都市伝説・・・奇憚・・・blog
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いつもいつもすみませんね
2015.09.03 (Thu) | Category : 誰も信じない人へ
337:本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火)18:17:10.15ID:jQRuhlpl0
この前の日曜日、妻とホームセンターに行った。
車から降りて店の出入り口に向かう途中、台車に乗せた荷物を車の荷台に載せようとしているじいちゃんがいた。
「よーっこらせ!!」
とかけ声をかけて持ち上げる。
が、耐えきれないらしく台車に戻す。
ばあちゃんがそれを見守っていた。
1袋20kgだったかな?セメントだった。それが2袋。
自分が代わりに荷台に積んでやった。
1袋目を積み込む際に、ばあちゃんが
「いつもいつもすみませんね。」
と言った。
(いや自分店員じゃねーから)とちょっと可笑しくなりながら2袋積み終えて店内へ。
妻に
「あのばーちゃん、自分のこと店員さんだと思ったのかな。こんなカッコ(普段着)してるのに。」
と言ったら、妻が少し間をおいて、
「あの人、○○(自分)がよく夢に出てきたって言ってたおばあちゃんみたいだったね。」
と、ちょっとこわばった顔で答えた。
夢に出てくるばあちゃんは、額の真ん中にほくろがあって、なんて言うか、自分のイメージ的にウルトラ警備隊みたいな変わったブローチのようなバッジのようなものを付けている。
シチュエーションは毎回違って、地下鉄のようなところから道路に出る階段だったり、船に乗るところだったり、横断歩道を渡るところだったり。
必ずばあちゃんが荷物を持っていて、自分がそれを持ってやる。
「この前話したばあちゃん、また夢に出てきた。」
というのを何回も妻に話していて、ばあちゃんの姿形を結構妻に説明していたんだ。
こんなに何回も出てくるのは、子供の頃に何度も顔を見ていた近所のばあちゃんか親戚のばあちゃんなのかなー、みたいな話を妻としていた。
自分はじいちゃんの事もばあちゃんの事もろくに見ていなかったので判らなかったが、妻が言うにはそのばあちゃん、自分が説明した感じを妻なりにイメージした姿そのものだったらしい。
それを聞いたとき、
「いつもいつもすみませんね。」
の言葉を思い出して、ちょっと複雑なほんのりだった。
338:本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火)19:07:36.71ID:vqTrMDhM0
おー、素晴らしいほんのりだった
(管理人注:スレは『ほんのりと怖い話スレ その97』です。)
この前の日曜日、妻とホームセンターに行った。
車から降りて店の出入り口に向かう途中、台車に乗せた荷物を車の荷台に載せようとしているじいちゃんがいた。
「よーっこらせ!!」
とかけ声をかけて持ち上げる。
が、耐えきれないらしく台車に戻す。
ばあちゃんがそれを見守っていた。
1袋20kgだったかな?セメントだった。それが2袋。
自分が代わりに荷台に積んでやった。
1袋目を積み込む際に、ばあちゃんが
「いつもいつもすみませんね。」
と言った。
(いや自分店員じゃねーから)とちょっと可笑しくなりながら2袋積み終えて店内へ。
妻に
「あのばーちゃん、自分のこと店員さんだと思ったのかな。こんなカッコ(普段着)してるのに。」
と言ったら、妻が少し間をおいて、
「あの人、○○(自分)がよく夢に出てきたって言ってたおばあちゃんみたいだったね。」
と、ちょっとこわばった顔で答えた。
夢に出てくるばあちゃんは、額の真ん中にほくろがあって、なんて言うか、自分のイメージ的にウルトラ警備隊みたいな変わったブローチのようなバッジのようなものを付けている。
シチュエーションは毎回違って、地下鉄のようなところから道路に出る階段だったり、船に乗るところだったり、横断歩道を渡るところだったり。
必ずばあちゃんが荷物を持っていて、自分がそれを持ってやる。
「この前話したばあちゃん、また夢に出てきた。」
というのを何回も妻に話していて、ばあちゃんの姿形を結構妻に説明していたんだ。
こんなに何回も出てくるのは、子供の頃に何度も顔を見ていた近所のばあちゃんか親戚のばあちゃんなのかなー、みたいな話を妻としていた。
自分はじいちゃんの事もばあちゃんの事もろくに見ていなかったので判らなかったが、妻が言うにはそのばあちゃん、自分が説明した感じを妻なりにイメージした姿そのものだったらしい。
それを聞いたとき、
「いつもいつもすみませんね。」
の言葉を思い出して、ちょっと複雑なほんのりだった。
338:本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火)19:07:36.71ID:vqTrMDhM0
おー、素晴らしいほんのりだった
(管理人注:スレは『ほんのりと怖い話スレ その97』です。)
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会議を開いてくれるご先祖様
2015.08.22 (Sat) | Category : 誰も信じない人へ
858:可愛い奥様:2012/11/29(木)13:05:38.07ID:NO6YYxeb0
長文失礼。
自分の話で何だけど、今年の夏に難病にかかってしまい、3ヶ月程入院しました。
入院する数ヶ月前から凄く具合が悪くて、ほとんど食事も摂れない状態で。
検査漬けの結果、とある難病と診断され。
もう2度と治らない、と宣告され酷く絶望的な気持ちになりました。
体は勿論だけど、精神的にかなりきつくて。
治療の副作用で3日3晩、40度を超える高熱を3回出しました。
自分でも「もうだめかな?」と覚悟した時、祖母が迎えに来てくれました。
