都市伝説・・・奇憚・・・blog
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深夜の列車
2014.11.27 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
114本当にあった怖い名無しsage2005/08/30(火)07:27:58ID:NgP+M1S10
高校3年の夏、仲の良かった友人と意味もなく自転車で100kmほど離れた海まで旅行と称して出かけた時のこと。
いきあたりばったりで金もないのである夜を片田舎の駅で過ごすことにした。
駅の前にあるベンチで寝るんだが、この時までこんなに苦痛だとは思わなかった。
背中は痛いし、動けないし、しかも蚊が多い。耳の周りをプンプン飛び回ってゆっくり寝られる状態じゃなかった。
しかし、自転車を漕いでいるのと海で遊んでいるのとでかなり疲れており駅から移動する気力もないため、新聞紙を被って無理やり寝ようとしていた。
どのくらい経ったのかは分からないが、周りが妙に寒く感じるのと同時に、蚊の羽音も消え、駅の改札の前にある外灯が出す、ブーンと言う音しか聞こえなくなっていた。
寝ぼけていたので蚊も寝たのかと思った記憶があるが、その後、何だか焦げ臭い匂いが漂ってきた。
116本当にあった怖い名無しsage2005/08/30(火)07:46:17ID:NgP+M1S10
こんな時間に焚き火?かと思ったが駅前で焚き火をしているわけでもなく、当然火事でもない。
そんなに驚くことでもなかったのだが、回りの静けさと臭いのせいで少し怖くなり、友人を起こそうと思ったが、彼はすっかり熟睡しているようで小さい声では起きる気配もない。
自分も体が痛い(疲れで)ため、ベンチから起き上がるのが面倒臭く、気にしないようにもう
一度寝ようと思って頭を横にした。
恐らく1分くらい経ったかと思った頃、遠くの方からかすかに列車の走る音が聞こえてきた。
もう既に夜中を過ぎているこの時間に列車?と不思議に思ったが、工事やら何やらで夜中に列車が走ることもあろうかと思ったが、どうやらこの駅で列車が止まるような感じらしい。
よくよく考えると、この列車の音はかなり遠くの音のようで、聞こえてはいるんだがなんだか霞が掛かったように聞こえている。
ここの駅は小さな改札があるだけなので、本当に列車が来ればかなり大きな音が聞こえるはずだった。
この時、背筋に寒気を覚えて友人をどうしても起こさなければと思ったが、列車が停止して(ように思えた)、音が静かになった瞬間、今度は寝ているベンチの直ぐ近くから人の足音とささやき声が聞こえてきた。
何を話しているのかはボソボソと言う音からは聞き取れなかったが、雰囲気的には楽しい話ではないらしい。
足音も歩くと言うよりは、足を引きずると言ったほうが的確なものだった。
119本当にあった怖い名無しsage2005/08/30(火)09:11:41ID:NgP+M1S10
本当のところは飛び起きて逃げ出したい心境だったが、被っている新聞紙をちょっと上げて足音のする方向に目をやってみた。
すると、列をなして数十名と思しき人が、列車の方へと歩いていくのが見えた。
人と言ってもちょうど膝上くらいから透き通っているような感じで、新聞紙を退けて見たところで上半身は見えないのが一目瞭然だった。
とんでもないものを見てしまったと思ったが、恐怖で身動きできないのと、逆に顔を隠すと周りで何が起こっているのか分からなくなるので、とりあえず身動きせずに観察していたが、どうやらこの足音の主達はみんな男のようで、汚れた皮のブーツのような靴、薄い茶色のズボンを履いていた。
また、それぞれ荷物?をもっているようで、大きな麻袋や風呂敷のようなものが時折目についた。
何分かが過ぎて、最後と思しき人が目の前を通り過ぎたと同時くらいに列車が動き出す音が聞こえ、列車の音が遠ざかるとともに、周りの状況も元に戻っていくようだった。
耳には周りの虫達の声や、遠くの車が走る音が聞こえ始め、焦げ臭さもいつの間にかなくなっていた。しばらく新聞紙を半分被ったままの状態だったが、蚊が再び耳の周りで羽音を響かせ始めたところで我に返り、そばのベンチで寝ている友人を起こしに行った。
当然、友人はいままでの臭いや列車の音、足音等は一切知らず、説明しても”はぁ”と言った感じでまともには取り合ってくれなかった。
翌朝、地元の人にそれとなく話を聞いてみたが、特にその地域で変わった事件や歴史があるわけでもなく、どう考えてもその駅と体験した事象とが結びつかない。
