都市伝説・・・奇憚・・・blog
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フルートが上手な姉の友人
2019.08.06 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
44:1:2007/03/18(日)05:11:09ID:dE36zbp20
これは去年、オレが高1だったとき
オレには大学に通う姉がいて、その姉の友達(以下M)にまつわる話
Mは吹奏楽をやっていて、フルートがめちゃくちゃ上手かったらしい
同じ東京の大学に通う姉とMは、休暇があると二人してオレの住んでいる栃木の実家まで遊びにきた。
Mは人見知りするらしく、初め会った時(そのときはオレが姉のアパートに遊びに行った)にはほとんど会話がなかった。
オレも自分が年下ということもあって、当時は敬語で挨拶する程度だったのだが、それから姉が実家に帰るごとにMを連れてきたので自然とオレもMと打ち解けて、そのうち敬語もつかわなくなっていた。
なんというか…普通の友達?位にはなった
でも一つだけ腑に落ちないことがある
Mがフルートが得意だとは出会う前から姉に聞かされていたから、仲良くなってからオレはMに
「演奏してみせてよ~」
と何度も頼んだ
しかしMはそれを拒んだ。何でも、自分は下手だし恥ずかしいとか。
でもMはコンクールにも出てるし、姉も
「Mってフルート超上手いんだよ~」
と言っていたので、下手というのは嘘か自分に自信がないだけだろと思っていた
だから家に遊びに来る度にMに聞かせてほしいな~って感じでオレは言っていた
そしてある日、ついにMは
「じゃあ今度来るときフルートも持っていくね」
と笑顔で答えた。その場面は今でも忘れない
45:2:2007/03/18(日)05:30:43ID:dE36zbp20
姉から連絡があったのはその二日後であった
Mが交通事故にあったということ。病院で意識不明の重態だということ
オレは
「まさか」
と思いつつ、不安にでその日の夜は眠れなかった
そして朝…その日は日曜だったが、不安と寝不足で疲れていたオレは2階の自分の部屋でぼーっとしていた。
まだ5時半位だろうか、いきなり1階の玄関が開くような音
親も起きていないし、第一玄関には鍵がかかっている。
でもその鍵を開ける「ガチャ」という音が聞こえない。
面倒臭えなと思いつつ、階段で下におりて行った。
そして玄関前に着いて、オレは驚いた。鍵がかかったままだ。
家の中にある扉と玄関の音なら、オレだって聞き分けられる。でも確かに2階で聞いた音は玄関の開くギィという音 今思うと不思議だったが、何故か恐怖とかは全然なかった。
そして疑問を抱きつつ、玄関から離れようとしたその瞬間だった
46:3:2007/03/18(日)06:01:06ID:dE36zbp20
もの凄い耳鳴りに襲われた。オレには微々たるものだが霊感があるらしく、よくいるはずのない人の気配を感じると同時に、キィンキィンと強烈な耳鳴りが連続的というのか、音源が遠ざかったり近づいたりする感じで、オレを襲う。
極稀にだがその気配の主を見たりもする。
その朝も同じような耳鳴りで、眩暈がしてヨロヨロと自室に戻ろうと、階段を上がる だがそのときも、恐怖がなかった。
階段を登る途中、ふと耳鳴りが止んだ それと同時に笛のような、でもそれより高くて細い小鳥の囀りの様な音がどこからか聞こえてきた。
よく聞くとその音が何かの曲を演奏しているんだと分かる。
曲名は分からないが、とても心地がよくて、心が洗われる音色で、オレは足を止めてその音に聞き入っていた。
なんというか、感動してオレの目からは涙が溢れていた。
そして曲が終わったとき、ふと後ろに…玄関から何かの気配がした。
気配がするのに耳鳴りが全然しない。オレはこういうこともあるんだなと思った
玄関から声が聞こえた。まぎれもなくMの声で
「心配かけてごめんね」
オレは全てを悟った。そして心の中で
「気にすんなって、それよりありがとな」
と答えた。すると玄関が開くと同時に
「フフ」
と微笑む声が聞こえて、気がつくと気配が消えていた。
オレは気をつけろよと言いつつも、涙が止まらなかった。
開いた玄関から気持ちいい春風が流れこんでくる 四月の朝だった
47:4:2007/03/18(日)06:24:14ID:dE36zbp20
すいません 2で「そして」って単語を連呼してしまいましたorz
これ書いたら半年ロムります ものすごい駄文ですがラスト
玄関がしまる直後、家の電話が鳴り響いた。
出てみると姉で、5時過ぎ頃にMが亡くなったとのことオレは知ってはいたが、その後自室にこもって泣いていた
恥ずかしいくらい嗚咽も吐いた 昼頃になってやっとおさまった
一週間後
姉からMについて詳しいことを聞いた。コンクールを控えたMが大学から家に帰る途中で車にひかれたこと
完全に車側の過失であったこと云々
最後に姉は
「実はM、○○(オレの名前)のこと好きだったんだよ だから休みの度に家に連れてきてたのに何で気づいてあげられなかったの」
と泣きながら怒られた
ちなみに、Mが亡くなった日の朝、親は寝室で寝ていたのだが玄関の音も、フルートの音(多分だけど)も聞こえなかったとか
今日は学校も休みだし、Mのお墓参りに行こうと思います。
思いたったついでにこの不思議な体験をここに書き込みます
長文失礼しました
48:本当にあった怖い名無し:2007/03/18(日)12:46:43ID:XCifY+UZ0
いい話のほうに行こう(ノД`)
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?161
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173951023/44-48
.
