都市伝説・・・奇憚・・・blog
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10年前に10年後の俺に会った話をする
2016.09.21 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:22:03.420ID:lu/VBU79a.net
書きためてないからゆっくりになるけど聞いて
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:26:20.458ID:lu/VBU79a.net
まず10年前俺が高3の頃の話
当時某出会い系サイトで同年代の女の子と知り合った
特別カワイイわけではなかったけどサクラじゃないうえ同年代と知って、お互いすぐに仲良くなった
俺の地元から電車で2時間くらい
全然会いに行ける距離だと知ったのは連絡を取り始めて1ヶ月頃だったかな
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:29:15.255ID:lu/VBU79a.net
俺が会いたいと言うと彼女は断った
それでも当時女の子の知り合いも少なくこんなに仲良く話せる女の子は本当に貴重で、どうしても実際に会って本物の彼女をこの目で見たかった
絶対変な事はしないから、知り合いとかに話さないから、日が暮れる頃には解散するから等と色々と条件をつけて、連絡を取り始めてからだいたい2ヶ月くらいに俺達は会うことになった
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:34:58.841ID:lu/VBU79a.net
会う約束をしたのは9月の1日
12:00に渋谷駅に集合
デートなんて初めてだったから俺は普段見向きもしないファッション誌や予約しなきゃ入れない美容院などに足を運びデートの準備をした
渋谷で集合したあと何処に行くかとか何食べるとかデートコースも細かく計画し、本当に1週間くらいうきうき続きだった
可愛くはなかったけどあの頃俺は彼女のことが本当に好きだった
そしてデート当日、俺は地元の駅に向かいパスモに余分にチャージして準備を万全にするその時だった
後ろに10年後の俺がいた
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:38:49.895ID:lu/VBU79a.net
もちろん10年後の俺だとわかったのは俺に話を聞いてからねまあつまり今の俺なんだけど
顔を隠すように帽子をかぶってたし最初は本当に気づかなかった
パスモを財布にしまって改札に向かおうとしたその時、俺に腕をつかまれた
えっなんですか?と尋ねると顔は隠したままこっちにこいと小さく呟いたけどとにかく意味わからないくらいの気迫があって恐る恐る俺は俺についていった
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:42:18.517ID:lu/VBU79a.net
10年後俺は人影の少ないところに俺をつれてくと帽子を取って俺に正体を明かしたなんて言ってたのかは詳しく覚えてないけど10年後のお前だみたいな感じにとにかく躊躇なく話をし始めた
でもそいつは本当に俺だったんだよね
俺だからわかるけど顔も声も仕草も
それは確かに俺だったんだ
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:46:44.444ID:lu/VBU79a.net
話は簡単なことだった
今日のデートには行くな
彼女は来ない。
しかもその日の帰り事故にあってお前は両足骨折する
だから行くなその未来を変えるために今日ここに来たと言ったのだ
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:51:51.163ID:lu/VBU79a.net
俺は俺の話を信じた
けどそれを「信じたくない」という気持ちがそれを上回った
未来の俺にはわかったじゃあ行かないと告げたがそのあとこっそり電車に乗りデートの集合場所に向かったんだ
彼女はやはりいなかった
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:54:16.550ID:lu/VBU79a.net
そのあと俺は1歩も歩けなくなった
俺が言ったことが完全に証明された今、俺が事故に合うのもまた事実
このあといつでどこでだかは知らない
けど車にはねられて両足を骨折するのだと知り、恐怖でその場から離れることができなかった
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:59:02.389ID:lu/VBU79a.net
結局しばらく立ってからネットカフェに泊まることにした3日間くらいは家に帰らなかったかな
これからお前は事故に合うと宣告されそれの信憑性が高いという恐怖をお前らは知らないはずだけど本当に死ぬほど怖かったのを覚えてる
3日後、さすがに学校もあるし当日ほどの謎の恐怖は薄れていた
家に帰ることを決意した
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:05:13.381ID:lu/VBU79a.net
家まで片道50分ほどだったかな
電車の中でもビクビクしてたけど駅から家までは本当に慎重に歩いた
生まれたての小鹿っていうの?