ただ、あの時感じた雰囲気では、戦時中もしくは戦後の兵隊達の隊列のような感じがしたのだが、ひょっとしたら列車のレールに沿って常に移動しているのかも知れない。
高校3年の夏、仲の良かった友人と意味もなく自転車で100kmほど離れた海まで旅行と称して出かけた時のこと。
いきあたりばったりで金もないのである夜を片田舎の駅で過ごすことにした。
駅の前にあるベンチで寝るんだが、この時までこんなに苦痛だとは思わなかった。
背中は痛いし、動けないし、しかも蚊が多い。耳の周りをプンプン飛び回ってゆっくり寝られる状態じゃなかった。
しかし、自転車を漕いでいるのと海で遊んでいるのとでかなり疲れており駅から移動する気力もないため、新聞紙を被って無理やり寝ようとしていた。
どのくらい経ったのかは分からないが、周りが妙に寒く感じるのと同時に、蚊の羽音も消え、駅の改札の前にある外灯が出す、ブーンと言う音しか聞こえなくなっていた。
寝ぼけていたので蚊も寝たのかと思った記憶があるが、その後、何だか焦げ臭い匂いが漂ってきた。
116本当にあった怖い名無しsage2005/08/30(火)07:46:17ID:NgP+M1S10
こんな時間に焚き火?かと思ったが駅前で焚き火をしているわけでもなく、当然火事でもない。
そんなに驚くことでもなかったのだが、回りの静けさと臭いのせいで少し怖くなり、友人を起こそうと思ったが、彼はすっかり熟睡しているようで小さい声では起きる気配もない。
自分も体が痛い(疲れで)ため、ベンチから起き上がるのが面倒臭く、気にしないようにもう
一度寝ようと思って頭を横にした。
恐らく1分くらい経ったかと思った頃、遠くの方からかすかに列車の走る音が聞こえてきた。
もう既に夜中を過ぎているこの時間に列車?と不思議に思ったが、工事やら何やらで夜中に列車が走ることもあろうかと思ったが、どうやらこの駅で列車が止まるような感じらしい。
よくよく考えると、この列車の音はかなり遠くの音のようで、聞こえてはいるんだがなんだか霞が掛かったように聞こえている。
ここの駅は小さな改札があるだけなので、本当に列車が来ればかなり大きな音が聞こえるはずだった。
この時、背筋に寒気を覚えて友人をどうしても起こさなければと思ったが、列車が停止して(ように思えた)、音が静かになった瞬間、今度は寝ているベンチの直ぐ近くから人の足音とささやき声が聞こえてきた。
何を話しているのかはボソボソと言う音からは聞き取れなかったが、雰囲気的には楽しい話ではないらしい。
足音も歩くと言うよりは、足を引きずると言ったほうが的確なものだった。
119本当にあった怖い名無しsage2005/08/30(火)09:11:41ID:NgP+M1S10
本当のところは飛び起きて逃げ出したい心境だったが、被っている新聞紙をちょっと上げて足音のする方向に目をやってみた。
すると、列をなして数十名と思しき人が、列車の方へと歩いていくのが見えた。
人と言ってもちょうど膝上くらいから透き通っているような感じで、新聞紙を退けて見たところで上半身は見えないのが一目瞭然だった。
とんでもないものを見てしまったと思ったが、恐怖で身動きできないのと、逆に顔を隠すと周りで何が起こっているのか分からなくなるので、とりあえず身動きせずに観察していたが、どうやらこの足音の主達はみんな男のようで、汚れた皮のブーツのような靴、薄い茶色のズボンを履いていた。
また、それぞれ荷物?をもっているようで、大きな麻袋や風呂敷のようなものが時折目についた。
何分かが過ぎて、最後と思しき人が目の前を通り過ぎたと同時くらいに列車が動き出す音が聞こえ、列車の音が遠ざかるとともに、周りの状況も元に戻っていくようだった。
耳には周りの虫達の声や、遠くの車が走る音が聞こえ始め、焦げ臭さもいつの間にかなくなっていた。しばらく新聞紙を半分被ったままの状態だったが、蚊が再び耳の周りで羽音を響かせ始めたところで我に返り、そばのベンチで寝ている友人を起こしに行った。
当然、友人はいままでの臭いや列車の音、足音等は一切知らず、説明しても”はぁ”と言った感じでまともには取り合ってくれなかった。
翌朝、地元の人にそれとなく話を聞いてみたが、特にその地域で変わった事件や歴史があるわけでもなく、どう考えてもその駅と体験した事象とが結びつかない。
ただ、あの時感じた雰囲気では、戦時中もしくは戦後の兵隊達の隊列のような感じがしたのだが、ひょっとしたら列車のレールに沿って常に移動しているのかも知れない。
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アブダクション?
