都市伝説・・・奇憚・・・blog
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T大学山岳部のリーダー
2013.02.08 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
※管理人注:「避難小屋」がすべて「非難小屋」と誤変換されていたためこちらで修正しました。
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:07:06.85 ID:DVIBnR9G0
学生時代、友人が所属していたT大学山岳部に、代々伝わるという話である。
ある年の三月、T大学山岳部は新人三人を連れて、東北のY岳で冬山訓練を行った。
三月といえば、平野ではそろそろ新芽も顔を出し、春の息吹が聞こえ始める季節だが、高山はいまだ深い雪の世界である。
メンバーは新人が三人、リーダーと副リーダーの三年生が二人。
合計五名の雪山山行だった。
先頭に副リーダーが立って、膝まで埋まる雪をラッセルし、真中に新人の三人を挟んでリーダーが隊列の最後尾についた。
新人三人も高校時代から山に通っており、高山ではないが冬山も経験していたので、快調なテンポで五人は雪の尾根を登った。
ところが五合目を過ぎた辺りから灰色の雲が空を覆い始め、六合目を過ぎて雪が舞い始めた。
天気はなおも下るという予報もあったため、パーティは小休止を取り、先に進むかあるいは撤退するか、リーダーと副リーダーがミーティングを行ったが、結局リーダーの判断でこのまま山頂を目指す事になった。
しかし、この後、雪は本降りとなり、八合目を過ぎた頃には猛烈な風も加わり始めて横殴りの吹雪になり、一歩前に進むことも困難な状態に陥ってしまった。
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:07:39.86 ID:DVIBnR9G0
前を歩く部員の姿も確認出来ないようなホワイトアウトに近い状態の中で、リーダーは山頂を目指す決断をしたことに後悔しながらも、前を歩く新人たちに懸命に声を掛けながら前進を続け、周りが暗くなり始めた午後の四時過ぎに何とかY岳の肩にある避難小屋に辿り着いた。
雪に埋まった扉を懸命にこじ開け、先頭を歩いていた副リーダーが雪崩込むように避難小屋の中に飛び込む。
わずかに遅れてふたり目… そして三人目…。
さらに五分ほどして、最後尾を歩いていたリーダーが、全身雪まみれになってが避難小屋に入ってきた。
「あれ? 小泉はどうした? 」
副リーダーが荒い息を吐きながら、防寒着の雪を払っているリーダーに聞いた。
「なに? やつは来ていないのか!? 」
副リーダーの顔を見返して、雪を払っていたリーダーの手が止った。
隊列の四番目、つまりリーダーの前を歩いていたはずの新人の小泉がまだ小屋に着いていないだ。
「ちくしょう!はぐれたか!? 」
そう叫ぶと、リーダーは座る間もなく再びピッケルを手にして小屋を飛び出した。
「俺もいくよ! 」
副リーダーが後を追おうとして腰を上げた。
「おまえは新人達の面倒をたのむ。なあに。ここに着くほんの十分くらい前に後ろから声を掛けて、前に小泉がいる事を確認しているんだ。すぐに見つかるさ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:08:45.76 ID:DVIBnR9G0
そう言って副リーダーを避難小屋に戻し、リーダーは目を開けるのも辛くなるような猛吹雪の中に姿を消した。
避難小屋に残った三人が一言も声を出す事もなく固唾を飲んでいると、二十分程して小屋の入り口でドーンという大きな音がしていきなり扉が開き、吹雪といっしょに白い塊が避難小屋の中に転がり込んできた。
それは新人の小泉だった。肩で荒い息をし、それでも自力で立ち上がり
「すみません。途中で道を逸れてしまったようです」
と荒い息といっしょに吐き出すように副リーダーに言った。
小屋の中にホッとする空気が流れたが、それも一瞬のことだった。
「おまえ、リーダーに会わなかったのか?」
新人のひとりが小泉に聞いた。
「リーダーがどうかしたのか?」
小泉が聞き返す。
「さっき、おまえを探しに飛び出して行ったんだ」
「えっ!?」
ニ重遭難…。
四人の頭に不吉な言葉が浮んだ。
副リーダーと新人のひとりが装備を整えて、小屋の扉をこじ開ける。
ブワァァ~~~ッ!
