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【蛭子様(ひるこさま)がころんだ】怖い助けて【やってしまった…】
2016.12.27 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[]2014/08/16(土)23:04:09.81ID:Mr2YDJb70.net
先日せっかく夏だし友達と肝試しをしてさ、それからちょっとやっかいな事になってるんだけど
俺の地元は中部地方のかなり人口が少なくて町にもなれない村なんだ…
そこに昔からある遊びで(といっても最近の若い子はもうしない本当に一部で昔行われてた遊び)
蛭子(ひるこ)様がころんだっていう遊びがある
暗い場所やいわくつきの場所でやるというものであまり有名な遊びじゃないしもう古い遊びだから同じ県の人も知らない人がほとんどだと思う
2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[]2014/08/16(土)23:04:37.61ID:CfUjPNY40.net
えびす
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[]2014/08/16(土)23:04:52.93ID:5/nQZ66+0.net
能収
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2014/08/16(土)23:05:59.26ID:4GmYuukc0.net
ヨシカズ様が見てる
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先日せっかく夏だし友達と肝試しをしてさ、それからちょっとやっかいな事になってるんだけど
俺の地元は中部地方のかなり人口が少なくて町にもなれない村なんだ…
そこに昔からある遊びで(といっても最近の若い子はもうしない本当に一部で昔行われてた遊び)
蛭子(ひるこ)様がころんだっていう遊びがある
暗い場所やいわくつきの場所でやるというものであまり有名な遊びじゃないしもう古い遊びだから同じ県の人も知らない人がほとんどだと思う
2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[]2014/08/16(土)23:04:37.61ID:CfUjPNY40.net
えびす
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[]2014/08/16(土)23:04:52.93ID:5/nQZ66+0.net
能収
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[sage]2014/08/16(土)23:05:59.26ID:4GmYuukc0.net
ヨシカズ様が見てる
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異世界に行く「飽きた」やったけど
2016.12.27 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:05:51ID:trdCUXQ47(主)
何にも起こらへんやんけ
2:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:06:05ID:c8nUKO46K
ほんまか?
4:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:07:22ID:trdCUXQ47(主)
>>2
ほんまやで
異世界なんてないやん
5:甘酒水割り◆SCTij9jzag:2014/06/11(水)16:08:04ID:luancNQYQ
轢かれそうな子供庇って車道に飛び出してみ
10:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:12:40ID:trdCUXQ47(主)
>>5
本当に轢かれそうだったらそりゃ庇って死ぬけどそんなもんアカン
大体文字化けやら変な言葉喋る世界より二次元に行きたい
6:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:08:25ID:QZUBtQlZE
いや異世界がないって決めつけんのは
まだ早すぎる
あるという希望をもっておこう
11:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:13:23ID:QZUBtQlZE
なら俺はお菓子の国に行きたい
13:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:14:27ID:trdCUXQ47(主)
誰か異世界でも何でもいいから不思議体験したやついないの
聞かせてよ
18:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:16:55ID:6FIzeEp9R
どんな体験をしたとしても
退屈な日常を抜け出せるなら構わない
19:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:18:08ID:trdCUXQ47(主)
俺は小さい頃目がめっちゃ赤いおばあさんにわけわからん言葉で話しかけられたことしか不思議体験してない
近所にいるおばあちゃんって認識だったけど両親に聞いても知らないっていうし
単にそういう障害だったのかもしれんから怖がって家に逃げてしまって申し訳なかったと思ってる
24:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:27:21ID:U4R4145QP
月の宮駅だっけ?
似たような経験がある
25:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:28:14ID:c8nUKO46K
>>24
kwsk
27:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:29:09ID:U4R4145QP
お
聞く?
駅名とか伏せなくていいよな
28:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:29:43ID:trdCUXQ47(主)
>>27
伏せなくていいよ
存分に語ってくれ
30:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:31:22ID:QZUBtQlZE
きくぜ!
31:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:39:59ID:U4R4145QP
じゃあ書かせてもらう
今年の2月半ばの話な
俺の家から歩いて15分のとこにある大阪の阪急富田駅で普通京都河原町行きに乗ったんだ
その日は夜勤で四時頃に駅ついてイヤホンで音楽聞きながらホームで待ってた
いつもは富田でガッと人が降りてくるんだがその日はちらほら車内に残ってた
まぁ気にすることも無く空いてる席に座って高槻やら水無瀬やら止まっては発車し止まっては発車しをぼーっと見てたら日頃寝不足だからかついつい寝てしまった
32:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:48:58ID:r5D7vwEnE
阪急使ってるのにいいいいいいいこええええええええ
33:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:52:56ID:U4R4145QP
駅に停車した揺れ+首と肩が痛くて起きたら周りに誰も居なかった
あ、桂の特急待ちかなんて見渡したら隣車両から小さい女の子?が降りていくのが見えた(阪急京都河原町行き乗ってる奴にはわかると思うが車両の端っこの席の壁は窓みたいなガラスになってる)
あぁまだ河原町にはちょっとあるなと思いながら少し体制を変えてまた寝た
いい加減首が限界で起きたらどうもおかしいんだリピートしてた音楽が一周半してる
あちゃー人身事故で止まってたかー
って今どこの駅らへんだ?と思って座ったまま振り向いて外の景色を見たけど全く知らない土地なんだよ
日本って事はなんとなくわかるが明らかに乗ってて通った事のない道だった
34:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:00:41ID:U4R4145QP
相当な人身事故で車線変更でもしたのか?他の乗客は途中停車した駅で降りたのか?
