都市伝説・・・奇憚・・・blog
大家さん
2010.06.12 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
某有名メールマガジンにも投稿した話。
掲載されたけど、筆者本人だし文章は一から書き直しなので問題ないかと。
東京の大学に合格し、父親と下宿を探しに行った。
父親も私も、慣れない東京での部屋探しに手間をかける気になれず、学生課に紹介された、大家さんが同じ建物に住む古びたアパートで即決した。
そこの大家さんは、独り身で初老のおじさんで、理由は知らないが親族らと折り合いが悪く、しかし結構な財を成している為、生まれついた場所ではないその辺一帯の地所を多く持ち、アパート・借家の収入で、とくに働くこともなく一人静かに暮らしているおとなしい人だった。
後で知ることになるのだが、若い頃からの持病があり、ずっと病院通いだった事もそんな生活をしていた理由の一因だったらしい。
そのアパートがえらくボロかったこと、最終的にその建物(隣や向かいの同じ大家さんの持ち物である建物は除いて)に住んでいたのが、大家さんと私だけになった事を除けば、さしたる変化もなく数年が経った。
職に就いてはいなかったが、大家さんはマメな人で、いつも建物の掃除や手入れに余念が無く、私や他の住人にも、色々と世話を焼いてくれた。
地主や大家という人達への、私の幼稚な偏見を自覚させてくれた人だった。
大学3年の11月、年末の帰省の予定を立て始めた頃、大家さんが私の部屋をノックした。
「いやーちょっと持病がね・・・」
そう切り出した大家さんに、都内の大きな大学病院に入院する事を告げられた。
「ちょっとした療養と検査だから。時々は帰ってきて、掃除もするからね」
最後の住人であった私にそう言い残し、大家さんは病院へ行った。
多少心配していたものの、大家さんは意外に元気で、数日後にはアパートを掃除する大家さんと大学からの帰りに挨拶を交わし、私に杞憂であったと思わせた。
それからは、ボロアパートながら周囲を気にする必要のない一人住まいを満喫していた。時折、下の階に自室を持つ大家さんの帰宅があったが、日中だけのことであった。
そうこうする内に年末が来た。明日には田舎に帰省する。コタツでうとうとしながら、ごろ寝をしていると、階下の大家さんの部屋から「ガタゴト」と音が聞こえてくる。
「ああ・・・大家さん帰ってきたんだ・・・明日帰省するって言っとかないとな・・・」
そう思いつつも、コタツの誘惑に負け、「まあいいか・・・」とそのまま寝入った。
暗くなってから起き出したが、当然大家さんは病院へ戻ってしまったようだった。
次の日、火の元と戸締まりをしてから、帰省した旨書き置きをポストに突っ込み、帰路についた。
正月が過ぎ、アパートに戻った私の目に入ったのは、喪服を着た親族を名乗る人々だった。
「あの人、死んだから。このアパート、あなたしか住んでないでしょ?家賃一緒でいいから、向こうの建物に移ってね」
それにあたる人は居ないと聞いていた「相続人」を名乗る人が、そんな事をべらべらと喋り立てた。
あとから色々なツテで聞いたところによると、病の床で遠縁の者が、養子縁組だかなんだかでそういった立場に収まったらしい。数年を暮らしたボロアパートは、2ヶ月と建たず更地になり、近隣の不動産屋が管理者として看板を立てて行った。
かすかな憤懣はあったが、あずかり知らぬ他人様のお家事情。
しかし一つだけ疑問に思った事があった・・・
「相続人」を名乗る人間が垂れ流して行った大家さんの最期は、癌によるものだったそうだ。
そして命日の日付・・・
不可能ではないだろうか。癌で死ぬ人が、その前日に自室で「ガタゴト」と掃除をすることなど。
(管理人注:管理人の判断で、このカテゴリに入れてあります。レス主の意図とは違うかもしれませんが…)
無痛症
2010.06.11 (Fri) | Category : 人を信じすぎる人へ
前スレの「無痛症」を読んで思い出した話です。
やはり無痛症になった子供と母親の話。
病気になった子供がちゃんと成長できるかどうか、いつも母親は心配していた。
痛みを感じないため、治療が遅れて小さな怪我でも致命傷になりかねないからだった。
そんなある日、その子供の乳歯が抜けた。
