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こりゃ。覘いたらいかんやろ
2022.01.18 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
46:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)14:30:01ID:j8eH6Cpf0
僕が怖い思いをしたのはお盆で、母方の実家。
その家は建て替えたためもう存在しないが、今となってよく考えるととても奇妙な家だった。
一階は普通の日本家屋なのだが、2階の造りがどうもおかしい。
二階に上がるためのメインとなる階段と、裏口から入ったところにひっそりと設えられた細く急な階段。
メインの階段は気味が悪いだけでそれ以外は何も無かったが、細い階段から見上げる二階は妙に暗く、子供心に恐ろしかったのを覚えている。
で、肝心の2階なのだが、まずあがりきったフロアの隅に、古い火鉢や茶碗、タンスなどがまとめおきされており、掃除もほとんどさておらずとても不気味だった。。
そして、奥が部屋となるわけだが、ゆったりとした間取りの一階とくらべ、3~4畳程度の狭い部屋が7つ(か8つ)もあり、手前の2部屋を除いて誰も使っていなかった。
昼寝をしていた僕が目を覚ましたは18時半過ぎ。家にいたのは僕と婆様だけでやることがない。
ロータリースイッチ式のテレビをつけては見たが、特に面白い番組もない。
退屈しのぎに、
「何か飲み物ない?」
尋ねてはみたが、何もないという。
サイダーを二本買ってくるように頼まれた僕は600円もらって外へ出た。
夕焼けがとても赤かったことを覚えている。
鮮やかな緑色をした、1L入りのサイダー(スプライト)のビンを自販機から取り出し、冷たいそれを両脇に抱えながら家の前に着いた僕は、なぜかすっと二階を見上げた。
見上げると、普段は開いてるのを見たことがない二階の鎧戸が開いており、そこから白い顔をした女の人が見下ろしている。よくみると、顔が白いんじゃなくて、白粉で塗り固めた着物を着た人だった。
その人は僕を見るとにこりと笑いかけ、袖を振った。
なぜか猛烈にぞっとした僕は、急いで家に入ると、婆様に誰かが二階にいると伝えた。
「そがんことあるはずなかやっか」
と言われ、夕食ができてるから手を洗って来いと婆様。
「いや絶対居た!」
という僕に、
「なら見てこんね?」
と婆様。
怖がりと思われたくなかった僕は、仕方なく二階にあがることにした。
48:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:05:59ID:j8eH6Cpf0
双子ソケットに二球はまって光っているとはいえ、二色光は余りにも暗すぎる。
一段踏むたびにギシギシ音を立てる階段にビビリつつ、僕は15段ほどの階段を上りきった。
階段に一番近い部屋のふすまは開いていて、そこから夕日の残光が弱弱しく天井に向けて射している。
つばを飲み込むと、僕は這うように奥の部屋に向かった。
女の人が顔を出していたのは一番奥の部屋で、僕は夕日の残光を背に、暗い廊下をそこに向かってすすんだ。
廊下は階段同様に、歩くたびにみしみしと音を立てる。奥の部屋に付く頃には四本足だった僕はそこでやっと二本足になって、ふすまの取っ手に手をかけた。
さすがに一気に開けるのはためらわれたので、音を立てないように、ゆっくりとゆっくりと開いた。
10cmほど開けただろうか。中を覘いてみたが真っ暗な部屋の中、わずかに藍色の光が見えるのは、鎧戸の隙間だろう。
隙間に近づけた顔に閉め切った夏の部屋特有の熱気と臭い。そしてそれに混じる畳の香り。
何もなさそうなので思い切ってふすまを開いたが、婆様の言ったとおり何も無かった。誰もいなかった。
なら、僕が見たのはなんだったのだろう。
釈然としないままふすまを閉めると、僕は一階に降りるために廊下を歩き出した。
と、5歩も歩かないうちにぽんと肩をつかまれた。
ぎょっとして振り向くと先ほどの女の人が見下ろしている。白粉の匂いがした。
「こりゃ。覘いたらいかんやろ」
僕は声も出ないまま、その手を振り解き、一階へと駆け下りた。
婆様と、ちょうど帰ってきたばかりの叔父にこれを伝えて探してもらったが、やはり何もいなかった。
僕の体験はというと、
「夢か寝ぼけていた」
で済まされてしまった。
ちなみに、僕は建て替えるまで、その家の二階に上がることは無かった。
以上でございます。
49:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:12:14ID:/iyK+ae60
>>46 48
質問が二つ
1.「白粉で塗り固めた着物」を着た人なのか「顔を白粉で塗り固めた、着物を着た人」
なのか、どっち?
2.「覘」ってなんて読むのよ?
50:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:14:56ID:RxXcC7DS0
>>49
うかがう
51:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:16:58ID:RxXcC7DS0
「のぞく」だった
52:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:18:29ID:j8eH6Cpf0
>49
1.顔を白粉で塗った人です。 白粉は「おしろい」と読み、化粧のことです。芸者さんとかをイメージしてください。
2.覘く は 「のぞく」と読みます。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?168
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1182759124/46-52
.
僕が怖い思いをしたのはお盆で、母方の実家。
その家は建て替えたためもう存在しないが、今となってよく考えるととても奇妙な家だった。
一階は普通の日本家屋なのだが、2階の造りがどうもおかしい。
二階に上がるためのメインとなる階段と、裏口から入ったところにひっそりと設えられた細く急な階段。
メインの階段は気味が悪いだけでそれ以外は何も無かったが、細い階段から見上げる二階は妙に暗く、子供心に恐ろしかったのを覚えている。
で、肝心の2階なのだが、まずあがりきったフロアの隅に、古い火鉢や茶碗、タンスなどがまとめおきされており、掃除もほとんどさておらずとても不気味だった。。
そして、奥が部屋となるわけだが、ゆったりとした間取りの一階とくらべ、3~4畳程度の狭い部屋が7つ(か8つ)もあり、手前の2部屋を除いて誰も使っていなかった。
昼寝をしていた僕が目を覚ましたは18時半過ぎ。家にいたのは僕と婆様だけでやることがない。
ロータリースイッチ式のテレビをつけては見たが、特に面白い番組もない。
退屈しのぎに、
「何か飲み物ない?」
尋ねてはみたが、何もないという。
サイダーを二本買ってくるように頼まれた僕は600円もらって外へ出た。
夕焼けがとても赤かったことを覚えている。
鮮やかな緑色をした、1L入りのサイダー(スプライト)のビンを自販機から取り出し、冷たいそれを両脇に抱えながら家の前に着いた僕は、なぜかすっと二階を見上げた。
見上げると、普段は開いてるのを見たことがない二階の鎧戸が開いており、そこから白い顔をした女の人が見下ろしている。よくみると、顔が白いんじゃなくて、白粉で塗り固めた着物を着た人だった。
その人は僕を見るとにこりと笑いかけ、袖を振った。
なぜか猛烈にぞっとした僕は、急いで家に入ると、婆様に誰かが二階にいると伝えた。
「そがんことあるはずなかやっか」
と言われ、夕食ができてるから手を洗って来いと婆様。
「いや絶対居た!」
という僕に、
「なら見てこんね?」
と婆様。
怖がりと思われたくなかった僕は、仕方なく二階にあがることにした。
48:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:05:59ID:j8eH6Cpf0
双子ソケットに二球はまって光っているとはいえ、二色光は余りにも暗すぎる。
一段踏むたびにギシギシ音を立てる階段にビビリつつ、僕は15段ほどの階段を上りきった。
階段に一番近い部屋のふすまは開いていて、そこから夕日の残光が弱弱しく天井に向けて射している。
つばを飲み込むと、僕は這うように奥の部屋に向かった。
女の人が顔を出していたのは一番奥の部屋で、僕は夕日の残光を背に、暗い廊下をそこに向かってすすんだ。
廊下は階段同様に、歩くたびにみしみしと音を立てる。奥の部屋に付く頃には四本足だった僕はそこでやっと二本足になって、ふすまの取っ手に手をかけた。
さすがに一気に開けるのはためらわれたので、音を立てないように、ゆっくりとゆっくりと開いた。
10cmほど開けただろうか。中を覘いてみたが真っ暗な部屋の中、わずかに藍色の光が見えるのは、鎧戸の隙間だろう。
隙間に近づけた顔に閉め切った夏の部屋特有の熱気と臭い。そしてそれに混じる畳の香り。
何もなさそうなので思い切ってふすまを開いたが、婆様の言ったとおり何も無かった。誰もいなかった。
なら、僕が見たのはなんだったのだろう。
釈然としないままふすまを閉めると、僕は一階に降りるために廊下を歩き出した。
と、5歩も歩かないうちにぽんと肩をつかまれた。
ぎょっとして振り向くと先ほどの女の人が見下ろしている。白粉の匂いがした。
「こりゃ。覘いたらいかんやろ」
僕は声も出ないまま、その手を振り解き、一階へと駆け下りた。
婆様と、ちょうど帰ってきたばかりの叔父にこれを伝えて探してもらったが、やはり何もいなかった。
僕の体験はというと、
「夢か寝ぼけていた」
で済まされてしまった。
ちなみに、僕は建て替えるまで、その家の二階に上がることは無かった。
以上でございます。
49:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:12:14ID:/iyK+ae60
>>46 48
質問が二つ
1.「白粉で塗り固めた着物」を着た人なのか「顔を白粉で塗り固めた、着物を着た人」
なのか、どっち?
2.「覘」ってなんて読むのよ?
50:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:14:56ID:RxXcC7DS0
>>49
うかがう
51:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:16:58ID:RxXcC7DS0
「のぞく」だった
52:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)15:18:29ID:j8eH6Cpf0
>49
1.顔を白粉で塗った人です。 白粉は「おしろい」と読み、化粧のことです。芸者さんとかをイメージしてください。
2.覘く は 「のぞく」と読みます。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?168
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1182759124/46-52
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少し前に地獄沢って言われてるスポットにいったんだ
2022.01.16 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
204:名無しさん@おーぷん:21/11/28(日)10:40:09ID:jWJG
少し前に地獄沢って言われてるスポットにいったんだ
ここは江戸時代にとある村の村人たちが処刑された場所なんだ
ただね、かなり険しい山道を進まないといけないからなかなか行けなかったんだよね
夜に行くとまず戻って来れなくなるようなところ
だから、明るいうちにに行くことにした
道が歩幅しかなくて落ちないようにロープが貼られていたりしたところやほとんど崖のような岩を登ったりした
しばらく進むと白い霧が出てきた
まずいなと俺は思った
霧はどんどん濃くなり、視界が悪くなってくる
これでは、道に迷って帰れなくなるな
そう思って、俺は近くにあった大きな岩に寄りかかって座った
霧が晴れるまで、休むとするか
俺は持ってきたコーヒーを飲みながら休んでいると、人影が見えた
霧が濃いから誰かはわからなかった
その人影の後ろから、別な人影が近づいてきて、後ろから刃物のようなもので切りつけるのがみえた
たくさんの人影が逃げていた、そしてそれを追いかけている人影が刃物で切りつける光景が続いていた
それはまるで地獄のようだったよ
そして、ついに人影がこちらに近づいてきたんだ
まずい、気づかれたのか
逃げようと思ったが、身体が動かなかった
俺は恐怖で目を閉じた
それを見る勇気はなかった
足音が近づいてくる
だか、何故か足音は俺の前を素通りして
遠くへと去っていったんだ
そうだ、ここは逃げ込んだ村人を切り頃した場所だったな
山が俺にその光景を見せたのか
とある村で、村人が年貢を取りに来た役人を頃してしまう事件が起きた
実は、役人に化けた詐欺師が本物の役人が来る前に年貢を横取りしてしまったのが原因らしく、また年貢を取るとは何事だと激怒して本物の役人を頃してしまったんだ
当然、領主は激怒、村に兵士を差し向けて女子供まで全員切り頃したという
その村人たちが逃げてきたのがこの地獄沢だったんだ
で、実は俺、あの時あるお守りを持っていたんだ
こういうところに行く時に何かあると怖いから念のため持ち歩いていたんだ
まあ、お守りっていってもネットをみて自作したもので紙を人の形に切って自分の髪と爪を付けたものなんだが
それがさ、ズタズタに切れていたんだよね
俺の身代わりになってくれたのかな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?
https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1416986147/204
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少し前に地獄沢って言われてるスポットにいったんだ
ここは江戸時代にとある村の村人たちが処刑された場所なんだ
ただね、かなり険しい山道を進まないといけないからなかなか行けなかったんだよね
夜に行くとまず戻って来れなくなるようなところ
だから、明るいうちにに行くことにした
道が歩幅しかなくて落ちないようにロープが貼られていたりしたところやほとんど崖のような岩を登ったりした
しばらく進むと白い霧が出てきた
まずいなと俺は思った
霧はどんどん濃くなり、視界が悪くなってくる
これでは、道に迷って帰れなくなるな
そう思って、俺は近くにあった大きな岩に寄りかかって座った
霧が晴れるまで、休むとするか
俺は持ってきたコーヒーを飲みながら休んでいると、人影が見えた
霧が濃いから誰かはわからなかった
その人影の後ろから、別な人影が近づいてきて、後ろから刃物のようなもので切りつけるのがみえた
たくさんの人影が逃げていた、そしてそれを追いかけている人影が刃物で切りつける光景が続いていた
それはまるで地獄のようだったよ
そして、ついに人影がこちらに近づいてきたんだ
まずい、気づかれたのか
逃げようと思ったが、身体が動かなかった
俺は恐怖で目を閉じた
それを見る勇気はなかった
足音が近づいてくる
だか、何故か足音は俺の前を素通りして
遠くへと去っていったんだ
そうだ、ここは逃げ込んだ村人を切り頃した場所だったな
山が俺にその光景を見せたのか
とある村で、村人が年貢を取りに来た役人を頃してしまう事件が起きた
実は、役人に化けた詐欺師が本物の役人が来る前に年貢を横取りしてしまったのが原因らしく、また年貢を取るとは何事だと激怒して本物の役人を頃してしまったんだ
当然、領主は激怒、村に兵士を差し向けて女子供まで全員切り頃したという
その村人たちが逃げてきたのがこの地獄沢だったんだ
で、実は俺、あの時あるお守りを持っていたんだ
こういうところに行く時に何かあると怖いから念のため持ち歩いていたんだ
まあ、お守りっていってもネットをみて自作したもので紙を人の形に切って自分の髪と爪を付けたものなんだが
それがさ、ズタズタに切れていたんだよね
俺の身代わりになってくれたのかな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?
