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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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得体の知れないモノにまつわる話(12)

2010.12.17 (Fri) Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

656 パー子ちゃん(千葉県) :2010/10/30(土) 23:48:25.86 ID:6S0WXI0A0 ?PLT
10年程前の話。

美術教師をしていた姉が、アトリエ用に2DKのボロアパートを借りた。
その部屋で暮らすワケでもなく、ただ絵を描く為だけに借りたアパート。
それだけで住まないなんてもったいない!
私は姉に頼み込んで、その部屋で一人暮らしをさせてもらった。

一人暮らし初日、ワクワクしながらアトリエに帰宅。
帰ってすぐに玄関に鍵とチェーンをかけた。 夕飯を作ったり、本を読んでゴロゴロしたり、楽しく一人の時間は過ぎていく。

就寝前にもう一度戸締りをチェック。 ガスの元栓も締めてから眠りについた。

多分夜中の2~3時だったと思う。 玄関がガチャっと開いた。
姉が絵を描きに来たらしい。 こんな時間に頑張るなあと、ウトウトしていると、画材やらキャンバスやらが置いてある隣の部屋で、姉はブツブツ言ったり、クスクス笑ったりしている。

うーん、やっぱり芸術家と怪しい人って紙一重だよなぁ、と、妙に納得しながら私はいつの間にやら寝入ってしまった。

朝、目が覚めると姉は居なかった。 姉の絵に対する情熱は尊敬に値するなあ、そう感慨に浸りながら私は家を出た。

玄関の鍵を閉めた時に、突然恐怖に襲われた。
それ以来、私がそのアトリエに足を踏み入れる事はなかった。


 








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得体の知れないモノにまつわる話(11)

2010.12.13 (Mon) Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

59 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 12:26 ID:YSSTlOPh

小学生の頃の話し

俺は霊感みたいなのはないけど、何度か怖いというよりも、不思議な体験をした事があるんで書き込ませて下さい。

子供の頃、休日になると、それこそ毎回のように親と山に行ってた。
いつものように、親父と共に山へ行った時の話し。

空は快晴、初夏の頃合いだったから、ちょっと汗ばんだ肌には肌寒いぐらいの気温が、とても心地よかった。

しばらく歩いていると、ふいに緑色をしたモヤのようなものが木々の間からわき上がったかと思うと、異様に背の高い、白い布を羽織った、妙に足の長い人影がピョンピョンと飛び跳ねるようにして、モヤの中を駆け抜けて行った。

俺はただ呆然。
緑色のモヤは1分もかからずに跡形もなく消え去り、親父がゆっくりと歩き出したので、俺は顔を引きつらせながら
「今のなに?」
と聞くと、親父は、さも当たり前のように
「そういう事もある」
とだけ言って、また歩き出した。

あの変な人影も怖いけど、それでもなお、山を登り続ける親父の方が怖かった。


 








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得体の知れないモノにまつわる話(10)

2010.12.11 (Sat) Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2009/07/12(日) 01:21:17.87 ID:pzPBk8JSO
俺沖縄出身なんだけどおばぁに聞いた話

おばぁが小さい頃にそのまたおばぁ(俺にとっては曾曾?祖母)がしてくれた話なんだけど、昔のエイサー(沖縄の太鼓)っていうのは今に比べてとても地味だったそうです。
元々鎮魂祭の意味合いが強く、白い装束をつけてトライアングルみたいな鐘を鳴らしてその年に亡くなった人の家を廻るという儀式でした。

その日だけは夜遅くにも出歩けて、しかも訪ねた家ではお菓子などが出るして小さなおばぁにはエイサーの日はとても楽しみな日だったそうです。
ちなみに亡くなった人を出した家はその日1日絶対外に出てはいけない事になっていました。

その年おばぁの家では父が亡くなっていました。
エイサーの日に母や他の兄弟が家々を廻ってくる人を迎える準備をしている時にも、小さなおばぁは今夜他の家を廻る事で頭がいっぱいでした。

しかし母に
「今日は外に出ることや、ましてや他の家を廻るなんて事は絶対してはいけません」
と言われていました。

それでもおばぁ年一回の楽しみだったのでこっそり行ってやろうと思っていたそうです。

そして夜も更けた頃エイサーの人たちが廻ってきたそうです。

他の家族は廻ってきた人たちにお酒や料理を振る舞ってるなか、おばぁはこっそり家を出て門の所で待っていたそうです。

そして廻る人たちが出てきた時にこっそり紛れてついていったのです。
やった、これで今年も参加できるぞ。ばれて起こられても謝ればいいや、と思っていたおばぁ。
しばらく歩くと変な事に気がつきました。

山に向かっている?

次の家は海の側にある家なのにこの行列は山へ向かう道を行っています。
しかも10人ほどが列をなして歩いているのに一切足音がしないのです。

怖くなったのですが、列から離れて今来た道を一人で帰るほうが怖かったので仕方なくついて行く事にしました。

しばらく歩くとまた変な事に気がつきました。

ここは山のどのへんだろう?

いくら暗いとはいえこの山はいつも遊んでいる山なので知らない場所なんてあるわけありません。
さらに怖くなってきたおばぁは場所を把握するために辺りを見渡しました。

一瞬後ろを見た後、前を振り向くと前を歩いていたはずの人たちがいません。

えっ?と思ったおばぁ。
真っ暗な山に一人で置き去りにされたおばぁは一瞬でパニックになったそうです。

パニックになったおばぁは恐怖のあまりそこから一歩もあるけなくなったそうです。

こっちだよ

しばらくその場に立ち竦んでいると前方から男の人の声がしてきました。

こっちだよこっち

その声はとても優しそうで、おばぁは声のするほうへ歩きだそうとしたそうです。
その時

「やー!ぬーしがー!!(お前 なにしてるんだ)」

と怒声がしたそうです。

振り向いたおばぁはそのまま気を失ったそうです。

気がつくと家で、どうやら門の前で倒れていたそうです。

おばぁは母にこっぴどく起こられたそうですが、自分が体験した話をすると真剣な顔になってこう言ったそうです。

「人はね死ぬと心を失って悪い事をするの。だからそんな事をさせない為に鐘をならしてあの世へと案内してあげるのよ。でも、あなたを助けた声はもしかしたらお父さんだったのかもね」

おばぁはその話を聞いた時が一番恐怖したと言っていました。
あの行列はもしかしたら皆死んでいて、自分を仲間にして連れていこうとしていたのかと。
そしてなにより、自分を助けた声にまったく聞き覚えが無かった事。

そしてむしろ、自分を呼んでいた声の方が…。



「もしかしたら一人では寂しかったのかもしれないねぇ 騒がしい人だったから」
おばぁはそう言って少し笑ったと言いました。


 








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