都市伝説・・・奇憚・・・blog
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夢ならいいか
2014.03.28 (Fri) | Category : 人を信じすぎる人へ
770 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 16:56:15 ID:lhSjjGpm0
読みにくかったらゴメンネ。
私は少しだけ霊感がある。
と言ってもいつも見える訳ではなくて、大体が(何かがいる)ぐらいに感じる程度。
でも結構、感度はいい。
そんな私が高校生の時の出来事。
私は普段から寝つきが良いほうじゃなくて、その日もいつものように布団の中でモゾモゾ奮闘してた。
ふと時計を見ると2時半過ぎ、
(うわ~、明日起きらんねぇよ~)
とか思ってた時、隣の弟の部屋のドアが開く音がした。
便所か?と思ったけど、ドアのすぐ外でなんかムニャムニャ言ってたのでどうやら寝ぼけてるらしい。
戻してやろうかとも思ったけどめんどいので放って置いた。
すると弟は相変わらずムニャムニャ言いながら器用なことに私の部屋に入ってきた。
(ったく・・しょうがねぇやつだな・・)
ベッドの上に座りなおし弟に声をかけようとした瞬間
ガツッ!
「うおっ!」
弟は何かを私に向かって振り下ろしてきた。
とっさの事だったが運よくかわし(今思えば我ながらよくかわせたなと思う)、
後ろの壁に当たって鈍い音を立てた物を見ると、なんと裁断バサミ!
弟はすぐに第二撃を繰り出そうとしている。
「オメーなにしてんだよ!!」
771 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 16:56:48 ID:lhSjjGpm0
私は叫んで振り下ろされようとしている腕をなんとか掴んだ。
その拍子に初めて今まで暗闇でよく見えなかった弟の顔が見えた。
・・・白目を剥いていた。
同時に何を言ってるのか少し聞き取れた。
「・・今まで・・・に許せない・・・・殺すまで・・・なのに・・・・」
まあぶっちゃけるとほとんど何言ってるのか分からなかった。
少なくともいいことは言ってない。
(こいつ何かに憑かれてる?)
そう思いなんとか弟を組み敷いて(憑かれたときによくある力が異常に強いというのはなかった)、目を覚ますために2・3発ぶん殴ってみるかと思った時、急に部屋の電気が点いた。振り返るとお袋が物音で目が覚めたらしく、
「なにやってんのあんたらは!!」
私は
「いや、こいつ(弟)の様子がおかしいんだよ」
と言って再び弟に目を落とすとなんと安らかな寝顔に戻っている!
とりあえず起こして話を聞くと恐ろしいことが判明した。
なんと弟は事の最中に意識があり、あろう事か夢だと思っていたと言う。
でも勝手に体が動いちゃうしどうせ夢だしまあいいやとか思っていたらしい。私は唖然とした。
(え?夢だからって兄貴を殺しそうになってまあいいやってどういうこと?
しかも実際は夢じゃねぇしあなた一歩間違えたら殺人犯ですよ?)
772 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 16:57:22 ID:lhSjjGpm0
弟も流石に手に持っていたハサミを見て青くなってたけど結局寝ぼけただけなのか、何かが憑いていたのか、もしなにかが憑いていたとしたらそれは何だったのか等疑問は残るが真相は分からない。
後日談もない。しかし私はそれ以来、霊とかじゃなく弟が怖くて仕方がない。
あの日あいつはあいつの意思で私を殺そうとしていたとも考えられるから。
なぜならあの出来事の間、私は一度も霊的な気配を感じてないんだよね。
読みにくかったらゴメンネ。
私は少しだけ霊感がある。
と言ってもいつも見える訳ではなくて、大体が(何かがいる)ぐらいに感じる程度。
でも結構、感度はいい。
そんな私が高校生の時の出来事。
私は普段から寝つきが良いほうじゃなくて、その日もいつものように布団の中でモゾモゾ奮闘してた。
ふと時計を見ると2時半過ぎ、
(うわ~、明日起きらんねぇよ~)
とか思ってた時、隣の弟の部屋のドアが開く音がした。
便所か?と思ったけど、ドアのすぐ外でなんかムニャムニャ言ってたのでどうやら寝ぼけてるらしい。
戻してやろうかとも思ったけどめんどいので放って置いた。
すると弟は相変わらずムニャムニャ言いながら器用なことに私の部屋に入ってきた。
(ったく・・しょうがねぇやつだな・・)
ベッドの上に座りなおし弟に声をかけようとした瞬間
ガツッ!
