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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.26 (Tue) Category : 

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お手伝いさん

2009.06.07 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

オレって出張マッサージを生業にしているのだけど10何年か前のこと

名前をいえば誰でも知ってる会社の会長さんのお宅に仕事でお伺いした時の事
いつもの様に呼び鈴を押して返事を待っていた所 絣?の着物を着たお手伝いさんが門から出て来て 手招きをして
「こちらの居間へどうぞ」
と居間に通されソファに腰掛けていたらそこの奥様が来てビックリした様子で
「どうやって家に入ったの?」
と聞いてきたので

お手伝いさんに案内されましたが 
と言ったら
「家にはお手伝いは居ない」ときたので。

こういう感じの人でしたよと説明した後に奥様がいきなり
「ああ・・また出たのね~」

死んでも尽くしているお手伝いさんに感動してしまった

お手伝いさんの幽霊の後日談ですがあの後で。
そのお宅の旦那さんが奥様からお手伝いさんの話を聞いて
「まだ逝ってないのか、解った」
となり、お手伝いさんが眠る墓地に赴いて墓前に線香と花を添えてから、
「もう向うに逝きなさい お前は充分に働いてくれたじゃないか」
との言葉をかけて墓地を後にしたのでした。

次の日の夜中 旦那さんの枕元にお手伝いさんが正座して
「お坊ちゃま お世話になりました これからアチラに参ります」
と頭を下げてきえたそうです

その話を後で奥様から伺い
「もう出ませんよ」
と言われたときは一抹の寂しさを感じてしまいました

死後の世界があるのかどうだか解らないけど人の思いはこの世に残るものですね


 








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ぬこ好き

2009.06.06 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

335 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 05:44:08 ID:PjseVwRaO

信じられないだろうが、今体験したばかりなので興奮覚めやらぬ内に記す。
昨日から寒い夜が続いていたので俺はベッドに猫(♀三歳・名前はシルモンド)を引っ張りこんで寝ていた。
約二時間ほど前、大体深夜三時くらいに俺は金縛りにあった。

ベッドのすぐ横に女が立っていた。
顔の右上が弾け飛んだザクロみたいにグチャグチャになっていて、残った左目がすごい殺気と怨念をはらんでいて、ぶっちゃけもう心臓止まりそうだった。
必死にお経を唱えるが女は全然平気。

シルモンドが追い払ってくれるかと期待したいが、いかんせん日頃の愚猫ぶりでは無理だろう。
そうこうしてるうちに女がゆっくり俺の首に手をかけてきた、妙に湿った感触と原色ピンクのマニキュアが生々しく、マジに死を覚悟した。

ぐいぐいと絞められて意識が白む、もうダメ、と思ったとき少し手の力が弛んだ。
うっすらと女をチラ見すると女の視線が俺の脇に注がれてる。

そこはシルモンドの定位置だ。シルモンドが起きた?でかしたシルモンド!はやく追っ払え!とすがるがどうも違うらしい。
女はチラチラとシルモンドを見ながら俺の首締めを再開。
しかし明らかに身が入ってないらしく全然力が弱い。
挙げ句に片手を離してシルモンドをナデ始めた気配。

女の顔はもう完全に猫に向いているし、妙にニコニコしてる。
お義理で俺の首に置いてた右手(シルモンドに気付いてからは絞めるってよりは置く感じ)もシルモンドに向かい何やら肉球を触って遊んでいるような仕草。

俺はほったらかしにされ、ホッとしつつ金縛りのまま二時間。
女は何時の間にかいなくなってました。
本当についさっきの出来事です。

信じられない。
今まで築いた価値観が崩れるような気がする。
今まで心霊現象に遭遇した経験のない俺は昨日の事は夢だと言い聞かせて忘れるつもりだった。
起きたときにシルモンドが少し湿ってたのも気のせいだと決め付けた。
だがやはり怖いものは怖い。

今日は一階の客間で寝ることにした。
「今日は私がシルモと一緒に寝るのー!」
と駄々をこねる中学生の妹を蹴り倒してシルモンドを確保しつつ眠りにつく。
が、寝れない。

またあの女が来たらどうしよう?もしシルモンドが目当てなら妹に押しつけといた方が良かったのでは?
などと考えながらビクビクしてるうちに時計は三時を回った。

つい先程の事だった、二階から
「ヴヴォゥホゥオオォォォーーッ!」
と野獣のような咆喉が二階から!
間違いない、姉だ。

慌てて部屋に行くと姉は般若のような顔でメロンパンを振り回していた
落ち着くのを待って話を聞くと―

課題のレポートを書いていた姉は三時のおやつ(夜光性の姉は昼と深夜の二回、必ずおやつにメロンパンを摂取する)に大好物のメロンパンにウキウキとかぶりつこうとした瞬間に金縛りになった。
霊感が弱い姉だが、その時ばかりはなんとも言えぬ嫌な気配を感じたという。

机の横の姿見を見るとピンクのワンピースを着た長髪の女が立っていた。
女はふらふらと部屋を徘徊したりベッドをぽふぽふ触ったり、何かを探しているようだったと姉は語る。
気性の激しい姉は段々とムカついてくる『メロンパンタイムを邪魔したうえに金縛っといてシカトかよっ!』と。
姉は子供の頃、襲ってきた野犬を殴り殺しかけた程の兵(つわもの)。

気合い至上主義者の姉は金縛りなど気合いで粉砕せんと前述のオタケビをあげた。
女はビックーン!と肩を縮め姉を怯えた目で振り返った、そこへ飛び掛かった姉は振りかぶったメロンパンを叩きつける!…という話だった。

正直、誇張癖の姉の言うことだけに全部は信じられないが、きっとシルモンドを探していたのだろう。
姉いわく顔は普通っぽかったらしい。
シルモンドの為にオメカシしてきたのか?…少し気の毒

シルモンドは今も丸まってぐっすりと寝てる。そして俺はこの寒空にデイリーヤマザキまでメロンパンを買いにパシッている。


 








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古時計

2009.06.05 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

いい話でもないかもしれんが

去年祖父が亡くなり、葬儀も終えて家の中が落ち着いた頃居間にあった柱時計が止まっていた
その時計は俺の親父が七五三の時に祖父が奮発して買った物で今は滅多に見ないゼンマイ式の振り子時計で一週間に一度くらいネジを巻いていた
 
ゼンマイが切れたかと思い、巻き直したが動かない
50年以上も故障無しで動き続けた柱時計が祖父と共に逝ってしまった
母親は「大きなのっぽの古時計」みたいだと言って笑ってた

古くて珍しいだけで大した値打ちもないだろうだけどそのうち時計屋に持ってって直してもらうつもり

ただ毎時0分に時間の数だけNHKのど自慢の鐘みたいのがキーンコーンとけたたましく鳴るので家族からは反対されている

まあ確かに午前0時にキンコンx12回であのクソ時計ブッ壊してやる!って思った事も度々あったけどな


 








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