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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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恨んでないよ

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

ペット話ですが。
昔ノラ犬を拾って飼ってました。真っ白なメス犬で、「シロ」。
夜、母に
「ゴミを捨ててきて」
と言われて自転車の荷台にくくりつけついでにシロも連れていきました。
シロはいつもの散歩コースをどんどん先に行ってしまって、私はその間にちょっと先の、通りの向こうのゴミ捨て場に立ち寄りました。

私がいないことに気付いたシロは探しに戻ってきて、通りのこっちの私に気付いて私のところへ来ようと道路に飛び出しました。
「あっ、ダメ!」
と叫んだ時に乗用車が突っ込んできて、目の前で跳ねられてしまいました。
パニックになった私はそのまま泣きながら家に帰ってしまって、母といっしょに戻った時は、シロはもう息絶えてました。

なんであのとき、傍にいなかったんだろう。まだ生きていたかもしれなかったのに最期を看取ってあげられたかもしれなかったのに…と、ずっと後悔していました。

その年の夏。居間で父とTVで高校野球を見ていた時、ふと開けっ放しの窓にシロの気配がしました。庭に続くサッシの板の間に、鎖の届く所まで来て窓があいてれば覗いていたんです。その時、板の間に爪が「カツッ」と当たる音とハアハアという息遣いが聞こえました。
実はその一瞬、私はシロがもういないことも忘れていて
「ん?なに?」
と振り返っていたんです。
もちろんそこにはなにもいませんでしたが、次の瞬間に
「あっ!」
と泣きそうになりながら、部屋にいた父に
「お父さん、今、シロが帰ってきた…」
と言いました。すると父が一言
「実は、お父さんにも聞こえた」
と言いました。

あの時、瀕死のシロを見捨てて行ってしまった私に、会いに来てくれたんだ…許してくれてたんだ、と泣いてしまいました。

こういうこともあるんだな…と思ってましたが、ここで似たような体験がいくつかあって、うれしかったです。







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究極のアロマテラピー

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

小さい頃から、寂しかったり、悲しかったり、困ったりすると
なんだかいい香りに包まれるような気がしていた。
場所や季節が違っても、大勢の中にいても一人っきりでもいつも同じ香りだから花や香水などではないことは確かだった。

私が20才になった時、母の実家が改築することになった。
母の実家の庭には小さな蔵があり、お盆のお墓参りで寄った時に、伯母からもうほとんど整理して何も大した物は残っていないけど、何かいいものがあれば自由に持っていっていいと言われて久しぶりに蔵に入った。

中に入ると祖母がお嫁にきた時に持ってきた長持ちがまだあって、よく従兄たちとかくれんぼして中に入り込んでいた事を思い出した。
懐かしく思い出しながらその長持ちを開けた。あの頃、まだ洋服
などが詰まっていた長持ちの中もすでに整理されたのか、中はもう空だった。長持ちは四つあって一番奥に桐のかなり立派なものがあり小さい頃、その長持ちだけは触ってはいけないと言われていた事を思い出した。さすがに今はいいだろうと、その長持ちを開けた途端に私はいい香りにつつまれた。

伯母と母に聞くと、その長持ちは私が3歳の時に亡くなった私の祖母にあたる人が嫁入り道具に持ってきた長持ちで、その中にはいい香りのお香を焚き込んだ着物が沢山いれられていたという事だった。
祖母にとって孫は男の子ばかりだったので、私が生まれた時この着物は大きくなったこの子にあげようと、嬉しそうに母や伯母に話していたとその時はじめて私は聞いた。

おばあちゃんだったんだね……。







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遺書

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

『 墜落する日航機内での乗客河口さんの遺書

―原文のまま―

マリコ 津慶 知代子 どうかがんばってママを助けて下さい

パパは本当に残念だ きっと助かるまい

原因はわからない 今5分たった

もう飛行機には乗りたくない

どうか神様 助けてください

昨日みんなと 食事したのは 最后とは

何か機内で 爆発したような形で 煙が出て

降下しだした どこえ(へ)どうなるのか

津慶しっかりた(の)んだぞ

ママ こんなことになるとは残念だ さようなら

子供達のことを よろしく頼む

今6時半だ 飛行機は回りながら 急速に降下中だ

本当に今ごろは 幸せな人生だったと 感謝している 』

生死の境界線においてこれだけの文が書けるとは。
家族への想いの深さにただ涙。
合掌。







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共有の思い出

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

ホントに一寸した不思議な体験。
5年前頃、群馬県の猿ヶ京温泉のとあるホテルに宿泊。
ホテル自体も普通で、観光地もあまり見るところのない場所だったが(失礼!)何故か気に入りその後も2回程利用した。旅行が好きで良く出かけるがリピーターになったのは初めてだった。
そこのホテルでは、帰り際に小さなホテルの名前が入った絵馬を
記念品として渡してくれる。
最近になって引っ越しのため荷物の整理をしていると、思わぬ所からその絵馬が出てきた。不思議に思い母に尋ねると、私が高校生の頃に亡くなった父の物であるとのこと。
生前はお世辞にも仲の良い親子ではなかったが、父もあの場所を愛していたのかなと思うと涙が出てきた。







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旅先での出会い

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

心霊ものではなくてスマソ。

学生時代に青春18切符で旅をしたとき、秋田の象潟のユースに泊まった。たまたまシーズンオフで、オレ以外には宿泊客がいなく、話好きなオレには死ぬほどタイクツ。
そこの管理人のジイさんが確か73歳とか言ってたが、その人と夜更けまで女の話、戦時中の話、自分の人生でやり直したいことなどを語り合い結構盛り上がった。

次の朝、出発間際にジイさんがコンパクトカメラを出してきて「若いの、一緒に写らんか」と声を掛けてくれたので、喜んでハイ、チーズ!!
旅から戻ってしばらくして、すっかり忘れた頃にジイさんが二人で写った写真を丁寧に送ってくれた。ムサいオレとは対照的な穏やかで優しいお顔で写っている繁太郎さん。
ジイさんと一緒にいると何故か自分も優しく素直な人間になれる気がした。

半年後に再び旅に出たとき、ふとジイさんに会いたくなってふらりと寄ってみた。がジイさんはもうそこには居なかった。
聞くと既に他界されたとのこと。亡くなられた時期を尋ねるとちょうどオレに手紙付きで写真を送ってくれた頃だった。

ジイさんのいないユースを後にして、誰もいない田舎の駅のベンチであの優しい語り口調を思い出し、初めて身内以外の人のために泣いた。







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