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都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆気がつけば1億PV☆☆

人型ロボット

2008.11.09 (Sun) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

幼馴染で、なんかの病気で体が小さいままのやつがいた。
高校生で身長130cm弱。がりがりにやせてた。
高2の夏休み、ソイツが
「すげーバイト見つけたんだ」
とうれしそうに言ってた。

なんでも、体の小さい奴にしかできない住み込みバイトだとかで、詳しいことは言えないが、やたら給料が良いって話で、大喜びだった。

が、ソイツは夏休みが終わっても戻ってこなかった。

数年後、あるイベントで、某社の人型ロボットのショーがあった。
入り口で1体、ロボットが入場者と握手をするのだが、オレの番になったとき、ロボットは両手でオレの右手をはさみ、何度も何度も上下して、頭を振った。

かすれた声で
「オイ、オレだ。たすけてくれ」
と言った気がするが、ハッキリとは聞き取れなかった。
「え? ちょ、な、何?」
とあわてるオレを見て、係員がすっ飛んできて、あっという間にそのロボットは裏へ持って行かれてしまった。

数分後、代わりのロボットが来て、次の人からは普通に握手していた。

TVニュースであのロボットを見るたびに、思い出す。







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しゃべったら殺すぞ

2008.11.08 (Sat) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

平日の午後、Nさんが電車の席に座っていると、赤ちゃんを抱き小さい男の子を連れた女が電車に乗り込んできた。

女は腕の中でユラユラと赤ちゃんを揺らしている。
赤ちゃんはピクリともせずグッタリとして眠ったままだ。
赤ちゃんの顔は青白く、まるで生気を感じさせない程だったという。

女が電車に乗ってから少し経った頃だった。
女が連れていた小さな男の子が、無造作に赤ちゃんの手を取り出すと、ガブリと口の中に入れたのだ。
そして味わうようにガリガリと口の中で噛みはじめた。

ポタリポタリと血が座席に滴り落ちる。その間も赤ちゃんは少しも反応を見せなかった。
女がふとNさんの視線に気付いたのか、男の子を引き離すと、言い聞かせた。
「おうちに帰るまでの我慢よ!」
タオルで赤ちゃんの傷口を隠すと、次の駅で女は電車を降りていった。

駅までの間、女はNさんをずっと睨みつけていた。
降りる瞬間、Nさんを恐ろしい形相で睨みつけ
「しゃべったら殺すぞ」
と言い捨てていったという。







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伸びる首

2008.11.03 (Mon) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

夕方頃、学校の前を通り掛かったS君は校舎の中に友達がいるのを見つけた。
S君は「おーい」と笑って手を振りながら窓のほうへ近づいていった。
それを見た友達はひどく怯えた様子で逃げ出していった。

「あれ?どうしたんだろう?」

その直後、S君は猛烈な頭痛と吐き気に襲われ、その場に倒れ込んでしまった。
気がついた時には病院のベッドの上だった。倒れているのを見つけた友達が救急車を呼んでくれたらしい。

友達の話では、二階の教室で話しているところに突然S君が現れ、首がスルスルと二階の窓まで伸びてきて、笑いながら友達のほうへ「おーい」と呼び掛けていたという。

幸い体には異常が無かったが、あの時S君の体に一体何が起こっていたのかは今でも分からない。







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マンホール

2008.11.01 (Sat) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

 古いマンホールに30秒以上立っていると知らない村に飛ばされるらしい。その村には誰も居なくて二度と出られなくなるという。







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エレベーター(4)

2008.10.29 (Wed) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

建築法だか何だかで5階(6階かも)以上の建物にはエレベーターを設置しないといかんらしい。だから俺が前住んでいた高速沿いのマンションにも、当然ながらエレベーターが一つあった。 

六階に住んでいた俺が階段を使うことは全くといっていいほどなかった。まあ、多分誰もがそうだろう。 
来る日も来る日もエレベーターのお世話になった。階段は下りるならともかく昇るのはなかなかにツライ。 
だが、ツライのは分かっていても、今の俺は専ら階段しか使わない。 

大学の講義がない平日の昼頃、俺はコンビニでメシを買ってこようと部屋を出た。 
1階に下りるのには当然エレベーターを使う。エレベーターは最上階の8階に止まっていて、今まさに誰かが乗るか降りるかしているところのようだった。
 
俺は階下のボタンを押し、エレベーターが下りてくるのを待った。 
開いたエレベーターのドアの向こうには中年のおばさんが一人いた。 
ちょくちょく見かける人だったから、多分8階の住人だったんだろう。 
軽く会釈してエレベーターに乗り込む。1階のボタンは既に押されている。 