それを見た母親は、「ああ、この子も少しずつ成長しているんだ」とささやかな幸せに微笑んだ。
母親の嬉しそうな顔を見て、幼い子供も喜んだ。
翌朝、まだ眠っている子供を起こしに行って、母親は悲鳴を上げた。
子供の枕もとに、血のついた歯が何本も転がっていたからだ。
歯が一本抜けただけで喜んでいる母親を見た子供が、それならたくさん抜けば、もっと
喜んでくれるに違いないと思って、自分の歯を全部抜いたのだった。
以上は講談社の「メフィスト」平成10年5月号の座談会に載っていました。
実話ではないか、と書いてありましたが、詳細は不明です。
強い子
2010.06.08 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
私は幼稚園の先生をしています。
私が受け持っていた桃組にAくんとBくんがいました。
ある日の事。
AくんとBくんは一緒にアスレチックから落ちてしまいました。
しかし、怪我はたいしたことがありませんでした。
ずっと泣き続けるBくん。Aくんは全く泣いてません。
だから思わず私も
「Bくん?足見てごらん?血も出てないから大丈夫。Aくんなんか全然泣いてないでしょ?男の子は痛くても泣かない子は強いのよ。」
とAくんの頭を撫でながら言いました。
それから2日後
うんていからAくんが落ちたと他の先生が職員室に飛び込んできました。
急いで私は救急車を呼び応急処置のためにうんていに向かいました。
てっきりAくんが泣き叫んでいるとばかり思っていたら回りの大人たちのどよめきだけでAくんは泣いていません。
額が切れたのか血を流しているにも関わらず。
「大丈夫?」
と声をかけたら
思わず目を見開いてしまいました。
男性の職員に抱かれながら二ヤっと笑ったのです。
その時私は、本能のようなもので危険を感じました。
私は他の先生にAくんの家庭環境などを聞きました。
両親とも健康で何よりAくんは健全な極々普通の子供でした。
よくよく考えるとうんていから落ちたとはいえあんな風に怪我をするわけがありません。
うんていの上にのぼり頭からダイブしたなら話は別ですが。
私はその時にAくんの異変に気付いていれば…と今も思います。
1週間後。
ものすごい悲鳴が運動場から聞こえました。
慌てて走って行くと他の職員は皆、動けず呆然と立ち尽くしています。
その前にある砂場を覗き込むとAくんが倒れているBくんを見下ろしています。
「Aくん?」
と震えながら私は問い掛けました。
するとAくんの口から赤い塊がボトっと落ちました。
「Bね。弱虫だから先生誉めてくれないって泣くから僕、痛いの我慢すれば誉めてもらえるよって言った。だからBのココ噛んだ。」
とBくんの首を指しました。
「せっかく先生に誉めてもらえるのになんでB、動かないの?」
血まみれの口で私に問い掛けてきます。
Aくんは無痛症でした。
痛みを理解できずにこんな結果になってしまったのです。
これでは私がBくんを殺したも同じ。
それから間もなくして警察と救急車が来ました。
血の海の砂場に。
抱かせて
2010.05.29 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
今日もニュースから。
最近、生半可な都市伝説よりよっぽど怖ろしい事件が起こるから困る。
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「抱かせて」と乳児かかえ暴行、28歳女逮捕
栃木県警足利署は28日、同県足利市若草町、無職五月女(そうとめ)裕子容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕した。
調べによると、五月女容疑者は26日午前11時過ぎ、同市内の子ども用品店で、生後3か月の女児を連れていた足利市内の女性(26)に、「かわいいので少し抱かせてください」と話しかけ、女児を抱きかかえて暴行を加え、両太ももの骨を折る重傷を負わせた疑い。
女性が支払いで目を離した直後に女児が激しく泣き出したため、暴行がわかった。五月女容疑者は容疑を否認している。
(2010年5月28日13時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100528-OYT1T00650.htm