とモヤモヤしながらイヤホン外して車両アナウンスを待ってた
けど一向に流れないんだよ普通流れるじゃん?
十分くらい待ったけど本当に一切流れない
しびれきらして車掌さんのとこに行けば何か聞けるだろうと思って先頭に向かったんだが本当に不気味な位乗客がどの車両にも居なかった
ただ乗客が居ないってだけなのに不安というかゾクリとした(伝わるかな?)
37:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:10:19ID:U4R4145QP
先頭車両の車掌についた
後ろ姿が見えてホッとしてガラスの仕切り?を驚かさないよう控えめにコンコンした反応なし
多分聞こえなかったのか強めにコンコンした全く反応なし
普通ちょっと反応してビクッとしたり立ち方変えたり何かしら動くじゃん?
その車掌さん電車には揺られてるけど直立不動って感じで全く動かねーの
ちょっとムカついて車内の端っこに寄って自分のガラスに近づけて車掌さんの顔を見ようとしたけど、肌は見えるが顔全体とかはどうにも見えなかった肌は女がファンデーション?おしろい?塗った時みたいに白い肌だった
38:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:15:05ID:r5D7vwEnE
電車で寝るのやめよ…
40:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:17:13ID:U4R4145QP
その間もずっと電車が走ってるし車掌さんはフル無視決め込んでるし俺は自分の座ってた席に戻って店にメールで連絡しようと思ってスマホ取り出して歩きながら外の景色見た瞬間心臓が早くなった
街は街だけどすげー不自然な街が視界に飛び込んできた
電車の線路脇の建物っていうほど高いビルなんてないだろ?
あるんだよ俺の見た景色には
高いビルと小さいビルとなんか古い瓦屋根の廃れた家とかがひしめき合ってるんだよ
書き方下手くそですまん
45:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:23:41ID:U4R4145QP
ビルもそうだがなにより目を引いたのが空の色だ
うまく伝わるかアレだが
透き通った青に薄紫混ぜたような…なんだろうアニメのテガミバチに出てきそうなって言ったらわかってもらえるかな綺麗だけどなんか不安になる色してた
街並はおかしいしアナウンス流れないし慌ててスマホを開いたらまさかの圏外
地下に入ってないのに圏外
マップで現在地見る事も店に連絡入れる事も出来ないで色々な意味でちょっとパニックになった
46:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:24:12ID:ObznuDwlS
(なぜ写真がないのか…)
47:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:26:32ID:trdCUXQ47(主)
>>46
それよく言われるけどパニックになってる時に写真撮る余裕なんかないんだよなぁ…
こんなことになるとまずきさらぎ駅思い出すから尚更涙目になってじっとしてるだけの自信があるわ
48:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:31:04ID:U4R4145QP
物凄いイライラしてでも不安になってて車掌さんの方を見たけどやっぱり直立不動って感じだった
あまりにもおかしい状況だしとりあえず落ち着きたくて車掌さんの居る先頭車両から自分の座ってた席に戻った
あぁどうしよう今日店の鍵持ってるのにとか考えてて頭を落ち着かせようとうなだれてつつ必死だった
席に戻って5〜10分くらいだと思う
やっとアナウンスが流れてビクッっとした
49:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:38:16ID:U4R4145QP
アナウンスはよくある鼻にかかった男の声だが、かなりか細く電車のガタンゴトンの音に負けそうな位小さかったが『あまがたき』か『あまがたに』と聞こえたあまがは合ってると思う
いやいやどこだよそこ…(阪急京都河原町行きにはそんな駅無い)って思ってたら電車が緩やかにスピードを落としていくのがわかった
駅のホームが見えて電車が止まるが
ホームはガランとしていて誰もいないみたいだった
信じてくれるかどうかわからないがとりあえず続きかきます
52:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:42:14ID:trdCUXQ47(主)
あまがたに町ならあるみたいだけど駅はないな
やっぱ異世界なんか行きたくないわ
54:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:46:49ID:U4R4145QP
俺の座ってる席と反対側の扉が開いた
景色はさっきと変わらず不規則な高さのビルに綺麗だが不安を感じる空の色
俺はその変な駅で降りて公衆電話とかで店に連絡を入れるって事ができなかった
そんな怖い状況で動きたくなかったからだ
電車のドアは割と長い事開いてた多分5〜10分くらい
俺はもうひたすら不安で2月半ばなのに冷や汗ダラダラで圏外のままのスマホを握り締めてうつむいてた
情けない話だが本当に怖くて動けなかったんだよ
もうすぐ終わります
56:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:08:44ID:U4R4145QP
やっとドアが閉まって電車が動き出したのを音と揺れで感じた
うつむいてる俺に見えるのは
俺の色落ちしたジーパンの膝と冷や汗と手汗にまみれたスマホ
しかし電車が動いたからって恐怖心いっぱいでま顔を上げたり体制を変える事が出来なくてしばらくそのままだった
そしたら小さくペタペタと音がした
もう俺の心臓はバクバクで冷や汗あが今まで以上に吹き出し無意識に息も浅くしてひそめてしまった
誰かが居るって心強いはずなのにペタペタ音はおかしいからだ
明らかにちかづいているペタペタ音
ヤバイだろヤバイだろって思ってた矢先ペタペタ音が目の前で止まったと同時に俺のうつむいてる視界に子供の白い小さな素足が見えた
それを見た瞬間一気に鼓動が早く鳴ったと同時に右肩を軽く押すような感じでトンっとされて気が遠のいた
電車の揺れと俺がスマホを落とした音で起きた
俺は気を失ってたみたいで、起きたら停車駅はまだ西院だった
しかし冷や汗はびっしょり、落としたスマホにもびっしょり
でも周りには乗客はいた
