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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.03 (Mon) Category : 

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地元の不老不死の人の話

2019.10.03 (Thu) Category : ミステリー・不思議な話

1:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)19:45:08.00ID:r+I/e64e0
大した話じゃないと思うんだけど
地元で伝わる不老不死の人の話を少ししてみます



3:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)19:48:04.95ID:r+I/e64e0
その不老不死の人はフーライさんって言うんだけど風来坊からきてるらしい

フーライさんの話を聞いたのは、幼稚園に通ってた頃ひいばあちゃんが亡くなる時にその話をきかせてくれた

ひいばあちゃんは亡くなる直前まで元気でピンピンしてた
でも、亡くなる一週間くらい前からか、もうすぐ自分は死ぬんだと家族に言っていた



5:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)19:52:00.87ID:r+I/e64e0
だからと言って元気がなくなったり寝たきりかって言えばそんなことはなくてそれまで通りピンピンしてた

ひいばあちゃんの部屋に弟と二人で呼ばれて行ったらひいばあちゃんは、ふーらい様にまた会いたいと言い出した

フーライ様って誰?って聞くとフーライ様は不老不死の人だと教えてくれた

ひいばあちゃんが小さいころに会ったことがあって、たまに地元に帰ってきてはもてなしを受けていたらしい



6:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)19:55:49.94ID:r+I/e64e0
ひいばあちゃんが会った時のフーライ様は30歳くらいの外見だったよう
それからひいばあちゃんはフーライ様について話し始めた


フーライ様は、もともとその地に住むアイヌ人らしい
本当の名前はもう誰も知らないみたいで本人に聞いても、風来坊とでも呼んで下さいとしか言わないらしく、それでフーライ様になったらしい



10:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:01:58.06ID:r+I/e64e0
あとは、聞いた話だから本当かはわからないけど続けます



フーライ様は元々、普通の人だったらしい
ある時、集落の付近になぜかクマがたくさん集まってきたことがあった
このままじゃ、いつか襲い掛かってくるかもしれないけどアイヌ的に、クマってのは神様みたいなもんだからどうにもできない

イヨマンテっていう儀式だかお祭りではクマを食べたりするらしいんだけどその時期でもないし、困ったなって時についにクマが集落の女性を襲って食べてしまったらしい



11:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:07:44.99ID:r+I/e64e0
その女性っていうのがフーライ様のお母さんだったらしい
それでフーライ様はそれまでの温厚な性格からは想像できない程怒り狂ったらしい
そのまま山に入っていったフーライ様は数週間戻ってこなかった

で、フーライ様が戻ってきた時、女性を食べたクマを殺して毛皮だとかを持ってきた
敵討なのはそうなんだけどクマってのは神様だから集落の人から大バッシングを食らった



12:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:11:56.89ID:r+I/e64e0
神様の祟りを恐れた人たちがフーライ様を縛り上げて、生贄にするために山の中に放置した

案の定、クマがフーライ様の周りに来て襲いかかってきたところで、フーライ様は諦めてしまった
でも、そのクマはフーライ様を食べないで、話しかけてきた

「お前には、死ぬよりも苦しい罰を与える」

って言って、そのクマはフーライ様を縛っていた縄を噛みちぎって立ち去ったらしい



14:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:20:26.37ID:r+I/e64e0
それから、フーライ様は自分の集落に戻ったんだけどそこでは、やっぱり集落の人にボロクソ言われて弁明の余地なく、フーライ様はその地を去ることにした

それからフーライ様は、各地を渡り歩いては色んなことを勉強して何十年かに一回、その地に戻ってきては新しい技術だとかを伝えてきたらしい
その時はもちろん身分を隠していたようで最初のうちは、大人はみんな自分のことを知っているから子供とかにこっそりやり方とかを教えていたらしい



15:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:29:20.42ID:r+I/e64e0
ここまでが聞いた話です



それから長い間、そういうことが続いて、ひいばあちゃんが子供の頃に来てからはフーライ様は
まだ戻ってきてなかった

結局、ひいばあちゃんが生きてる間にフーライ様は来なかった



16:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:31:47.10ID:GscTVG0y0
フーライ様はクマのせいで不老不死になったってこと?



19:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:36:25.71ID:r+I/e64e0
>>16
そうみたいだね
クマっていうか神様なんだと思うけどアイヌにとってクマは神様の化身?だからその神を殺した罰に、生き続けて苦しみ続けろってってことだと私は勝手に解釈してるよ



17:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:33:05.88ID:aFytzROhO
生まれも育ちも葛飾柴又



19:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:36:25.71ID:r+I/e64e0
>>17
それはフーテンや



18:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:34:15.13ID:r+I/e64e0
ちょっと時間は進んで、私が小学生の時

私の地元では、お盆の時期からは山に入っちゃいけないって言われてた
その時期は、山が一番力を使う時期だから山に入ってしまうと、山に吸収されて戻って来られなくなるかららしい

まぁ、実際はクマが冬眠に向けて食べ盛りだから危ないってことだと思う



20:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:39:34.12ID:r+I/e64e0
小学生の時、ほんの肝試し的な感じで仲の良かった友達とで山に入ったことがあった

その辺になってる桑の実とかコクワとか食べながら全然大したことないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とか余裕こいて歩いてた

ちょっと開けたところでひとしきり遊んでそろそろ帰ろうかってなって異変に気づいた
さっきまで見えていた麓の家とかが見えなくなってた暗いわけじゃないのに、木しかなくなってた



21:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:47:01.03ID:r+I/e64e0
山と下る方向にいくら歩いても出られなくてもうみんな泣きながら歩いてた
最終的に、もう歩くのをやめてみんなで座り込んで泣いてた
帰れなくなって、夜になったらクマに食べられてしまうって

そうしてから10分も経たないうちに、近くで草が揺れる音がした
みんな一瞬静まり返ってそっちを見た
近づいてくる音はするけど草も揺れないし姿も見えない
もうみんな怖すぎて声もでなかった
ちな私はもらしてた



23:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)20:57:59.93ID:r+I/e64e0
そしたら、音がしてたのとは違う方から大きい影が出てきて
「ほら、お前ら何しとる」
って話しかけてきた

その影は大きくて、ほぼクマだった
毛むくじゃらで大きくて、クマそのものに見えた

でもよく見てみると、人の顔をしていてヒゲとか眉毛とか毛がすごい、大きい男の人だった

その人に連れられて歩いて行くと、なんとはなく山を出られてもう山に入るなと叱られた



25:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:01:01.95ID:r+I/e64e0
みんなそのままそこで別れて帰宅したんだけどその大男はすぐに山に戻って行ってた

それを帰ってから親に話すと山に入ったことは怒られたには怒られたんだけどそれより、その男の方に興味が行っていてフーライ様じゃないのか!?って言ってどこかに電話してじいちゃんと父さんは二人で慌てて出かけていった
ばあちゃんは、怖かったなぁとか、フーライ様が助けてくれたから今度あったらお礼言わないとねとか言ってた



27:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:04:49.19ID:r+I/e64e0
結局、じいちゃんと父さんは数時間後に戻ってきてばあちゃんと母さんと4人でちょっと話をして母さんを残して、3人は公民館に出かけていった
なんでも、フーライ様を迎える準備をしに行くらしい

母さんは残って、私と弟を寝かしつけてそれから向かったようだった



28:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:07:21.25ID:r+I/e64e0
それから、一週間くらい昼夜問わず公民館で宴会が開かれた
昼間は仕事があるから全員ではないけど必ず何人かはいるようにして料理も切らさないでいつフーライ様が来てもいいようにしてたらしい
私たちも、学校帰りに寄って料理を食べたりした

その時、フーライ様が来たのかは覚えてないけどなんか近所中がとても賑わってた記憶がある



29:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:09:17.84ID:r+I/e64e0
中途半端かもしれないけどこれで一応終わりです



30:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:12:24.17ID:WO4Kmm3+0
ズコー



31:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:14:55.66ID:a9KNhZOY0
何でばぁちゃんピンピンしてたのに1週間前から死ぬって言ってたの?



32:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:21:22.31ID:r+I/e64e0
>>31
なんか、おとうさん(ひいじいちゃん)が迎えに来たって言ってたような気がするけどそのへんはよくわかんない
死因としては老衰だったと思ったけど



33:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:47:01.06ID:Ad4rpHK40
貴重な体験をしたな
ちょっと羨ましい



34:名も無き被検体774号+ 2014/02/05(水)21:51:16.18ID:jkAlZoM+0
アイヌって事は北海道だよね



35:名も無き被検体774号+ 2014/02/06(木)05:13:58.65ID:8qe2/C0V0
面白いっていうか興味深いお話だね



36:名も無き被検体774号+ 2014/02/06(木)21:33:40.57ID:Uinp72Ve0
このオチも無いけど不思議な感じの話って結構好き



37:名も無き被検体774号+ 2014/02/07(金)00:11:14.71ID:d4WDiJ+c0
え?これで終わり?



引用元:地元の不老不死の人の話
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1391597108/




.








拍手[1回]

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実家に座敷牢がある

2019.10.03 (Thu) Category : ミステリー・不思議な話

1:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:35:27.18ID:XRTl9ENM0
代々の家業が旅館業なんだけど、母屋の離れに座敷牢がある
霊感はないと思うけど、ガキの頃そこで気味悪い経験したから書いてく



2:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:48:48.93ID:jlNycO8s0
期待age



3:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:50:32.62ID:XRTl9ENM0
母屋は檜の立派なこしらえなんだけど、離れは壁の塗りも所々崩れてたり、扉は赤錆がひどいし、ごっつい鍵がしてあってなんとなく近寄りがたかった。

それに物心ついた時から祖母からも親父からも離れに近づいたり、いたずらでも開けようとしたりしちゃいけないって口酸っぱく言われてきたからずっとその言いつけを守ってたんだけど、小5くらいのときにイタズラ半分で弟と入ってみようってことになった



4:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:01:52.04ID:XRTl9ENM0
7月の暮れくらいだったと思う。かんかん照りでめちゃくちゃに暑かった記憶がある
扉のにかかってたチェーン付きの鍵はワイヤーカッターみたいなの使ってどうにか切り落としたんだけど、扉が錆びてくっついてるのか中々開かなかった。



6:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:04:38.22ID:XRTl9ENM0
それでも細いドライバーとかで赤錆削ったり、逆に叩けばいいんじゃね?とかいってトンカチで四方を叩いたりしてしばらく頑張ってた。



7:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:05:06.56ID:XRTl9ENM0
もう汗だくだし、手も赤錆だらけだし、色んなところ擦り切れてたりして、もうこれで駄目だったら帰ろうって決めて弟と全力で引っ張ったら、開いた



8:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:08:46.74ID:XRTl9ENM0
絶対開かないと思ってた分、もう弟とわーきゃーいいながらそのまま開け放したら、カビのひどい臭いと一緒に、本当になんとなくだけどサーって嫌な空気が漂ったの覚えてる、弟もあれ?みたいな顔してたと思う



9:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:12:12.45ID:XRTl9ENM0
でも気分が悪くなるわけでもなかったし、そんなことよりやっと開いた嬉しさと中に対する好奇心のほうが何倍も勝ってたから、弟と懐中電灯持って中に入ってみた



10:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:16:51.46ID:XRTl9ENM0
ちなみに離れは二階建てになってる。一階は10畳以上あったんじゃないかな、かなり広かった。
なんだかんだどっちもビビリだから押し合いへし合いしながら一歩二歩入ってたらまずもう空気中のホコリがすごかった



11:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:20:35.69ID:XRTl9ENM0
カビ臭いしホコリすごいし第一印象はそんなもんだった。
で目擦りながら見回してったらなんてことない物置だった。家が古いだけあって骨董の類いだとおもうけど、唐傘みたいのもあってすげーってテンション上がってた



12:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:22:39.56ID:XRTl9ENM0
あとはもう本当興味もわかない壺とか、五月人形みたいなのがあったりして、あーこんなもんかーって弟と言ってた。そしたら突き当たりに二階に上がる階段があったのよ



13:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:27:06.23ID:XRTl9ENM0
二階への階段は真っ黒く塗られてて、漆みたいに不思議なくらいテカってた。しめ縄みたいなのがしてあって、あー登っちゃ駄目なんだなって思ったけどここまで来たら絶対二階みたいじゃん。それで縄潜って弟と登りだした



15:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:34:50.70ID:XRTl9ENM0
階段は一歩登るたびギィギィ軋んでた。弟はめっちゃ怖がってたな。
登りきった時、ちょっと驚かせようと思ってバッ!ってすごい勢いで二階の部屋照らしたんだよ。ハイパワーのでっかい懐中電灯だったんだけど、照らされたもの見てあーって血の気が引くのがわかった。



16:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:39:54.20ID:XRTl9ENM0
二階の部屋は閉め切られてて一切光は入ってこないから懐中電灯の光だけ。
その部屋のどんつき、めっちゃでかい仏壇が置いてあった。その脇にもう何百っておびただしい量のロウソクとか線香の箱。



17:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:43:55.41ID:XRTl9ENM0
一階はあれだけ物が散乱してたのに、二階にあるのはそれだけ。明らかに異様すぎた。
死ぬほど怖いって感じた。今すぐここを出たいって思ったけど、そのまま俺も弟も音を立てたらいけない気がして、30秒くらいかな、固まってた。



18:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:49:31.93ID:XRTl9ENM0
この時より心臓の音がうるさく感じたときはないってくらい心拍数が上がってた。その時に気付いたんだけど、明らかに仏壇が綺麗なんだよね。床も。昨日今日掃除したみたいにピカピカなんだよ。もう何年も誰も入ってないのに。



19:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:51:37.65ID:XRTl9ENM0
そういう時って神経過敏になってるのかパキってなんともないラップ音とかめちゃくちゃでかく聞こえる。弟も怖い怖いって震えながら言ってた。いよいよ耐えられなくなって弟一緒に階段駆け下りて、そのままダッシュで家まで帰った



20:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:58:21.84ID:XRTl9ENM0
家帰ってシャワー浴びて弟とヤバかったなって話ししたりして、弟に泣いてたもんなーっていじったりして、別になんともなかった。寝つきが悪かった気がするくらい、弟もそんなもんだったとおもう。



23:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:03:21.89ID:XRTl9ENM0
で、次の日の朝。
いつもは事務所にいる親父に叩き起こされた。母さんもおろおろしてたと思う。あ、バレたってすぐ分かった。今すぐ車に乗りなさいって言われて、パジャマのまま檀家のお寺さんに連れてかれた。



25:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:05:52.00ID:XRTl9ENM0
車の中でも親父の焦り方はえらいもんだった。
親戚だとおもうけど方々電話かけてた。寺に着いたら引っ張るようにお寺の本堂に連れてかれた。俺も弟も面食らって???って感じ



26:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:10:20.37ID:XRTl9ENM0
で、顔見知りの和尚さんが本堂で待ってたんだけど、こっち見るや、ウッて顔顰めた。
臭い物嗅いだ時みたいな反応だったと思う。二、三、親父と二人でヒソヒソ会話してた。
俺も弟も顔見合わせて何これ?って顔してた



27:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:14:26.52ID:XRTl9ENM0
そのまま本堂に並んで正座させられて、親父に頭ぐいってされてよろしくお願いしますって頭下げた。親父からしばらく我慢すること、パパは外で待ってるからって言われて、そんなに広いお寺でもないんだけど、本堂締め切って三人だけになった。小僧さんもいなかったとおもう



28:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:19:00.05ID:XRTl9ENM0
なんとなく居心地悪そうにしてたら、和尚さんが
「今から少し我慢するんだよ。ほんのすこし苦しくなったり、暑く感じたり寒く感じたりするかもしれないけど、それは俺君と弟くんの身体が頑張ってる証拠だから、怖いことじゃないんだよ」
みたいなことを優しく言われた



29:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:21:25.52ID:XRTl9ENM0
差し向かいで和尚さんがお経読み始めた。
この時くらいからやっと昨日離れでみた光景は絶対に見るべきじゃなかったんだって分かりはじめて、急に怖くなった。



30:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:27:52.87ID:XRTl9ENM0
10分くらいお経きいてたとおもう。俺も弟も怖がってはいたけど特に異変はなかった。読み終わったかなって思ったら和尚さんが傍に置いてた白いふきん?みたいなので俺と弟の頭の上を二、三回ずつくらいはたいた



31:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:30:48.25ID:XRTl9ENM0
そのあとなんか水みたいなのを両まぶたの下にぐいって指で伸ばされて、そのあと口の周りも同じようにされた。そのまままたお経読み始めた。あーあまだ終わらないのかぁって思ってちらって弟の方見た



32:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:34:07.98ID:XRTl9ENM0
そしたら弟が読経に合わせるみたいに小刻みに小さく横揺れしててギョッとした。メトロノームみたいな感じ。視線もぼーっとしてる感じで、怖いし心配になって弟の肩ぐって掴んだら和尚さんに
「触るな!!!」
って怒鳴られた



33:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:37:41.63ID:XRTl9ENM0
その怒鳴り声に驚いて体勢崩しちゃったら同じタイミングで弟が
「グゥー」
っていびきかくみたいな声出してぶっ倒れた。表情は覚えてないけどよだれ垂らしてたと思う。もう俺パニック。



34:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:42:59.67ID:XRTl9ENM0
そのまま和尚さんも立ち上がって弟に覆いかぶさるくらいの勢いで読経してた。俺もう怖くて半泣きでその様子見てた。



35:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:43:39.78ID:XRTl9ENM0
弟はほぼ仰向けで寝てるみたいな体勢で
「ウーゥーーゥーウーゥーーーー」
って救急車のサイレンの音真似みたいにすごいボリュームでうなってた。
身体は寝たままびくとも動いてなかったのがクソ怖かったの覚えてる



36:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:46:49.62ID:XRTl9ENM0
和尚さんも負けないくらいの声量で読経しながらさっきの白い布で何度も弟の顔の上をはたいてた。それが1分だったのかな5分だったのか覚えてないけど、死ぬほど長く感じた



37:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:50:46.77ID:XRTl9ENM0
また弟が
「グゥー、、グッ、、」
っていびきかいたかと思ったら急に静かになった。
そしたらマジで和尚さんがすごい勢いで弟抱きかかえて本堂飛び出して、待ってた親父に向かって
「病院!病院!」
って叫んだ。



39:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:54:49.31ID:XRTl9ENM0
そのまま親父の運転で、弟は和尚さが抱えたまますぐ近くの共済病院に駆け込んだ。
弟はずっといびきみたいな呼吸してた。
俺は後ろの席でずっとガチ泣きしてた。
親父にずっとごめんなさいって謝ってたと思う



40:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:57:30.90ID:XRTl9ENM0
でもその日の夜には弟も目覚めて、キョトンとしてた。
全然何も覚えてなかった。それから翌日には退院して、その足でまたお寺行って、お経をあげてもらってそのまま帰った。もう全然なんともなかった。



41:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:01:16.70ID:XRTl9ENM0
それからもちろん離れには近づかなかった。
俺も弟もそれ以降何事もなく成長した。
で、俺が二十歳になった時に離れについて親父からいろいろ聞かされた



44:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:05:16.13ID:XRTl9ENM0
これ以上冗長になっても申し訳ないのでざっくり話すと、うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。理由は一切わからん。
で、それがかなり常軌を逸してたんで、蔵っていう体裁で座敷牢作ってそこに軟禁してたんだと。



46:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:10:37.84ID:XRTl9ENM0
で、飯もロクに食わずにそのまま二階の梁で首吊って死んじゃったんだって。
それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして、親父が月命日にお清め?してもらった上で線香あげてロウソク変えてってしてるんだと



47:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:12:48.44ID:csuYq3C90
覗いたことで、その女の人の霊が弟さんに憑依したってことなのかね?
違うか

その女の人に取り憑いていた何かが弟さんに取り憑いたのかな?
和尚さんから話を聞きたいところですね



49:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:14:55.53ID:XRTl9ENM0
>>47どうなんだろう。そこのところは詳しく聞いてないんだ、ごめん



48:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:13:38.52ID:XRTl9ENM0
座敷牢にはもうひとつの入り口から直接二階に上がってたんだって。
だから二階は綺麗だったんだなって腑に落ちて安心した。
親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけないってんで教えてもらいました。



76:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:37:28.43ID:zpjlfJDq0
>>48
>親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけない

これが一番怖い



50:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:17:20.66ID:kbxVZOPu0
それ以降弟くんに異変はあった?
些細なことでも教えてほしい



53:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:39.12ID:XRTl9ENM0
>>50
うーん、、強いて言えば寝言はひどくなったくらいかな。



51:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:18:54.21ID:XRTl9ENM0
一応座敷牢の写真あるから貼るわ。家紋とかバレそうなとこはモザイクかけさせてもらうけど



52:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:33.41ID:D11ckpWK0
旧家の方々は不思議な信仰しているとかあるのかな?
龍神とか稲荷とか、地域性の祀りみたいな?
拝まなくなったら家系の人間に災いが起きたみたいな?



54:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:22:49.25ID:XRTl9ENM0
一枚目が弟と開けた扉。今は鍵かけてる。
二枚目は外から見た二階の部分。ちなみに窓みたいなのは誰も開けてない。気付いたら勝手に開いてた。
一応霊感ある人は気をつけてな。



55:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:24:26.82ID:XRTl9ENM0
ごめん貼れてなかった。
-imgur-
-imgur-



66:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:50:23.95ID:EwK3vFuV0
>>55
まだ中に居るのか;
簡単に浄霊とかそんなレベルではなさそうだな



68:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)07:48:32.65ID:6DfDGlPJ0
>>55
これ、座敷牢ではなくて、普通の蔵だね
窓に防犯対策で格子があるのも、蔵では普通の構造



70:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)12:54:48.12ID:X9ZXea4u0
>>68
ちゃんと蔵っていう体裁でって書いてあるじゃん
しらけるから変なあら探しするなら黙ってればいいのに



71:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)13:05:08.07ID:5BI4gbHY0
>>68
蔵の窓に鉄柵って普通だよな。
知らん人がこのスレ読むと、あそこの家の蔵にも座敷牢が!って勘違いされそう。



56:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:27:27.30ID:RLFza5gB0
うわ、、不気味と言うか気持ち悪いな



57:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:30:34.05ID:XRTl9ENM0
見てくれた人ありがとう



59:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:45:41.50ID:HYgOI+Gd0
例えば離れ壊そうとしたらどうなるんだろうな
大体こういう話ってそんなん気にしねーみたいな家族や親戚がぶっ潰して新しい建物建てたり
土地売っちゃって祟られるパターン



61:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)20:37:46.56ID:oNbri6sO0
ちゃんとあれこれ言われる前に
体験談まとめて投下ひ写真も用意
素晴らしい>>1
ここまでしてくれたら釣りでも全力で乗る気になるわ



64:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:09:07.31ID:b17+mWbK0
面白かったよ



73:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)15:36:07.08ID:8xKsgiBR0
写真までつけてくれるのは蓋とか思い出すね



75:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:09:39.41ID:k12rJYtl0
頻繁に立ち入って綺麗に手入れされてるのに扉サビサビなのはおかしい!って突っ込もうと思ったらちゃんと別の入口が用意されてた。でも小5でチェーン切れるものか?



78:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:21:54.95ID:cN/zqlzJ0
>>75
ただの鉄の細い鎖なら大型のボルトクリッパーで行ける



77:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:09:59.89ID:KTw2Dn4u0
座敷牢って家族で精神疾患になった者のために作るのが普通だと思ってたけど、望まれぬ妊娠とかでできた忌み子のためでもあるんだって最近知った。

閉じ込めておくのも不憫だから家の中では割と自由にさせておいたりするらしいんだけど、たまに来客の前に現れたら家の人が
「座敷童子です」
と言って無い物として扱うんだと。
で、客もそれ以上詮索しないと。



79:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:30:12.70ID:2Q5sZ93c0
座敷牢に窓?
鉄格子じゃ脱出は防げても、大声出して手を振れば外に助けを呼べるじゃん



80:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)23:46:36.25ID:tigAJUtx0
>>79
その女性の気の触れ方の種類はわからんけどガチ田舎だと山近くで無駄に土地が広くて蔵の周りに人家もろくにないなんてこともある

ソースといってはなんだけど同じような作りの蔵を夏休み探検してて入口が引っかかって中から開けられなくなって夕方じいちゃんが見つけてくれるまで柵越しにひたすら叫んでた俺



91:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)09:34:46.49ID:/oeADurX0
>うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。
>それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして

写真のコンクリ蔵、そんなに古くないだろ・・・



92:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)12:54:57.51ID:uskkLlB30
ど田舎にあるうちの親の実家も150年以上続く古い家で蔵があるけど、窓にはやっぱり鉄格子ついてた
蔵には昔の調度品やらが置いてあって、鉄格子は単純に外部からの侵入を防ぐ防犯目的の為のものだと貴重品管理する用途の蔵なら窓に鉄格子がついてることは一般的なようだよ



95:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)15:48:40.95ID:RkFWrvMw0
楽しめたし、淡々と書いてサッと消えるあたりスレ主には好印象だな

座敷牢で思い出したのは、昔どっかの役場に勤務してた書き手の祖父が、とある集落の玄関先の真下に鉄格子を見つけ、その薄暗い空間の奥に人が居たって話があったような
ボロボロの衣服で目がギョロっとしてて言葉も発せず、ずーっと見られてたとか何とか…



97:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)17:52:14.88ID:uskkLlB30
むしろ鉄格子から着想得て作った話だと思う



107:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)02:38:12.21ID:k8N8PJiW0
このスレの画像アップとかの感覚でを思い出して読み返してるんだがやっぱ面白いな



108:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)06:02:36.97ID:ThrT9z1U0
>>107
蓋は名作
リアタイで体験出来てよかった



109:本当にあった怖い名無し 2019/09/13(金)04:36:50.60ID:rJM9w0xL0
>>108
禿同



引用元:実家に座敷牢がある
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1567319727/




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助けられたのか、それとも‥‥

2019.10.03 (Thu) Category : ミステリー・不思議な話

790:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)22:55:22ID:SPan0GCy0
これは小学校4年の時の話です。

当時欲しい物があり新聞配達のバイトをしてました
ある日新聞を配り終えて軽快に自転車をこいでいたのですが突然脇道からロウソクを持った老婆がスッっと出てきたのです

「ぶつかるっ!」
と思いブレーキをかけたのですが間に合わずガシャー・・・・
あれ?
今明らかに通り抜けた・・・
振り返ってみると誰もいない・・と思った直後のことでした

すぐ後ろでガシャーーン!!!
見た先には軽トラが壁にめり込んでました
恐らくあのまま進んでいたら、軽トラと壁の間に俺が・・・
ちなみに運転手は飲酒運転で即死だったようです

これは老婆の霊?に助けられたのでしょうか



791:本当にあった怖い名無し:2006/10/21(土)00:02:47ID:sHF69HqJO
死神では?



引用元:実話恐怖体験談 四談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1156734282/790-791




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