これは去年、オレが高1だったとき
オレには大学に通う姉がいて、その姉の友達(以下M)にまつわる話
Mは吹奏楽をやっていて、フルートがめちゃくちゃ上手かったらしい
同じ東京の大学に通う姉とMは、休暇があると二人してオレの住んでいる栃木の実家まで遊びにきた。
Mは人見知りするらしく、初め会った時(そのときはオレが姉のアパートに遊びに行った)にはほとんど会話がなかった。
オレも自分が年下ということもあって、当時は敬語で挨拶する程度だったのだが、それから姉が実家に帰るごとにMを連れてきたので自然とオレもMと打ち解けて、そのうち敬語もつかわなくなっていた。
なんというか…普通の友達?位にはなった
でも一つだけ腑に落ちないことがある
Mがフルートが得意だとは出会う前から姉に聞かされていたから、仲良くなってからオレはMに
「演奏してみせてよ~」
と何度も頼んだ
しかしMはそれを拒んだ。何でも、自分は下手だし恥ずかしいとか。
でもMはコンクールにも出てるし、姉も
「Mってフルート超上手いんだよ~」
と言っていたので、下手というのは嘘か自分に自信がないだけだろと思っていた
だから家に遊びに来る度にMに聞かせてほしいな~って感じでオレは言っていた
そしてある日、ついにMは
「じゃあ今度来るときフルートも持っていくね」
と笑顔で答えた。その場面は今でも忘れない
45:2:2007/03/18(日)05:30:43ID:dE36zbp20
姉から連絡があったのはその二日後であった
Mが交通事故にあったということ。病院で意識不明の重態だということ
オレは
「まさか」
と思いつつ、不安にでその日の夜は眠れなかった
そして朝…その日は日曜だったが、不安と寝不足で疲れていたオレは2階の自分の部屋でぼーっとしていた。
まだ5時半位だろうか、いきなり1階の玄関が開くような音
親も起きていないし、第一玄関には鍵がかかっている。
でもその鍵を開ける「ガチャ」という音が聞こえない。
面倒臭えなと思いつつ、階段で下におりて行った。
そして玄関前に着いて、オレは驚いた。鍵がかかったままだ。
家の中にある扉と玄関の音なら、オレだって聞き分けられる。でも確かに2階で聞いた音は玄関の開くギィという音 今思うと不思議だったが、何故か恐怖とかは全然なかった。
そして疑問を抱きつつ、玄関から離れようとしたその瞬間だった
46:3:2007/03/18(日)06:01:06ID:dE36zbp20
もの凄い耳鳴りに襲われた。オレには微々たるものだが霊感があるらしく、よくいるはずのない人の気配を感じると同時に、キィンキィンと強烈な耳鳴りが連続的というのか、音源が遠ざかったり近づいたりする感じで、オレを襲う。
極稀にだがその気配の主を見たりもする。
その朝も同じような耳鳴りで、眩暈がしてヨロヨロと自室に戻ろうと、階段を上がる だがそのときも、恐怖がなかった。
階段を登る途中、ふと耳鳴りが止んだ それと同時に笛のような、でもそれより高くて細い小鳥の囀りの様な音がどこからか聞こえてきた。
よく聞くとその音が何かの曲を演奏しているんだと分かる。
曲名は分からないが、とても心地がよくて、心が洗われる音色で、オレは足を止めてその音に聞き入っていた。
なんというか、感動してオレの目からは涙が溢れていた。
そして曲が終わったとき、ふと後ろに…玄関から何かの気配がした。
気配がするのに耳鳴りが全然しない。オレはこういうこともあるんだなと思った
玄関から声が聞こえた。まぎれもなくMの声で
「心配かけてごめんね」
オレは全てを悟った。そして心の中で
「気にすんなって、それよりありがとな」
と答えた。すると玄関が開くと同時に
「フフ」
と微笑む声が聞こえて、気がつくと気配が消えていた。
オレは気をつけろよと言いつつも、涙が止まらなかった。
開いた玄関から気持ちいい春風が流れこんでくる 四月の朝だった
47:4:2007/03/18(日)06:24:14ID:dE36zbp20
すいません 2で「そして」って単語を連呼してしまいましたorz
これ書いたら半年ロムります ものすごい駄文ですがラスト
玄関がしまる直後、家の電話が鳴り響いた。
出てみると姉で、5時過ぎ頃にMが亡くなったとのことオレは知ってはいたが、その後自室にこもって泣いていた
恥ずかしいくらい嗚咽も吐いた 昼頃になってやっとおさまった
一週間後
姉からMについて詳しいことを聞いた。コンクールを控えたMが大学から家に帰る途中で車にひかれたこと
完全に車側の過失であったこと云々
最後に姉は
「実はM、○○(オレの名前)のこと好きだったんだよ だから休みの度に家に連れてきてたのに何で気づいてあげられなかったの」
と泣きながら怒られた
ちなみに、Mが亡くなった日の朝、親は寝室で寝ていたのだが玄関の音も、フルートの音(多分だけど)も聞こえなかったとか
今日は学校も休みだし、Mのお墓参りに行こうと思います。
思いたったついでにこの不思議な体験をここに書き込みます
長文失礼しました
48:本当にあった怖い名無し:2007/03/18(日)12:46:43ID:XCifY+UZ0
いい話のほうに行こう(ノД`)
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?161
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173951023/44-48
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偶然の再会
2019.06.07 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
316:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/09/26(金)00:27:45ID:q3HgUhWmO
7ヵ月の娘に心臓の異常が見つかり、市内の病院に精密検査のため入院しました。
混合病棟だったのですが、娘の隣のベッドの患者は、なんと25年前に離婚で生き別れた私の実母でした。
当時私は2歳で、顔も温もりも覚えていません。
5歳年上の姉に色々と調べてもらい、確認も兼ねてお見舞いに来てもらったところ、やはり母は実母に間違いないと判明し、親子3人で抱き合って泣きました。
そして入院中、時間の許すかぎり、孫である私の娘も母に抱いてもらったり、あやしてもらいました。
その後、母はガンの治療上の都合で、専門の設備がある病院に転院。
娘は重度の心臓病を診断されたので、来週から大学病院に入院することになりました。
母にも家族がいるし、娘も私もまだまだ病気と闘わなきゃいけないので、今後母に会える可能性が低いです。
そう思うと、すごく貴重な再会の時間でした。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part47
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1221405430/316
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7ヵ月の娘に心臓の異常が見つかり、市内の病院に精密検査のため入院しました。
混合病棟だったのですが、娘の隣のベッドの患者は、なんと25年前に離婚で生き別れた私の実母でした。
当時私は2歳で、顔も温もりも覚えていません。
5歳年上の姉に色々と調べてもらい、確認も兼ねてお見舞いに来てもらったところ、やはり母は実母に間違いないと判明し、親子3人で抱き合って泣きました。
そして入院中、時間の許すかぎり、孫である私の娘も母に抱いてもらったり、あやしてもらいました。
その後、母はガンの治療上の都合で、専門の設備がある病院に転院。
娘は重度の心臓病を診断されたので、来週から大学病院に入院することになりました。
母にも家族がいるし、娘も私もまだまだ病気と闘わなきゃいけないので、今後母に会える可能性が低いです。
そう思うと、すごく貴重な再会の時間でした。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part47
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1221405430/316
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祖父への電話
2019.05.13 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
390:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)12:47:06ID:tPGI7ggr0
ある日、帰宅のバスに乗ってて窓から外を見ていると祖父を見かけたので、無理に降ろしてもらった。
家からはだいぶ離れた場所だった。
祖父は俺を見るなり
「無事かあ、よかった……」
と言って倒れ込んだ。
とりあえず近くのバス停(国道沿いで他に何もない)で座って話を聞いたら、
「小屋で作業(DIYの類)してたら電話かかってきたから出た。おまえが涙声で、おじいちゃん、おじいちゃんと言って電話切れたんだよ。だから誰かにさらわれたかと思って探しに来た」
と言われた。
どうやら、2時間近くもうろうろと歩き続けたらしい。びっこ引いて。
俺は
「それ悪戯電話か間違いだよ。脚悪いのにありがとう」
と言った。
30分後に来るバスを2人で待っていると、1台の車が目の前で止まった。
降りてきたのは祖父宅の、近所の中年男性だった。焦りながら、
「山本さん(祖父)ここにいたのか。探したんだよ。山本さんとこの小屋焼けたよ、火事。家はだいじょうぶだけど」
と。
びっくりしてすぐに車に乗せてもらい、帰宅。家の周りには警察やら。
意味不明な電話の後、近所のDQN高校生数名が祖父宅の隣の空地でバイクやら車をいじっていて、それで爆発が起きて小屋に引火したそうで。
突発的なことだったので、その電話がなかったら、いつもびっこ引いてる祖父は危なかった。
391:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)12:48:36ID:tPGI7ggr0
ごめん、冒頭の文章が抜けていた…
冒頭にはこれが来ます。無いとわけわからんね。
↓
大学の頃、通学時間の都合で祖父の家から通っていた。
脚の悪い祖父と二人暮らしだったが、問題なく暮らしていた。
392:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)16:01:28ID:nkznWjqe0
じいちゃんもお前さんも無事でなにより。
孫思いの優しいじいちゃんだな。
393:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)16:32:01ID:fktA5JZJ0
いい話だったなぁ~、乙
孫に優しいお爺ちゃんってのは個人的に大好きだ
394:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)19:38:25ID:QisxCg/k0
なかなかよかったぜ。
395:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)21:11:24ID:XRIUelsXO
>>394
なんかやらしい
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/390-395
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ある日、帰宅のバスに乗ってて窓から外を見ていると祖父を見かけたので、無理に降ろしてもらった。
家からはだいぶ離れた場所だった。
祖父は俺を見るなり
「無事かあ、よかった……」
と言って倒れ込んだ。
とりあえず近くのバス停(国道沿いで他に何もない)で座って話を聞いたら、
「小屋で作業(DIYの類)してたら電話かかってきたから出た。おまえが涙声で、おじいちゃん、おじいちゃんと言って電話切れたんだよ。だから誰かにさらわれたかと思って探しに来た」
と言われた。
どうやら、2時間近くもうろうろと歩き続けたらしい。びっこ引いて。
俺は
「それ悪戯電話か間違いだよ。脚悪いのにありがとう」
と言った。
30分後に来るバスを2人で待っていると、1台の車が目の前で止まった。
降りてきたのは祖父宅の、近所の中年男性だった。焦りながら、
「山本さん(祖父)ここにいたのか。探したんだよ。山本さんとこの小屋焼けたよ、火事。家はだいじょうぶだけど」
と。
びっくりしてすぐに車に乗せてもらい、帰宅。家の周りには警察やら。
意味不明な電話の後、近所のDQN高校生数名が祖父宅の隣の空地でバイクやら車をいじっていて、それで爆発が起きて小屋に引火したそうで。
突発的なことだったので、その電話がなかったら、いつもびっこ引いてる祖父は危なかった。
391:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)12:48:36ID:tPGI7ggr0
ごめん、冒頭の文章が抜けていた…
冒頭にはこれが来ます。無いとわけわからんね。
↓
大学の頃、通学時間の都合で祖父の家から通っていた。
脚の悪い祖父と二人暮らしだったが、問題なく暮らしていた。
392:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)16:01:28ID:nkznWjqe0
じいちゃんもお前さんも無事でなにより。
孫思いの優しいじいちゃんだな。
393:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)16:32:01ID:fktA5JZJ0
いい話だったなぁ~、乙
孫に優しいお爺ちゃんってのは個人的に大好きだ
394:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)19:38:25ID:QisxCg/k0
なかなかよかったぜ。
395:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/22(金)21:11:24ID:XRIUelsXO
>>394
なんかやらしい
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/390-395
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常連客
2019.04.22 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
139:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)15:32:39ID:0haOjZE10
学生時代、叔父が経営する小さな小料理屋(居酒屋)で手伝いをした。
常連客で、70代のMさんという真っ白な頭の爺様がいた。
ほぼ毎日、開店の16時くらいから24時くらいまでいる超顧客。
現役時代は物書き系の仕事をしてためか、ちょっとクセがあり、他の常連客は一線を引いていた(挨拶程度のみ)。
3年くらい前に奥さん(子供はいない)が亡くなってから、ほぼ毎日通ってくれているんだそうで、叔父も大切にしていた。
そんなMさんはいつも特等席のカウンター奥で1人でチビチビ飲んでいた。
なんとなくちょっとかわいそうで、俺はわりと話しかけていた。
仲良くなると意外とおもしろく、古く興味深い話なんかも聞けるので、俺はいつのまにか自然と「Mさん担当」みたいな役割になっていた。
Mさんがある日を境に、急に来なくなった。叔父は気にしながらも、
「Mさん、携帯もってないし、自宅番号も知らんから連絡とれない。そういえば、前にも急に来なくなったことあったなあ。なんだか隣に座った客が気に入らないとかが理由だったかな。ちょっと変わった感じの人だから、ほとぼり覚めたらまた来るだろ。病気とかっていう話は聞いてないからだいじょうぶだと思う」
と。
叔父からしても、他の客がいない時間帯の話し相手なので態度にはあまり出さないがかなり気にかけていたようだった。
140:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)15:33:14ID:0haOjZE10
ある日の開店直後、叔父に買い物を頼まれたので近所のスーパーへ。
戻ってきたときにチャリを置いてる最中、
「お客さんいるかな」
という感じでなにげに店内をチラっと見てみた。
カウンター奥にMさんの姿がいたので、ああ久々だなと。
しかし店内へ入ったら、叔父しかいなかった。
あれ?と思い、
「叔父さん、Mさん来てないの?」
と。
すると叔父は
