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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.10 (Mon) Category : 

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田舎道

2022.05.21 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

486:田舎道:2007/07/06(金)15:48:22ID:DR+0tl9q0
俺の祖父さんが話してくれた話。
なんとなく思い出したから書いておく。
ちょっと長いが勘弁してくれ。

名前が清治ってとこから、清じい、清じい、と呼んでいた俺に、清じいは一度だけ奇妙な話をしてくれた。
数年前に亡くなるまで、こんな話をしてくれたのは後にも先にも一度だけだった。

清じいには、小さい頃(確か7~8歳)に病気で亡くなった2つ上の兄貴が居た。
当時、重い病気で余命わずかだった兄貴を、俺から曾祖父さんにあたる清じいの親父は、最期は自分の家で、と言って自宅で看病していたらしい。
清じいは、兄貴がいよいよやばくなるまでは兄貴の部屋で一緒に遊んでいたらしいが、死期が迫った頃には親父が部屋に入れてくれなくなったと言っていた。

そしてある日の夜、兄貴は亡くなってしまった。
季節は夏で、もちろん冷房なんてない。遺体が傷むのを嫌った曽祖父は、最寄りの祭儀場まで兄貴を運ぶことにした。
清じいの家はほんとに田舎で、車が通れる道がないような所に住んでいた。
なので、曽祖父は兄貴の遺体をおぶって行くことにし、明かりもろくにない道なので、清じいが懐中電灯を持って曽祖父と一緒に行くことになった。

懐中電灯で前を照らしながら、兄貴をおぶった曽祖父と並んで夜道を歩く清じい。
静かな田舎道で、夜はめったに出歩く人もおらず、聞こえるのは虫の鳴き声と自分達の足音のみ。
無言で歩く2人。曽祖父の顔は疲れきったような顔だったと言っていた。



487:田舎道:2007/07/06(金)15:48:56ID:DR+0tl9q0
そうしてしばらく歩いていると、前方に人影が見えてきた。
どうやら自分達と同じ方向に向かっており、人影は自分達以上にゆっくり歩いていた。
特に気にもせず、普通に追い抜いていくつもりで、清じいは何となく人影の背中を懐中電灯で照らし、ハッと息を飲んだ。
どこかで見た服装。
すぐに思い当たる。
それは今、曽祖父が背中に背負っている兄貴と同じ服装だった。

清じい同様、それに気付いた曽祖父は、小さく鋭い声でこう言った。
曽祖父「照らすな、清治!」
慌てて懐中電灯を下げ、明かりを自分達の足元へ移す清じい。

人影の歩みはこちらより遅いため、段々と距離は近づいていく。
なんだか怖くなってきた清じいは歩くのを止めたかったが、こちらが足を止めると、前方の人影も歩みを止めるに違いない、となぜか分かった。曽祖父も同じ気持ちだったはずだと言っていた。

段々と人影に近づいていく。その背の高さは兄貴と同じくらい。
やがてその足元が見えてきた。裸足だ。
舗装もされていない道なのに足には傷1つ付いていない。
徐々に近づいていく。
半ズボンが見える。知っているズボンだ。緑の半ズボン。裾が破けている。
シャツも見えてきた。青と白の縞のシャツ。兄貴のお気に入りのシャツ。
後頭部も見えて・・・
というところで、曽祖父が清じいの肩を掴んで言った。

曽祖父「見るな!清治、見たらいかん!」
半ば“それ”に見惚れていた清じいは、すぐに目線を落とした。
曽祖父が何かぶつぶつ言っている。
よく聞き取れなかったが、どうやらお経のようだったと言う。



488:田舎道:2007/07/06(金)15:49:27ID:DR+0tl9q0
距離はいよいよ近づき、清じいと曽祖父は“それ”と並ぶ。
横では曽祖父がお経を念じている。
清じいは見ないように、見ないようにと自分に言い聞かせていたが、並んだ瞬間、明らかに“それ”がこっちを向いたことが分かった。
何か分からない、ものすごい力を持った視線を感じた、と言っていた。

やがて2人は“それ”を追い抜いた。
しかし清じいは、そこからが本当に怖かったと言っていた。
追い抜いた、つまり、今度は“それ”が後ろに居る、という事実。
足音は聞こえないが、確実に後ろに居る。
自分達のすぐ後ろを付いてきている。
こっちをじっと見つめている視線を感じる。

曽祖父は言った。
曽祖父「振り向くなよ、清治。絶対に振り向いたらいかんぞ。」
後ろを振り向くどころか、清じいには、もう横の曽祖父を見ることすら出来なかったらしい。
なぜなら、その背中に背負っているものを見るのが怖かったから。

2人は長い田舎道を、何かを後ろに感じながらひたすら歩いていった。
前方だけを見据えて、早く人気の多い場所へ付くことを祈りながら。
いつ、後ろに居るものが自分の名前を呼びかけてくるか、飛び掛かってくるかと、びくびくしながらずっと歩き続けたらしい。

しかし結局は、呼びかけてくることも、襲い掛かってくることもなかったそうです。2人は無事に祭儀場に到着し、兄貴の遺体を霊安室に預け、家に帰りました。

清じいは、帰り道にはなにも居なかったよ、と言っていました。
“それ”ってやっぱり兄貴だったの?、と聞いても、清じいには分からないようでした。
ただ、清じいはこう言っていました。
「あれからいまだに、後ろに何かが居る気配が取れないよ。」
と。
そんなとき清じいは、絶対に振り向かないようにしている、と言っていました。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?168
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1182759124/486-488