4階で一度エレベーターが止まり、運送屋の兄ちゃんが乗ってきた。 
3人とも仲良く目的の階は1階だ。 

だが。 

エレベーターは唐突に3階と2階の間で止まってしまう。 
一瞬軽いGが体を押さえつけてきた。俺を含めた室内の3人は3人とも顔を見合わせた。 

何だ。故障だろうか。停電、ではないようだ。エレベーター内の明かりには異常がない。 
「どう……したんすかね」 
俺がぼそりと呟く。おばさんも運送屋も首を傾げる。 

暫く待っても動く気配がない。と、運送屋が真っ先に行動した。彼は内線ボタンを押した。 
応答がない。嘆息する運送屋。 
「一体どうなってんでしょう」 
運送屋の疑問は俺の疑問でもあった。 

多分数字にしてみれば大した時間じゃなかった筈だ。沈黙は3分にも満たないくらいだったろう。 
それでも漠然とした不安と焦りを掻き立てるには十分な時間だった。 

何となくみんなそわそわし始めた頃、エレベーターが急に稼動を再開した。 
おばさんが短くわっと声を上げる。俺も突然なんでちょっと驚いた。 

しかし、だ。押しているのは1階のボタンだけだというのに、どういうわけか下には向かわない。 
エレベーターは上に進行していた。 
すぅっと4階を抜け、5階、6階…… 
7階で止まり、がらッとドアが開いた。 
俺は訝しげに開いたドアを見る。全く、何なんだ。一体なんだっていうんだこれは。 

「なんか不安定みたいだから」 
おばさんがエレベーターを降りながら言った。 
「なんか不安定みたいだから、階段で降りる方がいいと思いますよ。また何が起こるか分からないし」 
「そりゃそうですね」 
と、運送屋もエレベーターを降りた。 

当然だ。全く持っておばさんの言うとおりだ。 
今は運良く外へ出られる状態だが、次は缶詰にされるかもしれない。 
下手をすれば動作不良が原因で怪我をする可能性もある。そんなのはごめんだ。 
俺もこの信用できないエレベーターを使う気などはなく、二人と一緒に降りようと思っていた。 

いや、待て。 
何かがおかしい気がする。 
エレベーターの向こうに見える風景は、確かにマンションの七階のそれである。 
だが……やけに暗い。電気が一つも点いていない。明かりがないのだ。 
通路の奥が視認できるかできないかというくらい暗い。 

やはり停電か? 
そう思って振り返ってみると、エレベーターの中だけは場違いなように明かりが灯っている。 
そうだ。動作に異常があるとはいえ、エレベーターは一応は稼動している。停電なわけはない。 
どうも、何か変だ。 
違和感を抱きつつ、俺はふと七階から覗ける外の光景に目をやってみた。 

なんだこれは。 
空が赤い。 
朝焼けか、夕焼けか? だが今はそんな時刻ではない。 
太陽も雲も何もない空だった。なんだかぞくりとするくらい鮮烈な赤。 

今度は視線を地に下ろしてみる。 
真っ暗、いや、真っ黒だった。 
高速やビルの輪郭を示すシルエット。 
それだけしか見えない。マンションと同じく一切明かりがない。 

しかも。普段は嫌というほど耳にする高速を通る車の走行音が全くしない。 
無音だ。何も聞こえない。それに動くものが見当たらない。 
上手くいえないが、「生きている」匂いが眼前の風景から全くしなかった。 
ただ空だけがやけに赤い。赤と黒の世界。 

今一度振り返る。そんな中、やはりエレベーターだけは相変わらず明るく灯っていた。 

わずかな時間考え込んでいたら、エレベーターのドアが閉まりそうになった。 
待て。どうする。 
降りるべきか。 
それとも、留まるべきか。 

今度は特に不審な動作もなく、エレベーターは大人しく1階まで直行した。 
開いたドアの向こうは、いつもの1階だった。 
人が歩き、車が走る。生活の音。外は昼間。見慣れた日常。 
安堵した。もう大丈夫だ。俺は直感的にそう思ってエレベーターを降りた。 

気持ちを落ち着けた後、あの二人のことが気になった。俺は階段の前で二人が降りてくるのを待った。 
しかし、待てども待てども誰も降りてこない。 
15分ほど経っても誰も降りてこなかった。階段を下りる程度でここまで時間が掛かるのはおかしい。

俺はめちゃくちゃに怖くなった。
外へ出た。
何となくその場にいたくなかった。

その日以来、俺はエレベーターに乗りたくても乗れない体質になった。
今は別のマンションに引越し、昇降には何処に行っても階段を使っている。
階段なら「地続き」だからあっちの世界に行ってしまう心配はない。
だが、エレベーターは違う。
あれは異界への扉なんだ。少なくとも俺はそう思っている。
もうエレベーターなんかには絶対に乗りたくない。


 








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