もの凄い勢いで風と雪が小屋の中に吹き込み、目を開ける事もできない状況だ。
何より小屋の外は、すでに日が落ちかけていた。
「くそう…」
副リーダーは歯を食いしばって小さく唸ると、ゆっくりと小屋の扉を閉めた。
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:07:06.85 ID:DVIBnR9G0
学生時代、友人が所属していたT大学山岳部に、代々伝わるという話である。
ある年の三月、T大学山岳部は新人三人を連れて、東北のY岳で冬山訓練を行った。
三月といえば、平野ではそろそろ新芽も顔を出し、春の息吹が聞こえ始める季節だが、高山はいまだ深い雪の世界である。
メンバーは新人が三人、リーダーと副リーダーの三年生が二人。
合計五名の雪山山行だった。
先頭に副リーダーが立って、膝まで埋まる雪をラッセルし、真中に新人の三人を挟んでリーダーが隊列の最後尾についた。
新人三人も高校時代から山に通っており、高山ではないが冬山も経験していたので、快調なテンポで五人は雪の尾根を登った。
ところが五合目を過ぎた辺りから灰色の雲が空を覆い始め、六合目を過ぎて雪が舞い始めた。
天気はなおも下るという予報もあったため、パーティは小休止を取り、先に進むかあるいは撤退するか、リーダーと副リーダーがミーティングを行ったが、結局リーダーの判断でこのまま山頂を目指す事になった。
しかし、この後、雪は本降りとなり、八合目を過ぎた頃には猛烈な風も加わり始めて横殴りの吹雪になり、一歩前に進むことも困難な状態に陥ってしまった。
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:07:39.86 ID:DVIBnR9G0
前を歩く部員の姿も確認出来ないようなホワイトアウトに近い状態の中で、リーダーは山頂を目指す決断をしたことに後悔しながらも、前を歩く新人たちに懸命に声を掛けながら前進を続け、周りが暗くなり始めた午後の四時過ぎに何とかY岳の肩にある避難小屋に辿り着いた。
雪に埋まった扉を懸命にこじ開け、先頭を歩いていた副リーダーが雪崩込むように避難小屋の中に飛び込む。
わずかに遅れてふたり目… そして三人目…。
さらに五分ほどして、最後尾を歩いていたリーダーが、全身雪まみれになってが避難小屋に入ってきた。
「あれ? 小泉はどうした? 」
副リーダーが荒い息を吐きながら、防寒着の雪を払っているリーダーに聞いた。
「なに? やつは来ていないのか!? 」
副リーダーの顔を見返して、雪を払っていたリーダーの手が止った。
隊列の四番目、つまりリーダーの前を歩いていたはずの新人の小泉がまだ小屋に着いていないだ。
「ちくしょう!はぐれたか!? 」
そう叫ぶと、リーダーは座る間もなく再びピッケルを手にして小屋を飛び出した。
「俺もいくよ! 」
副リーダーが後を追おうとして腰を上げた。
「おまえは新人達の面倒をたのむ。なあに。ここに着くほんの十分くらい前に後ろから声を掛けて、前に小泉がいる事を確認しているんだ。すぐに見つかるさ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 19:08:45.76 ID:DVIBnR9G0
そう言って副リーダーを避難小屋に戻し、リーダーは目を開けるのも辛くなるような猛吹雪の中に姿を消した。
避難小屋に残った三人が一言も声を出す事もなく固唾を飲んでいると、二十分程して小屋の入り口でドーンという大きな音がしていきなり扉が開き、吹雪といっしょに白い塊が避難小屋の中に転がり込んできた。
それは新人の小泉だった。肩で荒い息をし、それでも自力で立ち上がり
「すみません。途中で道を逸れてしまったようです」
と荒い息といっしょに吐き出すように副リーダーに言った。
小屋の中にホッとする空気が流れたが、それも一瞬のことだった。
「おまえ、リーダーに会わなかったのか?」
新人のひとりが小泉に聞いた。
「リーダーがどうかしたのか?」
小泉が聞き返す。
「さっき、おまえを探しに飛び出して行ったんだ」
「えっ!?」
ニ重遭難…。
四人の頭に不吉な言葉が浮んだ。
副リーダーと新人のひとりが装備を整えて、小屋の扉をこじ開ける。
ブワァァ~~~ッ!
