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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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正当防衛

2010.05.17 (Mon) Category : 人を信じすぎる人へ

421 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/29 15:53
なんか、警察関係の話が出てたみたいなんで「法と怪異の接点」という観点でひとつ。

先日、親戚の葬式があった。(別に、葬式がらみの怖い話ではないので、悪しからず)で、そこで検事をやってる叔父と久しぶりに会った。

通夜の席で叔父と2人で酒を飲んでいると、自然と話題は叔父が関わった事件の話になる。
叔父がしたのはこんな話。


 広島のある個人経営の商店の店主が夜半にふと目を醒ますと、物音がする。
 廊下に出てみると、全身黒づくめで小面の能面をかぶった「何か」にでくわす。

 驚いた店主は廊下に立ててあったゴルフクラブを手に取りその能面をめったうちにし、その「何か」を階段から突き落とした。

 果たしてその「何か」の正体は能面をかぶった空き巣であり、殴打による頭蓋骨陥没骨折、そして階段から転げ落ちたときに頚椎を折って死亡した。

 店主は不法侵入に対する正当防衛が認められ無罪。店主いわく。「悪霊かと思った」


僕はその話を聞いて、ふうっとため息をついた。

「丸腰の相手を凶器を持って一方的に殺害しても、正当防衛で通るものなの?」
「場合によるが、通る。」

叔父がうなずく。
で、このあとの叔父の言葉に、俺は少し震えた。

「そもそも、不法侵入に対する正当防衛は法的に、幽霊や化物の存在を暗黙のうちに前提にしている。」


 








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拘束室

2010.05.12 (Wed) Category : 人を信じすぎる人へ

806 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/25 03:58
霊などの超常現象の話ではないのですが、ゾクッとした私の実体験です。

看護学生3年生の時に1週間実習で精神科病院に行きました。
初日に病院内を婦長さんに案内してもらいました。拘束室(隔離部屋)も見せてもらいました。

暴れてどうしようもない患者、他の患者を傷つける恐れのある患者を入れておく部屋です。
古い旧館の奥に映画に出てくるような重い鉄の扉があり、そこを開けると短い廊下。
そして、廊下に沿って同じような鉄の扉が2つありました。

そのうちの1つの扉を開けて部屋の中に入るよう婦長さんが私達に言いました。
部屋の広さは普通の個室の病棟と同じくらいだったと思います。
入ったすぐ脇にベッドが1つあるだけ。

そして部屋の奥には鉄格子がかかった窓、その横に仕切りで区切ってトイレ(ドアはありませんでした。)と殺風景な部屋でした。

でも、壁には無数の落書きを消した後が残っていました。赤い時で大きく壁一面に書かれた
「天皇陛下万歳」
「我が大日本帝国ハ…(以下略)」、

ベッドが置いて
ある側には黒い細かな文字でびっしりと
「南妙法蓮華経 南妙法蓮華経 南妙法蓮華経…」。

奥のトイレを覗くとそこも大量の落書きを消した後。

筆圧が高かったためにくっきり残っている小さい文字で
「○○○○(フルネーム)死ね…」
と100回くらい書いた後に
「殺したけど、もう1回死ね」。

私達は
「マジヤバイ!洒落にならない」
と言いながらトイレを出ようとした時に、トイレの仕切りの所に薄っすらと残っている落書きを見つけました。

そこにはこう書いてありました。
「おいしい肉 それは人間」
泣きそうになりました…


 








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階段

2010.05.08 (Sat) Category : 人を信じすぎる人へ

715 名前:1 投稿日:03/04/24 19:15
携帯でメールをしながら歩いていると、右膝に何か当たった。
と思った次の瞬間、右側の地下通路への階段を子供が転げ落ちていくのが見えた。
 