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赤い女

2022.05.17 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

410:めい:2022/03/25(金)13:20:35.60ID:tCMUTCWx0.net
これは4年前の話なんですが、私は田舎暮らしなんですがあるイベントがあった為、朝から列に並ぶためホテルを確保しようか悩んでいた時でした。

すぐイベントの近くに親友のAちゃんの家があったので、一晩泊めてもらえないかと交渉しました。
Aちゃんは快く快諾してくれましたが、Aちゃんは看護師のためその日は夜勤で一緒に過ごすことはできないけどめいちゃんなら好きに使ってくれと、Aちゃんの部屋を貸してもらえることになりました。

当日にの夕方頃にAちゃんのお家にいきました。
Aちゃんの家はオートロック付きのマンションで、鍵が管理人さんがほぼ管理しており、鍵が一つしかないのでAちゃんが帰ってくるまでは家にいてほしいといわれました。

イベントには全然間に合うので承諾し、Aちゃんを見送りました。
キッチンを借りて適当な夕食を作り、お風呂に入って11時ごろ就寝しました。

夜中の2時ごろインターホンが鳴り、びっくりして飛び起きました。
キッチンの横に備え付けてあるドアモニターから音が鳴っているのに気づき、ボタンを押すとオートロックの前で某ホテルの社長のような煌びやかな赤い帽子に赤いコート、赤い口紅を塗った30代くらいの女の人が立っていました。
「〇〇さん!私です。お伺いしに来ました。」
とその女性はモニターで叫んでました。
〇〇さんはAちゃんではないし、私の名前でもありません。



411:めい:2022/03/25(金)13:20:51.53ID:tCMUTCWx0.net
怖くなったので急いでAちゃんに電話したところ、
「そんな人知らないし、こんな時間に呼ばないよ」
電話している間にもインターホンが何回も押されて
「〇〇さん!居るんでしょ?」
と女の人がモニターで騒いでました。

20分くらいたって警察に連絡しようと思ったら、女の人が首をかしげてどこかに行きました。
モニターの中からいなくなったので安堵した瞬間ドアモニターから違う音が鳴っていて、
なんだと思ったら、玄関から
「〇〇さん!私です!お久しぶりです!」
と声が聞こえました。

恐る恐るモニターに目をやると玄関の目の前で赤い女が笑顔で
「〇〇さん!私です!」
と声をかけてきました。
人であっても霊であっても怖くてAちゃんと会話をつないでリビングで震えながらドアの叩く音とインターホンと女の声が1時間くらい繰り返していましたが

女が
「〇〇さん私帰るねーまたねー」
と声をかけてきたのでモニターを覗くと、女が帰っていったようでもうそこには居ませんでした。
Aちゃんが帰ってくるまで私は怖くてずっと起きていました。

Aちゃんが帰ってきてカギを渡し、私はイベントに向かうときに赤い女が道の角から出てきました。
ギョッとしましたが、下を向いて歩いてすれ違う瞬間に
「今度はあなたの家にいくからね」
と言われ、今でも来るのではないかと恐ろしくて夜は絶対戸締りを確認して寝ます。

長々とすいませんでした。




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?367
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1646786488/410-411





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数年前に兄弟の部屋だけに幽霊が出た

2022.05.14 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

673:本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日)14:15:09.17ID:6lm6fCAD0
初めての書き込みです。
文章下手なので簡単に書きますが、数年前に兄弟の部屋だけに幽霊が出て家から出て他で住んでます。

兄弟の部屋には、侍の首が部屋の中を飛び回る。何かを探してる感じで。窓の外も飛んでいたらしい。それと別に女郎が出てくるとか。

兄弟が出ていってから自分も黒い影が家の中を移動してるのを見たり、動物の走ってる影も見た。
たぶん猫だと思うのですが見てました。

少したって、飼い猫が庭で変死。
怪我もなく病気もなく前日までは元気だった。
その後に父が大怪我、母は病気で入院しました。
お坊さんに頼んで家を供養?してもらってお札もはってもらい毎年お札は交換してます。
お坊さんに聞くと霊は家の裏にある川から来てるらしいと。

いま住んでいる所には、遊女が働いていた場所があったらしいのと処刑場が近くにあったらしいです。
今は、時々黒い影を見るのとちょっと前に自分の夢の中におかっぱの赤の着物を着た女の子が出てきたくらい。
お札を部屋に貼っているからどうか分からないが…
金縛りが何度か起きてから数日後、夢の中で着物の女の子に
「やっと入れた」
と言われた。
その言葉を聞いて起きたけど。
寒気、鳥肌、気配が凄かった。

職場でもその女の子の首だけ見たりしたり同僚が女の声がするとちょっと怖がったりしてたけど気のせいだと思う?
今は、怪我もなく病気もなく何もないからきにしてないけど。
誰かいると感じる時は寒気、鳥肌、見られてる感じが凄いときある。
それと友達が寝ていたときに布団を引っ張られたぐらいですか。

霊が出ていた部屋は、物置になってる。
今は誰も入らないし入ると鳥肌と見られてる感じが凄いです。


文章下手で分からない時はスルーしてください。



674:本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日)23:23:40.31ID:JnnK3IEqO
文筆業じゃないんだろうし、文章が下手なのは仕方ないし構わないが
ですます調とだである調を混在させて書くことだけはやめて貰いたい





引用元:本当に体験した霊体験 2
https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1347861115/673-674





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