もの凄い勢いで風と雪が小屋の中に吹き込み、目を開ける事もできない状況だ。
何より小屋の外は、すでに日が落ちかけていた。
「くそう…」
副リーダーは歯を食いしばって小さく唸ると、ゆっくりと小屋の扉を閉めた。
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ああ それは たぶん わたしの おじさんです/(^o^)\
2013.01.30 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
734 本当にあった怖い名無し sage 2013/01/26(土) 01:22:57.78 ID:quSeY3370
大学生の時、友達と飲みに行ったら変な人に会った。
一瞬こっちを見てぎょっとした顔されたんだけど、すぐに顔をそらし微妙に距離を取りつつチラ見してくる
多分初対面だしおかしいなと思ってこっちから声かけてみたら、知り合いかと思ったがそんな事はなかったぜ!
じろじろ見て本当にごめんなさい失礼しましたすんませんでしたと謝られた。
悪い人じゃなさそうだったんで一緒に飲んだ。
その後仲良くなってたまに遊んだりするようになったんだけど、ある時申し訳なさそうにとんでもない事言われた
実はスーツにネクタイにひらひらフリフリのミニスカートで頭にレースのリボンみたいなのつけたケバい化粧の男が後ろにいる、見た目は完全にヤバイ霊だけど何故か悪い感じがしない。
むしろ人が良さそうな感じで一体何なのかわからない、と。
ああ それは たぶん わたしの おじさんです/(^o^)\
735 本当にあった怖い名無し sage 2013/01/26(土) 01:24:09.21 ID:quSeY3370
超ノリのいい叔父さんが家に泊まりがけで遊びに来た時。
酔った勢いで化粧してヘッドドレスつけてスカートはいて女装ごっこーwwww
とかやって盛り上がりつつそのまま寝た。
そして翌朝起きてすぐに脳溢血で突然倒れそのまま亡くなった。
そのまま、つまり女装ごっこのまんまで。
叔父さんには小さい頃からよく遊んでもらってた。
色々心配してくれたり相談にのってくれたり、本当に良い人だった。
だから死後も気にかけてくれてると思うと嬉しい…んだけど…
あの格好のままらしいのが居た堪れない。
で、今日数年振りにあの霊が見える友人と遭遇したので飲みに行った。
念のため聞いてみたけど叔父さんは色んな意味でそのままらしい。
一度墓前にメイク落しを供えてみたけど効果はなかったようだ。
私には霊感がないようで全く見えないから本当かどうかはわからない。
けどもし本当なら叔父さん何もできずにごめん。
大学生の時、友達と飲みに行ったら変な人に会った。
一瞬こっちを見てぎょっとした顔されたんだけど、すぐに顔をそらし微妙に距離を取りつつチラ見してくる
多分初対面だしおかしいなと思ってこっちから声かけてみたら、知り合いかと思ったがそんな事はなかったぜ!
じろじろ見て本当にごめんなさい失礼しましたすんませんでしたと謝られた。
悪い人じゃなさそうだったんで一緒に飲んだ。
その後仲良くなってたまに遊んだりするようになったんだけど、ある時申し訳なさそうにとんでもない事言われた
実はスーツにネクタイにひらひらフリフリのミニスカートで頭にレースのリボンみたいなのつけたケバい化粧の男が後ろにいる、見た目は完全にヤバイ霊だけど何故か悪い感じがしない。
むしろ人が良さそうな感じで一体何なのかわからない、と。
ああ それは たぶん わたしの おじさんです/(^o^)\
735 本当にあった怖い名無し sage 2013/01/26(土) 01:24:09.21 ID:quSeY3370
超ノリのいい叔父さんが家に泊まりがけで遊びに来た時。
酔った勢いで化粧してヘッドドレスつけてスカートはいて女装ごっこーwwww
とかやって盛り上がりつつそのまま寝た。
そして翌朝起きてすぐに脳溢血で突然倒れそのまま亡くなった。
そのまま、つまり女装ごっこのまんまで。
叔父さんには小さい頃からよく遊んでもらってた。
色々心配してくれたり相談にのってくれたり、本当に良い人だった。
だから死後も気にかけてくれてると思うと嬉しい…んだけど…
あの格好のままらしいのが居た堪れない。
で、今日数年振りにあの霊が見える友人と遭遇したので飲みに行った。
念のため聞いてみたけど叔父さんは色んな意味でそのままらしい。
一度墓前にメイク落しを供えてみたけど効果はなかったようだ。
私には霊感がないようで全く見えないから本当かどうかはわからない。
けどもし本当なら叔父さん何もできずにごめん。
事故死した嫁さん
2013.01.30 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
931 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/25(金) 20:15:30.71 ID:3KAN41FU (1/3)