足がすくむわ時々ころびそうになるわで本来5分くらいで着くのに1時間くらいかかった
結局事故のかけらもなく無事に家につくことができたが、玄関に10年後の俺が立っていた
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:11:26.133ID:2domGre00.net
俺は携帯を貸せと半場無理矢理俺から携帯を奪い取った
するとその場に叩きつけて何度も踏んだ
狂気と恐怖に満ちた顔でひたすら携帯を踏む俺の姿にただ呆然とし俺は何も言えなかった
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:14:06.649ID:2domGre00.net
しばらく立ってSIMカードが粉々になった頃俺は、これが最後の忠告だと言った
「携帯のアドレスと電話番号を変えろ」
どうやら俺が絶対に携帯を変えるために変えざるをえないために携帯をその場で破壊したらしい
それだけ告げると俺はその場から消えていたもうわけがわからなくとりあえず泣いた
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:22:43.068ID:2domGre00.net
その日のうちにお父さんに携帯を新しく買って欲しいとお願いした
未来の俺のことは話さなかった
電話番号もアドレスも変わり、それから未来の俺に合う事はなかった
そしてあの日から10年が立つ
ふとその時のことを思い出してどうして連絡先を変えなければならなかったのだろうと疑問に
思ったんだ
そもそも出会い系サイトで見事釣りにひっかかり、10年?ちょいで完治するような事故を回避するためだけに何故タイムリープしてきたんだ?
それを疑問に思いながら一昨日あたりから悩んでた
そして今日今朝ポストにある手紙が入ってた
差出人は10年前結局会えなかった彼女だ
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:30:01.995ID:2domGre00.net
封筒の中には白紙の手紙が2枚入っていた
消した後も無い真っ白の白紙
10年前の俺と会った事と何か関係があるのか知らないが、どっちにしろこの女が俺の家を知ってることが意味わからない当時メールでお互いの住んでるところは話した気もするが、そもそもあれは実家であり今は一人暮らし中だ
とりあえず家から飛び出して今は友達の家に泊めてもらってる
まず何をすればいいのか友達に相談した結果ストーカー被害として警察に話すことにした
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:36:25.796ID:2domGre00.net
とりあえずこれから友達と一緒に交番に行こうと思う
手紙を家に置いてきてしまったので一度取りに行かなきゃいけない
本当に怖すぎる
とりあえず現状の恐怖を誤魔化すために過去のおかしな話から書き留めたかった
もしかすると10年前の10年後の俺は彼女に何かされたんじゃないか?
よくわからないけどとにかく彼女が危険な存在だということがそれを伝えたかったということが
今になってよくわかった
以上です
このあと何もなくてほしいけど彼女の動き次第ではまたスレ立てるかも
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:39:40.873ID:+DMyHo4R0.net
その10年後のお前は違う世界線なの?
36:過去ログ★[]
■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
引用元:10年前に10年後の俺に会った話をする
http://vipper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1473758523/
.
書きためてないからゆっくりになるけど聞いて
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:26:20.458ID:lu/VBU79a.net
まず10年前俺が高3の頃の話
当時某出会い系サイトで同年代の女の子と知り合った
特別カワイイわけではなかったけどサクラじゃないうえ同年代と知って、お互いすぐに仲良くなった
俺の地元から電車で2時間くらい
全然会いに行ける距離だと知ったのは連絡を取り始めて1ヶ月頃だったかな
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:29:15.255ID:lu/VBU79a.net
俺が会いたいと言うと彼女は断った
それでも当時女の子の知り合いも少なくこんなに仲良く話せる女の子は本当に貴重で、どうしても実際に会って本物の彼女をこの目で見たかった
絶対変な事はしないから、知り合いとかに話さないから、日が暮れる頃には解散するから等と色々と条件をつけて、連絡を取り始めてからだいたい2ヶ月くらいに俺達は会うことになった
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:34:58.841ID:lu/VBU79a.net
会う約束をしたのは9月の1日
12:00に渋谷駅に集合
デートなんて初めてだったから俺は普段見向きもしないファッション誌や予約しなきゃ入れない美容院などに足を運びデートの準備をした
