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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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男が涙を見せるとき

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

誰が言ったか忘れたが、男が涙をみせていいのは、財布を落とした時と母親が死んだ時だけだそうだ。
そんなわけで、人前ではほとんど泣いたことのない俺が生涯で一番泣いたのはお袋が死んだ時だった。

お袋は元々ちょっとアタマが弱くて、よく家族を困らせていた。
思春期の俺は、普通とは違う母親がむかついて邪険に扱っていた。
非道いとは自分なりに認めてはいたが、生理的に許せなかった。
高校を出て家を離れた俺は、そんな母親の顔を見ないで大人になった。
その間実家に帰ったのは3年に1回程度だった。

俺も30を越え、いっぱしの家庭を持つようになったある日、お袋が危篤だと聞き、急いで駆けつけた。
意識が朦朧として、長患いのため痩せ衰えた母親を見ても、幼少期の悪い印象が強くあまり悲しみも感じなかった。

そんな母親が臨終の際言った。
「ダメなおかあさんでごめんね」
精神薄弱のお袋の口から出るにはあまりにも現実離れした言葉だった。
「うそだろ?いまさらそんなこといわないでくれよ!」
間もなくお袋は逝った。

その後葬式の手配やらなんやらで不眠不休で動き回り、お袋が逝ってから丸一日過ぎた真夜中のこと。
家族全員でお袋の私物を整理していた折、一枚の写真が出てきた。
かなり色褪せた何十年も前の家族の写真。みな笑っている。
裏には下手な字(お袋は字が下手だった)で家族の名前と当時の年齢が書いてある。
それを見た途端、なぜだか泣けてきた。それも大きな嗚咽交じりに。
30過ぎの男がおえっおえっ泣いてる姿はとても見苦しい。自制しようとした。
でも止めど無く涙が出てきた。どうしようもなく涙が出てきた。

俺は救いようがない親不孝ものだ。格好なんて気にすべきじゃなかった。
やり直せるならやり直したい。でもお袋はもういない。
後悔先に立たず、とはまさにこれのことだったんだ。

その時妹の声がした。
「お母さん、笑ってる!」
皆布団に横たわる母親に注目した。
決して安らかな死に顔ではなかったはずなのに、表情が落ち着いている。
うっすら笑みを浮かべているようにさえ見える。
「みんな悲しいってよ、お袋…。一人じゃないんだよ…」
気がつくと、そこにいた家族全員が泣いていた。

…あれから私はことあるごとに両親は大切にしろと皆に言っています。
これを読んだ皆さんも、ご健在であるならばぜひご両親を大切にして下さい。
でないと私のように親不孝の咎で地獄行き決定になってしまいますよ。







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見知らぬ猫

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

失礼します。
私は学生時代、数度、実家で猫といっしょに暮らしていた事がありました。
ほんの数年の間でした。その子たちが居なくなったり、死んだりしてしまった
あと、私は就学のため上京することになりました。
当然下宿暮らしで、猫はもう飼えないと解っていました。そうして上京の前夜、私は不安や後悔で胸が詰まり、食事も摂れずに一人で庭に出ていました。よく晴れた、月のきれいな夜だったと覚えています。
私がどうすることもできない不安にうずくまっている時でした。ふと、庭に見たことのない猫が一人、来ているのに私は気づきました。
大きめの、白と黒の毛並みのいい美猫で、女の子だったと思います。その猫は私を怖れることもなく、近くに寄ってきてくれました。私が手を伸ばすとその子は、何の抵抗もなく私に抱かれ、膝の上で丸くなってくれたのです。 
私はその時涙が止まらなくなり、泣きながら、猫と一緒に月を見ていました。
本当に、猫もずっと、私と一緒に月を見上げていたのです。私を心配した母が
「猫なんか抱いてないで、早く寝なさい」
と声をかけてくれなかったら、私はその猫が不安の見せた幻だったと、今も思っていることでしょう。

今から思えば、幻覚のような一夜でした。たぶん、どこかの飼い猫の子がたまたま家の庭に遊びに来てくれてきただけなのでしょうが、あの時の私は、その子が猫の神さまで、私を慰めに来てくれたのだと信じていました。
…すいません。ちょっと電波入っっちゃってますね…
でもあの夜、もしあの子が来てくれなかったら、私は挫折してしまっていたと思います。守ってもらうとか、そういうのとも違って、その…いっしょにいてくれる、それが、どれだけ私を支えてくれたか…
それは、ほかの子たちの想い出もいっしょなんです。