慌ててスマホで見た時間はいつもの5時手前
なにがなんだかわからなくなったが最近は夢だったんじゃないかと思ってネットで調べてたら似たような『月の宮』を見つけてちょっと身震いしている
説明下手くそですまんかった…
以上
60:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:15:01ID:U4R4145QP
やっぱり夢だったのかな
61:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:18:57ID:U4R4145QP
阪急京都線ってなんかあるのか調べたがよくある事故ぐらいしかないし周りに同じ体験した奴なんていないし……でも夢にしちゃリアルすぎるんだよなあ
スマホとMP3の電池の減りだけが激しかった位で証明できるのはなんもないし
62:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:21:46ID:trdCUXQ47(主)
面白かった、乙
最初に見た幼女が助けてくれたんかな
そのまま動き回ってたらどうなってたんやろ
64:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:26:03ID:U4R4145QP
>>62
俺はひたすら恐怖だったよ
助けてくれたかはわからないが普通の世界に戻れたのは子供のおかげだな
いざ場面に出くわしたら動けねーよまじで
63:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:24:47ID:trdCUXQ47(主)
異世界って必ずと言っていい程空の色がおかしいのは何でなんやろ
でも青いのは初めて聞いた
65:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:29:32ID:U4R4145QP
>>63
確かに月の宮もおかしかったもんな
夕焼けっぽいんだけどまたそれとは違う青と薄紫だったぜ
俺も初めてこんな色見たもんな
66:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:29:50ID:23MRkpgCd
阪急たまに使うからこええ
帰ってこれて良かったな
京都あたりは入り口が多いと聞いた
68:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:33:06ID:U4R4145QP
>>66
こんなグダグダな世界でも帰ってこれてかなり安心したわ
京都は入口多いとか怖いからやめてくれ職場なんだよw
71:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:48:53ID:n3hcRLcTz
飽きたをやると家に黒い影が現れることがあるが
それが何なのかはいまだによくわかっていない
引用元:異世界に行く「飽きた」やったけど
http://hayabusa.open2ch.net//test/read.cgi/news4vip/1402470351/
何にも起こらへんやんけ
2:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:06:05ID:c8nUKO46K
ほんまか?
4:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:07:22ID:trdCUXQ47(主)
>>2
ほんまやで
異世界なんてないやん
5:甘酒水割り◆SCTij9jzag:2014/06/11(水)16:08:04ID:luancNQYQ
轢かれそうな子供庇って車道に飛び出してみ
10:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:12:40ID:trdCUXQ47(主)
>>5
本当に轢かれそうだったらそりゃ庇って死ぬけどそんなもんアカン
大体文字化けやら変な言葉喋る世界より二次元に行きたい
6:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:08:25ID:QZUBtQlZE
いや異世界がないって決めつけんのは
まだ早すぎる
あるという希望をもっておこう
11:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:13:23ID:QZUBtQlZE
なら俺はお菓子の国に行きたい
13:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:14:27ID:trdCUXQ47(主)
誰か異世界でも何でもいいから不思議体験したやついないの
聞かせてよ
18:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:16:55ID:6FIzeEp9R
どんな体験をしたとしても
退屈な日常を抜け出せるなら構わない
19:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:18:08ID:trdCUXQ47(主)
俺は小さい頃目がめっちゃ赤いおばあさんにわけわからん言葉で話しかけられたことしか不思議体験してない
近所にいるおばあちゃんって認識だったけど両親に聞いても知らないっていうし
単にそういう障害だったのかもしれんから怖がって家に逃げてしまって申し訳なかったと思ってる
24:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:27:21ID:U4R4145QP
月の宮駅だっけ?
似たような経験がある
25:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:28:14ID:c8nUKO46K
>>24
kwsk
27:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:29:09ID:U4R4145QP
お
聞く?
駅名とか伏せなくていいよな
28:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:29:43ID:trdCUXQ47(主)
>>27
伏せなくていいよ
存分に語ってくれ
30:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:31:22ID:QZUBtQlZE
きくぜ!
31:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:39:59ID:U4R4145QP
じゃあ書かせてもらう
今年の2月半ばの話な
俺の家から歩いて15分のとこにある大阪の阪急富田駅で普通京都河原町行きに乗ったんだ
その日は夜勤で四時頃に駅ついてイヤホンで音楽聞きながらホームで待ってた
いつもは富田でガッと人が降りてくるんだがその日はちらほら車内に残ってた
まぁ気にすることも無く空いてる席に座って高槻やら水無瀬やら止まっては発車し止まっては発車しをぼーっと見てたら日頃寝不足だからかついつい寝てしまった
32:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:48:58ID:r5D7vwEnE
阪急使ってるのにいいいいいいいこええええええええ
33:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)16:52:56ID:U4R4145QP
駅に停車した揺れ+首と肩が痛くて起きたら周りに誰も居なかった
あ、桂の特急待ちかなんて見渡したら隣車両から小さい女の子?が降りていくのが見えた(阪急京都河原町行き乗ってる奴にはわかると思うが車両の端っこの席の壁は窓みたいなガラスになってる)
あぁまだ河原町にはちょっとあるなと思いながら少し体制を変えてまた寝た
いい加減首が限界で起きたらどうもおかしいんだリピートしてた音楽が一周半してる
あちゃー人身事故で止まってたかー
って今どこの駅らへんだ?と思って座ったまま振り向いて外の景色を見たけど全く知らない土地なんだよ
日本って事はなんとなくわかるが明らかに乗ってて通った事のない道だった
34:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:00:41ID:U4R4145QP
相当な人身事故で車線変更でもしたのか?他の乗客は途中停車した駅で降りたのか?
とモヤモヤしながらイヤホン外して車両アナウンスを待ってた
けど一向に流れないんだよ普通流れるじゃん?
十分くらい待ったけど本当に一切流れない
しびれきらして車掌さんのとこに行けば何か聞けるだろうと思って先頭に向かったんだが本当に不気味な位乗客がどの車両にも居なかった
ただ乗客が居ないってだけなのに不安というかゾクリとした(伝わるかな?)
37:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:10:19ID:U4R4145QP
先頭車両の車掌についた
後ろ姿が見えてホッとしてガラスの仕切り?を驚かさないよう控えめにコンコンした反応なし
多分聞こえなかったのか強めにコンコンした全く反応なし
普通ちょっと反応してビクッとしたり立ち方変えたり何かしら動くじゃん?
その車掌さん電車には揺られてるけど直立不動って感じで全く動かねーの
ちょっとムカついて車内の端っこに寄って自分のガラスに近づけて車掌さんの顔を見ようとしたけど、肌は見えるが顔全体とかはどうにも見えなかった肌は女がファンデーション?おしろい?塗った時みたいに白い肌だった
38:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:15:05ID:r5D7vwEnE
電車で寝るのやめよ…
40:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:17:13ID:U4R4145QP
その間もずっと電車が走ってるし車掌さんはフル無視決め込んでるし俺は自分の座ってた席に戻って店にメールで連絡しようと思ってスマホ取り出して歩きながら外の景色見た瞬間心臓が早くなった
街は街だけどすげー不自然な街が視界に飛び込んできた
電車の線路脇の建物っていうほど高いビルなんてないだろ?
あるんだよ俺の見た景色には
高いビルと小さいビルとなんか古い瓦屋根の廃れた家とかがひしめき合ってるんだよ
書き方下手くそですまん
45:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:23:41ID:U4R4145QP
ビルもそうだがなにより目を引いたのが空の色だ
うまく伝わるかアレだが
透き通った青に薄紫混ぜたような…なんだろうアニメのテガミバチに出てきそうなって言ったらわかってもらえるかな綺麗だけどなんか不安になる色してた
街並はおかしいしアナウンス流れないし慌ててスマホを開いたらまさかの圏外
地下に入ってないのに圏外
マップで現在地見る事も店に連絡入れる事も出来ないで色々な意味でちょっとパニックになった
46:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:24:12ID:ObznuDwlS
(なぜ写真がないのか…)
47:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:26:32ID:trdCUXQ47(主)
>>46
それよく言われるけどパニックになってる時に写真撮る余裕なんかないんだよなぁ…
こんなことになるとまずきさらぎ駅思い出すから尚更涙目になってじっとしてるだけの自信があるわ
48:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:31:04ID:U4R4145QP
物凄いイライラしてでも不安になってて車掌さんの方を見たけどやっぱり直立不動って感じだった
あまりにもおかしい状況だしとりあえず落ち着きたくて車掌さんの居る先頭車両から自分の座ってた席に戻った
あぁどうしよう今日店の鍵持ってるのにとか考えてて頭を落ち着かせようとうなだれてつつ必死だった
席に戻って5〜10分くらいだと思う
やっとアナウンスが流れてビクッっとした
49:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:38:16ID:U4R4145QP
アナウンスはよくある鼻にかかった男の声だが、かなりか細く電車のガタンゴトンの音に負けそうな位小さかったが『あまがたき』か『あまがたに』と聞こえたあまがは合ってると思う
いやいやどこだよそこ…(阪急京都河原町行きにはそんな駅無い)って思ってたら電車が緩やかにスピードを落としていくのがわかった
駅のホームが見えて電車が止まるが
