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夢で見たゲーセン
2013.03.11 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
611: 本当にあった怖い名無し:2012/03/04(日) 15:39:36.50 ID:ghCAetaz0
オカルトか微妙ですが
私は物心ついた頃から、中学生まで年に1、2回同じ夢を見ていたんです。
その夢の内容は、どこかのビルに入って出て行くという夢です。
入る時は裏口みたいなドアから入り、通路を抜けてさらにドアを開けるとゲーセンになってます。
内容はそれだけなんですが、何回も見たのではっきり覚えていました。
613: 611続き:2012/03/04(日) 15:54:10.15 ID:ghCAetaz0
今から数年前の話です。私は高校を卒業して車の免許を取り、母と練習を兼ねて遠くまでドライブに行ったんです。
信号待ちをしている時に、ふと手前左側に夢で見たビルと全く同じビルがあったんです。
「あっ!あのゲーセン!」
私は思わず声に出してしまいました。
「え?ゲーセンって?」
私はビルの方を指差し、興奮して言いました。
615: 611続き:2012/03/04(日) 16:04:21.82 ID:ghCAetaz0
「ほら、あのゲーセン!夢で見たんだよ!」
母は首をかしげていました。
「ゲーセンのようには見えないけど?」
私は信号が青になると左にウインカーを出し、そのビルの駐車場に車を停めました。
よくよく見ると、ビルの1階には消費者金融の看板が。
エレベーターの横の案内にもゲーセンはありません。
616: 611続き:2012/03/04(日) 16:06:28.16 ID:ghCAetaz0
外観は全く一緒なのに、中身は違う。何だかすごくモヤモヤしました。
「違う、この入り口じゃないんだよ。たしか裏口から入るとゲーセンがあるの!」
ビルの後ろ側に行くと、やっぱりありました。夢で見たのと全く同じ。
興奮していたので、勝手にドアノブを回してしまいましたが、カギがかかっていて開きませんでした。
617: 611続き:2012/03/04(日) 16:09:44.79 ID:ghCAetaz0
母が不思議な顔をして見ていたので、車に戻って説明しました。
「昔ゲーセンがあって、つぶれちゃったのかもしれないね。」
「でもゲーセンがあっても、そんな小さな時に連れて行った覚えはないけど。」
「もしかしたらお父さんがこっそり連れて行ったのかも」
家に帰ってすぐに父に話しました。
618: 611最後:2012/03/04(日) 16:15:51.56 ID:ghCAetaz0
すると、父は何か思い出したように言いました。
「あーあのビルかぁ、たしかに古いゲーセンがあったよ。俺が大学生の頃に半年ぐらいバイトしてたんだ。全然客もいないし、つぶれちゃったよ。だけどお前が産まれるずっと前の話だぞ?」
もうその夢も見ることはなくなりましたが、明らかに私の記憶ではなく父の記憶でした。
本当に不思議です。
オカルトか微妙ですが
私は物心ついた頃から、中学生まで年に1、2回同じ夢を見ていたんです。
その夢の内容は、どこかのビルに入って出て行くという夢です。
入る時は裏口みたいなドアから入り、通路を抜けてさらにドアを開けるとゲーセンになってます。
内容はそれだけなんですが、何回も見たのではっきり覚えていました。
613: 611続き:2012/03/04(日) 15:54:10.15 ID:ghCAetaz0
今から数年前の話です。私は高校を卒業して車の免許を取り、母と練習を兼ねて遠くまでドライブに行ったんです。
信号待ちをしている時に、ふと手前左側に夢で見たビルと全く同じビルがあったんです。
「あっ!あのゲーセン!」
私は思わず声に出してしまいました。
「え?ゲーセンって?」
私はビルの方を指差し、興奮して言いました。
615: 611続き:2012/03/04(日) 16:04:21.82 ID:ghCAetaz0
「ほら、あのゲーセン!夢で見たんだよ!」
母は首をかしげていました。
「ゲーセンのようには見えないけど?」
私は信号が青になると左にウインカーを出し、そのビルの駐車場に車を停めました。
よくよく見ると、ビルの1階には消費者金融の看板が。
エレベーターの横の案内にもゲーセンはありません。
616: 611続き:2012/03/04(日) 16:06:28.16 ID:ghCAetaz0
外観は全く一緒なのに、中身は違う。何だかすごくモヤモヤしました。
「違う、この入り口じゃないんだよ。たしか裏口から入るとゲーセンがあるの!」