…長々と変なことを書いてしまいました。すみませんでした。







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いつもの会話

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

母方の従姉妹は6歳の時交通事故で亡くなりました。
叔母はすごく気丈な人なので通夜の時も葬儀の時も誰よりきりきり働いて、まさか死ぬとは思わないから娘のブラウスを3枚も買って来てしまった、お店に返しに行かなくちゃ、などと言って笑っていました。 
でも実際にはすごく傷ついて悲しくて、家で一人の時にはいつも泣いていたそうです。そして夢でも幽霊でもなんでもいいからもう一度会いたいと心底願ったけれど従姉妹は一度も出てきてくれませんでした。
そしてさすがに叔母も諦めていた13年後のこと。
夢の中で叔母が一人居間に居ると、従姉妹が部屋に入ってきたそうです。
もちろん当時のまま、小さいままです。
けれどあんなに会いたいと思っていたのに叔母は夢の中では従姉妹が死んだことをすっかり忘れていて、ただずっとどこかに行っていたという感覚しかなくて何も考えず
「あんた今までどこおったん」
と訊きました。
すると従姉妹は
「いっつもここにおるじゃない、お母さん何言いよん?」
と言って笑い、叔母もそういえばそうだったなと納得したそうです。

その時叔母の頭に急にブラウスのことが浮かんで、訳の分からないまま(当時叔母はブラウスを返したことはもう何年も思い出してなかったそうです)
「あんたのブラウス返しちゃった、ごめんね、またもらってくるね」
と言ったら、従姉妹は
「いらんよ、私はこのまんまでいいよ、これ好きだから」
と着ているブラウスを指さしたそうです。そして
「ありがとう」
と言ったそうです。
叔母はそこで目が覚めて、夢の中で従姉妹が着ていたのは亡くなった時着ていたブラウスだったと初めて気付いたそうです。

それからはたまに従姉妹が夢に出てくるようになったと話してくれました。
ただしこちらが落ち込んであなたの所に行きたい、死にたいと思ってるような時は絶対出てきてくれない、こっちの気がふっと切り替わったときに会いに来る、と笑っていました。
小さな従姉妹の顔を私は今はもうあまり思い出せないのですが、これを聞いた時は涙が出ました。

長くてごめんなさい。







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病気を持っていった

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

私が実家を離れて一人暮らしをしていた頃、実家では大きな雑種犬を飼っていました。
しかし母と仲の悪い祖母(姑)が同居を始めた頃から犬の調子が悪くなって行きました。
食欲は無くなり下痢が止まらなくなり、大きな体が段々小さくなっていくと母は涙ぐみながら仕事で中々帰れない私によく電話をかけてきました。
何軒もの病院にも連れて行ったのですが原因不明の病気と言われて、とても珍しい血液の病気だと判ったのは死ぬ2週間ほど前でした。

最後の日、いつものように母が車に犬を乗せて病院に連れて行き、衰弱がひどく入院させることになったので、手続きを終えてから母が家に戻ってから、なぜかとても胸騒ぎがしたそうです。
急いで病院に戻ると、安心したように母の顔を見てから犬は息を引き取りました。

犬はとても母になついており、母は「あの子が最期に私を呼んでくれた」と言っています。
そして犬が逝ってから、病気がちの祖母の具合が良くなりました。

もしかしたら偶然かもしれないけれど、私には犬が家族の代わりに病気になったとしか思えないのです。
今でも犬と一緒に撮った写真は居間に飾ってあります。
今度犬が大好きだったパンを持ってお墓参りに行こう・・・
(犬の名前は辛くて書けませんでした。御容赦を)







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監視

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

わたしが5歳くらいの時。
母が祖母の看病のため実家に頻繁に帰っていた頃のことです。
母がいない夜は父がわたしに性的ないたずらをするので怖くてたまりませんでした。(わたしは女です)
その夜もわたしが電気を消して布団に入ってしばらくするといつものように父がすっとふすまを開けてわたしの布団に忍び寄ってきました。抵抗すると激しく殴られたので身を固くしてじっとしていましたが、父がわたしのわたしのパジャマに触れた瞬間、「わっ」とも「はっ」ともつかない押し殺した声を上げて、逃げるように部屋から出ていったのです。
なにごとだろうと目を開けてみると、わたしの枕もとに痩せたおじいさんが座っていました。驚いて起きておじいさんのいた辺りを見てみましたが、もう誰もいません。
数年後に写真を見てわかったことですが、その人は母方の祖父にそっくりでした。わたしが生まれた年に亡くなっていたので会ったことはありませんでしたが。

あの夜以来、父がわたしにいたずらすることはなくなりました。







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