https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1416986147/204
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姉が小学生の頃の体験
2022.01.14 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
41:本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火)11:58:03ID:+1Rkpgs+0
子供の頃って何気なしに不思議なものが見えてたりする事があるじゃないですか。
これは姉がまだ小学生の頃、学校から帰ってる途中でみた事みたいです。
小学生って割りと早い時間帯に帰宅するんだけど、曇り空で薄暗かったそうです。
友達と帰るために、ちょっとだけ遠回りでかえってたそうなんですが、その友達と別れた後、そこから自宅までの途中には竹林に囲まれた細い道があって、小さい祠とか沼とか日光が入りにくいとか、子供が怯えるには十分な要素がつまった道を通らないといけないんです。
姉も嫌々ながら、もっと遠回りをするのも嫌だからと走って通り過ぎようと駆けだしました。
そんなに長い距離ではないのですが、やけに長く感じたようです。(精々300m位)
途中の沼と祠をなるべく見ないように駆け抜けて、大きな道に出る所にあるガードミラーまであと30m位・・・
と、その時に何か凄く嫌な物が道を横切ったのを見て足がすくんでしまいました。
細い獣道みたいなところを凄い速さで横切ったのでハッキリ見たわけではないようですがとにかく嫌な形だったそうです。
姉は全速力で息があがっているところにビックリして息が止まったのでその場で倒れこんでむせていると、急に横の竹林からガサッと音がして凄く臭い臭いがしてきたそうです。
もう姉は怖くて苦しくて怖くて・・・身動き出来ないで意識が朦朧としてきた時に耳元で聞いたそうです。
中年男性みたいな声と一緒に、自分の周りを複数の足音が取り囲んでヒソヒソ囁く声を。
その後姉は気を失って、その後近所の病院で気が付いたみたいですが、髪の毛の一部が色素を失って白くなってしまいました。
その噂が学校中で広まって、その道をキモ試し感覚で行く人たちが増えたりしたようですが、それはまた別の話で。
最近姉が夢でその時のことを第三者的な目線で見たようですが、そこでは竹林から出てきたのは私で
「こいつの家に入ったろ」
と言ってたといって、身に覚えのない怒りをぶつけられました。
なんでやねん。その頃の私はまだ生まれてないってのに。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?168
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1182759124/41
.
子供の頃って何気なしに不思議なものが見えてたりする事があるじゃないですか。
これは姉がまだ小学生の頃、学校から帰ってる途中でみた事みたいです。
小学生って割りと早い時間帯に帰宅するんだけど、曇り空で薄暗かったそうです。
友達と帰るために、ちょっとだけ遠回りでかえってたそうなんですが、その友達と別れた後、そこから自宅までの途中には竹林に囲まれた細い道があって、小さい祠とか沼とか日光が入りにくいとか、子供が怯えるには十分な要素がつまった道を通らないといけないんです。
姉も嫌々ながら、もっと遠回りをするのも嫌だからと走って通り過ぎようと駆けだしました。
そんなに長い距離ではないのですが、やけに長く感じたようです。(精々300m位)
途中の沼と祠をなるべく見ないように駆け抜けて、大きな道に出る所にあるガードミラーまであと30m位・・・
と、その時に何か凄く嫌な物が道を横切ったのを見て足がすくんでしまいました。
細い獣道みたいなところを凄い速さで横切ったのでハッキリ見たわけではないようですがとにかく嫌な形だったそうです。
姉は全速力で息があがっているところにビックリして息が止まったのでその場で倒れこんでむせていると、急に横の竹林からガサッと音がして凄く臭い臭いがしてきたそうです。
もう姉は怖くて苦しくて怖くて・・・身動き出来ないで意識が朦朧としてきた時に耳元で聞いたそうです。
中年男性みたいな声と一緒に、自分の周りを複数の足音が取り囲んでヒソヒソ囁く声を。
その後姉は気を失って、その後近所の病院で気が付いたみたいですが、髪の毛の一部が色素を失って白くなってしまいました。
その噂が学校中で広まって、その道をキモ試し感覚で行く人たちが増えたりしたようですが、それはまた別の話で。
最近姉が夢でその時のことを第三者的な目線で見たようですが、そこでは竹林から出てきたのは私で
「こいつの家に入ったろ」
と言ってたといって、身に覚えのない怒りをぶつけられました。
なんでやねん。その頃の私はまだ生まれてないってのに。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?168
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1182759124/41
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