ビルの後ろ側に行くと、やっぱりありました。夢で見たのと全く同じ。
興奮していたので、勝手にドアノブを回してしまいましたが、カギがかかっていて開きませんでした。
617: 611続き:2012/03/04(日) 16:09:44.79 ID:ghCAetaz0
母が不思議な顔をして見ていたので、車に戻って説明しました。
「昔ゲーセンがあって、つぶれちゃったのかもしれないね。」
「でもゲーセンがあっても、そんな小さな時に連れて行った覚えはないけど。」
「もしかしたらお父さんがこっそり連れて行ったのかも」
家に帰ってすぐに父に話しました。
618: 611最後:2012/03/04(日) 16:15:51.56 ID:ghCAetaz0
すると、父は何か思い出したように言いました。
「あーあのビルかぁ、たしかに古いゲーセンがあったよ。俺が大学生の頃に半年ぐらいバイトしてたんだ。全然客もいないし、つぶれちゃったよ。だけどお前が産まれるずっと前の話だぞ?」
もうその夢も見ることはなくなりましたが、明らかに私の記憶ではなく父の記憶でした。
本当に不思議です。
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たまらんのう
2013.03.11 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
806 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 22:18 ID:P58i8oxx
去年の夏帰省した時の出来事です。
到着して何日か経って挨拶回りも終わり、やることもなく縁側でぼ~としていた。
そよそよ爽やかな風が田んぼを渡って吹いてきて、遠くでセミが鳴いている。
福島県の奥のほうにある実家は熊が出る事もあるほど田舎だ。
「は~のどかだなあ」
心の中でつぶやく。それからだんだん気持ち良くなってきていつのまにか眠ってしまった。
「ん、なんかくすぐったいような?」
気配を感じて目が覚めた。
「なに!」
見知らぬおばあさんがちょこんと目の前に座って私の腕をさすっている。
歳は70とか80とかいってそうでぼろぼろの茶色い着物をきていた。
顔は下を向いていたので良くわからない。
「なんなんですか、一体!止めてください!!」
と言った・・・つもりが声が出ない。しかも体も金縛りにあったかのように全く動かない。
かすれるような声が聞こえてきた。
807 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 22:19 ID:P58i8oxx
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
ひえ~なんなんだこのババア!勘弁してくれ!
強引に引き剥がそうとしても体は言う事を聞いてくれない。
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
とつぶやきながら腕からだんだん顔の方に向かってさすってくる。
ついに手が私の顔に届いた。その時、下を向いていたババアがこちらを見た。
ババアの顔はひどくただれていて目も鼻も区別が出来ない。
更に口から血と泡が混じったものを「ボコッボコッ」と吐き出している。
私は気を失った。
もう暗くなった頃、親に起こされた。なぜか焼けるような痛みが走る。
「あんた、どうしたの!!」
私の腕から顔にかけて肌がベロリと剥けていて血まみれだったのだ。
去年の夏帰省した時の出来事です。
到着して何日か経って挨拶回りも終わり、やることもなく縁側でぼ~としていた。
そよそよ爽やかな風が田んぼを渡って吹いてきて、遠くでセミが鳴いている。
福島県の奥のほうにある実家は熊が出る事もあるほど田舎だ。
「は~のどかだなあ」
心の中でつぶやく。それからだんだん気持ち良くなってきていつのまにか眠ってしまった。
「ん、なんかくすぐったいような?」
気配を感じて目が覚めた。
「なに!」
見知らぬおばあさんがちょこんと目の前に座って私の腕をさすっている。
歳は70とか80とかいってそうでぼろぼろの茶色い着物をきていた。
顔は下を向いていたので良くわからない。
「なんなんですか、一体!止めてください!!」
と言った・・・つもりが声が出ない。しかも体も金縛りにあったかのように全く動かない。
かすれるような声が聞こえてきた。
807 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 22:19 ID:P58i8oxx
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
ひえ~なんなんだこのババア!勘弁してくれ!