2014.11.26 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
395:本当にあった怖い名無し:2012/06/24(日)08:05:09.95ID:KQ92cEQR0
先輩から聞いた不思議な話を一つ。クラスメートの身の上におこったこと。
彼(A君とする)は地方出身で都内の大学に通っていた。しかしある日忽然と消えてしまった。
学校に出てこなくなったA君を心配して、近辺に住んでいる子がA君のアパートを訪ねても留守。
いったいどこにいったのかとみんな心配していた。地方に住むA君の親も捜索願を出した。
しばらくしてA君の居所がわかった。
なんと北海道の精神病院にいたのである。学校に戻ってきたA君に教授やクラスメートが一体何があったのかを問いただした。
「それが自分でもわからないんだ。気がついたら全然知らない町並みだった。冗談抜きでここはどこ?私は誰?だった。
警察に保護されていろいろ聞かれたが、自分の名前も住所もまったく頭が真っ白になって出てこない。
で、病院で過ごしていて、ある日ラジオで音楽を聞いていて突然自分の名前と住所を思い出した。
それで先生に告げて親に連絡してもらった。バイト先の店長の話によると(A君はファミレスで十時までバイトをしている)、俺が失踪したと思われる日の夜は俺にはとくに変わった様子はなくて、いつものようにバイトを終えた俺が店を出たのを店長は確認しているから、俺が普段どおり十時すぎに店を出たのは確かだと思う。でも翌日の夜にはどうしてなのか北海道にいた。
店を出てからそんな遠いところにどうやっていったのか?なぜいったのか?俺にも全然わからない。都内から向こうに移動したと思われる一日について全く思い出せないんだ。
ちなみに病院で検査したが外傷はなかったし頭をうった形跡もないし、脳に異常な部分もないという話だ。
その日の夜は所持金だって決してたくさんもってなかったし交通費をよく払えたもんだと自分でも不思議だ。発見されたときの所持金?それは覚えてないなあ」
先輩から聞いた不思議な話を一つ。クラスメートの身の上におこったこと。
彼(A君とする)は地方出身で都内の大学に通っていた。しかしある日忽然と消えてしまった。
学校に出てこなくなったA君を心配して、近辺に住んでいる子がA君のアパートを訪ねても留守。
いったいどこにいったのかとみんな心配していた。地方に住むA君の親も捜索願を出した。
しばらくしてA君の居所がわかった。
なんと北海道の精神病院にいたのである。学校に戻ってきたA君に教授やクラスメートが一体何があったのかを問いただした。
「それが自分でもわからないんだ。気がついたら全然知らない町並みだった。冗談抜きでここはどこ?私は誰?だった。
警察に保護されていろいろ聞かれたが、自分の名前も住所もまったく頭が真っ白になって出てこない。
で、病院で過ごしていて、ある日ラジオで音楽を聞いていて突然自分の名前と住所を思い出した。
それで先生に告げて親に連絡してもらった。バイト先の店長の話によると(A君はファミレスで十時までバイトをしている)、俺が失踪したと思われる日の夜は俺にはとくに変わった様子はなくて、いつものようにバイトを終えた俺が店を出たのを店長は確認しているから、俺が普段どおり十時すぎに店を出たのは確かだと思う。でも翌日の夜にはどうしてなのか北海道にいた。
店を出てからそんな遠いところにどうやっていったのか?なぜいったのか?俺にも全然わからない。都内から向こうに移動したと思われる一日について全く思い出せないんだ。
ちなみに病院で検査したが外傷はなかったし頭をうった形跡もないし、脳に異常な部分もないという話だ。
その日の夜は所持金だって決してたくさんもってなかったし交通費をよく払えたもんだと自分でも不思議だ。発見されたときの所持金?それは覚えてないなあ」
あまりにも露骨な怪奇現象の起こる家
2014.11.26 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
378:本当にあった怖い名無し:2012/06/23(土)20:57:15.82ID:0oDzfDXO0
ガキの頃、朝起きたら、火の気がない和室の押入の襖が、下30cmぐらい焼けていたことがあった。
焼けているというより、襖の上紙一枚だけが「炙られてめくれてる」というカンジで、下から古文書みたいな筆文字がのぞいていた。