渋谷で集合したあと何処に行くかとか何食べるとかデートコースも細かく計画し、本当に1週間くらいうきうき続きだった
可愛くはなかったけどあの頃俺は彼女のことが本当に好きだった
そしてデート当日、俺は地元の駅に向かいパスモに余分にチャージして準備を万全にするその時だった
後ろに10年後の俺がいた
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:38:49.895ID:lu/VBU79a.net
もちろん10年後の俺だとわかったのは俺に話を聞いてからねまあつまり今の俺なんだけど
顔を隠すように帽子をかぶってたし最初は本当に気づかなかった
パスモを財布にしまって改札に向かおうとしたその時、俺に腕をつかまれた
えっなんですか?と尋ねると顔は隠したままこっちにこいと小さく呟いたけどとにかく意味わからないくらいの気迫があって恐る恐る俺は俺についていった
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:42:18.517ID:lu/VBU79a.net
10年後俺は人影の少ないところに俺をつれてくと帽子を取って俺に正体を明かしたなんて言ってたのかは詳しく覚えてないけど10年後のお前だみたいな感じにとにかく躊躇なく話をし始めた
でもそいつは本当に俺だったんだよね
俺だからわかるけど顔も声も仕草も
それは確かに俺だったんだ
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:46:44.444ID:lu/VBU79a.net
話は簡単なことだった
今日のデートには行くな
彼女は来ない。
しかもその日の帰り事故にあってお前は両足骨折する
だから行くなその未来を変えるために今日ここに来たと言ったのだ
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:51:51.163ID:lu/VBU79a.net
俺は俺の話を信じた
けどそれを「信じたくない」という気持ちがそれを上回った
未来の俺にはわかったじゃあ行かないと告げたがそのあとこっそり電車に乗りデートの集合場所に向かったんだ
彼女はやはりいなかった
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:54:16.550ID:lu/VBU79a.net
そのあと俺は1歩も歩けなくなった
俺が言ったことが完全に証明された今、俺が事故に合うのもまた事実
このあといつでどこでだかは知らない
けど車にはねられて両足を骨折するのだと知り、恐怖でその場から離れることができなかった
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)18:59:02.389ID:lu/VBU79a.net
結局しばらく立ってからネットカフェに泊まることにした3日間くらいは家に帰らなかったかな
これからお前は事故に合うと宣告されそれの信憑性が高いという恐怖をお前らは知らないはずだけど本当に死ぬほど怖かったのを覚えてる
3日後、さすがに学校もあるし当日ほどの謎の恐怖は薄れていた
家に帰ることを決意した
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:05:13.381ID:lu/VBU79a.net
家まで片道50分ほどだったかな
電車の中でもビクビクしてたけど駅から家までは本当に慎重に歩いた
生まれたての小鹿っていうの?
足がすくむわ時々ころびそうになるわで本来5分くらいで着くのに1時間くらいかかった
結局事故のかけらもなく無事に家につくことができたが、玄関に10年後の俺が立っていた
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:11:26.133ID:2domGre00.net
俺は携帯を貸せと半場無理矢理俺から携帯を奪い取った
するとその場に叩きつけて何度も踏んだ
狂気と恐怖に満ちた顔でひたすら携帯を踏む俺の姿にただ呆然とし俺は何も言えなかった
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:14:06.649ID:2domGre00.net
しばらく立ってSIMカードが粉々になった頃俺は、これが最後の忠告だと言った
「携帯のアドレスと電話番号を変えろ」
どうやら俺が絶対に携帯を変えるために変えざるをえないために携帯をその場で破壊したらしい
それだけ告げると俺はその場から消えていたもうわけがわからなくとりあえず泣いた
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:22:43.068ID:2domGre00.net
その日のうちにお父さんに携帯を新しく買って欲しいとお願いした
未来の俺のことは話さなかった
電話番号もアドレスも変わり、それから未来の俺に合う事はなかった
そしてあの日から10年が立つ
ふとその時のことを思い出してどうして連絡先を変えなければならなかったのだろうと疑問に
思ったんだ
そもそも出会い系サイトで見事釣りにひっかかり、10年?ちょいで完治するような事故を回避するためだけに何故タイムリープしてきたんだ?