「は?まだ誰も来てないよ。なんで?」
と真顔で。
今、外から見えたということを話すと、叔父に、
「誰か通り過ぎた爺さんでも硝子に映って見えたんだろ~」
と言われた。
俺は、
「いやたしかにMさんだった」
とは思ったが、放置。
それから約2週間後の午後。
叔父から
「すぐ店に来い」
と突然の電話。
急いで行くと、開店準備中の店内には叔父と60歳くらいの女性がいた。
誰だこの人?と思ったら、その女性は、Mさんの妹さんだそうな。
時々、1人で暮らすMさんを心配して家に行くそうで、1ヶ月ほど前に家を尋ねたときにMさんが倒れていたとか。
それでMさんはそのまま入院して息を引き取ったと。
その後、妹さんが遺品整理をしていたら日記が出てきて、それを読んでいたら、店で飲んでることばっか書いてたらしい。
それで妹さんが店を探して電話をかけて、挨拶に来たということだった。
日記は少しだけ読ませていただいたが、叔父や俺や、数少ない仲の良い客と何を話して楽しかったとか。
俺のことはけっこう書いてあったので、読んでいて涙が出た。
141:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)15:34:01ID:0haOjZE10
その日さすがに店は休んで、チビチビと2人で飲んでいた。
少し前に俺が見たMさんを、
「死ぬ前に来てたのかな」
などと話していた。
酔った叔父は、
「Mさんの特等席は半永久的に使うのやめるか!3年間毎日通った皆勤賞だ!」
と言い出したので賛成した。
そして叔父は「予約席ーRESERVED」のプレートを買ってきて置き始めた。
事情を知っている常連客の人は、その席にリンゴを持ってきたりしていた。
以後、叔父の店には不思議なことがたまにある。
叔父が大好きな演歌歌手や大好きな元プロ野球選手が突然訪れた。
急に雑誌で
「飲み屋だが飯が激ウマ」
と紹介されたこともあり、それが原因で客足が増え、昼間の営業を再開することとなった。
(以前、昼営業をやった時期があったが、客入りが悪くてやめた)
最近、俺が客として久々顔を出したときのこと。
若い、子供連れの新しい常連客らしいご夫婦がいた。
まだ4歳くらいの娘さんがカウンターの奥を指さして突然、
「そこに頭の白いおじさんがいるよ!」
と言い出した。
母親があわてて
「すいませんこの子時々へんなこと言うんです」
と苦笑いで謝っていたら、叔父が
「どんな人なの?」
と聞いた。
小さい子は
「頭が白くてね、こっち見て笑ってるよ」
と言った。
叔父と俺は目を合わせた。俺は鳥肌がたったが、怖くはなかった。
叔父は
「頭真っ白っていったらMさんしかいないよな!今そこか、へへへ」
と。
すると一瞬、店内の薄暗くしてある電気がブワーっと光が強く、明るくなり、すぐにまた薄暗くなった。
叔父は嬉しいんだか怖いのを隠しているのかわからんけどひたすら
「んへへ、へへっ」
とだけ笑っていた。
それから叔父は店の片隅に、店内で撮ったMさんの写真をさりげなく置き、
開店前には手を合わせて
「今日もよろしく」
と言っています。
143:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)16:23:08ID:PpHSr96q0
たとえ作り話でも、ええ話や~
145:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)16:56:45ID:uODaJi6L0
いい話だった
死後、守り神になったみたいだな
146:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)18:48:41ID:/Iv1PooDO
いい話だね。
147:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)20:33:39ID:No1gAaWx0
ちょっと泣けたぞ。乙(つд∩)
152:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)22:31:10ID:/6Ycrqdt0
>>139-141
座敷童みたいなお爺さんさんだなw
ええ話を有難う
176:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/06(水)20:24:21ID:C4R3ZUJW0
>>139-141
いい話だな~。そういう体験もしてみたい・・・。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/139-176
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学生時代、叔父が経営する小さな小料理屋(居酒屋)で手伝いをした。
常連客で、70代のMさんという真っ白な頭の爺様がいた。
ほぼ毎日、開店の16時くらいから24時くらいまでいる超顧客。
現役時代は物書き系の仕事をしてためか、ちょっとクセがあり、他の常連客は一線を引いていた(挨拶程度のみ)。
3年くらい前に奥さん(子供はいない)が亡くなってから、ほぼ毎日通ってくれているんだそうで、叔父も大切にしていた。
そんなMさんはいつも特等席のカウンター奥で1人でチビチビ飲んでいた。
なんとなくちょっとかわいそうで、俺はわりと話しかけていた。
仲良くなると意外とおもしろく、古く興味深い話なんかも聞けるので、俺はいつのまにか自然と「Mさん担当」みたいな役割になっていた。
Mさんがある日を境に、急に来なくなった。叔父は気にしながらも、