強引に引き剥がそうとしても体は言う事を聞いてくれない。
「ぬめら~として、若い衆の肌はたまらんのう~」
とつぶやきながら腕からだんだん顔の方に向かってさすってくる。
ついに手が私の顔に届いた。その時、下を向いていたババアがこちらを見た。
ババアの顔はひどくただれていて目も鼻も区別が出来ない。
更に口から血と泡が混じったものを「ボコッボコッ」と吐き出している。
私は気を失った。
もう暗くなった頃、親に起こされた。なぜか焼けるような痛みが走る。
「あんた、どうしたの!!」
私の腕から顔にかけて肌がベロリと剥けていて血まみれだったのだ。
弟の位牌
2013.03.10 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
757 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 08:18 ID:uUvntn7O
なんかオカ板に書いてこいみたいなことを言われたのでオカ板初カキコ
小3の夏に蛇を殺した。10cmないちっちゃい蛇だった。
蛇は、使っていない和室のサッシのレールのとこに挟まって動けなくなっていた。
アレな子供だった俺は、ばあちゃんが使うマチ針をわざわざ持ってきて動けない蛇をブスブス刺した。赤黒い血がジワジワ出てた。
蛇は死んだ。死骸が親に見つかったら怒られると思ったので、針を刺して持ち上げて、サッシを開けて、空き地になっている隣の草むらに投げた。
次の日熱が出た。39から40の間をウロウロした。
病院いって点滴打った。3日で2回。でも下がらなかった。
熱出して3日目の夜に金縛りにあった。病人なので居間で寝てた。
俺の隣に母親が添い寝してて、テーブルの向こうにばあちゃん。
ばあちゃんの向こうが居間と繋がってる和室で、隅っこの天井近くに神棚がある。で、
蛇蛇蛇
蛇蛇 蛇蛇
蛇蛇 蛇
蛇蛇
蛇蛇頭頭頭
体体体蛇蛇頭頭頭
体体体体蛇蛇頭頭
体体体蛇蛇枕枕枕
こういう状態で、息できない俺を蛇がジーッと見下ろしてた。
ここでようやく「俺は酷いことをした」っていう罪悪感がドバっと湧いてきて、苦しいとか死ぬとかよりもゴメンナサイな気持ちでいっぱいになって涙出てきて、
「すいませんでした ごめんなさい ごめんなさい」
って念じたらガタンバキッていう音が神棚のほうからして、その瞬間金縛りがとけて、蛇が
「もうすんなよ」
って言って消えたので、泣きながら
「はい!」
って答えた。
次の日熱下がった。でも神棚にあった位牌にヒビが入ってた。俺が2歳の時死んだ弟の位牌。
759 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 08:37 ID:NO1QIkcW
弟さんGJ……・? イキモノハダイジニネ゚・(ノД`)・゚・
760 :757:04/08/10 09:03 ID:uUvntn7O
あれがきっかけで生き物大切にするようになったし、ゴハン残さなくなったし、これも怒られるかなと思って箸を正しく使えるようにもなった。
あと、蛇が消えたあと草っぽいニオイがしてた。家の中なのに。
頭から縦3分の2ぐらいヒビ入ってた位牌は、神主さんに渡して新しいのと交換したっぽい。
そのあと俺が上京したころ親父が仕事中に感電して死にかけたことがあって、位牌が今度は縦まっぷたつ完全に割れた、らしい(俺が実家戻ったときは交換済みだったので現物を見ていない)。
俺は霊感とかサッパリで金縛りもあれ1回きりだけど、霊じゃないにしろ超越的な何かはあると思ってる。
おわり。
なんかオカ板に書いてこいみたいなことを言われたのでオカ板初カキコ
小3の夏に蛇を殺した。10cmないちっちゃい蛇だった。