ホームはガランとしていて誰もいないみたいだった
信じてくれるかどうかわからないがとりあえず続きかきます
52:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:42:14ID:trdCUXQ47(主)
あまがたに町ならあるみたいだけど駅はないな
やっぱ異世界なんか行きたくないわ
54:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)17:46:49ID:U4R4145QP
俺の座ってる席と反対側の扉が開いた
景色はさっきと変わらず不規則な高さのビルに綺麗だが不安を感じる空の色
俺はその変な駅で降りて公衆電話とかで店に連絡を入れるって事ができなかった
そんな怖い状況で動きたくなかったからだ
電車のドアは割と長い事開いてた多分5〜10分くらい
俺はもうひたすら不安で2月半ばなのに冷や汗ダラダラで圏外のままのスマホを握り締めてうつむいてた
情けない話だが本当に怖くて動けなかったんだよ
もうすぐ終わります
56:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:08:44ID:U4R4145QP
やっとドアが閉まって電車が動き出したのを音と揺れで感じた
うつむいてる俺に見えるのは
俺の色落ちしたジーパンの膝と冷や汗と手汗にまみれたスマホ
しかし電車が動いたからって恐怖心いっぱいでま顔を上げたり体制を変える事が出来なくてしばらくそのままだった
そしたら小さくペタペタと音がした
もう俺の心臓はバクバクで冷や汗あが今まで以上に吹き出し無意識に息も浅くしてひそめてしまった
誰かが居るって心強いはずなのにペタペタ音はおかしいからだ
明らかにちかづいているペタペタ音
ヤバイだろヤバイだろって思ってた矢先ペタペタ音が目の前で止まったと同時に俺のうつむいてる視界に子供の白い小さな素足が見えた
それを見た瞬間一気に鼓動が早く鳴ったと同時に右肩を軽く押すような感じでトンっとされて気が遠のいた
電車の揺れと俺がスマホを落とした音で起きた
俺は気を失ってたみたいで、起きたら停車駅はまだ西院だった
しかし冷や汗はびっしょり、落としたスマホにもびっしょり
でも周りには乗客はいた
慌ててスマホで見た時間はいつもの5時手前
なにがなんだかわからなくなったが最近は夢だったんじゃないかと思ってネットで調べてたら似たような『月の宮』を見つけてちょっと身震いしている
説明下手くそですまんかった…
以上
60:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:15:01ID:U4R4145QP
やっぱり夢だったのかな
61:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:18:57ID:U4R4145QP
阪急京都線ってなんかあるのか調べたがよくある事故ぐらいしかないし周りに同じ体験した奴なんていないし……でも夢にしちゃリアルすぎるんだよなあ
スマホとMP3の電池の減りだけが激しかった位で証明できるのはなんもないし
62:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:21:46ID:trdCUXQ47(主)
面白かった、乙
最初に見た幼女が助けてくれたんかな
そのまま動き回ってたらどうなってたんやろ
64:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:26:03ID:U4R4145QP
>>62
俺はひたすら恐怖だったよ
助けてくれたかはわからないが普通の世界に戻れたのは子供のおかげだな
いざ場面に出くわしたら動けねーよまじで
63:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:24:47ID:trdCUXQ47(主)
異世界って必ずと言っていい程空の色がおかしいのは何でなんやろ
でも青いのは初めて聞いた
65:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:29:32ID:U4R4145QP
>>63
確かに月の宮もおかしかったもんな
夕焼けっぽいんだけどまたそれとは違う青と薄紫だったぜ
俺も初めてこんな色見たもんな
66:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:29:50ID:23MRkpgCd
阪急たまに使うからこええ
帰ってこれて良かったな
京都あたりは入り口が多いと聞いた
68:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:33:06ID:U4R4145QP
>>66
こんなグダグダな世界でも帰ってこれてかなり安心したわ
京都は入口多いとか怖いからやめてくれ職場なんだよw
71:名無しさん@おーぷん:2014/06/11(水)18:48:53ID:n3hcRLcTz
飽きたをやると家に黒い影が現れることがあるが
それが何なのかはいまだによくわかっていない
引用元:異世界に行く「飽きた」やったけど
http://hayabusa.open2ch.net//test/read.cgi/news4vip/1402470351/
辰眼童(シマナオ)さま
2016.12.27 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
507:本当にあった怖い名無し:2006/01/29(日)19:26:42ID:ITFzVZ480
もう8年前になるかな・・・
当時高校生で、夏休みの時期でした。
6年ぶりに、遠くに住んでる祖父母に会う、と父が言いました。
夏休みももうそろそろ終わりで、遊ぶ金も使い果たしたので暇つぶしにいいかなと。
祖母さん祖父さんもかなり年食ってて、会うのもこれが最後かな・・とか孝行のつもりでも行きました。
祖父母は、某県の佐○島という田舎中の田舎に住んでました。
ビル等全く無く、文明に孤立したような雰囲気でした。
ところどころに、ほこらのようなものがありましたが、不思議に感じたのが、それに祀っている物です。
普通は、お稲荷さんとか・・狛犬(?)とかじゃないですか。
でも、島中のほこらで祀ってるのは"目が一つの子供"。
よく、一つ目小僧とか、単眼入道とか、サイクロプスとか出てきますよね?