その家は、家を建て替えるあいだ1年間だけ借りていた古い木造家で、他にも不気味な現象が多々あった。
だいたい家の造り自体が不可解で、焼けた押入の奥にも隠し戸のような扉があり、扉を開けると6坪ほどの裏庭。裏庭には、ここからしか出入りできないようになっていた。
<続く>
379:378:2012/06/23(土)21:13:47.27ID:0oDzfDXO0
階段の途中には小さな戸棚があり、戸棚の奥は、窓もドアもない六畳ほどの真っ暗な板の間。
この戸棚は気がつくといつも3,4㎝開いていて、階段を上り下りする足音も昼夜を問わず聞こえた。
階段を昇った真正面にあるトイレは、1畳ぐらいしかないにも関わらず両側にドアがあり、どちらからも開かない(鍵がかかっている)ことがしょっちゅう。
勝手に水が流れたり、ペーパーホルダーがカラカラ鳴ったりとかも日常茶飯事だった。
包丁、ハサミ、カッター、ドライバーなど、刃物類がしじゅう消えるのも気味悪かった。
<続く>
(続きは『続きを読む』をクリック)
ガキの頃、朝起きたら、火の気がない和室の押入の襖が、下30cmぐらい焼けていたことがあった。
焼けているというより、襖の上紙一枚だけが「炙られてめくれてる」というカンジで、下から古文書みたいな筆文字がのぞいていた。
その家は、家を建て替えるあいだ1年間だけ借りていた古い木造家で、他にも不気味な現象が多々あった。
だいたい家の造り自体が不可解で、焼けた押入の奥にも隠し戸のような扉があり、扉を開けると6坪ほどの裏庭。裏庭には、ここからしか出入りできないようになっていた。
<続く>
379:378:2012/06/23(土)21:13:47.27ID:0oDzfDXO0
階段の途中には小さな戸棚があり、戸棚の奥は、窓もドアもない六畳ほどの真っ暗な板の間。
この戸棚は気がつくといつも3,4㎝開いていて、階段を上り下りする足音も昼夜を問わず聞こえた。
階段を昇った真正面にあるトイレは、1畳ぐらいしかないにも関わらず両側にドアがあり、どちらからも開かない(鍵がかかっている)ことがしょっちゅう。
勝手に水が流れたり、ペーパーホルダーがカラカラ鳴ったりとかも日常茶飯事だった。
包丁、ハサミ、カッター、ドライバーなど、刃物類がしじゅう消えるのも気味悪かった。
<続く>
(続きは『続きを読む』をクリック)
かとう
2014.11.26 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
海辺のキャンプ
2014.11.26 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1031/22005/08/30(火)01:52:59ID:8q2eIjMJ0
数年前、5月のゴールデンウィークに茨城にキャンプに行ったときの話。
メンバーは友人A,B,Cと俺の男4人。A,B,Cは連休さえあればキャンプに行ってるが、俺はいつも休みが合わず、この時が初参加だった。
「どうせ茨城なら海辺がイイ。」
「周りに迷惑がかかると悪いから人の少ないところがイイ。」
と、国道51号線から数百メートル細い道を入った所にある某海岸に辿り着いた。
その海岸入り口付近には先客の家族連れキャンパーがいたので俺達は更に海岸を進み、200メートル程離れた砂浜にテントを張った。
昼間はサーファーがイッパイいたが、夕食の準備をする頃には誰もいなくなり、見渡す限りその海岸には先の家族連れキャンパーと俺達の2組のみになってしまった。
周囲に灯りもなく早めに寝る事にしたのだが、テントは3人用だったので並んで寝るのは3人が限界。
そこでA,B,Cは川の字に、俺はその足側に一の字に、つまり「山」みたいな形で寝た。
夜中、俺は尿意を催し目を覚ました。
携帯で時間を確認すると2時ちょっと過ぎだった。
「こうゆう話は大概2時だ」
と全く信じてなかった俺だが、体を起こそうとした時、波の音と明らかに違う音が耳に入り、俺は体を硬直させた。
多分5メートルぐらいは離れているであろうその音は「ザッザッザッ」と俺達のテントに近づいてくる。
その音の重み、間隔から人の足音だと直感した。
ちょっと待て。少なくともテント越しに灯りは見えない。灯りも無しにこんな砂浜を歩くのは
不可能だ。家族連れキャンパーは南に200メートル程で、こんな所まで来るはずがない。
しかも足音は東側から聞える。 ・・・第一、これは(生きてる)人間か?