事故死した嫁さんの幽霊が出て来た事
それが透けてもなくてごく普通に生きてる人間みたいだった事
こういう幻覚を数ヶ月も見つつ普通に暮らしてた事
病院に行ったら見れなくなると思って必死で隠してた事
934 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/25(金) 20:22:20.25 ID:3KAN41FU (2/3)
ことことうるさかったなすまんw
今は全然だわ
もう10年くらい前の話だしな
940+2 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/25(金) 23:08:49.35 ID:3KAN41FU (3/3)
普通に暮らすしかなかったからなー
俺が見てる嫁さんは幻覚なんだって自覚はあったから
なんてかほんと、やもめ男の普通の生活を送るしかなかった
会話は出来なかったし、俺の言ってる事に特に反応もなかった
基本はにこにこしながら棒立ちで俺を見てるだけだけだったよ
一度だけ飯食ってる俺の前に、生きてる時みたいに座ってた
これは嬉しすぎて泣けて、飯食えないくらい号泣してしまったら
そのせいだろうなー二度とそういう事はなかったな
この辺が幻覚ってか俺の想像力の限界だったみたいだw
943+1 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/26(土) 00:39:39.51 ID:f3tdiaOM
うん、悪くなかったどころかそれがあったから
会社も行けたし生活もちゃんとしていけたんだ
幻覚の嫁さんの笑顔見てたら自堕落な事は出来なかったよ
まだ新婚でかっこ付けてる時期だったしなw
変に気持ち悪がられないのが嬉しいよ、ありがとな
あと、嫁さんが成仏したんだろうって書いてくれた奴もありがとう
事故死した嫁さんの幽霊が出て来た事
それが透けてもなくてごく普通に生きてる人間みたいだった事
こういう幻覚を数ヶ月も見つつ普通に暮らしてた事
病院に行ったら見れなくなると思って必死で隠してた事
934 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/25(金) 20:22:20.25 ID:3KAN41FU (2/3)
ことことうるさかったなすまんw
今は全然だわ
もう10年くらい前の話だしな
940+2 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/25(金) 23:08:49.35 ID:3KAN41FU (3/3)
普通に暮らすしかなかったからなー
俺が見てる嫁さんは幻覚なんだって自覚はあったから
なんてかほんと、やもめ男の普通の生活を送るしかなかった
会話は出来なかったし、俺の言ってる事に特に反応もなかった
基本はにこにこしながら棒立ちで俺を見てるだけだけだったよ
一度だけ飯食ってる俺の前に、生きてる時みたいに座ってた
これは嬉しすぎて泣けて、飯食えないくらい号泣してしまったら
そのせいだろうなー二度とそういう事はなかったな
この辺が幻覚ってか俺の想像力の限界だったみたいだw
943+1 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2013/01/26(土) 00:39:39.51 ID:f3tdiaOM
うん、悪くなかったどころかそれがあったから
会社も行けたし生活もちゃんとしていけたんだ
幻覚の嫁さんの笑顔見てたら自堕落な事は出来なかったよ
まだ新婚でかっこ付けてる時期だったしなw
変に気持ち悪がられないのが嬉しいよ、ありがとな
あと、嫁さんが成仏したんだろうって書いてくれた奴もありがとう
猫が帰ってきた。
2013.01.29 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
178 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/01/26(土) 20:55:56.36 ID:a6eE8vlP0
昔、飼ってた猫がお盆の日に帰ってきた。
大層可愛がってたからチビ(猫の名前)どこ行ってたの?
よく帰ってきたね!とか言いながらものすごく喜んでいた
ひなたぼっこをしてるチビ
足にすりよってくるチビ嬉しいと喉をならすチビ
しかし…不思議な事に気がついた
チビが行方不明になってもう十年程になるのに…
しかも行方不明になった頃のチビの年齢は十二才は越えていたはず。
私は悟ったが何も言わずにチビを撫でて可愛がっていた。
そして、15日、足にすり寄ってきたチビを撫でた。ゴロゴロ喉を鳴らすチビ
ふと耳をたてて辺りを見渡すチビ
…もう行くんだね
するとチビは一声鳴くとまたどこかへ去っていった。
お盆の頃に猫も帰ってくるなんて知らなかった
また会えたらいいな
昔、飼ってた猫がお盆の日に帰ってきた。
大層可愛がってたからチビ(猫の名前)どこ行ってたの?