そんな感じなんですよ。まぁこの島の伝統上の神様なんだろうな、とあまり気にはしませんでした。
510:507:2006/01/29(日)20:46:13ID:ITFzVZ480
港から車で一時間、祖父母の家に到着。
ぼろくせぇんだろうな、と思ってたが、自分の家とあまり変わらず、中も案外綺麗でした。
祖父さんは
「おっきくなっとんの!」
と大袈裟に歓迎してくれました。
居間にいき、デジャヴが起こりました。
掛け軸のようなものが飾っており、そこにはここにくる途中に見た、一つ目の子供の絵がかかれてました。
俺は祖父に"これ"についてたずねてみると、
「これはぁな、不吉の象徴なんじゃ」
不吉?なんでそんなもんまつっとんの?と俺は再度尋ねてみる
「辰眼童(シマナオ)さまといっての。わしら愚かな島民が産み出したのじゃ・・・」
祖父さんは少し暗い顔になった。俺は尋ねるのをやめた。
517:507:2006/01/29(日)21:05:18ID:ITFzVZ480
家にいてもやることもないので、外に出てみた。
家のすぐ裏には丘があり、何気なく登ってみる。
丘の頂からみた景色は結構良く、ずっとここにいても飽きが来なかった。
眠たくなったので、横になり、すぐに眠ってしまった。
そして眼が覚める。もう日が暮れていた。
彼奴等も心配してるだろうと思い、体を起こし、家に帰ることにした。
「キェィィィィ」
突然、俺の右側から、猿のような、女のような、子供のような、変な呻き声が聞こえてきた。
俺はビクッとしたが、地元の子供が騒いでるのだろうときにはしなかった。
丘を降りようとしたとき、後ろから声がした。
子供の声だった。なんていったかはわからんかった。
後ろを振り返ると、2~3歳くらいの子供が立ってた。
暗くてよく顔はわからなかったけど、褐色の半纏のようなものを羽織ってた。
「ハッゼテ!ハッゼテ!」
と、意味がわからない言葉を発してた。
声にも違和感があり、鼻声(?)みたいな感じで掠れてた。
その子供は俺に手を差し出した。
何かをくれるような仕草だったので、俺も何も考えず手をだした。
子供は俺の手に"何か"を落とし、スー・・と消えてった。
俺はポカーン(゚Д゚)としてたが、ふと我に返り、家に帰った。
玄関は明るかったので、さっき子供が俺に手渡した物を確認した。
・・・・首飾りだった。
薄汚れた紐に、リング状のすべすべしたものがぶら下ってた。
汚かったのでとりあえずゴミ箱に捨てた。
祖父さんや父さんに先のことを言おうとしたが、やめといた。
そして夜も更け、寝床につく。
昼に寝てしまったせいか、寝れない。
自分はそんなの関係なしにぐっすり眠ってしまう体質なんだが、眠れなかった。
518:507:2006/01/29(日)21:07:00ID:ITFzVZ480
「ナシテ・・」
寝室の窓のほうから声が聞こえた。あのときの、子供の声だ。
俺はハッとなった。
「ナシテ・・・ナシテ・・ステオッタ」
確かにあの掠れた"鼻声"だった。
俺は怖くなって、ふとんをかぶった。
すると、子供の声がだんだんと近づいてくるのに気づいた。
あ・・・やばい。と思った瞬間、俺の足を誰かが踏んだ。
俺は
「わぁぁっ!」
と叫び起き上がった。
月の光でそいつの顔が照らされてた。
またしてもデジャヴ。
それは、ほこらに飾られてた、「辰眼童」の顔だった。
兎口に、鼻がなく、大きな一つの眼が顔にあった。
髪の毛は頭のてっぺんにちょんと乗った感じ。
俺はもうここで死んじゃうんじゃないかというくらいな動揺具合だった。
そいつは、俺の手をギッとつかむと、またもすっと消えてしまった。
そしてすぐに隣で寝てた親と祖父母が駆けつけてきた。
「どしおった?」
祖父さんが聞いてきたので、俺は一言だけこういった。
「今、辰眼童に会ったよ」
祖父さんと祖母さんはそれを聞くとかなり驚いてた。
「まっことか!?辰眼童様に会ったのけ!?祟られたのか!?」
祖父さんがすごい形相で俺に尋ねてる横で両親は困った、というかあきれた顔をしてた。
俺も何も言えなくなった。そして、すぐにゴミ箱に捨てた首飾りを探した。
でも、何故か無かった。
519:507:2006/01/29(日)21:08:23ID:ITFzVZ480
俺も何も言えなくなった。そして、すぐにゴミ箱に捨てた首飾りを探した。
でも、何故か無かった。
朝になっても俺は鬱状態だった。
縁側の近くで崩れた状態で座ってるおれの前に、祖父さんが寄ってきて語り始めた。
「70年くらい昔にな、とある兄妹がおった。」
なんの話だ?と思ったが、俺はとりあえず耳を傾けた。
「その兄妹の仲はとてもよかったがな。愛は歪んでおった。ある日、妹の腹に、兄との子ができたことがわかったのじゃ。
島の宗教上、血の繋がった者が交わるのは過剰に禁じられていた。
禁を犯した者は処刑されるという厳しい掟があったのじゃ。
そして、その兄妹も処刑されることが決まったんじゃ。
しかし兄妹はそれを拒み、かけおちをしてしまった。