蛇は、使っていない和室のサッシのレールのとこに挟まって動けなくなっていた。
アレな子供だった俺は、ばあちゃんが使うマチ針をわざわざ持ってきて動けない蛇をブスブス刺した。赤黒い血がジワジワ出てた。
蛇は死んだ。死骸が親に見つかったら怒られると思ったので、針を刺して持ち上げて、サッシを開けて、空き地になっている隣の草むらに投げた。
次の日熱が出た。39から40の間をウロウロした。
病院いって点滴打った。3日で2回。でも下がらなかった。
熱出して3日目の夜に金縛りにあった。病人なので居間で寝てた。
俺の隣に母親が添い寝してて、テーブルの向こうにばあちゃん。
ばあちゃんの向こうが居間と繋がってる和室で、隅っこの天井近くに神棚がある。で、
蛇蛇蛇
蛇蛇 蛇蛇
蛇蛇 蛇
蛇蛇
蛇蛇頭頭頭
体体体蛇蛇頭頭頭
体体体体蛇蛇頭頭
体体体蛇蛇枕枕枕
こういう状態で、息できない俺を蛇がジーッと見下ろしてた。
ここでようやく「俺は酷いことをした」っていう罪悪感がドバっと湧いてきて、苦しいとか死ぬとかよりもゴメンナサイな気持ちでいっぱいになって涙出てきて、
「すいませんでした ごめんなさい ごめんなさい」
って念じたらガタンバキッていう音が神棚のほうからして、その瞬間金縛りがとけて、蛇が
「もうすんなよ」
って言って消えたので、泣きながら
「はい!」
って答えた。
次の日熱下がった。でも神棚にあった位牌にヒビが入ってた。俺が2歳の時死んだ弟の位牌。
759 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 08:37 ID:NO1QIkcW
弟さんGJ……・? イキモノハダイジニネ゚・(ノД`)・゚・
760 :757:04/08/10 09:03 ID:uUvntn7O
あれがきっかけで生き物大切にするようになったし、ゴハン残さなくなったし、これも怒られるかなと思って箸を正しく使えるようにもなった。
あと、蛇が消えたあと草っぽいニオイがしてた。家の中なのに。
頭から縦3分の2ぐらいヒビ入ってた位牌は、神主さんに渡して新しいのと交換したっぽい。
そのあと俺が上京したころ親父が仕事中に感電して死にかけたことがあって、位牌が今度は縦まっぷたつ完全に割れた、らしい(俺が実家戻ったときは交換済みだったので現物を見ていない)。
俺は霊感とかサッパリで金縛りもあれ1回きりだけど、霊じゃないにしろ超越的な何かはあると思ってる。
おわり。
ある炭坑夫
2013.03.09 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:26:34.82 ID:DVIBnR9G0
開拓民として本州から渡って来ていた炭鉱夫Aさんは、爆発事故に見舞われた。
一命はとりとめたものの、全身ヤケドの重体だった。
昔の事とて、ろくな治療も施されず、全身包帯に包まれて、女房の待つ飯場の一部屋に担ぎこまれた。
付き添ってきた医者は、
「大怪我だが、今夜を乗切れば命は助かるだろう。何かあれば呼びに来なさい」。
自宅の場所を教えて引き上げていってしまった。
その真夜中。ロウソク一本の薄明かりの下、枕元でひとり看病していた女房がふと気が付くと、玄関に誰かの気配がする。
女房が出てみると、大勢の人間が立っている。
彼等の云うには、
「自分達はAさんと一緒に働いている仲間である。今日は大変な災難に会われて、お気の毒です。すぐにでも見舞いに来たかったのだが、生憎我々も作業を中断するわけにいかず、こんな非常識な時間になってしまった。どうか我々にも、Aさんの看病の手伝いをさせて欲しい」
との事。
女房はひとりで心細かった処への、この温かい申し出に感動し、部屋に入りきれないほどの仲間達を迎え入れた。