俺の頭はパニック状態。
1042/22005/08/30(火)01:54:45ID:8q2eIjMJ0
足音は既にテントの外数十センチまで近づき、俺達のテントの周りを時計回りに回り始めた。
「どう考えてもヤバイ!」
友達に声をかけようと思ったが大声を出すのも怖い。
しかも友達は俺に足を向けて寝ているので、頭部までの180センチ程度が異様に遠く感じる。
この状況で寝袋から出る勇気もない俺は尿意も忘れ、寝袋にすっぽり頭を入れ、足音が聞こえなくなるまで我慢する事にした。
しかもその足音、テントを一周する毎に俺の所で停まり、1~2回テントの布を押していく。
テントの骨組が歪み「ギシィィ」と嫌な音が響く。俺は必死に脳内で歌を歌いながら
「寝るんだ!寝るんだ!」
と繰り返し、ふと気が付いた時には外も明るくなっていた。
俺は尿意を我慢していた事を思い出してテントの外に飛び出し、なんとか粗相をせずに済んだ。
ホッとしてテントに目を向けて愕然とした。
テントの周りには何週したか解らないほどの足跡があり、それは海の方から来て、また海の方に戻っていた。
俺は友達3人を叩き起こし、事情を説明して逃げるようにその海岸を後にして、その日は他のキャンパーが沢山いる公共のキャンプ地に泊まった。
数年前、5月のゴールデンウィークに茨城にキャンプに行ったときの話。
メンバーは友人A,B,Cと俺の男4人。A,B,Cは連休さえあればキャンプに行ってるが、俺はいつも休みが合わず、この時が初参加だった。
「どうせ茨城なら海辺がイイ。」
「周りに迷惑がかかると悪いから人の少ないところがイイ。」
と、国道51号線から数百メートル細い道を入った所にある某海岸に辿り着いた。
その海岸入り口付近には先客の家族連れキャンパーがいたので俺達は更に海岸を進み、200メートル程離れた砂浜にテントを張った。
昼間はサーファーがイッパイいたが、夕食の準備をする頃には誰もいなくなり、見渡す限りその海岸には先の家族連れキャンパーと俺達の2組のみになってしまった。
周囲に灯りもなく早めに寝る事にしたのだが、テントは3人用だったので並んで寝るのは3人が限界。
そこでA,B,Cは川の字に、俺はその足側に一の字に、つまり「山」みたいな形で寝た。
夜中、俺は尿意を催し目を覚ました。
携帯で時間を確認すると2時ちょっと過ぎだった。
「こうゆう話は大概2時だ」
と全く信じてなかった俺だが、体を起こそうとした時、波の音と明らかに違う音が耳に入り、俺は体を硬直させた。
多分5メートルぐらいは離れているであろうその音は「ザッザッザッ」と俺達のテントに近づいてくる。
その音の重み、間隔から人の足音だと直感した。
ちょっと待て。少なくともテント越しに灯りは見えない。灯りも無しにこんな砂浜を歩くのは
不可能だ。家族連れキャンパーは南に200メートル程で、こんな所まで来るはずがない。
しかも足音は東側から聞える。 ・・・第一、これは(生きてる)人間か?
俺の頭はパニック状態。
1042/22005/08/30(火)01:54:45ID:8q2eIjMJ0
足音は既にテントの外数十センチまで近づき、俺達のテントの周りを時計回りに回り始めた。
「どう考えてもヤバイ!」
友達に声をかけようと思ったが大声を出すのも怖い。
しかも友達は俺に足を向けて寝ているので、頭部までの180センチ程度が異様に遠く感じる。
この状況で寝袋から出る勇気もない俺は尿意も忘れ、寝袋にすっぽり頭を入れ、足音が聞こえなくなるまで我慢する事にした。
しかもその足音、テントを一周する毎に俺の所で停まり、1~2回テントの布を押していく。
テントの骨組が歪み「ギシィィ」と嫌な音が響く。俺は必死に脳内で歌を歌いながら
「寝るんだ!寝るんだ!」
と繰り返し、ふと気が付いた時には外も明るくなっていた。
俺は尿意を我慢していた事を思い出してテントの外に飛び出し、なんとか粗相をせずに済んだ。
ホッとしてテントに目を向けて愕然とした。
テントの周りには何週したか解らないほどの足跡があり、それは海の方から来て、また海の方に戻っていた。
俺は友達3人を叩き起こし、事情を説明して逃げるようにその海岸を後にして、その日は他のキャンパーが沢山いる公共のキャンプ地に泊まった。
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