「うおっ!」
弟は何かを私に向かって振り下ろしてきた。
とっさの事だったが運よくかわし(今思えば我ながらよくかわせたなと思う)、
後ろの壁に当たって鈍い音を立てた物を見ると、なんと裁断バサミ!
弟はすぐに第二撃を繰り出そうとしている。
「オメーなにしてんだよ!!」
771 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 16:56:48 ID:lhSjjGpm0
私は叫んで振り下ろされようとしている腕をなんとか掴んだ。
その拍子に初めて今まで暗闇でよく見えなかった弟の顔が見えた。
・・・白目を剥いていた。
同時に何を言ってるのか少し聞き取れた。
「・・今まで・・・に許せない・・・・殺すまで・・・なのに・・・・」
まあぶっちゃけるとほとんど何言ってるのか分からなかった。
少なくともいいことは言ってない。
(こいつ何かに憑かれてる?)
そう思いなんとか弟を組み敷いて(憑かれたときによくある力が異常に強いというのはなかった)、目を覚ますために2・3発ぶん殴ってみるかと思った時、急に部屋の電気が点いた。振り返るとお袋が物音で目が覚めたらしく、
「なにやってんのあんたらは!!」
私は
「いや、こいつ(弟)の様子がおかしいんだよ」
と言って再び弟に目を落とすとなんと安らかな寝顔に戻っている!
とりあえず起こして話を聞くと恐ろしいことが判明した。
なんと弟は事の最中に意識があり、あろう事か夢だと思っていたと言う。
でも勝手に体が動いちゃうしどうせ夢だしまあいいやとか思っていたらしい。私は唖然とした。
(え?夢だからって兄貴を殺しそうになってまあいいやってどういうこと?
しかも実際は夢じゃねぇしあなた一歩間違えたら殺人犯ですよ?)
772 本当にあった怖い名無し sage 2005/05/21(土) 16:57:22 ID:lhSjjGpm0
弟も流石に手に持っていたハサミを見て青くなってたけど結局寝ぼけただけなのか、何かが憑いていたのか、もしなにかが憑いていたとしたらそれは何だったのか等疑問は残るが真相は分からない。
後日談もない。しかし私はそれ以来、霊とかじゃなく弟が怖くて仕方がない。
あの日あいつはあいつの意思で私を殺そうとしていたとも考えられるから。
なぜならあの出来事の間、私は一度も霊的な気配を感じてないんだよね。
神に愛されるという事
2014.03.26 (Wed) | Category : 人を信じすぎる人へ
239 :1:2008/02/24(日) 09:54:50 ID:7HEfDi1a0
私も占い師に「長生きできんね」と言われたことある。
理由も聞いた。
「あんた、大陸に行ったことあるだろう?そこで憑かれたんだと思うけど、悪霊なんてもんじゃない。神に近いから、まず払えないし、どこに行っても障ることを恐れて何もできないよ」
とか。
確かに、仕事で中国に数年住んでいた。
「まあ、日本にいる限り、息子さんが成人するまでは持つよ。あんたの背後に白狐が見える。これが強いし、あんたの家系、将門信仰してる者がいるからね。お祖父様お祖母さまに感謝することだ。・・・それと、叔母さんかな?修道院にいる人もいるねえ。彼女も遠くからあなたを守っているよ。・・・でも、あと数年だね」
息子、もう15歳なんですが。あと5年でこの世とさよなら?それを何故断言できる?
私の不審そうな顔に、占い師は続けた。
「あんた、過去に手の筋切って何かできなくなってない?」
確かに。
ジャズピアノをやっていてそこそこ仕事もあったが、交通事故の後遺症で今、左手があまり動かず、ピアノなんてもうとても無理な状態である。
(続きは『続きを読む』をクリック)
(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
私も占い師に「長生きできんね」と言われたことある。
理由も聞いた。
「あんた、大陸に行ったことあるだろう?そこで憑かれたんだと思うけど、悪霊なんてもんじゃない。神に近いから、まず払えないし、どこに行っても障ることを恐れて何もできないよ」
とか。
確かに、仕事で中国に数年住んでいた。
「まあ、日本にいる限り、息子さんが成人するまでは持つよ。あんたの背後に白狐が見える。これが強いし、あんたの家系、将門信仰してる者がいるからね。お祖父様お祖母さまに感謝することだ。・・・それと、叔母さんかな?修道院にいる人もいるねえ。彼女も遠くからあなたを守っているよ。・・・でも、あと数年だね」
息子、もう15歳なんですが。あと5年でこの世とさよなら?それを何故断言できる?