それぞれ一人ずつAさんに話し掛け、励ましては部屋の中に座って、女房にも優しい言葉を掛けてくれる。
女房はすっかり安心してしまった。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:27:23.47 ID:DVIBnR9G0
その中の一人が、「自分は医術の心得がある、診察してやろう」と申し出た。
見れば、ボタ山で働いているとは思えない立派な紳士だった。誰かの知人なのだろうか。
彼は、
「これは酷いヤケドだが、私は幸いヤケドの治療法に長じている。今夜のうちに術を施せばAさんはすぐ治る」
と言った。
女房に否応が言えるはずもない。
やがて紳士による治療が、薄暗がりの中で始まった。
治療は荒っぽいものだった。
紳士は、
「ヤケドには、焼けこげた皮膚を取り除いてやるのが一番の治療法だ」
と説明し、Aさんの身体を包んでいる包帯を取り除けると、やがてAさんの皮膚を無造作に剥ぎ取り始めた。
炭鉱夫仲間でも屈強な身体付きで知られたAさんも、これは堪らない。
Aさんはあまりの苦痛に絶叫し、
「いっそ殺してくれ」
と泣き叫んだ。
女房はおろおろする以外なにも出来ない。
あまりの凄まじさに、自分も耳を塞いで泣き叫び始めた。
紳士は
「ここが辛抱じゃ。すぐ楽にしてやる」
と声を掛けながら、眉ひとつ動かさず作業を続ける。
どれぐらい時間がたったか。
いつしかAさんの絶叫は治まっており、静寂が戻っている。
紳士は女房に、
「心配かけたがもう大丈夫。すぐに元気になるよ」
と声を掛け、席を立った。
女房は何度も何度も頭をさげながら、表まで紳士を見送った。
遠い空がうっすら明るくなっている。もうすぐ夜明けだ。
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:28:45.26 ID:DVIBnR9G0
部屋に戻ると、さっきまで狭い部屋から溢れ出る程大勢いた見舞客が、ひとりも居なくなっている。
女房は不思議に思うより、不快に感じた。
帰るのだったら、一言くらい挨拶してくれても良いじゃ無いか。
疲れきった女房は、Aさんの枕元に腰を下ろし少し休もうと思ったが、Aさんの顔色をみて驚愕した。
夜明けの日差しの中で見るAさんの顔色。それはまるでロウのようだった。
女房はAさんに取りすがって、再び号泣するしかなかった。
騒ぎを聞きつけた隣人に連れてこられた医者は、Aさんを見るなり女房を怒鳴りつけた。
「誰が患者をいじった!」
Aさんを包む包帯の巻き方は、明らかに素人のものだった。
包帯を取り除けた医者は、Aさんの身体から目を背けた。
無惨に生皮を剥ぎ取られた遺体がそこにあった。
あまりの奇怪な事件に警察が呼ばれ、半狂乱の女房から何とか事情を聞き出した。
だが、その夜現れた男達も、例の紳士も、ボタ山はおろか近隣の町村にも、該当者はいなかったと云う。
話を聞いたある人が、
「それはキツネの仕業だろう」
と言ったそうだ。
キツネにとって、人間の瘡蓋や火傷瘡は霊薬になるとされ、ある地方では、『火傷や瘡蓋のある者が山にはいるとキツネにだまされる』という言い伝えがあると云う。
女房は目の悪い女で、日頃から泣き腫らしたような瞼の持ち主だったという。
キツネはそれに付け込んだのだろうか。
残念ながら、女房がその後どうなったかまでは、この伝奇の採集者は伝えていない。
開拓民として本州から渡って来ていた炭鉱夫Aさんは、爆発事故に見舞われた。
一命はとりとめたものの、全身ヤケドの重体だった。
昔の事とて、ろくな治療も施されず、全身包帯に包まれて、女房の待つ飯場の一部屋に担ぎこまれた。
付き添ってきた医者は、