よく帰ってきたね!とか言いながらものすごく喜んでいた
ひなたぼっこをしてるチビ
足にすりよってくるチビ嬉しいと喉をならすチビ
しかし…不思議な事に気がついた
チビが行方不明になってもう十年程になるのに…
しかも行方不明になった頃のチビの年齢は十二才は越えていたはず。
私は悟ったが何も言わずにチビを撫でて可愛がっていた。
そして、15日、足にすり寄ってきたチビを撫でた。ゴロゴロ喉を鳴らすチビ
ふと耳をたてて辺りを見渡すチビ
…もう行くんだね
するとチビは一声鳴くとまたどこかへ去っていった。
お盆の頃に猫も帰ってくるなんて知らなかった
また会えたらいいな
着物の少女
2013.01.28 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
772 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:17:06 ID:amlXWpEo0
毎年夏、俺は両親に連れられて祖母の家に遊びに行っていた。
俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、田んぼと畑と雑木林ばかりが広がるかなりの田舎だった。
同年代の子があまりいなくて、俺は祖母の家に行くと、いつも自然の中を一人で駆け回っていた。それなりに楽しかったのだが、飽きることもままあった。
小学校に上がる前の夏のこと。
俺は相変わらず一人で遊んでいたが、やはり飽きてしまっていつもは行かなかった山の方へ行ってみることにした。祖母や親に、山の方は危ないから言っちゃダメと言われていて、それまで行かなかったのだが、退屈にはかなわなかった。
家から歩いて歩いて山の中に入ると、ちょっとひんやりしていて薄暗く、怖い感じがした。それでもさらに歩いていこうとすると、声をかけられた。
「一人で行っちゃだめだよ」
いつから居たのか、少し進んだ山道の脇に、僕と同じくらいの背丈で髪を適当に伸ばした女の子が立っていた。その子は着物姿で、幼心に変わった子だなと思った。
「なんで駄目なの?」
「危ないからだよ。山の中は一人で行っちゃ駄目だよ。帰らなきゃ」
「嫌だよ。せっかくここまで来たんだもん。戻ってもつまらないし」
俺はその子が止めるのを無視していこうとしたが、通りすぎようとしたときに手をつかまれてしまった。その子の手は妙に冷たかった。
「……なら、私が遊んであげるから。ね? 山に行っちゃ駄目」
「えー……うん。わかった……」
元々一人遊びに飽きて山に入ろうと思い立ったので、女の子が遊んでくれると言うなら無理に行く必要もなかった。
その日から、俺とその女の子は毎日遊んだ。いつも、出会った山道のあたりで遊んでいたので、鬼ごっことか木登りとかがほとんどだった。たまに女の子がお手玉とかまりとかを持って来て、俺に教え込んで遊んだ。
774 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:18:04 ID:amlXWpEo0
「健ちゃん、最近何して遊んでんだ?」
「山の近くで女の子と遊んでる」
「女の子? どこの子だ?」
「わかんない。着物着てるよ。かわいいよ」
「どこの子だろうなあ……名前はなんつうんだ?」
「……教えてくれない」
実際その子は一度も名前を教えてくれなかった。祖母も親も、その子がどこの子かわからないようだった。
とりあえず村のどっかの家の子だろうと言っていた。
その夏は女の子と何度も遊んだけど、お盆を過ぎて帰らなきゃならなくなった。
「僕明日帰るんだ」
「そうなんだ……」
「あのさ、名前教えてよ。どこに住んでるの? また冬におばあちゃんちに来たら、遊びに行くから」
女の子は困ったような何とも言えない顔をしてうつむいていたが、何度も頼むと口を開いてくれた。
「……名前は○○。でも約束して。絶対誰にも私の名前は言わないでね。……遊びたくなったら、ここに来て名前を呼んでくれればいいから」
「……わかった」
年末に祖母の家に来た時も、僕はやはり山に行った。名前を呼ぶと、本当に女の子は来てくれた。
冬でも着物姿で寒そうだったが、本人は気にしていないようだった。
「どこに住んでるの?」「今度僕のおばあちゃんちに遊びに来ない?」
などと聞いてみたが、相変わらず首を横に振るだけだった。
そんな風に、祖母のうちに行った時、俺はその女の子と何度も遊んで、それが楽しみで春も夏も冬も、祖母の家に長く居るようになった。