「Mさん、携帯もってないし、自宅番号も知らんから連絡とれない。そういえば、前にも急に来なくなったことあったなあ。なんだか隣に座った客が気に入らないとかが理由だったかな。ちょっと変わった感じの人だから、ほとぼり覚めたらまた来るだろ。病気とかっていう話は聞いてないからだいじょうぶだと思う」
と。
叔父からしても、他の客がいない時間帯の話し相手なので態度にはあまり出さないがかなり気にかけていたようだった。
140:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)15:33:14ID:0haOjZE10
ある日の開店直後、叔父に買い物を頼まれたので近所のスーパーへ。
戻ってきたときにチャリを置いてる最中、
「お客さんいるかな」
という感じでなにげに店内をチラっと見てみた。
カウンター奥にMさんの姿がいたので、ああ久々だなと。
しかし店内へ入ったら、叔父しかいなかった。
あれ?と思い、
「叔父さん、Mさん来てないの?」
と。
すると叔父は
「は?まだ誰も来てないよ。なんで?」
と真顔で。
今、外から見えたということを話すと、叔父に、
「誰か通り過ぎた爺さんでも硝子に映って見えたんだろ~」
と言われた。
俺は、
「いやたしかにMさんだった」
とは思ったが、放置。
それから約2週間後の午後。
叔父から
「すぐ店に来い」
と突然の電話。
急いで行くと、開店準備中の店内には叔父と60歳くらいの女性がいた。
誰だこの人?と思ったら、その女性は、Mさんの妹さんだそうな。
時々、1人で暮らすMさんを心配して家に行くそうで、1ヶ月ほど前に家を尋ねたときにMさんが倒れていたとか。
それでMさんはそのまま入院して息を引き取ったと。
その後、妹さんが遺品整理をしていたら日記が出てきて、それを読んでいたら、店で飲んでることばっか書いてたらしい。
それで妹さんが店を探して電話をかけて、挨拶に来たということだった。
日記は少しだけ読ませていただいたが、叔父や俺や、数少ない仲の良い客と何を話して楽しかったとか。
俺のことはけっこう書いてあったので、読んでいて涙が出た。
141:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)15:34:01ID:0haOjZE10
その日さすがに店は休んで、チビチビと2人で飲んでいた。
少し前に俺が見たMさんを、
「死ぬ前に来てたのかな」
などと話していた。
酔った叔父は、
「Mさんの特等席は半永久的に使うのやめるか!3年間毎日通った皆勤賞だ!」
と言い出したので賛成した。
そして叔父は「予約席ーRESERVED」のプレートを買ってきて置き始めた。
事情を知っている常連客の人は、その席にリンゴを持ってきたりしていた。
以後、叔父の店には不思議なことがたまにある。
叔父が大好きな演歌歌手や大好きな元プロ野球選手が突然訪れた。
急に雑誌で
「飲み屋だが飯が激ウマ」
と紹介されたこともあり、それが原因で客足が増え、昼間の営業を再開することとなった。
(以前、昼営業をやった時期があったが、客入りが悪くてやめた)
最近、俺が客として久々顔を出したときのこと。
若い、子供連れの新しい常連客らしいご夫婦がいた。
まだ4歳くらいの娘さんがカウンターの奥を指さして突然、
「そこに頭の白いおじさんがいるよ!」
と言い出した。
母親があわてて
「すいませんこの子時々へんなこと言うんです」
と苦笑いで謝っていたら、叔父が
「どんな人なの?」
と聞いた。
小さい子は
「頭が白くてね、こっち見て笑ってるよ」
と言った。
叔父と俺は目を合わせた。俺は鳥肌がたったが、怖くはなかった。
叔父は
「頭真っ白っていったらMさんしかいないよな!今そこか、へへへ」
と。
すると一瞬、店内の薄暗くしてある電気がブワーっと光が強く、明るくなり、すぐにまた薄暗くなった。
叔父は嬉しいんだか怖いのを隠しているのかわからんけどひたすら
「んへへ、へへっ」
とだけ笑っていた。
それから叔父は店の片隅に、店内で撮ったMさんの写真をさりげなく置き、
開店前には手を合わせて
「今日もよろしく」
と言っています。
143:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)16:23:08ID:PpHSr96q0
たとえ作り話でも、ええ話や~
145:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)16:56:45ID:uODaJi6L0
いい話だった
死後、守り神になったみたいだな
146:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)18:48:41ID:/Iv1PooDO
いい話だね。
147:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)20:33:39ID:No1gAaWx0
ちょっと泣けたぞ。乙(つд∩)
152:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/05(火)22:31:10ID:/6Ycrqdt0
>>139-141
座敷童みたいなお爺さんさんだなw
ええ話を有難う
176:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/08/06(水)20:24:21ID:C4R3ZUJW0
>>139-141
いい話だな~。そういう体験もしてみたい・・・。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/139-176
.