それを疑問に思いながら一昨日あたりから悩んでた
そして今日今朝ポストにある手紙が入ってた
差出人は10年前結局会えなかった彼女だ
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:30:01.995ID:2domGre00.net
封筒の中には白紙の手紙が2枚入っていた
消した後も無い真っ白の白紙
10年前の俺と会った事と何か関係があるのか知らないが、どっちにしろこの女が俺の家を知ってることが意味わからない当時メールでお互いの住んでるところは話した気もするが、そもそもあれは実家であり今は一人暮らし中だ
とりあえず家から飛び出して今は友達の家に泊めてもらってる
まず何をすればいいのか友達に相談した結果ストーカー被害として警察に話すことにした
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:36:25.796ID:2domGre00.net
とりあえずこれから友達と一緒に交番に行こうと思う
手紙を家に置いてきてしまったので一度取りに行かなきゃいけない
本当に怖すぎる
とりあえず現状の恐怖を誤魔化すために過去のおかしな話から書き留めたかった
もしかすると10年前の10年後の俺は彼女に何かされたんじゃないか?
よくわからないけどとにかく彼女が危険な存在だということがそれを伝えたかったということが
今になってよくわかった
以上です
このあと何もなくてほしいけど彼女の動き次第ではまたスレ立てるかも
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2016/09/13(火)19:39:40.873ID:+DMyHo4R0.net
その10年後のお前は違う世界線なの?
36:過去ログ★[]
■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
引用元:10年前に10年後の俺に会った話をする
http://vipper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1473758523/
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部活仲間と海水浴
2016.09.21 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
872:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/13(火)16:08:23.90ID:K85WPLN70.net
中学生だった頃の話。
当時は夏休み真っ盛りで、気象庁が着実に酷暑日のカウントを増やしていったにもかかわらず毎日のように部活のサッカー練習が続いており、ついに後輩の一人が熱中症で倒れたのがきっかけで保護者の数名が大騒ぎ。
顧問の教師もその対応に追われ
「ガキのお守りなんてしてる場合ではない!」
と長期休暇の中途で俺たちサッカー部員は宙ぶらりんの状態になった。
無論俺たちは喜んだ。
もともとは軽い気持ちで始めた奴らの多いサッカー部の練習。
妙に熱くてうざったい顧問教師と部員の温度差は傍から見ても分かるくらいに顕著で、部員たちの間ではいつ投げ出してやろうかと無言のチキンレースが繰り広げられていたのだ。
唯一の楽しみだった他校との練習試合もご破算となったが、そこはそこ、気持ちの切り替えが早いことが若さの特権である。
顧問の教師から申し訳なさそうに放置宣言が下った数時間後には、ファミレスで日焼けした顔を突き合わせて、海へ行く算段を立てているのが俺たちサッカー部員の不真面目さだった。
その日は荷物もあったのでその場で解散。
海は明日以降のたのしみだとその場で決まり、サッカー苦役から解放された俺たちは足取りも軽やかに帰路について、心の中で聞こえる波の潮騒に心を躍らせた。
(続きは『続きを読む』をクリック)
中学生だった頃の話。
当時は夏休み真っ盛りで、気象庁が着実に酷暑日のカウントを増やしていったにもかかわらず毎日のように部活のサッカー練習が続いており、ついに後輩の一人が熱中症で倒れたのがきっかけで保護者の数名が大騒ぎ。
顧問の教師もその対応に追われ
「ガキのお守りなんてしてる場合ではない!」
と長期休暇の中途で俺たちサッカー部員は宙ぶらりんの状態になった。
無論俺たちは喜んだ。
もともとは軽い気持ちで始めた奴らの多いサッカー部の練習。
妙に熱くてうざったい顧問教師と部員の温度差は傍から見ても分かるくらいに顕著で、部員たちの間ではいつ投げ出してやろうかと無言のチキンレースが繰り広げられていたのだ。
唯一の楽しみだった他校との練習試合もご破算となったが、そこはそこ、気持ちの切り替えが早いことが若さの特権である。
顧問の教師から申し訳なさそうに放置宣言が下った数時間後には、ファミレスで日焼けした顔を突き合わせて、海へ行く算段を立てているのが俺たちサッカー部員の不真面目さだった。
その日は荷物もあったのでその場で解散。
海は明日以降のたのしみだとその場で決まり、サッカー苦役から解放された俺たちは足取りも軽やかに帰路について、心の中で聞こえる波の潮騒に心を躍らせた。
