに掴んだ木が折れて、かなり下の滝つぼにドボン。
もちろん石のように底に沈みましたが、上から水がどんどん落ちてくるのでその力(重さ)で上には浮き上がれない。リュックを捨て横に泳いで浅瀬に逃げて這い上がったそうです。
石の入ったリュックを滝つぼの中に置いてきてしまったので、腰に結わえていたロープを持ってもう一度水中に潜って、ローブを縛り付けてそれを引いて徐々に滝つぼから取り出したと。
げに恐ろしきは、石マニアの執念。
『怖い思いしたで。打ちどころわるかったらおだぶつで』
『滝つぼに落ちたら横に泳いで逃げんさいよ』
まあ、怖い話やけど、おばけは出てこんのかな?
562:本当にあった怖い名無し 2018/05/18(金)11:59:43.86ID:y/fzU3+dO
我は海山でも特に何にも感じないけど石じじいみたいに石の詰まったリュックサックを背負ったまま溺死したら覚悟の入水自殺として処理されちゃうねぇ
564:本当にあった怖い名無し 2018/05/18(金)20:22:02.58ID:6tPDVssT0
石じじいの話です。
山中で不思議な女性に会ったそうです。
山を登っていると、上から山仕事姿の女性が降りてきました。
風体は大原女のようだったと。
しかし、その女性は真っ黒な布帯で目隠しをしていました。
それでも、すいすいと山道を下りてきたそうです。
じじいはわきに寄って道を譲りましたが、女性は手をちょっとあげて、『こんにちわ』と挨拶したと。
『こ、こんにちは、気いつけていきんさいや』
じじいはかえしましたが、女性は、
『はあい、だんだん』
とこたえてすたこらとおりて行ったそうです。
後ろ姿を見ていましたが、黒い帯は後頭部でしっかりと結ばれていました。
「あれは女の仙人やったかもしれんがのう。」
悪い人だったら怖いね:と当時のノートには自分の感想が
568:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)11:44:51.87ID:MeWb0/jy0
石じじいの話です。
じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、とても短い、走り書きのようなものから。
(1)
野良犬が、石を咥えて歩いていた。
餌を与えて、その石を取り上げたが普通の泥岩
犬はそのまま立ち去るが、他の野良犬が石を欲しがりあとをついてきた。
:とのこと
(2)
山で脚が生えて四つ足(ママ)で走る石を2つ見た。
:とのこと
[書き込み者註]
今考えると、『アポロ18』みたいですね。
(3)
ものすごく芳しい匂いを放つ石を拾ったことがある。
香木のようないい匂い。嗅いでいると恍惚となる。
しかし、次の日、大量の鼻血がでた。
因果関係不明。
『他の人にあげちしもうたわい』
:とのこと
569:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)16:07:14.73ID:R0IcoK4K0
走る石かわいいなあ
ペットにしたい
570:本当にあった怖い名無し 2018/05/19(土)18:23:32.04ID:Hp+bm0GBO
>>568
石に擬態した生物(妖怪?)なのかと思った
捕まえて調べてみたい
572:本当にあった怖い名無し 2018/05/20(日)21:10:42.69ID:8MpiKDS00
石じじいの話です。
石を求めての山行では、いろいろな人に出会ったそうです。
仙人や浦島太郎のような人がいたということは以前お話ししましたね。
じじいが峠路を歩いていると、自分とおなじような服装と装備をした男性が前から歩いてくる。
地下足袋にゲートル、リュックを背負って岩石ハンマーを持っている。
同業者かと思い声をかけたところ、その人物は、東日本にある某帝国大学の学生でした。
この辺りはめずらしくたくさん化石が出るので卒業研究で調査しているのだと。
彼が作ったその地域の詳しい地質図を見せてもらったそうです。
理知的な男性だったそうです。
『その人がのう、あとになってのう、野党の議員になって国会で活躍したやけんね。たまげたい。』
574:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)11:58:53.32ID:rwSGpg8m0
石じじいの話です。
じじいの歩く山には猿がたくさんいましたが、なかなか賢いやつもいたようです。
山で石集めをして、石をハンマーで叩いて、小さく割っていた時に(形ではなく中身重視なときは軽くするために割ったとか)、猿の群れと遭遇したそうです。
猿は弁当を盗るので警戒しました。
その場を離れて遠くで見ていると、群れのなかから、一匹、ひ弱そうな、やさがたの個体がおずおずとじじいが石を割っていたところに近寄ってきて、石の破片をひとかけら取り上げたそうです。
『それは食いもんやないがぁ』
と思って見てるとその猿は、その石片を持って群れに戻って、それでいきなり、近くの猿に切りつけたそうです。
すぐに群れは騒然となりました。その刃物猿は別の個体にも襲いかかったようでしたが、群れの混乱で、じじいはその後を見失ってしまいました。
『あがいなちいさな猿が、がいなことするもんよ。』
『猿まね、ゆうけど、あがいなことお、どがいしておぼえたんやろうのう』
そのあと、猿を山で見かけるとちょっと怖かったそうです。
575:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)12:17:05.69ID:kmnor3q7O
>>574
もしかして進化を見たのか?
576:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)13:37:44.02ID:iYrgMaJO0
動物モノのいい話かと思ったら怖いなそれ
578:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)14:10:24.90ID:W46q7g5C0
ボスになれたのか気になる所
579:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)16:59:07.63ID:kmnor3q7O
その猿が、その後しばらくして、火を起こしていたりしてな
580:本当にあった怖い名無し 2018/05/22(火)17:52:39.56ID:+A+7l+Z30
殺人を見ていて覚えたってことか
581:本当にあった怖い名無し 2018/05/23(水)23:20:07.17ID:FOGlrKlF0
石じじいの話です。
不思議な火事に出会ったそうです。
山を歩いている時に、ものが焼ける匂いがしてきました。
木材などが焼ける匂いで、
「これは山火事ではないか?!」
と思ったじじいは緊張してあたりを見渡しましたが、山の木々が燃えている気配はない。
匂いは強くなります。
警戒しながら歩いていると谷間にでました。そこに狭い田畑があって家が建っていました。
その家が全焼していました。燃えた家屋木材がくすぶって煙を出していたそうです。
大変なことだと思って近寄ってみると、周りが水浸しで消火活動をした形跡がある。
水で柔らかくなった地面にたくさんの足跡が残っていました。
しかし、周りに誰もいない。誰もいない。
家畜も犬も見当たらない。
じじいは、大声で人を呼んでみましたが、応えはない。
夕闇が迫る静けさのなか、くすぶっている木材がはぜる音だけが聞こえていたそうです。
『まだ火は残っちょったが、だれもおらんのよ。あれやったら、まだ延焼してもおかしゅうないようなことやったで。人がおったんかのう?』
582:本当にあった怖い名無し 2018/05/24(木)00:00:20.87ID:sgGHPZZq0
サンカだろうかね
586:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)01:30:20.69ID:kf9ytblJ0
石じじいの話です。
彼のホームグランドは四国でしたが、そこでの話です。
じじいは、南から北へのルートを辿って化石を集めていたそうです。
彼の話を聞いたときの子供の私が書いたメモには「あんもらいと」とありますが、これはいま調べたら、おそらく「アンモナイト」の間違いでしょう。
彼はアンモナイトや貝の化石を集めて北に向かって山を登りました。
高い山脈があって、その北側にはサンゴの化石がとれる石灰岩があったのだそうです。
その山脈を超える道を歩いて登ろうとすると、麓の農家の畑で作業をしていたおばあさんがじじいを呼び止めたそうです。
彼女曰く:この道を登ると、山を超える峠に小さなトンネルがある。
そのトンネルをくぐって通ると、死ぬ人がいる。
「そやけん気をつけんさいや」
じじいは驚いて詳しく尋ねたそうです。
「そのトンネルを通るとな、死ぬひとがおるんよ。ひと月以内に死ぬな。」
「そがいなもんやったらあぶのうてみなつかえんのやないかな?」
「いや、死なんもんもおるんよ。死なんかったもんは何度通っても死なんのよ」
「なんぞそれ?」
と思いつつ、じじいは道を登りました。
587:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)01:31:00.75ID:kf9ytblJ0
砂や泥の岩に化石を探しながら、山を登りきると小さなトンネルが口を開けていました。
当時の軽自動車一台がぎりぎり通れるくらい。
短いので、向こう側の口が見えていました。
迷信など信じないじじいでしたが、麓のばあさんの冗談とは思えない真面目な顔を思い出してトンネルをくぐるのを躊躇したそうです。
「遠回りになるけんど脇に昔の道があるけん、そこを回りんさい」
という言葉を思い出しましたが、脇の斜面をまっすぐ上がってトンネルをやりすごすことにしました。
斜面を登りきると尾根で樹木はなく草っ原で風が強かったそうです。
ちょうどトンネルの上でした。
そこで、石積みのようなものが目にはいりました。それは、すごく古い墓だったそうです。
砂岩の墓石は風化して刻んである文字はほとんど消えてて、かすかに、「~子」と読めたことから子供の墓だろうと。
水を供えるためのものか綺麗な花模様の唐津の椀が土に埋もれて残っていたそうです。
相変わらず強い風は吹いていました。
じじいは飴玉を一つおいて立ち去りました。
峠を下りてからの化石探しは豊作だったそうです。
588:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)12:20:54.37ID:ErxkDCxS0
ええ話や
589:本当にあった怖い名無し 2018/05/27(日)14:42:32.93ID:+/QUq87D0
>>587
四国なんだね、徳島の剣山とかの話は無いのかな?
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