私の不審そうな顔に、占い師は続けた。
「あんた、過去に手の筋切って何かできなくなってない?」
確かに。
ジャズピアノをやっていてそこそこ仕事もあったが、交通事故の後遺症で今、左手があまり動かず、ピアノなんてもうとても無理な状態である。
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(※白さんからの投稿です。ありがとうございました)
TPOって大切よね
2014.03.26 (Wed) | Category : 人を信じすぎる人へ
723 本当にあった怖い名無し 2005/05/21(土) 11:46:39 ID:rOF8AFj10
大学生の頃、友人3人(A,B,C)とCの家の近くにある有名な心霊スポットに胆試しに行くことになった。
その心霊スポットとはある画家の廃墟になったアトリエでした。
なんでも、うまく絵がかけなくて、気が狂って自殺したそうです。
午後8時に現地(廃墟の隣にある駐車場)集合することになり、僕はAとBと一緒に僕の車で現地に向かい、Cだけは 近いということで自転車で向かうことになりました。僕たち3人は現地に午後7時半に着きました。
そしたら、いたずら好きのBがニヤリと笑って
「Cを脅かしてやろうぜ!」
といい、僕とAはそれに賛同しました。
Aが
「でも、どうやって脅かす?」
って言ったらBが
「いい考えがある!ちょっと廃墟のアトリエで準備してくる」
と言ったので、僕が
「でも大丈夫か?廃墟はやめたほうがいいよ」
といいましたが、Bが
「お前は怖がりだなぁ」
って馬鹿にしたのでそれ以上は止めませんでした。Aが
「7時50分までは戻ってこいよ。Cが来てしまうから」
というとBは
「わかってる、わかってる」
といって廃墟の中に入って行きました。
とりあえず、Aと僕は近くの物陰に隠れて待つことにしました。
何分たったでしょうか、僕は異変に気づき始めました。背筋のあたりが急に寒くなってきたのです。
なぜだか分かりませんが足が震え始めました。Aに
「いやな予感がする」
といったら、Aも
「お前もか・・・」
と青白い顔をしてこちらを見ました。僕は
「やばいぜ、Bが戻ってきたらCを待って一旦引き上げよう」
といいました。
7時50分になりました。Bは戻ってきません。と同時にCがやって来ました。事情を全部Cに話しました。
そしたらCは
「どうして一人で行かせたんだよ!」
とカンカンに怒っています。とりあえず、3人で8時まで待つことにしました。
さっきよりさらに背筋にゾワゾワするものを感じてきました。
いつの間にか8時20分になってました。Cが
「もう限界だ、中に入ろう!」
といったので
724 本当にあった怖い名無し 2005/05/21(土) 11:47:27 ID:rOF8AFj10
3人で廃墟のアトリエに入ることし決めたそのとき、廃墟のドアがゆっくり開きました。Bか?
と思いましたが、そこに立っていたのは白装束で髪が長く、血だらけの顔で右手には包丁、そして左手にはよく見えないがおそらくはBの生首!!を持っている人が立っていました。
僕たち3人は悲鳴を上げ全力で駐車場のほうへ走りました。
後ろを振り返ると首は落としたのか、包丁だけもった人が追いかけてきます。
なんとか僕たち3人は車に逃げ込み、エンジンをかけて車を発車させました。
しかし、その血だらけ男はその瞬間に追いつき、車にしがみついてきました。怖くなって、スピードを上げ、左右にハンドルを切ったら、その男は振り落とされ、どうやら岩で頭をぶつけたようで、それ以上は追ってきませんでした。とにかく逃げ切った僕たち3人はそのまま警察に行き、Bが殺されたことを警察に伝えました。
次の日、Bの遺体が見つかったそうです。しかし、なぜか首はついてました。
そして、なぜか、顔には赤い絵の具が塗ってあり白いシーツを身にまとっていたそうです。
近くにBの似顔絵が落ちてありました。
そして、硬いものに頭をぶつけたのが死因だそうです。
大学生の頃、友人3人(A,B,C)とCの家の近くにある有名な心霊スポットに胆試しに行くことになった。
その心霊スポットとはある画家の廃墟になったアトリエでした。
なんでも、うまく絵がかけなくて、気が狂って自殺したそうです。
午後8時に現地(廃墟の隣にある駐車場)集合することになり、僕はAとBと一緒に僕の車で現地に向かい、Cだけは 近いということで自転車で向かうことになりました。僕たち3人は現地に午後7時半に着きました。
そしたら、いたずら好きのBがニヤリと笑って
「Cを脅かしてやろうぜ!」
といい、僕とAはそれに賛同しました。
Aが
「でも、どうやって脅かす?」
って言ったらBが
「いい考えがある!ちょっと廃墟のアトリエで準備してくる」
と言ったので、僕が
「でも大丈夫か?廃墟はやめたほうがいいよ」
といいましたが、Bが
「お前は怖がりだなぁ」
って馬鹿にしたのでそれ以上は止めませんでした。Aが
「7時50分までは戻ってこいよ。Cが来てしまうから」
というとBは
「わかってる、わかってる」
といって廃墟の中に入って行きました。
とりあえず、Aと僕は近くの物陰に隠れて待つことにしました。
何分たったでしょうか、僕は異変に気づき始めました。背筋のあたりが急に寒くなってきたのです。
なぜだか分かりませんが足が震え始めました。Aに
「いやな予感がする」
といったら、Aも
「お前もか・・・」
と青白い顔をしてこちらを見ました。僕は
「やばいぜ、Bが戻ってきたらCを待って一旦引き上げよう」
といいました。
7時50分になりました。Bは戻ってきません。と同時にCがやって来ました。事情を全部Cに話しました。
そしたらCは
「どうして一人で行かせたんだよ!」
とカンカンに怒っています。とりあえず、3人で8時まで待つことにしました。
さっきよりさらに背筋にゾワゾワするものを感じてきました。
いつの間にか8時20分になってました。Cが
「もう限界だ、中に入ろう!」
といったので
724 本当にあった怖い名無し 2005/05/21(土) 11:47:27 ID:rOF8AFj10
3人で廃墟のアトリエに入ることし決めたそのとき、廃墟のドアがゆっくり開きました。Bか?
と思いましたが、そこに立っていたのは白装束で髪が長く、血だらけの顔で右手には包丁、そして左手にはよく見えないがおそらくはBの生首!!を持っている人が立っていました。