痴呆老人の徘徊かと思ったら
2019.04.19 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
987:本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火)23:51:25ID:6H5bzBq20
高校3年の夏休み。すでに進路が決まっていた。
ちょうど父が長期出張中ということもあり、なんだかんだでほぼ毎日、夜中に遊びに出かけていた。
遊ぶといっても友達が集まってだらだらするだけだが、母はもちろん心配していた。
家では小言三昧。
ある日、晩飯時に年上の友達から電話がきた(携帯が普及してない時代)。
友達は
「バイト終わったら数名でカラオケ行くからおまえも来いよ」
と。
電話を切ると母が
「あんた、今日もまた夜出かけるの?こっちは心配して寝れないことだってあるんだから!」
と。
母は時折ヒステリックになる人なので、俺は、
「あー、ヒステリー嫌だ嫌だ」
みたいな感じで無視。自室へこもった。
24時。母の部屋の電気が消えているのを確認して、こっそり玄関へ向かった。
うちは古い家で、当時の玄関は木に硝子がはめ込まれているだけなんだけど、暗い中でサンダルを探していたら、玄関の向こうに誰かがいるのが見えた。
「え?こんな時間に誰?」
と思ってよく見ると、背の低い老人男性だった。
「まさか近所のボケたじいさんでも夜中に徘徊してるのか?」
と思ったが、俺が外へ出て対応すると、母が起きてくるだろうと考えたので、とりあえず玄関に腰を降ろしてちょっと様子を見てみることにした。
988:本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火)23:53:28ID:6H5bzBq20
座りながらサンダルへ手を伸ばした時、ちょっとだけ目を離した。
次の瞬間、老人男性はいなくなっていた。ものの2.3秒で。
「ん?こええなー。徘徊老人だろあれ」
と思いながらサンダルを履いた。
そこから立ち上がろうとしたら、目の前にその老人が立っていた。
なんともいえない表情で俺のことをじっと見ている。
怖い感じではなく、どちらかというと油すましみたいな。
そこで俺は
「ひゃっ!」
みたいな感じでスッ転んでしまった。
もしかしたら声すら出ていなかったかもしれない。
転んでからまた老人を見たら、もうそこにはいなかった。
俺は玄関から、もちろん脱兎のごとく逃げ出した。
結局朝まで部屋から出ることはなかった。いつの間にか寝ていた。
朝、母が俺の部屋を換気しようといきなり入ってきて目が覚めた。
「あれ!あんたいたの?夜遊びは中止にでもなったの?」
と。
それで
「やべえ、電話してねえや俺」
と気がつき、1人暮らしの友達宅へ電話をした。何回かかけたが出る事はなかった。
その日は1人で玄関を通る気にはなれず、しかも家に1人ってのも嫌だったので、ひさしぶりに母と買い物へ出かけることにした。
母は
「いつも荷物持ちしてくれたらラクだわ~」
とか言ってたが俺の頭の中は
「あのじいさんは何?」
でいっぱいだった。
買い物から戻った頃、電話が一本かかってきた。
友達の、そのまた友達から。
一度だけ面識があったので、何の用だろうかと。
すると、昨夜約束していた友達は朝方、繁華街でチンピラみたいなのに絡まれて喧嘩になってしまい、結局病院送りにされてしまったとか。
それを聞いて、
「あのじいさんのおかげで助かったのか俺?」
と。
友達は1週間弱で退院したんだが、なんとなくそれきり疎遠になった。
俺は夜中に出かけるのを自重するようにした。いろいろと怖い。
989:本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火)23:54:21ID:6H5bzBq20
それからちょっとしてお盆時期になった。
暇をもてあましているので母の実家へ行くことにした。
小5から高3の夏休み直前まで部活で忙しかったので、母の実家へ行くことは7年ぶりくらいだった。
すごい田舎の母の実家へ到着して、懐かしくて家の中を回った。
田舎だから座敷が広い。3つ連なりなんだけど、そのうちの1つに仏壇がある。
そこの部屋のふすまの上には、親族の写真が額縁で飾ってあった。
「あー懐かしいなこれ。見た記憶あるわ」
と思いながら眺めていたら、その中に、あの老人男性がいた。鳥肌がたった。
母を急いで呼んできて、
「ちょっと!この人は誰?」
と聞くと、
「私のおじいちゃんだよ。あんたのひいおじいちゃん。私おじいちゃん大好きだったのよ~」
と。
一瞬で嫌な汗がぶわーっと出たんだけど、それでわかった。
ああ、ひいじいちゃんは俺を守ってくれたんだ、と。
その夜、玄関での出来事を母に話したら、母は、
「あんたを守ったんじゃなくて、私を大事に思ってるのよ。あんたが私の言うこと聞かないから怒りに出てきたのよ~」
と。
まあどちらでもいいんだけど、以後はなるべく母の実家へちょくちょく行って、写真に挨拶するようにしています。
終わり
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part45
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1213858874/987-989
