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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.26 (Tue) Category : 

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囲碁好きな祖父

2011.03.13 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

664 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 22:54:24.52 ID:RHiKJPxgO
「ヒカルの碁」のアニメ放映時に小学生だった私は、碁にハマった。

身内で碁を打つのは祖父と私だけで、祖父は孫と碁が打てる事をとても喜んでいた。
まあ大人気ない人だったので、大抵コテンパンにやられてたけど。
私が高校生の時に祖父が亡くなり、立派な碁盤と碁石が祖父の遺言で私のものに。

現在、社会人囲碁サークルに入っていて週末は打ちに行くんだが、祖父の碁盤と碁石を使って打ってると祖父の声が聞こえる。

しかも打つ前に教えてくれりゃいいのに、一手ごとに
「ぷぷwwwそこに置いたらいかんだろwww」
「あっ!ああー負けたなwwこりゃ負けたwww」
とか言う。良い手の時は何も言わない。

祖母に言ったら
「あの人は負けず嫌いだからねえ。アンタが自分より強ぅなるのが悔しいんだろ」
と言われた。

いつか全く何も言われなくなったら祖父を超えた事になるんだろうが、そうなってやりたいような、寂しいような。


 








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黒いヤツ

2011.03.13 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

891:本当にあった怖い名無し :2008/12/16(火) 19:11:38 ID:Fi29jmqt0
結構前、家に黒い人の形のようなやつがどっかで拾ってきてしまったのか住み着いてしまった。

積み上げたものは倒すわハンガーにかけてる洋服を落とすわ勝手にトイレの扉あけたりとイタズラばっかりしてくるやつで、まあ大した害も無いし大丈夫だろうと思っていたのだけども一度包丁を動かされて手を切ってしまったときがあった。

それまではしょうもないことばかりするやつだと思っていたのが、少しだけ恐怖の対象になってしまった。
もしかしたらコイツは俺に油断させておいて殺す気なんじゃないかと警戒するようになった。

俺はある日体調を崩して寝込んでしまった。
あまりのしんどさに熱を測ると40度近くあって、メールで誰か友達を呼び出そうにも携帯はベッドより遠い場所にあって、もう起き上がる気力も無くて。

ふと足元に黒いアイツがいて。やっぱり殺す気だったのか。
俺はコイツにとり憑かれて死ぬのかってぼんやり考えてた。

でもそんな考えはすぐにどっかに行った。

明らか黒いアイツは部屋をウロウロしていて焦っていて、俺の様子を必死に伺っているのがなんとなく分かった。

「おまえじゃねえのかよwww」
ってかすれた声でつっこんだ。空元気だったけど。

がこ、って音がした。何かが落ちた音だったから手を伸ばして必死に探った。
携帯だった。

俺はすぐに友達に電話をかける。「助けてくれ」って言うつもりが声が枯れてでない。
友達はイタズラ電話してくんなよwって笑ってる。どうしようってなってたときに『うあ゙あ゙あ゙あ゙!!』って声が俺の部屋全体に響いた。アイツの声だと思う。

その声にびびった友達が家までかけつけてくれて俺はなんとか助かった。


相変わらず黒いアイツはいるんだけど、今でも人がトイレ入ってると扉開けてきます。
いったい何がしたいのかわからん。


 








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慰める人

2011.03.11 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

885 本当にあった怖い名無し sage 2008/12/11(木) 02:07:07 ID:5Vr1QX5f0
私はハーフです。
父が外人で、母が日本人です。8さいから父の故郷で育ちました。それまでは別の国にいました。

父の仕事の関係でしたのですが、両親の仕事が忙しかったので、私はおばあちゃんの家で暮らしました。

おばあちゃんはとても可愛がって愛してくれました。
冬になって、おばあちゃんが帽子とマフラーや手袋を編んでくれました。とても暖かかった。

その国はとても冬が厳しい国だったので、なれない気候で私は肺炎を起こしてしまって入院。
熱が下がらなくて夜中にウンウンと言っていたら、ベッドの横のいすに父によく似てる人が、にっこり笑って座ってました。

「もうすぐ治るよ、頑張って」
と、その国の言葉で言って、私の頭を撫で、その夜はずっとそこにいました。
翌朝、あれほど下がらなかった熱が下がりました。

おばあちゃんに
「パパ来た?」
と言うと、
「来てないよ。仕事で他の国に行ってるから。心配はしてたけどね」
と言われました。

きっとパパに会いたくて、夢を見たんだろうかと思いました。

クリスマスが近づいていて、両親が会いに来てくれる事になりました。
だけど当日、ごちそうの準備も終わって、おめかししてリビングに居て、
「パパとママはまだかな」
と待っていたら、電話が鳴った。

おばあちゃんが出た。
そして
「パパとママ、お仕事が忙しくて来られないって」
と悲しそうに言いました。

Iおじさん(父の兄です。)が怒って父に電話を掛けなおしました。
ものすごく喧嘩した後、I伯父さんは私に手招きをした。

電話に出ると、父がとても謝ってきました。
「なんで来れないの、お手紙くれたのに。約束したのに」
と言うと、
「パパとママを許して。お仕事が忙しくてどうしても行けなくなっちゃった。でもお前の事はとても愛してるからね」
と言ったけど、信じられなかった。
来るっていって来ないの一度や二度じゃなかった。

パーティは楽しかった。
おばあちゃんの作ったごちそうはいつにもましておいしかった。

楽しかったけど、パーティーが終わって、片付けをしてベッドに入ると、とても悲しかった。
静かに泣いてました。泣きつかれ、ねていると、誰かが横に立ってました。

少し目を開けると、前に熱でうなされていた時に来た人が、立ってました。
知らない人の筈だったのに、とても安心してました。

「パパとママが来れなくて残念だったね」
と、その人は言いました。
「パパとママは、私の事が嫌いなのかもしれない。だって何度も約束破る」
と言うと、
「次のお休みには絶対帰ってくるよ。とにかく今日はざんねんだったね。よくおやすみなさい」
と行って、私の頭を撫でてくれました。

ゆっくりと私の布団の上をポンポンたたいてくれました。
とてもイライラして悲しかったのに、不思議と安心して眠れました。

次の日、おばあちゃんに、夜にあったことを話しました。
おばあちゃんは驚いて、
「髪の色は?目の色は?」
と聞いてきました。

「パパと同じダークブロンドに目はグリーンだった。パパやI伯父さんにもそっくりだった」
と言うと、
「おじいちゃんに違いないわ!」
と言われました。
「おじいちゃん?」
と聞き返すと、おばあちゃんは写真を見せてくれました。

全くもって、二度出てきた人と一緒でした。
おばあちゃんは、おじいちゃんが死んだのが悲しくて、写真を全部しまっていたそうです。

「この人だよ」
と言うと、おばあちゃんは泣きました。
「神様、神様」
と言ってました。

だいぶ落ち着いたおばあちゃんが言いました。
「あなたが生まれた時に、私たちも日本にあなたに会いに行く事にしてた。おじいちゃんは、あなたに会えるのが楽しみでね。 女の子の孫は初めてだから、本当にうれしかった。だけど、おじいちゃんは出発の二週間前に病気で死んじゃったのよ。あなたに会いたがってたわ」
って。

きっと、おじいちゃんが見守ってくれてるんだと思いました。

その後にも、度々おじいちゃんは夢にでたりします。
あと、父のところに時々現れるそうです。特に私との約束を破ったときには夢に出てきて、とても怒られるそうです。
 

 








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