僕たち3人は悲鳴を上げ全力で駐車場のほうへ走りました。
後ろを振り返ると首は落としたのか、包丁だけもった人が追いかけてきます。
なんとか僕たち3人は車に逃げ込み、エンジンをかけて車を発車させました。
しかし、その血だらけ男はその瞬間に追いつき、車にしがみついてきました。怖くなって、スピードを上げ、左右にハンドルを切ったら、その男は振り落とされ、どうやら岩で頭をぶつけたようで、それ以上は追ってきませんでした。とにかく逃げ切った僕たち3人はそのまま警察に行き、Bが殺されたことを警察に伝えました。
次の日、Bの遺体が見つかったそうです。しかし、なぜか首はついてました。
そして、なぜか、顔には赤い絵の具が塗ってあり白いシーツを身にまとっていたそうです。
近くにBの似顔絵が落ちてありました。
そして、硬いものに頭をぶつけたのが死因だそうです。
嘘をつきながら喋る(2014.03.29修正)
2014.03.24 (Mon) | Category : 人を信じすぎる人へ
179 本当にあった怖い名無しsage 2007/09/23(日) 22:56:00 ID:1zdreh4Z0
既出だったらスマソ、投下します。
今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、いつものように僕の部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。
今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。
そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。
くだらないゲームだ。
だけど、そのくだらなさが良かった。
トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。
初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。
僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、背中に水子は背負っている。
どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ、楽しい。
そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。
そいつは、ちびり、とビールを舐めると申し訳なさそうにこう言った。
「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ、作り話をするよ」
「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」
「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」
そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。
どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。
ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。
しばらく呆然としながら状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。
(続きは『続きを読む』をクリック)
(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
既出だったらスマソ、投下します。
今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、いつものように僕の部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。
今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。
そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。
くだらないゲームだ。
だけど、そのくだらなさが良かった。
トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。
初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。
僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、背中に水子は背負っている。
どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ、楽しい。
そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。
そいつは、ちびり、とビールを舐めると申し訳なさそうにこう言った。
「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ、作り話をするよ」
「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」
「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」
そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。
どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。
ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。
しばらく呆然としながら状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。
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