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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.27 (Wed) Category : 

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孫のために

2009.01.05 (Mon) Category : 誰も信じない人へ

324 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 10:29:58 ID:C6fu2pSYO
別のとこで書いた話の後日談?っぽくてそっちのスレよりこっちの方があってるっぽいから投下させてもらう。

ばあちゃんが死んで、通夜の日の夜のこと。
母親と交代してばあちゃんの遺体の側でばあちゃんの遺品を整理してたら名前を呼ばれた気がした。

何となく遺体の方を振り向いたらばあちゃんの遺体の前に死んだはずのばあちゃんが正座してる。
えっ?と思ってみてたら俺が持ってたばあちゃんの鞄を指差してニコニコ笑った。

鞄を探ると、ばあちゃんの通帳ともう一冊、俺名義の通帳。
俺が顔を上げたらもうそこにばあちゃんはいなかった。

居間で夜食をとってた姉ちゃんにさっきのことを話して通帳を見せると、姉ちゃんがボロボロ泣き出して
「ばあちゃんね、アンタにバイクを買ってやりたいんだって年金の中から貯金してたんだよ」
その言葉に通帳を開けば残高8万。

バイク買うには全然足りない。
おまけに、俺は自分の貯金で新しいバイクを買ったばかりだった。

けど、俺のためにと年金を貯めてくれてるばあちゃんの姿が頭に浮かんできて、俺は子供みたいに泣いた。
昨日のことだ。


325 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 17:25:40 ID:sBOqIi85O
>>324
ええ話やないか・・・(つД`)


326 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 18:48:40 ID:MLvLhskW0
>>324
年金の中から、コツコツ貯めてくれたんだねぇ。
ばあちゃんの8万、次のバイク買う時に足して買えばいい。
ばあちゃん、喜ぶよ。


327 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 21:07:42 ID:El9FXgaE0
>>324
バイクのことはよくわからんけども、せっかくだから
ヘルメットとかお守りとか救急セットとか保険とか、
なにか身を守るものを買うと良いと思う。

安全運転で元気なのが一番の孝行な。


328 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 21:14:55 ID:ulBQUUb70
>>327
まちがっても改造パーツなど買わぬように。
ばあちゃんトホホ・・・


331 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 23:31:00 ID:C6fu2pSYO
前のバイクで事故って鎖骨骨折した時には病院で大泣きされて
「二度とバイクなんか乗らんでくれ」
って言われたけど、それでもこりずにバイク乗ってたからまさかばあちゃんが…って思ったよ。

唯一の男孫だったからすげー可愛がってくれた。
心臓の病気で入院してからあんまり見舞い行けなかったのにばあちゃんは最後の最後まで優しいばあちゃんだった。

せめて俺が嫁さん貰うまでは生きてて欲しかった…。

ばあちゃん、ばあちゃんが残してくれた金は大切に使うな。
新しいメット買って晴れた日には自慢の愛車と一緒に会いに行くよ。
ばあちゃんが好きだったおはぎを持って、さ。


 








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様子を見に来た?

2009.01.01 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

先日、兄が事故で他界しました
そのお通夜のときのことです
 
式場でお通夜をし、他の家族は泊まるのですが私は子供がいるため帰る準備していました
そこに「ピンポーン」とインターホンがなり、私と姉だけが反応しました(みんな酔っていました)

(インターホンは夜間の来客の為に備え付けてあるものです)

やたら小さい音だったしカメラ付なのに何も映っていなくておかしいなとは思ったのですが来客の予定があったので
「は~い」
と受話器をとりましたが返答もなくカメラも何も写さず

あれ?と思い姉が入り口まで見にいきましたが誰もいない
確かになったよね~と顔を見合わせふと時計を見ると22時21分

兄の死亡推定時刻が23時なのですが溺死のため大幅に誤差があるそうでこの時間だったのかな~となんのなく思いました

その2、3日後、仕事から帰宅すると家の中がむわぁと暖かい
何か消し忘れた?と慌てて家の中を一通りみましたが何ともありませんでした

そういえばその日の昼間、家族と兄の話をしていて兄とは2年くらい直接的なかかわりの無いので
「お兄ちゃん、私が引っ越したことすら知らないんじゃない?w」
と話していたのを思い出しました

あぁ、みにきたんだなぁと涙ぐんでしまいました

お兄ちゃん、ちぃはお兄ちゃんのこと大好きでした
だらしの無い人だったけど友だちはすごく多かったね
今度は声を聞かせて
その声が特に好きだった
またカラオケ一緒に行きたかった
すごく残念でならないです


 








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桜の咲く頃

2008.12.31 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

桜が咲くと思い出す。優しかったお婆ちゃん。

私には大好きなお婆ちゃんがいた。小さい頃からとても可愛いがってくれた。
いろんな所へ連れてってくれたり、おいしい料理を作ってくれたり。
両親の仲が悪くて毎日泣いていた時もいつも優しく頭をなでてくれた。

高校生の時、お婆ちゃんは病気になった。言葉も話せない、食事もトイレも一人じゃできなくなった。
いつからか私の事すら忘れてしまった。それでも私は毎日世話をしていた。
言葉を教えたり、歩く練習をしたり、大変だった。
 
でもお婆ちゃんの笑顔を見るたび疲れなんて飛んでしまう。病気になって初めて話した言葉が教えてなかった私の名前だった。お婆ちゃんの名前は教えてもすぐ忘れてしまうのに。

しかし、両親の離婚からお婆ちゃんに2度と会うことが出来なくなってしまった。
病気の事もあるし、すごく心配で会いたかった。せめて死に際には会いたいと思ってた。しかし、その願いは叶わなかった。

お婆ちゃんは亡くなったと聞かされた。
悲しくてしばらく泣いていた。もう二度と優しく笑いかけるお婆ちゃんの笑顔を見る事が出来なと思うと悲しかった。

数年後のある日、夢を見た。
桜の満開になった公園。春になるとお婆ちゃんと来ていた場所だった。
お婆ちゃんの車椅子を押しながら散歩してた。あの頃と変わらず優しく私に微笑みかけている。

そしてこう言った
「おめでとう。○ちゃんは優しいから幸せになれるよ」
そこで目が覚めた。その日は私の結婚式の日だったからお婆ちゃんが会いにきてくれたのだと思って嬉しくなった。
そしてその瞬間に私は思い出した。あの日の出来事。

あの夢は昔の出来事だと言うことを。
あの公園で夢と同じ桜が満開の頃、ろくに話せないはずのお婆ちゃんが
「おめでとう。○ちゃんは優しいから幸せになれるよ」
と言ってたのだ。
その頃は高校生だったからおめでとうの意味がわからなかったが、今になってやっとわかった。

ありがとうお婆ちゃん。お婆ちゃんの笑顔は忘れないよ。ずっとずっと、お婆ちゃんのことは忘れないよ。
おばあちゃんも天国で幸せにね


 








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