女の子と遊び始めて三年目、俺が小二の夏のことだった。
「多分、もう遊べなくなる……」
いつものように遊びに行くと、女の子が突然言い出した。
「何で?」
「ここに居なくなるから」
「えー、やだよ……」
引越しか何かで居なくなるのかなと思った。
自分が嫌がったところでどうにかなるものでもないとさすがにわかっていたが、それでもごねずには居られなかった。
(続きは『続きを読む』をクリック)
毎年夏、俺は両親に連れられて祖母の家に遊びに行っていた。
俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、田んぼと畑と雑木林ばかりが広がるかなりの田舎だった。
同年代の子があまりいなくて、俺は祖母の家に行くと、いつも自然の中を一人で駆け回っていた。それなりに楽しかったのだが、飽きることもままあった。
小学校に上がる前の夏のこと。
俺は相変わらず一人で遊んでいたが、やはり飽きてしまっていつもは行かなかった山の方へ行ってみることにした。祖母や親に、山の方は危ないから言っちゃダメと言われていて、それまで行かなかったのだが、退屈にはかなわなかった。
家から歩いて歩いて山の中に入ると、ちょっとひんやりしていて薄暗く、怖い感じがした。それでもさらに歩いていこうとすると、声をかけられた。
「一人で行っちゃだめだよ」
いつから居たのか、少し進んだ山道の脇に、僕と同じくらいの背丈で髪を適当に伸ばした女の子が立っていた。その子は着物姿で、幼心に変わった子だなと思った。
「なんで駄目なの?」
「危ないからだよ。山の中は一人で行っちゃ駄目だよ。帰らなきゃ」
「嫌だよ。せっかくここまで来たんだもん。戻ってもつまらないし」
俺はその子が止めるのを無視していこうとしたが、通りすぎようとしたときに手をつかまれてしまった。その子の手は妙に冷たかった。
「……なら、私が遊んであげるから。ね? 山に行っちゃ駄目」
「えー……うん。わかった……」
元々一人遊びに飽きて山に入ろうと思い立ったので、女の子が遊んでくれると言うなら無理に行く必要もなかった。
その日から、俺とその女の子は毎日遊んだ。いつも、出会った山道のあたりで遊んでいたので、鬼ごっことか木登りとかがほとんどだった。たまに女の子がお手玉とかまりとかを持って来て、俺に教え込んで遊んだ。
774 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:18:04 ID:amlXWpEo0
「健ちゃん、最近何して遊んでんだ?」
「山の近くで女の子と遊んでる」
「女の子? どこの子だ?」
「わかんない。着物着てるよ。かわいいよ」
「どこの子だろうなあ……名前はなんつうんだ?」
「……教えてくれない」
実際その子は一度も名前を教えてくれなかった。祖母も親も、その子がどこの子かわからないようだった。
とりあえず村のどっかの家の子だろうと言っていた。
その夏は女の子と何度も遊んだけど、お盆を過ぎて帰らなきゃならなくなった。
「僕明日帰るんだ」
「そうなんだ……」
「あのさ、名前教えてよ。どこに住んでるの? また冬におばあちゃんちに来たら、遊びに行くから」
女の子は困ったような何とも言えない顔をしてうつむいていたが、何度も頼むと口を開いてくれた。
「……名前は○○。でも約束して。絶対誰にも私の名前は言わないでね。……遊びたくなったら、ここに来て名前を呼んでくれればいいから」
「……わかった」
年末に祖母の家に来た時も、僕はやはり山に行った。名前を呼ぶと、本当に女の子は来てくれた。
冬でも着物姿で寒そうだったが、本人は気にしていないようだった。
「どこに住んでるの?」「今度僕のおばあちゃんちに遊びに来ない?」
などと聞いてみたが、相変わらず首を横に振るだけだった。
そんな風に、祖母のうちに行った時、俺はその女の子と何度も遊んで、それが楽しみで春も夏も冬も、祖母の家に長く居るようになった。
女の子と遊び始めて三年目、俺が小二の夏のことだった。
「多分、もう遊べなくなる……」
いつものように遊びに行くと、女の子が突然言い出した。
「何で?」
「ここに居なくなるから」
「えー、やだよ……」
引越しか何かで居なくなるのかなと思った。
自分が嫌がったところでどうにかなるものでもないとさすがにわかっていたが、それでもごねずには居られなかった。
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