(続きは『続きを読む』をクリック)
そういうの見ちゃったら家に帰るまで、その話しない方がいいよ
2016.09.20 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
842:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/11(日)12:47:27.63ID:shMZWw5I0.net
一昨日、街の真ん中の方の劇場で、友達と2人でレイトショーを見に行った。
終わる時間が割と遅くて終電に間に合うか危うく、交通費も浮かせるし、運動にもなるし、と歩いて家まで帰ることにした。
家は歩いて40分くらい。
深夜で人通りの少ない住宅街って、意外と怖いもんで私はあまり好きじゃなかった。
知らない道だと特に。
家と家の真っ暗な隙間とか、電気の消えた窓とかが気になったり。
多分ビビりなんだと思う。
しばらく歩いてると、私たちの歩いている方と反対側の歩道沿いにある民家のブロック塀の上で、チラッと白い猫みたいなものが動いた。
おっ、と思ってよく見ようとした。
しかし、暗くてちょっと遠いこともあって、正体がハッキリしない。
そもそもあれ猫なのか?と思ったら、隣にもう一つ白い影が見えた。
なんだか丸い。
どうも人の顔のように見えてきた。
表情は読めないが、不思議そうに首をかしげたままずっとこっちに顔を向けている。
先ほど猫のように見えたのは、この人物が手に持った白い何かで、それを左右にフラフラ動かしながら、ただ私のことを見ているようだった。
こんな時間に、庭で何をしているんだろう。
ブロック塀の高さ的に、大人くらいの身長だ。
そのへんでなんだか怖くなってきたのだが、一緒に歩いている友達はその光景に気づいてもいないようだった。
何かの見間違いだろう、と目を逸らしその場を通り過ぎることにした。
その民家のある通りを抜け、角を曲がり少し歩いたあたりで
「そういえばさっき…」
とその友達に、先ほど変なものを見たと話そうとした。
すると、友達は
「ああ、そういうの見ちゃったら家に帰るまで、その話しない方がいいよ」
と教えてくれた。
その一言にゾッとして、家に着くまで、なるべく大きくて車のよく通る道を選んで帰った。
結局なんだかよくわからなかったけど、気味が悪くて忘れられなかった。
843:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/11(日)13:52:15.61ID:5b4qbJze0.net
>>842
友達は、その正体に気付いて見て見ぬフリしてたのかもね
引用元:ほんのりと怖い話スレ その119
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1470412830/
.
一昨日、街の真ん中の方の劇場で、友達と2人でレイトショーを見に行った。
終わる時間が割と遅くて終電に間に合うか危うく、交通費も浮かせるし、運動にもなるし、と歩いて家まで帰ることにした。
家は歩いて40分くらい。
深夜で人通りの少ない住宅街って、意外と怖いもんで私はあまり好きじゃなかった。
知らない道だと特に。
家と家の真っ暗な隙間とか、電気の消えた窓とかが気になったり。
多分ビビりなんだと思う。
しばらく歩いてると、私たちの歩いている方と反対側の歩道沿いにある民家のブロック塀の上で、チラッと白い猫みたいなものが動いた。
おっ、と思ってよく見ようとした。
しかし、暗くてちょっと遠いこともあって、正体がハッキリしない。
そもそもあれ猫なのか?と思ったら、隣にもう一つ白い影が見えた。
なんだか丸い。
どうも人の顔のように見えてきた。
表情は読めないが、不思議そうに首をかしげたままずっとこっちに顔を向けている。
先ほど猫のように見えたのは、この人物が手に持った白い何かで、それを左右にフラフラ動かしながら、ただ私のことを見ているようだった。
こんな時間に、庭で何をしているんだろう。
ブロック塀の高さ的に、大人くらいの身長だ。
そのへんでなんだか怖くなってきたのだが、一緒に歩いている友達はその光景に気づいてもいないようだった。
何かの見間違いだろう、と目を逸らしその場を通り過ぎることにした。
その民家のある通りを抜け、角を曲がり少し歩いたあたりで
「そういえばさっき…」
とその友達に、先ほど変なものを見たと話そうとした。
すると、友達は
「ああ、そういうの見ちゃったら家に帰るまで、その話しない方がいいよ」
と教えてくれた。
その一言にゾッとして、家に着くまで、なるべく大きくて車のよく通る道を選んで帰った。
結局なんだかよくわからなかったけど、気味が悪くて忘れられなかった。
843:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/11(日)13:52:15.61ID:5b4qbJze0.net
>>842
友達は、その正体に気付いて見て見ぬフリしてたのかもね
引用元:ほんのりと怖い話スレ その119
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1470412830/
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