「大怪我だが、今夜を乗切れば命は助かるだろう。何かあれば呼びに来なさい」。
自宅の場所を教えて引き上げていってしまった。
その真夜中。ロウソク一本の薄明かりの下、枕元でひとり看病していた女房がふと気が付くと、玄関に誰かの気配がする。
女房が出てみると、大勢の人間が立っている。
彼等の云うには、
「自分達はAさんと一緒に働いている仲間である。今日は大変な災難に会われて、お気の毒です。すぐにでも見舞いに来たかったのだが、生憎我々も作業を中断するわけにいかず、こんな非常識な時間になってしまった。どうか我々にも、Aさんの看病の手伝いをさせて欲しい」
との事。
女房はひとりで心細かった処への、この温かい申し出に感動し、部屋に入りきれないほどの仲間達を迎え入れた。
それぞれ一人ずつAさんに話し掛け、励ましては部屋の中に座って、女房にも優しい言葉を掛けてくれる。
女房はすっかり安心してしまった。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:27:23.47 ID:DVIBnR9G0
その中の一人が、「自分は医術の心得がある、診察してやろう」と申し出た。
見れば、ボタ山で働いているとは思えない立派な紳士だった。誰かの知人なのだろうか。
彼は、
「これは酷いヤケドだが、私は幸いヤケドの治療法に長じている。今夜のうちに術を施せばAさんはすぐ治る」
と言った。
女房に否応が言えるはずもない。
やがて紳士による治療が、薄暗がりの中で始まった。
治療は荒っぽいものだった。
紳士は、
「ヤケドには、焼けこげた皮膚を取り除いてやるのが一番の治療法だ」
と説明し、Aさんの身体を包んでいる包帯を取り除けると、やがてAさんの皮膚を無造作に剥ぎ取り始めた。
炭鉱夫仲間でも屈強な身体付きで知られたAさんも、これは堪らない。
Aさんはあまりの苦痛に絶叫し、
「いっそ殺してくれ」
と泣き叫んだ。
女房はおろおろする以外なにも出来ない。
あまりの凄まじさに、自分も耳を塞いで泣き叫び始めた。
紳士は
「ここが辛抱じゃ。すぐ楽にしてやる」
と声を掛けながら、眉ひとつ動かさず作業を続ける。
どれぐらい時間がたったか。
いつしかAさんの絶叫は治まっており、静寂が戻っている。
紳士は女房に、
「心配かけたがもう大丈夫。すぐに元気になるよ」
と声を掛け、席を立った。
女房は何度も何度も頭をさげながら、表まで紳士を見送った。
遠い空がうっすら明るくなっている。もうすぐ夜明けだ。
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:28:45.26 ID:DVIBnR9G0
部屋に戻ると、さっきまで狭い部屋から溢れ出る程大勢いた見舞客が、ひとりも居なくなっている。
女房は不思議に思うより、不快に感じた。
帰るのだったら、一言くらい挨拶してくれても良いじゃ無いか。
疲れきった女房は、Aさんの枕元に腰を下ろし少し休もうと思ったが、Aさんの顔色をみて驚愕した。
夜明けの日差しの中で見るAさんの顔色。それはまるでロウのようだった。
女房はAさんに取りすがって、再び号泣するしかなかった。
騒ぎを聞きつけた隣人に連れてこられた医者は、Aさんを見るなり女房を怒鳴りつけた。
「誰が患者をいじった!」
Aさんを包む包帯の巻き方は、明らかに素人のものだった。
包帯を取り除けた医者は、Aさんの身体から目を背けた。
無惨に生皮を剥ぎ取られた遺体がそこにあった。
あまりの奇怪な事件に警察が呼ばれ、半狂乱の女房から何とか事情を聞き出した。
だが、その夜現れた男達も、例の紳士も、ボタ山はおろか近隣の町村にも、該当者はいなかったと云う。
話を聞いたある人が、