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高校3年の夏休み。すでに進路が決まっていた。
ちょうど父が長期出張中ということもあり、なんだかんだでほぼ毎日、夜中に遊びに出かけていた。
遊ぶといっても友達が集まってだらだらするだけだが、母はもちろん心配していた。
家では小言三昧。
ある日、晩飯時に年上の友達から電話がきた(携帯が普及してない時代)。
友達は
「バイト終わったら数名でカラオケ行くからおまえも来いよ」
と。
電話を切ると母が
「あんた、今日もまた夜出かけるの?こっちは心配して寝れないことだってあるんだから!」
と。
母は時折ヒステリックになる人なので、俺は、
「あー、ヒステリー嫌だ嫌だ」
みたいな感じで無視。自室へこもった。
24時。母の部屋の電気が消えているのを確認して、こっそり玄関へ向かった。
うちは古い家で、当時の玄関は木に硝子がはめ込まれているだけなんだけど、暗い中でサンダルを探していたら、玄関の向こうに誰かがいるのが見えた。
「え?こんな時間に誰?」
と思ってよく見ると、背の低い老人男性だった。
「まさか近所のボケたじいさんでも夜中に徘徊してるのか?」
と思ったが、俺が外へ出て対応すると、母が起きてくるだろうと考えたので、とりあえず玄関に腰を降ろしてちょっと様子を見てみることにした。
988:本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火)23:53:28ID:6H5bzBq20
座りながらサンダルへ手を伸ばした時、ちょっとだけ目を離した。
次の瞬間、老人男性はいなくなっていた。ものの2.3秒で。
「ん?こええなー。徘徊老人だろあれ」
と思いながらサンダルを履いた。
そこから立ち上がろうとしたら、目の前にその老人が立っていた。
なんともいえない表情で俺のことをじっと見ている。
怖い感じではなく、どちらかというと油すましみたいな。
そこで俺は
「ひゃっ!」
みたいな感じでスッ転んでしまった。
もしかしたら声すら出ていなかったかもしれない。
転んでからまた老人を見たら、もうそこにはいなかった。
俺は玄関から、もちろん脱兎のごとく逃げ出した。
結局朝まで部屋から出ることはなかった。いつの間にか寝ていた。
朝、母が俺の部屋を換気しようといきなり入ってきて目が覚めた。
「あれ!あんたいたの?夜遊びは中止にでもなったの?」
と。
それで
「やべえ、電話してねえや俺」
と気がつき、1人暮らしの友達宅へ電話をした。何回かかけたが出る事はなかった。
その日は1人で玄関を通る気にはなれず、しかも家に1人ってのも嫌だったので、ひさしぶりに母と買い物へ出かけることにした。
母は
「いつも荷物持ちしてくれたらラクだわ~」
とか言ってたが俺の頭の中は
「あのじいさんは何?」
でいっぱいだった。
買い物から戻った頃、電話が一本かかってきた。
友達の、そのまた友達から。
一度だけ面識があったので、何の用だろうかと。
すると、昨夜約束していた友達は朝方、繁華街でチンピラみたいなのに絡まれて喧嘩になってしまい、結局病院送りにされてしまったとか。
それを聞いて、
「あのじいさんのおかげで助かったのか俺?」
と。
友達は1週間弱で退院したんだが、なんとなくそれきり疎遠になった。
俺は夜中に出かけるのを自重するようにした。いろいろと怖い。
989:本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火)23:54:21ID:6H5bzBq20
それからちょっとしてお盆時期になった。
暇をもてあましているので母の実家へ行くことにした。
小5から高3の夏休み直前まで部活で忙しかったので、母の実家へ行くことは7年ぶりくらいだった。
すごい田舎の母の実家へ到着して、懐かしくて家の中を回った。
田舎だから座敷が広い。3つ連なりなんだけど、そのうちの1つに仏壇がある。
そこの部屋のふすまの上には、親族の写真が額縁で飾ってあった。
「あー懐かしいなこれ。見た記憶あるわ」
と思いながら眺めていたら、その中に、あの老人男性がいた。鳥肌がたった。
母を急いで呼んできて、
「ちょっと!この人は誰?」
と聞くと、
「私のおじいちゃんだよ。あんたのひいおじいちゃん。私おじいちゃん大好きだったのよ~」
と。
一瞬で嫌な汗がぶわーっと出たんだけど、それでわかった。
ああ、ひいじいちゃんは俺を守ってくれたんだ、と。
その夜、玄関での出来事を母に話したら、母は、
「あんたを守ったんじゃなくて、私を大事に思ってるのよ。あんたが私の言うこと聞かないから怒りに出てきたのよ~」
と。
まあどちらでもいいんだけど、以後はなるべく母の実家へちょくちょく行って、写真に挨拶するようにしています。
終わり
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part45
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1213858874/987-989
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