スタントマンのように横向きに回転しながら、だんだんと加速して転がっていく、2歳くらいの男の子。
転落していくその間もずっとおれの顔を泣き顔で見続けている。

おれは妙に現実感がなく、それを観察していた。
一番下まで落ちた子供は2,3度回転してうつ伏せで止まった。

そのままぴくりとも動かない。
やっとヤバイと気付いたおれは、他に人の目がないのを確認すると急いでその場を離れた。

そして3日経った。
試験休みで昼まで寝ていて、飯を食うために降りていくと、母親が喪服にアイロンを当てていた。

「今日お母さん、遠藤さん家のお通夜出ていろいろ手伝いするから。おでん作ったから夜はお父さんとそれ食べて」
「うん・・・」

おれがまだ眠くてボーっとしていると、母は
「かわいそうに、拓海くんまだ2歳になって間もないのに・・・」
と喪服を広げながら言った

近所の子供だった。
知りたくなくても情報は次々入ってきた。

遠藤さん夫婦の、結婚して6年目に待ち望んでやっと授かった一人息子だったこと。
夫婦はどちらも一人っ子で、どちらの両親にとっても初孫で、みんなが溺愛していたこと。

1ヶ月前に2歳の誕生日を向かえ、まだ乗れない三輪車をプレゼントにもらったこと。
その三輪車がお棺の横に置かれ、遺影も誕生日のケーキを前にしての写真だったこと。

意識不明のまま入院していたその子が死ぬ間際に「まま、こわい」と言ったこと。・・・・・
聞けば聞くほど鬱になったが、おれは自分のせいではないと自分に言い聞かせた。

おれにぶつからなくても転げ落ちていたかもしれないじゃないか。

ちょろちょろしてるガキが悪い。

目を離した親が悪い。

おれは悪くない。おれのせいじゃない。

休みが終わり、学校へ行った。
階段を下りるとき、何かが膝の裏を押してガクッとなった。

よろめいたが特になにもない。うしろにも誰もいない。
何も思わず、少しだけ慎重に階段を下りた。

そして帰り道の駅の階段を下りる時。
また何かがおれの脚を押した。

後ろを見てもなにもない。・・・・だが何かの感触があったのは確かだった。
1mにも満たない大きさの何かが、おれに体当たりしたような感触だ。

体中の血が冷えた。
動悸がして、おれは焦って早足で駅を出た。

早く帰ろう。駅からつながっている歩道橋を降りて自転車に乗って、5分もすればもう家だ。
歩道橋を歩き出したおれは、前から歩いてきた女の人と目があった。

30歳前後のショートカットの女性。なぜか目を見開いて立ちすくんで俺を凝視している。
その時。
『まま!!このひと!!!』
真後ろから大音響で子供の甲高い声が響き渡った。

おれは度肝を抜かれ、ここに居た全員が今のを聞いてしまった!と思いあわててその場から逃げ出そうと、階段へ走った。

足がもつれる。そこへまた何かが脚にぶつかってきた。
おれは階段から転落した。

気がついたら病院だった。
死なずにすんだ・・・・

医者から説明を受け、母にむいてもらったりんごを食い、一人になって横になろうとした時、入り口のドアのすりガラスに小さい人影が映っているのが見えた。

ぼんやりと見える男の子の影。ぺたっと手のひらがガラスに押し付けられた。
おれは頭を抱えて目をつぶった。しばらくして目を開けると消えていた。

・・・・・遠藤 拓海くんだ。おれを許さないつもりだ。

あれから下りの階段に近づくたび、後ろから精一杯の幼い力でおれを押している感触がある。
だからおれは出来るだけ階段は使わない。

だんだんと、押す力が強くなっている。
もし長い階段を下りなくてはいけなくなったら、今度こそ命がないかもしれない。


 








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間違い電話

2010.05.01 (Sat) Category : 人を信じすぎる人へ

207 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/20 00:57
最近引っ越してから我が家に小さな子供の声で間違い電話が頻繁にかかる。
「お父さんボクいまからそっちに行くから待っててね」と何度も言う。
俺はお父さんじゃないよ、間違ってるよと言ってもわからないふう。
あんまり何度もかかるのでお母さんは側にいないの?って聞いたら
「お母さん死んじゃったの。ボクだけ帰ってきたの」

なんかゾーっとしてすぐ電話切った。電話番号も変更することにした。


 








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マネキン工場

2010.04.28 (Wed) Category : 人を信じすぎる人へ

65 名前:1/2 投稿日:03/04/19 11:05
幼い日、何てことなく通り過ぎた出来事。その記憶。
後になって当時の印象とはまた違う別の意味に気付き、ぞっとする。
そんなことがしばしばある。

例えば。
小学生の頃、通学に使っていた道は一面田圃の田舎道だった。
 
途中に寂れたマネキン工場があり、あとはそのずっと先に駄菓子屋が一軒。
人家は田圃の向こうに点在するのが見えるだけ。

マネキン工場は既に廃工場だったらしく、人が働いている姿を見た記憶が無い。
封鎖された敷地の隅にはバラバラになったマネキンの残骸が積んであり、それが金網越しに見える。その様は面白くもあり、不気味でもあった。

工場の敷地を幅が広い側溝が取り囲んでいて、酷い悪臭を放っている。
濁り、ヘドロ状になった水。無造作に捨てられた大量のゴミ。
ある日寄り道をして、いつもは行かない工場の裏手に回ってみた。

側溝の惨い有様は道路側をはるかに上回っている。
そこで、ゴミに混じって半身を浮かせた女性のマネキンを見つけた。

白く整ったその顔立ちは掃き溜めに鶴といった風情。
引き上げて友達連中が集まる溜まり場に持って行けばヒーローになれる、とは思ったが、水が余りに汚いし場所も遠いので諦めた。

他の奴がヒーローになったら嫌なので、この発見は誰にも教えずじまい。
それからしばらくは、その人形の様子を確認しに行くのが日課となった。

けれど、哀しいことに彼女が日に日に朽ちて行くのが分かる。

数日も経つと白い肌は薄汚れて変色し、見る影も無くなって来た。

やがて、豊かな頭髪は抜け落ちてまばらに。
艶を失った肌は黒くぼこぼこ。鼠に齧られたらしき痕すら見える。
諸行無常。最早すっかり興味を失った。

最後に見た時には、水面を覆い尽くすゴミに埋もれて、透明度ゼロの汚水に大部分が沈んでしまっていた。
かろうじて水面に覗いた部分も、水を吸って醜く膨らんでいる。
それはもう、ただのゴミだった。

けっこう日が過ぎてからもう一度見に行った。
けれど、もう、彼女の姿はそこには無かった。

やがて小学校を卒業すると、その道を通ることすら無くなった。


高校3年の夏休み。気まぐれに思い出の場所を自転車で回った。
あの場所にも行った。景色は一変している。

田は潰されて住宅が立ち並び、工場跡は駐車場になっている。
マネキンのことを思いだし、感慨に耽る。

ふと気付いた。怖い考え。

プラスチックがあんな朽ち方をするだろうか?
既にグロ画像を多数目にしている自分。

そこで得た知識ゆえに嫌な考えを振り払えなくなった。
あれは人が腐敗して行く過程そのものだったのでは・・・?


本当の事はもう分からない。
ただ、懐かしい思い出だったものは、今では見知った人には話せない忌まわしい記憶になっている。


 








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