「それはキツネの仕業だろう」
と言ったそうだ。
キツネにとって、人間の瘡蓋や火傷瘡は霊薬になるとされ、ある地方では、『火傷や瘡蓋のある者が山にはいるとキツネにだまされる』という言い伝えがあると云う。
女房は目の悪い女で、日頃から泣き腫らしたような瞼の持ち主だったという。
キツネはそれに付け込んだのだろうか。
残念ながら、女房がその後どうなったかまでは、この伝奇の採集者は伝えていない。
夢の知らせ
2013.03.09 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
740 :本当にあった怖い名無し:04/08/10 00:12 ID:ffgf4Apk
後輩から聞いた話です。
後輩のKさんは夢を夢と気づく事が出来るそうです。
そんな彼女はある日、友達と電話をしているときに眠くなってしまい、携帯を手に持ったまま寝てしまったそうです。
そして、彼女は夢を見たそうです。その夢の中でKさんは、友人の家で遊んいました。
その友人は犬を飼っていて、しばらく遊んでいると友人が
「犬が逃げちゃった!捕まえるの手伝って!」
と叫んだので、Kさんは歩道に出て、犬を探していました。
すると、後ろから犬の足音が聞こえてきました。しかも彼女を追いかけてきているようです。
彼女は逃げ出しました、だけど足音はどんどん大きくなってきます。それも明らかに一匹の足音ではありません。
Kさんはこれはヤバイと思って、必死に目が覚めるように念じました。
そして、何とか起きる事が出来ました。しかし、体は金縛で動きません。
耳の奥ではまだ犬の足音が響いているようです。
彼女は必死で指先を動かし、手に持っていた携帯で、電話帳の一番最初に名前がある友人に電話しました。
彼女は夢中で電話に出た友人に
「助けて、助けて…!」
と訴え、そのまま気絶してしまったそうです。
翌日、Kさんが電話した友達の家で飼っていた犬が死んでしまったらしいです。
そして、その友人が言うにはKさんは電話で、最初は
「助けて、助けて…!」
と言っていたけど、最終的には
「助けてあげて、助けてあげて!」
と叫んでいたそうです…。
後輩から聞いた話です。
後輩のKさんは夢を夢と気づく事が出来るそうです。
そんな彼女はある日、友達と電話をしているときに眠くなってしまい、携帯を手に持ったまま寝てしまったそうです。
そして、彼女は夢を見たそうです。その夢の中でKさんは、友人の家で遊んいました。
その友人は犬を飼っていて、しばらく遊んでいると友人が
「犬が逃げちゃった!捕まえるの手伝って!」
と叫んだので、Kさんは歩道に出て、犬を探していました。
すると、後ろから犬の足音が聞こえてきました。しかも彼女を追いかけてきているようです。
彼女は逃げ出しました、だけど足音はどんどん大きくなってきます。それも明らかに一匹の足音ではありません。
Kさんはこれはヤバイと思って、必死に目が覚めるように念じました。
そして、何とか起きる事が出来ました。しかし、体は金縛で動きません。
耳の奥ではまだ犬の足音が響いているようです。
彼女は必死で指先を動かし、手に持っていた携帯で、電話帳の一番最初に名前がある友人に電話しました。
彼女は夢中で電話に出た友人に
「助けて、助けて…!」
と訴え、そのまま気絶してしまったそうです。
翌日、Kさんが電話した友達の家で飼っていた犬が死んでしまったらしいです。
そして、その友人が言うにはKさんは電話で、最初は
「助けて、助けて…!」
と言っていたけど、最終的には
「助けてあげて、助けてあげて!」
と叫んでいたそうです…。
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