島民どもは島から兄妹を出さずにと、船を出すのを禁じ、血眼になって兄妹を探した。
そして、山奥の古小屋でその兄妹を見つけたんじゃ。
妹は、赤子を抱いておった。産んでしまったのじゃ。
それを見つけた島の男がその赤子を妹から横取り、殺そうとした。
しかし、その男は悲鳴をあげその赤子を放り投げてしまったんじゃ。
520:507:2006/01/29(日)21:09:08ID:ITFzVZ480
その赤子は、目が一つしか無かった。
兎角、兄妹と赤子を島の奉行所に連れて行ったのじゃ。
兄妹はすぐに首をはねられたが、一つ目の赤子を殺すと祟られるのではないかと皆は思い、処刑を延ばした。
しかし、生かしておけば尚更禍がおきるであろうと、その赤子をも殺したのじゃ。
その赤子には、魂をも滅しようと岩石で頭を潰し、体を切り刻み、海に捨てるという、酷な処刑法を施した。
赤子を処刑し、数日が経ったであろうか、兄妹を処刑した3人の奉行人が死んだんじゃ。
そして、赤子を処刑した奉行人、兄妹捜索に協力した30人の島民が相次いで死んだ。
島民等は、一つ目の赤子がこやつ等を葬ったのと考えたのじゃ。
そして、それから年に一人、幾処の産まれて間もない赤子が死んだ。
島民等は一つ目の赤子の呪いじゃと思い、島中に赤子を祀るほこらが作られたんじゃ・・。
今でもその赤子は時たま島民の前に現れ、母がくれたのじゃろう、首飾りを渡しているそうじゃ。
なぜ首飾りを渡すのはわからん・・。」
祖父さんはそれを言い終わると立ち上がり、自分の部屋へと戻っていった。
俺はそれを聞くと、とても悲しい気分になった。
それから8年、まだ祖父母は健在だ。1年にいっぺん祖父母のとこに行っている。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?120
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1137807755/507-520
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もう8年前になるかな・・・
当時高校生で、夏休みの時期でした。
6年ぶりに、遠くに住んでる祖父母に会う、と父が言いました。
夏休みももうそろそろ終わりで、遊ぶ金も使い果たしたので暇つぶしにいいかなと。
祖母さん祖父さんもかなり年食ってて、会うのもこれが最後かな・・とか孝行のつもりでも行きました。
祖父母は、某県の佐○島という田舎中の田舎に住んでました。
ビル等全く無く、文明に孤立したような雰囲気でした。
ところどころに、ほこらのようなものがありましたが、不思議に感じたのが、それに祀っている物です。
普通は、お稲荷さんとか・・狛犬(?)とかじゃないですか。
でも、島中のほこらで祀ってるのは"目が一つの子供"。
よく、一つ目小僧とか、単眼入道とか、サイクロプスとか出てきますよね?
そんな感じなんですよ。まぁこの島の伝統上の神様なんだろうな、とあまり気にはしませんでした。
510:507:2006/01/29(日)20:46:13ID:ITFzVZ480
港から車で一時間、祖父母の家に到着。
ぼろくせぇんだろうな、と思ってたが、自分の家とあまり変わらず、中も案外綺麗でした。
祖父さんは
「おっきくなっとんの!」
と大袈裟に歓迎してくれました。
居間にいき、デジャヴが起こりました。
掛け軸のようなものが飾っており、そこにはここにくる途中に見た、一つ目の子供の絵がかかれてました。
俺は祖父に"これ"についてたずねてみると、
「これはぁな、不吉の象徴なんじゃ」
不吉?なんでそんなもんまつっとんの?と俺は再度尋ねてみる
「辰眼童(シマナオ)さまといっての。わしら愚かな島民が産み出したのじゃ・・・」
祖父さんは少し暗い顔になった。俺は尋ねるのをやめた。
517:507:2006/01/29(日)21:05:18ID:ITFzVZ480
家にいてもやることもないので、外に出てみた。
家のすぐ裏には丘があり、何気なく登ってみる。
丘の頂からみた景色は結構良く、ずっとここにいても飽きが来なかった。
眠たくなったので、横になり、すぐに眠ってしまった。
そして眼が覚める。もう日が暮れていた。
彼奴等も心配してるだろうと思い、体を起こし、家に帰ることにした。
「キェィィィィ」
突然、俺の右側から、猿のような、女のような、子供のような、変な呻き声が聞こえてきた。
俺はビクッとしたが、地元の子供が騒いでるのだろうときにはしなかった。
丘を降りようとしたとき、後ろから声がした。
子供の声だった。なんていったかはわからんかった。
後ろを振り返ると、2~3歳くらいの子供が立ってた。
暗くてよく顔はわからなかったけど、褐色の半纏のようなものを羽織ってた。
「ハッゼテ!ハッゼテ!」
と、意味がわからない言葉を発してた。
声にも違和感があり、鼻声(?)みたいな感じで掠れてた。
その子供は俺に手を差し出した。
何かをくれるような仕草だったので、俺も何も考えず手をだした。