祖母は
「可哀想に、こんなに苦しい思いをして。ばあちゃんと一緒に行こう」
と私を抱き抱えてどこかに行きました。
その後意識が途切れて、私の意識は高い窓のような所から、座敷と思われる風景を見ていました。
映画の犬神家に出てきたような古い座敷で、2~30人程の老人が会議のような物?を開いているようでした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
長文失礼。
自分の話で何だけど、今年の夏に難病にかかってしまい、3ヶ月程入院しました。
入院する数ヶ月前から凄く具合が悪くて、ほとんど食事も摂れない状態で。
検査漬けの結果、とある難病と診断され。
もう2度と治らない、と宣告され酷く絶望的な気持ちになりました。
体は勿論だけど、精神的にかなりきつくて。
治療の副作用で3日3晩、40度を超える高熱を3回出しました。
自分でも「もうだめかな?」と覚悟した時、祖母が迎えに来てくれました。
祖母は
「可哀想に、こんなに苦しい思いをして。ばあちゃんと一緒に行こう」
と私を抱き抱えてどこかに行きました。
その後意識が途切れて、私の意識は高い窓のような所から、座敷と思われる風景を見ていました。
映画の犬神家に出てきたような古い座敷で、2~30人程の老人が会議のような物?を開いているようでした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
立川市の砂川町在住の「○島」さん
2015.08.16 (Sun) | Category : 誰も信じない人へ
875:底名無し沼さん:2014/11/08(土)10:38:00.05ID:fTzvzT+4.net
知人に「○島」さんというおじいさんがいる。
もう、70を越えた人で、立川市の砂川町という所の代々の農家だ。
○島さんは青年のころ、よく多摩川につりに行った。
ある時、とてもよく釣れた日があって夢中になって時を忘れ、日暮れになってしまった。
薄暗くなっただれもいない川原を急ぎ足で歩いてくると、行く手にだれかいる。
暗闇を透かしてみると、白い着物を着たきれーな娘さんだった。
(はは~ん)
と○島さんは思った。
(こりゃ、キツネだな)。
理由は娘さんの着物の柄が見えないこと。
キツネは人を化かすとき、化かすのに手一杯で、着物の柄にまで手がまわらないのだそうだ。
(魚籠の中の魚が目当てだろう)
と目の端で追いながら脇を通り過ぎると、あんのじょうパッと消えた。
876:底名無し沼さん:2014/11/08(土)10:39:25.47ID:fTzvzT+4.net
○島さんは気にもしないで家に向かったが、道々、どうも何か付いてくる気がする。
(しつこいヤツだ)
と思って、釣竿を逆手に持って、肩から背中をはらうようにブンブン振り回しながら家に着き、あがりがまちを上がるか上がらないかの時、サラサラと着物のすれる音がして、見えない何かが仏間に入った。
(????)
不思議に思って、のぞいてみたがだれもいない。
さてはあのキツネのヤツ、とばかりに魚籠を確認したが魚は一匹も盗られていなかった。
(へんなこともあるものだ)
と思い、夕飯のときに家族のみんなに話したが、みんな
「キツネに化かされたんだ」
とわらうばかりで、本気にしてくれない。
ただ、お祖父さんだけは、
「それは○島のご先祖様か、縁のある人かもしれない。仏間に入ったのなら、キツネではない。ひょっとしたら、怪我や病気、火事などの『変事』の知らせかもしれない。○○(○島さんのこと)を始めとして、よくよく用心するように」
と言った。
○島さんの家ではその言葉どおり、戸締りや灯明のとりあつかいにまで気を配った。
そして変事は起きなかったそうだ。
知人に「○島」さんというおじいさんがいる。
もう、70を越えた人で、立川市の砂川町という所の代々の農家だ。
○島さんは青年のころ、よく多摩川につりに行った。
ある時、とてもよく釣れた日があって夢中になって時を忘れ、日暮れになってしまった。
薄暗くなっただれもいない川原を急ぎ足で歩いてくると、行く手にだれかいる。
暗闇を透かしてみると、白い着物を着たきれーな娘さんだった。
(はは~ん)
と○島さんは思った。
(こりゃ、キツネだな)。
理由は娘さんの着物の柄が見えないこと。
キツネは人を化かすとき、化かすのに手一杯で、着物の柄にまで手がまわらないのだそうだ。
(魚籠の中の魚が目当てだろう)
と目の端で追いながら脇を通り過ぎると、あんのじょうパッと消えた。
876:底名無し沼さん:2014/11/08(土)10:39:25.47ID:fTzvzT+4.net
○島さんは気にもしないで家に向かったが、道々、どうも何か付いてくる気がする。
(しつこいヤツだ)
と思って、釣竿を逆手に持って、肩から背中をはらうようにブンブン振り回しながら家に着き、あがりがまちを上がるか上がらないかの時、サラサラと着物のすれる音がして、見えない何かが仏間に入った。
(????)
不思議に思って、のぞいてみたがだれもいない。
さてはあのキツネのヤツ、とばかりに魚籠を確認したが魚は一匹も盗られていなかった。
(へんなこともあるものだ)
と思い、夕飯のときに家族のみんなに話したが、みんな
「キツネに化かされたんだ」
とわらうばかりで、本気にしてくれない。
ただ、お祖父さんだけは、
「それは○島のご先祖様か、縁のある人かもしれない。仏間に入ったのなら、キツネではない。ひょっとしたら、怪我や病気、火事などの『変事』の知らせかもしれない。○○(○島さんのこと)を始めとして、よくよく用心するように」
と言った。
○島さんの家ではその言葉どおり、戸締りや灯明のとりあつかいにまで気を配った。
そして変事は起きなかったそうだ。
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