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この事件の前、ある掲示板にこんなカキコミも。
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足利市を語ろうpart68
ttp://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/kanto/1271342407/191
191 名前: まちこさん 投稿日: 2010/05/04(火) 13:08:05 ID:oPrhMd+Q
4/14足利市内のベビー用品取扱店にて7ヶ月の赤ちゃんが見知らぬ女に怪我をさせられるという事があったそうです。
犯行は女一人。一人で赤ちゃんを連れている女性を狙っていて、ごく普通に愛想良く「かわいいですね」などと近づき「抱っこさせてもらっていいですか?」と言ってくるそうです。
抱っこさせると世間話や家庭の話などで油断させ、少しの間目を離した隙を狙って犯行に及ぶそうです。
「お買い物にきたんですよね?どうぞ見てて大丈夫ですよ」などとも言うので気をつけてください。
子供が泣くとお母さんに返し、泣き止むとすぐに「もう一回抱っこさせて」と何度も繰り返し犯行に及びます。
両おしり太ももに少なくとも3ヶ所、強くつねられたような大きなアザ。7ヶ月の赤ちゃんが足を全く動かせなくなるほどだそうです。
みなさんお気をつけてください。
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おそらく同一人物で、常習だったのだろう。
大腿骨は人体の骨の中でもかなり丈夫な骨である。
それを抱きかかえた状態で、しかも両方折るとは相当なもの。
「見ず知らずの人間に赤ん坊を渡す母親も母親だ」
という意見もあろうが、この女性容疑者の行動は異常としか思えない。
見るからにおかしな相手であればこの母親も警戒したのだろうが、このニュースを見る限り、容疑者はごく普通、またはそれ以上の容姿風貌、しゃべり方であったのだろう。
なんとも怖ろしい話である。
ピンク色の視界
2010.05.26 (Wed) | Category : 人を信じすぎる人へ
オカルトではないが、恐ろしかった話があります。
アレはおととしの冬。
A県I市駅前の、マンションの1階のコンビニで缶コーヒーを買い、マンションの横手に不法駐車しておいた自分の自転車に腰掛けて、手を温めながら飲んでいた時の事。
「バンッ」
という音と同時に、いきなり足を蹴飛ばされて、自転車ごと転倒。全身をを強打。
少し気を失っていた様で、ぼんやりと目を開けると、ピンク色が視界に映りました。
次の瞬間、異臭と共に理解したのは、潰れた人が目の前に転がっていると言う事!!
血溜まりの中に頭らしき物(頭髪アリ)をを突っ込んで、「ブチュブチュ」って、空気を吹いてるのが、目の前に転がっています。
・・・・眼球が転がっているのが見えます。
(見たのは一瞬だと思うのに、全てを鮮やかに思い出せます)
あわてて起き上がろうとしたけれど、左半身が動かず、激痛が走り起き上がれません。
目をそらす為に、体を反対向きに転がす事すら出来ません。声を出して助けを呼ぼうにも、囁く様な声しか出ず。
凄い匂いの中、ひたすら目を瞑り、人が来るのを待ちました。
気が付くと病院で、事件のの半日後。
飛び降りた人の体の一部が足を掠め、左足骨折&靭帯断絶。ちぎれた体の一部が胸に当たって肋骨骨折&左腕挫傷という診断。
何ヶ月も悪夢にうなされ、鮮やかなピンク色を見ると嘔吐するという後遺症が続く。
あと、匂いのせいで牛肉が食べられなくなり、生肉を直視できるようになるまで、凄く時間がかかった。
それ以来、歩道は道路側を歩くし、自転車も駐輪場に入れておりまする(TT
悪夢の中では、その遺体がこっちを見て痛い痛いって言いながら、立ち上がって、近付いてくるの。
悲鳴上げようとしても声は出ないし、ブチュブチュって音を立てながら、覆いかぶさってこようとして。
病院でもうなされて暴れるから、夜はベットに拘束されていたんだよ(TT
お払いしに行ったら、霊なんてついていないって言われて、追い返されるし。
ああいう場合、黙って祈祷して、幽霊は退散しましたって言って欲しかった。