子供は俺の手に"何か"を落とし、スー・・と消えてった。
俺はポカーン(゚Д゚)としてたが、ふと我に返り、家に帰った。
玄関は明るかったので、さっき子供が俺に手渡した物を確認した。
・・・・首飾りだった。
薄汚れた紐に、リング状のすべすべしたものがぶら下ってた。
汚かったのでとりあえずゴミ箱に捨てた。
祖父さんや父さんに先のことを言おうとしたが、やめといた。
そして夜も更け、寝床につく。
昼に寝てしまったせいか、寝れない。
自分はそんなの関係なしにぐっすり眠ってしまう体質なんだが、眠れなかった。
518:507:2006/01/29(日)21:07:00ID:ITFzVZ480
「ナシテ・・」
寝室の窓のほうから声が聞こえた。あのときの、子供の声だ。
俺はハッとなった。
「ナシテ・・・ナシテ・・ステオッタ」
確かにあの掠れた"鼻声"だった。
俺は怖くなって、ふとんをかぶった。
すると、子供の声がだんだんと近づいてくるのに気づいた。
あ・・・やばい。と思った瞬間、俺の足を誰かが踏んだ。
俺は
「わぁぁっ!」
と叫び起き上がった。
月の光でそいつの顔が照らされてた。
またしてもデジャヴ。
それは、ほこらに飾られてた、「辰眼童」の顔だった。
兎口に、鼻がなく、大きな一つの眼が顔にあった。
髪の毛は頭のてっぺんにちょんと乗った感じ。
俺はもうここで死んじゃうんじゃないかというくらいな動揺具合だった。
そいつは、俺の手をギッとつかむと、またもすっと消えてしまった。
そしてすぐに隣で寝てた親と祖父母が駆けつけてきた。
「どしおった?」
祖父さんが聞いてきたので、俺は一言だけこういった。
「今、辰眼童に会ったよ」
祖父さんと祖母さんはそれを聞くとかなり驚いてた。
「まっことか!?辰眼童様に会ったのけ!?祟られたのか!?」
祖父さんがすごい形相で俺に尋ねてる横で両親は困った、というかあきれた顔をしてた。
俺も何も言えなくなった。そして、すぐにゴミ箱に捨てた首飾りを探した。
でも、何故か無かった。
519:507:2006/01/29(日)21:08:23ID:ITFzVZ480
俺も何も言えなくなった。そして、すぐにゴミ箱に捨てた首飾りを探した。
でも、何故か無かった。
朝になっても俺は鬱状態だった。
縁側の近くで崩れた状態で座ってるおれの前に、祖父さんが寄ってきて語り始めた。
「70年くらい昔にな、とある兄妹がおった。」
なんの話だ?と思ったが、俺はとりあえず耳を傾けた。
「その兄妹の仲はとてもよかったがな。愛は歪んでおった。ある日、妹の腹に、兄との子ができたことがわかったのじゃ。
島の宗教上、血の繋がった者が交わるのは過剰に禁じられていた。
禁を犯した者は処刑されるという厳しい掟があったのじゃ。
そして、その兄妹も処刑されることが決まったんじゃ。
しかし兄妹はそれを拒み、かけおちをしてしまった。
島民どもは島から兄妹を出さずにと、船を出すのを禁じ、血眼になって兄妹を探した。
そして、山奥の古小屋でその兄妹を見つけたんじゃ。
妹は、赤子を抱いておった。産んでしまったのじゃ。
それを見つけた島の男がその赤子を妹から横取り、殺そうとした。
しかし、その男は悲鳴をあげその赤子を放り投げてしまったんじゃ。
520:507:2006/01/29(日)21:09:08ID:ITFzVZ480
その赤子は、目が一つしか無かった。
兎角、兄妹と赤子を島の奉行所に連れて行ったのじゃ。
兄妹はすぐに首をはねられたが、一つ目の赤子を殺すと祟られるのではないかと皆は思い、処刑を延ばした。
しかし、生かしておけば尚更禍がおきるであろうと、その赤子をも殺したのじゃ。
その赤子には、魂をも滅しようと岩石で頭を潰し、体を切り刻み、海に捨てるという、酷な処刑法を施した。
赤子を処刑し、数日が経ったであろうか、兄妹を処刑した3人の奉行人が死んだんじゃ。
そして、赤子を処刑した奉行人、兄妹捜索に協力した30人の島民が相次いで死んだ。
島民等は、一つ目の赤子がこやつ等を葬ったのと考えたのじゃ。
そして、それから年に一人、幾処の産まれて間もない赤子が死んだ。
島民等は一つ目の赤子の呪いじゃと思い、島中に赤子を祀るほこらが作られたんじゃ・・。
今でもその赤子は時たま島民の前に現れ、母がくれたのじゃろう、首飾りを渡しているそうじゃ。
なぜ首飾りを渡すのはわからん・・。」
祖父さんはそれを言い終わると立ち上がり、自分の部屋へと戻っていった。
俺はそれを聞くと、とても悲しい気分になった。
それから8年、まだ祖父母は健在だ。1年にいっぺん祖父母のとこに行っている。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?120
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1137807755/507-520
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